JP3816879B2 - リング状スプリング装置 - Google Patents
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- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプリング装置に関し、そしてさらに特に自動車用の自動変速装置に使用されるタイプのスプリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用の自動変速装置は、しばしば、変速装置内の種々のギアの係合をコントロールするクラッチ板に対して偏倚力を適用するように適合される複数のコイルスプリングを含む。これらのコイルスプリングは、それらの間に設置された複数の円周上に間隔を置いて配置された平行に圧縮されたコイルスプリングを有する2個の環状のプレートからなるリング状の装置に組み立てられる。このリング状のスプリング装置は、特許文献1に記載されている。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第5306086号明細書
【0004】
特許文献1は、本発明が関係している基本的な背景技術として本明細書に参考として引用される。
【0005】
特許文献1に開示されているリング状スプリング装置では、スプリング装置のリングの形状を画定している間隔を置いて配置された1組の第一及び第二の環状の支持プレートがある。円周上に間隔を置いて配置されかつ平行に設置された複数のコイルスプリングは、1枚のプレートの他のものに向かう垂直な移動がスプリングを圧縮するように、環状のプレート間に配置される。プレートを相互に接続するために、一体となったフックが1枚のプレートに形成され、そしてループが他のプレートと一体となった関係で形成される。フック及びループは、種々のコイルスプリングを配置し次に1枚のプレートから他のものに向かって押すだけで装置が組立できるようにデザインされる。フックは、ループの上ではめられてプレートをともにロックし、コイルスプリングは一部圧縮される。しかし、変速装置に組み立てられるとき、リング状のスプリング装置がさらに圧縮されて、フックがループを外すことが実際に生ずる。その結果、長年にわたりスプリングアセンブリの操作を繰り返していると、個々のコイルは、スプリングの定数を低下させそして幾分傾いて損傷及び/または目的としない偏倚力を生じさせる。自動変速装置のギアをシフトするスプリング装置を圧縮することにより、コイルスプリングの環状の方向の歪みが増大する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
その結果、特許文献1に示されるような従来技術のリング状のスプリング装置は、一体となった相互接触手段の概念を用いるに過ぎず、スプリング装置の長期の操作中間隔を置いて配置されたプレートの環状の移動をコントロールする問題を解決していない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、リングの回りの円周上に間隔を置いて配置された位置に設置された複数のガイドアセンブリが存在する、特許文献1に示されたようなリング状スプリング装置に関する。これらガイドアセンブリのそれぞれは、プレートの1枚から他のプレートに向かって延在する第一のタブ並びに他のプレートから反対の方向に延在する第二のタブを含み、間隔を置いて配置されたプレートが垂直に移動してコイルスプリングを圧縮し解除するとき、第一のタブと第二のタブとの間にほぼ滑動する接触を形成する。第一のタブは、所定の幅を有するガイドスロットを有する。スロットは、プレートに対して垂直な方向に延在する。第二のタブは、ガイドスロットを通して半径方向に延在する組み立てられた細長いガイド部材を有して、2枚のプレート間の垂直移動を確実に導く。プレートの2個のタブが、組み立てられた細長いガイド部材である第三の部材によりともに結合されているため、一体となった相互接続手段は存在しない。ガイドスロットは、それから第二のタブが延在しているプレートから遠い方の末端を有する。プレートとこの末端との間隔は、装置が組み立てられたとき、ガイド部材の作動によりコイルスプリングの圧縮を生じさせる。従って、スプリングは、2枚の環状のプレート間に位置し、プレートは、他のプレート上の間隔を置いて配置されたタブと滑動接触する1枚のプレート上の間隔を置いて配置されたタブにより、向きをとらされる。スプリングは次に圧縮され、そして細長いガイド部材は1個のタブを通してはめ込まれさらに他のタブのガイドスロット中に延在する。ガイド部材を支持するために、第二のタブは、突き出されたボスにより画定されるくり穴を含み、それは、ボス中のガイド部材のはめ込みを可能にしてガイド部材を適切な水平位置に維持する。本発明の構造物を組み立てる方法及び操作は、特許文献1のリング状スプリング装置とは異なる。これらの特徴は、自動変速装置のスプリング装置の長期にわたる操作中、間隔を置いて配置されたプレート間に適切な環状の配向を維持できる利点をもたらす。
【0009】
本発明の他の態様によれば、相対する環状のプレートの円周の回りに、偶数のガイドアセンブリが存在する。ガイドアセンブリの1つの群は、第一のプレートから延在する第一のタブを有し、そして第二の群は、第二のプレートから延在する第二のタブを有する。ガイドアセンブリの2つの群を使用することにより、プレートのタブは、ガイドスロットを有するタブとガイド部材を有するタブとが一つ置きになっている。タブは、ガイドプレートと一体となって形成され、2枚のプレートは同じである。好ましい態様では、4個のガイドアセンブリは、1つの構造を有する12時の位置及び6時の位置の一体となったタブ及び反対の構造を有する3時の位置及び9時の位置のタブにより使用される。単にプレートを90゜間欠送りすることにより、同じプレートがリング状スプリング装置を組み立てるのに使用できる。
【0010】
本発明の他の態様は、環状プレートの回りにコイルスプリングを設置するためにタブを延在することを含む。これらのスプリングを設置するタブは、プレートの縁から突き出し、そしてリングの円周上の間隔を置いた配置で下方に曲げられる。縁から突き出したタブは、プレートのほぼ中ほどの位置から下方に曲げられ、それによりコイルスプリングは、間隔を置いて配置されたプレートの中心にタブにより配置される。この態様では、パンチプレス操作は、プレートの円周上にコイルスプリングを配置するために、タブを突き出しそして曲げるだけである。タブは、特許文献1のやり方で必要な複雑な曲げ操作とは反対に、簡単な曲げ操作によりプレートから容易に形成される。
【0011】
本発明の主な目的は、円周上に間隔を置いて配置されたコイルスプリングを捉えそして配置するのに使用される2枚の環状プレートを有するリング状スプリング装置を提供し、そのスプリング装置は、スプリングが圧縮されるかまたは解除されるとき、環状プレートの移動を導く。
【0012】
本発明の他の目的は、そのスプリング装置がスロット中で別のピンを使用して、他のプレートの滑動タブに対する1枚のプレートのタブの移動をコントロールする、上記のようなスプリング装置を提供することである。
【0013】
本発明の他の目的は、プレートが垂直に移動してコイルスプリングを圧縮及びまたは解除するとき、間隔を置いて配置された環状のプレートが、ほぼ垂直な滑動移動へプレート間の移動を規定する部材を有するガイドアセンブリにより一緒に保持される、リング状スプリング装置を提供することにある。
【0014】
これら及び他の目的並びに利点は、図を参照して以下の記述から明らかになるだろう。
【0015】
図1は、本発明の好ましい態様の外観図である。
【0016】
図2は、本発明の好ましい態様の拡大外観図である。
【0017】
図3は、本発明の好ましい態様に従って組み立てられたリング状スプリング装置の半分を示す平面図である。
【0018】
図4は、1個のコイルスプリングを有するリング状スプリングアセンブリの断面及び変速装置に設けられるために予めプレスされたアセンブリの一部を示す、図3において線4−4にほぼ沿ってとられた拡大断面図である。
【0019】
図4Aは、さらに圧縮されそして1個の滑動移動をコントロールするタブを除去したスプリング装置を示す図4に類似した図である。
【0020】
図5は、図3において線5−5にほぼ沿ってとられた断面図である。
【0021】
図6は、図3において線6−6にほぼ沿ってとられた断面図である。
【0022】
図7は、本発明の好ましい態様で使用されるアセンブリ操作を示す分解部分図である。
【0023】
【発明の実施の形態】
図面は、本発明の好ましい態様を説明することを目的とするに過ぎずそして本発明を制限することを目的としない。図1及び2は、それぞれ外側のリム14、16を有する間隔を置いて配置された環状のプレート10、12を示す。プレート10の曲げた縁のタブ20及びプレート12のタブ22は、下方に曲げられて、円周上に間隔を置いて配置された位置に多数のコイルスプリング30を設置する。スプリングを支持するタブ20、22は、図2、4、6及び7に最もよく示される。それらは、それらの間に隙間を有する間隔を置いて配置された縁20a、22aを有する。一体となった突き出したタブ20、22の高さは、縁20aと22aとの間に隙間を維持する。スプリングを配置するタブの幅Wは、図7に示されるように、スプリング30の内側の空所の直径より僅かに大きい。任意の数のタブ及びスプリングが、プレート10、12の回りに間隔を置いて円周上に配置される。好ましい態様では、20個のスプリングが使用され、4つの群に分かれて配置されている。4個のガイドアセンブリ40、42、44及び46は、スプリングの群の間に配置される。すべてのガイドアセンブリは、本質的に同じであるが、但しそれらは一つ置きに相対する方向に形成される。好ましい態様では、ガイドアセンブリ40、44は1つの方向を向き、そしてガイドアセンブリ42、46はその反対の方向を向く。ガイドアセンブリのそれぞれは、同じ基本的な構造を有する。すべてのガイドアセンブリを同じ向きにすることはできるが、しかし、装置Aで同じプレート10、12を相対する面で使用するために、ガイドアセンブリを交互の向きにする。従って、好ましい態様では、プレート10及び12は、構造上同じである。プレート10、12は、互いに面して位置し、そして90゜回転して組立ガイドアセンブリ40、42、44及び46を形成する。この同じプレートを使用する概念の利点は、プレート10、12により形成されるリングの回りに同じ間隔を置いて配置された任意の偶数のガイドアセンブリにより得ることができる。
【0024】
図2、5及び7についてさらに詳しく説明すると、すべてのガイドアセンブリは同じである。唯一ガイドアセンブリ40のみが詳細に記述されるが、この記述は他のガイドアセンブリに同様に適用することができる。一体となった滑動接触タブ50、52が、相対するプレート10、12に用意される。プレートが望ましい位置のスプリング30とともに組み立てられるとき、タブ50、52は、一般に互いに滑動する。タブ50は、内方のほぼ円筒状のくり穴56を画定する突き出されたボス54を含む。ピン60の形の半径方向に延在するガイド部材は、外側に粗い表面62aを有する本体部分62を有し、ピンはタブ50のくり穴56中に押し込むことができる。ピン60の頭部64は、ボス56の外側の表面と接して、ピン60の内側に延在する位置を画定する。このピンは、垂直なガイドスロット70の幅とほぼ一致する幅即ち直径を有し、変速装置の作動が図4に示される位置と図4Aに示される位置との間に装置Aを圧縮するとき、ピン60及びスロット70はともに作動してプレート10、12を垂直に移動させる。図4に示されるように装置Aの組立条件を規定するために、スロット70は、図5及び7に示されるように、プレート12から距離aの間隔を置いた遠い方の末端72を含む。スロット70の他の末端即ち底部の末端74は、クリアランスの距離にあり、たとえプレート10、12が図4Aに示されるように圧縮されるときでも、ピン60と通常接触しない。図5に最も良く示されるように、ピン60がくり穴56中に押された後、本体62は、垂直なスロット70と共動するガイド部材を構成して、2枚のプレートを垂直に移動させる。アセンブリ40は、プレート12にスロットのついたタブ52を有する。一つ置きのアセンブリ42、46は、プレート10にスロットのついたタブを有する。それ以外は、ガイドアセンブリは同じである。ガイドアセンブリを使用することにより、プレート10、12は、垂直の方向にのみ移動する。図4Aに示されるように、たとえそれらがかなりな程度に圧縮されるときでも、それらをコントロールでき、1枚のプレートが他のプレートへ傾斜する移動が存在しない。この利点は、好ましい態様において、ピン及びスロットの組み合わせにより得られる。もちろん、例えば他のプレートの垂直な円筒状の通路へ延在する1枚のプレートの円筒状のピンなどの他の変更も可能である。この態様では、1枚のプレートの部材間の滑動作用が、第二のプレートの部材により垂直な方向にコントロールされる。他の変更もこの同じ操作を達成するのに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい態様の外観図である。
【図2】本発明の好ましい態様の拡大外観図である。
【図3】本発明の好ましい態様に従って組み立てられたリング状スプリング装置の半分を示す平面図である。
【図4】断面の1個のコイルスプリングを有するリング状スプリングアセンブリ及び変速装置に設けられるために予め押されたアセンブリの一部を示す、図3において線4−4にほぼ沿ってとられた拡大断面図である。またAはさらに圧縮されそして1個の滑動移動をコントロールするタブを除去したスプリング装置を示す上図に類似した図である。
【図5】図3において線5−5にほぼ沿ってとられた断面図である。
【図6】図3において線6−6にほぼ沿ってとられた断面図である。
【図7】本発明の好ましい態様で使用されるアセンブリ操作を示す分解部分図である。
【符号の説明】
A 本発明の装置
W タブの幅
10 プレート
12 プレート
14 リム
16 リム
20 タブ
20a 縁
22 タブ
22a 縁
30 コイルスプリング
40 ガイドアセンブリ
42 ガイドアセンブリ
44 ガイドアセンブリ
46 ガイドアセンブリ
50 タブ
52 タブ
54 ボス
56 くり穴
60 ピン
62 ピンの本体
62a 本体表面
64 ピン頭部
70 スロット
72 スロット末端
74 スロット末端
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプリング装置に関し、そしてさらに特に自動車用の自動変速装置に使用されるタイプのスプリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用の自動変速装置は、しばしば、変速装置内の種々のギアの係合をコントロールするクラッチ板に対して偏倚力を適用するように適合される複数のコイルスプリングを含む。これらのコイルスプリングは、それらの間に設置された複数の円周上に間隔を置いて配置された平行に圧縮されたコイルスプリングを有する2個の環状のプレートからなるリング状の装置に組み立てられる。このリング状のスプリング装置は、特許文献1に記載されている。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第5306086号明細書
【0004】
特許文献1は、本発明が関係している基本的な背景技術として本明細書に参考として引用される。
【0005】
特許文献1に開示されているリング状スプリング装置では、スプリング装置のリングの形状を画定している間隔を置いて配置された1組の第一及び第二の環状の支持プレートがある。円周上に間隔を置いて配置されかつ平行に設置された複数のコイルスプリングは、1枚のプレートの他のものに向かう垂直な移動がスプリングを圧縮するように、環状のプレート間に配置される。プレートを相互に接続するために、一体となったフックが1枚のプレートに形成され、そしてループが他のプレートと一体となった関係で形成される。フック及びループは、種々のコイルスプリングを配置し次に1枚のプレートから他のものに向かって押すだけで装置が組立できるようにデザインされる。フックは、ループの上ではめられてプレートをともにロックし、コイルスプリングは一部圧縮される。しかし、変速装置に組み立てられるとき、リング状のスプリング装置がさらに圧縮されて、フックがループを外すことが実際に生ずる。その結果、長年にわたりスプリングアセンブリの操作を繰り返していると、個々のコイルは、スプリングの定数を低下させそして幾分傾いて損傷及び/または目的としない偏倚力を生じさせる。自動変速装置のギアをシフトするスプリング装置を圧縮することにより、コイルスプリングの環状の方向の歪みが増大する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
その結果、特許文献1に示されるような従来技術のリング状のスプリング装置は、一体となった相互接触手段の概念を用いるに過ぎず、スプリング装置の長期の操作中間隔を置いて配置されたプレートの環状の移動をコントロールする問題を解決していない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、リングの回りの円周上に間隔を置いて配置された位置に設置された複数のガイドアセンブリが存在する、特許文献1に示されたようなリング状スプリング装置に関する。これらガイドアセンブリのそれぞれは、プレートの1枚から他のプレートに向かって延在する第一のタブ並びに他のプレートから反対の方向に延在する第二のタブを含み、間隔を置いて配置されたプレートが垂直に移動してコイルスプリングを圧縮し解除するとき、第一のタブと第二のタブとの間にほぼ滑動する接触を形成する。第一のタブは、所定の幅を有するガイドスロットを有する。スロットは、プレートに対して垂直な方向に延在する。第二のタブは、ガイドスロットを通して半径方向に延在する組み立てられた細長いガイド部材を有して、2枚のプレート間の垂直移動を確実に導く。プレートの2個のタブが、組み立てられた細長いガイド部材である第三の部材によりともに結合されているため、一体となった相互接続手段は存在しない。ガイドスロットは、それから第二のタブが延在しているプレートから遠い方の末端を有する。プレートとこの末端との間隔は、装置が組み立てられたとき、ガイド部材の作動によりコイルスプリングの圧縮を生じさせる。従って、スプリングは、2枚の環状のプレート間に位置し、プレートは、他のプレート上の間隔を置いて配置されたタブと滑動接触する1枚のプレート上の間隔を置いて配置されたタブにより、向きをとらされる。スプリングは次に圧縮され、そして細長いガイド部材は1個のタブを通してはめ込まれさらに他のタブのガイドスロット中に延在する。ガイド部材を支持するために、第二のタブは、突き出されたボスにより画定されるくり穴を含み、それは、ボス中のガイド部材のはめ込みを可能にしてガイド部材を適切な水平位置に維持する。本発明の構造物を組み立てる方法及び操作は、特許文献1のリング状スプリング装置とは異なる。これらの特徴は、自動変速装置のスプリング装置の長期にわたる操作中、間隔を置いて配置されたプレート間に適切な環状の配向を維持できる利点をもたらす。
【0009】
本発明の他の態様によれば、相対する環状のプレートの円周の回りに、偶数のガイドアセンブリが存在する。ガイドアセンブリの1つの群は、第一のプレートから延在する第一のタブを有し、そして第二の群は、第二のプレートから延在する第二のタブを有する。ガイドアセンブリの2つの群を使用することにより、プレートのタブは、ガイドスロットを有するタブとガイド部材を有するタブとが一つ置きになっている。タブは、ガイドプレートと一体となって形成され、2枚のプレートは同じである。好ましい態様では、4個のガイドアセンブリは、1つの構造を有する12時の位置及び6時の位置の一体となったタブ及び反対の構造を有する3時の位置及び9時の位置のタブにより使用される。単にプレートを90゜間欠送りすることにより、同じプレートがリング状スプリング装置を組み立てるのに使用できる。
【0010】
本発明の他の態様は、環状プレートの回りにコイルスプリングを設置するためにタブを延在することを含む。これらのスプリングを設置するタブは、プレートの縁から突き出し、そしてリングの円周上の間隔を置いた配置で下方に曲げられる。縁から突き出したタブは、プレートのほぼ中ほどの位置から下方に曲げられ、それによりコイルスプリングは、間隔を置いて配置されたプレートの中心にタブにより配置される。この態様では、パンチプレス操作は、プレートの円周上にコイルスプリングを配置するために、タブを突き出しそして曲げるだけである。タブは、特許文献1のやり方で必要な複雑な曲げ操作とは反対に、簡単な曲げ操作によりプレートから容易に形成される。
【0011】
本発明の主な目的は、円周上に間隔を置いて配置されたコイルスプリングを捉えそして配置するのに使用される2枚の環状プレートを有するリング状スプリング装置を提供し、そのスプリング装置は、スプリングが圧縮されるかまたは解除されるとき、環状プレートの移動を導く。
【0012】
本発明の他の目的は、そのスプリング装置がスロット中で別のピンを使用して、他のプレートの滑動タブに対する1枚のプレートのタブの移動をコントロールする、上記のようなスプリング装置を提供することである。
【0013】
本発明の他の目的は、プレートが垂直に移動してコイルスプリングを圧縮及びまたは解除するとき、間隔を置いて配置された環状のプレートが、ほぼ垂直な滑動移動へプレート間の移動を規定する部材を有するガイドアセンブリにより一緒に保持される、リング状スプリング装置を提供することにある。
【0014】
これら及び他の目的並びに利点は、図を参照して以下の記述から明らかになるだろう。
【0015】
図1は、本発明の好ましい態様の外観図である。
【0016】
図2は、本発明の好ましい態様の拡大外観図である。
【0017】
図3は、本発明の好ましい態様に従って組み立てられたリング状スプリング装置の半分を示す平面図である。
【0018】
図4は、1個のコイルスプリングを有するリング状スプリングアセンブリの断面及び変速装置に設けられるために予めプレスされたアセンブリの一部を示す、図3において線4−4にほぼ沿ってとられた拡大断面図である。
【0019】
図4Aは、さらに圧縮されそして1個の滑動移動をコントロールするタブを除去したスプリング装置を示す図4に類似した図である。
【0020】
図5は、図3において線5−5にほぼ沿ってとられた断面図である。
【0021】
図6は、図3において線6−6にほぼ沿ってとられた断面図である。
【0022】
図7は、本発明の好ましい態様で使用されるアセンブリ操作を示す分解部分図である。
【0023】
【発明の実施の形態】
図面は、本発明の好ましい態様を説明することを目的とするに過ぎずそして本発明を制限することを目的としない。図1及び2は、それぞれ外側のリム14、16を有する間隔を置いて配置された環状のプレート10、12を示す。プレート10の曲げた縁のタブ20及びプレート12のタブ22は、下方に曲げられて、円周上に間隔を置いて配置された位置に多数のコイルスプリング30を設置する。スプリングを支持するタブ20、22は、図2、4、6及び7に最もよく示される。それらは、それらの間に隙間を有する間隔を置いて配置された縁20a、22aを有する。一体となった突き出したタブ20、22の高さは、縁20aと22aとの間に隙間を維持する。スプリングを配置するタブの幅Wは、図7に示されるように、スプリング30の内側の空所の直径より僅かに大きい。任意の数のタブ及びスプリングが、プレート10、12の回りに間隔を置いて円周上に配置される。好ましい態様では、20個のスプリングが使用され、4つの群に分かれて配置されている。4個のガイドアセンブリ40、42、44及び46は、スプリングの群の間に配置される。すべてのガイドアセンブリは、本質的に同じであるが、但しそれらは一つ置きに相対する方向に形成される。好ましい態様では、ガイドアセンブリ40、44は1つの方向を向き、そしてガイドアセンブリ42、46はその反対の方向を向く。ガイドアセンブリのそれぞれは、同じ基本的な構造を有する。すべてのガイドアセンブリを同じ向きにすることはできるが、しかし、装置Aで同じプレート10、12を相対する面で使用するために、ガイドアセンブリを交互の向きにする。従って、好ましい態様では、プレート10及び12は、構造上同じである。プレート10、12は、互いに面して位置し、そして90゜回転して組立ガイドアセンブリ40、42、44及び46を形成する。この同じプレートを使用する概念の利点は、プレート10、12により形成されるリングの回りに同じ間隔を置いて配置された任意の偶数のガイドアセンブリにより得ることができる。
【0024】
図2、5及び7についてさらに詳しく説明すると、すべてのガイドアセンブリは同じである。唯一ガイドアセンブリ40のみが詳細に記述されるが、この記述は他のガイドアセンブリに同様に適用することができる。一体となった滑動接触タブ50、52が、相対するプレート10、12に用意される。プレートが望ましい位置のスプリング30とともに組み立てられるとき、タブ50、52は、一般に互いに滑動する。タブ50は、内方のほぼ円筒状のくり穴56を画定する突き出されたボス54を含む。ピン60の形の半径方向に延在するガイド部材は、外側に粗い表面62aを有する本体部分62を有し、ピンはタブ50のくり穴56中に押し込むことができる。ピン60の頭部64は、ボス56の外側の表面と接して、ピン60の内側に延在する位置を画定する。このピンは、垂直なガイドスロット70の幅とほぼ一致する幅即ち直径を有し、変速装置の作動が図4に示される位置と図4Aに示される位置との間に装置Aを圧縮するとき、ピン60及びスロット70はともに作動してプレート10、12を垂直に移動させる。図4に示されるように装置Aの組立条件を規定するために、スロット70は、図5及び7に示されるように、プレート12から距離aの間隔を置いた遠い方の末端72を含む。スロット70の他の末端即ち底部の末端74は、クリアランスの距離にあり、たとえプレート10、12が図4Aに示されるように圧縮されるときでも、ピン60と通常接触しない。図5に最も良く示されるように、ピン60がくり穴56中に押された後、本体62は、垂直なスロット70と共動するガイド部材を構成して、2枚のプレートを垂直に移動させる。アセンブリ40は、プレート12にスロットのついたタブ52を有する。一つ置きのアセンブリ42、46は、プレート10にスロットのついたタブを有する。それ以外は、ガイドアセンブリは同じである。ガイドアセンブリを使用することにより、プレート10、12は、垂直の方向にのみ移動する。図4Aに示されるように、たとえそれらがかなりな程度に圧縮されるときでも、それらをコントロールでき、1枚のプレートが他のプレートへ傾斜する移動が存在しない。この利点は、好ましい態様において、ピン及びスロットの組み合わせにより得られる。もちろん、例えば他のプレートの垂直な円筒状の通路へ延在する1枚のプレートの円筒状のピンなどの他の変更も可能である。この態様では、1枚のプレートの部材間の滑動作用が、第二のプレートの部材により垂直な方向にコントロールされる。他の変更もこの同じ操作を達成するのに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい態様の外観図である。
【図2】本発明の好ましい態様の拡大外観図である。
【図3】本発明の好ましい態様に従って組み立てられたリング状スプリング装置の半分を示す平面図である。
【図4】断面の1個のコイルスプリングを有するリング状スプリングアセンブリ及び変速装置に設けられるために予め押されたアセンブリの一部を示す、図3において線4−4にほぼ沿ってとられた拡大断面図である。またAはさらに圧縮されそして1個の滑動移動をコントロールするタブを除去したスプリング装置を示す上図に類似した図である。
【図5】図3において線5−5にほぼ沿ってとられた断面図である。
【図6】図3において線6−6にほぼ沿ってとられた断面図である。
【図7】本発明の好ましい態様で使用されるアセンブリ操作を示す分解部分図である。
【符号の説明】
A 本発明の装置
W タブの幅
10 プレート
12 プレート
14 リム
16 リム
20 タブ
20a 縁
22 タブ
22a 縁
30 コイルスプリング
40 ガイドアセンブリ
42 ガイドアセンブリ
44 ガイドアセンブリ
46 ガイドアセンブリ
50 タブ
52 タブ
54 ボス
56 くり穴
60 ピン
62 ピンの本体
62a 本体表面
64 ピン頭部
70 スロット
72 スロット末端
74 スロット末端
Claims (22)
- 中心軸を有するリングを画定する環状のプレートであって、所定の間隔をおいて配置された一組の第一及び第二の環状プレートと、
該環状プレート間に配置され、コイルスプリングの自由な状態の高さで該環状プレートの円周近傍に間隔をおいて且つ平行する向きに配置された複数のコイルスプリングと、
該環状プレートに間隔をおいて設けられた複数のガイドアセンブリとからなり、
該ガイドアセンブリのそれぞれが、一方の該環状プレートから他方の該環状プレートに向かって延在する第一のタブと、該他方の環状プレートから該一方の環状プレートに向かって延在する第二のタブとを含み、
該環状プレートが垂直に移動して該コイルスプリングを圧縮し、該圧縮を解除するとき、該第一タブと該第二タブとの間に滑動する接触が形成され、
該第一のタブは、所定の幅を有するガイドスロットを有し、該環状プレートに垂直な方向に延在し、
該第二のタブは、該リングの半径方向に延在すると共に、該ガイドスロットを通って延在する細長いガイド部材を担持して、該環状プレートの垂直な動きを案内するスプリング装置において、
該ガイドアセンブリは、
該第一の環状プレートから伸びる第一のタブと、該第二の環状プレートから伸びる第二のタブとからなる第一のガイドアセンブリの群と、
該第二の環状プレートから伸びる第一のタブと、該第一の環状プレートから伸びる第二のタブとからなる第二のガイドアセンブリの群とからなり、
該第一のガイドアセンブリと該第二のガイドアセンブリとは、互いに一つおきに配置され、且つ、それぞれ偶数のガイドアセンブリからなることを特徴とするスプリング装置。 - 該第一及び第二のガイドアセンブリが、該コイルスプリングの間に配設されていることを特徴とする請求項1記載のスプリング装置。
- 該第一及び第二のタブは、該第一及び第二のタブが延在しているそれぞれの環状プレートと一体となって形成されていることを特徴とする請求項2記載のスプリング装置。
- 該第一及び第二のタブは、該第一及び第二のタブが延在しているそれぞれの環状プレートと一体となって形成されていることを特徴とする請求項1記載のスプリング装置。
- 該第二のタブが、突き出されたボスにより形成されたくり穴を含み、該ガイド部材が該くり穴中に押し込まれていることを特徴とする請求項4記載のスプリング装置。
- 該第二のタブが、突き出されたボスにより形成されたくり穴を含み、該ガイド部材が該くり穴中に押し込まれていることを特徴とする請求項3記載のスプリング装置。
- 該第二のタブが、突き出されたボスにより形成されたくり穴を含み、該ガイド部材が該くり穴中に押し込まれていることを特徴とする請求項2記載のスプリング装置。
- 該第二のタブが、突き出されたボスにより形成されたくり穴を含み、該ガイド部材が該くり穴中に押し込まれていることを特徴とする請求項1記載のスプリング装置。
- 該ガイド部材の横方向の幅が、該ガイドスロットの横方向の幅より狭いことを特徴とする請求項8記載のスプリング装置。
- 該ガイド部材の横方向の幅が、該ガイドスロットの横方向の幅より狭いことを特徴とする請求項7記載のスプリング装置。
- 該ガイド部材の横方向の幅が、該ガイドスロットの横方向の幅より狭いことを特徴とする請求項6記載のスプリング装置。
- 該ガイド部材の横方向の幅が、該ガイドスロットの横方向の幅より 狭いことを特徴とする請求項5記載のスプリング装置。
- 該ガイド部材の横方向の幅が、該ガイドスロットの横方向の幅より狭いことを特徴とする請求項4記載のスプリング装置。
- 該ガイド部材の横方向の幅が、該ガイドスロットの横方向の幅より狭いことを特徴とする請求項3記載のスプリング装置。
- 該ガイド部材の横方向の幅が、該ガイドスロットの横方向の幅より狭いことを特徴とする請求項2記載のスプリング装置。
- 該ガイド部材の横方向の幅が、該ガイドスロットの横方向の幅より狭いことを特徴とする請求項1記載のスプリング装置。
- 該ガイドスロットが、該第二のタブが延在している該環状プレートから遠い方の末端を有し、該末端は、該第一のタブの該ガイドスロット中の該ガイド部材の作動により該コイルスプリングを圧縮することができるように、該第二のタブが延在している該環状プレートから離れて配置されていることを特徴とする請求項16記載のスプリング装置。
- 該ガイドスロットが、該第二のタブが延在している該環状プレートから遠い方の末端を有し、該末端は、該第一のタブの該ガイドスロット中の該ガイド部材の作動により該コイルスプリングを圧縮することができるように、該第二のタブが延在している該環状プレートから離れて配置されていることを特徴とする請求項8記載のスプリング装置。
- 該ガイドスロットが、該第二のタブが延在している該環状プレートから遠い方の末端を有し、該末端は、該第一のタブの該ガイドスロット中の該ガイド部材の作動により該コイルスプリングを圧縮することができるように、該第二のタブが延在している該環状プレートから離れて配置されていることを特徴とする請求項4記載のスプリング装置。
- 該ガイドスロットが、該第二のタブが延在している該環状プレートから遠い方の末端を有し、該末端は、該第一のタブの該ガイドスロット中の該ガイド部材の作動により該コイルスプリングを圧縮することができるように、該第二のタブが延在している該環状プレートから離れて配置されていることを特徴とする請求項2記載のスプリング装置。
- 該ガイドスロットが、該第二のタブが延在している該環状プレートから遠い方の末端を有し、該末端は、該第一のタブの該ガイドスロット中の該ガイド部材の作動により該コイルスプリングを圧縮することができるように、該第二のタブが延在している該環状プレートから離れて配置されていることを特徴とする請求項1記載のスプリング装置。
- 中心軸を有するリングを画定する環状のプレートであって、所定の間隔をおいて配置された一組の第一及び第二の環状プレートと、
該環状プレート間に配置され、コイルスプリングの自由な状態の高さで該環状プレートの円周近傍に間隔をおいて且つ平行する向きに配置された複数のコイルスプリングと、
該環状プレートに間隔をおいて設けられた複数のガイドアセンブリとからなり、
該ガイドアセンブリのそれぞれが、一方の該環状プレートから他方の該環状プレートに向かって延在する第一の部材と、該他方の環状プレートから該一方の環状プレートに向かって延在する第二の部材とを含み、
該環状プレートが垂直に移動して該コイルスプリングを圧縮し、該圧縮を解除するとき、該第一の部材と該第二の部材とが、垂直な方向に延在する滑動面を形成して、該第一の部材と該第二の部材との垂直な滑動を可能にしたスプリング装置において、
該ガイドアセンブリは、
該第一の環状プレートから伸びる第一の部材と、該第二の環状プレートから伸びる第二の部材とからなる第一のガイドアセンブリの群と、
該第二の環状プレートから伸びる第一の部材と、該第一の環状プレートから伸びる第二の部材とからなる第二のガイドアセンブリの群とからなり、
該第一のガイドアセンブリと該第二のガイドアセンブリとは、互いに一つおきに配置され、且つ、それぞれ偶数のガイドアセンブリからなることを特徴とするスプリング装置。
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