JP2000166916A - 放射線画像撮影装置用防護機構 - Google Patents
放射線画像撮影装置用防護機構Info
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】放射線防護具を上下方向に簡単かつ迅速に調整
するとともに、この放射線防護具の収納性を向上させる
ことを可能にする。 【解決手段】防護機構110は、装置本体26に対して
上下方向に移動可能な平行リンク手段112と、一端側
に前記平行リンク手段112が連結されるとともに、他
端側に放射線防護具114が装着され、略水平方向に移
動して任意の位置に停止可能なアーム手段116とを備
える。
するとともに、この放射線防護具の収納性を向上させる
ことを可能にする。 【解決手段】防護機構110は、装置本体26に対して
上下方向に移動可能な平行リンク手段112と、一端側
に前記平行リンク手段112が連結されるとともに、他
端側に放射線防護具114が装着され、略水平方向に移
動して任意の位置に停止可能なアーム手段116とを備
える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の放射線画像
情報を記録する放射線画像撮影装置に設けられ、該患者
の生殖線を放射線から保護するための放射線画像撮影装
置用防護機構に関する。
情報を記録する放射線画像撮影装置に設けられ、該患者
の生殖線を放射線から保護するための放射線画像撮影装
置用防護機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
するシステムが知られている。
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
するシステムが知られている。
【0003】蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、取り扱いの容易性等か
ら、通常、シート状である蓄積性蛍光体シートとして使
用されている。
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、取り扱いの容易性等か
ら、通常、シート状である蓄積性蛍光体シートとして使
用されている。
【0004】上記システムでは、例えば、蓄積性蛍光体
シートに被写体の放射線画像情報を一旦記録する撮影部
と、前記放射線画像情報が記録された前記蓄積性蛍光体
シートに励起光を照射して前記放射線画像情報を光電的
に読み取る読取部と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シ
ートに残存する放射線画像情報を消去する消去部とを一
体的に組み込み、該蓄積性蛍光体シートを装置内で循環
または往復させる、所謂、ビルトイン方式の放射線画像
情報読取装置が採用されている。
シートに被写体の放射線画像情報を一旦記録する撮影部
と、前記放射線画像情報が記録された前記蓄積性蛍光体
シートに励起光を照射して前記放射線画像情報を光電的
に読み取る読取部と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シ
ートに残存する放射線画像情報を消去する消去部とを一
体的に組み込み、該蓄積性蛍光体シートを装置内で循環
または往復させる、所謂、ビルトイン方式の放射線画像
情報読取装置が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の放射線画像情
報読取装置では、被写体である患者の生殖線を放射線か
ら保護するために、鉛等を含んだスカート状の放射線防
護具が用いられている。この放射線防護具は、通常、患
者自身に装着するタイプと、装置本体に移動自在に取り
付けられるタイプとが存在しているが、患者自身に装着
するタイプでは、作業が繁雑であり、時間がかかってし
まうという不具合がある。
報読取装置では、被写体である患者の生殖線を放射線か
ら保護するために、鉛等を含んだスカート状の放射線防
護具が用いられている。この放射線防護具は、通常、患
者自身に装着するタイプと、装置本体に移動自在に取り
付けられるタイプとが存在しているが、患者自身に装着
するタイプでは、作業が繁雑であり、時間がかかってし
まうという不具合がある。
【0006】一方、装置本体に取り付けるタイプでは、
通常、撮影部に取り付けられたアームに放射線防護具を
装着しており、この放射線防護具は患者の背面、すなわ
ち、放射線照射側に配置されている。しかしながら、ア
ームは円弧状の軌跡に沿って移動するだけであり、患者
の背丈に対応して放射線防護具の高さ調整をする際に
は、特別の調整ねじ等を操作する作業が必要である。こ
れにより、放射線防護具の高さ調整の作業性が著しく悪
いという問題が指摘されている。
通常、撮影部に取り付けられたアームに放射線防護具を
装着しており、この放射線防護具は患者の背面、すなわ
ち、放射線照射側に配置されている。しかしながら、ア
ームは円弧状の軌跡に沿って移動するだけであり、患者
の背丈に対応して放射線防護具の高さ調整をする際に
は、特別の調整ねじ等を操作する作業が必要である。こ
れにより、放射線防護具の高さ調整の作業性が著しく悪
いという問題が指摘されている。
【0007】なお、この種の問題は、上記の放射線画像
情報読取装置に限られるものではなく、蓄積性蛍光体シ
ートを用いて放射線画像情報の撮影だけを行う装置や、
通常のX線フイルムを用いて放射線画像情報を撮影する
装置等においても同様に存在している。
情報読取装置に限られるものではなく、蓄積性蛍光体シ
ートを用いて放射線画像情報の撮影だけを行う装置や、
通常のX線フイルムを用いて放射線画像情報を撮影する
装置等においても同様に存在している。
【0008】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、装置本体に取り付けられる放射線防護具を上下方向
にも容易かつ円滑に位置決めするとともに、この放射線
防護具の収納性に優れた放射線画像撮影装置用防護機構
を提供することを目的とする。
り、装置本体に取り付けられる放射線防護具を上下方向
にも容易かつ円滑に位置決めするとともに、この放射線
防護具の収納性に優れた放射線画像撮影装置用防護機構
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る放射線画像
撮影装置用防護機構では、装置本体に対して上下方向に
移動可能な平行リンク手段に、略水平方向に移動可能な
アーム手段が連結されている。このため、放射線防護具
の上下方向の調整が、平行リンク手段を介して簡単かつ
円滑に行われ、従来の調整ねじ等を用いるものに比べて
操作性が一挙に向上する。しかも、アーム手段は、任意
の位置に停止可能であり、放射線防護具を患者に対応し
て正確に位置決め保持し得るとともに、前記放射線防護
具の装置本体に対する収納性が有効に向上する。
撮影装置用防護機構では、装置本体に対して上下方向に
移動可能な平行リンク手段に、略水平方向に移動可能な
アーム手段が連結されている。このため、放射線防護具
の上下方向の調整が、平行リンク手段を介して簡単かつ
円滑に行われ、従来の調整ねじ等を用いるものに比べて
操作性が一挙に向上する。しかも、アーム手段は、任意
の位置に停止可能であり、放射線防護具を患者に対応し
て正確に位置決め保持し得るとともに、前記放射線防護
具の装置本体に対する収納性が有効に向上する。
【0010】ここで、平行リンク手段が、互いに平行な
一対のリンク同士に掛け渡されたスプリングを備えてお
り、放射線防護具の上下方向の調整作業が一層円滑に遂
行される。さらに、アーム手段が、平行リンク手段に連
結される第1アーム部材と、放射線防護具または装置本
体に連結される第2アーム部材とを備え、この第1アー
ム部材とこの第2アーム部材とを連結する連結部に樹脂
製摩擦部材が設けられている。従って、簡単な構成で、
第1および第2アーム部材同士を任意の角度に確実に保
持することが可能になる。
一対のリンク同士に掛け渡されたスプリングを備えてお
り、放射線防護具の上下方向の調整作業が一層円滑に遂
行される。さらに、アーム手段が、平行リンク手段に連
結される第1アーム部材と、放射線防護具または装置本
体に連結される第2アーム部材とを備え、この第1アー
ム部材とこの第2アーム部材とを連結する連結部に樹脂
製摩擦部材が設けられている。従って、簡単な構成で、
第1および第2アーム部材同士を任意の角度に確実に保
持することが可能になる。
【0011】また、防護機構は、X線フイルム、あるい
は蓄積性蛍光体シートに放射線画像情報を記録する装置
の他、前記蓄積性蛍光体シートを装置内で移動させ、放
射線画像情報の記録、読み取りおよび消去を繰り返し行
う装置にも適用される。
は蓄積性蛍光体シートに放射線画像情報を記録する装置
の他、前記蓄積性蛍光体シートを装置内で移動させ、放
射線画像情報の記録、読み取りおよび消去を繰り返し行
う装置にも適用される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
防護機構が組み込まれる放射線画像情報読取装置20の
概略斜視説明図であり、図2は、前記放射線画像情報読
取装置20を構成する装置本体26の内部構成説明図で
ある。
防護機構が組み込まれる放射線画像情報読取装置20の
概略斜視説明図であり、図2は、前記放射線画像情報読
取装置20を構成する装置本体26の内部構成説明図で
ある。
【0013】放射線画像情報読取装置20は、図1に示
すように、基台22から上方に設けられる昇降部24を
備え、この昇降部24には、装置本体26がボールねじ
やシリンダ等の図示しないアクチュエータを介して昇降
自在に支持される。放射線画像情報読取装置20は、装
置本体26内で2枚の蓄積性蛍光体シートSを循環さ
せ、患者(被写体)の放射線画像情報の記録および読み
取り作業を繰り返し行うように機能する。
すように、基台22から上方に設けられる昇降部24を
備え、この昇降部24には、装置本体26がボールねじ
やシリンダ等の図示しないアクチュエータを介して昇降
自在に支持される。放射線画像情報読取装置20は、装
置本体26内で2枚の蓄積性蛍光体シートSを循環さ
せ、患者(被写体)の放射線画像情報の記録および読み
取り作業を繰り返し行うように機能する。
【0014】図2に示すように、装置本体26内には、
蓄積性蛍光体シートSに患者の放射線画像情報を一旦記
録する撮影部30と、前記放射線画像情報が記録された
前記蓄積性蛍光体シートSに励起光であるレーザ光Lを
照射して前記放射線画像情報を光電的に読み取る読取部
32と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートSに残存
する放射線画像情報を消去する消去部34と、2枚の前
記蓄積性蛍光体シートSを循環させる循環搬送系36と
が組み込まれる。
蓄積性蛍光体シートSに患者の放射線画像情報を一旦記
録する撮影部30と、前記放射線画像情報が記録された
前記蓄積性蛍光体シートSに励起光であるレーザ光Lを
照射して前記放射線画像情報を光電的に読み取る読取部
32と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートSに残存
する放射線画像情報を消去する消去部34と、2枚の前
記蓄積性蛍光体シートSを循環させる循環搬送系36と
が組み込まれる。
【0015】撮影部30は、装置本体26の前面側に装
着される撮影カバー38を備え、この撮影カバー38に
は、図示しない患者側から、順次、フォトタイマ40と
グリット42とが配置されるとともに、このグリット4
2側には、蓄積性蛍光体シートSを撮影位置に保持する
ための揺動自在な押さえ板44が装着される。
着される撮影カバー38を備え、この撮影カバー38に
は、図示しない患者側から、順次、フォトタイマ40と
グリット42とが配置されるとともに、このグリット4
2側には、蓄積性蛍光体シートSを撮影位置に保持する
ための揺動自在な押さえ板44が装着される。
【0016】読取部32は、撮影部30と略平行に配設
されており、蓄積性蛍光体シートSを鉛直下方向(矢印
X方向)に副走査搬送する副走査搬送手段46と、副走
査搬送されている前記蓄積性蛍光体シートSに励起光で
あるレーザ光Lを略水平方向(矢印Y方向)に照射して
主走査するレーザ光照射手段48とを備える。
されており、蓄積性蛍光体シートSを鉛直下方向(矢印
X方向)に副走査搬送する副走査搬送手段46と、副走
査搬送されている前記蓄積性蛍光体シートSに励起光で
あるレーザ光Lを略水平方向(矢印Y方向)に照射して
主走査するレーザ光照射手段48とを備える。
【0017】レーザ光照射手段48は、レーザ光Lを一
旦鉛直下方向に導出した後、略水平方向に屈曲させてこ
のレーザ光Lを蓄積性蛍光体シートSに照射するための
光学系50を設けている。蓄積性蛍光体シートSのレー
ザ光Lの照射位置近傍には、このレーザ光Lの照射によ
って前記蓄積性蛍光体シートSから発せられる輝尽発光
光を集光する集光ガイド52が配置されている。この集
光ガイド52には、図示しないフォトマルチプライヤが
接続されて集光手段53が構成されている。
旦鉛直下方向に導出した後、略水平方向に屈曲させてこ
のレーザ光Lを蓄積性蛍光体シートSに照射するための
光学系50を設けている。蓄積性蛍光体シートSのレー
ザ光Lの照射位置近傍には、このレーザ光Lの照射によ
って前記蓄積性蛍光体シートSから発せられる輝尽発光
光を集光する集光ガイド52が配置されている。この集
光ガイド52には、図示しないフォトマルチプライヤが
接続されて集光手段53が構成されている。
【0018】副走査搬送手段46は、鉛直方向に互いに
所定間隔離間して配置されている第1および第2ローラ
対54、56を備える。第1および第2ローラ対54、
56は、蓄積性蛍光体シートSの放射線画像情報の記録
および読み取りを行わない両側部(以下、耳部という)
を挟持するように構成されており、モータ58に連結さ
れるベルト・プーリ手段等の伝動手段(図示せず)を介
して同期的に回転駆動される。
所定間隔離間して配置されている第1および第2ローラ
対54、56を備える。第1および第2ローラ対54、
56は、蓄積性蛍光体シートSの放射線画像情報の記録
および読み取りを行わない両側部(以下、耳部という)
を挟持するように構成されており、モータ58に連結さ
れるベルト・プーリ手段等の伝動手段(図示せず)を介
して同期的に回転駆動される。
【0019】消去部34は、撮影部30および読取部3
2が略平行に配設され、鉛直方向に延在する複数の消去
用光源60を備えている。なお、消去用光源60は、略
水平方向に延在するように配置してもよい。
2が略平行に配設され、鉛直方向に延在する複数の消去
用光源60を備えている。なお、消去用光源60は、略
水平方向に延在するように配置してもよい。
【0020】循環搬送系36は、撮影部30と読取部3
2との間に配置され、蓄積性蛍光体シートSを180゜
旋回させて前記撮影部30から前記読取部32に搬送す
る旋回搬送手段62を備える。この旋回搬送手段62
は、撮影部30のシート出入口近傍に配置されるローラ
対64と、読取部32の上方に配置されるローラ対66
との間に設けられ、湾曲成形された湾曲ガイド板68、
70と、前記湾曲ガイド板68、70の下方に配置され
た複数のガイドローラ72とを備えている。湾曲ガイド
板68、70は、蓄積性蛍光体シートSの耳部を案内す
るために幅狭に構成されている。ローラ対64、66
は、モータ74を介して回転駆動される。
2との間に配置され、蓄積性蛍光体シートSを180゜
旋回させて前記撮影部30から前記読取部32に搬送す
る旋回搬送手段62を備える。この旋回搬送手段62
は、撮影部30のシート出入口近傍に配置されるローラ
対64と、読取部32の上方に配置されるローラ対66
との間に設けられ、湾曲成形された湾曲ガイド板68、
70と、前記湾曲ガイド板68、70の下方に配置され
た複数のガイドローラ72とを備えている。湾曲ガイド
板68、70は、蓄積性蛍光体シートSの耳部を案内す
るために幅狭に構成されている。ローラ対64、66
は、モータ74を介して回転駆動される。
【0021】ローラ対66の下方には、蓄積性蛍光体シ
ートSの耳部両側面を案内する一対のガイド板76が読
取部32に向かって設けられるとともに、この読取部3
2の出口側には、前記蓄積性蛍光体シートSを鉛直下方
向から湾曲させて鉛直上方向に案内するための耳部案内
用の湾曲ガイド板78、80が配置される。湾曲ガイド
板80の端部は、鉛直上方向に直線状に延在している。
ートSの耳部両側面を案内する一対のガイド板76が読
取部32に向かって設けられるとともに、この読取部3
2の出口側には、前記蓄積性蛍光体シートSを鉛直下方
向から湾曲させて鉛直上方向に案内するための耳部案内
用の湾曲ガイド板78、80が配置される。湾曲ガイド
板80の端部は、鉛直上方向に直線状に延在している。
【0022】湾曲ガイド板78、80の間には、モータ
82により回転駆動されるローラ対84が介装されてい
る。ローラ対84の近傍から集光ガイド52側に向かっ
て略水平方向にガイド板86が延在し、このガイド板8
6の端部には、湾曲ガイド板88を介して鉛直方向に延
在するガイド板90が設けられる。このガイド板90
は、消去部34に沿って延在してその上部側に湾曲ガイ
ド板92が設けられ、この湾曲ガイド板92の端部が湾
曲ガイド板68に対応して配置される。ガイド板90の
下方および上方には、それぞれモータ94、96の作用
下に回転駆動されるローラ対98、100が配設され
る。
82により回転駆動されるローラ対84が介装されてい
る。ローラ対84の近傍から集光ガイド52側に向かっ
て略水平方向にガイド板86が延在し、このガイド板8
6の端部には、湾曲ガイド板88を介して鉛直方向に延
在するガイド板90が設けられる。このガイド板90
は、消去部34に沿って延在してその上部側に湾曲ガイ
ド板92が設けられ、この湾曲ガイド板92の端部が湾
曲ガイド板68に対応して配置される。ガイド板90の
下方および上方には、それぞれモータ94、96の作用
下に回転駆動されるローラ対98、100が配設され
る。
【0023】図1に示すように、装置本体26には、被
写体である患者の生殖線を放射線から保護するための防
護機構110が設けられる。防護機構110は、装置本
体26に対して上下方向に移動可能な平行リンク手段1
12と、一端側に前記平行リンク手段112が連結され
るとともに、他端側に放射線防護具114が装着され、
略水平方向に移動して任意の位置に停止可能なアーム手
段116とを備える。
写体である患者の生殖線を放射線から保護するための防
護機構110が設けられる。防護機構110は、装置本
体26に対して上下方向に移動可能な平行リンク手段1
12と、一端側に前記平行リンク手段112が連結され
るとともに、他端側に放射線防護具114が装着され、
略水平方向に移動して任意の位置に停止可能なアーム手
段116とを備える。
【0024】図3および図4に示すように、平行リンク
手段112は、装置本体26の側部に鉛直方向に向かっ
て固定された回動軸118を備え、この回動軸118に
互いに平行な一対のリンク120、122の一端側が支
持される。リンク120、122の他端側に連結軸12
4が設けられるとともに、前記リンク120、122に
は、一対のスプリング126の両端が掛け渡されてい
る。
手段112は、装置本体26の側部に鉛直方向に向かっ
て固定された回動軸118を備え、この回動軸118に
互いに平行な一対のリンク120、122の一端側が支
持される。リンク120、122の他端側に連結軸12
4が設けられるとともに、前記リンク120、122に
は、一対のスプリング126の両端が掛け渡されてい
る。
【0025】図4に示すように、アーム手段116は、
平行リンク手段112を構成する連結軸124に連結さ
れる第1アーム部材128と、放射線防護具114に連
結される第2アーム部材130と、前記第1アーム部材
と前記第2アーム部材とを連結する連結部に設けられ、
該第1および第2アーム部材128、130同士を任意
の角度に保持するための樹脂製摩擦部材132とを備え
る。
平行リンク手段112を構成する連結軸124に連結さ
れる第1アーム部材128と、放射線防護具114に連
結される第2アーム部材130と、前記第1アーム部材
と前記第2アーム部材とを連結する連結部に設けられ、
該第1および第2アーム部材128、130同士を任意
の角度に保持するための樹脂製摩擦部材132とを備え
る。
【0026】第2アーム部材130は湾曲形状を有して
おり、この第2アーム部材130により放射線防護具1
14を所定の湾曲形状に保持している。放射線防護具1
14は、例えば、X線の透過を防止するために鉛等を含
んでいる。摩擦部材132は、第1および第2アーム部
材128、130同士が固定具134により一体的に締
め付けられることによって、前記第1および第2アーム
部材128、130に摺接している。この摩擦部材13
2は、略リング状を有しており、例えば、デルリンで構
成されている。
おり、この第2アーム部材130により放射線防護具1
14を所定の湾曲形状に保持している。放射線防護具1
14は、例えば、X線の透過を防止するために鉛等を含
んでいる。摩擦部材132は、第1および第2アーム部
材128、130同士が固定具134により一体的に締
め付けられることによって、前記第1および第2アーム
部材128、130に摺接している。この摩擦部材13
2は、略リング状を有しており、例えば、デルリンで構
成されている。
【0027】このように構成される放射線画像情報読取
装置20の動作について、以下に説明する。
装置20の動作について、以下に説明する。
【0028】装置本体26内には、2枚の蓄積性蛍光体
シートSが収容されており、一方の前記蓄積性蛍光体シ
ートSが撮影部30に配置される際、他方の前記蓄積性
蛍光体シートSが消去部34に待機されている(図2参
照)。撮影部30では、押さえ板44が図示しない患者
側に揺動され、この押さえ板44を介して蓄積性蛍光体
シートSが撮影位置に保持された状態で、前記患者の放
射線画像情報の記録(撮影)が行われる。
シートSが収容されており、一方の前記蓄積性蛍光体シ
ートSが撮影部30に配置される際、他方の前記蓄積性
蛍光体シートSが消去部34に待機されている(図2参
照)。撮影部30では、押さえ板44が図示しない患者
側に揺動され、この押さえ板44を介して蓄積性蛍光体
シートSが撮影位置に保持された状態で、前記患者の放
射線画像情報の記録(撮影)が行われる。
【0029】撮影処理後の蓄積性蛍光体シートSは、押
さえ板44と一体的に内方に揺動した後、ローラ対64
側に送り出される。ローラ対64は、モータ74を介し
て回転駆動されており、このローラ対64の回転作用下
に蓄積性蛍光体シートSが旋回搬送手段62に送られ
る。この旋回搬送手段62では、湾曲ガイド板68、7
0および複数のガイドローラ72の案内作用下に蓄積性
蛍光体シートSの撮影面が他の部材と接触することがな
く、この蓄積性蛍光体シートSが180゜旋回されてロ
ーラ対66に送られた後、このローラ対66の回転作用
下に鉛直方向に配置されているガイド板76に受け渡さ
れる。蓄積性蛍光体シートSは、耳部をガイド板76に
案内されて読取部32を構成する副走査搬送手段46に
送られる。
さえ板44と一体的に内方に揺動した後、ローラ対64
側に送り出される。ローラ対64は、モータ74を介し
て回転駆動されており、このローラ対64の回転作用下
に蓄積性蛍光体シートSが旋回搬送手段62に送られ
る。この旋回搬送手段62では、湾曲ガイド板68、7
0および複数のガイドローラ72の案内作用下に蓄積性
蛍光体シートSの撮影面が他の部材と接触することがな
く、この蓄積性蛍光体シートSが180゜旋回されてロ
ーラ対66に送られた後、このローラ対66の回転作用
下に鉛直方向に配置されているガイド板76に受け渡さ
れる。蓄積性蛍光体シートSは、耳部をガイド板76に
案内されて読取部32を構成する副走査搬送手段46に
送られる。
【0030】副走査搬送手段46では、モータ58の駆
動作用下にそれぞれ上下に配置されている第1および第
2ローラ対54、56が回転駆動されている。このた
め、蓄積性蛍光体シートSは、第1および第2ローラ対
54、56に耳部を挟持されて矢印X方向(鉛直下方
向)に副走査搬送される。
動作用下にそれぞれ上下に配置されている第1および第
2ローラ対54、56が回転駆動されている。このた
め、蓄積性蛍光体シートSは、第1および第2ローラ対
54、56に耳部を挟持されて矢印X方向(鉛直下方
向)に副走査搬送される。
【0031】その際、レーザ光照射手段48からレーザ
光Lが導出され、このレーザ光Lが一旦鉛直下方向に進
んだ後、光学系50を介して略水平方向(矢印Y方向)
に指向し、前記蓄積性蛍光体シートSの撮影面に照射さ
れて主走査が行われる。レーザ光Lの照射により蓄積性
蛍光体シートSの撮影面から輝尽発光光が生じ、この輝
尽発光光が集光ガイド52を介して集光されて図示しな
いフォトマルチプライヤにより光電的に読み取られる。
光Lが導出され、このレーザ光Lが一旦鉛直下方向に進
んだ後、光学系50を介して略水平方向(矢印Y方向)
に指向し、前記蓄積性蛍光体シートSの撮影面に照射さ
れて主走査が行われる。レーザ光Lの照射により蓄積性
蛍光体シートSの撮影面から輝尽発光光が生じ、この輝
尽発光光が集光ガイド52を介して集光されて図示しな
いフォトマルチプライヤにより光電的に読み取られる。
【0032】上記のように、読取部32を介して放射線
画像情報の読み取りが行われている際、蓄積性蛍光体シ
ートSの読み取り先端側が、湾曲ガイド板78、80に
案内されてローラ対84の回転作用下に鉛直下方向から
鉛直上方向に向かって搬送される。そして、蓄積性蛍光
体シートS全体の読み取り作業が終了した後、この蓄積
性蛍光体シートSの読み取り後端部がローラ対84の近
傍まで送り出された状態で、前記ローラ対84がモータ
82の作用下に逆方向に回転される。
画像情報の読み取りが行われている際、蓄積性蛍光体シ
ートSの読み取り先端側が、湾曲ガイド板78、80に
案内されてローラ対84の回転作用下に鉛直下方向から
鉛直上方向に向かって搬送される。そして、蓄積性蛍光
体シートS全体の読み取り作業が終了した後、この蓄積
性蛍光体シートSの読み取り後端部がローラ対84の近
傍まで送り出された状態で、前記ローラ対84がモータ
82の作用下に逆方向に回転される。
【0033】このため、蓄積性蛍光体シートSは、その
撮影面を下側にしてガイド板86に沿って一旦略水平方
向に搬送された後、湾曲ガイド板88を介して鉛直上方
向に向かって搬送される。ここで、モータ94の作用下
にローラ対98が回転駆動され、蓄積性蛍光体シートS
がガイド板90の案内作用下に鉛直上方向に搬送され
る。そして、消去部34を構成する消去用光源60が付
勢され、蓄積性蛍光体シートSに残存する放射線画像情
報の消去が行われる。消去後の蓄積性蛍光体シートS
は、消去部34に対応して待機されている。
撮影面を下側にしてガイド板86に沿って一旦略水平方
向に搬送された後、湾曲ガイド板88を介して鉛直上方
向に向かって搬送される。ここで、モータ94の作用下
にローラ対98が回転駆動され、蓄積性蛍光体シートS
がガイド板90の案内作用下に鉛直上方向に搬送され
る。そして、消去部34を構成する消去用光源60が付
勢され、蓄積性蛍光体シートSに残存する放射線画像情
報の消去が行われる。消去後の蓄積性蛍光体シートS
は、消去部34に対応して待機されている。
【0034】ところで、撮影部30において患者の放射
線画像情報の記録を行う際には、防護機構110が操作
される。図1に示すように、装置本体26の側部に放射
線防護具114が収納されており、操作者は、この放射
線防護具114のアーム手段116を旋回させることに
より、撮影部30に対応して立位姿勢で待機している図
示しない患者の背面側に前記放射線防護具114を移動
させる。さらに、撮影部30における患者の生殖線の高
さに対応して、放射線防護具114を上下方向に調整す
る。
線画像情報の記録を行う際には、防護機構110が操作
される。図1に示すように、装置本体26の側部に放射
線防護具114が収納されており、操作者は、この放射
線防護具114のアーム手段116を旋回させることに
より、撮影部30に対応して立位姿勢で待機している図
示しない患者の背面側に前記放射線防護具114を移動
させる。さらに、撮影部30における患者の生殖線の高
さに対応して、放射線防護具114を上下方向に調整す
る。
【0035】ここで、本実施形態では、防護機構110
が装置本体26に対して上下方向に移動可能な平行リン
ク手段112を備えており、放射線防護具114は、こ
の平行リンク手段112を介して上下方向に簡単かつ円
滑に位置決めされる。そして、放射線防護具114を図
示しない患者に対応するように略水平方向に配置させる
と、アーム手段116を構成する第1および第2アーム
部材128、130の連結部に介装されている摩擦部材
132を介し、前記放射線防護具114が任意の位置に
停止される(図5参照)。
が装置本体26に対して上下方向に移動可能な平行リン
ク手段112を備えており、放射線防護具114は、こ
の平行リンク手段112を介して上下方向に簡単かつ円
滑に位置決めされる。そして、放射線防護具114を図
示しない患者に対応するように略水平方向に配置させる
と、アーム手段116を構成する第1および第2アーム
部材128、130の連結部に介装されている摩擦部材
132を介し、前記放射線防護具114が任意の位置に
停止される(図5参照)。
【0036】このように、本実施形態では、放射線防護
具114が平行リンク手段112を介して上下方向に調
整可能であるとともに、アーム手段116を介して略水
平方向の任意の位置に停止可能である。従って、撮影部
30に対応して立位姿勢で待機している背丈の異なる各
患者に対し、放射線防護具114の高さ調整作業が一挙
に簡単かつ迅速に遂行され、この放射線防護具114の
操作性が有効に向上するという効果が得られる。
具114が平行リンク手段112を介して上下方向に調
整可能であるとともに、アーム手段116を介して略水
平方向の任意の位置に停止可能である。従って、撮影部
30に対応して立位姿勢で待機している背丈の異なる各
患者に対し、放射線防護具114の高さ調整作業が一挙
に簡単かつ迅速に遂行され、この放射線防護具114の
操作性が有効に向上するという効果が得られる。
【0037】しかも、平行リンク手段112は、互いに
平行な一対のリンク120、122にスプリング126
が掛け渡されている。このため、放射線防護具114を
上下に移動させる際に過剰な負荷が作用することがな
く、この放射線防護具114の上下移動が円滑に行われ
るという利点がある。
平行な一対のリンク120、122にスプリング126
が掛け渡されている。このため、放射線防護具114を
上下に移動させる際に過剰な負荷が作用することがな
く、この放射線防護具114の上下移動が円滑に行われ
るという利点がある。
【0038】また、アーム手段116には摩擦部材13
2が設けられており、第1および第2アーム部材12
8、130を互いに任意の角度位置に保持することがで
きる。従って、例えば、撮影部30において撮影が行わ
れている際、放射線防護具114が移動することはな
い。これにより、放射線防護具114の操作性が向上す
るとともに、この放射線防護具114を装置本体26の
側方に確実に収納することが可能になる。
2が設けられており、第1および第2アーム部材12
8、130を互いに任意の角度位置に保持することがで
きる。従って、例えば、撮影部30において撮影が行わ
れている際、放射線防護具114が移動することはな
い。これにより、放射線防護具114の操作性が向上す
るとともに、この放射線防護具114を装置本体26の
側方に確実に収納することが可能になる。
【0039】なお、本実施形態では、防護機構110が
放射線画像情報読取装置20に組み込まれているが、こ
れに代替して撮影作業のみを行う装置に組み込むことも
でき、また蓄積性蛍光体シートSの他、X線フイルムを
用いる装置にも適応可能である。さらにまた、防護機構
110は、装置本体26に平行リンク手段112を組み
付けて放射線防護具114をアーム手段116に装着し
ているが、前記装置本体26に前記アーム手段116を
組み付ける一方、前記平行リンク手段112に前記放射
線防護具114を装着するようにしてもよい。
放射線画像情報読取装置20に組み込まれているが、こ
れに代替して撮影作業のみを行う装置に組み込むことも
でき、また蓄積性蛍光体シートSの他、X線フイルムを
用いる装置にも適応可能である。さらにまた、防護機構
110は、装置本体26に平行リンク手段112を組み
付けて放射線防護具114をアーム手段116に装着し
ているが、前記装置本体26に前記アーム手段116を
組み付ける一方、前記平行リンク手段112に前記放射
線防護具114を装着するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る放射線画像撮影装置用防護
機構では、装置本体に対して上下方向に移動可能な平行
リンク手段に、略水平方向に移動可能なアーム手段が連
結されるため、放射線防護具の上下方向の調整作業が簡
単かつ迅速に遂行され、従来の調整ねじ等による上下位
置決め作業に比べて、操作性が一挙に向上する。しか
も、アーム部材が任意の位置に停止可能であり、放射線
防護具を患者の生殖線に対応させて高精度かつ確実に位
置決め保持することができる。
機構では、装置本体に対して上下方向に移動可能な平行
リンク手段に、略水平方向に移動可能なアーム手段が連
結されるため、放射線防護具の上下方向の調整作業が簡
単かつ迅速に遂行され、従来の調整ねじ等による上下位
置決め作業に比べて、操作性が一挙に向上する。しか
も、アーム部材が任意の位置に停止可能であり、放射線
防護具を患者の生殖線に対応させて高精度かつ確実に位
置決め保持することができる。
【図1】本発明の実施形態に係る防護機構が組み込まれ
る放射線画像情報読取装置の概略斜視説明図である。
る放射線画像情報読取装置の概略斜視説明図である。
【図2】前記放射線画像情報読取装置を構成する装置本
体の内部構成説明図である。
体の内部構成説明図である。
【図3】前記防護機構を構成する平行リンク手段の概略
斜視説明図である。
斜視説明図である。
【図4】前記防護機構の動作を説明する側面図である。
【図5】前記防護機構の使用状態を示す斜視説明図であ
る。
る。
20…放射線画像情報読取装置 26…装置本体 30…撮影部 34…消去部 36…循環搬送系 110…防護機構 116…アーム手段 120、122…
リンク 126…スプリング 128、130…
アーム部材 132…摩擦部材
リンク 126…スプリング 128、130…
アーム部材 132…摩擦部材
Claims (4)
- 【請求項1】患者の放射線画像情報を記録する放射線画
像撮影装置に設けられ、該患者の生殖線を放射線から保
護するための防護機構であって、 装置本体に対して上下方向に移動可能な平行リンク手段
と、 前記平行リンク手段が連結されるとともに、略水平方向
に移動して任意の位置に停止可能なアーム手段と、 前記アーム手段または前記平行リンク手段に装着される
放射線防護具と、 を備えることを特徴とする放射線画像撮影装置用防護機
構。 - 【請求項2】請求項1記載の防護機構において、前記平
行リンク手段は、互いに平行な一対のリンク同士に掛け
渡されるスプリングを備えることを特徴とする放射線画
像撮影装置用防護機構。 - 【請求項3】請求項1記載の防護機構において、前記ア
ーム手段は、前記平行リンク手段に連結される第1アー
ム部材と、 前記放射線防護具または前記装置本体に連結される第2
アーム部材と、 前記第1アーム部材と前記第2アーム部材とを連結する
連結部に設けられ、該第1および第2アーム部材同士を
任意の角度に保持するための樹脂製摩擦部材と、 を備えることを特徴とする放射線画像撮影装置用防護機
構。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の防
護機構において、前記装置本体は、該装置本体に収容さ
れた蓄積性蛍光体シートに前記患者の放射線画像情報を
一旦記録する撮影部と、 前記放射線画像情報が記録された前記蓄積性蛍光体シー
トに励起光を照射して前記放射線画像情報を光電的に読
み取る読取部と、 読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートに残存する放射線
画像情報を消去する消去部と、 を備えることを特徴とする放射線画像撮影装置用防護機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348808A JP2000166916A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 放射線画像撮影装置用防護機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348808A JP2000166916A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 放射線画像撮影装置用防護機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000166916A true JP2000166916A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18399516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10348808A Pending JP2000166916A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 放射線画像撮影装置用防護機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000166916A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010084603A1 (ja) * | 2009-01-23 | 2010-07-29 | 株式会社島津製作所 | X線透視撮影台 |
USD751710S1 (en) | 2014-06-17 | 2016-03-15 | Mavig Gmbh | X-ray shield |
USD810943S1 (en) | 2016-04-19 | 2018-02-20 | Mavig Gmbh | X-ray shield |
USD818125S1 (en) | 2016-03-04 | 2018-05-15 | Mavig Gmbh | X-ray shield |
-
1998
- 1998-12-08 JP JP10348808A patent/JP2000166916A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010084603A1 (ja) * | 2009-01-23 | 2010-07-29 | 株式会社島津製作所 | X線透視撮影台 |
USD751710S1 (en) | 2014-06-17 | 2016-03-15 | Mavig Gmbh | X-ray shield |
USD772415S1 (en) | 2014-06-17 | 2016-11-22 | Mavig Gmbh | X-ray shield |
USD818125S1 (en) | 2016-03-04 | 2018-05-15 | Mavig Gmbh | X-ray shield |
USD833618S1 (en) | 2016-03-04 | 2018-11-13 | Mavig Gmbh | X-ray shield |
USD810943S1 (en) | 2016-04-19 | 2018-02-20 | Mavig Gmbh | X-ray shield |
USD825762S1 (en) | 2016-04-19 | 2018-08-14 | Mavig Gmbh | X-ray shield |
USD830554S1 (en) | 2016-04-19 | 2018-10-09 | Mavig Gmbh | X-ray shield |
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