JP2019078374A - ばね組立体、付勢体及び押圧方法 - Google Patents

ばね組立体、付勢体及び押圧方法 Download PDF

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康晃 竹内
Yasuaki Takeuchi
康晃 竹内
一利 内田
Kazutoshi Uchida
一利 内田
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Abstract

【課題】大きい押圧力から小さい押圧力へ切替えながら押圧できる、ばね組立体、付勢体及び押圧方法を提供する。【解決手段】ばね組立体1は、第1のプレート2と、第1のコイルばね体4と、第2のコイルばね体5と、第2のプレート3とを備える。第1のコイルばね体4及び第2のコイルばね体5の一端は第1のプレート2に取付けられる。第1のコイルばね体4の他端は第2のプレート3に取付けられる。第2のプレート3には突出用貫通孔8が形成されており、第2のコイルばね体5の他端は第2のプレート3に取付けられておらず、突出用貫通孔8から突出するので、第2のプレート3をストッパ16に当接させても、ばね組立体1は、第2のコイルばね体5の第2の付勢力のみに基づいて、クラッチ部12が存在する側へ向けてピストン13を押圧し続け、ピストン13をゆっくりクラッチ部12に接触させる。【選択図】図5

Description

本発明はばね組立体、付勢体及び押圧方法に関する。詳しくは、例えば、自動車のクラッチ装置に使用される、ばね組立体、付勢体、及び、例えばクラッチ装置のピストンの押圧方法に係るものである。
自動車やオートバイの変速機として、オートマチックトランスミッションが普及している。
また、オートマチックトランスミッションは、クラッチ機構によって分類されるが、クラッチ開放の状態からクラッチ締結までの間(摩擦係合時)のトルク伝達性が滑らかであることから、湿式多板クラッチ式が一般的に多く採用されており、様々な湿式多板クラッチ装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、図7に示す湿式多板クラッチ装置が記載されている。
すなわち、特許文献1に記載の湿式多板クラッチ装置140は、軸方向の一端部で開放した略円筒形のハウジングすなわちクラッチケース101と、図示していないがクラッチケース101の内周に配置され、同軸上で相対回転するハブと、クラッチケース101の内周に設けられたスプラインに軸方向で移動自在に配置された環状のセパレータプレート102と、図示していないがハブの外周に設けられたスプラインに軸方向で移動自在に配置され摩擦材が貼着された環状の摩擦板103とを備える。
また、湿式多板クラッチ装置140は、セパレータプレート102と摩擦板103とを押圧し締結させるピストン106と、セパレータプレート102及び摩擦板103を軸方向の一端で固定状態に保持するため、クラッチケース101の内周に設けられたバッキングプレート107と、バッキングプレート107を保持する止め輪117とを備える。
また、クラッチケース101の閉口端の内面とピストン106との間に油密状態の油圧室111が形成されている。
また、軸部113に固定されたストッパ116とピストン106との間に、リターンスプリング115が設けられており、油圧室111に油が供給されていない状態では、ピストン106をクラッチケース101側に押圧している。
また、軸部113には油供給孔114が形成されており、油圧室111へ油を供給している。
また、湿式多板クラッチ装置140のクラッチ部は、ピストン106寄りの第1クラッチ部120とバッキングプレート107寄りの第2クラッチ部130とを有する。
また、第1クラッチ部120と第2クラッチ部130とは、クラッチケース101の内周に軸方向へ移動可能に保持された境界板105により分離されている。
特開2007‐205419号公報
しかしながら、特許文献1に記載の湿式多板クラッチ装置など従来の湿式多板クラッチ装置は、油圧を利用してピストンを押圧する装置であるため、押圧されたピストンがクラッチ部に近づく速さ、すなわち応答性が、ばねの付勢力に基づいてピストンを押圧する場合の応答性よりも劣っていた。
また、油圧を利用してピストンを押圧する場合、ピストンを押圧してそのままピストンをクラッチ部に接触させていたため、ピストンがクラッチ部に当たって生じる荷重と衝撃でクラッチ部を構成するプレートが摩耗及び破損し易いという問題があった。
そこで、ピストンをクラッチ部に早く近づけると共に、ピストンをゆっくりクラッチ部に接触させることができる、押圧手段や押圧方法が望まれていた。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、大きい押圧力から小さい押圧力へ切替えながら押圧できる、ばね組立体、付勢体及び押圧方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のばね組立体は、第1の基材と、巻回されたコイル素線を有し、かつ、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端が前記第1の基材に取付けられた第1のコイルばね体と、巻回されたコイル素線を有し、かつ、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端が前記第1の基材に取付けられた第2のコイルばね体と、前記第1のコイルばね体の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端とは反対側にある他端が取付けられており、かつ、一方の面とこの一方の面の反対側の面である他方の面との間を貫通した貫通孔が形成されており、かつ、前記第2のコイルばね体の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端とは反対側にある他端が前記貫通孔を通って同貫通孔から突出可能な第2の基材とを備える。
ここで、巻回されたコイル素線を有し、かつ、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端が第1の基材に取付けられた、第1のコイルばね体及び第2のコイルばね体によって、それぞれが付勢力を発生させることができる。
また、第1の基材及び第1のコイルばね体の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端とは反対側にある他端が取付けられた第2の基材によって、複数のコイルばね体の端部同士を連結して複数の付勢力に基づいて被押圧部材を押圧することができると共に、ばね組立体と被押圧部材との接触面積を増やすことができ、被押圧部材に押圧力を加え易い。
さらに、巻回されたコイル素線を有し、かつ、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端が第1の基材に取付けられた第2のコイルばね体、及び一方の面とこの一方の面の反対側の面である他方の面との間を貫通した貫通孔が形成されており、かつ、第2のコイルばね体の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端とは反対側にある他端が貫通孔を通って貫通孔から突出可能な第2の基材によって、第1のコイルばね体の付勢力に基づく、被押圧部材例えばピストンへの押圧が止められても、第2のコイルばね体の付勢力に基づいて、被押圧部材を継続して押圧することができる。
また、本発明のばね組立体において、第2のコイルばね体の数よりも第1のコイルばね体の数の方が多い構成とすることができる。
この場合、第1のコイルばね体の付勢力と第2のコイルばね体の付勢力の合計の力と、第2のコイルばね体の付勢力との間の差を大きくすることができる。
また、本発明のばね組立体において、第1のコイルばね体及び第2のコイルばね体それぞれの巻回半径の方向と同じ方向における、第1の基材及び第2の基材の形状は略円形であり、複数の第2のコイルばね体は、互いに離れて第1の基材に取付けられている構成とすることができる。
この場合、安定して押圧することができ、また、押圧の偏りを抑えることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の付勢体は、第1の付勢力を発生可能な第1の付勢力発生部と、第1の付勢力発生部の前記第1の付勢力の発生と略同時に第2の付勢力を発生可能であり、かつ、同第1の付勢力発生部が発生させた同第1の付勢力よりも長い時間、同第2の付勢力を持続可能な第2の付勢力発生部とを備える。
ここで、第1の付勢力を発生可能な第1の付勢力発生部及び第1の付勢力発生部の第1の付勢力の発生と略同時に第2の付勢力を発生可能な第2の付勢力発生部によって、被押圧部材を押圧するための付勢力を発生させることができる。
また、第1の付勢力発生部が発生させた第1の付勢力よりも長い時間、第2の付勢力を持続可能な第2の付勢力発生部によって、第1の付勢力発生部が発生させた第1の付勢力に基づく被押圧部材への押圧が終わっても、第2の付勢力発生部が発生させた第2の付勢力に基づいて被押圧部材を継続して押圧することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の押圧方法は、巻回されたコイル素線を有する第1のコイルばね体の第1の付勢力と、巻回されたコイル素線を有する第2のコイルばね体の第2の付勢力とに基づいて、被押圧部材を押圧しているときに、同第1のコイルばね体の同第1の付勢力に基づく同被押圧部材に対する押圧を止めると共に、同第2のコイルばね体の同第2の付勢力に基づく同被押圧部材に対する押圧を続ける押圧工程を備える。
ここで、このような押圧工程によって、第1のコイルばね体の第1の付勢力と第2のコイルばね体の第2の付勢力の両方の付勢力に基づいて押圧する段階と、第2のコイルばね体の第2の付勢力のみに基づいて押圧する段階とを設けることができる。
本発明に係るばね組立体は、大きい押圧力から小さい押圧力へ切替えながら押圧できる。
本発明に係る付勢体は、大きい押圧力から小さい押圧力へ切替えながら押圧できる。
本発明に係る押圧方法は、大きい押圧力から小さい押圧力へ切替えながら押圧できる。
本発明を適用したばね組立体の一例を示す概略図である。 湿式多板クラッチ装置に使用された、本発明を適用したばね組立体に付勢力が付与された様子の一例を示す概略図である。 本発明を適用したばね組立体の第1のコイルばね体の第1の付勢力と第2のコイルばね体の第2の付勢力に基づいてピストンを押圧する様子の一例を示す概略図である。 本発明を適用したばね組立体の第1のコイルばね体の第1の付勢力に基づくピストンへの押圧が止められた様子の一例を示す概略図である。 本発明を適用したばね組立体の第2のコイルばね体の第2の付勢力のみに基づいてピストンを押圧する様子の一例を示す概略図である。 図2〜図5それぞれに示すピストンに対する荷重とそのときのばね組立体の高さとの関係を示す概略図である。 従来の湿式多板クラッチ装置を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用したばね組立体の一例を示す概略図である。
図1に示す本発明のばね組立体1は、金属製の第1のプレート2を備える。ここで、第1のプレートは第1の基材の一例である。
また、本発明のばね組立体1は、第1のコイルばね体4を備える。
また、第1のコイルばね体4は、巻回されたコイル素線を有する。また、第1のコイルばね体4の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端は第1のプレート2に取付けられている。
ここで、第1のプレート2に、一方の面と、この一方の面に対向する他方の面との間を貫通した第1の貫通孔が形成されており、また、第1の貫通孔の内側縁は一方へ突起している。
また、第1のコイルばね体4の巻回中心が第1の貫通孔と同心状になるように、かつ、第1のコイルばね体4の一端が、第1の貫通孔の突起した内側縁の外側に位置するように、第1のコイルばね体4が配置されている。
また、突起した第1の貫通孔の内側縁と第1のプレート2との間に、第1の貫通孔の突起した内側縁の外側に配置された第1のコイルばね体4の一端を構成するコイル素線が挟み込まれており、第1のコイルばね体4の一端が第1のプレート2に取付けられている。
また、本発明のばね組立体1は、第2のコイルばね体5を備える。
また、第2のコイルばね体5は、巻回されたコイル素線を有する。また、第2のコイルばね体5の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端は第1のプレート2に取付けられている。
また、第2のコイルばね体5の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の長さは、第1のコイルばね体4の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の長さよりも長い。
ここで、第1のコイルばね体4の取付けと同様に、第2のコイルばね体5の巻回中心が第1の貫通孔と同心状になるように、かつ、第2のコイルばね体5の一端が、第1の貫通孔の突起した内側縁の外側に位置するように、第2のコイルばね体5が配置されている。
また、第1の貫通孔の突起した内側縁と第1のプレート2との間に、第1の貫通孔の突起した内側縁の外側に配置された第2のコイルばね体5の一端を構成するコイル素線が挟み込まれており、第2のコイルばね体5の一端が第1のプレート2に取付けられている。
また、本発明のばね組立体1は、金属製の第2のプレート3を備える。ここで、第2のプレートは第2の基材の一例である。
また、第1のコイルばね体4の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端とは反対側にある他端は第2のプレート3に取付けられている。
ここで、第2のプレート3に、一方の面と、この一方の面に対向する他方の面との間を貫通した第2の貫通孔が形成されており、また、第2の貫通孔の内側縁は一方へ突起している。
また、第1のコイルばね体4の巻回中心が第2の貫通孔と同心状になるように、かつ、第1のコイルばね体4の他端が、第2の貫通孔の突起した内側縁の外側に位置するように、第1のコイルばね体4が配置されている。
また、第2の貫通孔の突起した内側縁と第2のプレート3との間に、第2の貫通孔の突起した内側縁の外側に配置された第1のコイルばね体4の他端が第2のプレート3に取付けられている。
すなわち、図1に示すように、第1のコイルばね体4は、第1のプレート2と第2のプレート3の間に挟まれている。
また、第2のプレート3には、一方の面と、この一方の面に対向する他方の面との間を貫通した突出用貫通孔も形成されており、また、突出用貫通孔の内側縁は一方へ突起している。
また、突出用貫通孔の径は、第2の貫通孔の径よりも大きい。
また、第2のコイルばね体5の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端とは反対側にある他端は、突出用貫通孔を通って突出用貫通孔から突出している。
すなわち、第2のコイルばね体5の他端は第2のプレート3に取付けられていない。
また、第2のコイルばね体5の数よりも第1のコイルばね体4の数の方が多い。
また、第1のコイルばね体4及び第2のコイルばね体5それぞれの巻回半径の方向と同じ方向における、第1のプレート2及び第2のプレート3の形状は、図1に示すように中央領域に空間が形成された輪形状すなわち、略円形である。
また、図1に示すように、第1のコイルばね体4は連続して並んで第1のプレート2に取付けられているが、第2のコイルばね体5は、互いに離れて第1のプレート2に取付けられている。
ここで、付勢力を発生させることができるのであれば、必ずしもコイルばね体を使用しなくてもよい。
また、第1の付勢力の発生と略同時に第2の付勢力を発生可能であり、かつ、第1の付勢力よりも長い時間、第2の付勢力を持続できるのであれば、必ずしも第2の基材に貫通孔を形成しなくてもよく、また、形成された貫通孔を通って第2のコイルばね体の端部を貫通孔から突出させなくてもよい。
すなわち、本発明の付勢体は、第1の付勢力を発生可能な第1の付勢力発生部と、第1の付勢力発生部の第1の付勢力の発生と略同時に第2の付勢力を発生可能であり、かつ、第1の付勢力発生部が発生させた第1の付勢力よりも長い時間、第2の付勢力を持続可能な第2の付勢力発生部とを備える。
例えば、第2の基材にこのような貫通孔を形成せず、コイルばね体の端部が取付けられた第2の基材の面とは反対側の面に、ばねなどの弾性体を取付けることもできる。
また、第1のコイルばね体の第1の付勢力に基づく押圧が止められても、第2のコイルばね体の第2の付勢力に基づく押圧を持続できるのであれば、必ずしも第2のコイルばね体の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の長さは、第1のコイルばね体の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の長さより長くなくてもよい。
しかし、第2のコイルばね体の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の長さが、第1のコイルばね体の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の長さより長ければ、確実に第1の付勢力よりも長い時間、第2の付勢力を持続できるので好ましい。
また、必ずしも第2のコイルばね体の数よりも第1のコイルばね体の数の方が多くなくてもよい。
しかし、第2のコイルばね体の数よりも第1のコイルばね体の数の方が多ければ、第1のコイルばね体の付勢力と第2のコイルばね体の付勢力の合計の力と、第2のコイルばね体の付勢力との間の差を大きくすることができるので好ましい。
また、第1のコイルばね体及び第2のコイルばね体それぞれの巻回半径の方向と同じ方向における、第1のプレートすなわち第1の基材及び第2のプレートすなわち第2の基材の形状は、必ずしも略円形でなくてもよく、例えば直線形状とすることもできる。
また、必ずしも複数の第2のコイルばね体は、互いに離れて第1の基材に取付けられていなくてもよい。
しかし、第1の基材及び第2の基材の形状が略円形であり、複数の第2のコイルばね体が、互いに離れて第1の基材に取付けられていれば、安定して押圧することができ、また、押圧の偏りを抑えることができるので好ましい。
次に、図2〜図5を参照して、本発明のばね組立体を湿式多板クラッチ装置に使用してピストンを押圧する動作を説明する。
図2は、湿式多板クラッチ装置に使用された、本発明を適用したばね組立体に付勢力が付与された様子の一例を示す概略図である。
また、図3は、本発明を適用したばね組立体の第1のコイルばね体の第1の付勢力と第2のコイルばね体の第2の付勢力に基づいてピストンを押圧する様子の一例を示す概略図である。
また、図4は、本発明を適用したばね組立体の第1のコイルばね体の第1の付勢力に基づくピストンへの押圧が止められた様子の一例を示す概略図である。
また、図5は、本発明を適用したばね組立体の第2のコイルばね体の第2の付勢力のみに基づいてピストンを押圧する様子の一例を示す概略図である。
図2に示す湿式多板クラッチ装置10は、軸方向の一端部が開放した略円筒形のクラッチケース11を備える。
また、湿式多板クラッチ装置10は、クラッチケース11の内周に一部がスプライン嵌合したクラッチ部12を備える。
ここで、クラッチ部12は、図示していないが、クラッチケース11の内周にスプライン嵌合した複数枚のドライブプレートと、図示していないが、ドライブプレートと交互に重なり合うドリブンプレートとを有する。
また、ドリブンプレートは、図示していないが、出力側の中空軸に一体的に接合されたクラッチハブの外周にスプライン嵌合されている。
また、湿式多板クラッチ装置10は、回転駆動される内側中央体15を備える。
また、図示していないが、クラッチケース11は内側中央体15に一体的に接合されており、また、出力側の中空軸は内側中央体15に対して相対回転自在に嵌合されている。
また、クラッチケース11の基端側すなわち図中の右端側には、クラッチ部12のドライブプレートもしくはドリブンプレートに当接するピストン13が摺動自在に嵌合されている。
すなわち、ピストン13の一端はクラッチケース11に当接しており、ピストン13の他端は内側中央体15に当接している。
また、クラッチケース11の基端とピストン13との間には空間すなわちピストン室14が形成されている。
また、ピストン室14には、図2に示すように本発明のばね組立体1が配置されている。
すなわち、本発明のばね組立体1の第1のプレート2がクラッチケース11に当接され、本発明のばね組立体1の第2のプレート3がピストン13に当接されている。
また、内側中央体15からストッパ16が突出している。また、ストッパ16は、クラッチケース11の基端とピストン13との間に位置している。
また、内側中央体15には、ピストン13を境にしてピストン室14とは反対側の空間と連通した第1の連通穴17が形成されており、また、ピストン室14と連通した第2の連通穴18が形成されている。
図2に示す状態は、ピストン13を境にしてピストン室14とは反対側の空間に、第1の連通穴17を通して油を供給し、油圧によってピストン13をクラッチケース11の基端側へ押圧している状態である。
従って、ピストン室14に配置された本発明のばね組立体1は、ピストン13に押圧されて第1のコイルばね体4と第2のコイルばね体5が収縮し、ピストン13を境にしてピストン室14とは反対側の空間側すなわちクラッチ部12が存在する側へ向けてピストン13を押圧するための、第1のコイルばね体4の第1の付勢力と第2のコイルばね体5の第2の付勢力が生じる。
ここで、ピストンは被押圧部材の一例である。
このとき、ピストン13をクラッチケース11の基端側へ押圧している油圧は、第1のコイルばね体4の第1の付勢力と第2のコイルばね体5の第2の付勢力の合計の力よりも大きい。
次に、ピストン13を境にしてピストン室14とは反対側の空間から油を抜くなどして油圧を下げると、油圧よりも第1のコイルばね体4の第1の付勢力と第2のコイルばね体5の第2の付勢力の合計の力の方が大きくなる。
従って、図3に示すように、本発明のばね組立体1は、第1のコイルばね体4の第1の付勢力と第2のコイルばね体5の第2の付勢力とに基づいて、クラッチ部12が存在する側へ向けてピストン13を押圧し、ピストン13をクラッチ部12へ近づける。
さらに、本発明のばね組立体1が、第1のコイルばね体4の第1の付勢力と第2のコイルばね体5の第2の付勢力とに基づいて、クラッチ部12が存在する側へ向けてピストン13を押圧し続ける。
すると、さらにピストン13をクラッチ部12へ近づけると共に、図4に示すように第2のプレート3をストッパ16に当接させ、第1のコイルばね体4の第1の付勢力に基づくピストン13への押圧を止める。
これはすなわち、図2〜図4に示すように、第1のコイルばね体3の一端を構成するコイル素線が、第1の貫通孔6の突起した内側縁と第1のプレート2との間に挟み込まれて、第1のコイルばね体3の一端が第1のプレート2に取付けられており、また、第1のコイルばね体3の他端を構成するコイル素線が、第2の貫通孔7の突起した内側縁と第2のプレート3との間に挟み込まれて、第1のコイルばね体3の他端が第2のプレート3に取付けられているからである。
一方、図2〜図4に示すように、第2のコイルばね体5の他端は第2のプレート3に取付けられておらず、第2のプレート3に形成された突出用貫通孔8から突出するので、第2のプレート3をストッパ16に当接させても、第2のコイルばね体5の第2の付勢力は持続している。
従って、図5に示すように、第1のコイルばね体4の第1の付勢力と第2のコイルばね体5の第2の付勢力とに基づく押圧力よりは小さいものの、本発明のばね組立体1は、第2のコイルばね体5の第2の付勢力のみに基づいて、クラッチ部12が存在する側へ向けてピストン13を押圧し続け、ピストン13をゆっくりクラッチ部12に接触させる。
また、このときさらに、第2の連通穴18から油をピストン室14へ供給し、油圧を利用してピストン13を押圧することもできる。
すなわち、本発明の押圧方法は、巻回されたコイル素線を有する第1のコイルばね体4の第1の付勢力と、巻回されたコイル素線を有する第2のコイルばね体5の第2の付勢力とに基づいて、ピストン13を押圧しているときに、第1のコイルばね体4の第1の付勢力に基づくピストン13に対する押圧を止めると共に、第2のコイルばね体5の第2の付勢力に基づくピストン13に対する押圧を続ける押圧工程を備える。
また、図6は、図2〜図5それぞれに示すピストンに対する荷重とそのときのばね組立体の高さとの関係を示す概略図である。
ここで、図2に示す状態は、図6において符号Aで示された点に相当する。
すなわち、図2に示す状態は、ピストン室14に配置された本発明のばね組立体1がピストン13に押圧されて、発生した第1の付勢力と第2の付勢力が最大に蓄積した状態であると共に、ピストン13に荷重(L)を掛ける直前の状態なので、ピストン13に対する荷重(L)は最大値例えば1007.1Nであり、また、第1のコイルばね体4と第2のコイルばね体5は収縮した状態なので本発明のばね組立体1の高さ(H)は最小例えば13.0mmだからである。
また、図3に示す状態は、図6において符号Bで示された範囲に相当する。
すなわち、図3に示す状態は、発生した第1のコイルばね体4の第1の付勢力と第2のコイルばね体5の第2の付勢力とに基づいてピストン13を押圧し始めてから、第2のプレート3をストッパ16に当接させて第1のコイルばね体4の第1の付勢力に基づくピストン13への押圧を止める前までの状態なので、ピストン13に対する荷重は最大値例えば1007.1Nから徐々に減少し、それに伴い本発明のばね組立体1の高さは、最小の高さから徐々に増大しているからである。
また、図4に示す状態は、図6において符号Cで示された範囲に相当する。
すなわち、図4に示す状態は、本発明のばね組立体1の第2のプレート3をストッパ16に当接させて第1のコイルばね体4の第1の付勢力に基づくピストン13への押圧を止めた状態なので、ピストン13に対する荷重は一気に低下して例えば128.8Nとなり、しかもストッパ16によって第1のコイルばね体3の伸長を止めると共に第2のコイルばね体5の伸長継続が始まる前の状態なので、本発明のばね組立体1の高さの変動はないからである。
また、図5に示す状態は、図6において符号Dで示された範囲に相当する。
すなわち、図5に示す状態は、第2のコイルばね体5の第2の付勢力のみに基づいて、クラッチ部12が存在する側へ向けてピストン13を押圧し続けた状態なので、第1のコイルばね体4の第1の付勢力と第2のコイルばね体5の第2の付勢力とに基づいたピストン13に対する荷重よりも一気に荷重は低下するものの、ピストン13に対する荷重は存在すると共に荷重は再び徐々に減少し、それに伴い本発明のばね組立体1の高さは、第2のコイルばね体5が伸びる分、さらに徐々に増大しているからである。
以上のように、本発明のばね組立体は、第1のコイルばね体及び第2のコイルばね体を備えており、第1のコイルばね体及び第2のコイルばね体は、巻回されたコイル素線を有し、かつ、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端が第1のプレートすなわち第1の基材に取付けられているので、それぞれが付勢力を発生させることができる。
また、本発明のばね組立体は、第2のコイルばね体及び第2のプレートすなわち第2の基材を備えており、第2の基材には、一方の面とこの一方の面の反対側の面である他方の面との間を貫通した突出用貫通孔が形成されており、第2のコイルばね体の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端とは反対側にある他端が突出用貫通孔から突出可能である。
よって、第1のコイルばね体の第1の付勢力に基づくピストンすなわち被押圧部材への押圧が止められても、第2のコイルばね体の第2の付勢力に基づいて、被押圧部材を継続して押圧することができる。
従って、本発明のばね組立体は、第1のコイルばね体の第1の付勢力と第2のコイルばね体の第2の付勢力とに基づく大きい押圧力から、第2のコイルばね体の第2の付勢力のみに基づく小さい押圧力へ切替えながら押圧できる。
また、本発明の付勢体は、第1の付勢力を発生可能な第1の付勢力発生部と、第1の付勢力発生部の第1の付勢力の発生と略同時に第2の付勢力を発生可能であり、かつ、第1の付勢力発生部が発生させた第1の付勢力よりも長い時間、第2の付勢力を持続可能な第2の付勢力発生部とを備えるので、第1の付勢力発生部が発生させた第1の付勢力に基づく被押圧部材への押圧が終わっても、第2の付勢力発生部が発生させた第2の付勢力に基づいて被押圧部材を継続して押圧することができる。
従って、本発明の付勢体は、第1の付勢力発生部が発生させた第1の付勢力と第2の付勢力発生部が発生させた第2の付勢力とに基づく大きい押圧力から、第2の付勢力発生部が発生させた第2の付勢力のみに基づく小さい押圧力へ切替えながら押圧できる。
さらに、本発明の押圧方法は、第1のコイルばね体の第1の付勢力と、第2のコイルばね体の第2の付勢力とに基づいて、被押圧部材を押圧しているときに、第1のコイルばね体の第1の付勢力に基づく被押圧部材に対する押圧を止めると共に、第2のコイルばね体の第2の付勢力に基づく被押圧部材に対する押圧を続ける押圧工程を備えるので、第1のコイルばね体の第1の付勢力と第2のコイルばね体の第2の付勢力の両方の付勢力に基づいて押圧する段階と、第2のコイルばね体の第2の付勢力のみに基づいて押圧する段階とを設けることができる。
従って、本発明の押圧方法は、第1のコイルばね体の第1の付勢力と第2のコイルばね体の第2の付勢力とに基づく大きい押圧力から、第2のコイルばね体の第2の付勢力のみに基づく小さい押圧力へ切替えながら押圧できる。
その結果、本発明のばね組立体や、本発明の付勢体や、本発明の押圧方法は、ピストンを一定の位置までいち早く押し戻し、ピストンが、クラッチ部を構成するプレートであるクラッチ板に接触するときには、ピストンをゆっくりクラッチ板に接触させることができる。
1 ばね組立体
2 第1のプレート
3 第2のプレート
4 第1のコイルばね体
5 第2のコイルばね体
6 第1の貫通孔
7 第2の貫通孔
8 突出用貫通孔
10 湿式多板クラッチ装置
11 クラッチケース
12 クラッチ部
13 ピストン
14 ピストン室
15 内側中央体
16 ストッパ
17 第1の連通穴
18 第2の連通穴

Claims (5)

  1. 第1の基材と、
    巻回されたコイル素線を有し、かつ、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端が前記第1の基材に取付けられた第1のコイルばね体と、
    巻回されたコイル素線を有し、かつ、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端が前記第1の基材に取付けられた第2のコイルばね体と、
    前記第1のコイルばね体の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端とは反対側にある他端が取付けられており、かつ、一方の面とこの一方の面の反対側の面である他方の面との間を貫通した貫通孔が形成されており、かつ、前記第2のコイルばね体の、巻回半径の方向に対して略直交する方向の一端とは反対側にある他端が前記貫通孔を通って同貫通孔から突出可能な第2の基材とを備える
    ばね組立体。
  2. 前記第2のコイルばね体の数よりも前記第1のコイルばね体の数の方が多い
    請求項1に記載のばね組立体。
  3. 前記第1のコイルばね体及び前記第2のコイルばね体それぞれの巻回半径の方向と同じ方向における、前記第1の基材及び前記第2の基材の形状は略円形であり、
    複数の前記第2のコイルばね体は、互いに離れて前記第1の基材に取付けられている
    請求項1または請求項2に記載のばね組立体。
  4. 第1の付勢力を発生可能な第1の付勢力発生部と、
    該第1の付勢力発生部の前記第1の付勢力の発生と略同時に第2の付勢力を発生可能であり、かつ、同第1の付勢力発生部が発生させた同第1の付勢力よりも長い時間、同第2の付勢力を持続可能な第2の付勢力発生部とを備える
    付勢体。
  5. 巻回されたコイル素線を有する第1のコイルばね体の第1の付勢力と、巻回されたコイル素線を有する第2のコイルばね体の第2の付勢力とに基づいて、被押圧部材を押圧しているときに、同第1のコイルばね体の同第1の付勢力に基づく同被押圧部材に対する押圧を止めると共に、同第2のコイルばね体の同第2の付勢力に基づく同被押圧部材に対する押圧を続ける押圧工程を備える
    押圧方法。
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