JP3839220B2 - 容器遠心乾燥装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、容器遠心乾燥装置、詳細にはパン等の食品工場等で使用される食品容器の容器遠心乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パン等の食品工場等で使用される食品容器は、流通容器あるいはコンテナーとも呼ばれ硬質合成樹脂材等によって形成されている。この食品容器の乾燥装置としては、従来トンネル式チェーンコンベア型の温風乾燥機や、容器を回転させて乾燥させる装置が知られていた。
【0003】
容器を回転させて乾燥させる容器遠心乾燥装置としては、本願出願人により「固形容器に内接し、周面の適宜部位で分割する開閉自在の中空回転体と、該中空回転体を開閉せしめる開閉手段と、該中空回転体を抑止せしめる掛止手段とから構成される固形容器の遠心脱水乾燥装置(実開昭56−114395号)」および「積層された容器を載置する回転盤に回動管を適宜数立設し、該回動管に積層された容器の隅部を開閉自在に把持するクランプを固定リンクにより固定し、昇降自在な昇降フレームに固定されたカムフォロアを介して昇降し、回転自在であるスワッシュプレートと前記回動管とを連結プレートと折曲部を有する連結リンクを介して連結したことを特徴とする容器遠心乾燥装置(実公昭61−20471号)」(従来技術1)が考案されている。
【0004】
【この発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術1では、容器遠心乾燥装置全体の部品点数が多く、また容器のクランプ開閉機構が複雑なため作業効率が悪いことや保守点検時の作業が難しい等の課題があった。また、容器に残った洗浄液などの各種洗剤により部材が腐食しやすい課題があった。
【0005】
さらに、装置の重量が比較的重かったため、回転部の慣性量が大きくなり回転部の加速減速時にエネルギーを要する課題があった。
【0006】
さらにまた、容器長手方向の底面側に長手方向に平行な突起部(げた)を有していたため容器を長手方向へ向けたままであると容器遠心乾燥機への送り込み時に、底面から突起している突起部がぶつかりターンテーブルに載せることができないため、容器を平面視短手方向の向きで容器遠心乾燥機へ送り込んでいた。そのため、容器をクランプする両端面が、長手方向の両端面となり、アッパープレート部の回転中心からの長さが短手方向より長くなり、回転慣性量が大きくなってしまう課題があった。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
この課題を解決する為に、洗浄行程後の積層された容器を載置するターンテーブルと、ターンテーブルの回転中心に垂直方向に配置され上部軸中心部を通るプッシュプルロッドと、プッシュプルロッドに連結し駆動モータの回転を伝えずクランプ開閉用シリンダーのスラストのみを伝えるロータリーカップリングと、ターンテーブルの上部にターンテーブルの回転中心から同距離で対向する位置に2本づつ立設させるコラムと、対向するそれぞれ2本のコラムを上部で結合させるアッパープレートと、対向するそれぞれ2本のコラムの間に垂直方向に設けられる部分とアッパープレートに水平に設けられる部分とともに門形に設けられロータリーカップリングの作動により昇降する2つのクランプ開閉用ヨークと、それぞれのクランプ開閉用ヨークに上下に複数設けられるとともにそれぞれのクランプ開閉用ヨークの左右に設けられるリンク機構であるコネクティングロッドと、それぞれのコネクティングロッドが連結するクランプアームと、それぞれのクランプアームが連結しコラムに回動自在に設けられ積層された容器をセンタリングしつつ開閉自在に4つの隅部を固定する4つのクランプ部と、ターンテーブル、コラム、アッパープレートおよびクランプ部を回転させる駆動モータと、ターンテーブル回転中心に垂直方向に配置されるクランプ開閉用シリンダーを有するとともに、
クランプ開閉用シリンダーは、プッシュプルロッドおよびロータリーカップリングを介してクランプ開閉用ヨークに連結し、それぞれのクランプ開閉用ヨークは、リンク機構であるコネクティングロッド及びクランクアームを介してクランプ部を開閉させるとともに、
少なくともコラムおよびクランプ部をカーボン系複合材で構成する容器遠心乾燥機を有することを特徴とする容器遠心乾燥装置を提案する。
【0008】
更に、洗浄行程後の積層された容器を載置するターンテーブルと、ターンテーブルの回転中心に垂直方向に配置され上部軸中心部を通るプッシュプルロッドと、プッシュプルロッドに連結し駆動モータの回転を伝えずクランプ開閉用シリンダーのスラストのみを伝えるロータリーカップリングと、ターンテーブルの上部にターンテーブルの回転中心から同距離で対向する位置に2本づつ立設させるコラムと、対向するそれぞれ2本のコラムを上部で結合させるアッパープレートと、対向するそれぞれ2本のコラムの間に垂直方向に設けられる部分とアッパープレートに水平に設けられる部分とともに門形に設けられロータリーカップリングの作動により昇降する2つのクランプ開閉用ヨークと、それぞれのクランプ開閉用ヨークに上下に複数設けられるとともにそれぞれのクランプ開閉用ヨークの左右に設けられるリンク機構であるコネクティングロッドと、それぞれのコネクティングロッドが連結するクランプアームと、それぞれのクランプアームが連結しコラムに回動自在に設けられ積層された容器をセンタリングしつつ開閉自在に容器の短手方向両端面で4つの隅部を固定する4つのクランプ部と、ターンテーブル、コラム、アッパープレートおよびクランプ部を回転させる駆動モータと、ターンテーブル回転中心に垂直方向に配置されるクランプ開閉用シリンダーを有するとともに、
クランプ開閉用シリンダーは、プッシュプルロッドおよびロータリーカップリングを介してクランプ開閉用ヨークに連結し、それぞれのクランプ開閉用ヨークは、リンク機構であるコネクティングロッド及びクランクアームを介してクランプ部を開閉させるとともに、
少なくともコラムおよびクランプ部をカーボン系複合材で構成する容器遠心乾燥機を有し、
かつ容器遠心乾燥機へ積層整列された容器を供給搬出させる容器供給排出装置に少なくとも3つのドッグを有するディテント式ドッグ機構を設けたことを特徴とする容器遠心乾燥装置を提案する。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明を実施の形態を示す容器遠心乾燥装置の全体説明斜視図である図1、容器遠心乾燥機の内部平面説明図である図2、正面説明図である図3に基づいて説明する。なお容器遠心乾燥機の内部平面説明図である図2は、容器Cについて平面視正方形の容器を使用した場合と、平面視長方形の容器を使用した場合を半分づつ描き分けた説明図である。
【0011】
この発明の容器遠心乾燥装置は、積層された容器Cを回転遠心乾燥させる容器遠心乾燥機Aと、容器遠心乾燥機Aに積層された容器Cを送り込み送り出す容器供給排出装置Bとからなる。
【0012】
容器Cは、図示しない洗浄装置において温水、洗浄液等により洗浄された後、適宜数積層され上流側の供給コンベアによって整列装置12まで搬送される。送られてくる積層された容器Cは整列装置12によって整列される。積層整列された容器Cは容器供給排出装置Bのプッシャー部14によって容器遠心乾燥機Aへ送り込まれる。プッシャー部14は、平行な2本のプッシャーパイプからなる搬送路15上に設けられた3つのディテント式ドッグ機構16を有しており、整列装置12に位置する容器Cは整列装置12の上流側に配置される第3ドッグ16Aによって積層整列された容器Cは搬送路15の待機位置Dまで押し出される。搬送路15の待機位置Dに送り込まれた容器Bは、容器遠心乾燥機A内で乾燥された先の容器Cが容器遠心乾燥機Aから送り出され容器遠心乾燥機Aが空になると、第2ドッグ16Bによって容器Cを容器遠心乾燥機A内のターンテーブル1上まで押し出し位置させる。容器遠心乾燥機Aの上流側に位置する第1ドッグ16Cは、容器遠心乾燥装置A内で乾燥の終わった容器Cを下流側の排出コンベア17上へ送り出す排出用ドッグである。プッシャー部14の最下流側にエアシリンダー等により水平垂直に変更可能な跳ね上げ式の板状のブリッジ18を設ける。ブリッジ18は、2つの平行な橋部を有する。
【0013】
容器遠心乾燥機Aは、洗浄行程後の積層された容器Bをほぼ回転中心に載置させ回転可能である平面視多角形状、この実施例では平面視八角形状のステンレス製ターンテーブル1と、ターンテーブル1の上部に複数固定して立設させるコラム2と、複数のコラム2を上部で結合させるアッパープレート3と、コラム2に回動自在に設けられ積層された容器Bをセンタリングしつつ開閉自在に容器Bの隅部を固定するクランプ部4と、ターンテーブル1、コラム2、アッパープレート3およびクランプ部4を回転させる駆動モータ5と、クランプ部4を開閉させるクランプ開閉用シリンダー6を有する。容器遠心乾燥機Aは、外装部19の供給側及び排出側に開閉自在の両開き扉部13を有し、両開き扉部13が閉鎖されることにより容器遠心乾燥機Aは密閉状態になる。
【0014】
ターンテーブル1は、下部で駆動モータ5とVベルトによって連結している。駆動モータ5は、回生制動型インバータ及びモータを使用している。クランプ部4は、積層された容器Cの四隅をクランプする内直角部を有する4つの垂直方向に設けられた部材からなり、この実施形態ではそれぞれ上下3つのクランプアーム11に連結している。また、この実施形態では、コラム2はターンテーブル1の回転中心から同距離で対向する位置に2本づつ配設される。
【0015】
容器遠心乾燥機Aの部材の少なくともコラム2およびクランプ部4は、カーボン系複合材で構成し、搬送されターンテーブル1上に載置される容器Bに洗浄後でも残留するアルカリ性洗剤等の各種洗剤に対する耐腐食性を強化している。また容器遠心乾燥機Aの内壁面は、ゲルコート仕上げFRP樹脂材で表面加工し、コーナー部を湾曲状に形成している。
【0016】
クランプ開閉用シリンダー6は、ターンテーブル1の回転中心に垂直方向に配置され上部軸中心部を通るプッシュプルロッド7および駆動モータ5の回転を伝えずクランプ開閉用シリンダー6のスラストのみを伝えるロータリーカップリング8を介してコラム2の間に垂直方向に複数設けられたクランプ開閉用ヨーク9に連結する。
【0017】
クランプ開閉用ヨーク9は、それぞれの複数のコラム2の間に垂直方向に設けられアッパープレート3に水平に設けられる部分とともに門形に設けられている。
それぞれ対向する位置に垂直に配設されるクランプ開閉用ヨーク9に、上下に複数の、この実施形態では3つのリンク機構であるコネクティングロッド10を左右に設けており、それぞれのコネクティングロッド10を、それぞれクランプアーム11に連結している。それぞれのクランプアーム11は積層された容器Bの四隅をクランプする内直角部を有する4つのクランプ部4に連結している。
【0018】
コネクティングロッド10は、クランク開閉用ヨーク9と回動自在に連結しており、クランプ部4が積層された容器Bの四隅をクランプする閉状態では水平状態になり、クランプ部4が開状態ではハ字状態になる。
【0019】
次に、この発明の容器遠心乾燥装置の作用について説明する。
【0020】
この発明の実施形態に使用する容器Cは平面視長方形のものを使用し、図示しない洗浄装置において温水、洗浄液等により洗浄された後、適宜数積層され上流側の供給コンベアによって整列装置12まで搬送され、整列装置12によって積層整列される。このとき容器Cは、長手方向の端面を前後方向に位置させ、短手方向両側面を左右に位置させている。この状態で整列装置12内の積層整列された容器Cは容器供給排出装置Bのプッシャー部14の第3ドッグ16Aによって搬送路15の待機位置Dまで押し出される。このとき同時に第2ドッグ16Bおよび第1ドッグ16Cが作動し、第2ドッグ16Bは待機位置Dに位置していた容器Cを容器遠心乾燥機A内へ送り込み、第1ドッグ16Cは容器遠心乾燥機A内に位置していた容器Cを排出コンベア17上へ押し出し、それぞれ同時に移動させる。これらは、順次同様に作動する。搬送路15の最下流に配設されるブリッジ18は、通常の状態では垂直に位置し、搬送されてくる容器Cに対応して水平に成り、プッシャー部13と容器遠心乾燥機Aのターンテーブル1を水平に連結する。積層された容器Cは、長手方向端面側から容器遠心乾燥機Aへ入ると、外装部19に設けた供給側及び排出側の両開き扉部19が閉まり密閉状態になる。
【0021】
容器遠心乾燥機A内へ送り込まれた容器Cは、ターンテーブル1の回転中心付近に載置される。次ぎにクランプ開閉用シリンダー6を作動させ、ターンテーブル1の回転中心に垂直方向に配置され上部軸中心部を通るプッシュプルロッド7を下降させる。プッシュプルロッド7は、駆動モータ5の回転を伝えずクランプ開閉用シリンダー6のスラストのみを伝えるロータリーカップリング8を介して門形の垂直方向に2本設けられたクランプ開閉用ヨーク9を下降させる。
【0022】
それぞれ対向する2本のクランプ開閉用ヨーク9が下降すると、上下3つのリンク機構である左右のコネクティングロッド10は、ハ字状である上端連結部が下降してクランプ開閉用ヨーク9に対して回動して水平状態の一字状になる。それぞれのコネクティングロッド10は他端部をそれぞれクランプアーム11に連結しており、コネクティングロッド10の一字状の水平状態によりそれぞれのクランプアーム11は4つのクランプ部4を回動させ、容器Cの4つの隅部を外方から挟み込み容器Cをターンテーブル1の回転中心で動かないように固定する。容器Cのクランプされた状態は、短手方向両端面であり、アッパープレート3は、回転中心から比較的短い。
【0023】
このときクランプ開閉用シリンダー6の下方への圧力により容器Cは、上部からプッシュプルロッド7により押圧されるとともに、互いに隣のコネクティングロッド10と一字状の水平状態になることによって、容器Cの回転による遠心力に確実に抗することが可能になる。他の実施形態としては、コネクティングロッド10を重層的に複数設けることによりフェイルセーフ構造として遠心回転力に対抗させ安全性を高めている。
【0024】
容器Cがクランプ部4で挟持されると、駆動モータ5が作動し、回転力はVベルトによってターンテーブル1に伝えられターンテーブル1が回転する。このときクランプ開閉用シリンダー6へは、ターンテーブル1が回転してもロータリーカップリング8の作用により回転力が伝わることがない。
【0025】
駆動モータ5によってターンテーブル1の回転数を一定回転数まで加速させ、容器Cを回転遠心力により遠心乾燥(脱水)させた後、駆動モータ5を回生制動により定位置に停止させる。この制動時に容器遠心乾燥機Aの主要部材が、カーボン系複合材で構成されているため従来に比し軽量化されているため回転する装置の回転慣性モーメントを大幅に減少させることができる。また容器遠心乾燥機Aの内壁面は、ゲルコート仕上げFRP樹脂材で表面加工し、コーナー部を湾曲状に形成しているため、コーナー部にゴミ、埃、水滴が溜まりにくくなるとともに水滴の排出時間も速くなるため、衛生状態が向上する。
【0026】
駆動モータ5が、回生制動型インバータ及びモータを使用しているため、ターンテーブル1の180度割り出しを精度を高くし、かつ容易に行うことができる。さらに容器遠心乾燥機Aの回生制動時の電力回収によって駆動消費電力を非常に節約することが可能になった。
【0027】
容器供給排出装置Bに、ディテント式ドッグ機構を設けたことにより、容器遠心乾燥機A内の容器Cを排出コンベア17側に排出されると同時に、待機位置にある容器Cを容器遠心乾燥機A内のターンテーブル1回転中心位置に送り込み、さらに整列装置12内に積層された容器Cを待機位置まで押し出すことが可能になった。
【0028】
ターンテーブル1を平面視多角形状にしたことにより、ステンレス製でプレス加工による製造ができるようになり、ターンテーブル1の製造コストを低下させることができた。
【0029】
【発明の効果】
容器遠心乾燥機の主要部材を、各種の洗剤に対する耐腐食性の高い部材で構成したので装置の部材の腐食を防ぐことが可能になり、容器遠心乾燥装置の寿命を伸ばすことができた。
【0030】
容器遠心乾燥機の軽量化によって回生制動がより容易になるとともに、回生制動時の電力回収によって駆動消費電力を非常に節約することが可能になり、装置のランニングコストを半減させることが可能になった。さらに容器遠心乾燥機のターンテーブルの回転の加速減速時間の短縮により容器乾燥に掛かる処理能力が向上した。
【0031】
容器供給排出装置にディテント式ドッグ機構を設けたことにより、供給用コンベアの長さを大幅に短縮させることができ、設備面積を縮小させることができる。
【0032】
さらにまた、容器遠心回転乾燥機内へ送り込み時に、容器を平面視長手方向端面を前後方向に向けて送り込むことが可能になったため、容器をクランプする両端面が短手方向の両端面となり、アッパープレート部の回転中心からの長さが短くなり、回転慣性量が小さくすることができ、駆動消費電力を節約することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を実施の形態を示す容器遠心乾燥装置の全体説明斜視図
【図2】 同じく容器遠心乾燥機の内部平面説明図
【図3】 同じく容器遠心乾燥機の正面説明図
【符号の説明】
A 容器遠心乾燥機
1 ターンテーブル
2 コラム
3 アッパープレート
4 クランプ部
5 駆動モータ
6 クランプ開閉用シリンダー
7 プッシュプルロッド
8 ロータリーカップリング
9 クランプ開閉用ヨーク
10 コネクティングロッド
11 クランプアーム
B 容器供給排出装置
12 整列装置
13 両開き扉部
14 プッシャー部
15 搬送路
16 ディテント式ドッグ機構
16A 第3ドッグ
16B 第2ドッグ
16C 第1ドッグ
17 排出コンベア
18 ブリッジ
19 外装部

Claims (2)

  1. 洗浄行程後の積層された容器を載置するターンテーブルと、ターンテーブルの回転中心に垂直方向に配置され上部軸中心部を通るプッシュプルロッドと、プッシュプルロッドに連結し駆動モータの回転を伝えずクランプ開閉用シリンダーのスラストのみを伝えるロータリーカップリングと、ターンテーブルの上部にターンテーブルの回転中心から同距離で対向する位置に2本づつ立設させるコラムと、対向するそれぞれ2本のコラムを上部で結合させるアッパープレートと、対向するそれぞれ2本のコラムの間に垂直方向に設けられる部分とアッパープレートに水平に設けられる部分とともに門形に設けられロータリーカップリングの作動により昇降する2つのクランプ開閉用ヨークと、それぞれのクランプ開閉用ヨークに上下に複数設けられるとともにそれぞれのクランプ開閉用ヨークの左右に設けられるリンク機構であるコネクティングロッドと、それぞれのコネクティングロッドが連結するクランプアームと、それぞれのクランプアームが連結しコラムに回動自在に設けられ積層された容器をセンタリングしつつ開閉自在に4つの隅部を固定する4つのクランプ部と、ターンテーブル、コラム、アッパープレートおよびクランプ部を回転させる駆動モータと、ターンテーブル回転中心に垂直方向に配置されるクランプ開閉用シリンダーを有するとともに、
    クランプ開閉用シリンダーは、プッシュプルロッドおよびロータリーカップリングを介してクランプ開閉用ヨークに連結し、それぞれのクランプ開閉用ヨークは、リンク機構であるコネクティングロッド及びクランクアームを介してクランプ部を開閉させるとともに、
    少なくともコラムおよびクランプ部をカーボン系複合材で構成する容器遠心乾燥機を有することを特徴とする容器遠心乾燥装置。
  2. 洗浄行程後の積層された容器を載置するターンテーブルと、ターンテーブルの回転中心に垂直方向に配置され上部軸中心部を通るプッシュプルロッドと、プッシュプルロッドに連結し駆動モータの回転を伝えずクランプ開閉用シリンダーのスラストのみを伝えるロータリーカップリングと、ターンテーブルの上部にターンテーブルの回転中心から同距離で対向する位置に2本づつ立設させるコラムと、対向するそれぞれ2本のコラムを上部で結合させるアッパープレートと、対向するそれぞれ2本のコラムの間に垂直方向に設けられる部分とアッパープレートに水平に設けられる部分とともに門形に設けられロータリーカップリングの作動により昇降する2つのクランプ開閉用ヨークと、それぞれのクランプ開閉用ヨークに上下に複数設けられるとともにそれぞれのクランプ開閉用ヨークの左右に設けられるリンク機構であるコネクティングロッドと、それぞれのコネクティングロッドが連結するクランプアームと、それぞれのクランプアームが連結しコラムに回動自在に設けられ積層された容器をセンタリングしつつ開閉自在に容器の短手方向両端面で4つの隅部を固定する4つのクランプ部と、ターンテーブル、コラム、アッパープレートおよびクランプ部を回転させる駆動モータと、ターンテーブル回転中心に垂直方向に配置されるクランプ開閉用シリンダーを有するとともに、
    クランプ開閉用シリンダーは、プッシュプルロッドおよびロータリーカップリングを介してクランプ開閉用ヨークに連結し、それぞれのクランプ開閉用ヨークは、リンク機構であるコネクティングロッド及びクランクアームを介してクランプ部を開閉させるとともに、
    少なくともコラムおよびクランプ部をカーボン系複合材で構成する容器遠心乾燥機を有し、
    かつ容器遠心乾燥機へ積層整列された容器を供給搬出させる容器供給排出装置に少なくとも3つのドッグを有するディテント式ドッグ機構を設けたことを特徴とする容器遠心乾燥装置。
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