JP3836911B2 - 固体撮像装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、入力した1次元または2次元の光像を撮像する固体撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電荷結合素子(CCD)に代表される固体撮像素子を使用した撮像装置は、家庭用ビデオをはじめ様々な分野で使用されている。しかし、比較的大きな受光面積を有するフォトダイオード電荷を取り扱う場合には、CCDでは電荷転送効率が低いので、電荷の転送をしきれないという問題を生じる。そこで、特定の分野では、固体撮像装置の内で、電荷転送効率の問題が生じないMOS型イメージセンサが使用される。
【0003】
MOS型イメージセンサでは、1次元または2次元光像を撮像するものは、1次元または2次元の配列されたフォトダイオードアレイに対して、1つのディスクリート増幅器を設置し、各フォトダイオードでの光検出信号を増幅後に取り出すという方式が従来から採用されてきた。近年、MOS型イメージセンサの長所を活かしつつ、短い読み出し時間で、光量の小さい領域まで線形な光電変換特性の維持された光センサ装置が提案されている。
【0004】
こうした装置は、フォトダイオードの出力をチャージアンプ回路、ソースフォロワ回路を介して、読み出している(「特開平5−215602号公報(従来例1)」、「J.C.Stanton, IEEE Transaction Nuclear Science, Vol.36, No.1, Feb. 1989, pp522-527(従来例2)」参照)。
【0005】
図5は、従来例1に開示の装置の回路構成図である。なお、従来例2に開示の装置も本質的に同様の回路構成を有している。図5に示すように、(a)フォトダイオード910と、フォトダイオード910から出力された光検出信号を入力して、電荷積分を行なうチャージアンプ回路920とを備えるセンサ9301〜930Nと、(b)走査回路940によって択一的に選択されたセンサ930iから出力された信号を入力して、クランプ処理するクランプ回路950と、クランプ回路950から出力された信号入力してソースフォロワ出力するソースフォロワ回路960とを備えるバッファ回路970とを備える。
【0006】
この装置では、フォトダイオード910への光の入射によって発生した電荷による電流信号を、チャージアンプ回路920が入力して電荷積分を行なう。そして、走査回路940から出力される走査指示信号に応じて、択一的に選択されたセンサ930iから出力された信号である積分信号を、クランプ回路950を介した後にソースフォロワ回路960を介して、順次得ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
提案されている光センサ装置は上記のように構成されるので、2次元のイメージセンサや、フォトダイオードと信号処理回路とを対にして1次元配列したイメージセンサを形成する場合に、以下のような問題点があった。
【0008】
(1)直線性の問題
図5の装置では、MOSFETのソースフォロワ回路960によって、チャージアンプ回路920から出力される電荷積分結果をMOSFETのゲートから入力し、MOSFETのソースから外部回路へ出力している。したがって、ゲート電位をVG、ソース電位をVSとすると、
VS=VG−Vth−(2I/Kp)1/2 …(1)
ここで、Vth:MOSFETのしきい値電圧
I :MOSFETのドレイン電流
Kp:MOSFETの製造パラメータ、サイズ等に起因する定数
が成立する。
【0009】
ところで、Vthはソース電位VSによって変動する値であり、
Vth=Vth0+γ((VS+Vb)1/2−Vb1/2) …(2)
ここで、Vth0:MOSFET固有のしきい値電圧
γ :MOSFET固有の基板定数
Vb :MOSFETのベース電位
となる。なお、ベース電位Vbは、NMOSであれば一般的に接地されるなどして、一定の電位に固定される。(1)および(2)式より、ゲート電位VG、すなわち積分結果信号に対して、ソース電位VS、すなわち出力信号が線形な関係を保つことは困難である。
【0010】
以上を防ぐために、MOSFETのウェル電位をソース電位VSとすべく配線接続を施すと、ウェルによって寄生容量が大幅に増加してしまい、高速動作が困難となる。
【0011】
(2)動作速度の問題
図5の装置では、走査回路940によりセンサ930iの選択が行なわれた瞬間に、(1)式に示したソース電位VSとなるべく、ソース端子の寄生容量をチャージアップする。高速動作のため、ソース端子の寄生容量のチャージアップ速度を速めるには、ソースフォロワ回路に流す定常電流の値を増やす必要がある。
【0012】
しかし、定常電流の値を増やすと、ソースフォロワ回路におけるゲートとソースとの間の電圧値が増加してしまう。この結果、出力信号電圧のダイナミックレンジが狭くなる。
【0013】
以上を解決するために、MOSFETのサイズを大きくすると、寄生容量も増えることとなるので、高速動作が困難となる。
【0014】
すなわち、図5の装置では、高速動作と出力のダイナミックレンジの確保とを両立させることができなかった。
【0015】
上記の問題は、構成要素をアレイ化して集積する場合に特に深刻な問題点となる。
【0016】
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、集積化された場合であっても、出力信号のダイナミックレンジを確保しつつ、高速動作が可能であるとともに、消費電力を低減した固体撮像装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1の固体撮像装置は、入力した光像を撮像する固体撮像装置であって、
(a)入力光信号を電流信号に変換する光電変換素子と、光電変換素子の信号出力端子に第1の端子が接続され、垂直走査信号に応じて第2の端子から光電変換素子で発生した電流信号を流出する第1のスイッチ素子とを1組の受光素子として、第1の方向に沿って第1の数だけ配列されるとともに、夫々の前記スイッチ素子の第2の端子と互いに電気的に接続された信号出力端子を有する垂直受光部が、第2の方向に沿って第2の数だけ配列された受光部と、(b)夫々の垂直受光部からの出力を夫々個別に入力し、リセット指示信号に応じて垂直受光部から出力された電流信号を入出力端子間に接続された第1の容量素子に積分または非積分の動作をする第2の数の積分回路と、(c)駆動制御信号を夫々入力するとともに、夫々の積分回路から出力された信号を夫々入力して、サンプル指示信号に応じて電荷サンプル動作または電荷ホールド動作を行う第2の数のサンプルホールド回路であって、駆動制御信号が有意となると出力インピーダンスを低減する第2の数のサンプルホールド回路と、(d)夫々のサンプルホールド回路から出力された信号を夫々入力し、水平走査信号に応じて択一的に出力する第2の数の水平読み出し部と、(e)垂直走査信号、リセット指示信号、サンプル指示信号、および水平走査信号を発行するとともに、水平走査信号に同期して駆動制御信号を有意とするタイミング制御部とを備えることを特徴とする。
【0018】
請求項1の固体撮像装置では、リセット指示信号を一時的に有意とした後、各垂直受光部の垂直走査における第1番目の受光素子の第1のスイッチ素子のみを「ON」とする垂直走査信号を出力する。第1のスイッチ素子が「ON」となると、それまでの受光によって光電変換素子に蓄積された電荷が電流信号となって受光部から出力される。そして、積分回路によって瞬時にその帰還容量に蓄積され電圧として出力される。積分回路から出力された信号は、サンプルホールド回路に入力する。
【0019】
サンプルホールド回路では、サンプル指示信号に応じて、光電変換素子に蓄積された電荷量に応じた電荷量が蓄積され、水平読み出し部に入力する。サンプリング動作の終了と相前後して、垂直走査信号はいずれの受光素子をも選択しない状態に設定される。
【0020】
次いで、水平走査信号の設定により夫々の水平読み出し部を順次、択一的に選択するとともに、読み出そうとする垂直受光部のサンプルホールド回路に駆動制御信号により出力インピーダンス低減を指示する。サンプルホールド回路は、出力インピーダンス低減が指示されると、低出力インピーダンスで信号を出力する。こうして、高速に信号を出力して、各垂直受光部の垂直走査における第1番目の受光素子に応じた検出信号を順次読み出す。
【0021】
なお、リセット指示信号は、サンプリング動作の終了の後、垂直走査における垂直受光部の第1番目の受光素子に応じた水平走査が終了するまでに有意に設定される。
【0022】
垂直走査における垂直受光部の第1番目の受光素子に応じた検出信号を順次読み出しが終了すると、水平走査信号をいずれの垂直受光部に応じた信号をも出力選択しない状態にし、リセット指示信号を非有意とした後、各垂直受光部の垂直走査における第2番目の受光素子の第1のスイッチ素子のみを「ON」状態とする垂直走査信号を出力する。第1のスイッチ素子が「ON」となると、それまでの受光によって光電変換素子に蓄積された電荷が電流信号となって受光部から出力される。
【0023】
以後、垂直走査における垂直受光部の第1番目の受光素子と同様にして、垂直走査における垂直受光部の第2番目の受光素子に応じた検出信号を順次読み出す。
【0024】
引き続き、各垂直受光部の受光素子を順次指定しながら、各垂直受光部の垂直走査における第1番目の受光素子の場合と同様にして、各垂直受光部の受光素子に応じた検出信号を順次読み出すことにより、受光部に入力した光像の撮像データを収集する。
【0025】
請求項2の固体撮像装置は、請求項1の固体撮像装置において、サンプルホールド回路が、(i)積分回路から出力された信号を第1の端子から入力するとともに、サンプル指示信号が有意の場合には第1の端子と第2の端子とを接続し、サンプル指示信号が非有意の場合には第2の端子と第3の端子とを接続する第2のスイッチ素子と、(ii)第2のスイッチ素子の第2の端子と第1の端子とが接続された第2の容量素子と、(iii)第2の容量素子の第2の端子と仮想的に正入力端子に短絡している負入力端子とが接続され、正入力端子が基準電位に設定されるとともに、出力端子が第2のスイッチ素子の第3の端子と接続され、駆動制御信号が非有意の場合には、第2の容量素子に蓄積された電荷の放出を実質的に行なわず、駆動制御信号が有意の場合には、第2の容量素子に蓄積された電荷の放出を能動的に行なうホールド増幅器と、(iv)ホールド増幅器の負入力端子と第1の端子が接続され、ホールド増幅器の出力端子と第2の端子が接続されるとともに、出力電位リセット指示信号に応じて開閉する第3のスイッチ素子とを備えるとともに、タイミング制御部は、出力電位リセット指示信号を更に出力することを特徴とする。
【0026】
請求項2の固体撮像装置では、リセット指示信号が有意の期間中にサンプル指示信号が有意となり、積分回路の出力が第2のスイッチ素子を介して第2の容量素子の第1の端子に入力する。そして、リセット指示信号が有意であり、かつ、サンプル指示信号が有意の期間中に、出力電位リセット指示信号を一時的に有意として、第3のスイッチ素子を一時的に閉じる。この結果、ホールド増幅器の出力端子と負入力端子とを一時的に短絡され、ホールド増幅器の出力端子が基準電位に設定される。
【0027】
サンプル指示信号を有意としたままで、リセット指示信号が非有意とした後、各垂直受光部の垂直走査における第1番目の受光素子のスイッチ素子のみを「ON」とする垂直走査信号を出力し、それまでの受光によって光電変換素子に蓄積された電荷が電流信号となって受光部から出力され、積分回路によって瞬時にその帰還容量に蓄積され電圧としてサンプルホールド回路に入力する。
【0028】
サンプルホールド回路では、積分回路から出力された信号を第2のスイッチ素子を介して第2の容量素子の第1の端子に入力し、積分回路から出力された信号の電圧値に応じた電荷を第2の容量素子に蓄積する。
【0029】
次に、駆動制御信号が非有意の状態でサンプル指示信号を非有意として、第2のスイッチ素子を切換え、第2の容量素子の第1の端子をホールド増幅器の出力端子に接続する。駆動制御信号が非有意の状態では、ホールド増幅器は低出力インピーダンス化されていないので、駆動電流が僅かであり、静的に第2の容量素子に蓄積された電荷がホールドされた状態であり、ホールド電圧をセーブする。
【0030】
次いで、水平走査信号の設定により夫々の水平読み出し部を順次、択一的に選択するとともに、読み出そうとする垂直受光部のサンプルホールド回路に駆動制御信号を水平走査信号に同期して有意として低出力インピーダンス化を指示する。サンプルホールド回路は、低インピーダンス化が指示されると、高速に信号出力を実行する。こうして、高速で出力された信号を順次読み出すことにより、各垂直受光部の垂直走査における第1番目の受光素子に応じた検出信号を順次読み出す。
【0031】
なお、リセット指示信号は、サンプリング動作の終了の後、垂直走査における垂直受光部の第1番目の受光素子に応じた水平走査が終了するまでに有意に設定される。
【0032】
以後、第2番目以降の各垂直受光部の受光素子を順次指定しながら、各垂直受光部の垂直走査における第1番目の受光素子の場合と同様にして、各垂直受光部の受光素子に応じた検出信号を順次読み出すことにより、受光部に入力した光像の撮像データを収集する。
【0033】
請求項3の固体撮像素子は、請求項1の固体撮像装置において、駆動制御信号が有意となるタイミングと水平走査信号が有意となるタイミングとが略同一であることを特徴とする。
【0034】
請求項3の固体撮像素子では、駆動制御信号が有意となるタイミングと水平走査信号が有意となるタイミングとを略同一とするので、駆動制御信号の有意時間を最小化することが可能であり、消費電力を有効に低減することができる。
【0035】
請求項4の固体撮像装置は、請求項1の固体撮像装置において、積分回路とサンプルホールド回路との間に、(i)夫々の積分回路から出力された信号を夫々入力し、積分回路ごとのオフセット分を低減して出力する第3の容量素子と、第3の容量素子を介した信号を夫々入力し、クランプ指示信号に応じて第3の容量素子の信号出力端子を基準電位に短絡させるクランプ素子とを備える第2の数のクランプ回路と、(ii)夫々のクランプ回路から出力した信号を夫々入力し、インピーダンス変換して、サンプルホールド回路へ向けて出力する第2の数のバッファ回路とを更に備えるとともに、タイミング制御部はクランプ制御信号を更に出力することを特徴とする。
【0036】
請求項4の固体撮像素子では、第3の容量素子により、積分回路の出力信号の直流成分がカットされ、クランプ回路によりサンプルホールド回路によるサンプル動作における信号の非有効期間での電荷蓄積が防止され、かつ、バッファ回路による低出力インピーダンスでのサンプルホールド回路への入力が行なわれる。この結果、低ノイズ化が可能となる。
【0037】
【実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の固体撮像装置の実施例を説明する。なお、図面の説明にあたって同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0038】
図1は、本発明の実施例の固体撮像装置の構成図である。図1に示すように、この装置は、(a)入力光信号を電流信号に変換する光電変換素子130と、光電変換素子130の信号出力端子に接続され、垂直走査信号Vi(i=1〜N1)に応じて光電変換素子130で発生した電流信号を流出するスイッチ素子140とを1組の受光素子120として、第1の方向(以後、垂直方向と呼ぶ)に沿ってN1個配列され、夫々のスイッチ素子140の信号出力端子が電気的に接続された垂直受光部110が、第2の方向(以後、水平方向と呼ぶ)に沿ってN2個配列された受光部100と、(b)垂直受光部110j(j=1〜N2)からの出力信号を夫々個別に入力し、信号処理後に水平走査信号(Hj)に応じて択一的に信号を出力する水平信号処理部210jを備える信号処理部200と、(c)受光部100および信号処理部200に動作タイミングの指示信号を通知するタイミング制御部300とを備える。
【0039】
水平信号処理部210jは、(i)垂直受光部110jからの出力信号を入力し、リセット指示信号Rに応じて垂直受光部110jから出力された電流信号を入出力端子間に接続された容量素子222に積分(リセット指示信号R=非有意の場合)、または非積分(リセット指示信号R=有意の場合)の動作をする積分回路220と、(ii)積分回路220から出力された信号を入力し、積分回路220のオフセット分低減して出力する容量素子231と、容量素子231を介した信号を入力し、クランプ指示信号Cに応じて容量素子231を介した信号を接地レベルに短絡させるクランプ用スイッチ232とを備えるクランプ回路230と、(iii)クランプ回路230を介した信号を入力し、入力信号をインピーダンス変換して出力するバッファ回路250と、(iv)バッファ回路250から出力された信号を夫々入力し、サンプル指示信号SHに応じてサンプルホールド動作を行うサンプルホールド回路260と、(v)サンプルホールド回路260から出力された信号を入力して、水平走査信号Hjに応じてインピーダンス変換信号を出力する水平読み出し部270とを備える。
【0040】
積分回路220は、(i)垂直受光部110jからの出力信号を入力する電荷増幅器221と、(ii)電荷増幅器221の入力端子に一方の端子が接続され、電荷増幅器221の出力端子に他方の端子が接続された容量素子222と、(iii)電荷増幅器221の入力端子に一方の端子が接続され、電荷増幅器221の出力端子に第2の端子が接続され、リセット指示信号Rが有意の場合には「ON」状態となり、リセット指示信号Rが非有意の場合には「OFF」状態となるスイッチ素子223とを備える。
【0041】
サンプルホールド回路260は、(i)バッファ回路250から出力された信号を端子2611から入力するとともに、サンプル指示信号SHが有意の場合には端子2611と端子2612とを接続し、サンプル指示信号SHが非有意の場合には端子2612と端子2613とを接続するスイッチ素子261と、(ii)スイッチ素子261の端子2612と第1の端子とが接続された容量素子262と、(iii)容量素子262の第2の端子と仮想的に正入力端子に短絡している負入力端子とが接続され、正入力端子が接地されるとともに、出力端子とスイッチ素子261の端子2613とが接続され、駆動制御信号Ijが非有意の場合には、高出力インピーダンス化され、駆動電流が小さく、駆動制御信号Ijが有意の場合には、低出力インピーダンス化され、駆動電流が大きいが高速で信号を出力するホールド増幅器263と、(iv)ホールド増幅器263の負入力端子と第1の端子が接続され、ホールド増幅器263の出力端子と第2の端子が接続されるとともに、出力電位リセット指示信号rに応じて開閉するスイッチ素子264とを備える。
【0042】
図2は、ホールド増幅器263の構成例の詳細回路構成図である。図2に示すように、ホールド増幅器263は、直列接続されたトランジスタQ1〜Q3と直列接続されたトランジスタQ4〜Q6とを並列接続した、一般的な差動増幅器の構成を有するとともに、駆動能力が小さなトランジスタQ3には常時バイアス電圧Vbiasが供給され、駆動能力の大きなトランジスタQ6には、駆動制御信号Ijが有意の場合には閉じ、駆動制御信号Ijが非有意の場合には開くスイッチSWを介してバイアス電圧Vbiasが供給される。
【0043】
駆動制御信号Ijが非有意の場合には、トランジスタQ3が動作状態であるが、トランジスタQ6が動作状態になく、トランジスタQ3に印加されたバイアス電圧Vbiasのみでホールド増幅器263が動作しているので、高出力インピーダンス化されており、極めて低い消費電力しか必要とせず、非常に静的に容量262に電荷がホールドされた状態となる。
【0044】
一方、駆動制御信号Ijが有意の場合には、トランジスタQ3に加えて、トランジスタQ6が動作状態となるので、消費電力は増加するが、低出力インピーダンス化される。この結果、負荷駆動能力が高まり、高速で信号出力が可能となる。
【0045】
また、ソースフォロワの構成をとらず、増幅器の構成をとるとともに、低出力インピーダンスで信号出力を行なうので、ダイナミックレンジを確保しつつ、高速動作が可能となる。
【0046】
水平読み出し部270は、サンプルホールド回路260から出力された信号を一方の端子で入力し、水平走査信号Hjの指定に応じて「ON」状態と「OFF」状態とが切り替わるスイッチ素子271を備える。
【0047】
タイミング制御部300は、(i)基本タイミング信号を発生する基本タイミング部310と、(ii)基本タイミング部310から通知された垂直走査指示に従って、垂直走査信号Viを発生する垂直走査部320と、(iii)基本タイミング部310から通知された水平走査指示に従って、水平走査信号Hjおよび駆動制御信号Ijを発生する水平走査部330と、(iv)基本タイミング部310から通知された基本タイミングに従って、サンプル指示信号SH、クランプ指示信号C、リセット指示信号R、出力電位リセット指示信号rを発生する制御信号部340とを備える。
【0048】
本実施例の装置は、以下のようにして、受光部100に入力した光像データを収集する。図3は、本実施例の装置の動作を説明するタイミングチャートである。
【0049】
本実施例の固体撮像装置では、タイミング制御回路300が、水平走査信号Hjをいずれの垂直受光部に応じた信号も出力選択しない状態(すなわち、すべてのスイッチ素子271は「OFF」状態)で、リセット指示信号Rおよびクランプ指示信号Cが有意とし、リセット指示信号Rが有意の期間中にサンプル指示信号SHが有意とし、サンプルホールド回路260に入力した信号は、スイッチ素子261を介して容量素子262の第1の端子に入力する設定とする。そして、リセット指示信号Rが有意であり、かつ、サンプル指示信号SHが有意の期間中に、出力電位リセット指示信号rを一時的に有意として、スイッチ素子264を一時的に閉じる。この結果、ホールド増幅器263の出力端子と負入力端子とが一時的に短絡され、ホールド増幅器263の出力端子が接地電位に設定される。
【0050】
次に、サンプル指示信号SHを有意としたままで、リセット指示信号Rおよびクランプ指示信号Cを非有意とした後、垂直受光部110jの垂直走査における第1番目の受光素子1101,jのスイッチ素子140のみを「ON」状態とする垂直走査信号V1を出力する。スイッチ素子140が「ON」となると、それまでの受光によって光電変換素子130に蓄積された電荷が電流信号となって受光部100から出力される。そして、積分回路220によって瞬時に容量素子222に蓄積され電圧として出力される。続いて、容量素子230を介してオフセットが低減され、バッファ回路250によってインピーダンスが変換された後、光電変換素子130に蓄積された電荷量に応じた信号がサンプルホールド回路260に入力する。
【0051】
サンプルホールド回路260では、バッファ回路250から出力された信号をスイッチ素子261を介して容量素子262の第1の端子に入力し、バッファ回路250から出力された信号の電圧値に応じた電荷を容量素子262に蓄積する。
【0052】
サンプリング時間の経過後、サンプル指示信号SHを非有意として、スイッチ素子261を切換え、容量素子262の第1の端子をホールド増幅器263の出力端子に接続する。駆動制御信号Ijが非有意の状態では、ホールド増幅器263は実質的に出力駆動を行なわないので、容量素子262に蓄積された電荷がホールドされる。
【0053】
次いで、水平走査信号Hjの設定により夫々の水平読み出し部270を順次、択一的に選択するとともに、読み出そうとする垂直受光部110jのサンプルホールド回路260に駆動制御信号Ijを水平走査信号Hjに同期して有意として低出力インピーダンス化を指示する。サンプルホールド回路260のホールド増幅器263は、低インピーダンス化が指示されると、容量素子262蓄積された電荷に応じた信号を高速に出力する。こうして、高速に出力された信号を順次読み出すことにより、各垂直受光部110jの垂直走査における第1番目の受光素子1201,jに応じた検出信号を順次読み出す。
【0054】
なお、リセット指示信号Rおよびクランプ指示信号Cは、サンプリング動作の終了の後、垂直走査における垂直受光部110jの第1番目の受光素子1201,jに応じた水平走査が終了するまでに有意に設定される。
【0055】
受光素子1201,jに応じた検出信号を順次読み出しが終了すると、水平走査信号Hjをいずれの垂直受光部に応じた信号をも出力選択しない状態に、垂直走査信号Viをいずれの受光素子110i,jをも選択しない状態にし、上記と同様にして、リセット指示信号Rが有意の期間中にサンプル指示信号SHが有意とし、サンプルホールド回路260に入力した信号は、スイッチ素子261を介して容量素子262の第1の端子に入力する設定とする。そして、リセット指示信号Rが有意であり、かつ、サンプル指示信号SHが有意の期間中に、出力電位リセット指示信号rを一時的に有意として、スイッチ素子264を一時的に閉じる。この結果、ホールド増幅器263の出力端子と負入力端子とが一時的に短絡され、ホールド増幅器236の出力端子が接地電位に設定される。
【0056】
次に、サンプル指示信号SHを有意としたままで、リセット指示信号Rおよびクランプ指示信号Cを非有意とした後、垂直受光部110jの垂直走査における第2番目の受光素子1102,jのスイッチ素子140のみを「ON」状態とする垂直走査信号V2を出力する。スイッチ素子140が「ON」となると、それまでの受光によって光電変換素子130に蓄積された電荷が電流信号となって受光部100から出力される。
【0057】
以後、受光素子1201,jと同様にして、受光素子1202,jに応じた検出信号を順次読み出す。
【0058】
引き続き、各垂直受光部110jの受光素子120を順次指定しながら、各垂直受光部110jの垂直走査における第1番目の受光素子1201,jの場合と同様にして、各垂直受光部110jの受光素子120に応じた検出信号を順次読み出すことにより、受光部100に入力した光像の撮像データを収集する。
【0059】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、変形が可能である。例えば、上記実施形態では受光部を2次元構成としたが、図4に示すように、受光部を1次元構成、すなわち、上記実施形態においてi=1の構成を採用してもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上、詳細に説明した通り、本発明の固体撮像装置によれば、垂直受光部ごとに積分回路などの信号処理回路を設置するとともに、サンプルホールド回路を出力インピーダンスを制御可能なホールド増幅器を備えて構成し、外部回路負荷を駆動する信号読み出し時のみホールド増幅器を低インピーダンス化することとしたので、ホールド増幅器の低インピーダンス化に伴う高消費電力化する時間を短くすることができ、平均の消費電力を低減することが可能となるとともに、広いダイナミックレンジを確保しつつ、高速で外部に信号出力が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の固体撮像装置の回路構成図である。
【図2】本発明の実施形態の固体撮像装置のホールド増幅器の回路構成図である。
【図3】本発明の実施形態の固体撮像装置の動作を説明するタイミングチャートである。
【図4】本発明の実施形態の固体撮像装置の変形例の回路構成図である。
【図5】従来の固体撮像装置の回路構成図である。
【符号の説明】
100…受光部、110…垂直受光部、120…受光素子、130…光電変換素子、140…スイッチ素子、200…信号処理部、210…水平信号処理部、220…積分回路、221…電荷増幅器、222…容量素子、223…スイッチ素子、230…クランプ回路、231…容量素子、232…スイッチ素子、250…バッファ回路、260…サンプルホールド回路、261…スイッチ素子、262…容量素子、263…ホールド増幅器、264…スイッチ素子、270…水平読み出し部、271…スイッチ素子、300…タイミング制御部、310…基本タイミング部、320…垂直走査部、330…水平走査部、340…制御信号部。
Claims (4)
- 入力した光像を撮像する固体撮像装置であって、
入力光信号を電流信号に変換する光電変換素子と、前記光電変換素子の信号出力端子に第1の端子が接続され、垂直走査信号に応じて第2の端子から前記光電変換素子で発生した電流信号を流出する第1のスイッチ素子とを1組の受光素子として、第1の方向に沿って第1の数だけ配列されるとともに、夫々の前記スイッチ素子の第2の端子と互いに電気的に接続された信号出力端子を有する垂直受光部が、第2の方向に沿って第2の数だけ配列された受光部と、
夫々の前記垂直受光部からの出力を夫々個別に入力し、リセット指示信号に応じて前記垂直受光部から出力された電流信号を入出力端子間に接続された第1の容量素子に積分または非積分の動作をする前記第2の数の積分回路と、
駆動制御信号を入力するとともに、夫々の前記積分回路から出力された信号を夫々入力して、サンプル指示信号に応じて電荷サンプル動作または電荷ホールド動作を行う前記第2の数のサンプルホールド回路であって、前記駆動制御信号が有意となると出力インピーダンスを低減する前記第2の数のサンプルホールド回路と、
夫々の前記サンプルホールド回路から出力された信号を夫々入力し、水平走査信号に応じて択一的に出力する第2の数の水平読み出し部と、
前記垂直走査信号、前記リセット指示信号、前記サンプル指示信号、および水平走査信号を発行するとともに、前記水平走査信号に同期して前記駆動制御信号を有意とするタイミング制御部と、
を備えることを特徴とする固体撮像装置。 - 前記サンプルホールド回路は、
前記積分回路から出力された信号を第1の端子から入力するとともに、前記サンプル指示信号が有意の場合には前記第1の端子と第2の端子とを接続し、前記サンプル指示信号が非有意の場合には前記第2の端子と第3の端子とを接続する第2のスイッチ素子と、
前記第2のスイッチ素子の第2の端子と第1の端子とが接続された第2の容量素子と、
前記第2の容量素子の第2の端子と仮想的に正入力端子に短絡している負入力端子とが接続され、前記正入力端子が基準電位に設定されるとともに、出力端子が前記第2のスイッチ素子の第3の端子と接続され、前記駆動制御信号が非有意の場合には、前記第2の容量素子に蓄積された電荷の放出を実質的に行なわず、前記駆動制御信号が有意の場合には、前記第2の容量素子に蓄積された電荷の放出を能動的に行なうホールド増幅器と、
前記ホールド増幅器の負入力端子と第1の端子が接続され、前記ホールド増幅器の出力端子と第2の端子が接続されるとともに、出力電位リセット指示信号に応じて開閉する第3のスイッチ素子を備えるとともに、前記タイミング制御部は、前記出力電位リセット指示信号を更に出力する、ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。 - 前記駆動制御信号が有意となるタイミングと前記水平走査信号が有意となるタイミングとは略同一である、ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
- 前記積分回路と前記サンプルホールド回路との間に、
夫々の前記積分回路から出力された信号を夫々入力し、前記積分回路ごとのオフセット分を低減して出力する第3の容量素子と、前記第3の容量素子を介した信号を夫々入力し、クランプ指示信号に応じて前記第3の容量素子の信号出力端子を基準電位に短絡させるクランプ素子とを備える前記第2の数のクランプ回路と、
夫々の前記クランプ回路から出力した信号を夫々入力し、インピーダンス変換して、前記サンプルホールド回路へ向けて出力する前記第2の数のバッファ回路と、
を更に備えるとともに、前記タイミング制御部は前記クランプ制御信号を更に出力する、ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
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