JP2003296339A - 関連情報提供方法、関連情報提供装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

関連情報提供方法、関連情報提供装置、プログラム及び記録媒体

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JP2003296339A
JP2003296339A JP2002097272A JP2002097272A JP2003296339A JP 2003296339 A JP2003296339 A JP 2003296339A JP 2002097272 A JP2002097272 A JP 2002097272A JP 2002097272 A JP2002097272 A JP 2002097272A JP 2003296339 A JP2003296339 A JP 2003296339A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者が情報の発信をより発信し易くなるよう
に、背景知識等の関連情報を利用者が得られるようにす
るシステムを実現する。 【解決手段】 関連情報提供方法は、利用者の行動情報
データを獲得し、行動情報ストア手段に行動情報データ
をストアし、行動情報ストア手段から、入力された送信
メッセージに係わる行動情報データを抽出し、抽出した
行動情報データを付加して、送信メッセージを送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、関連情報提供方
法、関連情報提供装置、プログラム及び記録媒体に関
し、特に、関連情報を付加してメッセージを送信する関
連情報提供方法、関連情報提供装置、プログラム及び記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット、イントラネット
等のネットワークを利用した情報提供が盛んであり、提
供される情報量は膨大な量に上っている。ネットワーク
を利用する者(以下、利用者ともいう)は、求めている
情報を、さまざまなノウハウを駆使して探索する必要が
あり、そのための労力は大きい。よって、情報探索の際
に大きなウェイトを占めるのは、メーリングリスト、ネ
ットニュース、ウエブ掲示板等を用いた、同じ興味や価
値観を共有する人の集まりであるコミュニティを利用す
る情報交換である。
【0003】その場合、情報交換は主にメッセージのや
りとりで行われるが、必要な情報を十分に含んだ内容を
持つメッセージが提供されることは稀である。具体的に
は、その情報を得るに至った過程や、その話題が発生す
る背景知識、議論の前提等の関連情報を十分に含んだ内
容を持つメッセージが提供されることは稀である。なぜ
なら、そのような関連情報は各個人の行動過程の中に埋
没しており、本人でさえ取り出すことが難しく、また、
そのような煩雑な作業を行ってまで豊富な情報を与える
モチベーションも生まれにくいからである。
【0004】その結果、情報提供を受けた被提供者や議
論の参加者は、限定された情報から不足している情報を
各自で探索する必要がある。近年、インターネット上の
情報に関しては、優秀な検索サイトの登場等により、効
率的に情報にアクセスする手段が提供されてきてはいる
ものの、検索サイトが取得可能な情報に限られる。例え
ば、過去においてなされた、メールのやりとりの内容、
実世界での行動情報、経験的なノウハウ、コミュニティ
内の暗黙の了解、前提知識等の関連情報については、取
得することが非常に難しい。
【0005】また、メッセージの提供時には、提供相手
の知識レベルや経験の差なども加味してメッセージを作
成する必要があるが、基本的に提供者が自らの経験の範
囲内で提供相手の知識レベル等を推測するしかない。そ
の結果、提供相手に常識として扱われている情報を新た
に提供して提供者が疎まれたり、議論に十分な情報を提
供できずに提供者が非難されたりすることも有り得る。
また、場又は状況の前提を理解できずに勘違いした話題
に話題を転換したり、時には記憶違いによって誤った情
報を与えてしまうこと等も有り得る。このようなことが
生じ得る虞があるため、利用者が情報提供しにくいとい
う、情報発信の際のしきいの高さにも繋がっており、情
報交換を行う際の大きな問題点となっている。
【0006】このような問題点に対して従来から行われ
ている支援アプローチには、 1)手間をかけてメッセージを作成するモチベーション
を与えるもの 2)複数のユーザの行動の過程をまとめ、同じ行動を取
ろうとした際によく行われている似た行動順序を提示す
るもの の二つに分かれる。
【0007】1)に関しては、情報提供者へのレスポン
スを返し易くしたり、具体的なお金による見返りをフィ
ードバックするという形で試みが行われている。レスポ
ンスを返し易くするために、インターネットの世界を例
に取ると、メーリングリストの過去ログ公開サイト
(例:http://search.luky.org フリーのUNIX
(R)ライクOSであるLinuxに関する各種メーリ
ングリストを横断的に検索可能なメーリングリスト情報
提供サイト)が設けられたり、メーカー企業の製品サポ
ートサイトでは、公開されている投稿やQ&Aに対し、
「役になった」「役に立たなかった」等のフィードバッ
クを簡単に送信する機能を備えたサイトも多々ある。ま
た、知恵の輪ドットコムのサイト(http://www.chienow
a.com)に見られるように、情報提供に対して事前にな
んらかの報酬を約束する、という試みを行っている例も
ある。
【0008】2)に関しては、特開平10-301950号公報
に開示されているような、求めている情報への行動を短
縮するために、複数の利用者が経験した行動の履歴デー
タに基づいて、評価されたパスを提示することによっ
て、有効な情報に直接アクセスできるようにするのがあ
る。
【0009】また、特開2000-331020号公報に開示され
ているような、利用者が他者の行動の履歴中に存在する
検索キーワードで検索が行った際に、該当する行動の履
歴を用いて検索結果から始まる情報探索過程を一括して
提示するもの等がある。
【0010】さらに、上述した2つのアプローチとは別
のアプローチとして、利用者に対して、その利用者の興
味があると思われる情報を、利用者の入力データに基づ
いて提示するシステムもある。例えば、協調フィルタリ
ング技術を用いて、利用者が購入する商品、例えば本の
情報に基づいて、類似の購買パターンを有する者が購入
した商品の広告をその利用者に提示する。これは、同一
あるいは類似の趣味なので、購入の可能性が高いと考え
られるからである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1)について
は、公開されている情報についての、役に立った、立た
ない等の情報は重要ではあるが、それだけでは十分では
ない。公開サイトから簡単に情報を得られ、かつフィー
ドバック情報を簡単に送信できる機能が設けられている
が、利用者にとっては面倒なことには違いがない。
【0012】また、報酬を約束する形式では、たしかに
モチベーションの一部にはなるかもしれないが、事前に
自分の得たい情報の価値を把握し、お互いが合意する必
要がある等の問題がある。多くの場合、情報の価値は、
各人が既に保有している情報の質および量に左右され、
測るのは困難である。
【0013】2)は、単に他の同様な行動をとった者の
行動あるいは探索の過程を利用者に提示するだけであ
り、提供しようとするメッセージの前提等の関連情報を
提示するものではない。
【0014】さらに、協調フィルタリング技術を用いた
方法も、提供しようとするメッセージの前提等の関連情
報を提示するものではない。
【0015】従って、上述したシステムでは、ある利用
者が発信する情報に関して、その情報を発信するに至っ
た過程情報、その発信が行われる背景知識等の関連情報
を含ませることはできなかった。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、利用
者が情報の発信をより発信し易くなるように、背景知識
等の関連情報を利用者が得られるようにするシステムを
提供することを目的とする。
【0017】本発明の関連情報提供方法は、利用者の行
動情報データを獲得し、行動情報ストア手段に前記行動
情報データをストアし、前記行動情報ストア手段から、
入力された送信メッセージに係わる行動情報データを抽
出し、抽出した前記行動情報データを付加して、前記送
信メッセージを送信する。
【0018】本発明の関連情報提供装置は、送信メッセ
ージに関する関連情報を提供する関連情報提供装置であ
って、利用者の行動情報データを獲得する行動情報獲得
手段と、前記行動情報データをストアする行動情報スト
ア手段と、前記送信メッセージのデータに基づいて、前
記行動情報データを抽出する行動情報抽出手段と、該行
動情報抽出手段によって抽出された前記行動情報データ
を、前記送信メッセージに追加して送信するメッセージ
送信手段とを有する。
【0019】本発明のプログラムは、関連情報を付加し
てメッセージを送信する関連情報提供用のプログラムで
あって、コンピュータに、利用者の行動情報データがス
トアされた行動情報ストア手段から、入力された送信メ
ッセージに係わる行動情報データを抽出する機能と、抽
出した前記行動情報データを付加して、前記メッセージ
を送信する機能とを実現させる。
【0020】本発明の記録媒体は、本発明のプログラム
を記録した記録媒体である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0022】まず図1に基づき、本実施の形態に係わる
関連情報提供システムの構成を説明する。図1は、本実
施の形態に係わる関連情報提供システムの構成例を示す
構成図である。
【0023】本実施の形態に係わるシステムは、発信す
る情報に対し、関連する情報を利用者の行動情報の中か
ら抽出し、その抽出された行動情報に基いて、情報獲得
過程の情報や背景知識等の関連情報を付加するようにし
て、利用者間の知識の共有を図り、メッセージ等の情報
を理解し易くするものである。
【0024】図1において、1は、パーソナルコンピュ
ータ(以下、PCと略す)等の端末装置であり、情報閲
覧用のブラウザソフトウエア等が搭載されている。利用
者は、ブラウザソフトウエア等を用いて、インターネッ
ト上のサイトへのアクセスをすることができる。複数の
端末装置1は、例えば、会社内のイントラネット等のネ
ットワーク2に接続されている。3はサーバ装置であ
り、メールサーバ、ウエブサーバ等である。なお、ここ
では3つのサーバ装置が示されているが、複数なくて
も、ハードウエア装置としては一つの装置であってもよ
い。各サーバ装置3は、ネットワーク2に接続されると
共に、インターネット4にも接続されている。
【0025】利用者は、端末装置1を利用して、インタ
ーネット4を介して種々のサイトへのアクセス、電子メ
ールの送受信等をすることができる。
【0026】図2は、本実施の形態に係わる関連情報提
供システム10の機能を説明するための、システムの構
成例を示すブロック図である。
【0027】11は、メッセージ入力部で、12は、行
動情報獲得部で、13は、行動情報蓄積部で、14は、
行動履歴データベース(DB)で、15は、行動情報抽
出部で、16は、メッセージ送信部である。端末装置1
は、通常のPC等の機能を有し、かつ後述するようにイ
ンターネット上の各種サイトの情報を得て表示するため
の機能、電子メール(以下、単にメールともいう)の送
受信をするためのメール機能等も有するが、ここでは、
これらの機能を実現するための処理部は省略している。
【0028】メッセージ入力部11は、利用者からのメ
ッセージを受け付ける処理部である。例えば、電子掲示
板(Bulletin Board System。以下BBSと略す)への
投稿、返信メッセージの作成、利用者が電子メールソフ
トウエアを利用した電子メールのメッセージの作成等を
すると、その作成されたメッセージがメッセージ入力部
11に入力され、さらに入力者と送信先に関する情報等
も併せて入力される。
【0029】行動情報獲得部12は、利用者の行動情報
を獲得する処理部である。具体的には、行動情報獲得部
12は、利用者が利用している端末装置1内のヒストリ
情報や、プロキシ(代理)サーバ等から利用者の行動情
報を獲得する手段である。行動情報とは、実世界では利
用者の位置情報や、物品購入といったものであり、PC
の場合は各種操作であり、ワールドワイドウエブ(以
下、WWWと略す)の場合は情報リソースへのアクセス
等を指す。さらに、携帯電話に関する行動情報であれ
ば、携帯電話の通信事業者のコンピュータシステムにお
いて、携帯電話に関する行動情報、携帯電話の発信、受
信等の行為の情報が獲得される。従って、獲得される行
動情報としては、ウエブへのアクセス、電子メール送受
信、端末装置であるPCの操作、等の行動情報である。
PCにおける操作としては、マウスのクリック、キーボ
ードの操作、アプリケーションソフトウエアの実行、フ
ァイルを開く、等の操作の情報である。
【0030】行動情報ストア手段としての行動情報蓄積
部13は、上記行動情報獲得部12によって獲得された
行動情報をメモリ装置に蓄積する処理部である。行動情
報は行動日時、利用者情報等と共に行動履歴DBに蓄積さ
れる。
【0031】行動履歴DB14は、メモリ装置であり、
行動情報に関するデータがストアされる。 行動情報獲
得部12で獲得された行動情報は、行動情報蓄積部13
によって行動履歴DB14にストアされ、行動情報が獲
得される度に、行動情報蓄積部13は、利用者情報、行
動日時のデータを付与して行動情報を行動履歴DB14
に逐次ストアする。
【0032】行動情報抽出部15は、メッセージ入力部
11から入力されたメッセージの内容に関連した行動情
報データを抽出し、送信されるメッセージに付加する処
理を行う処理部である。具体的な、抽出される行動情報
の内容に関しては目的に依存するので、後述する。
【0033】メッセージ送信部16は、行動情報抽出部
15から渡された、行動情報が付加されたメッセージを
送信先に送信する処理を行う処理部である。
【0034】各処理部11ないし16は、利用者毎の端
末装置1あるいはサーバ装置3に設けられる。例えば、
システム10が提供する関連情報のデータがBBS、ウ
エブアクセス、携帯電話等に関する場合は、各処理部
は、サーバ装置3に設けられるが、電子メールの場合
は、各処理部は、各利用者の端末装置1に設けられる。
しかし、電子メールの場合であっても、提供される関連
情報がメッセージ送信者以外の利用者の関連情報も含む
場合は、メールサーバ装置に設けられる。従って、各処
理部は、システムの提供する関連情報の内容に応じて、
設けられる装置は異なる。
【0035】なお、本明細書における各「部」は、実施
の形態の各機能に対応する概念的なもので、必ずしも特
定のハードウエアやソフトウエア・ルーチンに1対1に
は対応しない。従って、本明細書では、以下、実施の形
態の各機能を有する仮想的回路ブロック(部)を想定し
て実施の形態を説明する。また、本実施の形態における
各手順の各ステップは、その性質に反しない限り、実行
順序を変更し、複数同時に実行し、あるいは実行毎に異
なった順序で実行してもよい。
【0036】以下、各処理部の処理の具体例を説明する
が、本実施の形態は、BBSの投稿者が送信するメッセ
ージに、インターネット上で有用なウエブページ情報を
付加して送信することによって、利用者間で情報の共有
する場合で説明する。
【0037】図3は、あるBBSにおいて、投稿をする
場合のメッセージ送信画面の例を示す図である。図3
は、投稿者であるメッセージ入力者が電子メールのトラ
ブルについて、システム管理者にメッセージを送信する
場合の例を示すものである。この画面は、利用者の端末
装置1の表示装置の画面上に表示される。
【0038】21は、画面表示枠で、22は、インター
ネットで使用される,接続先を指定するためのURL
(Uniform Resource Locator)の表示部であり、ここで
は、BBSの投稿用のURLが表示されている。23
は、メッセージの入力者のメールアドレスを入力するた
めの入力者メールアドレス入力フィールドであり、24
は、送信先のメールアドレス入力フィールドである。2
5は、メッセージの題名を入力するための題名入力フィ
ールドである。26は、メッセージ入力者が送信するメ
ッセージの内容を入力するメッセージ内容入力フィール
ドである。27は、投稿者が送信するメッセージの入力
後、内容を確認してからメッセージを送信するための確
認画面(図示せず)に移行するためのボタンであり、端
末装置1に接続されたマウス等のポインティングデバイ
スによって画面上で押されるものである。
【0039】図3の画面を用いて入力された各データ
は、上述したメッセージ入力部11に供給される。な
お、ここでは、図3のメッセージ送信画面は、メッセー
ジの入力者、送信先、題名、メッセージ内容で構成され
るが、他にも入力項目が含まれていてもよい。
【0040】なお、ここでは、WWWサイトから入力する
ことを想定した例だが、電子メールの場合は、メーラ、
すなわち電子メールソフトウエア等を用いてメッセージ
入力部11に入力される。また、送信先も個人だけでは
なく、メーリングリストやネットニュース等の宛先でも
よい。
【0041】利用者が、図3の画面からメッセージを入
力し、メッセージを送信すると、メッセージ入力部11
は、入力された種々のデータを行動情報抽出部15へ送
信すなわち供給する。
【0042】図4は、行動情報獲得部13によって獲得
された行動履歴DB14にストアされた行動情報の履歴
データの例を示す図である。行動履歴DB14は行動情
報データの集合であり、図4は、BBSに投稿した者の
行動情報の例であり、ウエブへのアクセスに関する行動
情報の例を示す図である。図4の履歴データは、アクセ
ス日時、利用者ID(識別子)、アクセスURL及び内
容からなる。「アクセス日時」は、行動を行った日時、
すなわちウエブにアクセスした日時のデータで、「利用
者ID」は、行動を行った主体を特定するための行為者
のデータである。行動履歴DB14にストアされる利用
者IDは、何らかの形でメッセージ入力部11から入力
される入力者の情報と対応が付けられるものであり、メ
ールアドレスでなくても、IPアドレス、認証されたユ
ーザアカウント等であってもよい。
【0043】「アクセスURL」及び「内容」は行動情
報であり、「アクセスURL」は、アクセスしたインタ
ーネット上のリソースURL(リソース位置)のデータ
であり、「内容」は、アクセスしたサイトの内容のデー
タを記録している。「内容」のデータは、WWWの場合
は<TITLE>タグの部分、サイトの概要をメタデー
タとして簡潔に記述するXML(Extensible
Mark−up Language)フォーマットと
して著名な、RSS(RDF(Resource De
scription Framework) Site
Summary)等で内容に関する情報が提供されて
いれば、その内容を使用してもよい。リソースにテキス
ト情報が含まれる場合、テキスト中に含まれる単語ベク
トルの類似度に基づいた従来手法によって重要単語や重
要文を抽出し、内容に記録してもよいし、あるいはその
ままテキストすべてを「内容」のデータとしてもよい。
また、ショッピングサイトや検索サイトの場合は、購入
情報や検索キーワードが記録される。
【0044】図4の履歴データは、プロキシーサーバ装
置を利用してウエブへのアクセスを行っている複数の利
用者の行動情報の履歴データの例であるが、行動情報獲
得部11が、利用者の端末装置1に設けられている場合
には、行動履歴DB14にはその利用者のみの行動情報
がストアされる。なお、各端末装置に各利用者の行動情
報のデータがストアされている場合に、応用例として、
各利用者の行動情報の履歴データを共通のデータベース
に転送し、コピーすることによって、複数の利用者の行
動情報の履歴データを用いることができる。例えば、各
利用者の行動情報の履歴データを管理しているデータベ
ースが分散している場合は、それらを抽象化して一つの
データベースのように扱う分散データベースの技術等を
用いることによって、複数の利用者の行動情報の履歴デ
ータを用いることができる。
【0045】インターネット上のBBSに投稿する投稿
者が図3の画面を用いて、メッセージを送信すると、図
5の処理が行動情報抽出部15によって実行される。図
5は、メッセージを送信するときに実行される関連情報
追加処理の流れの例を示すフローチャートである。関連
情報追加処理の目的は、行動履歴DB14から入力され
たメッセージに関連する行動情報の一部を抽出し、入力
メッセージに追加することである。
【0046】図5の処理は、図3の画面で利用者がメッ
セージを入力し、最終的にメッセージの送信コマンドを
実行させる前に実行される。例えば、利用者が、入力メ
ッセージを入力し終わり、画面上の送信ボタンをクリッ
クすると図5の処理が実行され、追加される関連履歴デ
ータが抽出され、利用者に確認のために利用者の端末装
置1の画面(図6)に表示され、確認ボタンをクリック
すると、メッセージが送信される。
【0047】まず、入力されたメッセージの内容から複
数のキーワード(以下、キーワード群という)を抽出す
る(ステップ(以下、Sと略す)1)。キーワード群の
抽出は、例えば、テキスト中に含まれる単語ベクトルの
類似度に基づいた従来手法によって行う。また、内容が
簡潔の場合、そのものをキーワードとしてもよい。ま
た、キーワードは一つでもよい。
【0048】次にキーワード群に合致する、すなわちマ
ッチする内容を持つ行動情報を判定する(S2)。この
例の場合、キーワード群のマッチング対象はアクセスU
RLまたは内容である。マッチングは、エグザクトマッ
チ及びテキスト中に含まれる単語ベクトルの類似度に基
づいたマッチ等の従来手法によってスコア付けし、ある
閾値以上のスコアを持つものをマッチしたとして選択す
る等の手段を用いて行われる。
【0049】次に、マッチした行動情報の中から、時間
的に近い前後の行動情報について、関連性を調べ、その
行動情報に関係する行動情報の範囲を判定する(S
3)。時間的に近い行動情報とは、予め設定された期
間、例えばメッセージ送信の日から遡って20日前まで
の期間に入るか否か、あるいは送信メッセージの中に記
述された日時について予め設定された期間、例えばその
日時の前後3日間等、にある行動情報である。
【0050】関連性の調査方法は目的に依存し、方法も
さまざまだが、本例のようなウエブページ間の類似性の
判断は、 ・系列中の情報リソースの中に、その情報リソースへの
リンクの有無、 ・行動情報が検索サイトでの検索を指す場合、系列中の
リソースの中に、検索キーワードが存在するか否か、 ・系列中のリソース中のテキスト内容との類似度がある
閾値以上であるか否か(内容の類似度はテキスト中に含
まれる単語ベクトルの類似度に基づいた従来手法によっ
て求める)、等の基準によって行う。上記はすべて公知
の手法である。
【0051】そして、判定された行動情報データを抽出
し、利用者が入力したメッセージに付加、すなわち追加
する(S4)。
【0052】図6は、メッセージに追加された関連情報
を、利用者に確認のために提示する画面の例を示す図で
ある。なお、図6において、図5と同じ構成要素につい
ては、同一の符号を付して説明は省略し、異なる構成の
み説明する。
【0053】図6は、図5の画面と比較して、関連情報
のウインドウ枠31が追加され、さらに、メッセージ修
正ボタン32及び送信ボタン33が追加されている点が
異なる。関連情報が関連履歴として、行動情報抽出部1
5によって抽出された、入力されたメッセージの内容に
関連する行動情報データが、ウインドウ枠31において
付加されている。メッセージ入力者は付加された関連履
歴をチェックして送信を行うことができる。また、表示
された関連履歴を見て、メッセージの内容を修正したい
ときは、メッセージ修正ボタン32をクリックすること
によって、メッセージ内容を修正することができる。な
お、この例のように送信時に利用者のチェックを介在さ
せることなく、関連履歴を付加して直接送信するように
してもよい。
【0054】利用者によって、送信内容が確認されてか
ら、送信ボタン33がクリックされることによってメッ
セージを送信する旨のコマンドが指示されると、メッセ
ージ送信部16を介してメッセージが送信される。BB
Sにおける投稿では、図3又は図6の画面において入力
されたメッセージ(関連履歴データを含めて)が、BB
Sのウエブサイトに送信される。
【0055】従って、メッセージの受信者は、関連情報
も含めてメッセージの内容を理解することができる。
【0056】図7及び図8は、行動情報獲得部13によ
って獲得された行動履歴DB14にストアされた行動情
報の履歴データの他の例を示す図である。図4の例で
は、履歴データは、利用者のウエブアクセスに関する行
動情報であったが、図7の履歴データは、ウエブアクセ
スに関する行動情報だけでなく、BBSへの投稿あるい
はメールサーバ装置における利用者の電子メールの送受
信に関する行動情報も含む。
【0057】図8は、図7の履歴データの中で、BBS
への投稿あるいは電子メールの送信データの詳細データ
の例を示す図である。図7に示すデータでは、BBSへ
の投稿あるいは電子メールの送信に関する行動情報デー
タは、メッセージID(識別子)としてのメッセージ番
号のデータが付されて行動履歴DB14にストアされ
る。そのメッセージIDで特定されるメールの送信に関
する行動情報の詳細データは、図8で示すような別のデ
ータとして行動履歴DB14にストアされる。
【0058】図8は、そのメッセージID毎に、送信日
時、入力者、送信先、題名、内容、付加した関連履歴の
データが記録されていることを示している。メッセージ
IDは、入力されたメッセージをほぼ一意に特定できる
識別子であり、本例のようにシリアル番号を発行して管
理する他、詳細な送信日時、入力者情報との組み合わせ
ることによってメッセージIDを作成する等してもよ
い。送信日時は、メッセージが入力または送信された日
時のデータである。入力者、送信先、題名、内容、付加
した関連履歴は、メッセージ送信部が送信したメッセー
ジの各項目のデータである。ここで記録される関連履歴
は、行動情報獲得部12が獲得することができなかった
等の理由で、その内容が行動履歴DB14中に存在しな
い場合、その代替として使用することもできる。
【0059】なお、図8に示すようなデータが、BBS
又は電子メールに関する行動情報データとして、図7の
履歴データとは別に行動履歴DB14にストアされると
して説明したが、他にも、端末装置1としてのPCの操
作履歴データ等も、同様に図7の履歴データとは別に行
動履歴DB14にストアされるようにしてもよい。PC
等の操作履歴データであれば、ストアされる行動情報
は、ファイルを開く等の操作データである。
【0060】このように、ウエブアクセスの行動情報以
外の行動情報も、行動履歴DB14中に含ませるように
すれば、種々の関連情報を付加してメッセージを送信す
ることができる。
【0061】図9は、BBSに既に投稿されたメッセー
ジへの返信という形でメッセージを入力する場合の画面
の例を示す図である。従って、画面上では、符号41で
示す「返信投稿」である旨の表示があり、題名25も
「メールトラブルへの返信」となっている。なお、図9
において、図3と同じ構成要素については、同一の符号
を付して説明は省略し、異なる構成のみ説明する。
【0062】ある投稿されたメッセージへの返信である
ため、行動情報抽出部15は、行動履歴DB14中に存
在する返信対象の元の投稿メッセージの内容を加えて、
関係するキーワードを抽出する。すなわち、行動情報抽
出部15は、図9のフィールド26に入力されたメッセ
ージだけでなく、そのメッセージと関係付けられた元の
メッセージも含めたデータに基づいて関連情報を抽出す
る。これにより、繰り返しメッセージがやりとりされて
いる場合に、より内容を反映した行動情報を抽出するこ
とができる。関係付けられたメッセージの決定方法は、
本例のように、あるメッセージの返信である旨をメッセ
ージ入力部で明示的に関係性を与えられる場合以外に
も、行動情報抽出部15の処理開始前に、電子メールの
世界での慣習である、返信元のメッセージを「>」等の
引用符で引用された部分が含まれていれば、その引用部
分を手がかりに関係のあるメッセージを行動履歴DB1
4の中から取得する、といった方法で行うことができ
る。
【0063】図9で、返信という形式でメッセージが入
力され、入力後、利用者がメッセージの送信コマンドを
指示すると、図10に示すような画面が利用者の端末装
置1の画面上に表示される。
【0064】図10は、返信メッセージを送信するとき
の確認画面の例を示す図である。なお、図10におい
て、図6と同じ構成要素については、同一の符号を付し
て説明は省略し、異なる構成のみ説明する。
【0065】図9で示す返信メッセージを送信する場合
は、既に送信された送信メッセージと返信という形で関
連づけられている。従って、図10に示すように、行動
情報抽出部15は、図9で送信されるメッセージと、メ
ッセージ内容に直接は存在しないキーワードである「qm
ail」を使用して行動情報の一部を抽出している。これ
は、既に送信された送信メッセージに含まれる情報も、
行動情報抽出部15が関連情報の抽出対象データとして
いるからである。すなわち、行動情報抽出部15は、送
信しようとしているメッセージが返信メッセージである
場合には、返信の対象である送信メッセージの内容も関
連情報の抽出対象に入れて、行動情報の履歴データを抽
出し、関連情報として付加して送信する。
【0066】図11は、返信メッセージを送信するとき
の確認画面の他の例を示す図である。なお、図11にお
いて、図10と同じ構成要素については、同一の符号を
付して説明は省略し、異なる構成のみ説明する。
【0067】図11では、図10の画面と異なり、送信
者の履歴データ中に存在する行動情報を行動情報抽出部
15が除外した上で、関連情報を付加している。このよ
うにすることで、メッセージの送信先は自分が経験した
ことがない情報のみを受け取ることができる。また、メ
ッセージの送信者は相手がすでに知っている情報を送信
しようとしていないことを知ることができる。
【0068】図12は、返信メッセージを送信するとき
の確認画面のさらに他の例を示す図である。なお、図1
2において、図10及び図11と同じ構成要素について
は、同一の符号を付して説明は省略し、異なる構成のみ
説明する。
【0069】図12は、図10及び図11の画面と異な
り、関連情報として送信する行動情報の履歴データを編
集することができるグラフィックユーザインターフェイ
ス(GUI)を備えた例を示す。そのインターフェース
は、利用者によって、例えば、特にプライバシー等に関
係するものが送信されることがないように、あるいは送
信しなくないものがあればそれを除外できるように、送
信すべきものをチェックできるようになっている。
【0070】図12では、画面上に、行と列の各項目に
ついての編集を支援する複数のチェックボックス52を
有する表形式で示される行動情報のリスト表示部51が
設けられている。リスト表示部51は、関連履歴データ
の各項目を示す列と、各件の関連履歴データを示す行か
らなるデータ表示部である。行と列の両方において、チ
ェックボックス52にチェックが付いている項目のみが
送信対象となる。例えば、図12では、第3行と第4行
の関連履歴データについて、アクセスURLと内容の項
目のデータが送信対象として、利用者が指定したことが
示されている。
【0071】なお、図6、図10、図11においても、
送信すべき関連情報のみをチェックできるようなインタ
ーフェースを設けてもよい。
【0072】図13は、 返信メッセージを送信すると
きの確認画面のさらに他の例を示す図である。なお、図
13において、図10及び図11と同じ構成要素につい
ては、同一の符号を付して説明は省略し、異なる構成の
み説明する。
【0073】図13は、行動情報抽出部15は、行動情
報の履歴データに存在するすべての利用者の行動情報を
対象に行動情報の一部を抽出し、数多く重複する履歴の
中から代表的なアクセスURLを、送信メッセージに付
加している例を示す。代表的なアクセスURLとして、
全ての利用者がアクセスした回数が多いもの、すなわち
利用頻度が高いもの等が抽出され、ウインドウ61に表
示される。代表的なアクセスURLの決定方法はさまざ
まであり、ウエブサイトのトップページを選んだり、入
力メッセージと最も関連性の高い行動情報のアクセスU
RLを選ぶといった方法がある。関連性の調査方法につ
いては、上述したので、説明は省略する。
【0074】このような仕組みを用いることで、メッセ
ージの送信先の利用者は、利用者間における「常識的ア
クセスURL集」を取得することができる。また、メッ
セージ送信者は手動では作成するのが面倒である情報リ
ストを手動作成することなく、付加することができる。
【0075】また、このような代表的なアクセスURL
の情報から、送信先がすでに経験しているアクセスUR
Lの情報を除去する機能を履歴行動抽出部15に付加す
ることで、「常識的かつ自分が今まで知らなかったアク
セスURL集」をメッセージに付加して送信先に与える
ことができる。
【0076】このように、返信メッセージにおいて、コ
ミュニティメンバーがよく利用するアクセス情報を付加
してメッセージを送信することによって、利用者間でも
情報の共有が進み、利用者がより情報発信し易くなる。
【0077】次に、応用例について説明する。以上の基
本構成を応用することで、提供した情報に対する追加情
報を強制的にフィードバックを受けることができるシス
テムをも構築することができる。
【0078】具体的には、起点となるアクセスURLに
対する情報を含むメッセージを入力し、一人もしくは複
数の利用者に対して送信する。送信先はそのアクセスU
RL情報を元にさまざまな行動を行う。一定時間が経過
したあと、同じ内容のメッセージを再度入力すること
で、提供したアクセスURLに関する情報で、提供者が
まだ知らないアクセスURL集を受け取ることができ
る。これにより、情報提供に対して高確率で追加情報を
得ることができるため、情報提供者のモチベーションを
高めることができ、より有益な追加情報を得るため、提
供する情報も詳細なものになることが期待できる。
【0079】なお、以上は、BBSへの投稿あるいは返
信メッセージの送信の例で説明したが、履歴データの行
動情報は、携帯電話であれば、アクセスURLの代わり
にGPS(Global Positioning System)の位置情報
を、内容の代わりに周辺の店情報等でもよい。このよう
なGPSの情報が、携帯電話のメッセージデータから行
動情報として獲得され、日時データと共に行動情報とし
てストアされることによって、訪問した店の位置情報が
関連情報として抽出できる。従って、後日、「○○日に
おいしいレストランを見つけたよ」等の送信メッセージ
に基づいて、自動的に店の位置情報を含む関連情報が抽
出されて、送信メッセージに付加されて送信することが
できる。
【0080】同様に、電子メールであれば、履歴データ
の行動情報は、アクセスURLの代わりにEメールアド
レスで、内容にタイトル等が入る。
【0081】なお、以上説明した動作を実行するプログ
ラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−RO
M等の可搬媒体や、ハードディスク等の記憶装置等に、
その全体あるいは一部が記録され、あるいは記憶されて
いる。そのプログラムがコンピュータにより読み取られ
て、動作の全部あるいは一部が実行される。あるいは、
そのプログラムの全体あるいは一部を通信ネットワーク
を介して流通または提供することができる。利用者は、
通信ネットワークを介してそのプログラムをダウンロー
ドしてコンピュータにインストールしたり、あるいは記
録媒体からコンピュータにインストールすることで、容
易に本発明の関連情報提供システムを実現することがで
きる。
【0082】以上のように、本実施の形態によれば、イ
ンターネット、イントラネット等のネットワークを介し
てメッセージのやり取りする場合、利用者同士が有用な
関連する知識や情報を提供することができるので、その
結果として利用者同士で情報共有ができる。特に、本実
施の形態に係わるシステムは、実世界やコンピュータネ
ットワーク上に提供されている大量のリソースに対し、
リソースに関する情報の被提供者が、その情報に由来し
て獲得されたリソース情報に関して報告を受けることを
支援するため、情報提供が活発に行われる情報共有支援
システムが実現される。
【0083】以上で説明したように、上述した実施の形
態によれば、情報発信者に大きな負担をかけることな
く、利用者間で豊富な内容を持った情報を提供し合うこ
とができる。送信される情報は、送信者のメッセージ
と、そのメッセージの内容に関連した行動情報によって
構成される関連情報を含む。行動情報の履歴のデータ
は、提供する情報の獲得過程等を含んでおり、価値が高
い。従って、本実施の形態によれば、提供する情報に対
し、獲得過程や関連する情報の獲得手段等を共に提供す
ることができる。
【0084】メッセージの受信者は、受信者が経験して
いない情報を得ることができるので、関連知識を得るこ
とができ、情報提供に対するモチベーションを高めるこ
とができる。
【0085】また、利用者同士に共通した経験や知識を
確認できるので、無駄な会話や根回しが省略でき、発信
に対するしきいも低くなり、活発かつ効率的な情報交換
を行うことができる。その結果、利用者間の情報共有が
大幅に促進される。
【0086】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を変えない範囲におい
て、種々の変更、改変等が可能である。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者が情報の発信をより発信し易くなるように、背景
知識等の関連情報を利用者が得られるようにするシステ
ムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる関連情報提供シス
テムの構成例を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わる関連情報提供シス
テムの機能を説明するための、システムの構成例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係わるメッセージ送信画
面の例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係わる行動情報の履歴デ
ータの例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係わる関連情報追加処理
の流れの例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係わる、利用者に確認の
ために提示する画面の例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係わる行動情報の履歴デ
ータの他の例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係わる行動情報の履歴デ
ータの他の例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態に係わる返信という形でメ
ッセージを入力する場合の画面の例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態に係わる、返信メッセー
ジを送信するときの確認画面の例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態に係わる、返信メッセー
ジを送信するときの確認画面の他の例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態に係わる、関連情報とし
て送信する行動情報の履歴データを編集することができ
るグラフィックユーザインターフェイス(GUI)を備
えた例を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態に係わる、 返信メッセ
ージを送信するときの確認画面のさらに他の例を示す図
である。
【符号の説明】
1・・・端末装置 2・・・イントラネット 3・・・サーバ装置 4・・・インターネット
フロントページの続き (72)発明者 福井 美佳 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 横田 健彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5B075 ND03 NK32 PR03 UU24

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者の行動情報データを獲得し、 行動情報ストア手段に前記行動情報データをストアし、 前記行動情報ストア手段から、入力された送信メッセー
    ジに係わる行動情報データを抽出し、 抽出した前記行動情報データを付加して、前記送信メッ
    セージを送信することを特徴とする関連情報提供方法。
  2. 【請求項2】前記行動情報データは、前記行動情報スト
    ア手段から、前記送信メッセージに関連付けられている
    他のメッセージのデータも含めて抽出されることを特徴
    とする請求項1に記載の関連情報提供方法。
  3. 【請求項3】前記行動情報データは、前記行動情報スト
    ア手段から、前記送信メッセージの送信先である利用者
    の行動情報データを除外して抽出されることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の関連情報提供方法。
  4. 【請求項4】抽出される前記行動情報データは、前記行
    動情報ストア手段から、複数の利用者において利用頻度
    の高い行動情報データであることを特徴とする請求項
    1、請求項2又は請求項3に記載の関連情報提供方法。
  5. 【請求項5】前記行動情報ストア手段は、ネットワーク
    を介して取得される情報へのアクセス情報を行動情報と
    して獲得されたデータをストアすることを特徴とする請
    求項1ないし請求項4のいずれかに記載の関連情報提供
    方法。
  6. 【請求項6】前記行動情報ストア手段は、ネットワーク
    を介して送信される電子メールの情報を行動情報として
    獲得されたデータをストアすることを特徴とする請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載の関連情報提供方
    法。
  7. 【請求項7】前記行動情報ストア手段は、利用者の端末
    装置に関する操作情報を行動情報として獲得されたデー
    タをストアすることを特徴とする請求項1ないし請求項
    4のいずれかに記載の関連情報提供方法。
  8. 【請求項8】送信メッセージに関する関連情報を提供す
    る関連情報提供装置であって、 利用者の行動情報データを獲得する行動情報獲得手段
    と、 前記行動情報データをストアする行動情報ストア手段
    と、 前記送信メッセージのデータに基づいて、前記行動情報
    データを抽出する行動情報抽出手段と、 該行動情報抽出手段によって抽出された前記行動情報デ
    ータを、前記送信メッセージに追加して送信するメッセ
    ージ送信手段とを有することを特徴とする関連情報提供
    装置。
  9. 【請求項9】前記行動情報抽出手段は、前記送信メッセ
    ージに関連付けられている他のメッセージのデータも含
    めて、前記行動情報データを抽出することを特徴とする
    請求項8に記載の関連情報提供装置。
  10. 【請求項10】前記行動情報抽出手段は、前記送信メッ
    セージの送信先である利用者の行動情報データを除外し
    て、前記行動情報データを抽出することを特徴とする請
    求項8又は請求項9に記載の関連情報提供装置。
  11. 【請求項11】前記行動情報抽出手段は、複数の利用者
    において利用頻度の多い行動情報データを抽出すること
    を特徴とする請求項8、請求項9又は請求項10に記載
    の関連情報提供装置。
  12. 【請求項12】前記行動情報獲得手段は、ネットワーク
    を介して取得される情報へのアクセス情報を行動情報と
    して獲得することを特徴とする請求項8ないし請求項1
    1のいずれかに記載の関連情報提供装置。
  13. 【請求項13】前記行動情報獲得手段は、ネットワーク
    を介して送信される電子メールの 情報を行動情報とし
    て獲得することを特徴とする請求項8ないし請求項11
    のいずれかに記載の関連情報提供装置。
  14. 【請求項14】前記行動情報獲得手段は、利用者の端末
    装置に関する操作情報を行動情報として獲得することを
    特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれかに記載
    の関連情報提供装置。
  15. 【請求項15】関連情報を付加してメッセージを送信す
    る関連情報提供用のプログラムであって、 コンピュータに、 利用者の行動情報データがストアされた行動情報ストア
    手段から、入力された送信メッセージに係わる行動情報
    データを抽出する機能と、 抽出した前記行動情報データを付加して、前記メッセー
    ジを送信する機能とを実現させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】請求項15に記載のプログラムを記録し
    た記録媒体。
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