JP3813648B2 - 粒子反応パターン判定装置 - Google Patents

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茂樹 横山
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血液中の抗原抗体の検出や細菌感受性の検査などを行う目的で、いわゆるマイクロタイター法を実行するときに必要なパターン判定の完全自動化に寄与できる粒子反応パターン判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療分野では、血液型の判定、抗原抗体の検出、各種蛋白質の検出、ビールス等の検出、細菌感受性の検査を行うとき、マイクロタイター法で検出・判定することが広く行われている。
【0003】
このマイクロタイター法を実施する場合には、検体を収容するために、図6に示すようなマイクロタイタープレート(以後、MTPと略称する。)1と呼称されている検体収容容器が使用される。
【0004】
MTP1は、通常、アクリル樹脂、ポリスチレン、ポリ塩化ビニールなどの透光性のプラスチックで形成されており、検体を収容するためのウエル2を、たとえば8×12の配列で96個備えている。ウエル2相互の間隔は一定に保たれており、各ウエル2の底壁は図7に示すようにU字状あるいはV字状に形成されている。MTP1の周壁3は、ウエル2の深さより所定だけ高く形成されており、その下端周縁部には水平方向外方に向けて2mm程度突出する厚さ3mm程度のリブ4が形成されている。そして、リブ4の下面で内周縁部には、周壁3の厚みに相当する幅の切欠部5が形成されており、この切欠部5と別のMTPの上端部とを嵌合させることによって、MTP1を複数積層できるようになっている。また、周壁3の外面には図6に示すように、各MTPを識別するためのバーコードラベル6を貼着する領域が設定されている。
【0005】
このように構成されたMTP1を用いてマイクロタイター法で、たとえば抗原抗体反応を検査する場合には、図7に示すように採取した血液7をウエル2内に収容し、これに試薬を添加する。この試薬の添加によって粒子反応が起こり、この粒子反応は図8(a) に示すようにパターン8として現れる。このパターン8の面積は反応の程度を表している。そこで、パターン8のたとえば面積を基準面積と比較し、図8(b) に示すように陰性(−)か陽性(+)かを判定するようにしている。
【0006】
ところで、上述した粒子反応パターンの判定は、検査者の目視によって行われている場合が多い。しかし、最近では画像処理技術を応用してパターン判定を自動化する試みがなされている。
【0007】
図9には粒子反応パターンの判定を自動化した従来の粒子反応パターン判定装置の概略構成が示されている。
この装置では、まずプレート供給装置10からMTP1を1枚ずつ取り出し、これをベルトコンベヤ11へ引渡す。プレート供給装置10は、図10(a) に示すように、MTP1を複数積層状態に保持しており、このプレート積層体12から対をなす2組の係止爪13a,13bおよび14a,14bを使って図10(b),(c) に示すように、プレート積層体12の最下位に位置しているMTP1を取り出し、これをベルトコンベヤ11へ引渡す。すなわち、2組の係止爪13a,13bおよび14a,14bを最下位に位置しているMTP1のリブ4と次段に位置してるMTP1のリブ4とに交互に係止させて上下方向に移動させることにより、最下位に位置しているMTP1を取り出すようにしている。
【0008】
ベルトコンベヤ11へ引渡されたMTP1は、ベルトコンベヤ11の移動にしたがって搬送される。MTP1がラベル検出位置まで搬送されたときにバーコードリーダ15でバーコードが読み取られる。また、MTP1がパターン検出位置まで搬送されたときにCCDカメラ等で構成されたパターン検出器16によって各ウエル2内の粒子反応パターンが検出される。
【0009】
パターン検出器16で検出された各パターン情報とバーコードリーダ15で読み取られた識別情報とは判定処理装置17に導入される。判定処理装置17は、各ウエル毎に得られたパターン情報と基準となるパターン情報とを比較して図8(b) に示すような判定結果を求める。そして、この判定結果と識別情報とをプリンタ18へ出力する。
【0010】
一方、パターン検出器16の下を通過したMTP1は、ベルトコンベヤ11の移動に伴って回収位置へと移動し、最終的にプレート回収装置19で回収される。このプレート回収装置19は先に説明したプレート供給装置10と同様に、対をなす2組の係止爪を使ってベルトコンベヤ11からMTP1を受取り、これを順次下に当てがうようにして積層し、プレート積層体の形態で回収するようにしている。
【0011】
しかしながら、上記のように構成された従来の粒子反応パターン判定装置にあっては次のような問題があった。
すなわち、各ウエルに検体を収容したMTPを検査場所まで運搬したり、検査時間まで待機させるときには、通常、複数のMTPを積層状態にし、かつこれを低温容器に収納する方法が採られている。このため、検査を行うために低温容器からMTPを常温中に取出すと、MTPの表面に水滴が付着し易い。また、MTPを積み重ねた場合、直下に位置しているウエル中の試薬などから水分が蒸発し、この水分が直上に位置しているウエルの底壁外面に付着し、これらの水蒸気が発達して水滴になることもある。
【0012】
各ウエル内の粒子反応パターンを検出する方法には幾つかあるが、一般的には各ウエルを透過した透過光から反応パターンを検出している。この場合、MTPの表面、特に下面に水滴が付着していると、これが光を吸収するので、精度の高いパターン検出が困難となる。
【0013】
そこで、従来の装置においては、図9中に破線矢印20で示す位置、すなわちMTP1がパターン検出器16の下に至る前の位置において、ガーゼなどのように吸湿性・吸水性に富んだものでMTP1の下面に付着している水滴を人間が拭き取る方式を採用している。
【0014】
このように、従来の装置では検査行程の途中に人間による水滴の拭き取り行程が介在しているため、検査時間を短縮することが困難であった。また、水滴の拭き取りに要する時間は多大のもので、1日に1000枚程度の検査を行うときには作業者の疲労を招く問題もあった。
【0015】
なお、MTPの下面に付着している水滴を人間が拭き取る代わりに、ベルトコンベヤに穴を設け、この穴を通して温風をMTPの下面に吹き付けて乾燥させる方式も考えられているが、この方式では原理上、短時間(数秒以内)に水滴を除去することが困難である。
【0016】
また、従来の装置にあっては、前述の如くプレート供給装置10において、対をなす2組の係止爪13a,13bおよび14a,14bを使ってプレート積層体12の最下位に位置しているMTP1を取り出し、これをベルトコンベヤ11へ引渡す構成を採用しているので、ベルトコンベヤ11に引渡されるMTP1に反りが発生し易く、この反りがなくなるまで待つ場合には検査時間が長くなり、また反りが存在したままでパターン検出を行なうと精度の高いパターン検出ができないという問題もあった。
【0017】
すなわち、MTP1の各ウエル2に注入される注入物の重さは僅か数グラムであるが、ウエル2の数が96個となると、MTPと注入物とを合わせた重量が数百グラムとなる。このMTPを10〜20枚積層すると、プレート積層体12の総重量は数キログラムとなる。
【0018】
従来の装置では、プレート積層体12の最下位に位置しているMTP1に設けられているリブ4に対をなす係止爪を係止させ、この係止によってプレート積層体12の全重量を支えるようにしている。先に説明したように、MTP1は樹脂で形成されており、このプレートに設けられているリブ4は厚みが3mm程度で、突出量も2mm程度のものである。このようなリブ4で数キログラムのプレート積層体12を支えると、最下位に位置しているMTP1は図11に示すように中央部が下に凸となる形態に変形する。MTP1が正常な形状に戻るにはある時間が必要である。このため、MTP1が正常な形状に戻るまで待つと、必然的に検査時間が長くなり、また変形したままパターン検出を行なうと精度の高いパターン検出ができないことになる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く、従来の粒子反応パターン判定装置にあっては、パターン判定を自動化しているとはいえ、途中の行程において人間による手作業を介在させる必要があるので検査時間を短縮することが困難であった。また、従来の装置ではプレート積層体の最下位に位置しているMTPを取出して送り出す方式を採用しているので、送り出されるMTPに反りが発生し易く、この反りがなくなるまで待つと検査時間が長くなり、また反りが存在したままでパターン検出を行なうと精度の高いパターン検出ができないという問題もあった。
【0020】
そこで本発明は、MTPに反りが発生するのを防止できるとともに検査行程に人間が介在するのを解消でき、もって検査時間の短縮化を図れるとともに、精度の高いパターン検出を可能とし、パターン判定の信頼性を向上できる粒子反応パターン判定装置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る粒子反応パターン判定装置は、検体を収容するウエルを複数有した透光性のMTPを送り出すプレート供給手段と、このプレート供給手段から送り出されたマイクロタイタープレートを該マイクロタイタープレートの上下面を解放した状態で、かつ上記マイクロタイタープレートの周壁に突設されたリブを使って掴む掴み機構と、この掴み機構を所定の経路に沿って搬送する搬送手段と、この搬送手段を介して搬送される前記MTPの各ウエル内に収容されている検体の粒子反応パターンを検査判定する検査判定手段と、検査終了後のMTPを前記掴み機構から回収するプレート回収手段と、前記搬送手段を介して搬送される前記MTPが前記検査判定手段による検査位置に至る前の位置において上記MTPの底面に高分子吸水マットを圧接させて上記MTPの底面に付着している水分を除去する水分除去手段とを備えている。
【0022】
なお、前記プレート供給手段は、複数のMTPを積層状態に保持し、最上位に位置しているMTPを前記掴み機構に引渡す昇降手段を備えていることが好ましい。
【0023】
また、前記掴み機構は、前記マイクロタイタープレートの上下面を解放した状態で、水平方向の両側から上記マイクロタイタープレートに近付いて上記マイクロタイタープレートの周壁に突設されたリブの下面を支える一対の回動自在な係止爪と、前記マイクロタイタープレートの上面を解放した状態で前記係止爪に対して上記マイクロタイタープレートを押え付ける弾性押圧機構とを備えていることが好ましい。
【0024】
また、前記プレート回収手段は、前記掴み機構から引渡された前記MTPを順次上に重ねて積層回収する昇降手段を備えていることが好ましい。
さらに、前記水分除去手段は、上面で前記高分子吸水マットを保持するすの子と、このすの子の下方に設けられて上記すの子を保持するとともに前記高分子吸水マットから押し出された水滴を集める水受け皿と、この水受け皿,前記すの子,前記高分子吸水マットを一体に昇降させる昇降機構とを備えていてもよい。
【0025】
さらにまた、前記高分子吸水マットは、気孔径が1 〜100 μm、空孔率が70〜90%のポリウレタン多孔体で形成されていることが好ましい。
上記構成の粒子反応パターン判定装置では、プレート供給手段から送り出されたMTPを掴み機構で掴みながら所定の経路に沿って搬送する。そして、掴み機構は、MTPの上下面を解放した状態で、MTPの周壁に突設されたリブを使って掴む構成となっている。
【0026】
このため、プレート供給側においてはプレート積層体の最上位に位置しているMTPから順次供給することが可能となり、プレート回収側においては順次上に重ねて回収することが可能となる。プレート積層体の最上位に位置しているMTPには、自身の荷重しか加わっていないので、反りなどは生じていない。したがって、正常な形状のMTPを順次供給することが可能となる。この供給形態は検査時間の短縮化および精度の高いパターン検出に寄与する。
【0027】
また、掴み機構は、MTPの上下面を解放した状態で掴み動作を行うので、水分除去手段の動作を妨げることがない。しかも、水分除去手段はMTPの底面に高分子吸水マットを圧接させてMTPの底面に付着している水分を除去する方式を採用している。高分子吸水マットとして、気孔径が1 〜100 μm、空孔率が70〜90%のポリウレタン多孔体を用いれば、MTPの底面に付着している水分を極めて短時間(ほとんど瞬時)に除去できる。したがって、上記構成の掴み機構と上記水分除去方式とが相俟って水分除去手段の完全自動化を実現でき、検査時間の一層の短縮化に寄与する。
【0028】
また、掴み機構は、MTPの上下面を解放した状態で掴み動作を行うので、MTPの各ウエル内に収容されている検体の粒子反応パターンをたとえば透過光を用いて検査判定する検査判定手段の動作を妨げることはない。
【0029】
したがって、上記構成の粒子反応パターン判定装置では、検査行程を完全に自動化でき、検査時間の短縮化を図れるとともに、精度の高いパターン検出が可能となり、パターン判定の信頼性も向上できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら発明の実施形態を説明する。
図1には本発明の一実施形態に係る粒子反応パターン判定装置のブロック構成図が示されている。
【0031】
同図において、21はプレート供給装置を示している。このプレート供給装置21は、図2(a) に示すように、MTP1を複数積層したプレート積層体22を支持する保持台23を備えている。この保持台23は昇降機構24に連結されており、この昇降機構24の動作によって上下方向に移動する。昇降機構24は、たとえば図示しないステッピングモータの回転を減速機構を介して直線運動に変換する機構等で構成されている。そして、上記ステッピングモータは、後述する制御装置25によって後述する関係に制御される。
【0032】
保持台23の昇降経路の周辺には、プレート積層体22を支持した保持台23を上方へ移動させたときに安全限界点で信号を送出する上限位置センサ26と、同じく上方へ移動させたときに基準位置において信号を送出する上方基準位置センサ27と、下方へ移動させたときに安全限界点で信号を送出する下限位置センサ28と、下方へ移動させたときに基準位置において信号を送出する下方基準位置センサ29とが設けられている。これらセンサは、たとえば光学的な原理を応用した構成となっている。そして、これらセンサの出力は制御装置25に導入される。
【0033】
プレート供給装置21の上方には、プレート引渡し領域30が設定されている。そして、このプレート引渡し領域30に、図3に示すように構成されたMTP掴み機構31が搬送機構51によって選択的に配置される。
【0034】
MTP掴み機構31は、たとえばL字型のベース32を備えている。ベース32の一部には枠状部33が形成されており、この枠状部33には該枠状部内に下方からMTP1を侵入させるための縦横寸法がMTP1の縦横寸法より僅かに大きい窓34が上下方向に開口して設けられている。そして、枠状部33の内周面で上端部には4つの辺に1つずつ位置するようにばね材120が固定されている。これらばね材120は、下端部が僅かに折り曲げてあり、上端部がねじによって枠状部33に固定されている。枠状部33の対向する短手辺の外側部には、水平方向に平行に延びる軸35a,35bが軸受36a,36bおよび37a,37bによって回動自在に支持されている。これら軸35a,35bには板状に形成された係止爪38a,38bの上端側がそれぞれ固定されている。これら係止爪38a,38bの下端内面部には、図4に示すように、MTP1の周壁3に形成されているリブ4を選択的に嵌入させるための溝39a,39bがそれぞれ形成されている。
【0035】
軸35a,35bの一端側はそれぞれ搬送機構51側に向けて延びており、これら延伸部は方向変換を可能にする連結機構40a,40bを介してソレノイド41a,41bのプランジャ42a,42bに連結されている。
【0036】
上記構成のMTP掴み機構31は、枠状部33内にMTP1が所定だけ侵入している状態でソレノイド41a,41bが励磁されると、プランジャ42a,42bが後退し、この後退に伴って軸35a,35bが回動し、この回動に伴って係止爪38a,38bが図3中実線矢印43a,43bで示す方向、つまりMTP1に近付く方向に回動して各係止爪38a、38bに設けられている溝39a,39bにMTP1に形成されたリブ4を嵌入させ、これによってMTP1に対する掴み動作を行う。実際には、各係止爪38a、38bに設けられている溝39a,39bの下壁がリブ4の下面を支え、これら下壁にばね材120がMTP1を押え付ける形態の掴み動作となる。また、ソレノイド41a,41bに対する励磁を停止すると、ばね44a,44bの復元力でプランジャ42a,42bが前進するとともに、係止爪38a,38bが図3中破線矢印45a,45bで示す方向、つまりMTP1から離れる方向に回動してMTP1に対する掴み動作を停止する。
【0037】
なお、掴み動作中に停電に遭遇した場合を考慮し、ばね44a,44bの復元力で係止爪38a,38bをいわゆる閉じ、ソレノイド41a,41bの動作で係止爪38a,38bをいわゆる開けるように構成してもよい。
【0038】
搬送機構51は、図3に示すように、MTP掴み機構31のベース32を水平方向に案内するガイド棒52と、このガイド棒52と平行に設けられてベース32に形成された雌ねじと噛合する雄ねじを有した送りねじ53と、この送りねじ53を回転させる図示しない回転駆動機構とで構成されている。なお、回転駆動機構は、たとえばステッピングモータと減速機構とで構成されており、このステッピングモータは制御装置25によって後述する関係に制御される。
【0039】
搬送機構51によって規定された搬送経路には、プレート引渡し領域30を起点として、水分除去領域61、ラベル検出領域62、パターン検出領域63、プレート回収領域64が上記順に設定されている。
【0040】
水分除去領域61には、搬送機構51に案内されて通過するMTP掴み機構31の枠状部33の真下に位置する関係に水分除去装置71が配置されている。この水分除去装置71は、図4に示すように、縦横寸法がMTP1の縦横寸法より所定だけ小さく、厚さが2cm程度の高分子吸水マット72と、この高分子吸水マット72を保持するすの子73と、このすの子73の下方に設けられてすの子73を保持するとともに高分子吸水マット72から押し出された水を集める水受け皿74と、この水受け皿74,すの子73,高分子吸水マット72を一体に昇降させる昇降機構75とで構成されている。
【0041】
高分子給水マット72は、この例では気孔径が1 〜100 μm、空孔率が70〜90%のポリウレタン多孔体(商品名“ルビーセル”トーヨーポリマー株式会社製)で形成されている。昇降機構75は、たとえば図示しないステッピングモータの回転を減速機構を介して直線運動に変換する機構等で構成されている。そして、上記ステッピングモータは、後述する制御装置25によって後述する関係に制御される。
【0042】
水分除去装置71の昇降経路の周辺には、上方へ移動させたときに安全限界点で信号を送出する上限位置センサ76と、同じく上方へ移動させたときに基準位置において信号を送出する上方基準位置センサ77と、下方へ移動させたときに安全限界点で信号を送出する下限位置センサ78と、下方へ移動させたときに基準位置において信号を送出する下方基準位置センサ79とが設けられている。これらセンサは、たとえば光学的な原理を応用した構成となっている。そして、これらセンサの出力は制御装置25に導入される。
【0043】
ラベル検出領域62には、MTP1に付されているバーコードを読取るバーコードリーダ15が設けられている。また、パターン検出領域63には照明光源81でMTP1の下面を照射し、このときの透過光から各ウエル内の粒子反応パターンを検出するCCDカメラ等で構成されたパターン検出器82が設けられている。そして、パターン検出器82で検出された各パターン情報とバーコードリーダ80で読み取られた識別情報とは判定処理装置83に導入される。判定処理装置83は、各ウエル毎に得られたパターン情報と基準となるパターン情報とを比較して図8(b) に示すような判定結果を求める。そして、この判定結果と識別情報とをプリンタ84へ出力する。
【0044】
一方、プレート回収領域64の真下位置には、プレート回収装置91が設けられている。このプレート回収装置91は、図5(a) に示すように、MTP1を支持する保持台92を備えている。この保持台92は昇降機構93に連結されており、この昇降機構93の動作によって上下方向に移動する。昇降機構93は、たとえば図示しないステッピングモータの回転を減速機構を介して直線運動に変換する機構等で構成されている。そして、上記ステッピングモータは、後述する制御装置25によって後述する関係に制御される。
【0045】
保持台92の昇降経路の周辺には、上方へ移動させたときに安全限界点で信号を送出する上限位置センサ94と、同じく上方へ移動させたときに基準位置において信号を送出する上方基準位置センサ95と、下方へ移動させたときに安全限界点で信号を送出する下限位置センサ96と、下方へ移動させたときに基準位置において信号を送出する下方基準位置センサ97とが設けられている。これらセンサは、たとえば光学的な原理を応用した構成となっている。そして、これらセンサの出力は制御装置25に導入される。
【0046】
なお、図1中、101〜105はMTP掴み機構31がプレート引渡し領域30,水分除去領域61,ラベル検出領域62,パターン検出領域63,プレート回収領域64の定められた場所に位置したか否かを検出ためのセンサを示し、106,107および108,109はMTP掴み機構31の係止爪38a,38bが閉じているか否かを検出するためのセンサを示している。これらセンサの出力は制御装置25に導入される。また、図4中、110はドレンバルブを示している。
【0047】
次に、上記のように構成された粒子反応パターン判定装置の動作を説明する。まず、プレート供給装置21の保持台23上には、図2(a) に示すように、未検査のMTP1をたとえば25枚積層したプレート積層体22が保持されているものとする。これらMTP1は低温容器から取出されたもので、常温雰囲気への取出しによってその表面に水滴が付着しているものもある。また、このときMTP掴み機構31がプレート供給装置21の真上、つまりプレート引渡し領域30に係止爪38a,38bを開いた状態で位置しているものとする。
【0048】
この状態で制御装置25にスタート指令を与えると、制御装置25はプレート供給装置21の昇降機構24に上昇指令を与える。この結果、図2(b) に示すように保持台23が上昇を開始し、これに伴ってプレート積層体22が上昇する。そして、上方基準位置センサ27が出力を送出する位置までプレート積層体22の上端が上昇した位置で上昇動作を一旦停止させる。上方基準位置センサ27は、プレート積層体22の積層方向の寸法誤差に拘らずプレート積層体22の上端とMTP掴み機構31との間の関係距離が予め定められた距離Lに至ったことを検出する。なお、上記距離Lは、プレート積層体22の上端が距離Lだけ上昇したとき、最上位に位置しているMTP1がMTP掴み機構31の枠状部33内にばね材120によって所定の押圧力を受ける関係に所定だけ入り込み、この状態で係止爪38a,38bを閉じると、これら係止爪38a,38bに設けられている溝39a,39bにMTP1のリブ4が丁度嵌入する条件が得られる値に設定されている。
【0049】
次に、制御装置25は、MTP掴み機構31の係止爪38a,38bが開いていることを確認したうえで、昇降機構24を制御して、図2(c) に示すように保持台23を距離Lだけ上昇させる。この動作によって、図2(c) に示すように最上位に位置しているMTP1がMTP掴み機構31の枠状部33内に前述した条件を満たすように所定だけ入り込む。
【0050】
次に、制御装置25は、MTP掴み機構31のソレノイド41a,41bを励磁する。この励磁によって係止爪38a,38bが閉じ、これら係止爪38a,38bに設けられている溝39a,39bにMTP1のリブ4が嵌入する。
【0051】
次に、制御装置25は、MTP掴み機構31の係止爪38a,38bが閉じていることを確認したうえで、図2(d) に示すように昇降機構24を制御して最上位から2番目に位置しているMTP1の上端部がMTP掴み機構31から距離Lだけ離れた場所に位置するように保持台23を下降させる。このとき、最上位に位置していたMTP1はMTP掴み機構31によって図4に示すように、安定性よく保持された状態にある。
【0052】
このような一連の動作によって、プレート積層体22の最上位に位置しているMTP1がMTP掴み機構31に引き渡される。最上位に位置しているMTP1には、自身の荷重しか加わらない。したがって、反りなどの変形が生じていないMTP1がMTP掴み機構31に引き渡されることになる。
【0053】
次に、制御装置25は、搬送機構51の回転駆動源であるステッピングモータに回転指令を与える。この結果、MTP掴み機構31およびこれに保持されているMTP1は、図1中右側に向けて移動を開始する。
【0054】
MTP掴み機構31が水分除去領域61まで移動すると、センサ102が出力を送出する。このセンサ102の出力を受けて制御装置25は搬送機構51の移動を停止させる。
【0055】
制御装置25は、MTP掴み機構31の移動停止を確認したうえで、水分除去装置71の昇降機構75に上昇指令を与える。この結果、高分子吸水マット72,すの子73,水受け皿74が一体に上昇を開始する。そして、上方基準位置センサ77が出力を送出する位置まで高分子吸水マット72の上端が上昇した位置で上昇動作を一旦停止させる。
【0056】
上方基準位置センサ77は、高分子吸水マット72の厚み誤差に拘らず高分子吸水マット72の上端とMTP掴み機構31に保持されているMTP1の下面との間の距離が予め定められた距離Sに至ったことを検出する。なお、上記距離Sは、高分子吸水マット72の上端が距離Sだけ上昇したとき、上記上端がMTP掴み機構31に保持されているMTP1の下面に接触し、かつ圧接力に伴う高分子吸水マット72の厚み減少量が予め定められた量となる値に設定されている。
【0057】
次に、制御装置25は、昇降機構75を制御して、高分子給水マット72を距離Sだけ上昇させ、約1秒後に再び距離Sだけ離れた位置まで下降させる。この動作によって、高分子給水マット72がMTP掴み機構31に保持されているMTP1のウエル底壁外面を包み込むように上記外面に約1秒間圧接する。この圧接によってMTP1に上方に向かう力が加わるが、MTP1は周壁に形成されたリブ4を係止爪38a,38bの溝39a,39bに嵌入させて支持されているので、圧接力によってMTP掴み機構31から外れるようなことはない。
【0058】
前述のように、高分子吸水マット72は、気孔径が1 〜100 μm、空孔率が70〜90%のポリウレタン多孔体で形成されている。この素材は、吸水性が極めてよく、ほとんど瞬時に吸水する。そして、吸水量(乾燥時重量に対する飽和湿潤時重量の割合)も400%近い。したがって、上記のように高分子吸水マット72をMTP1のウエル底壁外面に圧接することによって、ウエル底壁外面に付着している水滴を確実に除去できる。なお、連続して水分除去を行うと、高分子吸水マット72の吸水量が増えるが、ある程度増えた段階で圧接時に押し出される。この押し出された水は水受け皿74に集められる。実験によると、MTPの下面に付着している水滴を昇降時間を含めて4秒以内の時間でガーゼなどでくまなく拭き取った場合と同程度に除去できることが確認されている。また、厚さ20mmの高分子吸水マット72でMTP約1000枚分の水滴を良好に除去することができる。
【0059】
制御装置25は、高分子吸水マット72が再び距離Sだけ離れた位置まで下降したことを確認すると、搬送機構51の回転駆動源であるステッピングモータに再び回転指令を与える。この結果、MTP掴み機構31およびこれに保持されているMTP1は、図1中右側に向けて移動を再開する。
【0060】
そして、MTP掴み機構31がラベル検出領域62まで移動すると、センサ103が出力を送出する。このセンサ103の出力を受けて制御装置25はバーコードリーダ80を動作させる。このバーコードリーダ80で得られたMTP1の識別情報は判定処理装置83に導入される。
【0061】
また、MTP掴み機構31がパターン検出領域63まで移動すると、センサ104が出力を送出する。センサ104の出力を受けて制御装置25はパターン検出器82を動作させる。この場合、MTP1はMTP掴み機構31によってその周縁部のみで支持されており、MTP1の上下面が解放されている。したがって、照明光源81から出た光はMTP1の下面に一様に照射される。また、MTP1はパターン検出領域63に至る前の時点において前述した水分除去装置71で付着している水分が除去されている。したがって、パターン検出器82によって反応パターンが精度よく検出される。
【0062】
パターン検出器82で検出された各パターン情報は判定処理装置83に導入される。判定処理装置83は、各ウエル毎に得られたパターン情報と基準となるパターン情報とを比較して図8(b) に示すような判定結果を求める。そして、この判定結果と識別情報とをプリンタ84へ出力する。
【0063】
一方、MTP掴み機構31がパターン検出領域63を通過し、プレート回収領域64まで移動すると、センサ105が出力を送出する。センサ105の出力を受けて制御装置25は搬送機構51の移動を停止させる。そして、プレート回収装置91の昇降機構93に上昇指令を与える。この結果、図5(a) に示すように保持台92が上昇を開始する。そして、上方基準位置センサ95が出力を送出する位置まで保持台92の上端が上昇した位置で上昇動作を一旦停止させる。
【0064】
上方基準位置センサ95は、保持台92の上端(保持台92上にMTPが積まれているときには最上位に位置しているMTPの上端)がMTP掴み機構31に保持されているMTP1の下端からたとえばMTP一枚分の厚さに相当する距離Qに至ったことを検出する。
【0065】
次に、制御装置25は、昇降機構93を制御して、図5(b) に示すように保持台92を距離Qだけ上昇させる。この動作によって、MTP掴み機構31に保持されているMTP1の下面に保持台92が接触状態で、かつ下方から重なるように位置した状態となる。この状態で、MTP掴み機構31におけるソレノイド41a,41bの励磁を停止する。この動作によって係止爪38a,38bが開き、これら係止爪38a,38bに設けられている溝39a,39bがMTP1のリブ4から離れる。したがって、MTP1は保持台92上に置かれた状態、つまりプレート回収装置91によってソフトランディング的に回収されたことになる。 次に、制御装置25は、MTP掴み機構31の係止爪38a,38bが開いていることを確認したうえで、図5(c) に示すように昇降機構93を制御し、保持台92上に保持されているMTP1の上端部が前述した距離Qだけ離れた場所に位置するように保持台92を下降させて待機させる。
【0066】
次に、制御装置25は、搬送機構51のステッピングモータを逆転させてMTP掴み機構31をプレート引渡し領域30まで移動させ、上述した一連の動作を再び行なわせる。
【0067】
このように、本実施形態に係る装置では、プレート供給装置21に積まれたプレート積層体22の上方から一枚ずつMTP1を取出し、これを水分除去行程、識別情報読取行程、パターン検出行程を経て順次積み重ねて回収する行程を完全に自動化することができる。
【0068】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、上記実施形態では、MTP掴み機構31の係止爪38a,38bを駆動する駆動源としてソレノイドを用いているが、モータを用いることもできる。また、プレート供給装置21にプレート積層体22を自動供給する機構やプレート回収装置91からプレート積層体を自動排出する機構をさらに設けてもよい。さらに上記実施形態では、MTP1の周壁に形成されたリブ4のうちMTPの短手辺領域に位置している部分をMTP掴み機構31の係止爪38a,38bで係止させるようにしているが、長手辺領域に位置している部分を掴ませるようにしてもよい。また、高分子吸水マットの素材も上記実施形態で用いている素材に限定されるものではない。さらに、ラベル検出はプレート供給装置21に積層配置されているとき、あるいは掴み機構に引渡されるときに行ってもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、全行程を完全に自動化でき、検査時間の短縮化を図れるとともに、精度の高いパターン検出を可能とし、パターン判定の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る粒子反応パターン判定装置のブロック構成図
【図2】同装置におけるプレート供給装置の構成および動作を説明するための図
【図3】同装置における掴み機構および搬送機構を示す斜視図
【図4】同装置における水分除去装置を一部切欠して示す側面図
【図5】同装置におけるプレート回収装置の構成および動作を説明するための図
【図6】マイクロタイター法で用いられるマイクロタイタープレートの斜視図
【図7】同プレートを局部的に取出して示す断面図
【図8】マイクロタイター法による粒子反応パターンのパターン形態の一例および同パターンの判定結果の一例を示す図
【図9】従来の粒子反応パターン判定装置のブロック構成図
【図10】同装置におけるプレート供給方式を説明するための図
【図11】同装置における問題点の一つを説明するための図
【符号の説明】
1…マイクロタイタープレート(MTP)
2…ウエル
3…周壁
4…リブ
7…試料
21…プレート供給装置
22…プレート積層体
23,92…保持台
24,75,93…昇降機構
25…制御装置
30…プレート引渡し領域
31…掴み機構
32…ベース
33…枠状部
34…窓
35a,35b…軸
38a,38b…係止爪
39a,39b…溝
40a,40b…連結機構
41a,41b…ソレノイド
51…搬送機構
52…ガイド棒
53…送りねじ
61…水分除去領域
62…ラベル検出領域
63…パターン検出領域
64…プレート回収領域
71…水分除去装置
72…高分子吸水マット
73…すの子
74…水受け皿
80…バーコードリーダ
82…パターン検出器
83…判定処理装置
84…プリンタ
91…プレート回収装置
120…ばね材

Claims (5)

  1. 検体を収容するウエルを複数有した透光性のマイクロタイタープレートを送り出すプレート供給手段と、このプレート供給手段から送り出されたマイクロタイタープレートを該マイクロタイタープレートの上下面を解放した状態で、かつ上記マイクロタイタープレートの周壁に突設されたリブを使って掴む掴み機構と、この掴み機構を所定の経路に沿って搬送する搬送手段と、この搬送手段を介して搬送される前記マイクロタイタープレートの各ウエル内に収容されている検体の粒子反応パターンを検査判定する検査判定手段と、検査終了後の前記マイクロタイタープレートを前記掴み機構から回収するプレート回収手段と、前記搬送手段を介して搬送される前記マイクロタイタープレートが前記検査判定手段による検査位置に至る前の位置において上記マイクロタイタープレートの底面に高分子吸水マットを圧接させて上記マイクロタイタープレートの底面に付着している水分を除去する水分除去手段とを具備し、
    前記プレート供給手段は、複数のマイクロタイタープレートを積層状態に保持し、最上位に位置しているマイクロタイタープレートを前記掴み機構に引渡す昇降手段を有することを特徴とする粒子反応パターン判定装置。
  2. 前記掴み機構は、前記マイクロタイタープレートの上下面を解放した状態で、水平方向の両側から上記マイクロタイタープレートに近付いて上記マイクロタイタープレートの周壁に突設されたリブの下面を支える一対の回動自在な係止爪と、前記マイクロタイタープレートの上面を解放した状態で前記係止爪に対して上記マイクロタイタープレートを押え付ける弾性押圧機構とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の粒子反応パターン判定装置。
  3. 前記プレート回収手段は、前記掴み機構から引渡された前記マイクロタイタープレートを順次上に重ねて積層回収する昇降手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の粒子反応パターン判定装置。
  4. 前記水分除去手段は、上面で前記高分子吸水マットを保持するすの子と、このすの子の下方に設けられて上記すの子を保持するとともに前記高分子吸水マットから押し出された水滴を集める水受け皿と、この水受け皿,前記すの子,前記高分子吸水マットを一体に昇降させる昇降機構とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の粒子反応パターン判定装置。
  5. 前記高分子吸水マットは、気孔径が1 〜100 μm、空孔率が70〜90%のポリウレタン多孔体で形成されていることを特徴とする請求項1またはに記載の粒子反応パターン判定装置。
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