JP2000173393A - スイッチ構造とこのスイッチ構造を用いた制御機器 - Google Patents
スイッチ構造とこのスイッチ構造を用いた制御機器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスプレイのサイズを、従来のものに比べ
て大きく取ることができて、文字の大きさ、文字桁数等
の制限が緩和され、視認性を向上させることができるス
イッチ構造を提供する。 【解決手段】 ＬＣＤ４の前面部の下側の導電パターン
形成部１２に、多数の電極端子部１５と、２本の導電パ
ターン１６Ａ、１６Ｂと、これらの導電パターン１６
Ａ、１６Ｂに導通するスイッチ用導電パターン１７Ａ、
１７Ｂとを形成し、フレキシブル配線基板３の一端部を
ＬＣＤ４の導電パターン形成部１２に接着して、このフ
レキシブル配線基板３が有する多数の配線パターン１３
を多数の電極端子部１５に接続すると共に、２本のスイ
ッチ用配線パターン１３Ａ、１３Ｂを導電パターン１６
Ａ、１６Ｂに接続した。
て大きく取ることができて、文字の大きさ、文字桁数等
の制限が緩和され、視認性を向上させることができるス
イッチ構造を提供する。 【解決手段】 ＬＣＤ４の前面部の下側の導電パターン
形成部１２に、多数の電極端子部１５と、２本の導電パ
ターン１６Ａ、１６Ｂと、これらの導電パターン１６
Ａ、１６Ｂに導通するスイッチ用導電パターン１７Ａ、
１７Ｂとを形成し、フレキシブル配線基板３の一端部を
ＬＣＤ４の導電パターン形成部１２に接着して、このフ
レキシブル配線基板３が有する多数の配線パターン１３
を多数の電極端子部１５に接続すると共に、２本のスイ
ッチ用配線パターン１３Ａ、１３Ｂを導電パターン１６
Ａ、１６Ｂに接続した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶デイスプレイ
を有するカウンタ機器のような制御機器が備えるスイッ
チ構造とこのスイッチ構造を用いた制御機器に関するも
のである。
を有するカウンタ機器のような制御機器が備えるスイッ
チ構造とこのスイッチ構造を用いた制御機器に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】制御機器、例えばカウンタ機器における
液晶デイスプレイ接続構造は、導電性弾性材を中にして
その両面側に絶縁性弾性材を配して角柱体に成形し且つ
その両側面部に導電性弾性材の端部を表出させた弾性を
有するコネクタ２０を用いて、図６に示すようにコネク
タ２０の一方の側面部２０ａをＬＣＤ（液晶ディスプレ
イ）２１に接触させると共に、コネクタ２０の他方の側
面部２０ｂをプリント基板２２に接触させて構成してあ
る。
液晶デイスプレイ接続構造は、導電性弾性材を中にして
その両面側に絶縁性弾性材を配して角柱体に成形し且つ
その両側面部に導電性弾性材の端部を表出させた弾性を
有するコネクタ２０を用いて、図６に示すようにコネク
タ２０の一方の側面部２０ａをＬＣＤ（液晶ディスプレ
イ）２１に接触させると共に、コネクタ２０の他方の側
面部２０ｂをプリント基板２２に接触させて構成してあ
る。
【０００３】また、カウンタ機器におけるスイッチ構造
は、図６に示すように、ケース２３の前面部２３Ａの下
部にスイッチ挿入孔部２４を設けて、このスイッチ挿入
孔部２４に設けたリセットスイッチ（スイッチ部）２５
のスイッチ作動部２６がプリント基板２２に設けたスイ
ッチ用導電パターン（またはメカニカルキースイッチ）
２７に接触できるようにして構成してあった。
は、図６に示すように、ケース２３の前面部２３Ａの下
部にスイッチ挿入孔部２４を設けて、このスイッチ挿入
孔部２４に設けたリセットスイッチ（スイッチ部）２５
のスイッチ作動部２６がプリント基板２２に設けたスイ
ッチ用導電パターン（またはメカニカルキースイッチ）
２７に接触できるようにして構成してあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
前面にリセットスイッチ２５があるＬＣＤ表示の制御機
器においては、図６、図７に示すようにＬＣＤ２１の下
方に前面スイッチ（リセットスイッチ）２５を配置し、
スイッチ用パターン（またはメカニカルキースイッチ）
２７があるプリント基板２２を必要とする構成であるた
めに、すなわち、ＬＣＤ２１の下方に前面スイッチ（リ
セットスイッチ）２５とスイッチ用パターン（またはメ
カニカルキースイッチ）２７が必要になるために、ＬＣ
Ｄ２１の面積はその分小さくなり、文字の大きさ、文字
桁数等が制限され、視認性向上のための障害になってい
たし、また、前面にスイッチ用パターン（またはメカニ
カルキースイッチ）２７があるプリント基板２２が必要
になるため、プリント基板２２が複数になる場合がほと
んどであり、基板コストのアップ、基板間の接続コスト
のアップなど、コストアップの要因になるという問題点
があった。
前面にリセットスイッチ２５があるＬＣＤ表示の制御機
器においては、図６、図７に示すようにＬＣＤ２１の下
方に前面スイッチ（リセットスイッチ）２５を配置し、
スイッチ用パターン（またはメカニカルキースイッチ）
２７があるプリント基板２２を必要とする構成であるた
めに、すなわち、ＬＣＤ２１の下方に前面スイッチ（リ
セットスイッチ）２５とスイッチ用パターン（またはメ
カニカルキースイッチ）２７が必要になるために、ＬＣ
Ｄ２１の面積はその分小さくなり、文字の大きさ、文字
桁数等が制限され、視認性向上のための障害になってい
たし、また、前面にスイッチ用パターン（またはメカニ
カルキースイッチ）２７があるプリント基板２２が必要
になるため、プリント基板２２が複数になる場合がほと
んどであり、基板コストのアップ、基板間の接続コスト
のアップなど、コストアップの要因になるという問題点
があった。
【０００５】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第１の目的とするところは、ディ
スプレイのサイズを、従来のものに比べて大きく取るこ
とができて、文字の大きさ、文字桁数等の制限が緩和さ
れ、視認性を向上させることができるスイッチ構造を提
供することにある。
たものであって、その第１の目的とするところは、ディ
スプレイのサイズを、従来のものに比べて大きく取るこ
とができて、文字の大きさ、文字桁数等の制限が緩和さ
れ、視認性を向上させることができるスイッチ構造を提
供することにある。
【０００６】また、本発明の第２の目的とするところ
は、ディスプレイのサイズを、従来のものに比べて大き
く取ることができて、文字の大きさ、文字桁数等の制限
が緩和され、視認性を向上させることができる制御機器
を提供することにある。
は、ディスプレイのサイズを、従来のものに比べて大き
く取ることができて、文字の大きさ、文字桁数等の制限
が緩和され、視認性を向上させることができる制御機器
を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の第１の目的を達成
するために、請求項１の発明に係るスイッチ構造は、デ
ィスプレイの前面部に、プリント基板側に接続された少
なくとも２つのスイッチ用導電パターンを設けて、これ
らのスイッチ用導電パターンをスイッチ部におけるスイ
ッチ作動部との電気接点部にしたことを特徴とする。
するために、請求項１の発明に係るスイッチ構造は、デ
ィスプレイの前面部に、プリント基板側に接続された少
なくとも２つのスイッチ用導電パターンを設けて、これ
らのスイッチ用導電パターンをスイッチ部におけるスイ
ッチ作動部との電気接点部にしたことを特徴とする。
【０００８】かかる構成により、スイッチ部を作動する
ことにより、これのスイッチ作動部がディスプレイの前
面部に当接して、この前面部のスイッチ用導電パターン
間を短絡させてスイッチ・オンの状態になり、また、ス
イッチ部の押圧を解除することにより、スイッチ作動部
がディスプレイの前面部より離れて、スイッチ用導電パ
ターン間の短絡を解除させてスイッチ・オフの状態にな
るように、ディスプレイの前面部でのスイッチ部を実現
することが可能になる。
ことにより、これのスイッチ作動部がディスプレイの前
面部に当接して、この前面部のスイッチ用導電パターン
間を短絡させてスイッチ・オンの状態になり、また、ス
イッチ部の押圧を解除することにより、スイッチ作動部
がディスプレイの前面部より離れて、スイッチ用導電パ
ターン間の短絡を解除させてスイッチ・オフの状態にな
るように、ディスプレイの前面部でのスイッチ部を実現
することが可能になる。
【０００９】このように、ディスプレイの下方にあった
スイッチ部が不要になって、ディスプレイの前面部での
スイッチ部を実現することが可能になるために、ディス
プレイのサイズを、従来のものに比べて大きく取ること
ができて、文字の大きさ、文字桁数等の制限が緩和さ
れ、視認性を向上させることができる。
スイッチ部が不要になって、ディスプレイの前面部での
スイッチ部を実現することが可能になるために、ディス
プレイのサイズを、従来のものに比べて大きく取ること
ができて、文字の大きさ、文字桁数等の制限が緩和さ
れ、視認性を向上させることができる。
【００１０】また、上記の第１の目的を達成するため
に、請求項２の発明に係るスイッチ構造は、プリント基
板にフレキシブル配線基板を介して導通されたディスプ
レイの前面に、前記フレキシブル配線基板の少なくとも
２つの配線パターンに接続されたスイッチ用導電パター
ンを設けて、これらのスイッチ用導電パターンをスイッ
チ部におけるスイッチ作動部との電気接点部にしたこと
を特徴とする。
に、請求項２の発明に係るスイッチ構造は、プリント基
板にフレキシブル配線基板を介して導通されたディスプ
レイの前面に、前記フレキシブル配線基板の少なくとも
２つの配線パターンに接続されたスイッチ用導電パター
ンを設けて、これらのスイッチ用導電パターンをスイッ
チ部におけるスイッチ作動部との電気接点部にしたこと
を特徴とする。
【００１１】かかる構成により、上記した請求項１の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、前
面にスイッチ用導電パターン（またはメカニカルキース
イッチ）があるプリント基板が不要になるため、基板コ
ストのアップ、基板間の接続のためのコネクタ、半田ブ
リッジなどが不要になり、部品コスト、工数の削減が可
能になる。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、前
面にスイッチ用導電パターン（またはメカニカルキース
イッチ）があるプリント基板が不要になるため、基板コ
ストのアップ、基板間の接続のためのコネクタ、半田ブ
リッジなどが不要になり、部品コスト、工数の削減が可
能になる。
【００１２】また、上記の第１の目的を達成するため
に、請求項３の発明に係るスイッチ構造は、請求項２に
記載のスイッチ構造において、前記ディスプレイの前面
部の周縁寄りに、多数の電極端子部と、少なくとも２本
の導電パターンと、これらの導電パターンに導通するス
イッチ用導電パターンとを形成し、前記フレキシブル配
線基板の一端部を前記ディスプレイの前面部の周縁寄り
に接着して、このフレキシブル配線基板が有する多数の
配線パターンを多数の前記電極端子部に接続すると共
に、少なくとも２本の前記配線パターンを前記導電パタ
ーンに接続した。
に、請求項３の発明に係るスイッチ構造は、請求項２に
記載のスイッチ構造において、前記ディスプレイの前面
部の周縁寄りに、多数の電極端子部と、少なくとも２本
の導電パターンと、これらの導電パターンに導通するス
イッチ用導電パターンとを形成し、前記フレキシブル配
線基板の一端部を前記ディスプレイの前面部の周縁寄り
に接着して、このフレキシブル配線基板が有する多数の
配線パターンを多数の前記電極端子部に接続すると共
に、少なくとも２本の前記配線パターンを前記導電パタ
ーンに接続した。
【００１３】かかる構成により、上記した請求項１の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、前
面にスイッチ用導電パターン（またはメカニカルキース
イッチ）があるプリント基板が不要になるため、基板コ
ストのアップ、基板間の接続のためのコネクタ、半田ブ
リッジなどが不要になり、部品コスト、工数の削減が可
能になる。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、前
面にスイッチ用導電パターン（またはメカニカルキース
イッチ）があるプリント基板が不要になるため、基板コ
ストのアップ、基板間の接続のためのコネクタ、半田ブ
リッジなどが不要になり、部品コスト、工数の削減が可
能になる。
【００１４】また、上記の第２の目的を達成するため
に、請求項４の発明に係る制御機器は、請求項１乃至請
求項３に記載のスイッチ構造のいずれかを用いたことを
特徴とする。
に、請求項４の発明に係る制御機器は、請求項１乃至請
求項３に記載のスイッチ構造のいずれかを用いたことを
特徴とする。
【００１５】かかる構成により、ディスプレイのサイズ
を、従来のものに比べて大きく取ることができて、文字
の大きさ、文字桁数等の制限が緩和され、視認性を向上
させることができる制御機器を提供できる。
を、従来のものに比べて大きく取ることができて、文字
の大きさ、文字桁数等の制限が緩和され、視認性を向上
させることができる制御機器を提供できる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１７】図１は本発明に係る制御機器（カウンタ機
器）の斜視図、図２は同制御機器の縦断面図、図２は同
制御機器におけるＬＣＤとスイッチ部との配置説明図、
図４はプリント基板とＬＣＤとスイッチ部との分解状態
の斜視図、図５はＬＣＤとヒートシートとの接続状態の
正面図である。
器）の斜視図、図２は同制御機器の縦断面図、図２は同
制御機器におけるＬＣＤとスイッチ部との配置説明図、
図４はプリント基板とＬＣＤとスイッチ部との分解状態
の斜視図、図５はＬＣＤとヒートシートとの接続状態の
正面図である。
【００１８】本発明に係るスイッチ構造は制御機器Ａに
組み込まれている。この制御機器Ａは機器本体１の内部
に、電子部品（図示せず）を実装したプリント基板２
と、このプリント基板２にフレキシブル配線基板３を介
して導通されたＬＣＤ（液晶ディスプレイ）（ディスプ
レイ）４と、バックライトユニット５と、電源ユニット
１０と、端子台部１１とを備えている。
組み込まれている。この制御機器Ａは機器本体１の内部
に、電子部品（図示せず）を実装したプリント基板２
と、このプリント基板２にフレキシブル配線基板３を介
して導通されたＬＣＤ（液晶ディスプレイ）（ディスプ
レイ）４と、バックライトユニット５と、電源ユニット
１０と、端子台部１１とを備えている。
【００１９】すなわち、機器本体１は透明な合成樹脂製
のケース６を有しており、このケース６は、前面部６Ａ
と、左、右面部６Ｂ、６Ｃと、上、下面部６Ｄ、６Ｅと
を有する、後面部が開放されたボックス形状をしてお
り、ケース６の前面部６Ａには窓部７とスイッチ取付用
孔部８とが形成してある。そして、このスイッチ取付用
孔部８にはスイッチ部であるリセットスイッチ９が装着
してあり、このリセットスイッチ９は、図２に示すよう
にスイッチ作動部材９Ａを備えており、このスイッチ作
動部材９Ａには皿状ばね部９Ｂが形成してある。そし
て、この皿状ばね部９Ｂをスイッチ取付用孔部８の段部
８Ａに沿わせて押え部材９Ｃをスイッチ取付用孔部８に
嵌合して皿状ばね部９Ｂを保持してリセットスイッチ９
がスイッチ取付用孔部８に取り付けてあり、スイッチ作
動部材９Ａの後端部にはカーボンが塗布してあって、ス
イッチ作動部９Ｄを構成している。
のケース６を有しており、このケース６は、前面部６Ａ
と、左、右面部６Ｂ、６Ｃと、上、下面部６Ｄ、６Ｅと
を有する、後面部が開放されたボックス形状をしてお
り、ケース６の前面部６Ａには窓部７とスイッチ取付用
孔部８とが形成してある。そして、このスイッチ取付用
孔部８にはスイッチ部であるリセットスイッチ９が装着
してあり、このリセットスイッチ９は、図２に示すよう
にスイッチ作動部材９Ａを備えており、このスイッチ作
動部材９Ａには皿状ばね部９Ｂが形成してある。そし
て、この皿状ばね部９Ｂをスイッチ取付用孔部８の段部
８Ａに沿わせて押え部材９Ｃをスイッチ取付用孔部８に
嵌合して皿状ばね部９Ｂを保持してリセットスイッチ９
がスイッチ取付用孔部８に取り付けてあり、スイッチ作
動部材９Ａの後端部にはカーボンが塗布してあって、ス
イッチ作動部９Ｄを構成している。
【００２０】また、ＬＣＤ４は、ケース６の前面部６Ａ
の内面側に沿う長方形状の板状体であり、このＬＣＤ４
の前面部４ａの下部には左右方向（紙面に対して垂直方
向）に沿う導電パターン形成部１２が形成してある。こ
の導電パターン形成部１２にはＬＣＤ４の電極に連なる
パターン状の電極端子部１５が左右方向（紙面に対して
垂直方向）が多数形成してある。
の内面側に沿う長方形状の板状体であり、このＬＣＤ４
の前面部４ａの下部には左右方向（紙面に対して垂直方
向）に沿う導電パターン形成部１２が形成してある。こ
の導電パターン形成部１２にはＬＣＤ４の電極に連なる
パターン状の電極端子部１５が左右方向（紙面に対して
垂直方向）が多数形成してある。
【００２１】また、導電パターン形成部１２には、電極
端子部１５の右方に形成された２本の導電パターン１６
Ａ、１６Ｂと、導電パターン１６Ａ、１６Ｂの右方に形
成された２本のスイッチ用導電パターン（電気接点部）
１７Ａ、１７Ｂとが形成してあり、導電パターン１６Ａ
はスイッチ用導電パターン１７Ａに、導電パターン１６
Ｂはスイッチ用導電パターン１７Ｂにそれぞれ接続して
ある。
端子部１５の右方に形成された２本の導電パターン１６
Ａ、１６Ｂと、導電パターン１６Ａ、１６Ｂの右方に形
成された２本のスイッチ用導電パターン（電気接点部）
１７Ａ、１７Ｂとが形成してあり、導電パターン１６Ａ
はスイッチ用導電パターン１７Ａに、導電パターン１６
Ｂはスイッチ用導電パターン１７Ｂにそれぞれ接続して
ある。
【００２２】また、フレキシブル配線基板３は、図５に
示すようにヒートシール、すなわち、多数の配線パター
ン１３を形成した高分子フイルム（通常ポリエステルフ
イルム）１４上に熱圧着用の樹脂を被膜したものであ
る。そして、このフレキシブル配線基板３の多数の配線
パターン１３のうちの左の２本の配線パターン１３Ａ、
１３Ｂがスイッチ用配線パターンである。
示すようにヒートシール、すなわち、多数の配線パター
ン１３を形成した高分子フイルム（通常ポリエステルフ
イルム）１４上に熱圧着用の樹脂を被膜したものであ
る。そして、このフレキシブル配線基板３の多数の配線
パターン１３のうちの左の２本の配線パターン１３Ａ、
１３Ｂがスイッチ用配線パターンである。
【００２３】そして、ケース６内には、その前側にＬＣ
Ｄ４が、このＬＣＤ４の後方にプリント基板２がそれぞ
れ配設してあり、ＬＣＤ４はケース６の軸線イに対して
垂直方向に向けて配置してあり、また、プリント基板１
２は、ＬＣＤ４に対して垂直に且つケース６の軸線方向
イに配置してある。
Ｄ４が、このＬＣＤ４の後方にプリント基板２がそれぞ
れ配設してあり、ＬＣＤ４はケース６の軸線イに対して
垂直方向に向けて配置してあり、また、プリント基板１
２は、ＬＣＤ４に対して垂直に且つケース６の軸線方向
イに配置してある。
【００２４】そして、フレキシブル配線基板３の前端部
はＬＣＤ４の導電パターン形成部１２に接着してあり、
多数の配線パターン１３が多数の電極端子部１５に接続
してあり、また、２本の配線パターン１３Ａ、１３Ｂが
導電パターン１６Ａ、１６Ｂに接続してある。また、フ
レキシブル配線基板３の後端部はプリント基板２の実装
面に接着してあって、多数の配線パターン１３、１３
Ａ、１３Ｂはプリント基板２の実装面に形成された多数
の導電パターン（図示せず）に接続している。
はＬＣＤ４の導電パターン形成部１２に接着してあり、
多数の配線パターン１３が多数の電極端子部１５に接続
してあり、また、２本の配線パターン１３Ａ、１３Ｂが
導電パターン１６Ａ、１６Ｂに接続してある。また、フ
レキシブル配線基板３の後端部はプリント基板２の実装
面に接着してあって、多数の配線パターン１３、１３
Ａ、１３Ｂはプリント基板２の実装面に形成された多数
の導電パターン（図示せず）に接続している。
【００２５】そして、リセットスイッチ９のスイッチ作
動部材９Ａの後端部のスイッチ作動部９Ｄは、ＬＣＤ４
の導電パターン形成部１２のスイッチパターン１７Ａ、
１７Ｂの前方に位置している。
動部材９Ａの後端部のスイッチ作動部９Ｄは、ＬＣＤ４
の導電パターン形成部１２のスイッチパターン１７Ａ、
１７Ｂの前方に位置している。
【００２６】次に、上記のように構成されたスイッチ構
造の作動を説明する。
造の作動を説明する。
【００２７】リセットスイッチ９を押すことにより、ス
イッチ作動部材９Ａを皿状ばね部９Ｂのばね力に抗して
後方に移動させて、このスイッチ作動部材９Ａのスイッ
チ作動部９ＤがＬＣＤ４の導電パターン形成部１２に当
接して、この導電パターン形成部１２のスイッチ用導電
パターン１７Ａ、１７Ｂ間を短絡させて、スイッチ・オ
ンの状態になる。また、リセットスイッチ９の押圧を解
除することにより、皿状ばね部９Ｂのばね力でスイッチ
作動部材９Ａを前方に移動させてスイッチ作動部９Ｄが
ガラス面部４Ａより離れて、スイッチ用導電パターン１
７Ａ、１７Ｂ間の短絡を解除させてスイッチ・オフの状
態になる。
イッチ作動部材９Ａを皿状ばね部９Ｂのばね力に抗して
後方に移動させて、このスイッチ作動部材９Ａのスイッ
チ作動部９ＤがＬＣＤ４の導電パターン形成部１２に当
接して、この導電パターン形成部１２のスイッチ用導電
パターン１７Ａ、１７Ｂ間を短絡させて、スイッチ・オ
ンの状態になる。また、リセットスイッチ９の押圧を解
除することにより、皿状ばね部９Ｂのばね力でスイッチ
作動部材９Ａを前方に移動させてスイッチ作動部９Ｄが
ガラス面部４Ａより離れて、スイッチ用導電パターン１
７Ａ、１７Ｂ間の短絡を解除させてスイッチ・オフの状
態になる。
【００２８】上記した本発明の実施の形態にあっては、
ＬＣＤ４の前面部の下側の導電パターン形成部１２に、
多数の電極端子部１５と、２本の導電パターン１６Ａ、
１６Ｂと、これらの導電パターン１６Ａ、１６Ｂに導通
するスイッチ用導電パターン１７Ａ、１７Ｂとを形成
し、フレキシブル配線基板３の一端部をＬＣＤ４の導電
パターン形成部１２に接着して、このフレキシブル配線
基板３が有する多数の配線パターン１３を多数の電極端
子部１５に接続すると共に、２本のスイッチ用配線パタ
ーン１３Ａ、１３Ｂを導電パターン１６Ａ、１６Ｂに接
続したことにより、ＬＣＤ４の下方にあったスイッチ部
が不要になって、ＬＣＤ４の前面部でのスイッチ部を実
現することが可能になる。このために、ＬＣＤ４のサイ
ズを、従来のものに比べて大きく取ることができて、文
字の大きさ、文字桁数等の制限が緩和され、視認性を向
上させることができる。
ＬＣＤ４の前面部の下側の導電パターン形成部１２に、
多数の電極端子部１５と、２本の導電パターン１６Ａ、
１６Ｂと、これらの導電パターン１６Ａ、１６Ｂに導通
するスイッチ用導電パターン１７Ａ、１７Ｂとを形成
し、フレキシブル配線基板３の一端部をＬＣＤ４の導電
パターン形成部１２に接着して、このフレキシブル配線
基板３が有する多数の配線パターン１３を多数の電極端
子部１５に接続すると共に、２本のスイッチ用配線パタ
ーン１３Ａ、１３Ｂを導電パターン１６Ａ、１６Ｂに接
続したことにより、ＬＣＤ４の下方にあったスイッチ部
が不要になって、ＬＣＤ４の前面部でのスイッチ部を実
現することが可能になる。このために、ＬＣＤ４のサイ
ズを、従来のものに比べて大きく取ることができて、文
字の大きさ、文字桁数等の制限が緩和され、視認性を向
上させることができる。
【００２９】また、前面部にスイッチ用導電パターン
（またはメカニカルキースイッチ）があるプリント基板
が不要になるため、基板コストのアップ、基板間の接続
のためのコネクタ、半田ブリッジなどが不要になり、部
品コスト、工数の削減が可能になる。
（またはメカニカルキースイッチ）があるプリント基板
が不要になるため、基板コストのアップ、基板間の接続
のためのコネクタ、半田ブリッジなどが不要になり、部
品コスト、工数の削減が可能になる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスイ
ッチ構造によれば、スイッチ部を作動することにより、
これのスイッチ作動部がディスプレイの前面部に当接し
て、この前面部のスイッチ用導電パターン間を短絡させ
てスイッチ・オンの状態になり、また、スイッチ部の押
圧を解除することにより、スイッチ作動部がディスプレ
イの前面部より離れて、スイッチ用導電パターン間の短
絡を解除させてスイッチ・オフの状態になるように、デ
ィスプレイの前面部でのスイッチ部を実現することが可
能になる。
ッチ構造によれば、スイッチ部を作動することにより、
これのスイッチ作動部がディスプレイの前面部に当接し
て、この前面部のスイッチ用導電パターン間を短絡させ
てスイッチ・オンの状態になり、また、スイッチ部の押
圧を解除することにより、スイッチ作動部がディスプレ
イの前面部より離れて、スイッチ用導電パターン間の短
絡を解除させてスイッチ・オフの状態になるように、デ
ィスプレイの前面部でのスイッチ部を実現することが可
能になる。
【００３１】このように、ディスプレイの下方にあった
スイッチ部が不要になって、ディスプレイの前面部での
スイッチ部を実現することが可能になるために、ディス
プレイのサイズを、従来のものに比べて大きく取ること
ができて、文字の大きさ、文字桁数等の制限が緩和さ
れ、視認性を向上させることができる。
スイッチ部が不要になって、ディスプレイの前面部での
スイッチ部を実現することが可能になるために、ディス
プレイのサイズを、従来のものに比べて大きく取ること
ができて、文字の大きさ、文字桁数等の制限が緩和さ
れ、視認性を向上させることができる。
【００３２】また、プリント基板にフレキシブル配線基
板を介して導通されたディスプレイの前面に、フレキシ
ブル配線基板の少なくとも２つの配線パターンに接続さ
れたスイッチ用導電パターンを設けて、これらのスイッ
チ用導電パターンをスイッチ部におけるスイッチ作動部
との電気接点部にしたことにより、前面にスイッチ用導
電パターン（またはメカニカルキースイッチ）があるプ
リント基板が不要になるため、基板コストのアップ、基
板間の接続のためにコネクタ、半田ブリッジなどが不要
になるため、部品コスト、工数の削減が可能になる。
板を介して導通されたディスプレイの前面に、フレキシ
ブル配線基板の少なくとも２つの配線パターンに接続さ
れたスイッチ用導電パターンを設けて、これらのスイッ
チ用導電パターンをスイッチ部におけるスイッチ作動部
との電気接点部にしたことにより、前面にスイッチ用導
電パターン（またはメカニカルキースイッチ）があるプ
リント基板が不要になるため、基板コストのアップ、基
板間の接続のためにコネクタ、半田ブリッジなどが不要
になるため、部品コスト、工数の削減が可能になる。
【００３３】また、本発明に係る制御機器によれば、、
請求項１乃至請求項３に記載のスイッチ構造のいずれか
を用いたことにより、ディスプレイのサイズを、従来の
ものに比べて大きく取ることができて、文字の大きさ、
文字桁数等の制限が緩和され、視認性を向上させること
ができる制御機器を提供できる。
請求項１乃至請求項３に記載のスイッチ構造のいずれか
を用いたことにより、ディスプレイのサイズを、従来の
ものに比べて大きく取ることができて、文字の大きさ、
文字桁数等の制限が緩和され、視認性を向上させること
ができる制御機器を提供できる。
【図１】本発明に係る制御機器の斜視図である。
【図２】同制御機器の縦断面図である。
【図３】同制御機器におけるＬＣＤとスイッチ部との配
置説明図である。
置説明図である。
【図４】プリント基板とＬＣＤとスイッチ部との分解状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図５】ＬＣＤとヒートシートとの接続状態の正面図で
ある。
ある。
【図６】従来の制御機器におけるスイッチ構造の縦断面
図である。
図である。
【図７】従来の制御機器におけるＬＣＤとコネクタとス
イッチ部との配置説明図である。
イッチ部との配置説明図である。
【図８】従来の他の制御機器におけるＬＣＤとコネクタ
とスイッチ部との分解状態の斜視図である。
とスイッチ部との分解状態の斜視図である。
１ 機器本体 ２ プリント基板 ３ フレキシブル配線基板 ４ ＬＣＤ ６ ケース ７ 窓部 ８ スイッチ取付用孔部 ９ リセットスイッチ（スイッチ部） ９Ａ スイッチ作動部材 ９Ｂ 皿状ばね部 １２ 導電パターン形成部 １３ 配線パターン １３Ａ スイッチ用配線パターン １３Ｂ スイッチ用配線パターン １５ 電極端子部 １６Ａ 導電パターン １６Ｂ 導電パターン １７Ａ スイッチ用導電パターン １７Ｂ スイッチ用導電パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 護章 岡山県岡山市海吉2075番地 オムロン岡山 株式会社内 (72)発明者 新井 孝幸 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Ｆターム(参考） 2H088 HA02 HA05 MA01 MA16 5C006 BB01 EA01 EC02 EC08 FA51 5G006 AA02 AZ01 AZ05 BA01 BB03 FB06 FB29 JA02 JB05
Claims (4)
- 【請求項１】 ディスプレイの前面部に、プリント基板
側に接続された少なくとも２つのスイッチ用導電パター
ンを設けて、これらのスイッチ用導電パターンをスイッ
チ部におけるスイッチ作動部との電気接点部にしたこと
を特徴とするスイッチ構造。 - 【請求項２】 プリント基板にフレキシブル配線基板を
介して導通されたディスプレイの前面部に、前記フレキ
シブル配線基板の少なくとも２つの配線パターンに接続
されたスイッチ用導電パターンを設けて、これらのスイ
ッチ用導電パターンをスイッチ部におけるスイッチ作動
部との電気接点部にしたことを特徴とするスイッチ構
造。 - 【請求項３】 前記ディスプレイの前面部の周縁寄り
に、多数の電極端子部と、少なくとも２本の導電パター
ンと、これらの導電パターンに導通するスイッチ用導電
パターンとを形成し、前記フレキシブル配線基板の一端
部を前記ディスプレイの前面部の周縁寄りに接着して、
このフレキシブル配線基板が有する多数の配線パターン
を多数の前記電極端子部に接続すると共に、少なくとも
２本の前記配線パターンを前記導電パターンに接続した
請求項２に記載のスイッチ構造。 - 【請求項４】 請求項１乃至請求項３に記載のスイッチ
構造のいずれかを用いたことを特徴とする制御機器。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10345798A JP2000173393A (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | スイッチ構造とこのスイッチ構造を用いた制御機器 |
| ES99309499T ES2267233T3 (es) | 1998-11-30 | 1999-11-29 | Componente electronico que comprende una unidad de control con soporte de bateria que incluye medios para prevenir la insercion de bateria al reves. |
| DE69931734T DE69931734T2 (de) | 1998-11-30 | 1999-11-29 | Elektronische Baugruppe, umfassend eine Kontroll-Einheit mit einer Batterie-Halterung, die Mittel zur Vermeidung des umgekehrten Einschubs der Batterie umfasst |
| EP99309499A EP1006767B1 (en) | 1998-11-30 | 1999-11-29 | Electronic component comprising a control unit with a battery holder including a battery reverse insertion prevention means |
| TW088120785A TW476231B (en) | 1998-11-30 | 1999-11-29 | Electronic machine |
| KR1019990053950A KR100318617B1 (ko) | 1998-11-30 | 1999-11-30 | 전자 기기 |
| US09/450,711 US6600525B1 (en) | 1998-11-30 | 1999-11-30 | Electronic component having a liquid crystal display and holding a built-in battery |
| CN99122807A CN1128392C (zh) | 1998-11-30 | 1999-11-30 | 具有液晶显示器且可安装硬币型电池的电子设备 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10345798A JP2000173393A (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | スイッチ構造とこのスイッチ構造を用いた制御機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000173393A true JP2000173393A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18379059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10345798A Pending JP2000173393A (ja) | 1998-11-30 | 1998-12-04 | スイッチ構造とこのスイッチ構造を用いた制御機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000173393A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014515155A (ja) * | 2011-03-09 | 2014-06-26 | トムソン ライセンシング | リセットボタンとライトガイドを有するセットトップボックス |
-
1998
- 1998-12-04 JP JP10345798A patent/JP2000173393A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014515155A (ja) * | 2011-03-09 | 2014-06-26 | トムソン ライセンシング | リセットボタンとライトガイドを有するセットトップボックス |
| US9363547B2 (en) | 2011-03-09 | 2016-06-07 | Thomson Licensing | Set top box having reset button and light guide |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051021 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051101 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051227 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060131 |