JP3807699B2 - 溝加工装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、油圧シリンダやオイルダンパなどの油圧機器を構成するシリンダ体の内周面にバイパス路や圧抜き溝などとされる直線状の溝を形成加工する際に利用する溝加工装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧シリンダやオイルダンパなどの油圧機器にあっては、その構成部品たるシリンダ体の内周面にバイパス路や圧抜き溝などとされる直線状の溝を形成加工することがある。
【0003】
そして、この直線状の溝を形成加工する溝加工装置としては、従来から種々の提案があるが、加工ローラを利用するものとして、特公平2−7728号公報に開示のものの他に、たとえば、図10および図11に示すものがある。
【0004】
これについて少し説明すると、この溝加工装置は、長尺で横置きにされたシリンダ体Cの軸線方向に沿うようにこのシリンダ体C内の下半側に挿入載置されるガイド部材1と、このガイド部材1上をシリンダ体Cの軸線方向に転動しながらこのシリンダ体Cの上半側の内周面にこのシリンダ体Cの軸線方向に沿う溝C1(図10参照)を形成する加工ローラ2とを有してなる。
【0005】
そして、加工ローラ2は、いわゆる算盤玉状に形成されてなるとして(図11参照)、回転軸3を中心にして回転するときに、すなわち、転動するときに、その周回する尖端2aでこれに相応する断面形状の溝C1を形成するように設定されている。
【0006】
なお、加工ローラ2を軸支する回転軸3は、シリンダ体Cの外部に基端操作部(図示せず)が突出する操作ロッド4のいわゆる二股状に形成された先端連結部4aに連結されている。
【0007】
一方、ガイド部材1は、その上面の中央にこのガイド部材1の軸線方向に、すなわち、シリンダ体Cの軸線方向に沿うように形成された細幅の倣い型としての倣い溝1aを有しており、この倣い溝1a内に加工ローラ2の尖端2aを臨在させていわゆる倣い案内するように設定されている。
【0008】
ちなみに、図示するところでは、ガイド部材1の上面の中央にこのガイド部材1の軸線方向に沿うように広幅の断面凹状に形成された左右動規制溝1bを有しており、この左右動規制溝1bの下底部に倣い型としての倣い溝1aを形成すると共に、この左右動規制溝1b内に操作ロッド4の先端連結部4aの下端を臨在させることで加工ローラ2の左右動を阻止するとしている。
【0009】
なお、操作ロッド4は、図示するところでは、いわゆる押し勝手になるように設定されているが、これに代えて、図10中に仮想線図で示すように、いわゆる引き勝手になるように設定されることもある。
【0010】
それゆえ、この図示した溝加工装置にあっては、加工ローラ2の周回する尖端2aをガイド部材1に形成の倣い溝1aに臨在させながらシリンダ体Cの内周面に圧接させることで、加工ローラ2によってシリンダ体Cの内周面を外周側に膨出変形させることが可能になる。
【0011】
そして、この状態のまま、操作ロッド4を介して加工ローラ2を転動させることで、加工ローラ2が倣い溝1aに沿って転動することになり、シリンダ体Cの軸線方向の内周面に加工ローラ2の尖端2aの形状に相応した断面形状の所望の深さの溝C1を形成し得ることになる。
【0012】
また、このときに、加工ローラ2の転動ストロークの設定如何で所望の長さの溝C1を形成し得ることになり、また、加工ローラ2の径およびガイド部材1に形成の倣い溝1aの深さなどを任意に設定することで、シリンダ体Cの内周面に倣い溝1aに応じた任意の深さの、また、連続する状態だけでなく間欠する状態の溝C1を形成することも可能になる。
【0013】
なお、操作ロッド4を介して加工ローラ2を転動させる、すなわち、加工ローラ2を移動側にするのに代えて、ガイド部材1側、すなわち、シリンダ体C側を移動側にしても同じ作用効果が得られる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した特公平2−7728号公報に開示のものを含めて、図示した溝加工装置にあっては、以下のような不都合があることが指摘される。
【0015】
すなわち、この従来例としての溝加工装置では、加工ローラ2の転動時に、この加工ローラ2の周回する尖端2aがシリンダ体Cの内周面に圧接されるのはもちろんであるが、このときには、同時にガイド部材1に形成の倣い溝1aにも圧接される状況になる。
【0016】
したがって、加工ローラ2の回転方向が、たとえば、図10中に矢印で示す方向とされるとき、この回転方向がシリンダ体Cに対していわゆる順方向となるに対して、ガイド部材1との間ではいわゆる逆方向となる。
【0017】
それゆえ、このときには、加工ローラ2の尖端2aが倣い溝1aの底を擦るような状況で転動することになり、その結果、加工ローラ2の尖端2aあるいは倣い溝1aのいずれかが、または、両方が摩耗することになり、爾後の再利用によるシリンダ体Cの内周面への設定通りの溝C1の形成を困難にする。
【0018】
そして、加工ローラ2の回転方向がいわゆる逆方向となる現象は、シリンダ体Cとの間でも出現される可能性があり、これが出現される場合には、加工ローラ2の尖端2aがシリンダ体Cの内周面を擦るようにして転動することになり、いわゆるカジリ動作で溝C1が形成されることになって、溝C1の形成の際に押し切り状態となってバリを発生させる不具合を招くことになる。
【0019】
また、加工ローラ2がシリンダ体Cおよびガイド部材1のいずれに対しても転動されなくなるような場合には、加工ローラ2の尖端2aが部分的に摩耗し、したがって、加工ローラ2の転動を一層期待できなくして、シリンダ体Cの内周面に設定通りの溝C1を形成し得なくすることにもなる。
【0020】
この発明は、上記した事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、加工ローラの円滑な転動状態を恒久的に実現し得て、シリンダ体の内周面に設定通りの溝を形成加工するのに最適となる溝加工装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この発明の構成を、基本的には、シリンダ体内に挿入載置されてシリンダ体の軸線方向に沿う平坦なガイド面を有するガイド部材と、このガイド部材のガイド面に載置されて外力作用でシリンダ体の軸線方向に移動可能とされるスライド部材と、このスライド部材に揺動あるいは浮動可能に保持されてシリンダ体の径方向への相対変位を可能にするホルダ部材と、このホルダ部材に回転軸の介在下に回動可能に枢支される加工ローラと、基端操作部がシリンダ体の外部に延在される一方で先端部がホルダ部材に連繋される操作レバーとを有してなり、操作レバーが回動操作あるいはホルダ部材に対して出没操作されることでこの操作レバーの先端部によりホルダ部材を揺動あるいは浮動させて加工ローラをシリンダ体の径方向に相対変位させるように設定されてなるとする。
【0022】
このとき、通常は、シリンダ体は、横置きされてなり、したがって、ガイド部材は、シリンダ体内の下半側に挿入載置されることになり、このガイド部材の平坦なガイド面上に加工ローラを枢支させたホルダを揺動あるいは浮動可能に保持するスライド部材が摺動可能に載置されることになる。
【0023】
そして、上記の構成において、より具体的には、操作レバーの先端部がカム構造下あるいはクサビ構造下にホルダ部材に連繋されてなるとする。
【0024】
また、上記の構成において、好ましくは、ガイド部材がガイド面の中央にシリンダ体の軸線方向に沿う左右動規制溝を有してなると共にこの左右動規制溝内にスライド部材の下端に突設した突起部を摺動可能に嵌合させてなるとする。
【0025】
このとき、ガイド部材のガイド面あるいはこれに摺接するスライド部材の下面のいずれか一方にテフロンなどからなる滑り材が配在されてなるとしたり、ガイド部材のガイド面とスライド部材の下面との間に鋼球やニードルなどからなるベアリング部材が配在されてなるとしても良い。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に、図示した実施の形態に基づいて、この発明を説明するが、図1および図2に示すように、この発明の一実施の形態による溝加工装置は、外観的には、前記の従来例としての溝加工装置と同様に、ガイド部材1と、加工ローラ2とを有してなるが、実質的には、さらに、スライド部材5と、ホルダ部材6と、操作レバー7とを有してなる点で差異がある。
【0027】
そして、このスライド部材5がガイド部材1上に載置されて外力作用でシリンダ体Cの軸線方向に移動可能とされると共に、加工ローラ2が、図示する実施の形態では、スライド部材5に揺動可能に保持されているホルダ部材6に回転軸3の介在下に回動可能に枢支されていて、このホルダ部材6に対する操作レバー7の操作によってシリンダ体Cの径方向への相対変位を可能にしている点でさらなる差異がある。
【0028】
すなわち、まず、ガイド部材1は、横(縦でも可)置きされたシリンダ体C内に配在されて平坦なガイド面1cがシリンダ体Cの軸線方向に沿うように延在されてなるとするもので、図示する実施の形態では、たとえば、シリンダCの図1中で右側となる開口端(図示せず)側からシリンダ体C内に挿入載置される。
【0029】
このとき、ガイド部材1は、その下面たる湾曲面(符示せず)の曲率がシリンダ体Cの内周面の曲率に一致するように設定されてなる(図2参照)ことはもちろんであって、これによる湾曲面におけるいわゆる全面接触によってシリンダ体C内での回動が阻止されるとしている。
【0030】
ちなみに、このガイド部材1にあっては、図示しないが、シリンダ体C内に挿入載置される先端側に対する基端側がシリンダ体Cの外部に延在されていることもちろんであって、その場合に、シリンダ体Cが適宜の手段で他部に固定されるのと同様に、この基端側が適宜の駆動手段で他部に固定されていて、これによってシリンダ体C内での摺動移動を可能にする一方で回動が確実に阻止されるとしても良い。
【0031】
つぎに、スライド部材5は、上記したように、ガイド部材1の平坦なガイド面1cに載置されて外力作用でシリンダ体Cの軸線方向に摺動摺動可能とされているが、この場合に、ガイド部材1に対していわゆる偏芯することなく移動可能とされるように設定されている。
【0032】
すなわち、図示する実施の形態にあっては、ガイド部材1のガイド面1cの中央にシリンダ体Cの軸線方向に沿う左右動規制溝1bが形成されてなる一方で、この左右動規制溝1b内にスライド部材5の下端に突設した一対の突起部5aを摺動可能に嵌合させてなるとしており、これによって、ガイド部材1の平坦なガイド面1cでのスライド部材5の左右動や偏芯移動を阻止するとしている。
【0033】
なお、上記の突起部5aは、図示する実施の形態では、臍状に形成されて適宜の距離を有して一対に設けられてなるとしているが、これに代えて、図1中に仮想線図で示すように、一対の突起部5aが連続された状態となるリブ状に設定されてなるとしても良く、この場合には、その形成が容易となる一対の突起部5aに比較して、耐久性が保障される点で有利となる。
【0034】
また、このスライド部材5にあっては、ガイド部材1の平坦なガイド面1cにおける摺動性が保障されるのが好ましく、図示しないが、たとえば、ガイド部材1のガイド面1cあるいはこれに摺接するスライド部材5の下面(符示せず)のいずれか一方にテフロンなどからなる滑り材が配在されてなるとしたり、ガイド部材1のガイド面1cとスライド部材5の下面との間に鋼球やニードルなどからなるベアリング部材が配在されてなるとするのが良い。
【0035】
一方、このスライド部材5は、ホルダ部材6を揺動可能に保持してなるが、このホルダ部材6が回転軸3の介在下に加工ローラ2を枢支しており、この加工ローラ2が操作レバー7による揺動操作でシリンダ体Cの径方向に相対変位を可能にするように設定されている。
【0036】
すなわち、スライド部材5は、図示する実施の形態では、図1中で左端となる先端に取付部5bを有してなり、この取付部5bに軸8の介在下にホルダ部材6を揺動可能な状態に保持している。
【0037】
また、このスライド部材5には、基端(図示せず)がシリンダ体Cの外部に突出する操作部5cの先端が一体に連設されていて(図1参照)、この操作部5cを介しての外力作用でガイド部材1上で摺動、すなわち、移動するように設定されている。
【0038】
なお、スライド部材5に連設の操作部5cは、図示するところでは、いわゆる押し勝手になるように設定されているが、これに代えて、図示しないが、いわゆる引き勝手になるように設定されてなるとしても良いことはもちろんである。
【0039】
一方、ホルダ部材6は、図3に示すように、細長い角U字状の平面を有するように形成されてなるとするもので、図中で左側端部となる一対の自由端部からなる回動枢着部6aに上記の軸8の介在下にスライド部材5における取付部5bを臨在させている。
【0040】
そして、このホルダ部材6は、上記の回動枢着部6aと図3中で右側端部となる基端部からなる揺動端部6bとの間に回転軸3によって枢支された加工ローラ2を臨在させるとしており、また、揺動端部6bには操作レバー7の先端部7aをカム構造下に連繋させるとしている。
【0041】
ちなみに、ホルダ部材6は、これに枢支された加工ローラ2の周回する尖端2aをその上端より常時突出させる状態になるように設定されていることはもちろんである(図1および図2参照)。
【0042】
また、このホルダ部材6にあっては、揺動端部6bが最上昇するように揺動されたときに、この揺動端部6bの上端がシリンダ体Cの内周面に干渉しないように面取り形状とするなどに配慮されていることももちろんである(図1および図2参照)。
【0043】
ところで、操作レバー7は、シリンダ体Cの外部に延在の図示しない基端操作部への外力作用、すなわち、回動操作によって、先端部7aで上記のホルダ部材6の揺動端部6bを上昇させあるいは下降させるようにして揺動操作自在に設定されてなるとするもので、図示する実施の形態では、図3,図4および図5に示すように、この先端部7aがホルダ部材6の揺動端部6bにカム構造下に連繋されてなるとしている。
【0044】
すなわち、まず、操作レバー7は、図示する実施の形態では、丸棒状に形成されていて、スライド部材5の操作部5c(図1参照)に形成の一対の立ち上り部5d間に挟持される状態に収装されており、その回動と上下方向への移動が許容されながら、その左右方向への移動、すなわち、偏芯が阻止されるように設定されている。
【0045】
ちなみに、操作レバー7を一対の立ち上り部5d間に収装するに際して、この操作レバー7が必要以上に浮動されない、すなわち、一対の立ち上り部5d間から上方に逸脱することを阻止するために、図1中に仮想線図で示すように、一対の立ち上り部5dの上端部間にストッパ部5eを形成するとしても良い。
【0046】
そして、このストッパ部5eが、図示するように、操作レバー7の先端部7aに近接するように設けられる場合には、操作レバー7の回動操作の際に先端部7aを安定させ易くする上で有効となる。
【0047】
つぎに、操作レバー7の先端部7aのカム部は、ホルダ部材6の揺動端部6bの下方に位置決めされると共に、このときに、スライド部材5における操作部5cに隣設する部分に形成されたテーブル部5f上に位置決め載置される(図1および図4参照)。
【0048】
そして、この先端部7aのカム部は、その縦断面形状を長径と短径とからなる扁平の楕円形とするように設定されてなるもので、上記のテーブル部5fは、この楕円形の先端部7aの回転を許容するように、その上面が仕上げられていて、このテーブル部5fと先端部7aとでこの実施の形態に言うカム構造が構成されるとしている。
【0049】
また、先端部7aのカム部の楕円形において、その長径寸法は、操作レバー7の径より小さく設定されていることはもちろんであるが、ホルダ部材6の揺動端部6bを最上昇状態に維持する、すなわち、ホルダ部材6に枢支されている加工ローラ2を最上昇させてシリンダ体Cの内周面に所定の最大深さの溝C1(図1参照)を形成する状態に操作し維持するのに適した寸法に設定されている。
【0050】
そして、先端部7aのカム部の楕円形において、その短径寸法は、ホルダ部材6の揺動端部6bを最下降状態に維持する、すなわち、ホルダ部材6に枢支されている加工ローラ2を最下降させてシリンダ体Cの内周面から離脱させて溝C1の形成を中止する状態に操作し維持するのに適した寸法に設定されている(図6参照)。
【0051】
ちなみに、操作レバー7において、先端部7aの先端は、先端部7aの楕円形カム構造を形成する際の残部となる面を軸方向のストッパ面(符示せず)に設定されていて、このストッパ面が上記したテーブル部5fの側面に当接されることで、先端部7aの定位置での回転が実現されるように設定されている。
【0052】
加工ローラ2は、前記した従来例の加工ローラ2(図11参照)と同様に、いわゆる算盤玉状に形成されてなり(図2参照)、回転軸3を中心にして回転するときに、すなわち、転動するときに、その周回する尖端2aでシリンダ体Cの内周面にこれに相応する断面形状の溝C1を形成し得るように設定されている。
【0053】
なお、加工ローラ2は、これがホルダ部材6によって最上昇された状態に維持操作されるときに、その尖端2aがシリンダ体Cの内周面を外径側に膨出させることになる寸法に設定されていることはこともちろんである。
【0054】
それゆえ、以上のように形成されたこの実施の形態による溝加工装置にあっては、以下のような作動が実現されることになる。
【0055】
すなわち、まず、図1に示すように、操作レバー7が回動操作されて先端部7aがいわゆる立つ状態(図5参照)になるときには、ホルダ部材6が回動枢着部6aを基端にして揺動端部6bを持ち上げるように揺動することになり、このときに、ホルダ部材6に枢支されている加工ローラ2が最上昇された突出位置に保持される。
【0056】
このときに、突出位置に保持された加工ローラ2によってシリンダ体Cの内周面が外側に最大限に膨出されることになり、したがって、この状態から加工ローラ2がスライド部材5のガイド部材1上での移動に伴って転動されることで、シリンダ体Cの内周面に所定の最大深さを有する直線状の溝C1を形成することになる。
【0057】
つぎに、図6に示すように、操作レバー7が回動操作されて先端部7aがいわゆる寝る状態(図4参照)になるときには、ホルダ部材6が回動枢着部6aを基端にして揺動端部6bを下げるように回動することになり、ホルダ部材6に枢支の加工ローラ2が最下降された後退位置に保持される。
【0058】
このときに、加工ローラ2、すなわち、加工ローラ2の尖端2aがシリンダ体Cの内周面から離脱することになり、したがって、シリンダ体Cの内周面への溝C1の形成を停止することになる。
【0059】
さらに、図7に示すように、操作レバー7が回動操作されて先端部7aが立つ状態と寝る状態の中間の状態におかれる場合には、ホルダ部材6の揺動端部6bがいわゆる中間の回動状態におかれることになる。
【0060】
このときに、加工ローラ2が中間位置に維持されることになり、したがって、操作レバー7への外力作用で加工ローラ2を徐々に下降操作するときに、シリンダ体Cの内周面の外側への膨出程度を徐々に低減操作し得ることになり、溝C1の深さをその最大深さから徐々に浅くし得ることになる。
【0061】
以上からすれば、たとえば、図1に示すように、操作レバー7の回動操作で加工ローラ2が突出位置にあるときに、スライド部材5が図示する実施の形態では押し勝手に操作されてガイド部材1上を図中で左側に移動する場合には、その移動量に応じた長さの最大深さの直線状の溝C1を形成加工し得ることになる。
【0062】
そして、このことは、加工ローラ2が中間位置に維持されている場合でも同様であって、このときには、図示しないが、加工ローラ2の突出度合いに応じた深さの、また、スライド部材5の移動量に応じた長さの溝C1がシリンダ体Cの内周面に形成加工されることになる。
【0063】
また、操作レバー7の回動操作で加工ローラ2が突出位置にある状態から、操作レバー7が徐々に回動操作されてホルダ部材6の揺動端部6bが徐々に下降されると共に、このときに、スライド部材5が併せて移動される場合には、図7に示すように、その深さが最大深さから徐々に浅くなる溝C1がシリンダ体Cの内周面に形成加工されることになる。
【0064】
そして、加工ローラ2を操作レバー7の操作で徐々に下降させると共に、併せてスライド部材5をも図1中で左側に移動させるようにするときには、スライド部材5の移動速度を加工ローラ2の下降速度よりも速くする場合に、溝C1の深さをその最大深さから徐々に浅くする可変部分のストロークの長いよりなだらかな傾斜状態になる直線状の溝C1を形成加工し得ることになる。
【0065】
そしてさらに、スライド部材5の移動と操作レバー7の回動操作とを適宜に組み合わせることで、深さや長さが区々に異なる種々の態様の溝C1をシリンダ体Cの内周面に形成加工し得ることにもなる。
【0066】
以上のように、この発明による溝加工装置にあっては、前記した従来例の溝加工装置とは異なって、加工ローラ2がガイド部材1上を直接転動するようには構成していないから、加工ローラ2の転動に伴うガイド部材1との間での干渉が危惧されなくなり、加工ローラ2の円滑な転動が保障されるのはもちろんのこと、たとえば、加工ローラ2のいたずらな摩耗を回避できて耐久性を向上できることになる。
【0067】
このとき、加工ローラ2は、スライド部材5に揺動可能に保持されたホルダ部材6に枢支されてなると共に、このホルダ部材6が回動操作可能に設定した操作レバー7の先端部7aのカム部に連繋されてなることから、操作レバー7を回動操作して先端部7aを立てるようにし、あるいは、寝かせるようにすることで、揺動するホルダ部材6を介して、加工ローラ2をシリンダ体Cの径方向に自由に変位させ、また、その位置に保持することが可能になる。
【0068】
また、この溝加工装置にあっては、加工ローラ2を枢支するホルダ部材6がスライド部材5に保持されると共に、このスライド部材5がガイド部材1の平坦なガイド面1c上を摺動移動可能に構成しているから、構成が簡単になり、図示しないが、たとえば、加工ローラ2を保持する摺動部材を補助ローラを介してガイド部材に形成した倣いガイド面に対し移動可能に設定して加工ローラ2の転動を保障する場合に比較して、補助ローラを不要にして部材点数の削減が可能になるのはもちろんのこと、シリンダ体Cの内径の実際を勘案すると、小形にしてその具現化が容易に可能になる点でも有利となる。
【0069】
このときに、スライド部材5は、操作部5cが連設されてなるとするから、この操作部5cを押し勝手あるいは引き勝手のいずれか一方の操作で溝C1の長さに関する自由な外力作用を実行できることになる。
【0070】
また、スライド部材5は、ガイド部材1に対して偏芯することなく摺動移動するように設定されているから、操作部5cへの所定の外力作用で所定通りにガイド部材1上を移動させることが可能になる。
【0071】
そして、この溝加工装置にあっては、加工ローラ2の転動時にこれをシリンダ体Cの径方向に相対変位させて深さの異なる溝C1を形成する場合には、前記した従来例のように加工ローラ2を直接ガイド部材1の倣い溝1a上で転動させる場合はもちろんのこと、上記したように補助ローラを介してガイド部材1の倣いガイド面(倣い型)に対して移動可能に設定する場合でも、ガイド部材1が直接倣い型として設定されることになる関係上、所望の溝C1を種々形成加工する際には、その種々の加工溝形状に則した倣い型となるガイド部材1が種々必要になり、多種多様の倣い型をもったガイド部材1を準備しなければならなくなる。
【0072】
これに対して、この発明では、加工ローラ2が回転軸3を介してホルダ部材6に枢支され、かつ、このホルダ部材6が操作レバー7の回動操作で揺動操作可能なように設定されていると共に、このこのホルダ部材6を保持するスライド部材5がガイド部材1の平坦なガイド面1cに対して摺動移動可能とされているだけであるから、加工ローラ2の突出操作およびスライド部材5の移動操作を適宜に選択して組み合わせることで、種々の態様の溝C1を言わば自由に形成加工することが可能になり、しかも、ガイド部材1や加工ローラ2は一つで済むことになる。
【0073】
すなわち、単に、加工ローラ2を所定の高さ位置に保持して、あるいは上下動させながらスライド部材5を移動させることにより、加工ローラ2の位置に基づく深さの溝C1をスライド部材5がストロークした長さに応じて形成加工することができる。
【0074】
そして、加工ローラ2を上下動させながらスライド部材5をも移動させるようにすることで、深さを自在に変更しながらこの可変部分の長さも所望の長さとする溝C1を言わば自由自在に形成加工することができる。
【0075】
以上からすれば、加工ローラ2を枢支するホルダ部材6とこのホルダ部材を変位させる操作レバー7は、結果として、加工ローラ2のシリンダ体Cの径方向への相対変位を可能にするように構成されていれば足りることになる。
【0076】
したがって、ホルダ部材6のスライド部材5への保持の態様、および、操作レバー7の先端部7aのホルダ部材6への連繋の態様については、図示したところに代えて、図8および図9に示すように設定されてなるとしても良い。
【0077】
すなわち、まず、ホルダ部材6は、上下が開口する箱形に形成されてなるとすると共に、回転軸3の介在下に加工ローラ2を枢支してなるとしながら、スライド部材5に浮動可能に保持されてなるとするもので、この実施の形態による場合には、前記した軸8を利用してホルダ部材6をスライド部材5に回動操作自在に保持する場合に比較して、部材点数の削減が可能になる点で有利となる。
【0078】
ちなみに、スライド部材5は、図中で左端となる先端部に壁状に形成されたストッパ部5gを有してなり、このストッパ部5gにホルダ部材6を係止させて、ホルダ部材6のスライド部材5の軸線方向、すなわち、シリンダ体Cの軸線方向へのいわゆる逃げを阻止するように設定されている。
【0079】
また、このスライド部材5において、操作部5cに連設の立ち上り部5dは、図8中で左方に延在されて上記のストッパ部5gに連設されてなり、ここに形成される空間に上記のホルダ部材6を上下動可能に、また、後述する操作レバー7をこのスライド部材5の軸線方向に沿って摺動移動可能に収装するように設定されている。
【0080】
つぎに、操作レバー7は、角柱状に設定されてなるのが好ましく、シリンダ体Cに対して出没可能に、すなわち、スライド部材5およびホルダ部材6に対してガイド部材1の軸線方向に沿って移動操作可能に設定されると共に、この操作レバー7における先端部7bがクサビ構造に設定されてなるとする。
【0081】
この先端部7bにクサビ構造を採用する場合には、操作レバー7がその操作時にシリンダ体C対して出没される、すなわち、ガイド部材1の軸線方向に沿って移動するように操作されることになるから、操作レバー7の上下方向への移動を阻止しながら、その移動状態を安定させ易くなる点で有利となる。
【0082】
ちなみに、この操作レバー7において、図示するように、これがいわゆる最前進操作されるときには、先端部7bのクサビ部先端がスライド部材5における上記のストッパ部5gに当接されるとしており、このときに、ホルダ部材6が最上昇されて、加工ローラ2が最上昇位置に位置決め保持され、シリンダ体Cの内周面に最大深さの溝C1を加工形成することになるように設定されている。
【0083】
そして、図中に仮想線図で示すように、操作レバー7が所定のストロークだけ後退されて先端部7bがホルダ部材6の下方から抜け出るようになるときに、このホルダ部材6が最下降されて、加工ローラ2が最下降位置に位置決め保持されて、シリンダ体Cの内周面への溝C1の加工形成を中止することになるように設定されている。
【0084】
それゆえ、この実施の形態による場合には、前記したカム構造を構成する操作レバー7の駆動操作が回動である場合に比較して、操作レバー7の駆動操作がスライド部材5と同じ軸線に沿う方向の操作になる点で有利となる利点がある。
【0085】
なお、図示しないが、ホルダ部材6がスライド部材5に浮動可能に保持されるように設定される場合に、このホルダ部材6とスライド部材5との間には、前記した実施の形態によるカム構造を構成する先端部7aが臨在されてなるとしても良い。
【0086】
また、同じく図示しないが、操作レバー7における先端部7bがクサビ構造を構成する場合に、ホルダ部材6が、前記した実施の形態の場合と同様に、軸8を介してスライド部材5に揺動可能に保持されてなるとしても良い。
【0087】
前記したところは、操作レバー7を介して加工ローラ2を上下動させて突出位置に位置決め保持し、また、操作部5cを介してスライド部材5を移動させる、すなわち、加工ローラ2,操作レバー7およびスライド部材5を移動側に設定しているが、これに代えて、ガイド部材1側となるシリンダ体C側を移動側にしても同じ作用効果が得られるのはもちろんのことである。
【0088】
【発明の効果】
以上のように、この発明にあっては、加工ローラがガイド部材上を直接転動しないから、加工ローラの転動に伴うガイド部材との間の干渉がなく、それゆえ、加工ローラの円滑な転動が保障されるのはもちろんのこと、たとえば、加工ローラのいたずらな摩耗を回避できて耐久性を向上できる。
【0089】
また、この発明にあっては、加工ローラが、ホルダ部材を介してスライド部材にシリンダ体の径方向に相対変位操作可能に保持されると共に、このスライド部材がガイド部材の平坦なガイド面上を摺動するから、加工ローラの円滑な転動を保障するための構成が簡単になり、たとえば、加工ローラを保持する摺動部材を補助ローラを介してガイド部材の倣いガイド面に対して移動可能に設定する場合に比較して、部材点数の削減が可能になるのはもちろんのこと、シリンダ体の内径の実際を勘案しても、小形にしてその具現化が容易に可能になる。
【0090】
そして、加工ローラの転動時にこれをシリンダ体の径方向に相対変位させて深さの異なる溝を形成加工する場合に、たとえば、加工ローラを直接ガイド部材上で転動させる場合はもちろんのこと、補助ローラを介してガイド部材の倣いガイド面(倣い型)に対して移動可能に設定する場合でも、ガイド部材が直接倣い型として設定される関係上、所望の溝を種々形成する際には、その種々の加工形状に則した倣い型となるガイド部材が種々に必要になり、多種多様の倣い型としてのガイド部材を準備しなければならなくなるが、この発明にあっては、加工ローラが回転軸を介してホルダ部材に枢支され、このホルダ部材に対する操作レバーの操作により加工ローラをシリンダ体の径方向に相対変位操作自在に設定されていると共に、このガイド部材を設けたスライド部材がガイド部材の平坦なガイド面に対して相対移動可能とされているから、加工ローラの突出操作およびスライド部材の移動操作を適宜に選択して組み合わせることで、単一のガイド部材,スライド部材,加工ローラ,操作レバーなどでありながら、種々の態様の溝を形成加工し得ることになる。
【0091】
すなわち、加工ローラを操作レバーの操作によりシリンダ体の径方向に任意に突出移動させる場合には、その突出量に則した溝を形成加工でき、加工ローラの突出量を保持しながらスライド部材を移動させる場合には、加工ローラの突出量に基づく深さの溝をスライド部材がストロークした長さに応じて形成加工でき、また、加工ローラの突出量を可変操作しながらスライド部材をも同時に移動させる場合には、深さを自在に変更しながらこの可変部分の長さを所望の長さとする溝を言わば自由に形成加工できる。
【0092】
その結果、この発明によれば、加工ローラの円滑な転動状態を恒久的に実現し得ると共に、シリンダ体の内周面に設定通りの直線状の溝を形成するに最適となり、さらには、その具現化にあって、従来から提案のものに比較して、小形にして、しかも部品の共通化と部品点数の削減が可能になり、コストを低くしてその汎用性の向上を期待するのに最適となるなど、幾多の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による溝加工装置の利用状態を示す部分縦断面図で、加工ローラが最上昇された状態を示す図である。
【図2】図1中のY−Y線で示す加工ローラが最上昇された状態の縦断面図である。
【図3】シリンダ体の図示を省略してスライド部材上に載置されたホルダ部材に操作レバーが連繋した状態を示す部分平面図である。
【図4】図3中のX−X線で示す縦断面図で、回動操作された操作レバーの先端部がホルダ部材の揺動端部を最下降させた状態を示す図である。
【図5】図4と同様の図で、回動操作された操作レバーの先端部がホルダ部材の揺動端部を最上昇させた状態を示す図である。
【図6】図1と同様の図で、加工ローラが最下降された状態を示す図である。
【図7】図1と同様の図で、加工ローラが最上昇位置と最下降位置の中間位置にある状態を示す図である。
【図8】この発明の他の実施の形態による溝加工装置の利用状態を図1と同様に図である。
【図9】図8中のY−Y線で示す縦断面を図2と同様に示す図である。
【図10】従来例としての溝加工装置の利用状態を図1と同様に示す図である。
【図11】図10中のY−Y線で示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ガイド部材
1b 左右動規制溝
1c ガイド面
2 加工ローラ
2a 尖端
3 回転軸
5 スライド部材
5a 突起部
5b 取付部
5c 操作部
5d 立ち上り部
5e,5g ストッパ部
5f テーブル部
6 ホルダ部材
6a 回動枢着部
6b 揺動端部
7 操作レバー
7a カム構造を構成する先端部
7b クサビ構造を構成する先端部
8 軸
C シリンダ体
C1 溝
Claims (3)
- シリンダ体内に挿入載置されてシリンダ体の軸線方向に沿う平坦なガイド面を有するガイド部材と、このガイド部材のガイド面に載置されて外力作用でシリンダ体の軸線方向に移動可能とされるスライド部材と、このスライド部材に揺動あるいは浮動可能に保持されてシリンダ体の径方向への相対変位を可能にするホルダ部材と、このホルダ部材に回転軸の介在下に回動可能に枢支される加工ローラと、基端操作部がシリンダ体の外部に延在される一方で先端部がホルダ部材に連繋される操作レバーとを有してなり、操作レバーが回動操作あるいはホルダ部材に対して出没操作されることでこの操作レバーの先端部によりホルダ部材を揺動あるいは浮動させて加工ローラをシリンダ体の径方向に相対変位させるように設定されてなることを特徴とする溝加工装置
- 操作レバーの先端部がカム構造下あるいはクサビ構造下にホルダ部材に連繋されてなる請求項1の溝加工装置
- ガイド部材がガイド面の中央にシリンダ体の軸線方向に沿う左右動規制溝を有してなると共にこの左右動規制溝内にスライド部材の下端に突設した突起部を摺動可能に嵌合させてなる請求項1の溝加工装置
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