JP3812749B2 - ウィンドウシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ディスプレイ画面のウィンドウ分割を制御する機能を持つウィンドウシステムに関し、特に、ウィンドウの分割形態を操作性よく設定できるようにするウィンドウシステムに関する。
【0002】
データ処理装置では、ユーザの希望する分割形態のウィンドウを開設していく構成を採ることがある。このような構成を採るときには、ユーザがウィンドウの分割形態を操作性よく設定できるようにしていく必要がある。
【0003】
【従来の技術】
従来のウィンドウシステムでは、ディスプレイ画面の左右方向の分割形態を決定する左右分割用ボックスと、ディスプレイ画面の上下方向の分割形態を決定する上下分割用ボックスという2種類のボックスを設ける構成を採るとともに、ディスプレイ画面に、左右分割用ボックスの移動領域と、上下分割用ボックスの移動領域という2種類の移動領域を設ける構成を採って、この左右分割用ボックスの移動領域における左右分割用ボックスの画面位置と、この上下分割用ボックスの移動領域における上下分割用ボックスの画面位置とから、ディスプレイ画面の分割形態を決定していくという方法を採っていた。
【0004】
すなわち、図9に示すように、ディスプレイ画面の下端部に、左右分割用ボックスの移動領域100を設けるとともに、ディスプレイ画面の右端部あるいは左端部に、上下分割用ボックスの移動領域200を設けて、ユーザのマウス操作により、移動領域100中の左右分割用ボックスの画面位置と、移動領域200中の上下分割用ボックスの画面位置とが決まると、図10に示すように、左右分割用ボックスの画面位置に垂直分割線を設定するとともに、上下分割用ボックスの画面位置に水平分割線を設定することで、ディスプレイ画面の分割形態を決定していくという方法を採っていたのである。
【0005】
ここで、図9中、300は移動領域100に設けられる左右分割用ボックスのホームポジション、400は移動領域200に設けられる上下分割用ボックスのホームポジションを表していて、左右分割用ボックスがこのホームポジション300に位置するときには、ディスプレイ画面は左右には分割されず、また、上下分割用ボックスがこのホームポジション400に位置するときには、ディスプレイ画面は上下には分割されないよう制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術に従っていると、ウィンドウの分割形態を決めるための操作が煩雑になるという問題点がある。
【0007】
すなわち、ユーザは、ディスプレイ画面の分割形態を決めるために、左右分割用ボックスと上下分割用ボックスという別々のボックスを操作していく必要があり、図10に示すような上下左右分割の分割形態を開設する場合には、この2つのボックスを別々に操作していかなくてはならない。また、左右分割の分割形態を終了するためには、左右分割用ボックスをホームポジション300まで戻す必要があり、上下分割の分割形態を終了するためには、上下分割用ボックスをホームポジション400まで戻す必要があり、上下左右分割の分割形態を終了するためには、左右分割用ボックスをホームポジション300まで戻すとともに、上下分割用ボックスをホームポジション400まで戻す必要がある。
【0008】
このように、従来技術に従っていると、ユーザは、操作性よくディスプレイ画面の分割形態を決定することができないという問題点があったのである。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、ウィンドウの分割形態を操作性よく設定できるようにする新たなウィンドウシステムの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
図1に本発明の原理構成を図示する。
図中、1は本発明のウィンドウシステム2を備えるデータ処理装置、3はデータ処理装置1の備えるディスプレイ、4はディスプレイ3の備えるマウスである。
【0010】
本発明のウィンドウシステム2は、入出力制御手段10と、設定手段11と、ボックス位置管理手段12と、分割制御手段13と、第1の判断手段14と、第2の判断手段15と、第1の検出手段16と、第3の判断手段17と、第4の判断手段18と、第2の検出手段19とを備える。
【0011】
この入出力制御手段10は、ディスプレイ3との間の入出力制御を実行する。設定手段11は、ディスプレイ画面に、ディスプレイ画面の分割形態の決定に用いる分割用ボックスを1つ表示するとともに、ディスプレイ画面に、この分割用ボックスの上下移動領域5/左右移動領域6を設定し、更に、この2つの移動領域5,6の交差位置を分割用ボックスのホームポジション7として設定する。ボックス位置管理手段12は、ディスプレイ画面に表示される分割用ボックスの画面位置を管理する。分割制御手段13は、分割線を使ってディスプレイ画面の画面分割を制御する。
【0012】
第1の判断手段14は、ディスプレイ画面に表示される分割用ボックスに対してのマウス4によるクリック操作/ドラッグ操作の有無を判断する。第2の判断手段15は、マウス4による操作がドラッグ操作であるのか否かを判断する。第1の検出手段16は、ドラッグ操作により移動する分割用ボックスの移動後の画面位置を検出する。
【0013】
第3の判断手段17は、ディスプレイ画面分割の表示に用いられる分割線に対してのマウス4によるクリック操作/ドラッグ操作の有無を判断する。第4の判断手段18は、マウス4による操作がドラッグ操作であるのか否かを判断する。第2の検出手段19は、ドラッグ操作により移動する分割線の移動後の画面位置を検出する。
【0014】
【作用】
本発明では、ユーザは、分割用ボックスがホームポジション7に位置するときに、ディスプレイ画面を上下に分割しようとするときには、マウス4を使って分割用ボックスを上下移動領域5の分割点の位置までドラッグする。第1及び第2の判断手段14,15によりこの操作の実行が判断されると、第1の検出手段16は、ドラッグ操作終了時点の画面位置を検出することで分割用ボックスの移動後の画面位置を検出し、この検出結果を受けて、分割制御手段13は、この位置に水平分割線を引くことでディスプレイ画面を上下に分割する。
【0015】
ユーザは、このようにしてディスプレイ画面が上下に分割されるときにあって、上下分割の分割形態を変更したいときには、マウス4を使って水平分割線を新たな分割点の位置までドラッグする。第3及び第4の判断手段17,18によりこの操作の実行が判断されると、第2の検出手段19は、ドラッグ操作終了時点の画面位置を検出することで水平分割線の移動後の画面位置を検出し、この検出結果を受けて、分割制御手段13は、この位置に水平分割線を引き直すことでディスプレイ画面の上下分割形態を変更する。
【0016】
そして、ユーザは、このようにしてディスプレイ画面が上下に分割されるときにあって、この分割を終了したいときには、マウス4を使って水平分割線をクリックする。第3及び第4の判断手段17,18によりこの操作の実行が判断されると、分割制御手段13は、ディスプレイ画面の上下分割を終了する。
【0017】
一方、ユーザは、分割用ボックスがホームポジション7に位置するときに、ディスプレイ画面を左右に分割しようとするときには、マウス4を使って分割用ボックスを左右移動領域6の分割点の位置までドラッグする。第1及び第2の判断手段14,15によりこの操作の実行が判断されると、第1の検出手段16は、ドラッグ操作終了時点の画面位置を検出することで分割用ボックスの移動後の画面位置を検出し、この検出結果を受けて、分割制御手段13は、この位置に垂直分割線を引くことでディスプレイ画面を左右に分割する。
【0018】
ユーザは、このようにしてディスプレイ画面が左右に分割されるときにあって、左右分割の分割形態を変更したいときには、マウス4を使って垂直分割線を新たな分割点の位置までドラッグする。第3及び第4の判断手段17,18によりこの操作の実行が判断されると、第2の検出手段19は、ドラッグ操作終了時点の画面位置を検出することで垂直分割線の移動後の画面位置を検出し、この検出結果を受けて、分割制御手段13は、この位置に垂直分割線を引き直すことでディスプレイ画面の左右分割形態を変更する。
【0019】
そして、ユーザは、このようにしてディスプレイ画面が左右に分割されるときにあって、この分割を終了したいときには、マウス4を使って垂直分割線をクリックする。第3及び第4の判断手段17,18によりこの操作の実行が判断されると、分割制御手段13は、ディスプレイ画面の左右分割を終了する。
【0020】
一方、ユーザは、分割用ボックスがホームポジション7に位置するときに、ディスプレイ画面を上下左右に分割しようとするときには、マウス4を使って分割用ボックスを上下移動領域5/左右移動領域6以外の画面領域の分割点の位置までドラッグする。第1及び第2の判断手段14,15によりこの操作の実行が判断されると、第1の検出手段16は、ドラッグ操作終了時点の画面位置を検出することで分割用ボックスの移動後の画面位置を検出し、この検出結果を受けて、分割制御手段13は、この位置に水平分割線と垂直分割線とを引くことでディスプレイ画面を上下左右に分割する。
【0021】
ユーザは、このようにしてディスプレイ画面が上下左右に分割されるときにあって、上下左右分割の分割形態を変更したいときには、マウス4を使って分割用ボックスを新たな分割点の位置までドラッグする。第1及び第2の判断手段14,15によりこの操作の実行が判断されると、第1の検出手段16は、ドラッグ操作終了時点の画面位置を検出することで分割用ボックスの移動後の画面位置を検出し、この検出結果を受けて、分割制御手段13は、この位置に水平分割線と垂直分割線とを引き直すことでディスプレイ画面の左右分割形態を変更する。
【0022】
そして、ユーザは、このようにしてディスプレイ画面が上下左右に分割されるときにあって、この分割を終了したいときには、マウス4を使って分割用ボックスをクリックする。第1及び第2の判断手段14,15によりこの操作の実行が判断されると、分割制御手段13は、ディスプレイ画面の上下左右分割を終了する。
【0023】
このように、本発明では、ディスプレイ画面の分割形態を決定する分割用ボックスを1つにする構成を採って、この分割用ボックスを使って1回のドラッグ操作でもって上下左右分割の分割形態を決定可能とする構成を採るとともに、分割線に対してのドラッグ操作に従って分割形態の変更を実現可能とする構成を採り、更に、分割形態の終了を1回のクリック操作でもって実現可能とする構成を採ることから、従来よりも操作性よくウィンドウの分割形態を設定できるようになる。
【0024】
【実施例】
以下、実施例に従って本発明を詳細に説明する。
図2に、本発明を実現するためのディスプレイ画面の画面構成の一実施例を図示する。
【0025】
この実施例に示すように、本発明では、ディスプレイ画面の例えば右端部に、分割用ボックスの上下移動領域5を設定するとともに、ディスプレイ画面の例えば下端部に、分割用ボックスの左右移動領域6を設定し、更に、この上下移動領域5と左右移動領域6との交差位置を分割用ボックスのホームポジション7として設定する構成を採るものである。
【0026】
すなわち、従来技術では、ディスプレイ画面の左右方向の分割形態を決定する左右分割用ボックスと、ディスプレイ画面の上下方向の分割形態を決定する上下分割用ボックスという2種類のボックスを設ける構成を採っていたのに対して、本発明では、1つの分割用ボックスしかディスプレイ画面に表示しない構成を採るものである。
【0027】
図3ないし図5に、本発明のウィンドウシステム2がこの分割用ボックスを使って実行することになるウィンドウ分割制御処理の処理フローの一実施例を図示する。次に、この処理フローに従って、本発明のウィンドウ分割制御処理について詳細に説明する。
【0028】
ウィンドウシステム2は、ユーザがマウス4を操作すると、図3の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、そのマウス操作が移動を指示するドラッグ操作なのか、移動を指示しないクリック操作なのかを判断する。このステップ1で、ドラッグ操作であることを判断すると、ステップ2に進んで、分割用ボックス内でドラッグ操作開始が指示されたのか否かを判断する。このとき、分割用ボックスは、ホームポジション7に位置することもあるし、それ以外の画面領域に位置することもある。
【0029】
ステップ2で、分割用ボックス内でドラッグ操作開始が指示されたことを判断すると、続くステップ3で、ドラッグ操作の解除を待ち、続いて、ステップ4で、ドラッグ操作による分割用ボックスの移動が上下移動領域5で実行されたのか否かを判断する。このステップ4で、上下移動領域5での移動であることを判断すると、ステップ5に進んで、ドラッグ解除位置がホームポジション7の位置であるのか否かを判断して、ホームポジション7の位置であると判断するときには、ステップ6に進んで、表示していた水平分割線を解除することで上下分割を終了する。
【0030】
そして、ステップ5で、ドラッグ解除位置がホームポジション7の位置でないことを判断するときには、ステップ7に進んで、ドラッグ解除位置がディスプレイ画面の表示領域をオーバーしているのか否かを判断して、非オーバーを判断するときには、ステップ8に進んで、ドラッグ解除位置を通るようにと水平分割線を引いたり引き直したりすることでディスプレイ画面を上下に分割する。また、ステップ7で、オーバーを判断するときには、ステップ9に進んで、表示していた水平分割線を解除することで上下分割を終了する。
【0031】
このようにして、ユーザは、図6に示すように、マウス4を使って分割用ボックスを上下移動領域5の中で移動させることで、希望するディスプレイ画面の上下分割を実行できるようになるのである。
【0032】
一方、ステップ4で、ドラッグ操作による分割用ボックスの移動が上下移動領域5で実行されていないことを判断するときには、ステップ10に進んで、その移動が左右移動領域6で実行されたのか否かを判断する。このステップ10で、左右移動領域6での移動であることを判断すると、ステップ11に進んで、ドラッグ解除位置がホームポジション7の位置であるのか否かを判断して、ホームポジション7の位置であると判断するときには、ステップ12に進んで、表示していた垂直分割線を解除することで左右分割を終了する。
【0033】
そして、ステップ11で、ドラッグ解除位置がホームポジション7の位置でないことを判断するときには、ステップ13に進んで、ドラッグ解除位置がディスプレイ画面の表示領域をオーバーしているのか否かを判断して、非オーバーを判断するときには、ステップ14に進んで、ドラッグ解除位置を通るようにと垂直分割線を引いたり引き直したりすることでディスプレイ画面を左右に分割する。また、ステップ13で、オーバーを判断するときには、ステップ15に進んで、表示していた垂直分割線を解除することで左右分割を終了する。
【0034】
このようにして、ユーザは、図7に示すように、マウス4を使って分割用ボックスを左右移動領域6の中で移動させることで、希望するディスプレイ画面の左右分割を実行できるようになるのである。
【0035】
一方、ステップ10で、ドラッグ操作による分割用ボックスの移動が左右移動領域6で実行されていないことを判断すると、すなわち、ドラッグ操作による分割用ボックスの移動が上下移動領域5と左右移動領域6のいずれでもない画面領域で実行されたことを判断すると、ステップ16に進んで、ドラッグ解除位置がホームポジション7の位置であるのか否かを判断して、ホームポジション7の位置であると判断するときには、ステップ17に進んで、表示していた水平分割線及び垂直分割線を解除することで上下左右分割を終了する。
【0036】
そして、ステップ16で、ドラッグ解除位置がホームポジション7の位置でないことを判断するときには、ステップ18に進んで、ドラッグ解除位置がディスプレイ画面の表示領域をオーバーしているのか否かを判断して、非オーバーを判断するときには、ステップ19に進んで、ドラッグ解除位置を通るようにと水平分割線及び垂直分割線を引いたり引き直したりすることでディスプレイ画面を上下左右に分割する。また、ステップ18で、オーバーを判断するときには、ステップ20に進んで、そのオーバーが上下オーバーであるのか左右オーバーであるのかを判断して、上下オーバーであるときには、ステップ9に進んで、表示していた水平分割線を解除することで上下分割を終了し、左右オーバーであるときには、ステップ15に進んで、表示していた垂直分割線を解除することで左右分割を終了する。
【0037】
このようにして、ユーザは、図8に示すように、マウス4を使って分割用ボックスを上下移動領域5及び左右移動領域6以外の画面領域の中で移動させることで、希望するディスプレイ画面の上下左右分割を実行できるようになるのである。
【0038】
一方、図3の処理フローのステップ1で、ユーザのマウス操作がクリック操作であることを判断すると、図4の処理フローに進んで、ステップ21で、そのクリック操作の解除を待ち、続いて、ステップ22で、クリック操作が水平分割線上で実行されたのか否かを判断して、水平分割線上でのクリック操作であることを判断すると、ステップ23に進んで、クリックされた水平分割線を解除することで上下分割を終了する。一方、水平分割線上でのクリック操作でないことを判断すると、ステップ24に進んで、クリック操作が垂直分割線上で実行されたのか否かを判断して、垂直分割線上でのクリック操作であることを判断すると、ステップ25に進んで、クリックされた垂直分割線を解除することで左右分割を終了する。
【0039】
そして、ステップ24で、クリック操作が垂直分割線上で実行されたものでないことを判断すると、ステップ26に進んで、クリック操作が分割用ボックス内で実行されたのか否かを判断して、分割用ボックス内でのクリック操作でないことを判断するときには、そのまま処理を終了し、分割用ボックス内でのクリック操作であることを判断するときには、ステップ27に進んで、分割用ボックスを基準にして表示していた水平分割線及び垂直分割線を解除することで上下左右分割を終了する。
【0040】
このようにして、ユーザは、水平分割線をクリックすることでディスプレイ画面の上下分割を終了し、垂直分割線をクリックすることでディスプレイ画面の左右分割を終了し、分割用ボックスをクリックすることでディスプレイ画面の上下左右分割を終了できるようになるのである。
【0041】
一方、図3の処理フローのステップ2で、分割用ボックス以外の画面領域でドラッグ操作開始が指示されたことを判断すると、図5の処理フローに進んで、ステップ28で、そのドラッグ操作の解除を待ち、続いて、ステップ29で、ドラッグ操作が水平分割線上で開始されたのか否かを判断する。このステップ29で、水平分割線上でのドラッグ開始であることを判断すると、ステップ30に進んで、ドラッグ解除位置がディスプレイ画面の表示領域をオーバーしているのか否かを判断して、非オーバーを判断するときには、ステップ31に進んで、ドラッグ解除位置を通るようにと水平分割線を引き直すことでディスプレイ画面を上下に分割する。また、ステップ30で、オーバーを判断するときには、ステップ32に進んで、表示していた水平分割線を解除することで上下分割を終了する。
【0042】
そして、ステップ29で、水平分割線上でのドラッグ開始でないことを判断すると、ステップ33に進んで、ドラッグ操作が垂直分割線上で開始されたのか否かを判断する。このステップ33で、垂直分割線上でのドラッグ開始でもないことを判断するときには、そのまま処理を終了し、垂直分割線上でのドラッグ開始であることを判断するときには、ステップ34に進んで、ドラッグ解除位置がディスプレイ画面の表示領域をオーバーしているのか否かを判断して、非オーバーを判断するときには、ステップ35に進んで、ドラッグ解除位置を通るようにと垂直分割線を引き直すことでディスプレイ画面を上下に分割する。また、ステップ34で、オーバーを判断するときには、ステップ36に進んで、表示していた垂直分割線を解除することで左右分割を終了する。
【0043】
このようにして、ユーザは、表示されている水平分割線をドラッグすることでディスプレイ画面の上下分割を変更し、垂直分割線をドラッグすることでディスプレイ画面の左右分割を変更できるようになるのである。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ディスプレイ画面の分割形態を決定する分割用ボックスを1つにする構成を採って、この分割用ボックスを使って1回のドラッグ操作でもって上下左右分割の分割形態を決定可能とする構成を採るとともに、分割線に対してのドラッグ操作に従って分割形態の変更を実現可能とする構成を採り、更に、分割形態の終了を1回のクリック操作でもって実現可能とする構成を採ることから、従来よりも操作性よくウィンドウの分割形態を設定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明を実現するためのディスプレイ画面の画面構成の一実施例である。
【図3】本発明の実行する処理フローの一実施例である。
【図4】本発明の実行する処理フローの一実施例である。
【図5】本発明の実行する処理フローの一実施例である。
【図6】本発明の処理説明図である。
【図7】本発明の処理説明図である。
【図8】本発明の処理説明図である。
【図9】従来技術の説明図である。
【図10】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 データ処理装置
2 ウィンドウシステム
3 ディスプレイ
4 マウス
10 入出力制御手段
11 設定手段
12 ボックス位置管理手段
13 分割制御手段
14 第1の判断手段
15 第2の判断手段
16 第1の検出手段
17 第3の判断手段
18 第4の判断手段
19 第2の検出手段

Claims (3)

  1. ディスプレイ画面のウィンドウ分割を制御する機能を持つウィンドウシステムにおいて、
    ディスプレイ画面に、ディスプレイ画面の分割形態の決定に用いる分割用ボックスを1つ表示する手段と、
    上記分割用ボックスに対する操作の有無を判断する手段と、
    上記操作が移動指示あるのか否かを判断する手段と、
    上記操作が移動指示である場合には、その移動先の画面位置を基準にしてディスプレイ画面を上下左右に分割し、一方、上記操作が移動指示でない場合には、上記分割用ボックスの規定するディスプレイ画面の分割を終了する分割制御手段とを備えることを、
    特徴とするウィンドウシステム。
  2. ディスプレイ画面のウィンドウ分割を制御する機能を持つウィンドウシステムにおいて、
    ディスプレイ画面に、ディスプレイ画面の分割形態の決定に用いる分割用ボックスを1つ表示するとともに、該分割用ボックスの上下移動領域と左右移動領域とを設定する手段と、
    上記分割用ボックスに対する操作の有無を判断する手段と、
    上記操作が移動指示あるのか否かを判断する手段と、
    上記操作が移動指示である場合にあって、その移動先の画面位置が上記上下移動領域である場合には、該画面位置を基準にしてディスプレイ画面を上下に分割し、上記左右移動領域である場合には、該画面位置を基準にしてディスプレイ画面を左右に分割し、この2つの移動領域以外の画面領域である場合には、該画面位置を基準にしてディスプレイ画面を上下左右に分割し、一方、上記操作が移動指示でない場合には、上記分割用ボックスの規定するディスプレイ画面の分割を終了する分割制御手段とを備えることを、
    特徴とするウィンドウシステム。
  3. 請求項1又は2記載のウィンドウシステムにおいて、
    上記分割表示に用いられる分割線に対する操作の有無を判断する手段と、
    上記分割線に対する操作が移動指示あるのか否かを判断する手段とを備え、上記分割制御手段は、上記分割線に対する操作が移動指示である場合には、その移動先の画面位置を基準にしてディスプレイ画面の分割形態を変更し、一方、上記分割線に対する操作が移動指示でない場合には、上記操作された分割線の規定するディスプレイ画面の分割を終了することを、
    特徴とするウィンドウシステム。
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