JP3825928B2 - 放射線画像情報読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、装置内に収容された蓄積性蛍光体シートを用いて被写体の放射線画像情報の記録および読み取り作業を繰り返し行う放射線画像情報読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力させるシステムが知られている。
【0003】
蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によって、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体をいう。この蓄積性蛍光体は、取り扱いの容易性等から、通常、シート状である蓄積性蛍光体シートとして使用されている。
【0004】
上記システムでは、例えば、蓄積性蛍光体シートに被写体の放射線画像情報を一旦記録する撮影部と、前記放射線画像情報が記録された前記蓄積性蛍光体シートに励起光を照射して前記放射線画像情報を光電的に読み取る読取部と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートに残存する放射線画像情報を消去する消去部とを一体的に組み込み、該蓄積性蛍光体シートを装置内で循環または往復させる、所謂、ビルトイン方式の放射線画像情報読取装置が採用されている。
【0005】
図5は、一般的な放射線画像情報読取装置1の内部構成図である。放射線画像情報読取装置1は、蓄積性蛍光体シートSに被写体の放射線画像情報を一旦記録する撮影部2と、この蓄積性蛍光体シートSに励起光としてレーザ光Lを照射して前記放射線画像情報を光電的に読み取る読取部3と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートSに残存する放射線画像情報を消去する消去搬送部4と、前記蓄積性蛍光体シートSを循環させる循環搬送系5と、前記蓄積性蛍光体シートSを収容するマガジン6が配置されるスタッカ部7とを備えている。
【0006】
読取部3は、蓄積性蛍光体シートSを副走査方向(矢印A方向)に搬送する副走査搬送系8と、副走査方向に搬送されている前記蓄積性蛍光体シートSに対し主走査方向(副走査方向に略直交する方向)にレーザ光Lを照射する光学系9と、このレーザ光Lの照射によって前記蓄積性蛍光体シートSから生ずる輝尽発光光を光電的に読み取る集光系10とを有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の読取部3では、蓄積性蛍光体シートSが水平方向(矢印A方向)に副走査搬送されるため、前記読取部3が水平方向に対して相当に長尺化してしまう。これにより、放射線画像情報読取装置1は、全体として奥行き方向(矢印D方向)に相当に大型化している。
【0008】
本発明はこの種の装置についてなされたものであり、簡単な構成で、一層の小型化を図ることが可能な放射線画像情報読取装置を提供すること目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る放射線画像情報読取装置では、装置内に収容された蓄積性蛍光体シートを用いて被写体の放射線画像情報の記録および読み取り作業を繰り返し行うとともに、前記蓄積性蛍光体シートを鉛直下方向に副走査搬送しながら、該蓄積性蛍光体シートに対し励起光を略水平方向に照射して主走査する。これにより、読取部は縦置き構造となり、従来の横置き構造の読取部に比べて奥行き方向の寸法が一挙に短尺化され、装置全体の小型化が確実に図られる。しかも、構造が複雑化することがなく、装置を経済的に製造することが可能になる。
【0010】
ここで、撮影部と読取部と消去部がそれぞれ鉛直方向に延在し、かつ互いに略平行に配設されている。この場合、前記撮影部と前記読取部と前記消去部との間には、蓄積性蛍光体シートを循環させる循環搬送系が備えられており、この循環搬送系は、下記の第1〜第6搬送系を備えている。前記第1搬送系は、前記撮影部と前記読取部との間に配置され、前記撮影部から鉛直上方向に搬送された前記蓄積性蛍光体シートを180°旋回させて鉛直下方向に搬送させる。前記第2搬送系は、前記第1搬送系からの前記蓄積性蛍光体シートを前記鉛直下方向に前記読取部にまで搬送させる。前記第3搬送系は、前記読取部で放射線画像情報が読み取られた後の蓄積性蛍光体シートを前記鉛直下方向から湾曲させて鉛直上方向に搬送させる。前記第4搬送系は、前記第3搬送系から搬送される前記蓄積性蛍光体シートを前記読取部の下方で略水平方向に搬送させる。前記第5搬送系は、前記第4搬送系からの前記蓄積性蛍光体シートを前記水平方向から湾曲させて前記鉛直上方向に前記消去部にまで搬送させる。前記第6搬送系は、前記消去部で残存する放射線画像情報が消去された後の蓄積性蛍光体シートを前記鉛直上方向から前記水平方向に湾曲させて前記第1搬送系を介し前記撮影部にまで搬送させる。従って、各搬送路が一連に併設されているために構造上密となるとともに、撮影部と読取部とを近接して配置することができ、装置全体の小型化が一層容易に図られる。さらに、消去部では、蓄積性蛍光体シートを鉛直上方向に搬送しながら消去光の照射が行われる。このため、放射線画像情報読取装置の奥行き方向の寸法が一挙に短尺化されることになる。
【0011】
さらにまた、励起光の照射により蓄積性蛍光体シートの両面から発せられる輝尽発光光を集光する第1および第2集光ガイドが、前記蓄積性蛍光体シートの両面側に配設されている。これにより、蓄積性蛍光体シートの全面から発せられる輝尽発光光を確実に集光して光電変換することができ、高品質な放射線画像情報を得ることが可能になる。
【0012】
なお、装置内には、2枚の蓄積性蛍光体シートが収容されており、一方の蓄積性蛍光体シートが撮影部に配置される際に他方の蓄積性蛍光体シートが消去部に待機している。従って、装置内に、例えば、4枚の蓄積性蛍光体シートが内蔵されている従来の構成に比べて、装置全体が有効に小型化される。
【0013】
また、読取部と消去部とが鉛直方向に近接して配置、かつ、撮影部と略平行に配置されており、この読取部により放射線画像情報の読み取りを行いながら、前記消去部により残存する放射線画像情報の消去が行われている。この場合、前記撮影部、前記読取部および前記消去部の間には、蓄積性蛍光体シートを搬送させる搬送系が備えられており、この搬送系は、前記撮影部から鉛直上方向に搬送された前記蓄積性蛍光体シートを180°旋回させて鉛直下方向に指向して前記読取部で放射線画像情報を読み取らせ、読み取り終了後の蓄積性蛍光体シートを前記消去部に通過させて該消去部で残存する放射線画像情報を消去させ、消去後の蓄積性蛍光体シートを前記消去部及び前記読取部を介して前記撮影部にまで再び搬送させる。これにより、装置全体の小型化が容易に図られ、しかも、この装置内に1枚の蓄積性蛍光体シートのみを収容するようにすれば、前記装置全体をさらに小型化することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る放射線画像情報読取装置20の概略斜視説明図であり、図2は、前記放射線画像情報読取装置20の内部構成説明図である。
【0015】
放射線画像情報読取装置20は、基台22から上方に設けられる昇降部24を備え、この昇降部24には、装置本体26がボールねじやシリンダ等の図示しないアクチュエータを介して昇降自在に支持される。放射線画像情報読取装置20は、装置本体26内で2枚の蓄積性蛍光体シートSを循環させ、被写体の放射線画像情報の記録および読み取り作業を繰り返し行うように機能する。
【0016】
図2に示すように、装置本体26内には、蓄積性蛍光体シートSに被写体の放射線画像情報を一旦記録する撮影部30と、前記放射線画像情報が記録された前記蓄積性蛍光体シートSに励起光であるレーザ光Lを照射して前記放射線画像情報を光電的に読み取る読取部32と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートSに残存する放射線画像情報を消去する消去部34と、2枚の蓄積性蛍光体シートSを循環させる循環搬送系36とを備える。
【0017】
撮影部30は、装置本体26の前面側に装着される撮影カバー38を備え、この撮影カバー38には、図示しない被写体側からフォトタイマ40およびグリット42が、順次、配置されるとともに、このグリット42側には、蓄積性蛍光体シートSを撮影位置に保持するための揺動自在な押さえ板44が装着される。
【0018】
読取部32は、撮影部30と略平行に配設されており、蓄積性蛍光体シートSを鉛直下方向(矢印X方向)に副走査搬送する副走査搬送手段46と、副走査搬送されている前記蓄積性蛍光体シートSに励起光としてレーザ光Lを略水平方向に照射して主走査するレーザ光照射手段(励起光照射手段)48とを備える。
【0019】
レーザ光照射手段48は、レーザ光Lを一旦鉛直下方向に導出した後、略水平方向(矢印Y方向)に屈曲させてこのレーザ光Lを蓄積性蛍光体シートSに照射するための光学系50を設けている。蓄積性蛍光体シートSのレーザ光Lの照射位置近傍には、このレーザ光Lの照射によって前記蓄積性蛍光体シートSから発せられる輝尽発光光を集光する集光ガイド52が配置されている。この集光ガイド52には、図示しないフォトマルチプライヤが接続されて集光手段53が構成されている。
【0020】
副走査搬送手段46は、鉛直方向(矢印X方向)に互いに所定間隔離間して配置されている第1および第2ローラ対54、56を備える。第1および第2ローラ対54、56は、モータ58に連結されるベルト・プーリ手段等の伝動手段(図示せず)を介して周期的に回転駆動される。
【0021】
消去部34は、撮影部30および読取部32を略平行に配設され、鉛直方向に延在して複数の消去用光源60を備えている。なお、消去用光源60は、水平方向に延在して配置されていてもよい。
【0022】
循環搬送系36は、撮影部30と読取部32との間に配置され、蓄積性蛍光体シートSを180゜旋回させて前記撮影部30から前記読取部32に搬送する旋回搬送手段62を備える。この旋回搬送手段62は、撮影部30のシート出入口近傍に配置されるローラ対64と、読取部32の上方に配置されるローラ対66との間に設けられ、湾曲形成された湾曲ガイド板68、70と、前記湾曲ガイド板68、70の下方に配置された複数のガイドローラ72とを備えている。湾曲ガイド板68、78は、蓄積性蛍光体シートSの放射線画像情報の記録および読み取りを行わない両側部(以下、耳部という)を案内するために幅狭に構成されている。ローラ対64、66は、モータ74を介して回転駆動される。
【0023】
ローラ対66の下方には、蓄積性蛍光体シートSの耳部両面を案内する一対のガイド板76が読取部32に向かって設けられるとともに、この読取部32の出口側には、前記蓄積性蛍光体シートSを鉛直下方向から湾曲させて鉛直上方向に案内するための耳部案内用の湾曲ガイド板78、80が配置される。湾曲ガイド板80の端部は、鉛直上方向に直線状に延在している。
【0024】
湾曲ガイド板78、80の間には、モータ82により回転駆動されるローラ対84が介装されている。ローラ対84の近傍から集光ガイド52側に向かって水平方向にガイド板86が延在し、このガイド板86の端部には、湾曲ガイド板88を介して鉛直方向に延在するガイド板90が設けられる。このガイド板90は、消去部34に沿って延在してその上部側に湾曲ガイド板92が設けられ、この湾曲ガイド板92の端部が湾曲ガイド板68に対応して配置される。ガイド板90の下方および上方には、それぞれモータ94、96の作用下に回転駆動されるローラ対98、100が配設される。
【0025】
このように構成される放射線画像情報読取装置20の動作について、以下に説明する。
【0026】
装置本体26内には、2枚の蓄積性蛍光体シートSが収容されており、一方の蓄積性蛍光体シートSが撮影部30に配置される際、他方の蓄積性蛍光体シートSが消去部34に待機されている(図2参照)。撮影部30では、押さえ板44が図示しない被写体側に揺動され、この押さえ板44を介して蓄積性蛍光体シートSが撮影位置に保持された状態で、前記被写体の放射線画像情報の記録(撮影)が行われる。
【0027】
撮影処理後の蓄積性蛍光体シートSは、押さえ板44と一体的に内方に揺動した後、ローラ対64側に送り出される。ローラ対64は、モータ74を介して回転駆動されており、このローラ対64の回転作用下に蓄積性蛍光体シートSが旋回搬送手段62に送られる。この旋回搬送手段62では、湾曲ガイド板68、70および複数のガイドローラ72の案内作用下に蓄積性蛍光体シートSの撮影面が他の部材と接触することなく、この蓄積性蛍光体シートSが180゜旋回されてローラ対66に送られた後、このローラ対66の回転作用下に鉛直方向に配置されているガイド板76に受け渡される。蓄積性蛍光体シートSは、耳部をガイド板76に案内されて読取部32を構成する副走査搬送手段46に送られる。
【0028】
副走査搬送手段46では、モータ58の駆動作用下にそれぞれ上下に配置されている第1および第2ローラ対54、56が回転駆動されている。このため、蓄積性蛍光体シートSは、第1および第2ローラ対54、56に挟持されて矢印X方向(鉛直下方向)に副走査搬送される。
【0029】
その際、レーザ光照射手段48からレーザ光Lが導出され、このレーザ光Lが一旦鉛直下方向に進んだ後、光学系50を介して略水平方向(矢印Y方向)に指向し、前記蓄積性蛍光体シートSの撮影面に照射されて主走査が行われる。レーザ光Lの照射により蓄積性蛍光体シートSの撮影面から輝尽発光光が生じ、この輝尽発光光が集光ガイド52を介して集光されて図示しないフォトマルチプライヤにより光電的に読み取られる。
【0030】
上記のように、読取部32を介して放射線画像情報の読み取りが行われている際、蓄積性蛍光体シートSの読み取り先端側が、湾曲ガイド板78、80に案内されてローラ対84の回転作用下に鉛直下方向から鉛直上方向に向かって搬送される。そして、蓄積性蛍光体シートS全体の読み取り作業が終了した後、この蓄積性蛍光体シートSの読み取り後端側がローラ対84の近傍まで送り出された状態で、前記ローラ対84がモータ82の作用下に逆方向に回転される。
【0031】
このため、蓄積性蛍光体シートSは、その撮影面を下側にしてガイド板86に沿って一旦水平方向に搬送された後、湾曲ガイド板88を介して鉛直上方向に向かって搬送される。ここで、モータ94の作用下にローラ対98が回転駆動され、蓄積性蛍光体シートSがガイド板90の案内作用下に鉛直上方向に搬送される。そして、消去部34を構成する消去用光源60が付勢され、蓄積性蛍光体シートSに残存する放射線画像情報の消去が行われる。消去後の蓄積性蛍光体シートSは、消去部34に対応して待機されている。
【0032】
一方、撮影部30で蓄積性蛍光体シートSに放射線画像情報の記録を行っている際に、消去部34に待機されていた別の蓄積性蛍光体シートSは、上記のように、撮影後の蓄積性蛍光体シートSが読取部32で読み取り処理が行われている間、モータ96により回転駆動されるローラ対100に挟持されて湾曲ガイド板92の案内作用下に湾曲ガイド板68に送られる。さらに、ローラ対64が前記とは逆方向に回転されることによって、別の蓄積性蛍光体シートSが撮影部30に送り込まれる。この別の蓄積性蛍光体シートSは、押さえ板44の揺動作用下に撮影部30に対して位置決め保持された状態で、図示しない被写体の放射線画像情報の記録(撮影)処理が遂行される。
【0033】
この場合、第1の実施形態では、蓄積性蛍光体シートSに記録された放射線画像情報を光電的に読み取る読取部32が、この蓄積性蛍光体シートSを鉛直下方向(矢印X方向)に副走査搬送しながら前記蓄積性蛍光体シートSに対し略水平方向にレーザ光Lを照射するように構成されている。このため、蓄積性蛍光体シートSを水平方向に副走査搬送しながら主走査を行う従来の読取部に比べ、水平方向の寸法が大幅に短尺化される。これにより、装置本体26は、奥行き方向(矢印D方向)の寸法が一挙に短尺化されるという効果が得られる。
【0034】
また、撮影部30と読取部32とが略平行に配設されるとともに、この撮影部30からこの読取部34に蓄積性蛍光体シートSを180゜旋回させて搬送する旋回搬送手段62を備えている。このため、構成が有効に簡素化されるとともに、撮影部30と読取部32とを近接して設置することができ、装置本体26の小型化が一層容易に図られるという利点がある。
【0035】
さらに、消去部34が撮影部30および読取部32と略平行に配設され、この消去部34で蓄積性蛍光体シートSを鉛直上方向に搬送しながら消去光の照射を行っている。従って、撮影部30、読取部32および消去部34が鉛直方向に指向しかつ互いに近接して設置され、装置本体26の奥行き方向の寸法を一挙に短尺化し得るという効果がある。その際、装置本体26内には、2枚の蓄積性蛍光体シートSが収容されており、従来のような4枚の蓄積性蛍光体シートSを収容するためのスタッカ部が不要となり、前記装置本体26の小型化がさらに容易に遂行可能になる。
【0036】
図3は、本発明の第2の実施形態に係る放射線画像情報読取装置を構成する装置本体120の内部構成説明図である。なお、以下の説明において、第1の実施形態に係る放射線画像情報読取装置20を構成する装置本体26と同一の構成要素には、同一の参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0037】
装置本体120内に設置されている読取部122は、蓄積性蛍光体シートSaの両面側に配設され、レーザ光Lの照射によりこの蓄積性蛍光体シートSaの両面から発せられる輝尽発光光を集光する第1および第2集光ガイド124、126を備えている。第1および第2集光ガイド124、126には、図示しないフォトマルチプライヤが接続されて集光手段53を構成している。蓄積性蛍光体シートSaは、透明なベース面を用いており、撮影面(乳剤面)にレーザ光Lが照射される際に、この撮影面の裏面側からも同時に輝尽発光光が発せられる。
【0038】
このように構成される装置本体120では、撮影部30で図示しない被写体の放射線画像情報が蓄積性蛍光体シートSaに撮影された後、この蓄積性蛍光体シートSaは、旋回搬送手段62を介して180゜反転されて読取部122に送られる。この読取部122では、蓄積性蛍光体シートSaが、副走査搬送手段46を構成する第1および第2ローラ対54、56の回転作用下に鉛直下方向に副走査搬送されながら、この蓄積性蛍光体シートSaにレーザ光照射手段46から略水平方向にレーザ光Lが照射される。
【0039】
このため、蓄積性蛍光体シートSaの撮影面および裏面側から輝尽発光光が生じ、この蓄積性蛍光体シートSaの両面側に配置されている第1および第2集光ガイド124、126で集光されてそれぞれ図示しないフォトマルチプライヤにより光電変換される。
【0040】
このように、第2の実施形態では、蓄積性蛍光体シートSaにレーザ光Lが照射されることによりこの蓄積性蛍光体シートSaの両面から発せられる輝尽発光光を確実に集光することができ、被写体の放射線画像情報を高精度に読み取ることが可能になるという効果が得られる。
【0041】
図4は、本発明の第3の実施形態に係る放射線画像情報読取装置を構成する装置本体140の内部構成説明図である。装置本体140には、撮影部142と読取部144と消去部146とが設けられるとともに、前記読取部144および前記消去部146は、鉛直方向に互いに近接して配置される。装置本体140内には、1枚の蓄積性蛍光体シートSのみが収容されており、この蓄積性蛍光体シートSを搬送する搬送系148は、前記蓄積性蛍光体シートSを同一の軌跡上に沿って往復搬送する。
【0042】
このように構成される第3の実施形態では、撮影部142で蓄積性蛍光体シートSに図示しない被写体の放射線画像情報が記録された後、この蓄積性蛍光体シートSが搬送系148を介して180゜旋回され、先ず、読取部144に送られる。
【0043】
読取部144では、前述した読取部32と同様に、副走査搬送手段46の作用下に蓄積性蛍光体シートSが鉛直下方向に副走査搬送されながら、レーザ光照射手段48から導出されるレーザ光Lがこの蓄積性蛍光体シートSの撮影面側に対し略水平方向に照射される。レーザ光Lの照射によって蓄積性蛍光体シートSから輝尽発光光が発せられ、この輝尽発光光が集光ガイド52に集光されて図示しないフォトマルチプライヤにより光電変換される。
【0044】
蓄積性蛍光体シートSは、上記のように、読取部144で放射線画像情報の読み取りが行われる一方、この読み取り終了後の端部部分から消去部146に導入される。このため、蓄積性蛍光体シートSは、読み取り終了後の部分に残存する放射線画像情報の消去が即座に行われる。
【0045】
このように、第3の実施形態では、読取部144と消去部146とが鉛直方向に近接して配置されており、蓄積性蛍光体シートSの放射線画像情報の読み取りを行いながら残存する前記放射線画像情報の消去が略同時に行われている。これにより、装置本体140全体を一層小型化することができるという効果が得られる。さらに、装置本体140内に1枚の蓄積性蛍光体シートSのみが収容されており、前記装置本体140のコンパクト化が一層容易に図られる。
【0046】
なお、読取部144では、蓄積性蛍光体シートSの裏面側にも集光ガイド52(図4中、二点鎖線参照)を配置し、この蓄積性蛍光体シートSの両面から発せられる輝尽発光光を集光するように構成することができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明に係る放射線画像情報読取装置では、蓄積性蛍光体シートを鉛直方向に副走査搬送しながら、この蓄積性蛍光体シートに励起光を略水平方向に照射するため、前記蓄積性蛍光体シートを水平方向に副走査搬送する従来の横置き型の読取部に比べ、前記読取部が配置される装置本体の奥行き寸法を一挙に短尺化することができ、前記装置の小型化が容易に図られる。しかも、読取部を縦置きにするだけでよく、極めて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る放射線画像情報読取装置の概略斜視説明図である。
【図2】前記放射線画像情報読取装置の内部構成説明図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る放射線画像情報読取装置を構成する装置本体の内部構成説明図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る放射線画像情報読取装置を構成する装置本体の内部構成説明図である。
【図5】従来技術に係る放射線画像情報読取装置の内部構成説明図である。
【符号の説明】
20…放射線画像情報読取装置 24…昇降部
26…装置本体 30、142…撮影部
32、122、144…読取部 34、146…消去部
36、148…循環搬送系 44…押さえ板
46…副走査搬送手段 48…レーザ光照射手段
50…光学系 52、124、126…集光ガイド
54、56、64、66、84、98、100…ローラ対
60…消去用光源 62…旋回搬送手段
68、70、78、80、88、92…湾曲ガイド板
86、90…ガイド板 120、140…装置本体
S、Sa…蓄積性蛍光体シート
Claims (6)
- 装置内に収容された蓄積性蛍光体シートを用いて被写体の放射線画像情報の記録および読み取り作業を繰り返し行う放射線画像情報読取装置であって、
前記蓄積性蛍光体シートに前記被写体の放射線画像情報を一旦記録する撮影部と、
前記放射線画像情報が記録された前記蓄積性蛍光体シートに励起光を照射して前記放射線画像情報を光電的に読み取る読取部と、
読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートに残存する放射線画像情報を消去する消去部と、
前記撮影部、前記読取部および前記消去部の間で前記蓄積性蛍光体シートを循環させる循環搬送系と、
を備え、
前記撮影部、前記読取部および前記消去部は、それぞれ鉛直方向に延在し、かつ互いに略平行に配置され、
前記循環搬送系は、
前記撮影部と前記読取部との間に配置され、前記撮影部から鉛直上方向に搬送された前記蓄積性蛍光体シートを180°旋回させて鉛直下方向に搬送させる旋回搬送手段が設けられた第1搬送系と、
前記第1搬送系からの前記蓄積性蛍光体シートを前記鉛直下方向に前記読取部まで搬送させる第2搬送系と、
前記読取部で放射線画像情報が読み取られた後の蓄積性蛍光体シートを前記鉛直下方向から湾曲させて鉛直上方向に搬送させる第3搬送系と、
前記第3搬送系から搬送される前記蓄積性蛍光体シートを前記読取部の下方で略水平方向に搬送させる第4搬送系と、
前記第4搬送系からの前記蓄積性蛍光体シートを前記水平方向から湾曲させて前記鉛直上方向に前記消去部にまで搬送させる第5搬送系と、
前記消去部で残存する放射線画像情報が消去された後の蓄積性蛍光体シートを前記鉛直上方向から前記水平方向に湾曲させて前記第1搬送系を介し前記撮影部にまで搬送させる第6搬送系と、
を備え、
前記読取部は、前記蓄積性蛍光体シートを前記第2搬送系と前記第3搬送系との間で前記鉛直下方向に副走査搬送する副走査搬送手段と、
前記副走査搬送されている前記蓄積性蛍光体シートに前記励起光を略水平方向に照射して主走査する励起光照射手段と、
前記励起光の照射により該蓄積性蛍光体シートから発せられる輝尽発光光を集光する集光手段と、
を備えることを特徴とする放射線画像情報読取装置。 - 請求項1記載の装置において、前記消去部は、前記蓄積性蛍光体シートを前記第5搬送系を介して鉛直上方向に搬送しながら該蓄積性蛍光体シートに消去光を照射することを特徴とする放射線画像情報読取装置。
- 請求項2記載の装置において、前記集光手段は、前記蓄積性蛍光体シートの両面側に配設され、前記励起光の照射により該蓄積性蛍光体シートの両面から発せられる輝尽発光光を集光する第1および第2集光ガイドを備えることを特徴とする放射線画像情報読取装置。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置において、前記装置内には、2枚の蓄積性蛍光体シートが収容されており、一方の蓄積性蛍光体シートが前記撮影部に配置される際、他方の蓄積性蛍光体シートが前記消去部に待機されることを特徴とする放射線画像情報読取装置。
- 装置内に収容された蓄積性蛍光体シートを用いて被写体の放射線画像情報の記録および読み取り作業を繰り返し行う放射線画像情報読取装置であって、
前記蓄積性蛍光体シートに前記被写体の放射線画像情報を一旦記録する撮影部と、
前記放射線画像情報が記録された前記蓄積性蛍光体シートに励起光を照射して前記放射線画像情報を光電的に読み取る読取部と、
読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートに残存する放射線画像情報を消去する消去部と、
前記撮影部、前記読取部および前記消去部の間で前記蓄積性蛍光体シートを搬送させる搬送系と、
を備え、
前記読取部と前記消去部とは、鉛直方向に近接して配置され、かつ、前記撮影部と略平行に配置され、
前記読取部は、前記蓄積性蛍光体シートを前記鉛直下方向に副走査搬送する副走査搬送手段と、
前記副走査搬送されている前記蓄積性蛍光体シートに前記励起光を略水平方向に照射して主走査する励起光照射手段と、
前記励起光の照射により該蓄積性蛍光体シートから発せられる輝尽発光光を集光する集光手段と、
を備え、
前記読取部により前記放射線画像情報の読み取りを行いながら、前記消去部により残存する前記放射線画像情報の消去を行い、
前記搬送系は、前記撮影部から鉛直上方向に搬送された前記蓄積性蛍光体シートを180°旋回させて鉛直下方向に指向して前記読取部で放射線画像情報を読み取らせ、読み取り終了後の蓄積性蛍光体シートを前記消去部に通過させて該消去部で残存する放射線画像情報を消去させ、消去後の蓄積性蛍光体シートを前記消去部及び前記読取部を介して前記撮影部にまで再び搬送させることを特徴とする放射線画像情報読取装置。 - 請求項5記載の装置において、前記装置内には、1枚の蓄積性蛍光体シートが収容されていることを特徴とする放射線画像情報読取装置。
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