JP3825722B2 - 半導体回路装置 - Google Patents

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    • H03K23/00Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
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    • H03K23/50Gating or clocking signals applied to all stages, i.e. synchronous counters using bi-stable regenerative trigger circuits

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  • Microcomputers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動作周波数切り替え機能を有する集積回路部を内蔵する半導体回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
タイマ、ノイズキャンセラ、SIO、UART等の半導体回路装置では、動作処理周波数(分解能)を切り替える機能を有する。動作処理周波数を切り替える機能を有する半導体回路装置の例を、図13を用いて説明する。
【0003】
分周器131によって分周した信号DVCKや、半導体チップ外部から入力されるイベント信号EXCK等をデジタルノイズキャンセラ132でノイズキャンセルした信号を、マルチプレクサ133で選択し、動作周波数切り替え必要のある集積回路部135のソースクロックMCKとして使用している。
【0004】
例として、集積回路部135の動作周波数としてソースクロックSCKの1/4を選択したときの動作タイミングチャートを図14に示す。分周器131でソースクロックSCKの1/4に分周された信号がマルチプレクサ133によって集積回路部135のソースクロックMCKとして選択される。集積回路部135はソースクロックMCK周期ごとに動作(ACT)する。
【0005】
従来技術の問題点は、分周器131やマルチプレクサ133等のソースクロックSCKに同期するブロックと、ソースクロックMCKに同期する集積回路部135とのインターフェイスを同期調停するブロック134、およびソースクロックSCKに対し非同期なクロックACKに同期したブロックと集積回路部135とのインターフェイスを同期調停するブロック136といった同期調停部が必要なことである。
【0006】
つまり、信号SCKや信号ACKに対するレスポンス時間が信号MCKの周波数に左右されてしまうことが問題である。また、信号MCKにヒゲがのる可能性があるために集積回路部135の処理動作中に動作周波数(集積回路部135のソースクロックMCK)を切り替えることはできないという使用制限があることも問題点の一つである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、分周器に入力されたクロック信号と、集積回路部に入力されたクロック信号との同期調停を行うために、同期調停部が必要になると言う問題があった。
【0008】
本発明の目的は、分周器131やマルチプレクサ133等のソースクロックSCKに同期するブロックと、ソースクロックSCKと異なる周波数で動作する集積回路部とのインターフェースを同期調停することが不要となる半導体回路装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下のように構成されている。
【0010】
(1)本発明の一例に係わる半導体回路装置は、入力されたクロック信号をカウントし、カウント値を出力する同期式分周器と、この同期式分周器から出力されたカウント値の各ビットの信号が入力され、セレクタ信号に応じて、あるビットのキャリー先読み信号を動作処理実効ステート信号として出力するセレクタ回路と、前記同期式分周器に入力されたクロック信号をソースクロックとして使用し、前記動作処理実効ステート信号により動作周波数が切り替えられる集積回路部とを具備してなる。
【0011】
(2)本発明の一例に係わる半導体回路装置は、入力されたクロックをカウントし、カウント値を出力する同期式分周器と、この分周器でのカウント値を設定された値と比較し、セレクタ信号に応じて、比較結果を動作処理実効ステート信号として出力するセレクタ回路と、前記同期式分周器に入力されたクロック信号をソースクロックとして使用し、前記動作処理実効ステート信号により動作周波数が切り替えられる集積回路部とを具備してなることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。
【0013】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる1チップマイコンの概略構成を示すブロック図である。
【0014】
入力されたソースクロック信号SCKが、同期式分周器11及び集積回路部30及びインターフェイス同期調停部31に入力されている。
【0015】
同期式分周器11は、入力されたソースクロックSCKの立ち上げをカウントする。カウント値は3ビットのデジタルデータとして各ビットの信号が並列に出力される。同期式分周器11が8つの立ち上げをカウントすると、カウント値はリセットされる。
【0016】
カウント値の各ビットの信号は、セレクタ回路20に入力される。カウント値の第1ビットの信号DVCK[0]はセレクタ回路20内のマルチプレクサ23、第1のAND回路21、及び第2のAND回路22に入力されている。カウント値の第2ビット信号は、第1のAND回路21、及び第2のAND回路22に入力されている。カウント値の第3ビット信号は、第2のAND回路22に入力されている。第1及び第2のAND回路21,22の出力信号&DVCK[1:0],&DVCK[2:0]はマルチプレクサ23に入力されている。また、セレクタ回路20には、常にアクティブである信号“1”が入力されている。
【0017】
信号DVCK[0],&DVCK[1:0],&DVCK[2:0]は、カウント値の各ビットがキャリー(桁上げ)する前にアクティブとなる、キャリー先読み信号である。
【0018】
マルチプレクサに入力されるカウント値の第1ビットのキャリー先読み信号DVCK[0]は、ソースクロックSCKの2周期毎に、ソースクロックSCKの1周期分アクティブになる。カウント値の第2ビットのキャリー先読み信号&DVCK[1:0]は、ソースクロックの4周期毎に、ソースクロックSCKの1周期分アクティブになる。カウント値の第2ビットのキャリー先読み信号&DVCK[2:0]は、ソースクロックSCKの8周期毎に、ソースクロックSCKの1周期分アクティブとなる。
【0019】
マルチプレクサ23には、周波数選択エンコード信号RSNSELが入力されている。マルチプレクサ23は、周波数選択エンコード信号RSNSELに応じて、信号DVCK[0],&DVCK[1:0],及び&DVCK[2:0]の何れかを動作処理実効ステート信号RSNとして出力する。
【0020】
以下では、ソースクロックの1/4の周波数を選択する選択信号RSNSEL[1:0]が入力されたものとして説明する。ソースクロックSCKの1周期を1ステートとし集積回路部30の動作周波数としてソースクロックSCKの1/4を選択したときの動作タイミングチャートを図2に示す。セレクタ回路20から出力される動作処理実効ステート信号RSNは、ソースクロックの4周期のうち1周期だけアクティブとなる。
【0021】
マルチプレクサ23は、選択信号RSNSEL[1:0]により、第1のAND回路21からの信号&DVCK[1:0]を動作処理実効ステート信号RSN(Resolution)として、動作周波数切り替え必要のある集積回路部30に供給する。
【0022】
集積回路部30は基本的にソースクロックSCKの周期で動作処理が行われるが、ソースクロックSCKの周波数の1/4で動作する必要のあるブロックは信号RSNがアクティブとなるステート信号に従って動作処理する。
【0023】
ACK−SCKインターフェイス同期調停部31に、ソースクロック信号SCKに対し非同期なクロック信号ACKとソースクロック信号SCKが入力されている。インターフェイス同期調停部31は、クロック信号ACKとソースクロック信号SCKとの同期調停を行う。
【0024】
次に、集積回路部の具体的な例を用いて、信号RSNによる動作を説明する。集積回路部30の例を図3に示す。図3に示す集積回路部はサンプリング回数を4回としサンプリング周期を信号RSNによって切り替えるノイズキャンセラである。また、このノイズキャンセラの動作タイミングチャートを図4に示す。
【0025】
ノイズキャンセラには、外部信号NCINとソースクロックSCKと動作処理実効ステート信号RSNが入力されている。
【0026】
動作周波数選択付の4ビットシフトレジスタ40は、4つのレジスタ41(41a,41b,41c,41d)が4ビットシリアル接続されて構成されている。各レジスタ41は、動作周波数選択回路42とD型フリップ・フロップ(F/F)43とから構成されている。4ビットシフトレジスタ40は、動作処理実効ステート信号RSNが“High”のアクティブ・ステート時に外部信号NCINの信号を1ビットづつシフトさせる。
【0027】
具体的には、動作処理実効ステート信号RSNがアクティブの場合、レジスタ41内の動作周波数選択回路42は、外部入力信号NCIN又は前段のレジスタ41のフリップ・フロップ43から出力された信号を、同じレジスタ41内のフリップ・フロップ43に伝達する。また、動作処理実効ステート信号RSNが非アクティブ状態の場合、動作周波数選択回路42は、同じレジスタ41内のフリップ・フロップ43から出力された信号をそのまま同じフリップ・フロップ43に出力する。つまり、動作周波数選択回路42は、動作処理実効ステート信号RSNに応じて、フリップ・フロップ43に出力する信号を切り替える。
【0028】
フリップ・フロップ43は、ソースクロックSCKで動作する。しかし、外部入力信号NCIN又は前段のレジスタからの信号が入力可能となるのは、動作処理実効ステート信号RSNがアクティブの時のみである。従って、4ビットシフトレジスタ40は、動作処理実効ステート信号RSNの入力周期に応じて動作するのと同じである。
【0029】
この4ビットシフトレジスタ40が従来のノイズキャンセラと回路構成が異なる部分であり、それ以降のサンプリング回路50の構成は従来のノイズキャンセラと同様とある。サンプリング回路50は、ゲート回路51,52,53と、D型フリップ・フロップ54とから構成されている。
【0030】
4ビットシフトレジスタ40の各レジスタ41に入力された信号が、全て“0”となったときのみ、サンプリング回路50から出力されるノイズキャンセル後信号NCOUTが“0”となる。その結果、外部入力信号NCINのローレベルを検知したことになる。
【0031】
また、4ビットシフトレジスタ40の各レジスタ41に格納された値が、全て“1”となったときのみ、サンプリング回路50から出力されるノイズキャンセル後信号NCOUTが“1”となる。その結果、外部入力信号NCINがハイレベルであることを検知したことになる。
【0032】
4ビットシフトレジスタ40の各レジスタ41に格納された値が全て“0”又は“1”以外の状態では、その前のノイズキャンセル後信号NCOUTの値を保持して出力する。
【0033】
これにより集積回路部30はソースクロックSCKに同期するため、ソースクロックSCKに同期した集積回路部と集積回路部30とのインターフェイスを同期調停する、回路部は必要なくなる。さらに、集積回路部30の処理動作実行中に動作周波数を切り替えることが可能となる。
【0034】
また、ソースクロックSCKに対し非同期なクロックACKに同期した集積回路部と集積回路部30とのインターフェイスを同期調停する場合、同期調停部31にてソースクロックSCKに対する同期をとるので、レスポンス時間はソースクロックSCKの周波数のみに依存して一定で、選択された動作周波数に影響されない。特にプロセッサからの命令とのレスポンスが一定になるという利点は大きい。
【0035】
従来のノイズキャンセラのブロック図を図5に示す。また、このノイズキャンセラの動作タイミングチャートを図6に示す。図5に示すように、4ビットシフトレジスタ60は、D型フリップ・フロップ61が4ビットシリアル接続されて構成されている。
【0036】
図6に示すように、ソースクロックSCKと、ソースクロックSCKを分周したクロックMCKとでは時間的なズレが生じるので、同期調停しなければならず、ノイズキャンセル結果である信号NCOUTのレスポンスはクロック信号MCKに依存する。
【0037】
(第2の実施形態)
本実施形態では、セレクタ回路の例を示す。セレクタ回路以外の構成は第1の実施形態で説明した1チップマイコンと同様なので、セレクタ回路及び同期式分周器のみ図示して説明する。
【0038】
図7は、本発明の第2の実施形態に係わる1チップマイコンの概略構成を示すブロック図である。
【0039】
同期式分周器11のカウント数がセレクタ回路70内の第1,第2,及び第3のカウント数検出回路71,72,73に入力されている。第1のカウント数検出回路71から出力される信号は、カウント数が3(DVCK[2:0]=2)になった時、アクティブとなる。従って、第1のカウント数検出回路71から出力される信号は、ソースクロックSCKの1/3の周波数で、アクティブとなる。また、第2のカウント数検出回路72から出力される信号は、カウント数が5(DVCK[2;0]=4)になったときアクティブとなる。従って、第2のカウント数検出回路72から出力される信号は、ソースクロックSCKの1/5の周波数で、アクティブとなる。さらに、第3のカウント数検出回路73から出力される信号は、カウント数が7(DVCK[2;0]=6)になったときアクティブとなる。従って、第3のカウント数検出回路73から出力される信号は、ソースクロックSCKの1/7の周波数で、アクティブとなる。
【0040】
各カウント数検出回路71,72,73の信号は、マルチプレクサ23に入力される。マルチプレクサ23は、選択信号RSNSELに応じて、カウント数検出回路71,72,73の出力信号の何れかを動作処理実効ステート信号RSNとして出力する。
【0041】
動作処理実効ステート信号RSN(Resolution)は、動作周波数切り替え必要のある集積回路部30及び同期式分周器11に供給される。同期式分周器11は、動作処理実効ステート信号RSNが入力されると、カウント数をリセットする。
【0042】
本実施形態では、動作周波数としてソースクロックの1/5など、2の階乗以外の整数分周も動作周波数として選択可能となる。
【0043】
(第3の実施形態)
本実施形態では、第1及び第2の実施形態に示した動作周波数セレクタ回路20,70に更に供給される信号の例を説明する。図8は、本発明の第3の実施形態に係わる1チップマイコンの概略構成を示すブロック図である。なお、本実施形態の1チップマイコンの構成は、図1に示した1チップマイコンの構成と同様なので、主要部分のみを示す。
【0044】
図8に示すように、イベント信号EXIN及びソースクロックSCKが入力されるノイズキャンセラ81と、ノイズキャンセラ81からの信号EXCK及びソースクロックSCKが入力されるエッジ検出部82とがある。
【0045】
イベント信号EXINは、外部端子入力等の集積回路部外部からの信号である。ノイズキャンセラ81は、ソースクロックSCKに同期してイベント信号EXINのノイズをキャンセルする。ノイズキャンセラ81によりノイズがキャンセルされた信号EXCKは、エッジ検出部82によりエッジが検出される。エッジ検出部82は、信号EXCKのエッジを検出すると、ソースクロックSCKの1周期分アクティブとなるエッジ検出ステート信号EXTRGを動作周波数セレクタ回路20,70に出力する。動作周波数セレクタ回路20,70は入力された選択信号RSNSELに応じて動作処理実効ステート信号RSNを出力する。
【0046】
(第4の実施形態)
動作周波数選択機能を有する集積回路部30の例として、タイマでの応用実施例を図9に示す。
【0047】
タイマ90の外部から、フリップ・フロップからなるカウンタレジスタ91にソースクロックSCKが入力されている。カウンタレジスタ91はソースクロックSCKで動作する。カウンタレジスタ91から出力された信号COUNTは、一致比較回路92,+1回路93,及び信号動作周波数選択回路94の“0”側に入力される。
【0048】
+1回路93は入力された値に1を足して出力する。+1回路の出力信号は、信号動作周波数選択回路94の“1”側に入力される。信号動作周波数選択回路94に動作処理実効ステート信号RSNが入力されている。信号動作周波数選択回路94は、動作処理実効ステート信号RSNがアクティブの場合に、“1”側に入力された信号を出力する。動作処理実効ステート信号RSNが非アクティブの場合、信号動作周波数選択回路94は、“0”側に入力された信号を出力する。信号動作周波数選択回路94から出力された信号は、クリア回路95を介して、カウンタレジスタ91に入力される。従って、カウンタレジスタ91に+1回路93によりカウントアップされた信号が入力されるのは、動作処理実効ステート信号RSNがアクティブの時だけである。
【0049】
一致比較回路92は、カウンタレジスタ91から入力された信号と比較データ信号CMPDとを比較する。二つの信号が一致する場合、一致比較回路92から出力される信号EQUがアクティブになる。
【0050】
アンド回路96には、信号EQU及び動作処理実効ステート信号RSNが入力される。信号EQU及び動作処理実効ステート信号RSNが共にアクティブの場合、アンド回路から出力される信号EQURSNがアクティブになる。
【0051】
クリア回路95には、信号EQURSNが入力される。信号EQURSNがアクティブの場合、クリア回路95は、信号動作周波数選択回路94から入力された信号をクリアしてカウンタレジスタ91に出力する。
【0052】
以上説明したように、動作処理実効ステート信号RSNがアクティブのステートのみ、カウントアップし、カウント一致信号EQUと動作処理実効ステート信号RSNとを論理ANDした信号でカウント値を同期クリアすることによって、カウント動作周期を選択されたRSN周期とすることができる。
【0053】
従来のタイマでは、タイマの制御や動作結果の読出し等を行う場合に、ソースクロックSCKと分周クロックMCK間の信号のズレがあるために同期調停しなければならず、レスポンスが低下してしまう。これに対し、図9に示したタイマでは、全てがソースクロックSCKで動作するため、同期調停部が不要でタイマの制御信号や動作結果の読出し等を行う場合でもレスポンス低下しない。
【0054】
このタイマの動作タイミングチャートを図10に示す。また、従来のタイマのブロック図を図11に示す。従来のタイマの動作タイミングチャートを図12に示す。図10及び図12に示すタイマの動作タイミングチャートは、比較データ信号CMPDが“8’hcc”の場合である。なお、図11において、図10と同一な部位には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。なお、図11において、符号100はタイマ、符号101はSCK-MCK間のインターフェース同期調停部である。
【0055】
本実施形態に示したタイマの場合、スタート制御信号がアクティブになると、動作処理実効ステート信号RSNに依存せず、直ぐ動作する。従って、スタート制御信号に対するレスポンスが低下しない。
【0056】
従来のタイマの場合、MCKに依存して動作する。従って、図12に示すように、スタート制御信号がアクティブになってから、動作するまでに、タイムラグがあり、レスポンスが低下している。
【0057】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することが可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、
動作周波数選択機能を有する集積回路部とその動作周波数を選択する機能ブロックとをある一つのソースクロックで同期させることが可能となる。すなわち、動作周波数選択機能を有する集積回路部とその動作周波数を選択する機能ブロックとのインターフェイス信号の同期調停回路が不要となり、集積回路部の処理動作実行中に動作周波数を切り替えることも可能となる。
【0059】
また、前記のソースクロックに対し非同期な集積回路部とのインターフェイスにおけるレスポンス時間は先のソースクロックの周波数のみに依存し一定で、選択された動作周波数に影響されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わる1チップマイコンの概略構成を示すブロック図。
【図2】集積回路部30の動作周波数としてソースクロックSCKの1/4を選択したときの動作タイミングチャートを示す図。
【図3】第1の実施形態に係わるノイズキャンセラの概略構成を示すブロック図。
【図4】図3に示すノイズキャンセラの動作タイミングチャートを示す図。
【図5】従来のノイズキャンセラの概略構成を示すブロック図。
【図6】図5に示すノイズキャンセラの動作タイミングチャートを示す図。
【図7】第2の実施形態に係わる1チップマイコンの概略構成を示すブロック図。
【図8】第3の実施形態に係わる1チップマイコンの概略構成を示すブロック図。
【図9】第4の実施形態に係わるタイマの概略構成を示すブロック図。
【図10】図9に示すタイマの動作タイミングチャートを示す図。
【図11】従来のタイマの概略構成を示すブロック図。
【図12】図11に示すタイマの動作タイミングチャートを示す図。
【図13】従来の1チップマイコンの概略構成を示すブロック図。
【図14】集積回路部135の動作周波数としてソースクロックSCKの1/4を選択したときの動作タイミングチャートを示す図。
【符号の説明】
11…同期式分周器
20…セレクタ回路
20.70…動作周波数セレクタ
21…第1のAND回路
22…第2のAND回路
23…マルチプレクサ
30…集積回路部
31…インターフェイス同期調停部
40…4ビットシフトレジスタ
41…レジスタ
42…動作周波数選択回路
43…フリップ・フロップ
50…サンプリング回路

Claims (6)

  1. 入力されたクロック信号をカウントし、カウント値を出力する同期式分周器と、
    この同期式分周器から出力されたカウント値の各ビットの信号が入力され、セレクタ信号に応じて、所定のビットのキャリー先読み信号を動作処理実効ステート信号として出力するセレクタ回路と、
    前記同期式分周器に入力されたクロック信号をソースクロックとして使用し、前記動作処理実効ステート信号により動作周波数が切り替えられる集積回路部とを具備してなることを特徴とする半導体回路装置。
  2. 入力されたクロック信号をカウントし、カウント値を出力する同期式分周器と、
    セレクタ信号に応じて、前記分周器でのカウント値と設定された値との比較結果を動作処理実効ステート信号として出力するセレクタ回路と、
    前記同期式分周器に入力されたクロック信号をソースクロックとして使用し、前記動作処理実効ステート信号により動作周波数が切り替えられる集積回路部とを具備してなることを特徴とする半導体回路装置。
  3. 外部信号を前記同期式分周器に入力されたクロック信号でデジタルノイズキャンセルした信号のエッジを検出し、検出信号を前記ソースクロックの1周期分アクティブとなる信号を出力するエッジ検出回路をさらに具備し、
    前記セレクタ回路は、前記セレクタ信号に応じて、前記エッジ検出回路からの出力信号を動作処理実効ステート信号として出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体回路装置。
  4. 前記集積回路部は、前記動作処理実行ステート信号がアクティブな状態でサンプリングするデジタルノイズキャンセラであることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体回路装置。
  5. 前記集積回路部は、前記動作処理実行ステート信号がアクティブな状態でカウント動作する同期カウンタであることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体回路装置
  6. 前記集積回路部は、前記動作処理実行ステート信号がアクティブな状態で、所定の信号を転送動作する動作周波数選択回路を具備してなることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の半導体回路装置。
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