JP3826392B2 - カウンタ機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶ディスプレイを有するカウンタ機器に関するものである。
【0002】
この種のカウンタ機器における液晶ディスプレイ接続構造は、図10及び図11に示すように、導電性弾性材を中にしてその両側面に絶縁性弾性材を配して角柱体に成形し且つその両側面部に導電性弾性材の端部を表出させた弾性を有するコネクタ52を用いて、コネクタ52の一方の側面部52aをLCD(液晶ディスプレイ)53に接触させると共に、コネクタ52の他方の側面部52bをプリント基板54に接触させて構成してある。
【0003】
また、カウンタ機器におけるスイッチ構造は、図11に示すように、ケース55の前面部55Aの下部にスイッチ挿入孔部56を設けて、この前面部55Aの内面側にスイッチ挿入孔部56に連通するガイド部57を設け、スイッチ挿入孔部56に設けたスイッチ作動部材(リセットスイッチ)58をガイド部57により案内保持させて、スイッチ作動部材58のスイッチ作動部59がプリント基板54のスイッチ部分に接触できるようにして構成してあった。
【0004】
また、図12乃至図14に示すように、ケース55の前面部55Aの下部に複数のスイッチを有する制御機器にあっては、複数のスイッチのスイッチ作動部材58に対応するメカニカルキースイッチ60をプリント基板54に実装していた。
【0005】
また、図15に示すように、LCD(液晶ディスプレイ)53に対してプリント基板54を垂直に配置する構成の場合には、LCD53とプリント基板54とをヒートシールやフレキシブルプリント基板(FPC)61で互いに接続していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のスイッチ構造(図10及び図11に示すスイッチ構造)にあっては、スイッチ押圧時の安定感を得るためにガイド部57が必要であり、このガイド部57の設計が困難であったし、また、ガイド部57があるために、コネクタ52をより下方に配置することができず、このために、LCD53により広い面積のものを用いることができなかった。
【0007】
また、図12乃至図14に示すように、ケース55の前面部55Aの下部に複数のスイッチを有する制御機器にあっては、スイッチ作動部材58と同数個のメカニカルキースイッチ60が必要であるために、部品点数が多くなるという問題点があった。
【0008】
また、図15に示すように、LCD53に対してプリント基板54を垂直に配置する構成の場合には、ヒートシールやフレキシブルプリント基板(FPC)61があるために、ケースの前面にスイッチを設けることが困難になるという問題点があった。
【0009】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とするところは、コネクタをより下方に配置することを可能にし得て、ディスプレイ(LCD)により広い面積のものを用いることができるカウンタ機器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係るカウンタ機器は、液晶ディスプレイを有するカウンタ機器のケース内部において、該ケースの前側にLCDを配置するとともに、前記LCDの後方側にスイッチ専用導電パターンを形成したプリント基板を配置し、また、前記LCDの下方側にスイッチ作動部材を配置し、更に、前記LCDと前記プリント基板に形成したスイッチ専用導電パターンとの間に、絶縁性弾性材及び導電性弾性材を交互に配置して該導電性弾性材の両端部が表出するように成形したコネクタを配置して、前記導電性弾性材の一方の端部が前記スイッチ専用導電パターンに接続しているとともに、前記導電性弾性材の他方の端部を前記プリント基板とともに前記LCDの下方に突出させることによって前記導電性弾性材に前記スイッチ作動部材を向き合わすように配置させて、前記導電性弾性材の他方の端部と前記スイッチ作動部材とが互いに接離可能になるように構成したことを特徴とする。
【0012】
かかる構成により、スイッチ作動部材を押すことにより、このスイッチ作動部材のスイッチ作動部コネクタの一の側面部に配置された導電性弾性材に接触することにより、スイッチ作動部材がコネクタの導電性弾性材を介してプリント基板のスイッチ専用導電パターンに接続してスイッチ・オンの状態になり、また、スイッチ作動部材の押圧を解除することにより、このスイッチ作動部を導電性弾性材より離して、スイッチ・オフの状態にすることができる。このために、スイッチ作動部をプリント基板のスイッチ部分に案内しスイッチ押圧時の安定感を得るためのガイド部を不要にすることができる。このように、ガイド部を不要にすることができるために、コネクタをより下方に配置することができ、このために、プリント基板にコネクタを介して接続されるディスプレイ(LCD)により広い面積のものを用いることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
(第1の実施の形態)
本発明に係る制御機器のスイッチ構造を図1乃至図4に示す。
【0025】
図1は本発明に係る制御機器(カウンタ機器)の斜視図、図2は同制御機器におけるLCDとコネクタとスイッチ部との配置説明図、図3の(1)は本発明に係るスイッチ構造(第1の実施の形態)の縦断面図、図3の(2)はリセットスイッチ部の断面図、図4はプリント基板とコネクタとLCDとスイッチ部との配置説明図である。
【0026】
制御機器Aは機器本体1の内部に、電子部品(図示せず)を実装したプリント基板2と、このプリント基板2にコネクタ3を介して導通されたLCD(液晶ディスプレイ)(ディスプレイ)4と、バックライトユニット(図示せず)と、電源ユニット(図示せず)を備えている。
【0027】
すなわち、機器本体1は透明な合成樹脂製のケース6を有しており、このケース6は、前面部6Aと、左、右面部6B、6Cと、上、下面部6D、6Eとを有する、後面部が開放されたボックス形状をしており、ケース6の前面部6Aには窓部7とスイッチ取付用孔部8とが形成してある。そして、このスイッチ取付用孔部8にはリセットスイッチ9が装着してあり、このリセットスイッチ9は、図3の(2)に示すようにスイッチ作動部材9Aを備えており、このスイッチ作動部材9Aには皿状ばね部9Bが形成してある。そして、この皿状ばね部9Bをスイッチ取付用孔部8の段部8Aに沿わせて押え部材9Cをスイッチ取付用孔部8に嵌合して皿状ばね部9Bを保持してリセットスイッチ9がスイッチ取付用孔部8に取り付けてあり、スイッチ作動部材9Aの後端部(スイッチ作動部)をケース6内に突入している。
【0028】
また、LCD4は、ケース6の前面部6Aの内面側に沿う長方形状の板状体であり、このLCD4の後面部4aの下部には左右方向(紙面に対して垂直方向)に沿う切欠きより成るコネクタ接触部12が形成してある。このコネクタ接触部12にはLCD4の電極に連なるパターン端子(図示せず)(電気接点部)が左右方向(紙面に対して垂直方向)が多数形成してある。
【0029】
また、導通部材であるコネクタ3は、図9に示すように絶縁性弾性材(例えば絶縁性ゴム)3Aと、導電性弾性材(例えば導電性ゴム)3Bとを交互に配置して四角柱体に成形して構成してあり、このコネクタ3の4つの側面部20a、20b、20c、20dには同じ導電性弾性材3Bの端面21a、21b、21c、21dが表出している。
【0030】
そして、ケース6内には、その前側にLCD(液晶ディスプレイ)4が、このLCD4の後方にプリント基板2がそれぞれケース6の軸線イに対して垂直方向に向けて配置してあり、LCD4とプリント基板2との間にはコネクタ3が介装してある。そして、このコネクタ3の前側面部20bがコネクタ接触部12に接していて、LCD4の電極に連なるパターン端子がコネクタ3の前側面部20bに配置された多数の導電性弾性材3Bに接触している。
【0031】
また、コネクタ3の後側面部20dがプリント基板2に接しており、プリント基板2に形成された多数の導電パターン(図示せず)に、コネクタ3の後側面部20dに配置された多数の導電性弾性材3Bが接触していて、導電性弾性材3Bはプリント基板2のスイッチ専用導電パターン(電気接点部)(図示せず)に接触している。したがって、LCD4の電極に連なるパターン端子はコネクタ3を介してプリント基板2の導電パターンに接続している。
【0032】
また、コネクタ3の下側部位3Aはプリント基板2の下端部とともにLCD4の下方に突出していて、このコネクタ3の下側部位3Aの前側面部20bに配置された導電性弾性材3Bの前方にリセットスイッチ9のスイッチ作動部材9Aが向き合うように配置されている。
【0033】
次に、上記のように構成されたスイッチ構造の作動を説明する。
【0034】
リセットスイッチ9を押すことにより、スイッチ作動部材9Aを皿状ばね部9Bのばね力に抗して後方に移動させて、このスイッチ作動部材9Aの後端部がコネクタ3の下側部位3Aの前側面部20bに配置された導電性弾性材3Bに接触することにより、スイッチ作動部材9Aがコネクタ3の導電性弾性材3Bを介してプリント基板2のスイッチ専用導電パターンに接続してスイッチ・オンの状態になる。また、リセットスイッチ9の押圧を解除することにより、皿状ばね部9Bのばね力でスイッチ作動部材9Aを前方に移動させてスイッチ作動部材9Aの後端部を導電性弾性材3Bより離れ、スイッチ・オフの状態になる。
【0035】
上記した本発明の第1の実施の形態にあっては、絶縁性弾性材3Aと導電性弾性材3Bとを交互に配して角柱体に成形し且つその4つの面部に導電性弾性材3Bの端部を表出させたコネクタ3の後側面部20dをプリント基板2に接触して、導電性弾性材3Bの端部をプリント基板2の電気接点部に接触させ、コネクタ3の前側面部20bにおける導電性弾性材3Bの端部をスイッチ作動部との電気接点部にしたために、スイッチ作動部をプリント基板2のスイッチ部分に案内しスイッチ押圧時の安定感を得るためのガイド部を不要にすることができる。このように、ガイド部を不要にすることができるために、図2に示すようにコネクタ3をより下方に配置することができ、このために、プリント基板2にコネクタ3を介して接続されるLCD4により広い面積のものを用いることができる。
【0036】
(第2の実施の形態)
本発明に係るスイッチ構造の第2の実施の形態を図5乃至図7に示す。
【0037】
本発明に係るスイッチ構造の第2の実施の形態は、ケース6の前面部6Aに窓部7の下方に位置されて複数のスイッチ9−1、9−2、9−3、9−4を左右方向に所定の間隔をおいて配置しており、これらのスイッチ9−1〜9−4は、上記した本発明の第1の実施の形態のリセットスイッチ9と同じ構成であり、また、スイッチ9−1〜9−4は、ケース6の前面部6Aに設けたスイッチ取付用孔部8に上記した本発明の第1の実施の形態の場合と同様に装着してある。
【0038】
そして、ケース6内には、その前側にLCD4が、このLCD4の後方にプリント基板2がそれぞれケース6の軸線イに対して垂直方向に向けて配置してあり、LCD4とプリント基板2との間にはコネクタ3が介装してある。そして、このコネクタ3の前側面部20bがコネクタ接触部12に接していて、LCD4の電極に連なるパターン端子(電気接点部)がコネクタ3の前側面部20bに配置された多数の導電性弾性材3Bに接触している。
【0039】
また、コネクタ3の後側面部20dがプリント基板2に接しており、プリント基板2に形成された多数の導電パターン(電気接点部)(図示せず)に、コネクタ3の後側面部20dに配置された多数の導電性弾性材3Bに接触していて、LCD4の電極に連なるパターン端子はコネクタ3を介してプリント基板2の導電パターン(電気接点部)に接続している。
【0040】
また、プリント基板2には、コネクタ3とは別に、このコネクタ3の下方に且つ平行にスイッチ用コネクタ21が実装してある。このスイッチ用コネクタ21はコネクタ3と同様に図9に示すように絶縁性弾性材(例えば絶縁性ゴム)3Aと、導電性弾性材(例えば導電性ゴム)3Bとを交互に配置して四角柱体に成形して構成してあり、このコネクタ3の4つの側面部20a、20b、20c、20dには同じ導電性弾性材3Bの端面21a、21b、21c、21dが表出している。そして、導電性弾性材3Bはプリント基板2のスイッチ専用導電パターン(電気接点部)(図示せず)に接触している。
【0041】
そして、このスイッチ用コネクタ21の前側面部20bに配置された導電性弾性材3Bの前方に各スイッチ9−1〜9−4のスイッチ作動部材9Aが位置している。
【0042】
次に、上記のように構成された制御機器のスイッチ構造の作動を説明する。
【0043】
スイッチ9−1〜9−4を押すことにより、スイッチ作動部材9Aを皿状ばね部9Bのばね力に抗して後方に移動させて、このスイッチ作動部材9Aの後端部がスイッチ用コネクタ21の前側面部20bに配置された導電性弾性材3Bに接触することにより、スイッチ作動部材9Aがスイッチ用コネクタ21の導電性弾性材3Bを介してプリント基板2のスイッチ専用導電パターンに接続してスイッチ・オンの状態になる。また、スイッチ9−1〜9−4の押圧を解除することにより、皿状ばね部9Bのばね力でスイッチ作動部材9Aを前方に移動させてスイッチ作動部材9Aの後端部を導電性弾性材3Bより離れてスイッチ・オフの状態になる。
【0044】
上記した本発明の第2の実施の形態にあっては、プリント基板2に、LCD4との間の導通を図るコネクタ3の他に、スイッチ用コネクタ21を実装し、このスイッチ用コネクタ21における導電性弾性材3Bの端部を複数のスイッチ作動部との電気接点部にしたために、複数のスイッチ作動部の電気接点部に得ることができる。
【0045】
(第3の実施の形態)
本発明に係るスイッチ構造の第3の実施の形態を図8に示す。
【0046】
本発明に係るスイッチ構造の第3の実施の形態は制御機器Aに組み込まれている。この制御機器Aは機器本体31の内部に、電子部品(図示せず)を実装したプリント基板32と、このプリント基板32にコネクタ33を介して導通されたLCD(液晶ディスプレイ)(ディスプレイ)34、バックライトユニット35と、電源ユニット36とを備えている。
【0047】
すなわち、機器本体31を構成するケース30は前、後面部が開放されたボックス形状をしており、ケース30の下面部30Eの内面には、前面開口部30Fに近付けて仕切り壁部22が形成してあり、この仕切り壁部22より前方がコネクタセット部23にしてある。また、ケース30の前側部にはカバー装着部24が形成してある。また、ケース30の上面部30dの内面には、前面開口部30Fに近付けて仕切り壁部25が形成してあり、この仕切り壁部25より前方がLCDセット部26にしてあり、仕切り壁部25の後方がバックアップセット部27にしてある。
【0048】
そして、コネクタセット部23には、上記した発明の第1の実施の形態におけるコネクタ3と同様な導通部材であるコネクタ33がセットしてあり、また、LCDセット部26には上記した発明の第1の実施の形態におけるLCD4と同様なLCD34がセットしてある。また、プリント基板32は、コネクタ33に対して垂直に且つケース30の軸線方向イに配置してある。
【0049】
そして、このコネクタ33の前側面部20bの一部がコネクタ接触部12に接していて、LCD34の電極に連なるパターン端子(電気接点部)がコネクタ33の前側面部20bに配置された多数の導電性弾性材3Bに接触している。
【0050】
また、コネクタ33の上側面部20aがプリント基板32に接しており、プリント基板32に形成された多数の導電パターン(電気接点部)(図示せず)に、コネクタ33の上側面部20aに配置された多数の導電性弾性材3Bに接触していて、LCD34の電極に連なるパターン端子はコネクタ33を介してプリント基板32の導電パターン(電気接点部)に接続している。
【0051】
また、ケース30の前側部のカバー装着部24にはフロントカバー40が着脱可能に取り付けてあり、このフロントカバー40には窓部41とスイッチ取付用孔部42とが形成してある。そして、このスイッチ取付用孔部42にはリセットスイッチ43が装着してあり、このリセットスイッチ43は、スイッチ作動部材43Aを備えており、このスイッチ作動部材43Aには皿状ばね部43Bが形成してあり、この皿状ばね部43Bをスイッチ取付用孔部42の段部42Aに沿わせて押え部材44をスイッチ取付用孔部42に嵌合して皿状ばね部43Bを保持し、スイッチ作動部材43Aの後端部をケース30内に突入している。
【0052】
そして、このコネクタ33の前側面部20bに配置された導電性弾性材3Bの前方にリセットスイッチ43のスイッチ作動部材43Aが位置している。
【0053】
次に、上記のように構成されたスイッチ構造の作動を説明する。
【0054】
リセットスイッチ43を押すことにより、スイッチ作動部材43Aを皿状ばね部43Bのばね力に抗して後方に移動させて、このスイッチ作動部材43Aの後端部がコネクタ33の左側部位の前側面部20bに配置された導電性弾性材3Bに接触することにより、スイッチ作動部材43Aがコネクタ33の導電性弾性材3Bを介してプリント基板32のスイッチ専用導電パターンに接続してスイッチ・オンの状態になる。また、リセットスイッチ43の押圧を解除することにより、皿状ばね部43Bのばね力でスイッチ作動部材43Aを前方に移動させてスイッチ作動部材43Aの後端部を導電性弾性材3Bより離して、スイッチ・オフの状態になる。
【0055】
上記した本発明の第3の実施の形態にあっては、コネクタ33の下側面部をプリント基板32に接触して、導電性弾性材3Bの端部をプリント基板32の電気接点部に接触させると共に、コネクタ33のプリント基板32との接触面に対して直角をなす前側面部20bをLCD34に接触させて、導電性弾性材20Bの端部をLCD34の電気接点部に接触させ、コネクタ33の前側面部20bにおける導電性弾性材3Bの端部をスイッチ作動部との電気接点部にしたTAMENI、LCD34に対してプリント基板32を垂直に配置する構成であっても、ヒートシールやフレキシブルプリント基板(FPC)が不要になって、ケースの前面に容易にスイッチを設けることができる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るカウンタ機器によれば、スイッチ作動部材を押すことにより、スイッチ作動部材のスイッチ作動部がコネクタの一の側面部に配置された導電性弾性材に接触することにより、スイッチ作動部材がコネクタの導電性弾性材を介してプリント基板のスイッチ専用導電パターンに接続してスイッチ・オンの状態になり、また、スイッチ作動部材の押圧を解除することにより、このスイッチ作動部を導電性弾性材より離して、スイッチ・オフの状態にすることができる。このために、スイッチ作動部をプリント基板のスイッチ部分に案内しスイッチ押圧時の安定感を得るためのガイド部を不要にすることができる。このように、ガイド部を不要にすることができるために、コネクタをより下方に配置することができ、このために、プリント基板にコネクタを介して接続されるディスプレイ(LCD)により広い面積のものを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御機器の斜視図である。
【図2】同制御機器におけるLCDとコネクタとスイッチ部との配置説明図である。
【図3】(1)は本発明に係るスイッチ構造(第1の実施の形態)の縦断面図である。
(2)はリセットスイッチ部の断面図である。
【図4】プリント基板とコネクタとLCDとスイッチ部との配置説明のために斜視図である。
【図5】制御機器におけるLCDとコネクタとスイッチ部との配置説明図である。
【図6】本発明に係るスイッチ構造(第2の実施の形態)の縦断面図である。
【図7】プリント基板とコネクタとLCDとスイッチ部との配置説明のために斜視図である。
【図8】本発明に係るスイッチ構造(第3の実施の形態)を備えた制御機器の縦断面図である。
【図9】コネクタの斜視図である。
【図10】従来の制御機器におけるLCDとコネクタとスイッチ部との配置説明図である。
【図11】従来のスイッチ構造の断面図である。
【図12】従来の他の制御機器におけるLCDとコネクタとスイッチ部との配置説明図である。
【図13】従来の他のスイッチ構造の断面図である。
【図14】プリント基板とコネクタとLCDとスイッチ部との配置説明のために斜視図である。
【図15】プリント基板とLCDとの配置説明図である。
【符号の説明】
1 機器本体
2 プリント基板
3 コネクタ
3A 絶縁性弾性材
3B 導電性弾性材
4 LCD
6 ケース
7 窓部
8 スイッチ取付用孔部
9 リセットスイッチ(スイッチ)
9A スイッチ作動部材
9B 皿状ばね部
Claims (1)
- 液晶ディスプレイを有するカウンタ機器のケース内部において、該ケースの前側にLCDを配置するとともに、前記LCDの後方側にスイッチ専用導電パターンを形成したプリント基板を配置し、また、前記LCDの下方側にスイッチ作動部材を配置し、更に、前記LCDと前記プリント基板に形成したスイッチ専用導電パターンとの間に、絶縁性弾性材及び導電性弾性材を交互に配置して該導電性弾性材の両端部が表出するように成形したコネクタを配置して、前記導電性弾性材の一方の端部が前記スイッチ専用導電パターンに接続しているとともに、前記導電性弾性材の他方の端部を前記プリント基板とともに前記LCDの下方に突出させることによって前記導電性弾性材に前記スイッチ作動部材を向き合わすように配置させて、前記導電性弾性材の他方の端部と前記スイッチ作動部材とが互いに接離可能になるように構成したことを特徴とするカウンタ機器。
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