JPH062582U - 異方導電コネクターの取付構造 - Google Patents

異方導電コネクターの取付構造

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JPH062582U
JPH062582U JP4728892U JP4728892U JPH062582U JP H062582 U JPH062582 U JP H062582U JP 4728892 U JP4728892 U JP 4728892U JP 4728892 U JP4728892 U JP 4728892U JP H062582 U JPH062582 U JP H062582U
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JP
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anisotropic conductive
conductive connector
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recess
mounting structure
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JP4728892U
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秀幸 高橋
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄形化が可能で、なおかつ異方導電コネクタ
ーの座屈による導電不良な容易に防止できる異方導電コ
ネクターの取付構造を提供する。 【構成】 MID(Molded Interconn
ection Device)技術により下部基板4に
凹部4aと、この凹部4aの底面に基板電極4bを形成
し、前記の凹部4aに、これと外形がほぼ同じ異方導電
コネクターを収納して、基板電極4bと電極パターン1
aの接続を行なう。 【効果】 薄形化が可能であり、また同時に異方導電コ
ネクターの座屈を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、微細ピッチの電極間接続に好適な異方導電コネクターの取付構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばLCD表示装置におけるLCDの電極パターンと基板電極の接続 構造、あるいは多数のキー入力を有するメンブレンスイッチの電極パターンと基 板電極の接続構造などにおいては、図9に示すように複数の電極パターン1aと 複数の基板電極2a間に異方導電コネクター3を挟持し、該電極パターン1aと 基板電極2a間の導通をする構造がとられている。
【0003】 詳細に説明すると、図9,図10に示すように、従来の異方導電コネクターの 取付構造は、電極パターン1aを下面に設けた平板状の上部基板1と、該上部基 板1と間隔を隔てて設けられ上面に基板電極2aを備えた平板状の下部基板2と 、前記電極パターン1aおよび前記基板電極2a間に配設された異方導電コネク ター3とからなり、前記上部基板1と前記下部基板2を筐体(図示せず)で挾み こむことによって、前記異方導電コネクター3を弾性変形させて、前記電極パタ ーン1aおよび基板電極2aに電極異方導電コネクター3を圧接させ、電極パタ ーン1aと基板電極2a間の導電を行なうものである。
【0004】 なお、前記電極パターン1aは例えばLCDあるいはメンブレンスイッチ等の 電極であり、前記基板電極2aに導かれている駆動電圧を異方導電コネクター3 を介しLCDあるいはメンブレンスイッチ等に導く。
【0005】 前記上部基板1は、LCD表示装置においてはガラス板であり、タッチパネル においては、フィルム基板が用いられ、また前記下部基板2はフェノール積層板 、あるいはガラスエポキシ基板が用いられている。
【0006】 異方導電コネクター3は、合成ゴムなどの弾性を有する絶縁層3aと、金属線 や炭素繊維あるいは金属粉や炭素粉を含んだ導電層3bを交互に形成して成り、 そのピッチは電極パターン1a間の距離を比べて十分小さく設定されている。従 って電極パターン1aと基板電極2a間に異方導電コネクター3を挟持すれば、 隣接した電極パターン1a間の短絡なしに電極パターン1aと基板電極2a間の 導電を行なうことができる。なお、異方導電コネクター3の絶縁層3aと、導電 層3bの形成ピッチは容易に狭くすることが可能であり、該異方導電コネクター 3を電極間に挟持するだけで該電極間の接続を行なうことができるので該異方導 電コネクターを用いれば微細電極間の接続も容易に可能である。
【0007】 ところで、異方導電コネクターとしては上記構成の他に絶縁層内の一方向にラ ンダムに金属線等を配置し、一方向にのみ導電するようにしたものも提案されて いる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の異方導電コネクターの接続構造では、電極パターン1aを下 面に設けた平板状の上部基板1と、該上部基板1と間隔を隔てて設けられ上面に 基板電極2aを備えた平板状の基板2と、前記電極パターン1aおよび前記基板 電極2a間に配設された異方導電コネクター3とからなり、上部基板1と基板2 で異方導電コネクター3を挟持する構成の為、全体の厚さが厚くなっていた。な お、基板2の厚さを薄くする事も考えられるが、強度が弱くなり、また、異方導 電コネクター3の挟持の際に基板2が反り十分な圧接力を得られないという問題 がある。
【0009】 また接触圧力を加える際には、異方導電コネクター3はその圧力によって変形 する事となるが、その際の変形量が大きいと導電層3bが座屈して導通不良にな るという問題があった。
【0010】 本考案は、上記のような従来技術における実情に鑑みてなされ、その目的は、 薄形化が可能で電気的接続の信頼性に優れた異方導電コネクターの取付構造を提 供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、対向する電極に挟持され、該電極間の電 気的接続を行なう異方導電コネクターの取付構造において、 前記電極の少なくとも一方は絶縁樹脂製の成形部材に設けた凹部の内面に形成 され、前記凹部に前記異方導電コネクターを収納したことを特徴とする。
【0012】 好ましくは、凹部外形を異方導電コネクター外形と略同一とする。
【0013】
【作用】
基板に異方導電コネクターを収納する凹部を設け、該凹部に異方導電コネクタ ーを収納しているので薄形化が可能である。また、凹部を除く箇所の基板の厚さ を厚くすることができるので、基板全体の反りを少なくでき、異方導電コネクタ ーと電極との接触圧力を大きくすることができる。
【0014】 異方導電コネクターの外形と凹部の外形を略同一にした場合には、異方導電コ ネクターの変形を抑えることが可能となり導電物質の座屈を防止することができ る。また、異方導電コネクターは凹部に位置決めされるので組立が容易にできる 。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の異方導電コネクターの取付構造の実施例を図に基づいて説明す る。
【0016】 図1および図2は本考案の異方導電コネクターの取付構造の一実施例を示した ものであり、図1は斜視図、図2は平面図である。また図3〜図8はそれぞれ他 の実施例の断面図を示す。なお、図9,図10に対応する部分には同一の符号を 付けてある。
【0017】 図1,図2に示す異方導電コネクターの取付構造は、電極パターン1aを下面 に設けた平板状の上部基板1と、前記上部基板1と間隔を隔てて下方に配設され 、凹部4aをその上面に有し該凹部4a底面に基板電極4bを備えた下部基板4 と、前記凹部と略同一の外形を有し凹部4aに収納され、電極パターン1aおよ び基板電極4b間に配設される異方導電コネクター3とからなり、前記上部基板 1と前記下部基板4を筐体(図示せず)で挾みこむことによって、異方導電コネ クター3を弾性変形させて、前記電極パターン1aおよび基板電極4bに異方導 電コネクター3を圧接させ、電極パターン1aと基板電極4b間の導電を行なう ものである。
【0018】 なお、前記電極パターン1aは例えばLCDあるいはメンブレンスイッチ等の 電極であり、前記基板電極4bに導かれている駆動電圧を異方導電コネクター3 を介しLCDあるいはメンブレンスイッチ等に導く。
【0019】 前記上部基板1は、LCD表示装置においてはガラス板であり、タッチパネル においては、フィイルム基板が用いられ、また、前記電極パターン1aは印刷等 の方法で形成される。
【0020】 前記下部基板4はABSあるいはアセタール等の絶縁樹脂で形成され、該下部 基板4と前記基板電極4bは公知技術であるモールド転写によるMID(Mol ded Interconnection Device)技術によって形成さ れており、前記凹部4a、基板電極4bは容易に形成することが可能である。
【0021】 なお、本実施例においては、凹部4aを異方導電コネクター3の外形と略等し くして異方導電コネクター3の座屈を防止したが、凹部4aの外形を異方導電コ ネクター3の外形より大きくしてもかまわない。
【0022】 図3に示すように基板電極7aは凹部4aの底面および側面に設けてもかまわ ず、また、異方導電コネンターと基板電極の接触圧力が十分得られる場合には図 4に示すように基板電極8aを凹部4aの側面に設けてもよい。さらに図5に示 すように凹部9bは側面が開放した形状でもかまわない。図6に示すように凹部 4aの底面に基板電極10aを設け、銀ペーストを貫通孔11に印刷してスルホ ール基板としても構わない。
【0023】 また、図7に示すように、上部基板5を成形樹脂で形成し、この上部基板5に も前記異方導電コネクター3と外形が略等しい凹部5aを形成すれば、より薄形 化あるいは座屈防止の効果がえられる。
【0024】 図8に示すように、下部基板6と一体にスペーサ6aを設ければ異方導電コネ クター3の変形量を容易に精度良く制御する事が可能であり、該異方導電コネク ター3の座屈を容易に防止できる。
【0025】
【考案の効果】
基板に異方導電コネクターを収納する凹部を設け、該凹部に異方導電コネクタ ーを収納しているので薄形化が可能である。従って、薄形化が可能な異方導電コ ネクターの取付構造を提供することができる。
【0026】 異方導電コネクターの外形と凹部を略同一にした場合には、異方導電コネクタ ーの変形を抑えることが可能となり導電物質の座屈を防止することができる。従 って、電気的接触の信頼性に優れた異方導電コネクターの取付構造を提供するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の異方導電コネクターの取付構造の一実
施例を示す斜視図。
【図2】図1に示す異方導電コネクターの取付構造の断
面図。
【図3】本考案の異方導電コネクターの取付構造の他の
実施例を示す断面図。
【図4】本考案の異方導電コネクターの取付構造の他の
実施例を示す断面図。
【図5】本考案の異方導電コネクターの取付構造の他の
実施例を示す断面図。
【図6】本考案の異方導電コネクターの取付構造の他の
実施例を示す断面図。
【図7】本考案の異方導電コネクターの取付構造の他の
実施例を示す断面図。
【図8】本考案の異方導電コネクターの取付構造の他の
実施例を示す断面図。
【図9】従来の異方導電コネクターの取付構造を示す斜
視図。
【図10】図9に示す従来の異方導電コネクターの取付
構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 上部基板 1a 電極パターン 3 異方導電コネクター 4 下部基板 4a 凹部 4b 基板電極

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する電極に挟持され、該電極間の電
    気的接続を行なう異方導電コネクターの取付構造におい
    て、 前記電極の少なくとも一方は絶縁樹脂製の成形部材に設
    けた凹部の内面に形成され、前記凹部に前記異方導電コ
    ネクターを収納したことを特徴とする異方導電コネクタ
    ーの取付構造。
  2. 【請求項2】 凹部外形を異方導電コネクター外形と略
    同一としたことを特徴とする請求項1記載の異方導電コ
    ネクターの取付構造。
JP4728892U 1992-06-12 1992-06-12 異方導電コネクターの取付構造 Withdrawn JPH062582U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000173374A (ja) * 1998-12-09 2000-06-23 Omron Corp スイッチ構造とこのスイッチ構造を用いた制御機器
JP2007136711A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Seiko Epson Corp デバイス実装構造、デバイス実装方法、及び液滴吐出ヘッド

Cited By (3)

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