JPS5917680B2 - ロ−ラ刻印装置 - Google Patents

ロ−ラ刻印装置

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JPS5917680B2
JPS5917680B2 JP4706776A JP4706776A JPS5917680B2 JP S5917680 B2 JPS5917680 B2 JP S5917680B2 JP 4706776 A JP4706776 A JP 4706776A JP 4706776 A JP4706776 A JP 4706776A JP S5917680 B2 JPS5917680 B2 JP S5917680B2
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JP
Japan
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eccentric cam
cam
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handle
main body
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及二 大森
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Howa Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 : 本発明はローラテーキンを回転させて軸方向に刻印
するローラ刻印装置に関するものである。
従来のこの種の装置にあつてローラテーキンの押付を油
圧シリンダーにより直接行つているので、刻印する文字
や模様の密度の差により刻印深さが0 異なり、また刻
印する文字や模様の最初の部分と最後の部分とはその部
分の文字や模様に加圧力が集中して他の中間部分に比べ
て刻印深さが深くなり、大きな刻印班を生ずる欠点があ
つた。また、押付位置の設定をリミットスイッチにより
行つて5 いるので、正確な位置決めが困難であつた。
そこで、本発明は上記欠点を除去し、刻印する文字や模
様に密度差があつてもその文字や模様を均一な深さで刻
印することができ、しかもその刻印を極めて正確な位置
に行えるようにしたローラ0 刻印装置を提供しようと
するもので、被刻印物を載置固定可能な被刻印物取付部
を有する移動テーブルを本体に横動自在に配設し、この
移動テーブル上又はこの移動テーブルと連動して横動す
るように本体に別設した移動テーブル上に板カムを取”
5 換自在に取付け、上記被刻印物取付部の移動軌跡の
上方には本体に上下動自在に支承させたテーキンホルダ
ーを配設し、このテーキンホルダーの下端部にローラテ
ーキンを回動自在に備え、また上記テーキンホルダーの
上方には本体に横向きの枢00軸を介して回動可能に枢
着した偏心カムを配設し、この偏心カムの外周に上記テ
ーキンホルダーを上向きに付勢して当接させ、この偏心
カムには上記カム板の移動軌跡の上方に横向きに延出す
る偏心カムハンドルの一端部を固着し、この偏心カムハ
’5 ンドルを下向きに回動させると偏心カムが上記テ
ーキンホルダーを下降させるように構成し、上記偏心カ
ムハンドルの他端部にこの偏心カムハンドヘクールに下
向きの加圧力を加え得るように構成した加圧装置に連結
し、上記偏心カムハンドルと上記板カムの移動軌跡との
間には本体に上下動自在に支承させたトレーサーを偏心
カムハンドルと板カム.とに当接可能に配設し、このト
レーサーの下方に板カムが移動されたときに加圧装置が
偏心カムハンドルを下向きに回動させるとトレーサーが
板カムのカム面に当接して偏心カムハンドルの下向き回
動を規制するようにしたことを特徴としている。
以下本発明の実施例を示す図面について詳しく説明する
。1は本体2のベツド、3は本体2の門型枠で、この門
型枠3はベツド1の上面を跨いでいる。
4は上記門型枠3に固着したブラケツトで、第3図に示
すように上下方向の孔4aと左右方向の切欠孔4bが設
けられている。
5は下端にローラテーキン6を回転自在に軸支したテー
キンホルダー[■■7a内に上下摺動自在に嵌装され、
後述の移動テーブル上に設けた被刻印物取付部の移動軌
跡の上方に配設されている。
このテーキンホルダ一5は滑りキー8とキー溝9でもつ
てブツシユ7,7a内で回動しないようになつている。
また、このテーキンホルダ一5は上端に設けた鍔5aと
ブツシユ7間に圧縮介装したばね10により上方に付勢
さへ上端面が次に示す偏心カム11の外周に当接して受
止められている。上記ローラテーキン6はこれに植設し
たピン12とテーキンホルダ一5に植設したピン13と
の間にばね14が張設さ八ローラテーキン6上のストツ
パーピン15がテーキンホルダ一5に当接して刻印始め
位置が規制されている。(第4図参照)偏心カム11は
上記ブラケツト4の切欠孔4b内に位置してブラケツト
4に枢軸16により回動自在に枢着されている。この枢
軸16はテーキンホルダ一5の略真上に位置している。
17は偏心カム11に固着した偏心カムハンドルで、こ
の偏心カムハンドル17が下方に揺動すると偏心カム1
1がテーキンホルダ一5をばね10に抗して押下げるよ
うになつている。
18は偏心カムハンドル17の中間部下方に位置させて
上記門型枠3に固着したブラケツトで、第3図に示すよ
うに上下方向の孔18aが設けられており、この孔18
a内に嵌着したブツシユ19,19a内にトレーサー2
0が上下摺動可能に嵌装されている。
このトレーサー20は滑りキー21とキー溝22でもつ
てブツシユ19,19a内で回動しないようになつてい
る。上記トレーサー20の下端にはカムフオロア一23
が回転自在に取付けら江上端には上記偏心カムハンドル
17の下面に当接する受ローラ24が回転自在に取付け
られている。また、トレーサー20の上端部には偏心カ
ムハンドル17を上下に或程度余裕をもつて跨いでいる
連結金具25が取付けられ、偏心カムハンドル17が上
方に揺動するとトレーサー20がこの連結金具25でも
つて引き上げられるようになつている。砥以上に示した
ブラケツト4、テーキンホルダ一5、偏心カム11、ト
レーサー20等は三箇所で刻印できるようにベツド長方
向に適当な間隔をおいて三箇所に夫々設けられているが
、これらは略同一構成であるので重複説明を省略し、他
の二箇所のものにおいては必要に応じ対応する符号にア
ルフアベツトのElfを付して説明する。26は被刻印
物27の移動テーブルで、ベツト1上に並設した2本の
レール28,28aに移動可能に嵌合載置されている。
29は上記移動テーブル26の送り螺子軸で、本体2に
固設した一対の軸受30,30aでもつて回転自在に支
承さへ上記レール28,28a間においてこれと平行に
配設されている。
そして、上記移動テーブル26の底に固着したプロツク
31の螺子孔31aがこの送り螺子軸29に螺合し、送
り螺子軸29の回転により移動テーブル26が螺子送り
されるようになつている。上記送り螺子軸29の一端(
第1図において左端)にはこれを手操作で回転させる為
のハンドル32が取付けられ、他端にはこれをギヤード
モータ33(以下モータ33と記す)で回転させる為の
プーリ−34がトルクリミツタ一35を介して取付けら
へ このプーリ一34と本体2に固設したモータ33の
駆動プーリ−36間にベルト37が懸回されている。3
8は送り螺子軸29のブレーキ装置で、上記軸受30a
に取付けられ、モータ33の停止と同時に作動して送り
螺子軸29を急停止させる。
39は上記移動テーブル26上に固着した取付台、40
はこの取付台39上に取換自在に載置固定した治具ベー
スで、被刻印物を載置固定可能な被刻印物取付部を構成
しており、この治具ベース40の上に被刻印物27が図
示を省略した治具でもつて移動テーブル26の移動方向
と平行に載置固定され移動テーブル26がベツド1上を
移動するときこの被刻印物27が上記ローラテーキン6
のすぐ下を通過するようになつている。
41は同じく移動テーブル26上に固着した取付台、.
42はこの取付台41上に取付けた板カムベースで、
この板カムベース42上に上記トレーサー20,20e
,20fのカムフオロア一23,23e,23fと対応
する3枚の板カム43,43e,43fが第5,6,7
図に示すように夫々取換自在に移動テーブル26の移動
方向と平行に取付けられている。
即ち、板カムベース42上面に2本の並行な取付部44
,44aが適当な間隔で突出形成さへ板カム43,43
e,43fはこの取付部44,44aの側面に長孔45
,45e,45fを通して取付ねじ46,46e,46
fでもつて夫々緊締固着されている。また、板カムベー
ス42の両端部に保持板47,47aが固着され、この
保持板47,47aの板カム43と対応する位置に夫夫
調節ねじ48,48aが螺合され、夫々の先端が板カム
43の両端面に当接して板カム43の長手方向への移動
を規制している。従つて、調節ねじ48,48aを緩め
て取付ねじ46を取外すことにより板カム43の取換え
を容易に行なえ、また取付ねじ46を緩めた状態で調節
ねじ48,48aを回動させることにより板カム43の
長手方向の取付位置を調整できる。上記のことは他の板
カム43e,43fにおいても同様である。上記板カム
43,43e,43fは第6図に示すように夫々位相を
異にして急激な下降部49,49e,49fと平らな平
面部50,50e,50fと緩やかな上昇斜面部51,
51e,51fを備え、上記移動テーブル26がベツド
1上を移動するときこれらの板カム43,43e,43
fが夫々対応するトレーサー20,20e,20fのカ
ムフオロア一23,23e,23fの下を通過するよう
になつている。次&Ce52は上記板カム43にトレー
サー20のカムフオロア一23が当接するように偏心カ
ムハンドル17を第3図において下方へ揺動加圧する加
圧装置で、本実施例ではエアーシリンダー53のヘツド
エンドをベツド1上の枢支部54に枢着し、このエアー
シリンダー53のピストンロツド53aの先端を偏心カ
ムハンドル17の先端にピン連結している。このエアー
シリンダー53は上記移動テーブル26に設けたドツグ
55が本体2に設けたリミツトスイツチLSlを0N作
動すると図示を省略した電磁弁が作動してピストンロツ
ド53aが没入し、偏心カムハンドル17を第3図に仮
想線4で示すようにストツパ一56に当接する位置迄下
方へ揺動させる。また、このエアーシリンダ53は移動
テーブル26に設けた別のドツグ57が本体2に設けた
リミツトスイツチLS2を0N作動すると電磁弁が切換
わつてピストンロツド53aが突出し、偏心カムハンド
ル17を第3図に実線で示すように上方へ揺動させる。
砥上記移動テーブル26のドツグ57がリミツトスイツ
チLS2を0N作動するとモータ33の回転が停止し、
その後モータ33が逆転して移動テーブル26が戻さへ
このモータ33の逆転は移動テーブル26のドツグ5
5が本体2に設けたリミツトスイツチLS3を0N作動
すると停止するようになつている。本実施例は以上のよ
うに構成され、次にこれを自動運転させた場合の作動を
示す。ローラ刻印機の始動前にあつては、移動テーブル
26は第1図に示すストロークエンドに位置し、また加
圧装置52のエアーシリンダー53はピストンロツド5
3aが第3図に示すように突出した状態にある。そして
、始動ボタン(図示省略)を押すと七一タ33が正転駆
動して送り螺子軸29を回転させ、この送り螺子軸29
の回転により移動テーブル26はレール28,28a上
を摺動して第1,2図において右方へ所定の速度で移動
する。その悦移動テーブル26の移動により板カム43
が対応するトレーサー20のカムフオロア一23の下方
に差し掛かり、移動テーブル26のドツグ55がリミツ
トスイツチLSlを0N作動させると、このリミツトス
イツチLSlの信号によりエアーシリンダー53のピス
トンロツド53aが没入さ八ピストンロツド53aは偏
心カムハンドル17を引き下げる。これにより偏心カム
ハンドル17は受ローラ24を介してトレーサー20を
押し下げ、カムフオロア一23を板カム43に当接させ
る。この場合、上記エアーシリンダー53はピストンス
トロークになお相当の余裕を残しており、偏心カムハン
ドル17は枢軸16を支点にして下方に大きな力で付勢
さへ 上記トレーサー20の受ローラ24に、受止めら
れてその揺動が規制される。尚、上記リミツトスイツチ
LSlの信号により他の2つのエアーシリンダー53e
,53fのピストンロツド53ae,53afも没入し
て偏心カムハンドル一17e,17fを引き下げ、この
偏心カムハンドル17e,17fはストツパ一56に当
接してその揺動を規制される。その後、移動テーブル2
6の移動により被刻印物27がローラテーキン6の真下
に差し掛かるが、この時点では板カム43に倣つてトレ
ーサー20が上昇し偏心カムハンドル17が或る程度押
し上げられているので、被刻印物27とローラテーキン
6との間に間隙がつくらへ被刻印物27がローラテーキ
ン6に当たることはない。そして、その後の移動テーブ
ル26の移動により板カム43の急激な下降部49がカ
ムフオロア一23の位置に移動されると、トレーサー2
0はカムフオロア一23がこの板カム43の下降部49
に倣つて急速に下降し、偏心カムハンドル17が下方へ
所定量急速に揺動する。この偏心カムハンドル17の揺
動により偏心カム11がテーキンホルダ一5をばね10
に抗して強制的に押し下げ、これによりローラテーキン
6が被刻印物27の表面に所定量食い込んで刻印する。
このローラテーキン6の食い込み量は板カム43の平面
部50の高さ位置により設定され、刻印文字や模様の粗
密度差によつて変わることはない。従つて、文字や模様
の密度差による刻印斑が全くなく、ローラテーキン6の
食い付きもスムーズに行なわぺ崩れのない鮮明な刻印が
行なわれる。また、上記ローラテーキン6の被刻印物2
7への食い込み位置は、板カム43の下降部49の位置
により直接設定されるので、刻印位置はばらつくことが
なく極めて正確である。上記ローラテーキン6による刻
印は、トレーサー20のカムフオロア一23が板カム4
3の平面部50を倣つている間に、ローラテーキン6が
被刻印物27の移動に伴ない第1,4図において反時計
方向に回転されつつ行なわれる。その後、移動テーブル
26の移動により板カム43の上昇斜面部51力幼ムフ
オロア一23を徐々に押し上げてトレーサー20を上昇
させ、 トレーサー20は偏心カムハンドル17を上方
へ揺動させる。この偏心カムハンドル17の上方への揺
動によりテーキンホルダ一5は偏心カム11による押し
下げが解かれてばね10により上昇され、これによりロ
ーラテーキン6は被刻印物27から離されて刻印1乍業
を終え、ばね14により先に回転された分だけ逆回転さ
れて元の回転位置に復帰される。その後上記と同様にし
て他の2箇所においでも被刻印物27に刻印が行なわれ
るが、その作動説明は省略する。この他の2箇所におけ
る刻印は板カム43e,43fの平面部50e,50f
の位置を板カム43の平面部50の位置に対して夫々位
相を異にして形成してあるので、同一位置に重ねて刻印
されることはない。以上のようにして3箇所での刻印を
終え、移動テーブル26のその後の移動によりドツグ5
7がリミツトスイツチLS2を0N作動させると、モー
タ33の回転が停止すると共にブレーキ装置38が働い
て送り螺子軸29の回転が停止し、移動テーブル26の
移動が停止する。また、これと同時にエアーシリンダー
53,53e,53fのピストンロツド53a,53a
e,53afが突出して偏心カムハンドル17,17e
,17fを夫々上方へ揺動させ、これにより各ローラテ
ーキン6,6e,6fは上昇される。その後、モータ3
3が逆転されて移動テーブル26が元のスタート位置へ
移動さへ この位置でドツグ55がリミツトスイツチL
S3を0N作動させ、これによりモータ33の逆転が停
止すると共にブレーキ装置38が働き、移動テーブル2
6の移動が停止される。以上が本実施例の自動運転によ
る1サイクルの作動であるが、本実施例は手動による運
転も可能であり、この場合移動テーブル26の送りはハ
ンドル32により行なう。上記刻印作動において、刻印
の深さや刻印の位置を変更したい場合には、板カムの板
カムベースへの取付位置を調整したり、カム面の形状が
種々異なる板カムを予め準備しておき、これらの板カム
のうちの適当な板カムと取り換えることによつて容易に
行うことができる。
上記実施例では3箇所に設けたローラテーキンを夫々対
応する3枚の板カムでもつて操作して刻印するようにし
たので、種類の異なる3種の文字(例えば漢字、ローマ
字、図形)を被刻印物の軸方向に極めて接近した位置に
夫々刻印でき、また被刻印物の治具ベースに回動機構を
付設して被刻印物を所定量回動できるようにすると、上
記3種の文字を被刻印物の円周方向への位相をずらして
刻印できる。
更にまた、刻印抵抗の差により何れか一つのローラテー
キンのみが先に摩耗した場合にはそのローラテーキンの
みを個別に取り換えることができて経済的である。尚、
本願は上記実施例に限定されるものではなく、一つのロ
ーラテーキンを一枚の板カムでもつて操作するものであ
れば充分である。
そして、偏心カムを板カムに設計変更したり、テーキン
ホルダ一を2つの部分で構成してこれらの2つの部分の
結合量を調整可能とし、ローラテーキンの上下高さ位置
を被刻印物の種類により容易に変更できるようにしても
良い。また、上記実施例ではトレーサーの上端を連結金
具でもつて偏心カムハンドルに連結して偏心カムハンド
ルがトレーサーを引き上げるようにしているが、トレー
サーを偏心カムハンドルに馬鹿穴でピン連結したり、ト
レーサーをばね等で上方へ付勢して受ローラを偏心カム
ハンドルに当接させたり、或いはばね等で上方へ付勢し
たトレーサーを別に付設したストツパ一で係止して、偏
心カムハンドルが上方へ揺動されたときトレーサーと偏
心カムハンドルの連繋が途中で断たれるようにしても良
い。更にまた、上記実施例では工場に既に配管されてい
る圧縮空気を利用したエアーシリンダーでもつて加圧装
置を構成し、費用を極めて安価にできる利点を有してい
るが、本願にあつては加圧装置を油圧シリンダー、ウエ
ート或いはばね等他の加圧手段でもつて構成しても良い
。その上、刻印位置の精度を問わない場合には板カムを
被刻印物の移動テーブル上に設けずに別に設けた移動テ
ーブル上に設けても良い。以上のように本発明にあつて
は、本体に摺動自在に嵌装したテーキンホルダ一を上方
に付勢してその上端面を、本体に枢着した偏心カムに当
接させ、この偏心カムの偏心カムハンドルに加圧装置を
設けたので、加圧装置の力が偏心カムにより大きく増大
されてテーキンホルダ一に加えられ、しかも刻印時にテ
ーキンホルダ一から受ける反力の大部分を偏心カムの枢
軸が受止めてその反力を加圧装置にほとんど加えない。
従つて、能力の小さい小型の加圧装置でもつて大きな刻
印加圧力を得ることができ、エネノkキーの節減を計る
ことができると共に装置を小型化できる利点を有する。
また、本体に摺動可能に嵌装したトレーサーを偏心カム
ハンドルと当接可能に関係させ、本体のベツド上に設け
た移動テーブル上に前記トレーサーに係合する板カムを
取付け、偏心カムハンドルの揺動位置を板カムに倣わせ
て刻印するようにしたので、ローラテーキンの被刻印物
への食い込み深さおよび食い込み位置を板カムの形状に
より任意に設定でき、段取り換えを簡単に行なえて、作
業能率の向上を計ることができる。更にまた、ローラテ
ーキンの食い込み量を板カムにより設定できるので、刻
印する文字や模様に密度差があつても刻印むらを完全に
なくすことができると共に、口ーラテーキンの食い付き
や打ち上がりがスムーズとなり、仕上がりの美しい鮮明
な刻印を行なうことができ、製品価値の向上を計れる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す正面図、第2図は第1図
の平面図、第3図は第1図のX−X線断面図、第4図は
第1図の部分拡大図、第5図は板カムの取付状態を示す
平面図、第6図は第5図の正面図、第7図は第6図の右
側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被刻印物を載置固定可能な被刻印物取付部を有する
    移動テーブルを本体に横動自在に配設し、この移動テー
    ブル上又はこの移動テーブルと連動して横動するように
    本体に別設した移動テーブル上に板カムを取換自在に取
    付け、上記被刻印物取付部の移動軌跡の上方には本体に
    上下動自在に支承させたテーキンホルダーを配設し、こ
    のテーキンホルダーの下端部にローラテーキンを回動自
    在に備え、また上記テーキンホルダーの上方には本体に
    横向きの枢軸を介して回動可能に枢着した偏心カムを配
    設し、この偏心カムの外周に上記テーキンホルダーを上
    向きに付勢して当接させ、この偏心カムには上記板カム
    の移動軌跡の上方に横向きに延出する偏心カムハンドル
    の一端部を固着し、この偏心カムハンドルを下向きに回
    動させると偏心カムが上記テーキンホルダーを下降させ
    るように構成し、上記偏心カムハンドルの他端部はこの
    偏心カムハンドルに下向きの加圧力を加え得るように構
    成した加圧装置に連結し、上記偏心カムハンドルと上記
    板カムの移動軌跡との間には本体に上下動自在に支承さ
    せたトレーサーを偏心カムハンドルと板カムとに当接可
    能に配設し、このトレーサーの下方に板カムが移動され
    たときに加圧装置が偏心カムハンドルを下向きに回動さ
    せるとトレーサーが板カムのカム面に当接して偏心カム
    ハンドルの下向き回動を規制するようにしたことを特徴
    とするローラ刻印装置。
JP4706776A 1976-04-23 1976-04-23 ロ−ラ刻印装置 Expired JPS5917680B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63278483A (ja) * 1987-05-08 1988-11-16 Pioneer Electronic Corp Palビデオ信号処理装置
JPH0186385U (ja) * 1987-11-27 1989-06-07
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JP3015492U (ja) * 1995-03-06 1995-09-05 船井電機株式会社 磁気再生装置

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