JP3809761B2 - 物品保持装置 - Google Patents

物品保持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3809761B2
JP3809761B2 JP2000314536A JP2000314536A JP3809761B2 JP 3809761 B2 JP3809761 B2 JP 3809761B2 JP 2000314536 A JP2000314536 A JP 2000314536A JP 2000314536 A JP2000314536 A JP 2000314536A JP 3809761 B2 JP3809761 B2 JP 3809761B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
wall surface
bottom plate
holding device
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000314536A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002120652A (ja
Inventor
積 山本
勉 柴田
康優 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2000314536A priority Critical patent/JP3809761B2/ja
Publication of JP2002120652A publication Critical patent/JP2002120652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3809761B2 publication Critical patent/JP3809761B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のドア内壁面等に装備される物品保持装置、とくに、それ自身が壁面等に収納自在な物品保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6及び図7に例示されているように、車両のドア内壁面1に装備された従来のカップホルダ2は、ドア内壁面1に固着されたベースプレート3と、ヒンジ4により下端がベースプレート3に枢支された略平板状保持部5と、上端がベースプレート3に枢着されると共に下端が保持部5に係止されて保持部5に沿い摺動自在なレバー6とを有し、図示のようにカップホルダ2が内壁面1側に収納された状態から、2点鎖線で示されているように、ヒンジ4を中心として保持部5を車室内側へ回動させ、それに伴いレバー6が上方へ回動してレバー6の下端が保持部5に沿い上方へ変位することにより、レバー6が保持部5の開度を規制することができるので、ベースプレート3及び保持部5間に跨がって置かれたカップ7をカップホルダ2が保持することができる。
【0003】
しかしながら、この場合には、カップホルダ2によるカップ7の保持位置が比較的高くなるので、カップホルダ2によりカップ7を安定して保持させるためにはカップホルダ2の高さHが大きくなって、カップホルダ2が大型化する欠点があり、また、保持部5の上部がカップ7よりも車室内側へ幅Dの大きさで突出することとなるため、それだけ車室内の空間が狭められて、乗員の居住性を損なうことは避けられず、さらには、カップホルダ2による物品の保持深さに制限があるため、ペットボトルや携帯電話等のような高さのある物品を安定的に保持させることが比較的難しいという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、物品保持時の壁面からの突出量が少なく、かつ、高さのある物品を安定的に保持することのできる装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明にかかる物品保持装置は、上下に延びる端縁が壁面内へ引き込み、引き出し自在に上記壁面で支持され上下が開放された本体と、端部が略水平の枢軸を介して上記壁面に支持され下面が上記本体の下端と係合した底板とを有し、上記本体端縁が上記壁面内へ引き込まれたとき上記底板が上記枢軸を中心として上方へ回動し上記本体及び上記壁面間に配置されると共に、上記本体端縁が上記壁面内から引き出されたとき上記底板が上記枢軸を中心として下方へ回動し上記本体の下方開放面をほぼ塞ぐように構成されている。
【0006】
従って、本体端縁が壁面内へ引き込まれ、底板が枢軸を中心とし上方へ回動して本体及び壁面間に配置されるため、本体が壁面から突出する量を少なくすることができる一方、本体端縁が壁面内から引き出され、底板が枢軸を中心とし下方へ回動して本体と壁面との間に間隔が形成されると同時に、底板が本体の下方開放面をほぼ塞ぐので、本体の上方開放面から上記間隔内へ挿入された物品を底板が下方から保持することができ、また、物品を保持している場合においても本体が壁面から突出する量を少なく抑制することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例について説明する。
図1〜図5において、物品保持装置10は、ベースプレート11と、ベースプレート11に取り付けられた本体12と、ベースプレート11及び本体12に跨がって係止された底板13とから構成され、車両のドアトリム14に形成された開口部15に嵌め込まれている。
【0008】
本体12は上下が開放され、左右両側における平板状部16、16の剛性が比較的高くて、各平板状部16がベースプレート11に設けられた縦長の孔17にそれぞれ挿入されていると共に、各平板状部16の上下端縁にそれぞれ屈曲部18が形成され、かつ、屈曲部18に隣接して突起19が設けられている一方、両平板部16、16に挟まれた中央部20が軟質となっていて、その中央に把手孔21が設けられている。
【0009】
底板13は、左右側部が枢軸22を介してベースプレート11へ回動自在に支持されていると共に、車幅方向に延びる断面略円弧状の案内レール23が下面に設けられていて、本体中央部20の下端に形成された球状突起24が案内レール23に係合している。
【0010】
すなわち、図2及び図3の2点鎖線でそれぞれ示されているように、ベースプレート11及びドアトリム14により構成されたドア壁面内に物品保持装置10の本体12が引き込まれた状態から、本体中央部20の把手孔21に指を掛けて本体12を車室内側へ引くことにより、各図に実線で示されているように、本体12を上記壁面内から十分に引き出せば、各平板状部16における上下端縁の突起19がベースプレート11の縦長孔17を通過するとき節度感が得られると共に、屈曲部18が本体12の抜け止め作用を果たし、また、本体中央部20下端の球状突起24が底板13の案内レール23内を車幅方向内側へ移動することにより、上下に配置されていた底板13が枢軸22を中心として車室内側へ回動し、最後には底板13がほぼ水平に支持されて、本体12の下方開放面をほぼ塞ぐこととなる。
【0011】
このとき、ベースプレート11と本体中央部20との間には十分な間隔が形成されるので、図2及び図3の1点鎖線で例示するように、本体12の上方開放面から上記間隔内へペットボトル30等の物品を差し込めば、本体12の高さを有効的に利用して、及びまたは、底板13上に載置することによって、物品保持装置10がペットボトル30等のように比較的長大な物でも安定的に保持することができ、しかも、本体12が上記壁面から車室内へ無駄に突出する量を極力少なく抑制することができて、乗員の居住性を損なうことがないという長所がある。
【0012】
また、本体中央部20が軟質であるため、種々の形状及び寸度のカップ等に対して本体中央部20が適宜撓むことにより、物品保持装置10がそれらの物品を常に安定的に保持することができるので、非常に便利である。
【0013】
さらに、本体12が上記壁面内から引き出された状態で本体中央部20の下端付近を車幅方向外側へ押圧すれば、物品保持装置10が上記と逆に操作されることとなって、図2及び図3に2点鎖線でそれぞれ示されるように、本体12の左右端縁が上記壁面内へ引き込まれると同時に、底板13がベースプレート11に沿って上下に配置される結果、物品保持装置10が上記壁面から車室内へ突出する量を少なくすることが可能である。
【0014】
なお、本体12の平板状部16と中央部20とは同一材で構成することも、異なった材料で構成して両者を連結することもでき、また、中央部20を蛇腹状とすることにより実質的に軟質とすることも可能である。
【0015】
さらに、上記各実施形態例では、本体中央部20に把手孔21が設けられているが、これに代えてつまみを設けるようにしてもよく、あるいは、底板13に把手を設け、この把手を操作して枢軸22を中心とし底板13を回動させることにより、本体12を上記壁面から引き出し、もしくは、上記壁面内へ引き込ませるようにし、または、本体12における平板状部16の中間部分に適宜の突起を設け、その突起がベースプレート11に設けられた孔17に係止されることにより、上記壁面から本体12が引き出される長さを規制して(ただし、底板13は車幅方向内側に上方へ傾斜した状態となる)、物品保持装置10が保持しやすい物品の大きさを適宜調整することも可能であるのはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】
本発明にかかる物品保持装置にあっては、本体端縁が壁面内から引き出され、底板が枢軸を中心として下方へ回動して、本体と壁面、あるいは、底板とにより物品を保持することができ、また、物品を保持している場合においても本体が壁面から突出する量を少なく抑制することが容易に可能となって、大層便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における要部斜視図。
【図2】図1のII−II横断矢視図。
【図3】図2の III−III 縦断面図。
【図4】図3のIV−IV縦断面拡大図。
【図5】図2のV部拡大図。
【図6】従来装置の概略斜視図。
【図7】図6の VII−VII 縦断面拡大図。
【符号の説明】
10 物品保持装置
11 ベースプレート
12 本体
13 底板
16 平板状部
17 孔
20 中央部
21 把手孔
22 枢軸
23 案内レール
24 球状突起

Claims (1)

  1. 上下に延びる端縁が壁面内へ引き込み、引き出し自在に上記壁面で支持され上下が開放された本体と、端部が略水平の枢軸を介して上記壁面に支持され下面が上記本体の下端と係合した底板とを有し、上記本体端縁が上記壁面内へ引き込まれたとき上記底板が上記枢軸を中心として上方へ回動し上記本体及び上記壁面間に配置されると共に、上記本体端縁が上記壁面内から引き出されたとき上記底板が上記枢軸を中心として下方へ回動し上記本体の下方開放面をほぼ塞ぐように構成された物品保持装置。
JP2000314536A 2000-10-16 2000-10-16 物品保持装置 Expired - Fee Related JP3809761B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000314536A JP3809761B2 (ja) 2000-10-16 2000-10-16 物品保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000314536A JP3809761B2 (ja) 2000-10-16 2000-10-16 物品保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002120652A JP2002120652A (ja) 2002-04-23
JP3809761B2 true JP3809761B2 (ja) 2006-08-16

Family

ID=18793772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000314536A Expired - Fee Related JP3809761B2 (ja) 2000-10-16 2000-10-16 物品保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3809761B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6948200B2 (ja) * 2017-09-26 2021-10-13 テイ・エス テック株式会社 車両用内装の収納構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002120652A (ja) 2002-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20200025584A (ko) 컵홀더를 갖는 콘솔
JP3809761B2 (ja) 物品保持装置
JP3677493B2 (ja) 自動車のダッシュボード
JP2011051534A (ja) 車両用ポケット構造
JP2000325181A (ja) 車両シートのアームレスト
JP4501095B2 (ja) 自動車のパッケージトレイ
JP5679808B2 (ja) 着脱式カップホルダーの構造
KR0129290Y1 (ko) 자동차용 사물함 겸용 컵 홀더
JP2001253289A (ja) 車両用アームレストのカップホルダー
JP3542205B2 (ja) 車両用グローブボックス
JP2015182562A (ja) 乗物用シートのアームレスト装置
JP2005029093A (ja) 物品収納機構
JP2001253284A (ja) 車両用アームレストのカップホルダー
JP3038174U (ja) 自動車用小物保持装置
KR0140658Y1 (ko) 크기가 다양한 컵을 수용하는 자동차용 컵 홀더
JP2017137028A (ja) ホルダ装置
JPH0649230Y2 (ja) 自動車用リヤシート装置
JP2001219787A (ja) 収納装置
JP2515518Y2 (ja) 車輌用コンソールボックスのカップホルダー
KR20220001193U (ko) 자동차 도어에 설치되는 컵홀더
KR200274058Y1 (ko) 차량용 시트쿠션의 회전장치
JP3830018B2 (ja) カップホルダー
JP2001253290A (ja) 車両用アームレストのカップホルダー
JP2000159027A (ja) コンソールボックス
JP2509957Y2 (ja) 車輌用コンソ―ルボックスのカップホルダ―

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3809761

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110602

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110602

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120602

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120602

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130602

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140602

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees