JPH11232005A - マルチウィンドウ制御装置 - Google Patents

マルチウィンドウ制御装置

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Publication number
JPH11232005A
JPH11232005A JP5145598A JP5145598A JPH11232005A JP H11232005 A JPH11232005 A JP H11232005A JP 5145598 A JP5145598 A JP 5145598A JP 5145598 A JP5145598 A JP 5145598A JP H11232005 A JPH11232005 A JP H11232005A
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JP5145598A
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Koji Arai
孝二 荒井
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウィンドウのアクティブ及び非アクティブの
状態に関わらず指定したウィンドウを常に最前列に表示
することができるマルチウィンドウ制御装置を提供する
こと。 【解決手段】 マルチウィンドウ制御装置100は、ウ
ィンドウやポインタを表示するためのCRT表示器等か
ら構成される表示装置10と、マウス等から構成される
ポインティングデバイス12と、このポインティングデ
バイス12から入力されるポインタ移動信号やクリック
信号に基づいて表示装置10の制御を行うCPU14と
を備えている。CPU14は、表示装置10の表示画面
上において、ポインティングデバイス12による特定の
操作がなされた1つのウィンドウをそのアクティブ及び
非アクティブに関わらず前記複数のウィンドウの最前列
に表示する最前列表示処理を行うウィンドウ制御手段1
6を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のウィンドウを
表示させるマルチウィンドウ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からパーソナルコンピュータなどの
情報処理装置においては、CRT表示器などの表示画面
上に複数のウィンドウをその一部が重複された状態で表
示するマルチウィンドウ表示方法が採用されている。こ
のような複数のウィンドウの表示制御を行うマルチウィ
ンドウ制御装置は、複数のウィンドウが同一画面上に表
示されている場合、入力等の処理を行うことが可能な1
つのアクティブなウィンドウのみを複数のウィンドウの
最前列に表示し、これ以外の全てのウィンドウを入力等
の処理ができない非アクティブなウィンドウとしてアク
ティブなウィンドウの後列に表示する制御を行う。
【0003】図4は、このようなマルチウィンドウ制御
装置において、2つのウィンドウが同一画面上に表示さ
れ、しかもアクティブなウィンドウ42と非アクティブ
なウィンドウ41がその一部が重なって表示されている
状態を示す。アクティブなウィンドウ42が最前列に表
示されるため、非アクティブなウィンドウ41の表示内
容の一部がアクティブなウィンドウ42に重なって隠さ
れてしまっている。なお、図中タイトルバー43の箇所
が網掛けで表示されているウィンドウ42は、そのウィ
ンドウがアクティブであることを示している。
【0004】図4に示す状態では、非アクティブなウィ
ンドウ41の表示内容を参照しながらアクティブなウィ
ンドウ42上で編集等の作業を行う場合、アクティブな
ウィンドウ42が最前列に表示されているため、非アク
ティブなウィンドウ41の隠された部分の内容を参照す
ることができないという不都合が生じる。
【0005】このような不都合を解消して非アクティブ
なウィンドウ41の表示内容を参照して編集等の作業を
行うためには、お互いのウィンドウ41、42が重なら
ないように移動するか、2つのウィンドウ41、42の
サイズを変更するか、あるいは、隠された部分の内容を
見るために一旦参照用ウィンドウ41をアクティブにし
てこのウィンドウ41を最前列に表示して内容を参照
し、再び編集用の元のウィンドウ42をアクティブに切
り換えてこのウィンドウ42を最前列に表示させるかし
なければならず、いずれにしても煩わしい操作を行わな
ければならないという問題がある。また、同一画面上に
表示されているウィンドウの数が増えるほど、操作もよ
り煩雑となる。
【0006】上記のような煩わしい操作をなくし、非ア
クティブなウィンドウの表示内容を参照しながら編集等
の作業を行う際の操作性を改善したマルチウィンドウ制
御装置に関する従来技術として、例えば、特開平9−0
91111「GUI環境におけるウインドウ制御装置」
に記載された技術が知られている。この従来技術は、ポ
インティングデバイスによってウィンドウを指定する際
の操作として、シングルクリック及びダブルクリックの
2つを用いている。そして、このウィンドウ指定操作が
シングルクリックによって行われたか、ダブルクリック
によって行われたかを検出することにより、指定された
ウィンドウをアクティブにしてかつ最前列に移動して表
示するか、または指定されたウィンドウをアクティブに
はするが最前列には移動しないようにしたものであり、
操作性の改善が図られている。
【0007】以下に、この従来技術の一実施例について
図面を参照して説明する。図5(A)は同一画面上に2
つのウィンドウ51、52がその一部を重複された状態
で表示され、しかもアクティブなウィンドウ52が最前
列に表示され、非アクティブなウィンドウ51がアクテ
ィブなウィンドウ52より後列に表示されている状態を
示している。なお、図5において、タイトルバー54の
箇所が網掛けで表示されているウィンドウは、そのウィ
ンドウがアクティブであることを示している。
【0008】図5(A)に示す状態で、ウィンドウ51
の内部にカーソル53が表示されているときにポインテ
ィングデバイスによるシングルクリックが検出されるこ
とにより指定されたウィンドウ51はアクティブになり
かつ最前列には移動されない。この結果、ポインティン
グデバイスのクリックによりウィンドウを指定するとい
う容易な操作のみで、図5(B)に示す状態となり、非
アクティブなウィンドウ52の内容を参照しながら、ア
クティブなウィンドウ51上で編集等の作業をすること
が可能となる。
【0009】また、図5(A)に示す状態で、ウィンド
ウ51の内部にカーソル53が表示されているときにダ
ブルクリックが検出されることにより、指定されたウィ
ンドウ51はアクティブになりかつ最前列に移動され
る。この結果、ポインティングデバイスのクリックによ
りウィンドウを指定するという容易な操作のみで、図5
(C)の状態になる。この操作は指定したウィンドウを
アクティブにしてこのウィンドウの全部を表示させたい
場合に使用できる。なお、シングルクリックとダブルク
リックによる動作を上述の説明と逆にして、ダブルクリ
ックで指定したウィンドウをアクティブにして最前列に
移動させないようにし、シングルクリックで指定したウ
ィンドウをアクティブにしてこのウィンドウの全部を表
示させるようにしてもよい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、ポインティングデバイスのシングルクリックまた
はダブルクリックの操作によって指定されたウィンドウ
が必ずアクティブにされる。したがって、編集などの作
業対象であるアクティブなウィンドウによって隠された
非アクティブなウィンドウの表示内容を参照する際に、
この非アクティブなウィンドウをポインティングデバイ
スで指定して最前列に表示させると、この非アクティブ
なウィンドウが自動的にアクティブとなり、かつ、作業
対象のウィンドウが非アクティブとなってしまうので、
この作業対象のウィンドウを再びポインティングデバイ
スで指定してアクティブに戻さなくてはならず、煩雑な
操作を行わなくてはならないという問題が生じる。ま
た、指定したウィンドウを最前列に移動するか否かの区
別をポインティングデバイスのシングルクリック、ダブ
ルクリックの操作の違いで指定しなくてはならず、この
操作の違いを忘れてしまったり、操作の違いを取り違え
て操作ミスを犯すおそれがある。また、シングルクリッ
クによりウィンドウを指定してアクティブにしたつもり
であっても、このシングルクリック直後になされた別の
目的のシングルクリック(例えばカーソルの位置決定等
のためのシングルクリック操作)を行ったときに、マル
チウィンドウ制御装置によってダブルクリックと判断さ
れて意図しないウィンドウ表示がなされるおそれがあ
る。またこれとは逆に、ダブルクリックをしたにも関わ
らず、マルチウィンドウ制御装置によって2つのシング
ルクリックと判断されて意図しないウィンドウ表示がな
されるおそれもある。本発明は前記事情に鑑み案出され
たものであって、本発明の目的は、ウィンドウのアクテ
ィブ及び非アクティブの状態に関わらず指定したウィン
ドウを常に最前列に表示することが可能であり、最前列
に表示したいウィンドウを容易な操作で間違いなく指定
することができるマルチウィンドウ制御装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、同一画面上にその一部が重複されつつ表示さ
れている複数のウィンドウの中でポインティングデバイ
スによって指定された1つのウィンドウをアクティブに
し、かつ、他の全てのウィンドウを非アクティブにする
マルチウィンドウ制御装置において、所望の1つのウィ
ンドウをそのアクティブ及び非アクティブに関わらず前
記複数のウィンドウの最前列に表示する最前列表示処理
を行うウィンドウ制御手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、同一画面上にその一部が重複されつつ
表示されている複数のウィンドウの中でポインティング
デバイスによって指定された1つのウィンドウをアクテ
ィブにし、かつ、他の全てのウィンドウを非アクティブ
にするマルチウィンドウ制御装置において、所望の1つ
の非アクティブなウィンドウを非アクティブなままで前
記複数のウィンドウの最前列に表示する最前列表示処理
を行うウィンドウ制御手段を設けたことを特徴とする。
【0012】本発明のマルチウィンドウ制御装置では、
所望の1つのウィンドウがそのアクティブ及び非アクテ
ィブに関わらず前記複数のウィンドウの最前列に表示さ
れる。また、本発明のマルチウィンドウ制御装置では、
所望の1つの非アクティブなウィンドウが非アクティブ
なままで前記複数のウィンドウの最前列に表示される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明のマルチウィンド
ウ制御装置の実施の形態を示すブロック図である。マル
チウィンドウ制御装置100は、ウィンドウやポインタ
を表示するためのCRT表示器等から構成される表示装
置10と、マウス等から構成されるポインティングデバ
イス12と、このポインティングデバイス12から入力
されるポインタ移動信号やクリック信号に基づいて表示
装置10の制御を行うCPU14とを備えている。
【0014】CPU14は、不図示の記憶装置に格納さ
れた制御プログラムに従って制御動作を実行するもので
あり、表示装置10の表示画面上において、ポインティ
ングデバイス12による特定の操作がなされた1つのウ
ィンドウをそのアクティブ及び非アクティブに関わらず
前記複数のウィンドウの最前列に表示する最前列表示処
理を行うウィンドウ制御手段16を実現するものであ
る。
【0015】図2は、表示装置10の表示画面の表示状
態を示す説明図である。図2(A)には、アクティブな
ウィンドウ32が最前列に表示され、非アクティブなウ
ィンドウ31がアクティブなウィンドウ32より後列に
表示されている状態を示している。なお、同図におい
て、ウィンドウ31、32がアクティブな場合には、そ
れぞれタイトルバー33、35に網掛けを付している。
【0016】各ウィンドウのタイトルバー33、35に
は、各ウィンドウ31、32のタイトル名33A、35
Aが表示されている。また、各ウィンドウ31、32に
は、これらのウィンドウが画面上に表示される際のサイ
ズを変更するためのサイズ変更ボタン等を含む不図示の
複数の操作ボタンが設けられている。これらの操作ボタ
ンはポインティングデバイス12のクリックによって操
作されるようになっている。本発明では、これらの操作
ボタンに加えてウィンドウ最前列表示ボタン34、36
がタイトルバーに設けられている。これらウィンドウ最
前列表示ボタン34、36がポインティングデバイス1
2のクリックによって指定されることによって、ウィン
ドウ制御手段16がクリックされたウィンドウ最前列表
示ボタンのウィンドウに対して最前列表示処理を実行す
るようになっており、この最前列表示処理が実行中ある
いは非実行中であることをウィンドウ最前列表示ボタン
の形態、濃淡及び色彩の少なくとも1つを変化させるこ
とによって表示するようになっている。図2において
は、ウィンドウ最前列表示ボタンの箇所に斜線が付され
ている場合に最前列表示処理が実行中であることを示し
ており、斜線が付されていない場合に最前列表示処理が
非実行中であることを示している。
【0017】次に、図3のフローチャートを参照してマ
ルチウィンド制御装置100の動作を説明する。まず、
最前列表示処理が実行されていない状態において、表示
装置10の表示画面上には、図2(A)に示すように、
2つのウィンドウ31、32が同一画面上にその一部が
重複されつつ表示されており、アクティブなウィンドウ
32が最前列に表示され、非アクティブなウィンドウ3
1がアクティブなウィンドウ32より後列に表示されて
いる。
【0018】この状態で図3に示すフローチャートの制
御動作が開始されると、ウィンドウ制御手段16は、最
前列表示処理が実行中か否かを判定する(S201)。
ここで、最前列表示処理は非実行中なので、ウィンドウ
最前列表示ボタン34、36のいずれかがポインティン
グデバイス12によってクリックされたか否かを判定す
る(S203)。ここで、非アクティブなウィンドウ3
1のウィンドウ最前列表示ボタン34がポインティング
デバイス12によってクリックされると、ウィンドウ制
御手段16は、図2(B)に示すように、クリックされ
た非アクティブなウィンドウ31をその非アクティブの
状態を変更することなく、常に最前列に表示させる最前
列表示処理を実行する(S206)。そして、ステップ
S201の処理へ移行する。この際、ウィンドウ制御手
段16は、クリックされたウィンドウ最前列表示ボタン
34を図中斜線で示すように最前列表示処理が実行中で
あることを表す表示状態にする。このとき、アクティブ
なウィンドウ32は、アクティブな状態を保ったままで
ウィンドウ31の後列に表示されている。したがって、
この状態で非アクティブなウィンドウ31の表示内容を
参照しながらアクティブなウィンドウ32上で編集等の
作業を行うことが可能となる。
【0019】一方、図3のステップS203でウィンド
ウ最前列表示ボタンのクリックがなされなかったときに
は、ウィンドウ最前列表示ボタン以外のウィンドウ内部
の箇所がクリックされたか否かを判定する(S20
7)。図2(A)に示す状態で、ウィンドウ最前列表示
ボタン34以外のウィンドウ31内部がクリックされる
と、ウィンドウ制御手段16は、クリックされたウィン
ドウ31をアクティブとし(S211)、このウィンド
ウ31を最前列に表示させる(S215)。このとき、
ウィンドウ制御手段16は、ウィンドウ32を非アクテ
ィブとする。そして、ステップS201の処理に移行す
る。したがって、表示装置10の表示画面は図2(A)
に示す状態から図2(C)に示す状態となる。
【0020】また、図2(B)に示すように表示画面が
ウィンドウ31に対する最前列表示処理が実行中である
状態にあった場合、ウィンドウ制御手段16は、ウィン
ドウ最前列表示ボタン34もしくは36がクリックされ
たか否かを判定する(S202)。ここで、ウィンドウ
最前列表示ボタン34もしくは36がクリックされた場
合には、最前列表示処理が実行中のウィンドウ31のウ
ィンドウ最前列表示ボタン34がクリックされたか否か
を判定する(S205)。最前列表示処理が実行中のウ
ィンドウ31のウィンドウ最前列表示ボタン34がクリ
ックされた場合には、このウィンドウ31の非アクティ
ブの状態を変更することなく最前列表示処理を解除して
(S210)、その時点でアクティブなウィンドウ32
を最前列に表示させる(S214)。この際、ウィンド
ウ制御手段16は、ウィンドウ最前列表示ボタン34を
ウィンドウ最前列処理が実行中であることを示す表示状
態からウィンドウ最前列処理が非実行中であることを示
す表示状態に切り換える。そして、ステップS201の
処理に移行する。つまり、表示画面は、図2(B)に示
す状態から図2(A)に示す状態になる。
【0021】また、表示画面が図2(B)に示す状態で
あった場合、ステップS202、S205の処理で後列
に表示されているウィンドウ32のウィンドウ最前列表
示ボタン36がクリックされると、ウィンドウ制御手段
16は、ウィンドウ31に対して実行していた最前列表
示処理を解除し(S209)、クリックされたウィンド
ウ最前列表示ボタン36のウィンドウ32のアクティブ
の状態を変更することなく、このウィンドウ32を常に
最前列に表示させる最前列表示処理を実行する(S21
3)。ここで、ウィンドウ制御手段16は、ウィンドウ
最前列表示ボタン34の表示を解除するとともに、クリ
ックされたウィンドウ最前列表示ボタン36を最前列表
示処理が実行中であることを示す表示状態とする。そし
て、ステップS201の処理に移行する。つまり、表示
画面は、図2(B)に示す状態から図2(D)に示す状
態になる。ここで、ウィンドウ制御手段12が実行する
ステップS209、S213の処理は特許請求の範囲の
解除処理に相当する。
【0022】また、表示画面が図2(D)に示す状態で
あった場合、ステップS202の処理において、ウィン
ドウ最前列表示ボタンがクリックされない場合には、ウ
ィンドウ最前列表示ボタン以外のウィンドウ31内部の
箇所がクリックされたか否かが判定される(S20
4)。ウィンドウ制御手段16は、ウィンドウ最前列表
示ボタン以外のウィンドウ31内部の箇所がクリックさ
れると、クリックされた非アクティブのウィンドウ31
をアクティブとする(S208)。次いで、このアクテ
ィブなウィンドウ31を最前列表示処理実行中のウィン
ドウ32のすぐ後列に表示させる(S212)。この場
合、ウィンドウ制御手段16は、ウィンドウ最前列表示
ボタン34、36がいずれもクリックされていないの
で、それらの表示状態を変化させない。そして、ステッ
プS201の処理に移行する。つまり、表示画面は、図
2(D)に示す状態から図2(E)に示す状態になる。
【0023】したがって、ウィンドウのアクティブ及び
非アクティブとは関わりなく、最前列に表示させたいウ
ィンドウのウィンドウ最前列表示ボタンをポインティン
グデバイスによってクリックすれば、このウィンドウを
最前列に表示させることができる。このため、最前列に
表示したいウィンドウを容易な操作で間違いなく指定す
ることができる。
【0024】例えば、非アクティブなウィンドウの表示
内容を参照しながら、アクティブなウィンドウ上で編集
等の作業を行う場合に、アクティブなウィンドウにより
隠された非アクティブなウィンドウの表示内容を参照し
ようとしたときには、ウィンドウ最前列表示ボタンをク
リックするだけで非アクティブなウィンドウを最前列に
表示させつつアクティブなウィンドウ上で編集等の作業
を継続することができ、従来と違ってウィンドウの移動
やサイズ変更、またはアクティブなウィンドウの切り換
え等の煩雑な作業を行う必要がない。
【0025】また、ウィンドウ最前列表示ボタンの表示
状態が最前列表示処理の実行中又は非実行中でそれぞれ
異なるので、画像表示装置の表示画面に複数のウィンド
ウが表示されている際に、最前列表示処理の実行及び解
除の指定を容易にかつ間違えることなく行うことができ
る。
【0026】なお、この実施の形態では、ポインティン
グデバイスとしてマウスを例示したが、ポインティング
デバイスとして例えばトラックボール等を使用してもよ
い。
【0027】本発明は、パーソナルコンピュータ等の情
報処理装置に好適であるが、同一画面上にその一部が重
複されつつ表示される複数のウィンドウを操作して処理
を行う電子機器に広く適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
同一画面上にその一部が重複されつつ表示されている複
数のウィンドウの中でポインティングデバイスによって
指定された1つのウィンドウをアクティブにし、かつ、
他の全てのウィンドウを非アクティブにするマルチウィ
ンドウ制御装置において、所望の1つのウィンドウをそ
のアクティブ及び非アクティブに関わらず前記複数のウ
ィンドウの最前列に表示する最前列表示処理を行うウィ
ンドウ制御手段を設けた構成とした。また、本発明は、
同一画面上にその一部が重複されつつ表示されている複
数のウィンドウの中でポインティングデバイスによって
指定された1つのウィンドウをアクティブにし、かつ、
他の全てのウィンドウを非アクティブにするマルチウィ
ンドウ制御装置において、所望の1つの非アクティブな
ウィンドウを非アクティブなままで前記複数のウィンド
ウの最前列に表示する最前列表示処理を行うウィンドウ
制御手段を設けた構成とした。
【0029】そのため、本発明では、ウィンドウ制御手
段が所望の1つのウィンドウに対して最前列表示処理を
行うことによってこの所望の1つのウィンドウをそのア
クティブ及び非アクティブに関わらず前記複数のウィン
ドウの最前列に表示させることができる。また、本発明
では、ウィンドウ制御手段が所望の1つの非アクティブ
なウィンドウに対して最前列表示処理を行うことによっ
てこの所望の1つの非アクティブなウィンドウを非アク
ティブなままで前記複数のウィンドウの最前列に表示さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチウィンドウ制御装置の実施の形
態における構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のマルチウィンドウ制御装置におけるマ
ルチウィンドウの表示状態を示す説明図である。
【図3】本発明のマルチウィンドウ制御装置の動作を示
すフローチャートである。
【図4】一般的なマルチウィンドウ制御装置におけるマ
ルチウィンドウの表示状態を示す説明図である。
【図5】従来のマルチウィンドウ制御装置における表示
画面を示す説明図である。
【符号の説明】
100……マルチウィンドウ制御装置、10……表示装
置、12……ポインティングデバイス、14……CP
U、16……ウィンドウ制御手段、31、32……ウィ
ンドウ、33、35……タイトルバー、33A、35A
……ウィンドウ名、34、36……ウィンドウ最前列表
示ボタン。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一画面上にその一部が重複されつつ表
    示されている複数のウィンドウの中でポインティングデ
    バイスによって指定された1つのウィンドウをアクティ
    ブにし、かつ、他の全てのウィンドウを非アクティブに
    するマルチウィンドウ制御装置において、 所望の1つのウィンドウをそのアクティブ及び非アクテ
    ィブに関わらず前記複数のウィンドウの最前列に表示す
    る最前列表示処理を行うウィンドウ制御手段を設けた、 ことを特徴とするマルチウィンドウ制御装置。
  2. 【請求項2】 同一画面上にその一部が重複されつつ表
    示されている複数のウィンドウの中でポインティングデ
    バイスによって指定された1つのウィンドウをアクティ
    ブにし、かつ、他の全てのウィンドウを非アクティブに
    するマルチウィンドウ制御装置において、 所望の1つの非アクティブなウィンドウを非アクティブ
    なままで前記複数のウィンドウの最前列に表示する最前
    列表示処理を行うウィンドウ制御手段を設けた、 ことを特徴とするマルチウィンドウ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記各ウィンドウはウィンドウ内に複数
    の操作ボタンを備え前記所望の1つのウィンドウは、前
    記複数の操作ボタンのうちの特定のボタンを前記ポイン
    ティングデバイスで指定することにより特定されること
    を特徴とする請求項1または2記載のマルチウィンドウ
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記各ウィンドウには最前列表示処理を
    行うウィンドウを特定するためのウィンドウ最前列表示
    ボタンが設けられ、前記特定のボタンは前記ウィンドウ
    最前列表示ボタンであることを特徴とする請求項3記載
    のマルチウィンドウ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記各ウィンドウはウィンドウ内にタイ
    トルバーを備え、前記ウィンドウ最前列表示ボタンは前
    記タイトルバーに設けられていることを特徴とする請求
    項4記載のマルチウィンドウ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ウィンドウ制御手段は、前記最前列
    表示処理が行われるウィンドウの特定の箇所に前記最前
    列表示処理が実行中又は非実行中であることを表す特定
    の表示を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    かに記載のマルチウィンドウ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記ウィンドウ制御手段は、前記画面上
    に表示される全てのウィンドウの特定の箇所に前記最前
    列表示処理が実行中又は非実行中であることを表す特定
    の表示を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    かに記載のマルチウィンドウ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記各ウィンドウには最前列表示処理を
    行うウィンドウを特定するためのウィンドウ最前列表示
    ボタンが設けられ、前記特定の箇所は、前記ウィンドウ
    最前列表示ボタンであり、前記特定の表示は、前記ウィ
    ンドウ最前列表示ボタンの形態、濃淡及び色彩の少なく
    とも1つを変化させることにより行われるものであるこ
    とを特徴とする請求項6または7記載のマルチウィンド
    ウ制御装置。
  9. 【請求項9】 前記ウィンドウ制御手段は、前記最前列
    表示処理を解除する解除処理を行うことを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載のマルチウィンドウ制御
    装置。
  10. 【請求項10】 前記解除処理は、前記最前列表示処理
    が終了した時点におけるアクティブなウィンドウを複数
    のウィンドウの最前列に表示する処理であることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかに記載のマルチウィン
    ドウ制御装置。
  11. 【請求項11】 前記解除処理は、前記最前列表示処理
    によりウィンドウの最前列に表示されたウィンドウの最
    前列表示ボタンを前記ポインティングデバイスにより指
    定することで行われる請求項9または10に記載のマル
    チウィンドウ制御装置。
  12. 【請求項12】 前記解除処理は、前記最前列表示処理
    によりウィンドウの最前列に表示されたウィンドウに対
    する前記ウィンドウ最前列処理を解除するとともに、最
    前列に表示されたウィンドウの後列に表示されているウ
    インドウに対して前記最前列表示処理を実行することを
    特徴とする請求項9記載のウィンドウ制御装置。
  13. 【請求項13】 前記解除処理は、前記最前列表示処理
    によりウィンドウの最前列に表示されたウィンドウの後
    列に表示されているウインドウの最前列表示ボタンを前
    記ポインティングデバイスにより指定することで行われ
    る請求項12記載のウィンドウ制御装置。
  14. 【請求項14】 前記ポインティングデバイスはマウス
    またはトラックボールであることを特徴とする請求項1
    乃至13のいずれかに記載のマルチウィンドウ制御装
    置。
JP5145598A 1998-02-16 1998-02-16 マルチウィンドウ制御装置 Pending JPH11232005A (ja)

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