JP2000172399A - 表示方法及びその装置 - Google Patents

表示方法及びその装置

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JP2000172399A
JP2000172399A JP34448498A JP34448498A JP2000172399A JP 2000172399 A JP2000172399 A JP 2000172399A JP 34448498 A JP34448498 A JP 34448498A JP 34448498 A JP34448498 A JP 34448498A JP 2000172399 A JP2000172399 A JP 2000172399A
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Hirotatsu Niikuni
拓達 新國
Sukebumi Kanazawa
資文 金澤
Sota Kusamoto
宗太 草本
Tadahiko Hashimoto
忠彦 橋本
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で描画データを一方のディスプレ
イから他方のディスプレイに移動させること。 【解決手段】 オペレータがマウス3の左右の両イベン
トボタンを順次操作することにより、二台のディスプレ
イに対する描画データの移動切替を極めて容易に行うこ
とができ、しかもウィンドウA上でマウスカーソル17
が何れの位置にあっても、確実に移動切替ができるので
第一の従来技術のように移動位置が特定されることがな
く、また表示されているウィンドウAの中に従来技術の
ようにソフト的に切替スイッチ等を表示させておくこと
がないので、見栄えも良好となるものである。しかも、
描画データのアクティブ状態では対象の描画データが破
線表示や点滅表示の状態となり、他の重なって表示され
ているウィンドウ画面B等と異なる表示となるので、オ
ペレータは容易に視認することができ、これによっても
現在の状態がどのようなことであるのかオペレータの使
い勝ってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のディスプ
レイを利用し、これらにマルチウィンドウ型のオペレー
ティングシステムによって描画データを表示させる表示
方法と、それを実施するための表示装置とに係り、特
に、一方のディスプレイから他方のディスプレイに描画
データを移動させて表示するのに好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、原子力発電所の制御室にはマル
チウィンドウ型の表示装置が設置されている。その表示
装置としては、一台の計算機が例えば二台のディスプレ
イを有し、これらのディスプレイに複数のアプリケーシ
ョンソフトウェアの描画データを表示させるように構成
されている。そして、一方の画面に表示されているアプ
リケーションソフトウェアの描画データを任意に選択
し、これを他方の画面に表示させてソフトウェアの描画
データを分散させることにより、効率的な操作を行うよ
うにしている。従って、表示装置にあっては、一台の計
算機に複数台のディスプレイが接続され、これら各ディ
スプレイに同じ描画データを表示させたり、また複数の
描画データをそれぞれ個別に表示するように構成されて
いる。
【0003】上述の如き、マルチウィンドウ型のオペレ
ーティングシステムを利用する計算機にあっては、ディ
スプレイに複数のアプリケーションソフトウェアをウィ
ンドウ表示させ、このうち、一方のディスプレイに表示
されているウィンドウを選択すると共に、該選択したウ
ィンドウ上でアプリケーションソフトウェアの描画デー
タを他方のディスプレイへ移動して表示させるようにし
たものがある。
【0004】この場合、一方のディスプレイに表示され
ているアプリケーションソフトウェアの描画データを他
方のディスプレイに表示させるには、以下に述べる第
一,第二の従来技術を採用している。
【0005】第一の従来技術は、一方のディスプレイか
らウィンドウを選択し、そのウィンドウをマウスにより
ドラッグしながら表示したいディスプレイの画面上でド
ロップ操作することにより行うようにしている。第二の
従来技術は、ディスプレイの画面上に選択するディスプ
レイを定義したボタンを予め表示させておき、そのボタ
ンを利用して操作することにより、アプリケーションソ
フトウェアの描画データを他方のディスプレイに表示す
るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記に示す
スクリーンシステムは、一方のディスプレイに表示され
ているアプリケーションソフトウェアの描画データを、
他方のディスプレイに移動して切替表示させる場合には
以下に述べる問題がある。例えば第一の従来技術では、
マウスで一方のディスプレイ上のウィンドウをドラッグ
しながら他方のディスプレイの画面上にドロップさせる
ようにしているが、その操作がなかなか上手くいかな
い。即ち、まず、一方のディスプレイ上のウィンドウ画
面の特定位置にカーソルをしっかりと位置決めしてから
クリックしないと、ウィンドウ画面を確実に移動させる
ことができず、しかもそのウィンドウ画面の移動時に
は、マウスボタンを確実に押した状態を正しく維持して
いないと、移動させようとしているウィンドウ画面が元
のディスプレイに戻ってしまい、ウィンドウ画面の移動
操作がやりにくいという問題があった。
【0007】また第二の従来技術では、ウィンドウ画面
上に移動用の切替スイッチが表示されているので、それ
を切替操作すれば簡単に移動させることができるもの
の、その分だけ描画データの領域が邪魔になるばかりで
なく、見栄えが良好といい難い問題がある。
【0008】本発明の目的は、前記従来技術の問題点に
鑑み、簡単な操作で確実に描画データを一方のディスプ
レイから他方のディスプレイに移動させることができる
表示方法を提供することにあり、他の目的は、上記方法
を的確に実施し得る表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明方法では、一方の
ディスプレイ上に描画データが表示された状態にあって
かつマウスがイベントボタン操作されたとき、その操作
されたマウスイベントボタンの操作内容に基づき一方の
ディスプレイ上の描画データを他方のディスプレイ上へ
の切替えの表示が可能か否かを判定すると共に、その判
定結果、切替の表示が可能な場合でかつマウスが再度イ
ベントボタン操作されたとき、一方のディスプレイ上の
描画データを他方のディスプレイ上に移動して表示させ
るようにしている。
【0010】また本発明装置では、計算機と、該計算機
に基づいて処理された描画データを表示する少なくとも
二台のディスプレイと、各ディスプレイ対応のフレーム
メモリ内に描画データをそれぞれ格納するグラフィック
データ制御部を有し、かつマウスのイベントボタン操作
により一方のディスプレイ上の描画データを他方のディ
スプレイ上に切替えて表示させるフレームメモリ制御手
段とを備えた表示装置において、フレームメモリ制御手
段は、それぞれのグラフィックデータ制御部を選択的に
切替えるグラフィックデータ切替部と、マウスのイベン
トボタンが操作されたとき、そのイベントボタンの操作
の履歴データ及びディスプレイに対する描画の送信デー
タに基づき、グラフィックデータ切替部の切替の有無を
指令するマウスイベント制御部とを有している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1乃
至図7により説明する。図1乃至図6は本発明方法を実
施するための表示装置の一実施例を示している。そし
て、本発明方法を実施するための表示装置は、大別する
と図1に示すように、一台の計算機1と、これに接続さ
れた二台のディスプレイ2A,2Bとを備えて構成され
ている。
【0012】計算機1は、CPU5,主メモリ6,ハー
ドディスク7,フレームメモリ制御部8を有し、これら
が互いにシステムバス12を介しデータを入出力可能に
接続されている。また、システムバス12にはマウスイ
ンターフェイス回路4をマウス3が接続されると共に、
フレームメモリ制御部8にはグラフィックバス11を介
しフレームメモリ9A,9Bが接続され、さらにフレー
ムメモリ9A,9BにそれぞれのD/A変換器10A,
10Bを介し前記二台のディスプレイ2A,2Bが各々
接続されている。
【0013】本例では起動時では、CPU5がハードデ
ィスク7に格納された各種プログラムに従い、図2に示
す如きフレームメモリ制御部8のグラフィックデータ切
替部13に指令することにより、該グラフィックデータ
選択部13がグラフィックデータ制御部15Aを選択
し、該選択したグラフィックデータ制御部15Aを経る
ことにより、主メモリ6から取り込んだウィンドウ等の
描画データがフレームメモリ9Aに格納され、その格納
されたフレームメモリ9A内の描画データが対応するD
/A変換器10Aを介しディスプレイ2Aに出力するよ
うにしている。
【0014】フレームメモリ9A,9Bは図1及び図2
に示す如く各々一つのプレーンA〜Cがディスプレイ2
A,2B上に表示される1画面分の容量を有し、3つの
プレーンで構成された各々がウィンドウ単位の描画デー
タやマウスカーソルの描画データを保持するものであ
り、本例ではプレーンAにはウィンドウAの描画データ
が、プレーンBにはウィンドウBの描画データが、プレ
ーンCにはマウスカーソル17の描画データがそれぞれ
表示されている。ハードディスク7には、アプリケーシ
ョンソフトウェア,メモリ制御プログラム,ウィンドウ
マネージャプログラム,ウィンドウ画面の描画コマンド
の各データが格納され、マウス3や図示しないキーボー
ド等が操作されると、基本的にはそれら各データに基づ
きCPU5が処理を実行することとなる。
【0015】また、表示装置の実施例においては、マウ
ス3がオペレータの操作によってディスプレイ2A,2
Bに対する描画データの移動切替が実行された場合、一
方のディスプレイに表示されている描画データを他方の
ディスプレイに移動させて切替表示させるためにマウス
イベント制御部14を有したものである。
【0016】即ち、マウスイベント制御部14は、何れ
か一方のディスプレイ2A,2Bに描画データが表示さ
れていて、かつ通常一般的に設けられているマウスの右
イベントボタンと左イベントボタンとの何れかが表示の
切替操作(以下、これをイベントボタン切替操作と云
う)されたとき、CPU5からの指令によりその旨をグ
ラフィックデータ切替部13に対して通知すると共に、
ハードディスク7内のウィンドウ画面切替処理プログラ
ムに従って切替処理を行う。その際、マウスイベント制
御部14は、レジスタに記憶されているマウスイベント
ボタン情報と、現在表示しているディスプレイの位置情
報とに基づき切替操作の処理を行う。
【0017】そして、グラフィックデータ切替部13
は、マウスイベント制御部14からのマウスボタンイベ
ント通知に従い、グラフィックデータ制御部15Aと1
5Bとの何れかに対し、表示すべき描画コマンドを送
る。従って、グラフィックデータ切替部13は、マウス
イベント制御部14からの指令に応じグラフィックデー
タ制御部15A,15Bを選択的に切り替えるスイッチ
機能を果たし、例えばマウスの左ボタンが操作されたと
きはグラフィックデータ制御部15Aに、マウスの右ボ
タンが操作されたときはグラフィックデータ制御部15
Bに描画コマンドを送るようにしている。このように動
作させるためのマウスイベント制御処理プログラム及び
画面切替処理プログラムは予めハードディスク7に格納
され、マウス3がイベントボタン操作されたときに、全
てCPU5からの指令に基づきマウスイベント制御部1
4が動作するものである。
【0018】次に、CPU5からの指令に基づきマウス
イベント制御部14がディスプレイの表示を切り替える
場合の制御動作について述べる。今、例えば左側のディ
スプレイ2Aに図2に示す如く表示されてあって、その
最も表側に表示されているウィンドウAを右側のディス
プレイ2Bに切り替える場合には、まずマウス3でディ
スプレイ2A上のマウスカーソル17をウィンドウA内
に移動させ、この状態でマウス3の左イベントボタンを
クリックすると、CPU5からの指令によりマウスイベ
ント制御部14は、ハードディスク7に格納されている
ウィンドウマネージャプログラムに基づき、ウィンドウ
Aの描画データをハードディスク7に格納する一方、ハ
ードディスク7に格納されているマウスイベント制御処
理プログラムに基づき、ディスプレイ2A上のウィンド
ウAをディスプレイ2Bに移動して表示可能なアクティ
ブ画面として、図2に示す如く切替えすべきウィンドウ
画面全体を破線(あるいはウィンドウA全体を点滅)に
させるような状態で表示させ、オペレータが視認しやす
いようにする。このとき同時に、グラフィックデータ切
替部13に対し切替えの旨を通知し、かつそのイベント
ボタン操作の内容を記憶する。
【0019】上述の如く、一方のディスプレイ2A上の
ウィンドウA画面がアクティブ画面状態にあるとき、次
いでマウス3の右イベントボタンがクリックされると、
マウスイベント制御部14は、前記記憶しておいたイベ
ント操作の内容を確認すると共に、右イベントボタンの
内容を記憶し、これら記憶したイベントボタンの内容を
比較することにより切替可能な結果となると、ウィンド
ウ画面切替処理プログラムとウィンドウマネージャプロ
グラムとにより、ディスプレイ2A上に表示しているウ
ィンドウAの描画データを消去する。
【0020】このとき、マウスイベント制御部14がデ
ィスプレイ2A上の最も表側にウィンドウBを再描画さ
せるべく、またウィンドウAの描画コマンドをクリアす
べくグラフィックデータ切替部13に指示する。これに
より、まず、グラフィックデータ切替部13がウィンド
ウAの描画クリアコマンドをグラフィックデータ制御部
15Aに送ると、グラフィックデータ制御部15Aがウ
ィンドウAの表示エリアを消去する。その後、CPU5
は、グラフィックデータ制御部15Aによる消去をウィ
ンドウマネージャプログラムに基づいて検出すると、主
メモリ6に格納されているウィンドウBの描画データを
取出し、その描画データをグラフィックデータ切替部1
3を介しグラフィックデータ制御部15Aに送ると、該
グラフィックデータ制御部15Aがフレームメモリ9A
にその描画データを書き込むことにより、今までウィン
ドウAによって隠れていたウィンドウBの描画データを
再描画する。
【0021】そして、グラフィックデータ制御部14
は、ウィンドウ画面切替処理プログラムとウィンドウマ
ネージャプログラムとに基づき、ハードディスク7に格
納しておいたウィンドウAの描画データを取出し、グラ
フィックデータ切替部13を介しグラフィックデータ制
御部15Bに送ると、該グラフィックデータ制御部15
Bがフレームメモリ9Bの最も表側のプレーンAにその
描画データを書き込むことにより、ディスプレイ2B上
にウィンドウAが表示される。
【0022】従って、オペレータがマウス3の左イベン
トボタンを一旦クリックすることによりアクティブ状態
を確認することができ、次いで、右イベントボタンをク
リックすることにより、ディスプレイ2A上の最も表側
に表示されているウィンドウAの描画データが、ディス
プレイ2B上の最も表側に表示され、かつディスプレイ
2A上に隠れていたウィンドウBの描画データが最も表
側に表示されることとなる。また、切替表示の前の時点
で、ディスプレイ2B上の最も表側にウィンドウAの描
画データが表示されていれば、このウィンドウAの描画
データをディスプレイ2A上に移動し切替表示するよう
にするには、オペレータは、マウス3の左イベントボタ
ンと右イベントボタンとの操作を逆にすればよいことが
理解できよう。
【0023】その結果、オペレータがマウス3の左右の
両イベントボタンを順次操作することにより、二台のデ
ィスプレイに対する描画データの移動切替を極めて容易
に行うことができ、しかもウィンドウA上でマウスカー
ソル17が何れの位置にあっても、確実に移動切替がで
きるので第一の従来技術のように移動位置が特定される
ことがなく、また表示されているウィンドウAの中に従
来技術のようにソフト的に切替スイッチ等を表示させて
おくことがないので、見栄えも良好となるものである。
しかも、描画データのアクティブ状態では対象の描画デ
ータが破線表示や点滅表示の状態となり、他の重なって
表示されているウィンドウ画面B等と異なる表示となる
ので、オペレータは容易に視認することができ、これに
よっても現在の状態がどのようなことであるのかオペレ
ータの使い勝ってもよい。
【0024】また本例では、マウス3の左イベントボタ
ン,右イベントボタンの位置が、図1及び図2に示す左
側のディスプレイ2A,右側のディスプレイ2Bの位置
に対応させているので、左右のディスプレイ2A,2B
に対する描画データの移動操作を容易に行うことがで
き、その点からも操作性がいっそう良好となるものであ
る。
【0025】なお、上述した処理動作においては、マウ
ス3がオペレータによりイベントボタン操作されたと
き、マウスイベント制御部14が描画データを一方のデ
ィスプレイから他方のディスプレイに表示させるように
しているが、次に、その切替の表示が可能か否かをレジ
スタの内容に基づいて判定することを図3及び図4に従
い説明する。マウスイベント制御部14に設けられてい
るレジスタRegとしては、図3に示すように、マウス
ボタン押下情報Reg1と、マウスボタン前回情報Re
g2と、描画データとしてのウィンドウの切替Reg3
と、同じく描画データとしてのウィンドウの切替方向前
回指示Reg4と、同じくウィンドウの切替方向指示R
eg5とを有し、それらのデータを以下に(D0,D
1)として説明する。
【0026】ここで、マウスボタン押下情報Reg1
は、イベントボタンが押下された最新の情報を記憶する
レジスタであり、例えば右イベントボタンが押されると
(1,0)に、また左イベントボタンが押されると
(0,1)にセットされる。
【0027】マウスボタン前回情報Reg2は、前回押
されたマウスのイベントボタン情報を記憶するものであ
って、例えば右イベントボタンが前回押されていると
(1,0)に、左イベントボタンが前回押されていると
(0,1)にセットされていることとなる。
【0028】ウィンドウ切替Reg3は、マウスイベン
ト制御部14がマウスイベント制御処理プログラムに基
づき、マウスボタン押下情報Reg1の内容とマウスボ
タン前回情報Reg2とを比較し、何れのイベントボタ
ンの後に何れのイベントボタンが押されたかを記憶する
ものであり、例えば右イベントボタンの次に左イベント
ボタンが押されたこと、または左イベントボタンの次に
右イベントボタンが押されたことを記憶する。
【0029】即ちこの場合、マウスボタン押下情報Re
g1が(1,0)で、マウスボタン前回情報Reg2が
(0,1)であるとき、またはマウスボタン押下情報R
eg1が(0,1)でマウスボタン前回情報Reg2が
(1,0)のときに、ウィンドウ切替Reg3のD0,
D1に1をそれぞれセットし、ウィンドウを切替可能な
アクティブ状態とし、またマウス押下情報Reg1のデ
ータとマウス前回情報Reg2のデータとが同じであれ
ば、ウィンドウをそのままにしておく。従って、このウ
ィンドウ切替Reg3は、マウスボタン押下情報Reg
1のデータと、マウスボタン前回情報Reg2のデータ
とを比較することにより、移動可能なアクティブ状態に
するか否かを判定することとなる。
【0030】ウィンドウ切替方向前回指示Reg4は、
前回ではグラフィックデータ制御部15A,15Bの何
れに描画データを送信したかを記憶するものである。従
って例えばウィンドウ切替方向前回指示Reg4が
(1,0)であれば、グラフィックデータ制御部15A
へデータを送信したことを、またウィンドウ切替方向前
回指示Reg4が(0,1)であれば、グラフィックデ
ータ制御部15Bへデータを送信したことを表してい
る。
【0031】ウィンドウ切替方向指示Reg5は、現在
グラフィックデータ制御部15A,15Bの何れに描画
データを送信するかをグラフィックデータ切替部13に
伝えるかを示すものであり、現在何れのグラフィックデ
ータ15A,15Bに描画データを送信しているかを記
憶する機能を兼備している。
【0032】従って、これらからなるレジスタは、ウィ
ンドウ切替Reg3が(1,1)で、かつマウスボタン
押下情報Reg1の内容とウィンドウ切替方向前回指示
Reg4の内容とが異なっているときのみ始めて書き込
まれるものである。そして、計算機1の起動時には、本
例では左側のディスプレイ2Aに描画データが表示され
るよう設定されているので、その状態から右側のディス
プレイ2Bに描画データを切替表示できるようマウスボ
タン押下情報Reg1,ウィンドウ切替方向前回指示R
eg4等がデフォルトとしてセットされる。
【0033】また、マウスボタン押下情報Reg1が
(1,0)でウィンドウ切替方向前回指示Reg4が
(0,1)のとき、ウィンドウ切替方向Reg5が
(1,0)であれば、グラフィックデータ制御部15B
への送信指示を示す。これにより、マウス3の前回のイ
ベントボタン操作と、次に押されたイベントボタン操作
とが同じであれば、ウィンドウ描画コマンドをグラフィ
ックデータ切替部13に対して送る指示はしない。
【0034】次に、マウスイベント制御部14がウィン
ドウ画面切替処理プログラムに基づきグラフィックデー
タ切替部13に対して送る描画コマンドデータフォーマ
ットの内容について図4を用いて説明する。この描画コ
マンドデータフォーマットはグラフィックデータ切替部
13に出力されることによりグラフィックデータ切替部
13が描画データの切替が可能となるものであり、図4
に示すように、ヘッド,フレームメモリアドレス,デー
タ長からなるデータフォーマットと、描画コマンドデー
タとからなっている。このうち、ヘッダはグラフィック
データ切替部13に対し、何れのグラフィックデータ制
御部15A,15Bにデータを送信するかを指示する。
フレームメモリアドレスはグラフィックデータ切替部1
3に対し、何れのフレームメモリ9A,9Bにデータを
送信するかを指示する。データ長はグラフィックデータ
切替部13に送信される描画コマンドデータのキャラク
タ長を示している。また描画コマンドデータはグラフィ
ックデータ制御部15A,15Bに送信するデータを示
している。
【0035】次に、上記各レジスタの内容に基づくマウ
スイベント制御部14の制御動作を図5により詳細に説
明する。まず、ディスプレイ2Aと2Bとの何れかにア
プリケーションソフトのウィンドウ画面及びマウスカー
ソルからなる描画データが表示されているとき、オペレ
ータによりマウス3がイベントボタン操作されると、C
PU5からの指令によりマウスイベント制御部14は、
マウスイベント制御処理プログラムに従い、まず、マウ
スのイベントボタン情報をマウスボタン押下情報Reg
1へ格納する(ステップ50)。
【0036】次いで、マウスイベント制御部14は、マ
ウスボタン押下情報Reg1と、前回押下されたマウス
ボタン前回情報Reg2との内容を比較する(ステップ
51)。その比較結果、マウスボタン押下情報Reg1
とマウスボタン前回情報Reg2との内容が同じであれ
ば、マウスボタン押下情報Reg1の内容をマウスボタ
ン前回情報Reg2の内容に格納して更新することとな
るが(ステップ53)、それらReg1とReg2との
内容が同じでない場合には以下の処理を実行する。
【0037】即ち、まず、ウィンドウ切替Reg3に図
4に示す如く(1,1)を書き込み(ステップ52)、
またマウスボタン押下情報Reg1の内容をマウスボタ
ン前回情報Reg2の内容に格納した後(ステップ5
4)、ウィンドウ切替方向前回指示Reg4とマウスボ
タン押下情報Reg1とを比較する(ステップ55)。
【0038】このステップ55の処理結果、ウィンドウ
切替方向前回指示Reg4とマウスボタン押下情報Re
g1とが同じ場合には、ウィンドウ切替Reg3をクリ
アすることとなるが(ステップ57)、同じでない場合
には、ウィンドウ切替方向指示Reg5の内容にマウス
ボタン押下情報Reg1の内容を書き込む(ステップ5
8)。その後、ウィンドウ切替方向前回指示Reg4の
内容にウィンドウ切替方向指示Reg5の内容を書き込
み(ステップ58)、ハードディスク7に格納されてい
るウィンドウ画面切替処理プログラムを起動することに
より(ステップ59)、一方のディスプレイに表示され
ている描画データを、他方のディスプレイに切替えて表
示することが可能なアクティブ状態とする。従って、マ
ウスイベント制御部14は、マウス3がイベントボタン
操作されたとき、マウスボタン押下情報Reg1の内容
とマウスボタン前回情報Reg2の内容が違っていて、
かつウィンドウ切替方向前回指示Reg4の内容とマウ
スボタン押下情報Reg1の内容とが違っていると、一
方のディスプレイに表示されている描画データが他方の
ディスプレイに切替え表示可能なアクティブ状態とな
り、これにより、CPU5からの指令によりウィンドウ
画面切替処理プログラムを起動する。
【0039】次に、マウスイベント制御部14がウィン
ドウ画面切替処理プログラムに基づいて動作する内容に
ついて図6により説明する。図5に示したステップ59
の如く、ディスプレイに表示されているアプリケーショ
ンソフトのウィンドウ画面及びマウスカーソルからなる
描画データがアクティブ状態となり、ウィンドウ画面切
替処理プログラムが起動されると、マウスイベント制御
部14は、まずグラフィックデータ制御部15Aへのデ
ータ送信指示なのか、あるいはグラフィックデータ制御
部15Bへのデータ送信指示なのかを判定するため、ウ
ィンドウ切替方向指示Reg5の内容をチェックする
(ステップ60)。
【0040】そのチェック結果、ディスプレイ2A,2
Bのうち、図2に示す如く、ディスプレイ2A上のウィ
ンドウA及びマウスカーソル17からなる描画データが
表示されてあって、その描画データがアクティブ状態と
なっている場合には、グラフィックデータ制御部15B
へのデータ送信指示となり、ステップ67以降の処理が
実行され、またディスプレイ2B上のウィンドウ及びマ
ウスカーソルからなる描画データが表示されてあって、
その描画データがアクティブ状態となっている場合に
は、グラフィックデータ制御部15Aへのデータ送信指
示となり、ステップ61以降の処理が実行されるが、こ
こでは便宜上図2に対応させ、ステップ67以降の処理
について述べる。
【0041】即ち、グラフィックデータ制御部15Bへ
のデータ送信指示であると、マウスイベント制御部14
はウィンドウマネージャプログラムでアクティブとなっ
ているかを確認する(ステップ67)。次いで、アクテ
ィブとなっていなければ、後述するステップ72以降の
処理を実行することとなるが、アクティブとなっていれ
ば、アクティブとなっている描画データと対応する描画
データを、主メモリ6から取り込んでハードディスク7
に格納する(ステップ68)。
【0042】そして、マウスイベント制御部14は、グ
ラフィックデータ制御部15Aのヘッダ情報とアクティ
ブウィンドウのクリアコマンドを含むデータフォーマッ
トを編集し、グラフィックデータ制御部15Aに対しグ
ラフィックデータ切替部13を介しアクティブウィンド
ウクリアコマンドを出力する(ステップ69)。次い
で、アクティブウィンドウを消去したことによりアクテ
ィブウィンドウに隠れていたウィンドウの描画データ
を、グラフィックデータ制御部15Aのヘッダ情報とア
クティブウィンドウに隠れていたウィンドウの描画デー
タとを含むデータフォーマットを編集してグラフィック
データ切替部13に出力し(ステップ70)、またグラ
フィックデータ制御部15Bのヘッダ情報とハードディ
スク7へ格納しておいたアクティブウィンドウの描画デ
ータを含むデータフォーマットを編集してグラフィック
データ切替部13に出力する(ステップ71)。
【0043】その後、マウスイベント制御部14は、グ
ラフィックデータ切替部13を介しグラフィックデータ
制御部15Aに対しマウスカーソルの描画データを消去
する旨を出力すると共に、グラフィックデータ制御部1
5Bに対しマウスカーソルの描画データを表示する旨を
出力することにより終了する(ステップ72)。
【0044】これにより、ディスプレイ2Aに表示され
ているウィンドウAがディスプレイ2Bにマウスカーソ
ル17と共に図2に示す如く移動して切替表示されると
共に、ディスプレイ2A上のウィンドウAがマウスカー
ソル17と共に消え、そのディスプレイ2A上にはウィ
ンドウBのみが表示された状態となる。従って、オペレ
ータは、マウス3のイベントボタン操作を二度クリック
するだけで、左側のディスプレイ2Aから右側のディス
プレイ2BにウィンドウAをマウスカーソル17と共に
切り替え表示することができるので、切替え操作が極め
て容易に行え、しかもマウスカーソル17の位置がウィ
ンドウAの任意の位置にあれば、クリック操作するだけ
で確実に切替えることができる。
【0045】なお、ディスプレイ2Bに描画データが表
示されてあって、その描画データをディスプレイ2Aに
切替え表示させる場合には、ステップ61〜66の処理
を実行するが、基本的には前述した処理内容に準じてい
るので、ここではその説明を省略する。
【0046】また以上の実施例では、ディスプレイ2
A,2B上に表示されているウィンドウ画面をマウスカ
ーソル17と移動させる場合についてのみ述べたが、マ
ウスカーソル17のみを移動させることもできる。即
ち、例えば図7に示すように、右側のディスプレイ2A
上にウィンドウDとマウスカーソル17との描画データ
が表示されている場合、オペレータがマウスカーソル1
7の位置をウィンドウDの位置から外れた位置までずら
し、そのずらした状態で左側のイベントボタンを操作し
てマウスカーソル17のみをディスプレイ2Bへの切替
えの表示が可能なアクティブ状態とする。次いで、オペ
レータにより右側のイベントボタンを操作することによ
り、図7に示す如くマウスカーソル17のみをディスプ
レイ2B上に描画データとして表示させることができ
る。そのため、図示していないが、マウスイベント制御
部14には切替えの表示を可能とするレジスタを有し、
このレジスタの内容に基づきマウスカーソル17のみの
切替えの有無も判定し、その判定結果、切替えが可能で
あるとき、ディスプレイ2A,2B間を移動できるよう
にしている。
【0047】従って、ディスプレイ2A,2B間でアプ
リケーションソフトウェアのウィンドウ画面と共にマウ
スカーソル17を移動させることができるばかりでな
く、マウスカーソル17だけの移動もできるので、オペ
レータは二個のディスプレイでそれぞれ異なる操作を行
うこともでき、オペレータの操作性をよりいっそう簡便
化することができる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明方法の請求項
1,2によれば、一方のディスプレイ上に描画データが
表示された状態にあるときに、オペレータがマウスをイ
ベントボタン操作すると、その操作したマウスイベント
ボタンの操作内容に基づき一方のディスプレイ上の描画
データを他方のディスプレイ上への切替えの表示が可能
か否かを判定すると共に、その判定結果、切替の表示が
可能な場合にマウスを再度イベントボタン操作されたと
き、一方のディスプレイ上の描画データを他方のディス
プレイ上に切替えて表示させるようにしたので、簡単な
操作で確実に描画データを一方のディスプレイから他方
のディスプレイに移動させることができ、オペレータの
操作性を確実に高めることができる効果がある。そし
て、請求項3によれば、ウィンドウ画面とマウスカーソ
ルとの描画データを一緒に切替え表示できるばかりでな
く、マウスカーソルだけでも切替え表示できるので、複
数台のディスプレイを操作するための使い勝手がいっそ
う高まる効果がある。
【0049】また、本発明装置の請求項4,5,6によ
れば、上記請求項1,2,3の方法発明を的確に実施し
得る効果があり、請求項6によれば、複数のウィンドウ
画面が重なった状態であっても、ディスプレイの切替え
表示を的確に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための表示装置の一実施
例を示す概略ブロック図。
【図2】同じく表示装置の具体的構成を示す説明用ブロ
ック図。
【図3】マウスイベント制御部における各レジスタの内
容を示す説明図。
【図4】マウスイベント制御部のグラフィックデータ切
替部に対する描画コマンドフレームの内容を示す説明
図。
【図5】マウスイベント制御処理プログラムの処理を示
すフロー。
【図6】ウィンドウ画面切替処理プログラムの処理を示
すフロー。
【図7】マウスカーソルのみを一方のディスプレイから
他方のディスプレイに切替える場合の説明図。
【符号の説明】
1…計算機、2A,2B…ディスプレイ、3…マウス、
5…CPU、6…主メモリ、7…ハードディスク、8…
フレームメモリ制御部、9A,9B…フレームメモリ、
13…グラフィックデータ切替部、14…マウスイベン
ト制御部、15A,15B…グラフィックデータ制御
部、17…マウスカーソル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金澤 資文 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 草本 宗太 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 橋本 忠彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 Fターム(参考) 5C082 AA13 AA24 AA34 AA36 BA12 CA63 CB01 DA87 MM09 5E501 AA05 AC24 AC35 BA05 CA03 CB09 DA03 EA34 FA02 FA06 FB22 FB43

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機に基づいて処理された描画データ
    を表示する少なくとも二台のディスプレイを備え、何れ
    か一方のディスプレイ上に表示されている描画データ
    を、マウスの操作により他方のディスプレイ上に切替え
    て表示させる表示方法において、一方のディスプレイ上
    に描画データが表示された状態にあってかつマウスがイ
    ベントボタン操作されたとき、その操作されたマウスイ
    ベントボタンの操作内容に基づき一方のディスプレイ上
    の描画データを他方のディスプレイ上への切替えの表示
    が可能か否かを判定すると共に、その判定結果、切替の
    表示が可能な場合でかつマウスが再度イベントボタン操
    作されたとき、一方のディスプレイ上の描画データを他
    方のディスプレイ上に切替えて表示させるようにするこ
    と特徴とする表示方法。
  2. 【請求項2】 計算機に基づいて処理された描画データ
    を表示する少なくとも二台のディスプレイを備え、何れ
    か一方のディスプレイ上に表示されている描画データ
    を、マウスの操作により他方のディスプレイ上に切替え
    て表示させる表示方法において、一方のディスプレイ上
    に描画データが表示された状態にあってかつマウスがイ
    ベントボタン操作されたとき、その操作されたマウスイ
    ベントボタンの内容に基づき一方のディスプレイ上の描
    画データを他方のディスプレイ上への切替えが表示可能
    なアクティブ状態とするアクティブ工程と、このアクテ
    ィブ状態にあってかつマウスがイベントボタン操作され
    たとき、一方のディスプレイ上の描画データを他方のデ
    ィスプレイ上に切替えて表示する切替工程とを有するこ
    とを特徴とする表示方法。
  3. 【請求項3】 前記アクティブ工程は、一方のディスプ
    レイ上に表示されたアプリケーションソフトウエアのウ
    ィンドウ画面及びその画面上に位置するマウスカーソル
    からなる描画データと、一方のディスプレイ上において
    アプリケーションソフトウェアのウィンドウ画面から外
    れた位置に表示されているマウスカーソルからなる描画
    データとの何れかをアクティブ状態とすることを特徴と
    する請求項1に記載の表示方法。
  4. 【請求項4】 計算機と、該計算機に基づいて処理され
    た描画データを表示する少なくとも二台のディスプレイ
    と、各ディスプレイ対応のフレームメモリ内に描画デー
    タをそれぞれ格納するグラフィックデータ制御部を有
    し、かつマウスのイベントボタン操作により一方のディ
    スプレイ上の描画データを他方のディスプレイ上に切替
    えて表示させるフレームメモリ制御手段とを備えた表示
    装置において、フレームメモリ制御手段は、それぞれの
    グラフィックデータ制御部を選択的に切替えるグラフィ
    ックデータ切替部と、マウスのイベントボタンが操作さ
    れたとき、そのイベントボタンの操作の履歴データ及び
    ディスプレイに対する描画の送信データに基づき、グラ
    フィックデータ切替部のグラフィックデータ制御部に対
    し他方のディスプレイでの表示を可能にすべく、切替の
    有無を指令するマウスイベント制御部とを有することを
    特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 計算機と、該計算機に基づいて処理され
    た描画データを表示する少なくとも二台のディスプレイ
    と、各ディスプレイ対応のフレームメモリ内に描画デー
    タをそれぞれ格納するグラフィックデータ制御部を有
    し、かつマウスのイベントボタン操作により一方のディ
    スプレイ上の描画データを他方のディスプレイ上に切替
    えて表示させるフレームメモリ制御手段とを備えた表示
    装置において、フレームメモリ制御手段は、それぞれの
    グラフィックデータ制御部を選択的に切替えるグラフィ
    ックデータ切替部と、マウスのイベントボタンが操作さ
    れたとき、そのイベントボタンの操作の履歴データ及び
    ディスプレイに対する描画の送信データに基づき、グラ
    フィックデータ切替部のグラフィックデータ制御部に対
    し他方のディスプレイでの表示を可能にすべく、切替の
    有無を指令するマウスイベント制御部とを有し、かつ該
    マウスイベント制御部は、一方のディスプレイに描画デ
    ータが表示された状態にあって、かつマウスの一方のイ
    ベントボタンが操作されたとき、マウスのイベントボタ
    ンの操作履歴データとディスプレイに対する描画の送信
    データとに基づき、一方のディスプレイ上の描画データ
    を他方のディスプレイ上への切替えの表示が可能か否か
    を判定すると共に、その判定結果、切替えの表示が可能
    な場合のみ、その一方の描画データを切替え可能なアク
    ティブ状態として表示する手段と、アクティブ状態にあ
    ってかつマウスの他方のイベントボタン操作されたと
    き、グラフィックデータ切替部を介し他方のディスプレ
    イに対応のグラフィックデータ制御部より描画データを
    出力させる手段とからなることを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 前記マウスイベント制御部のアクティブ
    状態として表示する手段は、一方のディスプレイ上に表
    示されたアプリケーションソフトウエアのウィンドウ画
    面及びその画面上に位置するマウスカーソルからなる描
    画データと、一方のディスプレイ上においてアプリケー
    ションソフトウェアのウィンドウ画面から外れた位置に
    表示されているマウスカーソルからなる描画データとの
    何れかをアクティブ状態とすることを特徴とする請求項
    5に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記マウスイベント制御部は、一方のデ
    ィスプレイ上に複数のウィンドウ画面が順次重なった状
    態で描画されている場合、アクティブ状態にあってかつ
    マウスの他方のイベントボタン操作されたとき、一方の
    ディスプレイに表示されている描画データを消去すると
    共に、その消去した次のウィンドウ画面を最も表側に描
    画する手段を有することを特徴とする請求項5に記載の
    表示装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009043035A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Meidensha Corp 画面表示方法とそのシステム及びプログラム
WO2011108109A1 (ja) 2010-03-05 2011-09-09 富士通株式会社 画像表示システム、情報処理装置、表示装置、および画像表示方法
JP2013546046A (ja) * 2010-10-01 2013-12-26 ゼット124 デバイスフリップ中にディスプレイを移動させる方法及び装置
US9582235B2 (en) 2011-09-27 2017-02-28 Z124 Handset states and state diagrams: open, closed transitional and easel
CN111966315A (zh) * 2020-08-17 2020-11-20 本钢板材股份有限公司 一种火焰清理机hmi显示画面的改进方法

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