JPH10187404A - アイコン表示制御方式 - Google Patents

アイコン表示制御方式

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JPH10187404A
JPH10187404A JP8347809A JP34780996A JPH10187404A JP H10187404 A JPH10187404 A JP H10187404A JP 8347809 A JP8347809 A JP 8347809A JP 34780996 A JP34780996 A JP 34780996A JP H10187404 A JPH10187404 A JP H10187404A
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JP
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JP8347809A
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Inventor
Ichiro Hagiwara
一郎 萩原
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NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
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NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウインドウをアイコン化した場合に、そのウイ
ンドウが処理実行中であれば、プログラムの進行状況を
アイコンから定期的に把握できるようにする。 【解決手段】オープン中のウインドウ画面情報を保持す
るウインドウメモリ4から指定ウインドウの表示イメー
ジを取得するイメージデータ取得手段9と、それを所定
の大きさに縮小するイメージデータ縮小手段10と、縮
小イメージを表示メモリ6に書き込み表示部7のアイコ
ン表示領域の指定位置に指定された表示形式で表示させ
るアイコン表示手段11と、これらを制御するアイコン
イメージ更新制御手段12から成る。アイコンイメージ
更新制御手段12はアイコン化の指示を検出すると、そ
のウインドウが処理実行中か入力待ち状態かを判断し、
表示形式(色や点滅)を変えて縮小イメージの絵柄のア
イコンを表示させ、実行中の場合は一定時間ごとに最新
の画面情報でアイコンイメージの更新を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアイコン表示制御方
式に関し、特にコンピュータシステムにおいて、スクリ
ーン上に表示されているウインドウのアイコンの表示を
制御するアイコン表示制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの機能の向上に
伴って、最近では、ワークステーションのみならずパー
ソナルコンピュータにおいても、グラフィカル・ユーザ
・インタフェース(GUI)が標準的となってきてい
る。代表的なものとしては、マッキントッシュ,MS―
Windows,UNIXのX―WINDOWなどが挙
げられる。
【0003】これらのGUIは、ユーザがコンピュータ
を現実の作業環境に近い感覚で操作できるようなインタ
フェースを提供するものであり、マウス等のポインティ
ングデバイスを操作して、例えば図3に示すような、ス
クリーン71上に表示されたメニュー72(又はアイコ
ン)から必要なものをマウスポインタ73で選択するこ
とにより、所望の業務が行えるようになっている。
【0004】アイコンは、ユーザが使用するアプリケー
ションプログラムなどの機能を簡単な絵で表したオブジ
ェクトであり、上述した業務の選択等に使用されるだけ
ではなく、マルチウインドウシステムでは、作業中にウ
インドウをアイコン化することができるようになってい
る。すなわち、図4に示すように、一つのスクリーン上
に余り多くのウインドウ74が開いていると画面が見に
くくなり、目的とする操作の妨げともなるので、現時点
または当面は使う予定が無いウインドウをアイコン化し
てスクリーン上のウインドウ表示領域からは消去し、ア
イコン75としてスクリーンの下端等に設けられた指定
領域内に整理しておくことができるようになっている。
又、このようにしてアイコンに変換されたウインドウ
は、マウス操作により容易に元のウインドウに戻せるよ
うになっている。
【0005】上述したウインドウのアイコン化は、例え
ば、ウインドウ74のタイトルバー76の右端側に表示
されている最小化ボタン77をマウス上のセレクトボタ
ンでクリックすることにより行われる。又、このように
して得られたアイコンは、マウスポインタを該当するア
イコンの上に重ねてマウスのセレクトボタンをクリック
すると、対応するウインドウがアイコン化する前の位置
に前と同じサイズで復元される。
【0006】以上のような操作により、ウインドウのア
イコン化は極めて容易に行えるが、前述したいずれのG
UIシステムの場合でも、ウインドウをアイコン化した
場合に表示されるアイコンの絵柄はあらかじめ定められ
た固定のものであり、当該ウインドウが処理中の場合で
も処理が終了して入力待ちの状態にある場合でも同じ絵
柄のアイコンが表示される。従って、処理中のウインド
ウをアイコン化した場合、アイコン化したウインドウの
現在の処理状況を知るためには、元のウインドウに戻し
て画面の最前面に表示させる必要があった。あるいは、
そのようなウインドウはアイコン化をすることなく、邪
魔にならない大きさに手作業で縮小し、マウスでドラッ
グして画面の端に移動させておくしかなかった。このよ
うな操作は、同時にオープンしているウインドウが複数
存在すると作業効率が著しく低下するものである。
【0007】このような問題を解決する対策として、特
開昭63―670号公報および特開平7―160467
号公報が提案されている。
【0008】前者においては、マルチウインドウ機能を
有するディスプレイ装置において、スクリーン上に他の
すべてに優先するアイコンウインドウ表示エリアを設
け、新規ウインドウの作成や既存ウインドウの変更の際
に、隠れて見えなくなり1操作でポップできなくなるウ
インドウを検出し、自動的に所定のウインドウサイズに
変更して上記のアイコンウインドウ表示エリアに表示す
ると共に、そのウインドウに対応するプロセスが実行中
の場合には、上記エリアに表示されるアイコンの色を変
更するなどの方法で容易に識別できるようにしている。
これにより、オペレータは隠れて見えなくなったウイン
ドウを含む任意のウインドウを1操作で操作対象ウイン
ドウとすることができると共に、オープン中のすべての
ウインドウの状態を視覚により認識できるため、マンマ
シーン・インタフェース性能が著しく向上する効果が得
られる。
【0009】一方、後者においては、ウインドウをアイ
コン化する場合に、ウインドウサイズを表示内容と共に
縮小してアイコンとして表示し、ユーザがアイコンの絵
柄から元のウインドウの表示内容の概要を認識できるよ
うにしている。同時に、ウインドウをクローズして処理
結果をファイルとして保存する場合にも、ウインドウの
表示内容を絵柄としたアイコンの作成を可能とし、ファ
イルの検索時にファイル名と共に表示することにより選
択を容易にしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開昭63―
670号公報記載の従来技術では、ウインドウの操作に
より隠れて見えなくなるウインドウは自動的にアイコン
化され、実行中の場合には識別表示されるため、アイコ
ン化されたウインドウでプログラムが進行中であること
は分かるが、どこまで進んでいるのか進行状況は分から
ない。従って、途中で何か操作しようと思っても適当な
タイミングが得られないという問題点が残されている。
【0011】又、特開平7―160467号公報記載の
従来技術では、アイコン化した時点のウインドウの表示
内容がアイコンの絵柄として表示されるので、アイコン
の絵柄から元のウインドウの表示内容の概要を認識でき
る利点はあるが、アイコン化されたウインドウでプログ
ラムが進行中であるかどうかは不明確である。この方法
によるアイコンに対して、上述した特開昭63―670
号公報記載の識別表示を適用したとしても、どこまで進
んでいるのか進行状況を把握することは不可能である。
【0012】本発明の目的は、以上の欠点を解消し、ア
イコン化されたウインドウが何か処理実行中であった場
合には、プログラムの進行状況をアイコンから定期的に
把握できるアイコン表示制御方式を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1のアイコン表示
制御方式は、マルチウインドウシステムにおいて表示中
のウインドウの縮小イメージをアイコン化して表示する
アイコン表示制御方式であって、オープン中の全ウイン
ドウの画面情報を記憶するウインドウメモリから指定さ
れたウインドウの表示イメージを取得するイメージデー
タ取得手段と、前記イメージデータ取得手段で取得した
表示イメージを所定の大きさに縮小するイメージデータ
縮小手段と、前記イメージデータ縮小手段で縮小した縮
小イメージを絵柄とするアイコンをスクリーン上の所定
位置に表示させるアイコン表示手段と、アイコン化する
指示を検出すると前記イメージデータ取得手段,イメー
ジデータ縮小手段およびアイコン表示手段を制御して縮
小イメージを絵柄とするアイコンを表示させると共に当
該ウインドウが処理実行中の場合には処理が終了して入
力待ちの状態となるまで周期的に当該アイコンの絵柄を
更新させるアイコンイメージ更新制御手段とを備えて構
成されている。
【0014】請求項2のアイコン表示制御方式は、請求
項1記載のアイコン表示制御方式において、前記アイコ
ンイメージ更新制御手段が、アイコン化されたウインド
ウが処理実行中の場合と入力待ちの状態の場合とで表示
するアイコンの色調等の表示形式を異ならせて識別可能
とする動作状態識別機能を備えたことを特徴としてい
る。
【0015】請求項3のアイコン表示制御方式は、請求
項2記載のアイコン表示制御方式において、前記アイコ
ンイメージ更新制御手段が有する動作状態識別機能の表
示形式を、スクリーン上のウインドウ表示領域に表示さ
れているウインドウの動作状態に応じた表示形式と同一
の基準としたことを特徴としている。
【0016】請求項4のアイコン表示制御方式は、請求
項1,請求項2又は請求項3記載のアイコン表示制御方
式において、新規ウインドウの作成や既存ウインドウの
変更時に隠れて見えなくなるウインドウを検出して、前
記アイコンイメージ更新制御手段に対してアイコン化の
指示を与える自動アイコン化手段を備えたことを特徴と
している。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態の構成を示す
機能ブロック図で、マルチウインドウシステムを構成す
る他の主な構成品と共に示してある。
【0019】本実施形態のアイコン表示制御方式は、図
1に示すように、システムバス8に接続されたマウス
1,キーボード2,CPU3,ウインドウメモリ4,ウ
インドウ表示制御手段5と、表示部7のスクリーン上に
表示するイメージのビットマップデータを格納する表示
メモリ6とで構成されるマルチウインドウシステムに適
用され、イメージデータ取得手段9,イメージデータ縮
小手段10,アイコン表示手段11及びアイコンイメー
ジ更新制御手段12とを備えている。
【0020】イメージデータ取得手段9は、アイコンイ
メージ更新制御手段12の指示により、オープン中の全
ウインドウの画面情報を記憶しているウインドウメモリ
4から指定されたウインドウの画面情報を取得し、画面
情報がコード情報の場合にはイメージ情報に変換して表
示イメージデータを作成する。
【0021】イメージデータ縮小手段10は、アイコン
イメージ更新制御手段12の指示により、イメージデー
タ取得手段9から受け取った表示イメージデータを所定
の大きさに縮小し、縮小イメージデータをアイコン表示
手段11に渡す。
【0022】アイコン表示手段11は、アイコンイメー
ジ更新制御手段12の指示により、イメージデータ縮小
手段10から受け取った縮小イメージのデータをスクリ
ーンの下部に設けられたアイコン表示領域の指定位置に
指定された表示形式で表示するように、表示メモリ6に
書き込む。
【0023】アイコンイメージ更新制御手段12は、オ
ペレータが表示部7に表示中のアクティブウインドウに
対してマウス1を操作して行ったアイコン化の指示を検
出すると、イメージデータ取得手段9,イメージデータ
縮小手段10及びアイコン表示手段11を制御し、縮小
イメージを絵柄とするアイコンを表示部7のアイコン表
示領域に表示させる。このとき、アイコン化を指示され
たウインドウが処理実行中か入力待ちの状態かを図示し
てないウインドウ管理部に問い合わせるなどして調べ、
その状態に応じて当該アイコンの表示形式(色や点滅表
示など)を変更するようアイコン表示手段11に指示す
る。更に、アイコン化を指示されたウインドウが処理実
行中の場合には、一定の時間ごとにイメージデータ取得
手段9に指示してウインドウメモリ4から当該ウインド
ウの最新の画面情報を再取得し、アイコンイメージの更
新を行わせる。この更新は当該ウインドウで実行中の処
理が終了して入力待ちの状態となるまで周期的に行い、
処理終了して入力待ちとなれば、アイコンの絵柄は入力
待ちの画面の縮小イメージとなり表示形式も実行中の状
態から入力待ちの状態に変更される。
【0024】以上の構成により、ウインドウにて作業中
にアイコン化した場合に、アイコン化したウインドウの
表示イメージがアイコンの絵柄として表示され、アイコ
ン化したウインドウが処理実行中か入力待ちのアイドル
状態かによりアイコン自体の色調を変える等して識別表
示され、且つ、処理実行中の場合にはアイコンの絵柄が
定期的に最新の表示イメージに更新されるので、アイコ
ン化した状態からでも容易に処理の進行状態が分かるよ
うになる。
【0025】次に、ウインドウがアイコン化される場合
の全体の処理の流れを、図1を参照しながら図2の流れ
図に従って説明する。
【0026】まず、オペレータがマウス1のマウスボタ
ンを操作し、表示部7のスクリーン上に表示中のアクテ
ィブウインドウのアイコン化ボタンをクリックすると、
アイコンイメージ更新制御手段12がこれを検出し(ス
テップS1)、ウインドウを指定してイメージデータ取
得手段9に対して表示イメージの取得を指示する。イメ
ージデータ取得手段9は、指定されたウインドウの画面
情報をウインドウメモリ4から読み出し、コード情報の
場合にはイメージ情報に変換して表示イメージデータを
取得する(ステップS2)。この表示イメージデータは
イメージデータ縮小手段10により所定の大きさに縮小
される(ステップS3)。
【0027】アイコンイメージ更新制御手段12は、ア
イコン化が指示されたウインドウの処理の実行状態を判
断し(ステップS4)、判断結果をアイコン表示手段1
1に伝える。アイコン表示手段11は、そのウインドウ
が入力待ちでアイドル状態の場合には、着色情報を含む
縮小イメージデータを表示メモリ6に書き込み、縮小イ
メージを絵柄とするアイコンを着色表示させる(ステッ
プS5)。表示されたアイコンは、ウインドウへの復元
の指示がない限り継続して表示され(ステップS6)、
ウインドウへの復元が指示されると、アイコンは表示部
7のアイコン表示領域から消去され(ステップS7)、
アイコン表示は終了してウインドウ表示制御手段5によ
りウインドウ表示領域に元のウインドウが復元表示され
る。
【0028】一方、ステップS4における判断結果が処
理実行中の場合には、アイコン表示手段11は着色情報
のない縮小イメージデータを表示メモリ6に書き込み、
アイコンを白黒の標準状態で表示させる(ステップS
8)。表示されたアイコンは、ウインドウへの復元指示
があれば(ステップS9)、ステップS7によりアイコ
ン表示領域から消去されるが、復元指示がない場合はス
テップS10に進み、アイコンイメージ更新制御手段1
2による時間経過判断が行われる。すなわち、あらかじ
め設定した時間が経過するまでは、ステップS8により
同じ縮小イメージのアイコンが継続表示されるが、設定
時間が経過するとステップS2に戻り、その時点におけ
る当該ウインドウの最新の表示イメージを縮小した絵柄
のアイコンイメージが再作成される。再作成されたアイ
コンは、その時点で処理実行中であれば、再びステップ
S8で標準状態で表示されるが、処理が終了してアイド
ル状態となっていた場合は、ステップS5に進み着色し
たアイコンが表示される。
【0029】以上で説明したように、表示中のウインド
ウをアイコン化する場合、オペレータはマウスで表示中
のウインドウのアイコン化ボタンをクリックすれば、当
該ウインドウの縮小イメージの絵柄のアイコンが処理状
態に応じて識別表示され、処理実行中の場合にはアイコ
ンの絵柄が刻々と変化するので、アイコンから処理の進
行状態を把握することが可能となる。なお、アイコンを
復元する場合には、スクリーン上のアイコン表示領域に
表示されているアイコンをマウスでクリックする操作だ
けで可能である。
【0030】上述の説明では、アイコンイメージ更新制
御手段12は、アイコン化したウインドウが処理実行中
の場合に、アイコンイメージを周期的に更新して表示さ
せるのみでなく、入力待ちのアイドル状態の場合と表示
形式を異ならせて容易に識別可能とするものとした。し
かしながら、この識別表示の機能がなくても、アイコン
の絵柄を周期的に最新の表示イメージに書き換えている
ので、アイコンイメージを見ることにより処理実行中か
アイドル状態かの判別は可能であり、アイコンイメージ
の更新状況から処理の進行状況を把握することができ
る。又、識別表示の方法としては、実行中の場合は白黒
で表示し、アイドル状態の場合は着色表示するものとし
たが、これに限らず両者を容易に識別できる方法であれ
ばよく、同じ白黒で一方を点滅表示させるなどの方法で
もよい。なお、着色表示の例としては、イメージ全体を
指定したカラーのモノトーンで表示させると、アイコン
全体が着色されるため見分けやすい。
【0031】又、上述の実施の形態の説明では、アイコ
ンの表示形式を変えることにより、該当するウインドウ
が処理実行中かアイドル状態かを容易に識別できるよう
にしているが、スクリーン上のウインドウ表示領域に表
示されているアイコン化されていないウインドウに対し
ても同様な識別表示を行い、その表示形式の基準を同じ
にすると、アクティブウインドウの後になり一部しか表
示されていないウインドウに対しても統一的な実行状態
の把握が可能となる。
【0032】更に、アクティブウインドウを操作してア
イコン化を行う場合についてのみ説明したが、新規ウイ
ンドウの作成や既存ウインドウの変更時に隠れて見えな
くなるウインドウを検出し、上述したアイコンイメージ
更新制御手段に対してアイコン化の指示を与えるように
すると、アイコン化の操作を行うことなく、すべてのウ
インドウを1操作でアクティブウインドウ化することが
可能となり、各ウインドウの処理状況を把握できるよう
になる。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のア
イコン表示制御方式によれば、アイコン化したウインド
ウでも、アイコンイメージを見ることによりウインドウ
画面の概略の状態を把握することができ、処理実行中の
場合にはウインドウに復元しなくても進行状況も分かる
ため、処理が終了したか否かの判断だけでなく、次の処
理のために復元するタイミングを知ることができ、総合
的な操作性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す機能ブロック
図である。
【図2】図1の実施形態におけるアイコン表示の一連の
処理を示す流れ図である。
【図3】グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面
操作の説明図である。
【図4】ウインドウのアイコン化の操作の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 マウス 2 キーボード 3 CPU 4 ウインドウメモリ 6 表示メモリ 7 表示部 8 システムバス 9 イメージデータ取得手段 10 イメージデータ縮小手段 11 アイコン表示手段 12 アイコンイメージ更新制御手段 71 スクリーン 72 メニュー 73 マウスポインタ 74 ウインドウ 75 アイコン 76 タイトルバー 77 最小化ボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチウインドウシステムにおいて表示
    中のウインドウの縮小イメージをアイコン化して表示す
    るアイコン表示制御方式であって、オープン中の全ウイ
    ンドウの画面情報を記憶するウインドウメモリから指定
    されたウインドウの表示イメージを取得するイメージデ
    ータ取得手段と、前記イメージデータ取得手段で取得し
    た表示イメージを所定の大きさに縮小するイメージデー
    タ縮小手段と、前記イメージデータ縮小手段で縮小した
    縮小イメージを絵柄とするアイコンをスクリーン上の所
    定位置に表示させるアイコン表示手段と、アイコン化す
    る指示を検出すると前記イメージデータ取得手段,イメ
    ージデータ縮小手段およびアイコン表示手段を制御して
    縮小イメージを絵柄とするアイコンを表示させると共に
    当該ウインドウが処理実行中の場合には処理が終了して
    入力待ちの状態となるまで周期的に当該アイコンの絵柄
    を更新させるアイコンイメージ更新制御手段とを備えた
    ことを特徴とするアイコン表示制御方式。
  2. 【請求項2】 前記アイコンイメージ更新制御手段が、
    アイコン化されたウインドウが処理実行中の場合と入力
    待ちの状態の場合とで表示するアイコンの色調等の表示
    形式を異ならせて識別可能とする動作状態識別機能を備
    えたことを特徴とする請求項1記載のアイコン表示制御
    方式。
  3. 【請求項3】 前記アイコンイメージ更新制御手段が有
    する動作状態識別機能の表示形式を、スクリーン上のウ
    インドウ表示領域に表示されているウインドウの動作状
    態に応じた表示形式と同一の基準としたことを特徴とす
    る請求項2記載のアイコン表示制御方式。
  4. 【請求項4】 新規ウインドウの作成や既存ウインドウ
    の変更時に隠れて見えなくなるウインドウを検出して、
    前記アイコンイメージ更新制御手段に対してアイコン化
    の指示を与える自動アイコン化手段を備えたことを特徴
    とする請求項1,請求項2又は請求項3記載のアイコン
    表示制御方式。
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