JP2017040313A - 摩擦クラッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】軸方向に2つの摩擦係合部が並設されている摩擦クラッチで、軽量で軸方向にコンパクトな摩擦クラッチを提供すること。【解決手段】クラッチ10は、入力軸12と連動して回転する第1ドラム22の外周面にスプライン嵌合する第2ドラム52を有する。第2ドラム52は、第1ドラム22より軸方向に延びる延伸部52aを具え、その内周面に第2相手プレート54がスプライン嵌合している。第2エンドプレート54cを抜け止めするためのスナップリングは不要で、且つ、第1ドラム22の軸方向寸法を短縮することができるから、クラッチ10の軸方向寸法を短縮し、軽量化を図ることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、摩擦クラッチにおいて、特に、軸方向に2つの摩擦係合部が並設されているタイプの摩擦クラッチ(以下、単に、「クラッチ」ということもある。)に関する。
軸方向に2つの摩擦係合部が並設されたクラッチは、主に、自動変速機に使用されている。このクラッチの例として、以下に挙げるものがある。
特許文献1には、下記の自動変速機のクラッチが開示されている。まず、回転軸とともに回転する第1のドラムを具え、第1のドラムの内周面に第1の相手プレートと第2の相手プレートが軸方向に並んでスプライン嵌合している。第1の相手プレートと第2の相手プレートのそれぞれの間には、第1の摩擦板と第2の摩擦板が配設されている。第1の摩擦板は、第1のハブの外周面にスプライン嵌合し、第2の摩擦板は、第2のハブの外周面にスプライン嵌合している。第1の相手プレートに対し、軸方向の一方の側には、第1のピストン当接部が位置し、軸方向の他方の側には、スナップリングが取付けられている。このため、油圧で第1のピストンが作動したとき、第1のピストン当接部は軸方向の他方の方向に移動するため、第1の相手プレートを軸方向の他方の方向に押して、第1の摩擦板と摩擦係合させる。一方、第2の相手プレートに対し、軸方向の他方の側には、第2のピストン当接部が位置し、軸方向の一方の側には、スナップリングが取付けられている。第2のピストン当接部は、第1のドラムの外周面にスプライン嵌合する第2のドラムを介し、第2のピストンと連結されている。第2のピストンが油圧で作動したとき、第2のピストン当接部は軸方向の一方の方向に移動するため、第2の相手プレートを軸方向の一方の方向に押して、第2の摩擦板と摩擦係合させる。
上記のような、軸方向に2つの摩擦係合部が並設されているタイプのクラッチは、第1のドラムと第2のドラムが重なっている部分の範囲が大きく、その分、重いという問題がある。また、軸方向に嵩張るという問題もある。
そこで、本発明は、前述した従来技術の問題点に鑑み、軽量で軸方向にコンパクトな摩擦クラッチを提供することを目的とする。
本発明は、回転軸に連結されている第1ドラムと、
前記回転軸に連結され、前記第1ドラムの外周面にスプライン嵌合している第2ドラムと、
前記第1ドラム及び第2ドラムよりそれぞれ内径側に位置する、第1出力軸に連結されている第1ハブ及び第2出力軸に連結されている第2ハブと、
前記第1ドラムの内周面にスプライン嵌合している複数の第1相手プレートと、
前記第2ドラムより内径側に位置する複数の第2相手プレートと、
前記第1相手プレートの間に配設され、前記第1ハブの外周面にスプライン嵌合している第1摩擦板、及び前記第2相手プレートの間に配設され、前記第2ハブの外周面にスプライン嵌合している第2摩擦板と、
前記第1相手プレートに対し、前記第2相手プレートが位置していない側の、軸方向の一方の方向に位置する第1ピストン当接部を具える第1ピストンと、
前記第2ドラムに連結されている第2ピストンと、
前記第2ドラムと連動する、前記第2相手プレートに対し、前記第1相手プレートが位置していない側の、軸方向の他方の方向に位置する第2ピストン当接部と、
前記第1相手プレートに対し、前記軸方向の一方の方向に位置し、前記第1ドラムの内周側に取付けられる第1相手プレート抜止め部材とを有する摩擦クラッチにおいて、
前記第2ドラムが、前記第1ドラムより軸方向に延びる延伸部を具え、
前記第2相手プレートが、前記延伸部の内周面にスプライン嵌合していることを特徴とする摩擦クラッチによって前記課題を解決した。
前記回転軸に連結され、前記第1ドラムの外周面にスプライン嵌合している第2ドラムと、
前記第1ドラム及び第2ドラムよりそれぞれ内径側に位置する、第1出力軸に連結されている第1ハブ及び第2出力軸に連結されている第2ハブと、
前記第1ドラムの内周面にスプライン嵌合している複数の第1相手プレートと、
前記第2ドラムより内径側に位置する複数の第2相手プレートと、
前記第1相手プレートの間に配設され、前記第1ハブの外周面にスプライン嵌合している第1摩擦板、及び前記第2相手プレートの間に配設され、前記第2ハブの外周面にスプライン嵌合している第2摩擦板と、
前記第1相手プレートに対し、前記第2相手プレートが位置していない側の、軸方向の一方の方向に位置する第1ピストン当接部を具える第1ピストンと、
前記第2ドラムに連結されている第2ピストンと、
前記第2ドラムと連動する、前記第2相手プレートに対し、前記第1相手プレートが位置していない側の、軸方向の他方の方向に位置する第2ピストン当接部と、
前記第1相手プレートに対し、前記軸方向の一方の方向に位置し、前記第1ドラムの内周側に取付けられる第1相手プレート抜止め部材とを有する摩擦クラッチにおいて、
前記第2ドラムが、前記第1ドラムより軸方向に延びる延伸部を具え、
前記第2相手プレートが、前記延伸部の内周面にスプライン嵌合していることを特徴とする摩擦クラッチによって前記課題を解決した。
本発明によれば、第1ドラムの外周面にスプライン嵌合している第2ドラムが第1ドラムより延びる延伸部を具え、第1相手プレートが、第1ドラムの内周面にスプライン嵌合し、第2相手プレートが、第2ドラムの延伸部の内周面にスプライン嵌合しているという構成であるため、以下の効果を奏する。すなわち、第2ピストン当接部が第2相手プレートを第1相手プレートの方向に押したとき、第2相手プレートは軸方向に移動して第1ドラムの開口端部に接し、当該開口端部と第2ピストン当接部によって挟まれ、第2摩擦板と摩擦係合する。よって、本発明では、従来、第2相手プレートを挟むために必要であった第2相手プレート用のスナップリングを設ける必要がない。このため、そのスナップリングの分、軸方向寸法を短縮することができる。また、第2相手プレートが第2ドラムの延伸部の内周面にスプライン嵌合しているので、第1ドラムの軸方向寸法を短縮させることができ、従来に比べ、第1ドラムと第2ドラムが重なる範囲を小さくすることができる。よって、その分、摩擦クラッチの軽量化を図ることができる。
また、第2ピストンが第2ドラムの内周面にスプライン嵌合し、スナップリングによって挟まれて固定されている構成とすれば、シンプルな構造で第2ドラムと第2ピストンを連結させることができる。
また、第2ピストンが第2ドラムの内周面にスプライン嵌合し、第2ドラムの内周面上に設けられた突起とスナップリングによって挟まれて固定されている構成とすれば、2つのスナップリングによって第2ピストンを挟む構成に比べて、スナップリングが少ない分、軽量化を図ることができ、組立ても容易である。
本発明の実施例を、図1〜6を参照して説明する。但し、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図1に示すように、本発明のクラッチ10は、自動変速機等に組込まれ、入力軸12、第1出力軸14、第2出力軸16を有する。入力軸12は、例えば、エンジンやモータ等の駆動装置からトルクが伝達される。そして、第1出力軸14、第2出力軸16は、入力軸12からのトルクをそれぞれ別の部材に伝達するように構成されている。
入力軸12には、第1ドラム22が固定されており、第1ドラム22は、入力軸12と連動して回転する。第1ドラム22の内周面には、第1プレッシャプレート24a、第1中間プレート24b、第1エンドプレート24cから構成される第1相手プレート24がスプライン嵌合しており、また、第1エンドプレート24の隣であって、第1中間プレート24bと反対側の位置には、第1エンドプレート24を抜止めするための第1相手プレート抜止め部材(スナップリング)26が取付けられている。
第1ドラム22より内径側には、第1出力軸14に連結されている第1ハブ32が配設されている。第1ハブ32の外周面には、第1摩擦板34がスプライン嵌合している。第1摩擦板34は、第1相手プレート24に挟まれるように配設され、その両面に摩擦材が貼付される。
入力軸12には、第1加圧機構40を構成する第1ピストン42が固定されている。第1ピストン42は、第1ドラム22より内径側に位置する。第1加圧機構40の構成の詳細は後に述べるが、第1ピストン42は、第1プレッシャプレート24aに対して軸方向の一方の方向、すなわち、第1相手プレート24に対し、後述する第2相手プレート54が位置していない側の軸方向に位置する第1ピストン当接部44を具える。
第2ドラム52は、第1ドラム22の外周面にスプライン嵌合しており、これにより、入力軸12からトルクが伝達される。また、本構成により、第2ドラム52と第1ドラム22の間の周方向のずれを防止できる。
第2ドラム52は、第1ドラム22より軸方向に延びる延伸部52aを具えている。延伸部52の内周面には、第2プレッシャプレート54a、第2中間プレート54b、第2エンドプレート54cから構成される第2相手プレート54がスプライン嵌合している。
第2ドラム52より内径側には、第2出力軸16に連結されている第2ハブ62が配設されている。第2ハブ62の外周面には、第2摩擦板64がスプライン嵌合している。第2摩擦板64は、第2相手プレート54に挟まれるように配設され、その両面に摩擦材が貼付される。
第2ドラム52は、入力軸12に固定され、第2加圧機構70を構成する第2ピストン72と連結されている。また、第2ドラム52には、第2プレッシャプレート54aに対して軸方向の他方の方向、すなわち、第2相手プレート54に対し、第1相手プレート24が位置していない側の軸方向に位置する第2ピストン当接部56が形成されている。
クラッチ10の基本的構成は、上記に説明したとおりであり、第1相手プレート24と第1摩擦板34から構成される第1の摩擦係合部と、第2相手プレート54と第2摩擦板64から構成される第2の摩擦係合部は、軸方向に並設されるように配置される。
次に、クラッチ10の動作について説明する。図2は、第1加圧機構40が作動し、第1相手プレート24と第1摩擦板34が摩擦係合状態である場合のクラッチ10を示す。なお、クラッチ10の構成は、基本的には、入力軸12の軸心Xに対して対称な構造であるため、図2〜6においては、軸心Xに対して片側のみを示す。
第1加圧機構40の第1ピストン42は、径方向に亘り、入力軸12の一部と第1ドラム22の内周側の一部にシール部材を介して接触している。第1ピストン42と入力軸12及び第1ドラム22の間には、第1油圧室46が形成されている。第1油圧室46には、作動油が供給されるように構成されている。なお、第1油圧室46及び後述する第1キャンセラ油圧室47、第2油圧室76、第2キャンセラ油圧室77への作動油の供給経路、供給方法については、従来知られている技術を適用すればよいため、説明を省略する。
一方、第1ピストン42に対し、第1油圧室46の反対側には、第1キャンセラ48が設けられている。第1キャンセラ48は、入力軸12の外周面上に取付けられているスナップリング43によって抜け止めされている。第1ピストン42と第1キャンセラ48の間には第1リターンスプリング41が設けられ、また、第1キャンセラ油圧室47が形成されている。第1キャンセラ油圧室47にも、第1油圧室46と同様に、作動油が供給されるように構成されている。なお、第1リターンスプリング41として、皿ばねを用いることもできる。
図1に示す第1加圧機構40の状態から、第1油圧室46に作動油が供給されると、図2に示す状態になる。このとき、第1ピストン42が第1プレッシャプレート24aに向けて軸方向に移動し、第1ピストン当接部44が第1プレッシャプレート24aに接して、第1プレッシャプレート24aを第1エンドプレート24cの方向に押す。第1エンドプレート24cは、スナップリング26によって抜け止めされているため、摩擦板34は、第1プレッシャプレート24a、第1中間プレート24b、及び第1エンドプレート24cと摩擦係合し、第1ハブ32にトルクが伝達される。また、このとき、リターンスプリング41は、第1ピストン42と第1キャンセラ48によって圧縮されている。
摩擦板34と第1相手プレート24が摩擦係合している状態から、第1油圧室46への作動油の供給が停止されると、リターンスプリング41が第1ピストン42を押し戻すので、摩擦板34と第1相手プレート24の係合状態が解除される。
図3に示すように、第2加圧機構70の第2ピストン72は、径方向に亘り、第2ドラム52の外周側の一部にシール部材を介して接触している。第2ピストン72と第2ドラム52の間には、第2油圧室76が形成されている。第2油圧室76には、作動油が供給されるように構成されている。また、第2ピストン72は、第2ドラム52の内周面にスプライン嵌合しており、第2ドラム52の内周面上に取付けられている2つのスナップリング74,74によって抜け止めされ、第2ドラム52に連結されている。
一方、第2ピストン72に対し、第2油圧室76の反対側には、第2キャンセラ78が設けられている。第2キャンセラ78は、入力軸12の外周面上に取付けられているスナップリング73によって抜け止めされている。第2ピストン72と第2キャンセラ78の間には第2リターンスプリング71が設けられ、また、第2キャンセラ油圧室77が形成されている。第2キャンセラ油圧室77にも、第2油圧室76と同様に、作動油が供給されるように構成されている。なお、第2リターンスプリング71として、皿ばねを用いることもできる。
図1に示す第2加圧機構70の状態から、第2油圧室76に作動油が供給されると、図3に示す状態になる。このとき、第2ピストン72が第2キャンセラ78に向けて軸方向に移動する。第2ドラム52の、第2相手プレート54に対し、第1相手プレート24が位置していない側の軸方向には、第2ピストン当接部56が形成されているため、第2ピストン72の移動により、第2ピストン当接部56が第2プレッシャプレート54aに接して、第2プレッシャプレート54aを第2エンドプレート54cの方向に押す。このとき、第2エンドプレート54cは、第1ドラム22の開口端部28に当接するので、その軸方向の移動が制限される。かくして、摩擦板64は、第2プレッシャプレート54a、第2中間プレート54b、及び第2エンドプレート54cと摩擦係合し、第2ハブ62にトルクが伝達される。また、このとき、リターンスプリング71は、第2ピストン72と第2キャンセラ78によって圧縮されている。
摩擦板64と第2相手プレート54が摩擦係合している状態から、第2油圧室76への作動油の供給が停止されると、リターンスプリング71が第2ピストン72を押し戻すので、摩擦板64と第2相手プレート54の係合状態が解除される。
以上説明したように、クラッチ10によれば、第2加圧機構70の作動時に、第2エンドプレート54cが第1ドラム22の開口端部28に接し、その軸方向移動が制限されるため、第2エンドプレート54cを抜け止めするためのスナップリングは不要である。よって、そのスナップリングの分、軸方向寸法を短縮することができる。また、第2相手プレート54が第2ドラム52の延伸部52aの内周面にスプライン嵌合しているという構成のため、第1ドラム22の軸方向寸法を短縮させ、第1ドラム22と第2ドラム52の重なる範囲を小さくすることができ、その分、摩擦クラッチの軽量化を図ることができる。
図4は、本発明の第2実施形態のクラッチ10aを示す。基本的な構造は、クラッチ10と同様であるため、異なる点について説明する。クラッチ10aでは、第2ドラム52aの内周面上に突起58が形成されている。突起58は、第2ピストン72に接する位置に設けられており、図5に示すように、第2ドラム52aの周方向に複数箇所設けることもできる。本構成では、図4に示すように、スナップリング74と突起58で第2ピストン72を挟むことによって、第2ピストン72の軸方向移動を制限する。本構成によれば、1つのスナップリング74を第2ドラム52aの内周面上に取付けるだけで、第2ピストン72と第2ドラム52を連結できるため、クラッチ10に比べて、スナップリングが少ない分、軽量化を図ることができ、組立ても容易である。
図6は本発明の第3実施形態のクラッチ10bを示す。クラッチ10bでは、第2ドラム52bの内周面上の第2プレッシャプレート54aの隣であって、第2中間プレート54bと反対側の位置にスナップリング51が取付けられている。スナップリング51は、第2プレッシャプレート54aを抜け止めするとともに、クラッチ10における第2ピストン当接部56と同じ機能を果たす。本構成によれば、第2ピストン当接部を形成するための第2ドラムの加工が不要であるため、その分、シンプルな構造とすることができる。
以上に説明した通り、本発明によれば、従来に比べ、第2相手プレート用のスナップリングを省略できる分、軸方向寸法を短縮することができる。また、第1ドラムの軸方向寸法を短縮させることができ、第1ドラムと第2ドラムが重なる範囲を小さくすることができるので、その分、摩擦クラッチの軽量化を図ることができる。
10 摩擦クラッチ
12 回転軸
14 第1出力軸
16 第2出力軸
22 第1ドラム
24 第1相手プレート
26 第1相手プレート抜止め部材(スナップリング)
32 第1ハブ
34 第1摩擦板
42 第1ピストン
44 第1ピストン当接部
51 スナップリング
52 第2ドラム
52a 延伸部
54 第2相手プレート
56 第2ピストン当接部
58 突起
62 第2ハブ
64 第2摩擦板
72 第2ピストン
74 スナップリング
12 回転軸
14 第1出力軸
16 第2出力軸
22 第1ドラム
24 第1相手プレート
26 第1相手プレート抜止め部材(スナップリング)
32 第1ハブ
34 第1摩擦板
42 第1ピストン
44 第1ピストン当接部
51 スナップリング
52 第2ドラム
52a 延伸部
54 第2相手プレート
56 第2ピストン当接部
58 突起
62 第2ハブ
64 第2摩擦板
72 第2ピストン
74 スナップリング
Claims (3)
- 回転軸に連結されている第1ドラムと、
前記回転軸に連結され、前記第1ドラムの外周面にスプライン嵌合している第2ドラムと、
前記第1ドラム及び第2ドラムよりそれぞれ内径側に位置する、第1出力軸に連結されている第1ハブ及び第2出力軸に連結されている第2ハブと、
前記第1ドラムの内周面にスプライン嵌合している複数の第1相手プレートと、
前記第2ドラムより内径側に位置する複数の第2相手プレートと、
前記第1相手プレートの間に配設され、前記第1ハブの外周面にスプライン嵌合している第1摩擦板、及び前記第2相手プレートの間に配設され、前記第2ハブの外周面にスプライン嵌合している第2摩擦板と、
前記第1相手プレートに対し、前記第2相手プレートが位置していない側の、軸方向の一方の方向に位置する第1ピストン当接部を具える第1ピストンと、
前記第2ドラムに連結されている第2ピストンと、
前記第2ドラムと連動する、前記第2相手プレートに対し、前記第1相手プレートが位置していない側の、軸方向の他方の方向に位置する第2ピストン当接部と、
前記第1相手プレートに対し、前記軸方向の一方の方向に位置し、前記第1ドラムの内周側に取付けられる第1相手プレート抜止め部材とを有する摩擦クラッチにおいて、
前記第2ドラムが、前記第1ドラムより軸方向に延びる延伸部を具え、
前記第2相手プレートが、前記延伸部の内周面にスプライン嵌合していることを特徴とする、
摩擦クラッチ。 - 前記第2ピストンが前記第2ドラムの内周面にスプライン嵌合し、スナップリングによって挟まれて固定されている、請求項1の摩擦クラッチ。
- 前記第2ピストンが前記第2ドラムの内周面にスプライン嵌合し、前記第2ドラムの内周面上に設けられた突起とスナップリングによって挟まれて固定されている、請求項1の摩擦クラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015162849A JP2017040313A (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | 摩擦クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015162849A JP2017040313A (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | 摩擦クラッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017040313A true JP2017040313A (ja) | 2017-02-23 |
Family
ID=58203178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015162849A Pending JP2017040313A (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | 摩擦クラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017040313A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110894859A (zh) * | 2018-09-13 | 2020-03-20 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 用于机动车的动力传动系的具有全液压操纵的双离合装置 |
-
2015
- 2015-08-20 JP JP2015162849A patent/JP2017040313A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110894859A (zh) * | 2018-09-13 | 2020-03-20 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 用于机动车的动力传动系的具有全液压操纵的双离合装置 |
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