JPH05173741A - ウィンドウシステム - Google Patents

ウィンドウシステム

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JPH05173741A
JPH05173741A JP3355916A JP35591691A JPH05173741A JP H05173741 A JPH05173741 A JP H05173741A JP 3355916 A JP3355916 A JP 3355916A JP 35591691 A JP35591691 A JP 35591691A JP H05173741 A JPH05173741 A JP H05173741A
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JP3355916A
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Yutaka Saito
裕 斎藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 頻繁に行われる操作を簡単に、かつ、誤りな
く行うことができるウィンドウシステムを提供する。 【構成】 ディスプレイ3に表示された通常のアイコン
を順次選択することによる画面の遷移の状態を、特定の
アイコンと対応させてマクロアイコン情報として登録
し、表示データ格納メモリ13に格納する。マクロアイ
コン情報を登録するか否かは、登録のための登録アイコ
ンをディスプレイ3に常時表示しておき、この登録アイ
コンをクリックすることにより以後指定されたアイコン
が順次マクロアイコン情報として登録される。再び登録
アイコンがクリックされると登録を終了する。登録され
たマクロアイコンもディスプレイ3に表示され、マウス
9でクリックされると、登録された一連の画面が遷移し
ながら表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウィンドウシステムに係
り、表示装置の画面上に表示されたアイコンを選択する
ことによりユーザからの指示を与える、例えばワードプ
ロセッサ、電子出版システム、電子ファイリングシステ
ム等において、動作定義可能なアイコンを持つウィンド
ウシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ワードプロセッサやマイクロコ
ンピュータ等の情報処理装置がオフィス等に広く普及し
ている。これら情報処理装置では、より操作性に優れた
装置を提供するために、ハード面、ソフト面からの支援
が行われてきている。例えば、従来からのキーボード入
力だけでなく、ポインティングデバイスとしてのマウス
やライトペンが使用されるようになっている。また、ウ
ィンドウシステムやアイコン(絵文字)の採用により、
入力の際の操作性を向上させている。
【0003】このような、情報処理装置に対する、操作
性の向上を目的とした従来の技術として、特開昭64−
26218号公報に示された技術がある。この技術は、
データ処理におけるメニュー処理方式において、オペレ
ータがキーボードから入力した指示の履歴を表意形式の
コマンドで残すようにしたものである。入力の指示履歴
を保存することによって、一連のメニュー処理を行って
いる途中で間違いに気付いた場合であっても、最初から
メニュー処理を行うことなく、残された履歴を使用して
任意の箇所から処理を行い、また内容も修正することが
できるようになっている。また、アイコンの表示に対す
るプログラムの動作を定義することができるようにした
技術として、特開昭64−88824号公報に記載され
た技術がある。この技術では、任意のアイコンを作成
し、それに特定の実行プログラムを割り当てることでそ
のプログラムを容易に起動することができるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭64−
26218号公報に示された技術では、画面上でのユー
ザの入力履歴が表意形式として残るため同じ操作の繰返
しを機械的に行うことはできるが、あくまで表現がコマ
ンド形式であった。このため、それだけを見てどのよう
な操作が行われるのかを理解するのは困難である。ま
た、格納された履歴を実行するために通常の操作とは別
の手続きをとる必要があり、ユーザが操作の一意性を見
いだせず全てのユーザが利用できるものではなかった。
一方、特開昭64−88824号公報に記載された技術
では、作成したアイコンの指定により特定の実行プログ
ラムを容易に起動することはできるが、プログラム内部
の流れを自由に変えることはできなたかった。それはプ
ログラム自身が流れの制御を行っているため、それを変
更するための機構をプログラムが持たないためである。
【0005】また、一般に、アイコンによって処理の内
容をユーザに選択させるシステムでは、個々のアイコン
毎に処理が割り付けられており、通常はその処理内容を
変えることはできない。ところが、万人向けに作ったシ
ステムでは冗長性があるため、ユーザが意図する処理を
行なうためには、複数個のアイコンを選択しなければな
らないことがよくある。このように、ユーザが一連の操
作を繰返し行う場合には、システムの操作性が著しく低
下し、アイコンの選択違いなどによる操作ミスも多発す
る可能性がある。さらに、実際にアイコンを使用して処
理を行う場合には、使用する頻度の高いアイコンは特定
されている場合が多いが、表示画面には、多数のアイコ
ンが表示されていた。このため、ユーザが使用しないア
イコンが表示されていると、誤操作や指定の迷いにつな
がりやすく、やはり操作性が低下していた。そこで、本
発明の目的は、頻繁に行われる操作を簡単に、かつ、誤
りなく行うことが可能なウィンドウシステムを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、画面の遷移内容をアイコン等のメニューに対応させ
て格納する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に記
憶されているメニューを指定する第1の指定手段と、こ
の第1の指定手段により指定された複数のメニューによ
る一連の画面の遷移を特定のメニューに対応させて格納
する第2の記憶手段と、この第2の記憶手段および前記
第1の記憶手段に格納されているメニューを表示する表
示手段と、この表示手段に表示されたメニューを指定す
る第2の指定手段と、この第2の指定手段により指定さ
れたメニューに対応する画面の遷移を制御する制御手段
とをウィンドウシステムに具備させて、前記した目的を
達成する。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
ウィンドウシステムに、さらに、第1の記憶手段に格納
されたメニューを表示する否かを指定する第3の指定手
段を具備させ、第1の記憶手段はこの指定手段で指定さ
れた情報を併せて格納し、表示手段は表示しない情報が
格納されていないメニューのみを表示し、制御手段は第
2の指定手段で表示しない情報が格納されていないメニ
ューが指定された場合にのみ画面の遷移を制御すること
により、前記した目的を達成する。請求項3記載の発明
では、請求項1または請求項2記載のウィンドウシステ
ムにおいて、第2の記憶手段に、指定された特定のメニ
ューを各オペレータ毎に格納させるとこにより、前記し
た目的を達成する。請求項4記載の発明では、請求項1
ないし請求項3記載のウィンドウシステムにおいて、ア
イコン、プルダウンメニューおよびポップアップメニュ
ーの少なくとも1以上をメニュー内容とすることによ
り、前記した目的を達成する。
【0008】
【作用】本発明のウィンドウシステムでは、ユーザは自
分が希望する一連の画面遷移となるようにメニューを順
次指定する。この指定された一連の画面遷移の内容は特
定の他のメニューに対応させて第2の記憶手段に格納す
る。そして、この第2の記憶手段に格納され表示手段に
表示された特定のメニューが第2の手段で指定される
と、制御手段は、一連の画面の遷移を制御する。これに
より、一連の画面の遷移が一度のメニュー指定で処理さ
れるので、頻繁に行われる操作を簡単に誤りなく行われ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明のウィンドウシステムにおける
好適な実施例について、図面を参照して詳細に説明す
る。図1は、ウィンドウシステムのシステム構成を表し
たものである。このウィンドウシステムはシステム全体
を制御する制御部11を備えており、この制御部は、デ
ータバス等のシステムバス12を介して次の各部と接続
されている。すなわち、システム全体を制御するための
プログラムが格納されたシステムメールボックス15、
ディスプレイインターフェイス(I/F)4とビットマ
ップメモリ5を介して接続された表示装置としてのディ
スプレイ3、このディスプレイ3に表示される画面デー
タが格納された表示データ格納メモリ13、この画面デ
ータをビットマップメモリ5に展開する処理を行う画面
描画処理部14が、それぞれシステムバス12を介して
制御部11に接続されている。また、ハードディスクI
/F部2を介してハードディスク1が、フロッピーディ
スクI/F部7介してフロッピーディスク6が、マウス
・キーボード(KB)I/F部10を介してキーボード
8とマウス9が、それぞれシステムバス12に接続さ
れ、これにより制御部11に接続されている。
【0010】図2は、本実施例のウィンドウシステムに
おいて、階層構造化された各ソフトウェアの位置付けを
表したものである。この図において、21はアプリケー
ション、22はウィンドウシステム、23はデバイスド
ライバ、24はオペレーティングシステム(OS)であ
る。アプリケーション21とウィンドウシステム22の
間では、アプリケーション21からウィンドウシステム
22へは画面構成情報が渡される。逆に、ウィンドウシ
ステム22からアプリケーション21へは、マウス9の
座標情報、アイコンの選択情報およびウィンドウ番号が
渡されるようになっている。このアイコン選択情報は、
アプリケーション21がマウス9の座標情報から生成す
るシステムも存在するが、本実施例のシステムでは、ウ
ィンドウシステム22が生成を行ないアプリケーション
21にはそれを記号として返すようになっている。
【0011】このように構成されたウィンドウシステム
の動作の概要について次に説明する。ディスプレイ3に
表示された通常のアイコンを順次選択することによる画
面の遷移の状態を、特定のアイコンと対応させてマクロ
アイコン情報として登録し、表示データ格納メモリ13
に格納する。マクロアイコン情報を登録するか否かは、
登録のための登録アイコンをディスプレイ3に常時表示
しておき、この登録アイコンをクリックすることにより
以後指定されたアイコンが順次マクロアイコン情報とし
て登録される。再び登録アイコンがクリックされると登
録を終了する。登録されたマクロアイコンもディスプレ
イ3に表示され、マウス9でクリックされると、登録さ
れた一連の画面が遷移しながら表示される。
【0012】図3は、このようなウィンドウシステムの
動作の詳細を表したものである。まず、マウス情報を取
得し(ステップ1)、マウス9がクリックされたか否か
を監視する(ステップ2)。マウス9がクリックされた
場合には(ステップ2;Y)、どのアイコンが選択され
たかについて判定し(ステップ3)、該当するアイコン
が存在か否かを判断する(ステップ4)。該当アイコン
が存在する場合には(ステップ4;N)、該当するウィ
ンドウ番号とアイコンの記号をアプリケーション21に
伝える(ステップ5)。この動作において、ウィンドウ
システム22は画面データとして、各ウィンドウ毎に定
義されたアイコン登録情報を参照することとなる。図4
はウィンドウのアイコン情報を表したものである。この
図において、(xsi ,ysi )はアイコンiの始点座
標、(xei ,yei )はアイコンiの終点座標、sy
1 はアイコンiの記号をそれぞれ表している。ここで
重要なことは、すべてのアイコンを区別するために各ウ
ィンドウにおけるアイコン情報の記号は重複して存在し
てはならず、一意に定めたものでなくてはならないとい
うことである。アプリケーションはウィンドウシステム
より受けとった記号により処理を決定して、それに対応
した実行をすればよいことになる。
【0013】本実施例では、この図4に示したアイコン
情報を更に追加できるようにしている。つまり、アイコ
ン情報の記号には特別な記号、例えば“★1”を格納
し、参照したアイコン情報にこの記号があれば、別に格
納したマクロアイコン情報を参照する。図5はマクロア
イコン情報の内容を表したものである。このマクロアイ
コン情報は可変長のテーブルである。この図において、
synijはマクロアイコンiのj番目の記号、winij
はマクロアイコンiのj番目のウィンドウ番号を、それ
ぞれ示している。
【0014】図6はこのようなマイクロアイコン情報を
用いたウィンドウシステム22の動作を表したものであ
る。動作の概要を先ず説明する。ディスプレイ3には常
に登録アイコンが表示されており、この登録アイコンを
ユーザが選択することによってマクロアイコン作成のた
めのアイコン情報の登録が開始される。そして、再度登
録アイコンが選択されることによって登録が終了し、マ
クロアイコン情報が完成する。なお、画面の更新はアプ
リケーションにより行なわれるため、登録はアプリケー
ションの実動作を伴って行なわれる。
【0015】次にその動作の詳細について説明する。ま
ず、マウス情報を取得し(ステップ11)、マウス9が
クリックされたか否かを監視する(ステップ12)。マ
ウス9がクリックされた場合には(ステップ12;
Y)、どのアイコンが選択されたかについて判定し(ス
テップ13)、該当するアイコンが存在するか否かを判
断する(ステップ14)。該当アイコンが存在する場合
には(ステップ14;N)、マクロアイコン情報作成処
理を示す登録フラグがオン状態となっているか否かを判
断する(ステップ15)。登録フラグがオン状態となっ
ていない場合(ステップ15;N)、クリックされたア
イコンが通常アイコンかマイクロアイコンか、または登
録アイコンかを判断する(ステップ16、17)。クリ
ックされたアイコンが通常アイコンであれば(ステップ
16;Y)、図3と同様に、クリックされたアイコンに
該当するウィンドウ番号とアイコンの記号をアプリケー
ション21に伝えて(ステップ18)、ステップ1に戻
る。
【0016】一方、クリックされたアイコンが通常アイ
コンではなく、マクロアイコンである場合(ステップ1
6;N、ステップ17;Y)、すでにユーザによって登
録されているマクロアイコンの記号とウィンドウ番号
(図5)をアプリケーション23に順次伝えて(ステッ
プ19)、ステップ1に戻る。そして、クリックされた
アイコンが通常アイコンでもマクロアイコンでもなく、
登録アイコンである場合(ステップ16;N、ステップ
17;N)、マクロアイコン情報作成の開始を示す登録
フラグをオン状態とし(ステップ20)、マクロアイコ
ンの座標とパターンを登録して(ステップ21)、ステ
ップ1に戻り処理を繰り返す。
【0017】ステップ15において、登録フラグがオン
状態となっている場合(ステップ15;Y)、すなわ
ち、マクロアイコン情報の作成中である場合、クリック
されたアイコンが登録アイコンか否かを判断する(ステ
ップ22)。登録アイコンでない場合(ステップ22;
N)、クリックされたアイコンに該当するウィンドウ番
号とアイコンの記号アプリケーションに伝える(ステッ
プ23)と共に、このウィンドウ番号とアイコンの記号
をマクロアイコン情報に登録し(ステップ24)マクロ
アイコン情報の作成を継続し、ステップ1に戻って処理
を繰り返す。また、ステップ22において、クリックさ
れたアイコンが登録アイコンである場合(ステップ2
2;Y)、ステップ20でオン状態とされた登録フラグ
をオフ状態とし(ステップ25)、マクロアイコン情報
のためのアイコン情報の登録が完了する。
【0018】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、ウィンドウシステムにおいて、プログラムが画面上
のアイコンを記号情報で伝えるため、複数のアイコンの
記号列を1つの新規のアイコンに割り当てることで、ユ
ーザが操作をマクロ化したアイコンを容易に登録でき
る。これによって、頻繁に行なわれる操作を簡単に誤り
なく行なうことが可能となる。
【0019】次に、第2の実施例について説明する。こ
の第2の実施例は、ユーザにとって必要のないアイコン
をディスプレイ3に表示しないようにしたものである。
そのため、アイコン情報に表示の有無の情報をつけ加
え、画面描画処理部14はこの表示有無の情報に従って
ウィンドウ内のアイコンを描画する。さらに、見えなく
なったアイコンにウィンドウシステムが誤って反応しな
いようにするため、選択されたアイコンが非表示のとき
にはアプリケーション21にその情報を伝えないように
する。アイコンの表示の有無を設定する場合、ディスプ
レイ3に常時表示されている登録アイコンが選択された
時に、ユーザにマクロアイコン情報のためのアイコン情
報の登録と表示有無の設定との選択をさせる。そして、
表示有無の設定が選択された場合には、現在非表示にな
っているアイコンを反転またはハッチングによって区別
できるように表示する。但し、マクロアイコン情報の登
録と異なるのはアプリケーション21の動作を一切伴わ
ないことである。それゆえ、表示されているウィンドウ
内のアイコンのみを表示有無設定の対象とできる。
【0020】図7は第2の実施例による動作の詳細を表
したものである。なお、この第2の実施例では、図6に
示した第1の実施例の動作に、ステップ36、ステップ
41、およびステップ48〜50の各処理を追加したも
のである。従って、説明を簡単るするため、追加部分の
処理を中心に説明することとする。ステップ35でマク
ロアイコン情報作成処理を示す登録フラグがオン状態と
なっていないと判断された場合(ステップ35;N)の
後に、非表示登録がされた非表示アイコンか否かを判断
する(ステップ36)。非表示アイコンである場合には
(ステップ36;Y)、ステップ1に戻って処理を継続
する。このように、クリックされたアイコンが非表示ア
イコンである場合、ステップ1に戻すことによって、デ
ィスプレイ3に表示されなくなったアイコンに対してウ
ィンドウシステム22が誤って反応しなくなる。
【0021】また、ステップ38において、クリックさ
れたアイコンが登録アイコンであると判断された場合
(ステップ38;N)の後に、非表示の登録か否かを判
断する(ステップ41)。そして、非登録表示が選択さ
れた場合(ステップ41;Y)、ウィンドウ内のアイコ
ンを全てディスプレイ3に表示する(ステップ48)。
この場合、現在すでに非表示に設定されているアイコン
は、反転、もしくはハッチング処理をして表示する。そ
して、表示されているウィンドウ内のアイコンのみを対
象としてユーザによって表示有無の設定がされると、そ
の設定内容が登録され(ステップ49)、その後、ウィ
ンドウ内をアイコン情報に従って再度表示して(ステッ
プ35)、ステプ1に戻る。
【0022】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば、画面上のアイコンに関する情報に表示の有無を設定
することができる。従って、不要なアイコンの表示を無
くし、分かり易く操作ミスが少ない画面とすることがで
きる。
【0023】次に第3の実施例について説明する。この
第3の実施例では、フロッピディスク6などの可搬性記
録媒体やハードディスク1などに、各ユーザ毎にアイコ
ン登録情報等を格納するようにしている。例えば、ある
ユーザの設定情報がフロッピーディスク6に格納されて
いるもとする。この場合、そのユーザの設定情報は、フ
ロッピーディスクI/F部7を介してシステムメモリ1
5に一時的に格納される。そして当該ユーザが処理して
いる間、ウィンドウシステム22は、システムメモリ1
5に格納されたマクロアイコン登録情報やアイコン表示
の有無情報を参照・更新しながら動作する。当該ユーザ
が処理を終了する場合には、フロッピーディスク6の内
容を更新されたシステムメモリ15の内容に更新して終
了する。以上の処理をユーザが変わる毎に行うことで、
同一のウィンドウシステムを複数のユーザが使用する場
合であっても、ユーザ毎に個別の状態が実現され、各個
人毎に異なる操作性がすべて満足される。この実施例に
よれば、アイコン定義の変更情報をフロッピやハードデ
ィスクから読み取り、自動的にウィンドウシステムに伝
達することができる。このため、ユーザ単位のアイコン
定義をフロッピーディスク等に格納することで個人毎に
異なる操作性の要求を満足させることができる。
【0024】次に、第4の実施例について説明する。こ
の実施例では、アイコン情報の他にメニュー情報も加え
る。また、マウスによる選択動作も、例えばアイコンク
リック、プルダウンメニュー選択、ポップアップメニュ
ークリックといった複数の形態に対して、その位置情報
から選択対象を決定して、形態ごとの情報を調べるよう
にする。この実施例によれば、プルダウンメニューやポ
ップアップメニューといった、アイコン以外の各種メニ
ューに対しても記号情報にはてプログラムに伝えるよう
になるため、多彩なユーザインターフェイスを利用する
ことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、第1の指定手段により
指定された複数のメニューによる一連の画面の遷移を特
定のメニューに対応させて格納し、この特定のメニュー
が第2の指定手段により指定された場合に制御手段が一
連の画面の遷移を遷移させるので、頻繁に行われる操作
のメニューを第2の記憶手段に格納することによって簡
単に、かつ、誤りなく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウィンドウシステムにおける実施例の
システム構成図である。
【図2】同上、システムメモリに格納されたソフトウェ
アの階層構成をあらわした概念図である。
【図3】同上、ウィンドウシステムの動作を示すフロー
チャートである。
【図4】同上、ウィンドのアイコン情報を示す概念図で
ある。
【図5】同上、ウィンドウのマクロアイコン情報を示す
概念図である。
【図6】同上、第1の実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】同上、第2の実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ハードディスク 3 ディスプレイ 6 フロッピーディスク 8 キーボード 9 マウス 11 制御部 12 システムバス 13 表示データ格納メモリ 14 画面描画処理部 15 システムメモリ 21 アプリケーション 22 ウィンドウシステム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面の遷移内容をアイコン等のメニュー
    に対応させて格納する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶されているメニューを指定す
    る第1の指定手段と、この第1の指定手段により指定さ
    れた複数のメニューによる一連の画面の遷移を特定のメ
    ニューに対応させて格納する第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段および前記第1の記憶手段に格納さ
    れているメニューを表示する表示手段と、 この表示手段に表示されたメニューを指定する第2の指
    定手段と、 この第2の指定手段により指定されたメニューに対応す
    る画面の遷移を制御する制御手段とを具備することを特
    徴とするウィンドウシステム。
  2. 【請求項2】 第1の記憶手段に格納されたメニューを
    表示する否かを指定する第3の指定手段を備え、 第1の記憶手段はこの指定手段で指定された情報を併せ
    て格納し、表示手段は表示しない情報が格納されていな
    いメニューのみを表示し、制御手段は第2の指定手段で
    表示しない情報が格納されていないメニューが指定され
    た場合にのみ画面の遷移を制御することを特徴とする請
    求項1記載のウィンドウシステム。
  3. 【請求項3】 第2の記憶手段は、指定された特定のメ
    ニューを各オペレータ毎に格納することを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載のウィンドウシステム。
  4. 【請求項4】 アイコン、プルダウンメニューおよびポ
    ップアップメニューの少なくとも1以上をメニュー内容
    とすることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載
    のウィンドウシステム。
JP3355916A 1991-12-20 1991-12-20 ウィンドウシステム Pending JPH05173741A (ja)

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Cited By (7)

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