JP3806788B2 - 媒体搬送装置 - Google Patents

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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙葉状の媒体を搬送する媒体搬送装置に関し、特に金融機関の現金処理を行う装置等に設置される紙幣等の媒体を搬送する媒体搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金融機関には入出金処理、在り高管理、紙幣の保管等の処理を行う現金を媒体とする媒体処理装置が設置されている。
この種の媒体処理装置では、ばら紙幣の入出金を行う紙幣入出金機と、紙幣を小束に施封し必要に応じて紙幣の小束を出金する施封・小束支払機等のユニットが独立に配置され、各ユニット間で紙幣の搬送を行う場合は、例えば一旦紙幣入出金機内で紙幣を集積した後、人の手またはロボットアームによって紙幣の方向を変え施封・小束支払機に搬入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術においては、ユニット間で媒体の搬送を行う場合は、媒体を一旦集積してから他のユニットに送り出さねばならず媒体の停止時間が発生し、多数枚の媒体を搬送するためには非常に時間がかかるという問題があった。
【0004】
従って、各ユニット間を搬送路で接続し連続した搬送処理を行うことが必要になり、様々な媒体の排出方向や受入れ方向を有する各ユニット間を連携させる受入れ・搬送方向の自在性を高めた媒体搬送装置の開発が要望されていた。
そこで、本発明は、多数枚の媒体の搬送処理が連続して行え、媒体の搬送方向を自在に変更できる媒体搬送装置を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、媒体を搬送する第1の搬送路と、前記第1の搬送路の媒体搬送方向と交差する方向を軸CLとして所定の角度回転させた媒体搬送方向を有する第2の搬送路と、前記第1と第2の搬送路の間に配置され、前記軸CLを中心にして媒体を捻りながら前記所定の角度に向きを変えて搬送するツイスト搬送路とを備え、該ツイスト搬送路は、前記第1の搬送路の媒体搬送方向と直交し、かつ媒体搬送面に平行に、前記軸CLに沿う方向に並べて配置した2本の第1のシャフトと、該第1のシャフトにそれぞれ設けられたプーリとを有する媒体受取部と、前記第2の搬送路の媒体搬送方向と直交し、かつ媒体搬送面に平行に、前記軸CLに沿う方向に並べて配置した2本の第2のシャフトと、該第2のシャフトにそれぞれ設けられたプーリとを有する媒体排出部と、前記第1のシャフトに設けられた前記第2の搬送路側のプーリと、前記第2のシャフトに設けられた前記第1の搬送路と反対側のプーリとの間に捻られた状態で掛け渡された無端ベルトと、前記第2のシャフトに設けられた前記第1の搬送路側のプーリと、前記第1のシャフトに設けられた前記第2の搬送路と反対側のプーリとの間に捻られた状態で掛け渡された無端ベルトとを有し、前記2つの無端ベルトを長手方向に当接させて一対となし、該当接した一対の無端ベルトの前記第1のシャフトに設けられた前記第2の搬送路側のプーリおよび前記第2のシャフトに設けられた前記第1の搬送路側のプーリを、他方の無端ベルトを押込むように配置したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明による媒体搬送装置の実施の形態について説明する。
第1実施の形態例
図1は本発明の第1実施の形態を示す正面図、図2はその側面図である。
【0007】
図1、図2において、1は第1の搬送路である。
2は第2の搬送路であり、第1の搬送路1の媒体搬送方向と交差する方向を軸CLとして所定の角度、本形態例では90度回転した位置に配置されている。
3は捻られた搬送路(以下、ツイスト搬送路という。)であり、第1の搬送路1と第2の搬送路2の間に配置されている。
【0008】
図3は本発明の第1実施の形態のツイスト搬送路を示す斜視図である。
4aはプーリであり、クラウン効果による平ベルトの脱落防止のために僅かに円弧状に成形された外周面を持ち、第1の搬送路1の媒体搬送方向と直交し媒体搬送面に平行に配置した図示しない複数の第1のシャフトの1本に設けられている。
【0009】
5aはプーリであり、僅かに円弧状に成形された外周面を持ち、図示しない複数の第1のシャフトの他の1本のシャフトに設けられている。
6aは無端ベルトであり、弾性を有する材料で製作された平ベルトである。
7aはアイドラプーリであり、僅かに円弧状に成形された外周面を持ち、図示しない複数の第1のシャフトのもう1本の他のシャフトに設けられており、そのシャフトに板バネ、コイルスプリング、トーションスプリング等のバネ部材を設けることよって無端ベルト6aの張力を一定に保つよう支持する。
【0010】
4bはプーリであり、僅かに円弧状に成形された外周面を持ち、第2の搬送路2の媒体搬送方向と直交し媒体搬送面に平行に配置した図示しない複数の第2のシャフトの1本に設けられている。
5bはプーリであり、僅かに円弧状に成形された外周面を持ち、図示しない複数の第2のシャフトの他の1本に設けられている。
【0011】
6bは無端ベルトであり、弾性を有する材料で製作された平ベルトである。
7bはアイドラプーリであり、僅かに円弧状に成形された外周面を持ち、図示しない複数の第2のシャフトのもう1本の他のシャフトに設けられており、そのシャフトにバネ部材を設けることよって無端ベルト6bの張力を一定に保つよう支持する。
【0012】
8はピン孔であり、図示しないシャフトに設けられたピン孔にピンを嵌合して各プーリやアイドラプーリをシャフトに固定する。
媒体受取部は、複数の第1のシャフトに設けられたプーリ4a、5a、アイドラプーリ7aによって構成され、媒体排出部は、複数の第2のシャフトに設けられたプーリ4b、5b、アイドラプーリ7bによって構成される。
【0013】
また、複数の第1のシャフトおよび複数の第2のシャフトは、それぞれのシャフト群毎に平行に設置されている。
無端ベルト6aは、プーリ4aとプーリ5b間に、プーリ4a、5bの向きに従って捻られた状態で掛け渡され、無端ベルト6bは、プーリ4b、5a間に、プーリ4bとプーリ5aの向きに従って捻られた状態で掛け渡されている。
【0014】
このようにして掛け渡された一対の無端ベルト6a、6bは、互いにその長手方向に当接して配置され、図3に示すように一方の無端ベルト6aの属するプーリ5bが他方の無端ベルト6bを押込むように設置される。無端ベルト6bに属するプーリ5aの場合も同様である。
このような構成とすることにより、本実施の形態ではプーリ5aやプーリ5bが無端ベルト6aや無端ベルト6bを押込む量を調節することで、媒体の受取方向や排出方向の角度を変更することができる。
【0015】
上記のようにして、無端ベルト6a、6bの当接面間に軸CLを中心として媒体が捻られながら回転するツイスト搬送路3が形成され、他の部位と共に図示しないフレームに収められ媒体回転部を構成する。
次に、上述した構成の作用について説明する。
図1および図2において、ツイスト搬送路3を駆動する駆動力は、図示しない駆動源からプーリ4a、プーリ4b、プーリ5aまたはプーリ5bの少なくとも一つに伝えられ、他のプーリおよびアイドラプーリ7a、7bはベルト6a、6bの摩擦力によって従動する。
【0016】
媒体が、第1の搬送路1によって搬送され図1に示す▲1▼に達すると、プーリ5a、アイドラプーリ7aにそれぞれ掛け渡された無端ベルト6a、6bの当接面間に侵入する。
次いで、無端ベルト6a、6bの当接面間に形成されたツイスト搬送路3に挟持されて搬送され、▲2▼の状態になる。
【0017】
この時、無端ベルト6aにはプーリ5bが、無端ベルト6bにはプーリ5aが押込まれた状態で設置されているので、無端ベルト6a、6bの当接面間には強いクランプ力が発生し、斜行やもたつき等の発生が抑制され安定した搬送力を得ることができる。
媒体は▲2▼の状態からツイスト搬送路3によって搬送され、プーリ5b、アイドラプーリ7bにそれぞれ掛け渡された無端ベルト6a、6bの当接面間から排出されて図2に示す▲3▼の状態となり、媒体が一対の無端ベルト6a、6bの間を移動しながら所定の角度に向きを変え、第1の搬送路1の位置から第2の搬送路2の位置へ受け渡される。
【0018】
この媒体に回転の軸CLを持たせて搬送方向を変更するツイスト搬送路3によって少ない容積の中で媒体の搬送方向を変更でき小型の媒体回転部が実現できると共に、この媒体回転部を異なったユニット間の搬送路に適用することによって媒体の搬送を停止させることなく媒体の搬送方向を変更する搬送処理を行うことができ媒体の処理時間を短縮することができる。
【0019】
図4は本発明の第1実施の形態の媒体回転部の他の態様1を示す斜視図、図5は他の態様2を示す斜視図である。
なお、上記第1実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付して示し説明を省略する。
図4に示すように、アイドラプーリ7a、7bを省略することにより、部品点数を削減でき製造コストを低減できる。
【0020】
また、図5に示すように、プーリ4aとプーリ5a、プーリ4bとプーリ5bを並べることにより、搬送方向を変更することが可能となる。また、プーリ5aの無端ベルト6aを押込む量を調節することで、媒体の受取方向または排出方向の角度を変更することができる。
図6は、プーリの他の態様を示す側面図である。
【0021】
11は略円弧状の突起であり、僅かに円弧状に成形されたプーリ4aの外周面の中央部に全周に渡って設けられている。
この突起11は、プーリ4aに限らず他のプーリ4b、5a、5bやアイドラプーリ7a、7bにも設けられている。これによって、クラウン効果を更に高めることができ、無端の平ベルトの脱落防止効果を一層高めることができる。
【0022】
また、プーリ5a、5bが、無端ベルト6b、6aに押込まれた状態で設置されており、無端ベルト6b、6a間の当接面積を減じることなく突起11を採用できるため、クランプ力が低下することはない。
第2実施の形態例
図7は本発明の第2実施の形態を示す正面図、図8はその側面図である。
【0023】
なお、第1実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、図中の記号のない矢印は搬送方向を示す。
図7、図8において、21aはフィードローラであり、第1の搬送路1の媒体搬送方向と直交し媒体搬送面に平行に配置した第1のシャフト22aに設けられる。
【0024】
23aは歯付プーリであり、無端の歯付ベルト24の歯と噛合う歯がその外周面に刻まれ、その両側に歯付ベルト24の脱落防止のためのフランジ部が設けられている。歯付プーリ23aは第1のシャフト22aと平行に設けられた第1のシャフト22bに設けられ、ギア列25aを介して第1のシャフト22aに設けられたフィードローラ21aと連動して回転する。
【0025】
26aはガイドであり、図示しない媒体回転部のフレームに固定されている。27a、28aはプレッシャローラであり、その回転シャフト等に板バネ、コイルスプリング、トーションスプリング等のバネ部材が設けられており、フィードローラ21aを押圧する。
29aはプレッシャローラであり、その回転シャフト等に板バネ、コイルスプリング、トーションスプリング等のバネ部材が設けられており、歯付プーリ23aと対向して歯付ベルト24を押圧し、媒体搬送時のクランプ力を得ると共に歯付ベルト24の脱落を防止する。
【0026】
21bはフィードローラであり、第2の搬送路2の媒体搬送方向と直交し媒体搬送面に平行に配置した第2のシャフト30aに設けられる。
23bは歯付プーリであり、無端の歯付ベルト24の歯と噛合う歯がその外周面に刻まれ、その両側に歯付ベルト24の脱落防止のためのフランジ部が設けられている。歯付プーリ23bは第2のシャフト30aと平行に設けられた第2のシャフト30bに設けられ、ギア列25bを介して第2のシャフト30aに設けられたフィードローラ21bと連動して回転する。
【0027】
26bはガイドであり、図示しない媒体回転部のフレームに固定されている。27b、28bはプレッシャローラであり、その回転シャフト等に板バネ、コイルスプリング、トーションスプリング等のバネ部材が設けられており、フィードローラ21bを押圧する。
29bはプレッシャローラであり、その回転シャフト等に板バネ、コイルスプリング、トーションスプリング等のバネ部材が設けられており、歯付プーリ23bと対向して歯付ベルト24を押圧し、媒体搬送時のクランプ力を得ると共に歯付ベルト24の脱落を防止する。
【0028】
歯付ベルト24は、弾性を有する材料で製作され、その内側に歯付プーリ23a、23bに噛合う台形状の歯が設けられており、歯付プーリ23a、23b間にこれらの向きに従って捻られた状態で掛け渡されている。
なお、歯付ベルト24の歯の形状は、三角形や半円形等でもよく、台形の例に限るものではない。
【0029】
31a、31bはプレッシャローラであり、歯付プーリ23a、23b間に掛け渡された歯付ベルトの外側面に沿って媒体の搬送方向の長さより短い間隔で配置され、その回転シャフト等に板バネ、コイルスプリング、トーションスプリング等のバネ部材が設けられており、媒体搬送時のクランプ力を得ると共に歯付ベルト24を押圧して歯付ベルト24の張力を一定に保つよう機能する。
【0030】
このようにして、歯付ベルト24のプレッシャローラ29a、31a、31b、29bとの当接面の搬送方向の中心線は、第1の搬送路1の媒体搬送方向と交差する方向、本形態例では90度の方向の軸CLと一致するよう歯付プーリ23a、23bが配置され、この軸CLを中心として捻られた歯付ベルト24の外側面と当接するプレッシャローラ29a、31a、31b、29bによってツイスト搬送路3が形成されている。
【0031】
また、第1のシャフト22a、22b、フィードローラ21a、ガイド26a、プレッシャローラ27a、28a、歯付プーリ23a、プレッシャローラ29a、31aおよびこれらを設ける図示しないシャフトや軸受等によって媒体受取部が構成され、第2のシャフト30a、30b、フィードローラ21b、ガイド26b、プレッシャローラ27b、28b、歯付プーリ23b、プレッシャローラ29b、31bおよびこれらを設ける図示しないシャフトや軸受等によって媒体排出部が構成される。
【0032】
この媒体受取部と媒体排出部の各プーリとローラに歯付ベルト24を掛け渡しツイスト搬送路3とし、これらとその他の部位を図示しないフレームに組込むことによって媒体回転部が構成される。
上述した構成の作用について説明する。
図7および図8において、ツイスト搬送路3を駆動する駆動力は、図示しない駆動源から第1のシャフト22a、22b、第2のシャフト30a、30bの内の1本に伝えられる。例えば、第1のシャフト22aに駆動力が伝えられると、その駆動力によってフィードローラ21aが回転する一方、これと連動してギア列25aを介して第1のシャフト22bおよび歯付プーリ23aが回転する。
【0033】
歯付プーリ23に伝達された駆動力は、歯付プーリ23に噛合う歯付ベルト24によって歯付プーリ23bに伝えられ、これと共に回転する第2のシャフト30b、ギア列25bを介して第2のシャフト30aおよびフィードローラ21bを回転させる。
つまり、1本のシャフト22a伝達された駆動力によって、媒体回転部を構成する可動部が連動して回転する。他のシャフトに駆動力が伝達された場合も同様である。
【0034】
媒体が、第1の搬送路1によって搬送され図7に示す▲1▼の状態から、フィードローラ21aとプレッシャローラ27aの間に送り込まれ、媒体が搬送されながらガイド26aに案内されてフィードローラ21aとプレッシャローラ28aの間に挟持されて搬送され、歯付ベルト23aの外側面とプレッシャローラ29aの当接面間に形成されたツイスト搬送路3の入口部に達し▲2▼の状態になる。
【0035】
この時、プレッシャローラ29aはバネ部材によって歯付ベルト24の外側面に押圧されているため、歯付ベルト24の外側面とプレッシャローラ29aの当接面間には十分なクランプ力と搬送力が発生し、斜行やもたつき等の発生が抑制され安定した媒体の搬送を行うことができる。
媒体は▲2▼の状態からツイスト搬送路3によって搬送され、歯付ベルト24の外側面にバネ部材によって押圧されているプレッシャローラ31a、31bへと受け渡され▲3▼の状態に挟持される。
【0036】
▲3▼の状態からツイスト搬送路3によって更に搬送された媒体は、歯付ベルト24の外側面とプレッシャローラ29bの当接面間から排出されて図8に示す▲4▼の状態となり、フィードローラ21b、プレッシャローラ28bに挟持され、ガイド26bに案内されてフィードローラ21b、プレッシャローラ27bの間を経由して▲5▼の状態になり第2の搬送路2へ排出される。
【0037】
このようにして、媒体がフィードローラ21a、歯付ベルト24の外側面、フィードローラ21aにバネ部材によって押圧されているプレッシャローラ27a、28a、29a、31a、31b、29b、28b、27a間を受け渡されながら移動して所定の角度に向きを変え、第1の搬送路1の位置から第2の搬送路2の位置へ受け渡される。
【0038】
これによって、第1実施の形態例の軸CLを有するツイスト搬送路3よる媒体回転部の小型化および異なったユニット間の連続処理の効果に加えて、歯付ベルトを搬送路と兼用することによって駆動力伝達部品の部品点数を削減でき、媒体回転部の製造コストを低減することができる。
また、歯付プーリに設けられたフランジ部および押圧力を発揮するプレッシャローラによって搬送用のベルトの脱落防止効果が更に向上する。
【0039】
なお、上記第2実施の形態例では、歯付ベルト24と歯付プーリ23a、23bによってツイスト搬送路3を構成する例を示したが、このツイスト搬送路3は、第1実施の形態例で示した平ベルトとプーリによって構成してもよく、Vベルトまたは台形状のベルトとこれらに対応したプーリで構成しても上記効果を損なうものではない。
【0040】
また、フィードローラ21a、21bを省略して、ガイドのみで媒体をツイスト搬送路に導く構成としてもよく、片側のみに設けるようにしてもよい。
更に、プレッシャローラ27a、27bの取付け位置を変更すれば任意の方向の媒体の受入れ、排出が可能な構成とすることができる。
プレッシャローラ29a、31a、31b、29bの配置は、ツイスト搬送路3の軸CLに沿った間隔を媒体の搬送方向長さより短くすることで本発明の効果を得ることができるが、以下に示す配置とすることで、小型で確実なツイスト搬送路3による搬送を行うことができる。
【0041】
すなわち、媒体の破損を防止するためには、歯付プーリ23a、23b部への媒体の同時噛合いを回避することが必要であり、媒体搬送の確実性向上のためには、隣合う2つのプレッシャローラで常に媒体を挟持することが必要である。
この歯付プーリ23a、23b部への媒体の同時噛合いの回避のためには、歯付プーリ間を媒体の搬送方向の長さ以上にする必要がある。このため歯付プーリ間で常に2つのプレッシャローラで媒体を挟持するためには、歯付プーリ間に最低2個のプレッシャローラを配置することが必要になる。これらの条件を満たすための配置を図9を用いて説明する。
【0042】
図9は、説明のため軸CLの周りに捻られながら配置されている各プーリやローラを変位図示によって平面上に示したものである。なお、上記第2実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付して説明を省略する。
図において、W0は歯付プーリ23a、23bの間隔である。
W1〜W5は各プレッシャローラ間の間隔であり、各プレッシャローラは部品共用化のため同一形状のものが使用されている。
【0043】
Dはプレッシャローラの直径、Fは各プレッシャローラ間に設定された最小隙間である。
媒体の搬送方向の長さをLで表すと、上記条件を満足するためには、
W0=W2+W3+W4>L ・・・・・・(1)
D+F≦W2<L−W1 ・・・・・・(2)
D+F≦W4<L−W5 ・・・・・・(3)
D+F≦W3<L−W2または<L−W4 ・・・(4)
この時、式(1)より 3(D+F)>L が満たされている必要がある。
【0044】
この式(1)〜(4)を満足するプレッシャローラの配置とすることにより、小型で確実なツイスト搬送路3を得ることができる。
実際の媒体搬送装置の場合は、部品をできるだけ共用化して製作コストを節減し、順方向の搬送とその逆方向の搬送(以下、双方向搬送という。)とを可能にし、装置の適用範囲を拡大することが望まれる。
【0045】
この場合は、媒体受取部と媒体搬出部の機構を同一とすることが望ましいのでフィードローラ21aと歯付プーリ23aの間隔W1とフィードローラ21bと歯付プーリ23bの間隔W5を等しくする必要がある。
従って、W≡W1=W5と定義すると、
W0の最大値は、式(2)、(3)より
W2<L−W、 W4<L−W となるので、式(4)より
W3<L−(L−W)=W となり
W0<2L−2W+W=2L−W ・・・・・・(5)
一方、最小値は、式(1)〜(4)から明らかに、3(D+F)≦W0
従って、歯付プーリの間隔W0の範囲は
3(D+F)≦W0<2L−W
で表され、組立性、搬送性等を考慮して、W、D、Fを定めて各ローラの配置を決定する。
【0046】
なお、全てのプレッシャローラの設置間隔を等しくする場合は、
式(2)を変形して W1+W2<L より
W≡W1=W2=W3=W4=W5<L/2 であるから
歯付プーリの間隔W0の範囲は
3(D+F)≦W0<2L−L/2=3L/2
となる。
【0047】
上記のように各プーリやローラを配置することによって、媒体を破損することなく、常に隣合う2つのローラで媒体を挟持することが可能となり、確実で円滑な搬送を行う小型のツイスト搬送路3を得ることができる。
歯付ベルト24の脱落防止性を更に高めるためには、図10に示す脱落防止ローラを付加することで行うことができる。なお、上記第2実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付して説明を省略する。
【0048】
32bは歯付プーリ23b側に設けられた脱落防止ローラであり、次に示す関係の位置に配置されている。
なお、この脱落防止ローラ32bは、クラウン効果による平ベルトの脱落防止のために僅かに円弧状に成形された外周面、または図6に示すクラウン効果を更に高める突起を持つローラとしてもよい。
【0049】
図10において、gは、図10(a)に示す歯付プーリ23bのフランジ外周面と脱落防止ローラ32bの外周面の最短距離である。
sは、図10(b)に示す歯付プーリ23bのフランジ外周面とこれに掛けられた歯付ベルト24の外周面との距離である。
tは、図10(c)に示す歯付ベルト24の厚さである。
【0050】
C23bは、歯付プーリ23bの中心である。
C32bは、脱落防止ローラ32bの中心である。
hは、中心C23bと中心C32bとの軸間距離である。
R23は、歯付プーリ23bのフランジ外周の半径である。
R32は、脱落防止ローラ32bの外周の半径である。
【0051】
CL23は、歯付プーリ23bの中心C23bを通る軸CLと平行な中心線である。
Kは、中心線CL23のプレッシャローラ29bの反対側、つまり図10(a)に示す中心C23bを中心とした時の第3象限の領域である。
上記の記号を用いて脱落防止ローラ32bの中心の位置を示すと、最短距離gを、t>g>sとし、軸間距離hを、h=(R23+R32+g)として領域K内に配置する。
【0052】
上記の位置に配置することで、歯付ベルト24が確実に半周以上歯付プーリ23bに掛けられ、また最短距離gを確保することで歯付ベルト24が歯付プーリ23bと脱落防止ローラ32bの間に挟み込まれることもない。
これによって、歯付ベルトの脱落防止性を一層高めることができる。
なお、図10は歯付プーリ23b側のみを示したが、歯付プーリ23a側も同様にすることによって同様の効果が得られる。
【0053】
更に、図11に示すガイドローラによって、歯付ベルト24と歯付プーリ23a、23bのフランジ部とが部位Aで干渉することによる磨耗の発生の懸念を除くことができる。
33bは歯付プーリ23b側に設けられたガイドローラであり、テーパ面を有するフランジ部34bがその両側に設けられている。
【0054】
このガイドローラ33bのフランジ部34bによって、歯付ベルト24の軌道を矯正し部位Aでの干渉を避けるように配置する。
これによって、歯付ベルトの干渉による磨耗の懸念が解消され、歯付ベルトの寿命が延長されて耐久性を向上することができる。また、脱落防止ローラと共にガイドローラを用いることによって確実に歯付ベルトの脱落を防止することができる。
【0055】
なお、ガイドローラのフランジ部34bは、歯付ベルト24の走行側がテーパ面となっており、歯付ベルト24の平らな外周面が接触するため干渉による磨耗を助長することはない。
また、図11は歯付プーリ23b側のみを示したが、歯付プーリ23a側も同様に設けることによって同様の効果が得られる。
【0056】
更に、脱落防止ローラ32a、32bを省略しても歯付ベルトの干渉による磨耗防止効果を損なうものではない。
第3実施の形態例
図12は本発明の第3実施の形態を示す側面図である。なお、第2実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、図中の記号のない矢印は搬送方向を示す。
【0057】
41は別に設けた第3の搬送路42に設けられた切替ブレードであり、プレッシャローラ31b、29bの間でその側に配置され、ツイスト搬送路3の媒体搬送方向に直交し、媒体搬送面に平行に配置したシャフト43に設けられている。第3の搬送路42の入口部は、切替ブレード41によって搬送方向を変更された媒体の搬送方向に正対するよう設置されている。
【0058】
45は別に設けた第4の搬送路46に設けられた切替ブレードであり、プレッシャローラ28b、27bの間でその側に配置され、フィードローラ21bとプレッシャローラ28bに挟持された媒体の搬送方向に直交し媒体搬送面に平行に配置したシャフト47に設けられている。
第4の搬送路46の入口部は、切替ブレード45によって搬送方向を変更された媒体の搬送方向に正対するよう設置されている。
【0059】
上述した構成の作用について説明する。
ツイスト搬送路3の駆動および媒体の搬送の作動は、第2実施の形態例と同様であるので説明を省略する。
第3の搬送路42へ媒体を排出する場合は、シャフト43を図示しないソレノイド、ステッピングモータ等のアクチュエータで矢印B方向に回動させ、ツイスト搬送路3を塞ぐように切替ブレード41を突出させて搬送方向を切替える。
【0060】
▲3▼の位置まで搬送された媒体は、切替ブレード41に当接し搬送方向を変更されて第3の搬送路42の方向に導かれてその入口部で挟持され▲6▼の状態となり、第2に搬送路2とは異なった方向に搬送される。
第4の搬送路46へ媒体を排出する場合は、シャフト43を図示しないアクチュエータで矢印B方向とは逆の方向に回動させてツイスト搬送路3から切替ブレード41を退避させ、シャフト47を図示しないアクチュエータで矢印C方向に回動させてフィードローラ21bとプレッシャローラ27bで形成される搬送路を塞ぐように切替ブレード45を突出させ搬送方向を切替える。
【0061】
▲4▼の位置まで搬送された媒体は、切替ブレード45に当接し搬送方向を変更されて第4の搬送路46の方向に導かれてその入口部で挟持され▲7▼の状態となり、第2に搬送路2および第3に搬送路42とは異なった方向に搬送される。
第2の搬送路2へ媒体を排出する場合は、シャフト43、47をそれぞれ図示しないアクチュエータで矢印B方向、矢印C方向とは逆の方向に回動させて搬送路から切替ブレード41、45を退避させ、第2実施の形態例と同様にして媒体を搬送し第2の搬送路に媒体を排出する。
【0062】
この時、切替ブレード45は第2実施の形態例のガイド26bと同様の機能を発揮する。
このように媒体回転部の搬送路の途中に切替ブレードを設けることによって、第1および第2実施の形態例の効果に加えて、様々な方向に媒体の搬送方向を変更することが可能となる。
【0063】
なお、この別に設けた搬送路と切替ブレードは、図12に示した2箇所に限らず1箇所であっても、3箇所以上であってもよい。
第4実施の形態例
図13は本発明の第4実施の形態を示す正面図、図14はその側面図である。なお、第2実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、図中の記号のない矢印は搬送方向を示す。
【0064】
図13、図14において、51aはローラであり、ギア列52aを介して第1のシャフト22aと連動する第1のシャフト22bに設けられている。
53aは中間ローラであり、第1のシャフト22aと平行に設けられたシャフト54aとユニバーサルジョイント55aによって連結するシャフト56aに設けられ、ギア列52aを介して第1のシャフト22aと連動するシャフト54aによって駆動される。
【0065】
51bはローラであり、ギア列52bを介して第2のシャフト30aと連動する第1のシャフト30bに設けられている。
53bは中間ローラであり、第2のシャフト30aと平行に設けられたシャフト54bとユニバーサルジョイント55bによって連結するシャフト56bに設けられ、ギア列52bを介して第2のシャフト30aと連動するシャフト54bによって駆動される。
【0066】
なお、ギア列52a、52bは、それぞれ第2実施の形態例のギア列25a、25bにシャフト54a、54bの駆動ギア列を付加したものである。
ローラ51a、51bと中間ローラ53a、53bには、それぞれ各プレッシャローラ57a、58a、58b、57bが対向して配置されており、各プレッシャローラが各ローラを押圧している。
【0067】
各ローラと各プレッシャローラは、軸CLを軸として順次回転した角度に設置されており、媒体が各ローラと各プレッシャローラ間を搬送されることでツイスト搬送路3を形成している。
また、第1のシャフト22a、22b、フィードローラ21a、ガイド26a、プレッシャローラ27a、28a、ローラ51a、中間ローラ53a、プレッシャローラ57a、58a、シャフト54a、56a、ユニバーサルジョイント55aおよびこれらを設ける図示しないシャフトや軸受等によって媒体受取部が構成され、第2のシャフト30a、30b、フィードローラ21b、ガイド26b、プレッシャローラ27b、28b、ローラ51b、中間ローラ53b、プレッシャローラ57b、58b、シャフト54b、56b、ユニバーサルジョイント55bおよびこれらを設ける図示しないシャフトや軸受等によって媒体排出部が構成される。
【0068】
この媒体受取部と媒体排出部およびその他の部位を図示しないフレームに組込むことによって媒体回転部が構成される。
上述した構成の作用について説明する。
ツイスト搬送路3の駆動は、図示しない駆動源によって第1のシャフト22aおよび第2のシャフト30aを連動させて駆動し、フィードローラ21a、21bを回転させる。
【0069】
第1のシャフト22aに伝達された駆動力は、第1のシャフト22bおよびシャフト54aにギア列52aを介して伝達され、それぞれローラ51a、53aを回転させる。ローラ51b、53bの場合も同様である。
この場合、第1のシャフトの1本および第2のシャフトの1本を駆動し他のシャフトが連動するよう構成してもよい。
【0070】
媒体の搬送は、第1の搬送路1からから搬送され▲1▼の状態を経由してフィードローラ21aとプレッシャローラ28aに挟持されるまでの間は、第2実施の形態例と同様に行われる。
フィードローラ21aとプレッシャローラ28aに挟持された媒体は、▲2▼の状態で示すように軸CLに沿って搬送され、ローラ51a、51bと中間ローラ53a、53bおよびそれぞれに対向するプレッシャローラ57a、58a、58b、57bに挟持されながら受け渡され、順次捻られながら角度を変えてフィードローラ21bとプレッシャローラ28bの間に挟持される。
【0071】
その後の媒体は▲3▼の状態を経由して、第2実施の形態例と同様に搬送され媒体が第2の搬送路2へ受け渡される。
これによって、第1実施の形態例の効果に加えて、第2実施の形態例で懸念された歯付ベルトの干渉による磨耗の懸念が払拭され、耐久性を向上させた媒体回転部を実現することができる。
【0072】
なお、各ローラの配置はツイスト搬送路3の軸CLに沿った間隔を媒体の搬送方向長さより短くすることで本発明の効果を得ることができるが、図9で説明した間隔と同様にすることによって、より円滑なツイスト搬送路3による搬送を行うことができる。
また、第3実施の形態例の切替ブレードを適用すれば、様々な方向に媒体の搬送方向を変更することも可能となる。
【0073】
第5実施の形態例
図15は本発明の第5実施の形態を示す斜視図である。
なお、第2実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、図15は第2実施の形態例のツイスト搬送路3に沿って、一対のガイド板を設置したものである。
【0074】
60a、60bはガイド板であり、走行面を対向させて一対に設置され媒体回転部のフレーム61に固定されている。
62は、駆動モータであり、ツイスト搬送路3を搬送される媒体の媒体移動領域以外であって、フレーム61の内部に固定され格納される。
63は駆動ギアであり、駆動モータ62の回転シャフトに設けられギア64を駆動する。
【0075】
65は歯付ベルトであり、ギア64と連動する歯付プーリと図示しないアイドラシャフトに設けられた歯付プーリの間に捻られた状態で掛け渡される。このアイドラシャフトは、ギア列または歯付ベルト等を介して第1のシャフト22aと連動しており、これによってフィードローラ21aが駆動される。
図16はガイド板60a、60bを示す斜視図である。
【0076】
図に示すように、一対のガイド板60a、60bは、ツイスト搬送路3を挟んで媒体の走行を案内する所定の間隔(以下、ガイドギャップという。)GGを維持しつつ対向配置され、ツイスト搬送路3に沿って所定の角度、本形態例では90度捻られた走行面を形成するよう設けられている。
70aは一対のガイド板60a、60bのガイド入口部であり、媒体の搬入を補助するため、複数の外側に曲げられたガイド爪71aが設けられている。
【0077】
70bは一対のガイド板60a、60bのガイド出口部であり、後述する双方向搬送の場合の入口部となるため、ガイド入口部70a同様に複数のガイド爪71bが設けられている。
72aはガイド板60aに設けられたフィードローラ挿入口であり、図15に示すフィードローラ21aが挿入される。なお、図示しないが、ガイド板60aのガイド出口部70b側には同様にフィードローラ21bを挿入するフィードローラ挿入口72bが設けられている。
【0078】
73はツイスト搬送路3が挿入される窓部である。
74はガイド板60bに設けられたプレッシャローラ挿入口であり、図7に示すプレッシャローラ27a、28a、29a、31a、31b、29b、28b、27bに対応する位置に設けられており、各プレッシャローラが挿入される。上記のガイド板60a、60bは、図15に示すようにツイスト搬送路3を内包するようフレーム61の所定の位置に組み付けられる。
【0079】
この時、第2実施の形態例で示した媒体受取部と媒体排出部にそれぞれガイド板60a、ガイド板60bを組合わせてそれぞれ一組とし、各組の各プーリとローラに歯付ベルト24を掛け渡してツイスト搬送路3を形成し、これらを駆動モータ62を含む駆動系部品とともにフレーム61に一体に組込むことによって媒体回転部を構成する。
【0080】
これによって媒体回転部は、駆動モータ62を有する独立して機能するモジュールとすることが可能となる。
この場合、一対のガイド板60a、60bをツイスト搬送路3中央部付近で、媒体の搬送方向と直交する方向(以下、搬送直交方向という。)に分割し、それぞれの分割部にガイド入口部70a、ガイド出口部70bと同様の外側に曲げられたガイド爪を設けこれらを組合わせて連携させ、ガイド板による走行路を形成し、分割された一対のガイド板の一方を媒体受取部に、他方を媒体排出部に設けてそれぞれ一組とし、これらを上記と同様に組込むようにして媒体回転部を構成するようにしてもよい。
【0081】
上述した構成の作用について説明する。
図15において、ツイスト搬送路3を駆動する駆動力は、駆動モータ62から駆動系部品である駆動ギア63、ギア64、歯付ベルト65、図示しない歯付プーリを経由して第1のシャフト22a伝えられる。これによってフィードローラ21aが回転する。
【0082】
その後のツイスト搬送路3の各部への駆動力の伝達は、第2実施の形態例と同様であるので説明を省略する。
媒体が、図示しない第1の搬送路1によってガイド入口部70aへ搬送され図7に示す▲1▼の状態から、フィードローラ21aとプレッシャローラ27aの間に送り込まれる。
【0083】
その後のフィードローラ21a、21bおよびツイスト搬送路3による媒体の搬送は、第2実施の形態例と同様であるので説明を省略する。
ガイド板60a、60bは、ツイスト搬送路3が媒体のほぼ中央部を挟持し搬送する構成であるため、例えば使い古された紙幣等のように剛性が不足する媒体や、折れ、曲げ、反り等を有する変形した媒体を搬送する場合に、媒体の端部が媒体移動領域の付近に存在する部位に接触するのを防止し、媒体を案内して円滑で安定した搬送を行い、搬送中の媒体の破れ、斜行、詰り等の不正挙動を未然に防止するよう作用する。
【0084】
媒体がツイスト搬送路3を搬送されて、図8に示す▲4▼の状態からフィードローラ21b、プレッシャローラ27bに挟持されて図15に示すガイド出口部70bから排出されると、図示しない第2の搬送路2がこれを受け取る。
このようにして媒体回転部による第1の搬送路1の位置から第2の搬送路2の位置への媒体の受け渡しが行われる。
【0085】
また、上記の媒体回転部は双方向搬送が可能なように構成されている。
すなわち、媒体受取部および媒体排出部を構成するツイスト搬送路3の駆動部品は、同一部品で構成されており、駆動モータ62を逆回転させることによって第2の搬送路2から第1の搬送路1への媒体を捻りながら搬送すること、つまり双方向搬送が可能なように構成されている。
【0086】
この時、ガイド出口部70bには、ガイド爪71bが設けられているため、第2の搬送路2から送り込まれる媒体を円滑に受入れることが可能である。
媒体の搬送作動およびガイド板の作用は、搬送方向が逆方向となる以外は上記と同様であるので説明を省略する。
これによって、第2実施の形態例の効果に加えて、ガイド板を設けたことにより媒体の不正挙動が防止され、媒体搬送装置の円滑な搬送による業務効率の向上を図ることができる。
【0087】
また、ガイド入口部からガイド板を設けることにより、媒体が縦位置でも受入れることができるようになり、設置対象ユニットの自由度を増すことが可能となる。
更に、双方向搬送可能とすることにより、媒体回転部を反転して使用することも可能となり、様々な方向から排出される媒体を受け取り、次のユニットへ受け渡すことができる媒体搬送装置として最適なものとすることができる。
【0088】
更にまた、駆動系としての駆動モータおよび動力伝達部品を媒体移動領域以外の部分に設けフレームの内部に格納し独立して機能する媒体搬送装置とすることによって、例えば既存の現金処理装置の各ユニット間に設置し、連続して媒体を搬送することも可能になり媒体処理の業務効率を向上させることができる。
第6実施の形態例
図17は本発明の第6実施の形態を示す斜視図である。
【0089】
なお、第5実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、本ガイド板も第2実施の形態例のツイスト搬送路3に沿って設けられたものとして説明する。
80はビードであり、ガイド板60a、60b双方の捻られた部位に複数設けられており、図18に示すようにそれぞれ媒体走行面に向って突出している。
【0090】
また、ガイド板60a、60bの対向した走行面の捻られた部位に設けられるガイドギャップGGは、図17に示す最大ガイドギャップGGmaxに向ってガイド入口部70aから順次拡大し、ガイド出口部70bに向って順次縮小するよう設けられている。
この最大ガイドギャップGGmaxは、図19に示すよう設けられる。
【0091】
すなわち、媒体の搬送方向の長さをLとし、媒体の端部の設定された折れ代をQすると、GGmax=L−2Q となる関係に設定される。なお、この折れ代Qは、媒体長さLの25%程度に設定するのが望ましい。
上述した構成の作用について説明する。
ツイスト搬送路3への駆動力の伝達、媒体を第1の搬送路1からガイド入口部70aで受入れ、ツイスト搬送路によって搬送しガイド出口部70bから第2の搬送路に受け渡す作動および媒体搬送中のガイド板60a、60bの作用は、第5実施の形態例と同様であるので説明を省略する。
【0092】
ガイド板60a、60bに設けられた複数のビード80は、ツイスト搬送路3を搬送される媒体がビード80の頂点付近と接触しながら狭い接触面積を保って搬送されることにより、折れ、曲げ、反り等を有する変形した媒体が局所的にガイド板60a、60bの媒体走行面に引っ掛かるのを防止し、円滑で安定した搬送を行い、搬送中の媒体の破れ、斜行、詰り等の不正挙動を未然に防止するよう作用する。
【0093】
また、ガイドギャップGGを最大ガイドギャップGGmaxまで拡大し縮小する構成は、ツイスト搬送路3が媒体のほぼ中央部を挟持して搬送する構成であるため、特に高速で媒体を搬送する場合は、媒体に無理な捻りが発生し媒体中央付近が破損する懸念を解消するよう作用する。
すなわち、ツイスト搬送路3は軸CLを回転軸として媒体を捻るよう設けられているために媒体の端部を自由状態として捻れば無理な力がかかることはないが、媒体移動領域の付近には種々の部位が存在し、これらと接触させないためにはガイド板の設置が必要となる。また、媒体は剛性不足のものや変形したもの等様々であり、これに伴って媒体の搬送時の挙動も様々になる。
【0094】
従って、特に高速搬送の場合は、媒体をできるだけ自由状態で搬送される状態に近づけ、かつ先の搬送用のローラ(この場合は搬送方向前方に設けられたプレッシャローラ)の方向に媒体の一部が向くよう予め案内するために本ガイド板が設けられ、そのように作用する。
これによって、第5実施の形態例の効果に加えて、ビードを設けて搬送中の媒体との接触面積を狭くしたことにより媒体の不正挙動を確実に防止できる。
【0095】
また、ガイドギャップを広げることにより、高速で円滑な媒体の搬送が行えるようになり、媒体処理業務の効率を一層向上することができる。
なお、このビードの設置とガイドギャップの拡大は、それぞれ単独に使用しても両者が有するそれぞれの効果が得られるのは無論である。
第7実施の形態例
図20は本発明の第7実施の形態を示す斜視図である。
【0096】
なお、第5および第6実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、本ガイド板も第2実施の形態例のツイスト搬送路3に沿って設けられたものとして説明する。
ガイド板60a、60bには、第6実施の形態例と同様に複数のビード80および拡大されたガイドギャップGGが設けられている。
【0097】
このガイド板60a、60bは、上記に加えてそれぞれの走行面の捻られた部位の中央付近のガイド幅が媒体の搬送直交方向の長さより短い最短ガイド幅に縮小されて成形されている。
すなわち、ガイド入口部70a付近のガイド幅は搬送直交方向の長さより長い所定のガイド幅であり、これが走行面の中央付近に向って縮小され最短ガイド幅となり、ここからガイド出口部70b付近に向って所定のガイド幅に拡大するよう成形されている。この最短ガイド幅は、媒体の搬送直交方向の長さの70%程度に設定するのが望ましい。
【0098】
上述した構成の作用について説明する。
ツイスト搬送路3への駆動力の伝達、媒体を第1の搬送路1からガイド入口部70aで受入れ、ツイスト搬送路によって搬送しガイド出口部70bから第2の搬送路に受け渡す作動および媒体搬送中のガイド板60a、60bの作用は、第5および第6実施の形態例と同様であるので説明を省略する。
【0099】
ガイド板60a、60bに設けられたガイド幅の縮小は、折れや破れ等の欠陥が発生し易い媒体の端部をガイド板60a、60bの走行面からはみ出させることで、媒体の欠陥が比較的少ない部分をガイド板60a、60bの走行面を走行させることができ、詰り等の障害の発生を防止するよう作用する。
これによって、第6実施の形態例の効果に加えて、ツイスト搬送路3を搬送される媒体の搬送時の自由度を更に拡大し、より高速で円滑な搬送を行うことができ、媒体処理業務の効率をより一層向上することができる。
【0100】
また、上記効果に加えて、ツイスト搬送路3を搬送される媒体に詰り等が発生した場合に、滞留した媒体を搬送直交方向に引抜くことができ容易に除去することが可能となる。
なお、上記第5から第7実施の形態例のガイド板を、第1実施から第4実施の形態例のツイスト搬送路に沿って装着することにより同等の効果が得られるのは無論である。
【0101】
第8実施の形態例
図21は本発明の第8実施の形態を示す正面図、図22はその側面図である。なお、第2実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、図中の記号のない矢印は搬送方向を示し、図示しないが本実施の形態には第5から第7実施の形態例と同様のガイド板60a、60bが設けられている。但し、ツイスト搬送路が挿入される窓部73はなく、各ローラ挿入口の数および配置は異なっている。
【0102】
図21、図22において、91aはローラであり、ギア列92aを介して第1のシャフト22aと連動する第1のシャフト93aに複数個、本形態例では2個設けられている。
94aは中間ローラであり、第1のシャフト22aと平行に設けられたシャフト95aに複数個、本形態例では2個設けられギア列52aを介してローラ91aと連動して駆動される。
【0103】
91bはローラであり、ギア列92bを介して第1のシャフト22bと連動する第1のシャフト93bに複数個、本形態例では2個設けられている。
94bは中間ローラであり、第1のシャフト22bと平行に設けられたシャフト95bに複数個、本形態例では2個設けられギア列52bを介してローラ91bと連動して駆動される。
【0104】
なお、ギア列92a、92bは、それぞれ第2実施の形態例のギア列25a、25bにシャフト95a、95bの駆動ギア列を付加したものである。
96a、96b、97a、97bはプレッシャローラであり、ローラ91a、91bおよび中間ローラ94a、94bとそれぞれ各プレッシャローラが対向するよう複数個、本形態例では各2個設けられており、各プレッシャローラが第2実施の形態例と同様にして各ローラを押圧している。
【0105】
各ローラと各プレッシャローラは、媒体受取部と媒体排出部でそれぞれ平行に設置されている。
また、第1のシャフト22a、93a、フィードローラ21a、ガイド26a、プレッシャローラ27a、28a、ローラ91a、中間ローラ94a、プレッシャローラ96a、97a、シャフト95aおよびこれらを設ける図示しないシャフトや軸受等によって媒体受取部が構成され、第2のシャフト30a、93b、フィードローラ21b、ガイド26b、プレッシャローラ27b、28b、ローラ91b、94b、プレッシャローラ96b、97b、シャフト95bおよびこれらを設ける図示しないシャフトや軸受等によって媒体排出部が構成される。
【0106】
この媒体受取部と媒体排出部およびその他の部位を図示しないフレームに組込むことによって媒体回転部が構成される。
上述した構成の作用について説明する。
各ローラの駆動は、図示しない駆動源によって第1のシャフト22aおよび第2のシャフト30aを連動させて駆動し、フィードローラ21a、21bを回転させる。
【0107】
第1のシャフト22aに伝達された駆動力は、第1のシャフト93aおよびシャフト95aにギア列92aを介して伝達され、それぞれローラ91a、95aを回転させる。ローラ91b、95bの場合も同様である。
この場合、第1のシャフトの1本および第2のシャフトの1本を駆動し他のシャフトが連動するよう構成してもよい。
【0108】
媒体の搬送は、第1の搬送路1からフィードローラ21aとプレッシャローラ28aに挟持されるまでの間は、第2実施の形態例と同様に行われる。
この時、フィードローラ21aとプレッシャローラ28aは媒体の搬送直交方向長さを2等分した長さ以下の片側(図22に示す左側半分以下)を挟持している。
【0109】
フィードローラ21aとプレッシャローラ28aに片側を挟持された媒体は、ローラ91a、中間ローラ94aとこれらに対向するプレッシャローラ96a、97aに片側を挟持されながら受け渡されて、▲2▼に状態から▲3▼の状態の方向に搬送される。
これに伴って、媒体はガイド板60a、60bの走行面に案内されて搬送方向を所定の角度に捻られながら中間ローラ94aとプレッシャローラ96a、97aによって搬送され、中間ローラ94bとこれに対向するプレッシャローラ97bに媒体の他の側(図22に示す右側半分以下)も挟持されることで受け渡され搬送角度を変更する。
【0110】
次いで、ローラ91bとプレッシャローラ96bが媒体の他の側を挟持して搬送し、フィードローラ21bとプレッシャローラ28bの間に挟持され▲4▼の状態となる。
その後の媒体の搬送は、第2実施の形態例と同様に行われ媒体が第2の搬送路2へ受け渡される。
【0111】
これによって、第4実施の形態例の効果に加えて、ユニバーサルジョイント等の捻られた動力伝達機構が省略でき、媒体回転部の製造コストを節減することが可能となる。
なお、中間ローラの配置は、ツイスト搬送路3の軸CLに沿った間隔を媒体の搬送方向長さより短くするよう設置することが望ましい。
【0112】
上述のように、本発明によって既存の設備の改造を最小限に止め、どの方向にユニットを配置してもそれらの間を小型の媒体回転部有する媒体搬送装置によって連携させることができ、媒体処理の業務効率を向上させると共に現金処理装置等の設置場所の自由度が高まり、事業所のスペースを有効に利用することができる。
【0113】
また、本発明の媒体搬送装置を紙幣入出金機や施封・小束支払機等のユニットの中に1台または複数台組込むことによって、ユニット内で行われるの紙幣の方向や表裏を整える処理を連続的に行えるようになり、各ユニットの処理効率を向上することができる。
【0114】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、媒体回転部によって媒体の搬送方向を自在に変更できるため、媒体の搬送方向の自在性を高めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態を示す正面図
【図2】第1実施の形態を示す側面図
【図3】第1実施の形態のツイスト搬送路を示す斜視図
【図4】第1実施の形態のツイスト搬送路の他の態様1を示す斜視図
【図5】第1実施の形態のツイスト搬送路の他の態様2を示す斜視図
【図6】第1実施の形態のプーリの他の態様を示す側面図
【図7】第2実施の形態を示す正面図
【図8】第2実施の形態を示す側面図
【図9】第2実施の形態のプレッシャローラの配置を示す説明図
【図10】第2実施の形態の脱落防止ローラの位置を示す説明図
【図11】第2実施の形態のガイドローラを示す正面図
【図12】第3実施の形態を示す側面図
【図13】第4実施の形態を示す正面図
【図14】第4実施の形態を示す側面図
【図15】第5実施の形態を示す斜視図
【図16】第5実施の形態のガイド板を示す斜視図
【図17】第6実施の形態を示す斜視図
【図18】図17のE−E拡大断面図
【図19】第6実施の形態の最大ガイドギャップを示す説明図
【図20】第7実施の形態を示す背面斜視図
【図21】第8実施の形態を示す正面図
【図22】第8実施の形態を示す側面図
【符号の説明】
1 第1の搬送路
2 第2の搬送路
3 ツイスト搬送路
4a、4b、5a、5b プーリ
6a、6b 無端ベルト
7a、7b アイドラプーリ
8 ピン孔
11 突起
21a、21b フィードローラ
22a、22b、93a 第1のシャフト
23a、23b 歯付プーリ
24 歯付ベルト
25a、25b、52a、52b、92a、92b ギア列
26a、26b ガイド
27a、27b、28a、28b プレッシャローラ
30a、30b、93b 第2のシャフト
41、45 切替ブレード
42 第3の搬送路
43、47 シャフト
46 第4の搬送路
51a、51b ローラ
53a、53b 中間ローラ
54a、54b、56a、56b シャフト
55a、55b ユニバーサルジョイント
57a、57b、58a、58b プレッシャローラ
60a、60b ガイド板
61 フレーム
62 駆動モータ
63 駆動ギア
65 歯付ベルト
70a ガイド入口部
70b ガイド出口部
71a、71b ガイド爪
72a、72b フィードローラ挿入孔
73 窓部
74 プレッシャローラ挿入孔
80 ビード
91a、91b ローラ
94a、94b 中間ローラ
95a、95b シャフト
96a、96b、97a、97b プレッシャローラ

Claims (8)

  1. 媒体を搬送する第1の搬送路と、
    前記第1の搬送路の媒体搬送方向と交差する方向を軸CLとして所定の角度回転させた媒体搬送方向を有する第2の搬送路と、
    前記第1と第2の搬送路の間に配置され、前記軸CLを中心にして媒体を捻りながら前記所定の角度に向きを変えて搬送するツイスト搬送路とを備え
    該ツイスト搬送路は
    前記第1の搬送路の媒体搬送方向と直交し、かつ媒体搬送面に平行に、前記軸CLに沿う方向に並べて配置した2本の第1のシャフトと、該第1のシャフトにそれぞれ設けられたプーリとを有する媒体受取部と、
    前記第2の搬送路の媒体搬送方向と直交し、かつ媒体搬送面に平行に、前記軸CLに沿う方向に並べて配置した2本の第2のシャフトと、該第2のシャフトにそれぞれ設けられたプーリとを有する媒体排出部と、
    前記第1のシャフトに設けられた前記第2の搬送路側のプーリと、前記第2のシャフトに設けられた前記第1の搬送路と反対側のプーリとの間に捻られた状態で掛け渡された無端ベルトと、
    前記第2のシャフトに設けられた前記第1の搬送路側のプーリと、前記第1のシャフトに設けられた前記第2の搬送路と反対側のプーリとの間に捻られた状態で掛け渡された無端ベルトとを有し、
    前記2つの無端ベルトを長手方向に当接させて一対となし、当接した一対の無端ベルトの前記第1のシャフトに設けられた前記第2の搬送路側のプーリおよび前記第2のシャフトに設けられた前記第1の搬送路側のプーリを、他方の無端ベルトを押込むように配置したことを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 請求項1において、
    前記ツイスト搬送路に、該ツイスト搬送路により搬送される媒体にそれぞれ対向し、該媒体を前記軸CLを中心にして捻りながら所定の角度に向きを変えて案内する対向配置された一対のガイド板を設け、該一対のガイド板の対向するそれぞれの面にそれぞれ凸状のビードを設けたことを特徴とする媒体搬送装置。
  3. 媒体を搬送する第1の搬送路と、
    前記第1の搬送路の媒体搬送方向と交差する方向を軸CLとして所定の角度回転させた媒体搬送方向を有する第2の搬送路と、
    前記第1と第2の搬送路の間に配置され、前記軸CLを中心にして媒体を捻りながら前記所定の角度に向きを変えて搬送するツイスト搬送路と
    前記ツイスト搬送路により搬送される媒体にそれぞれ対向し、該媒体を前記軸CLを中心にして捻りながら所定の角度に向きを変えて案内する対向配置された一対のガイド板とを備え、
    該一対のガイド板は、対向するそれぞれの面にそれぞれ凸状のビードを有し、
    前記ツイスト搬送路は
    前記第1の搬送路の媒体搬送方向と直交し、かつ媒体搬送面に平行に、前記軸CLに沿う方向に並べて配置した2本の第1のシャフトと、前記第2の搬送路側の前記第1のシャフトに設けられたプーリと、該プーリに前記軸CLを挟んで当接するプレッシャローラと、前記プーリの前記第2の搬送路と反対側の前記第1のシャフトに設けられ、前記プーリと連動するフィードローラと、該フィードローラに前記第2の搬送路と反対側で当接するプレッシャローラと、該フィードローラに前記軸CLを挟んで当接するプレッシャローラとを有する媒体受取部と、
    前記第2の搬送路の媒体搬送方向と直交し、かつ媒体搬送面に平行に、前記軸CLに沿う方向に並べて配置した2本の第2のシャフトと、前記第1の搬送路側の前記第2のシャフトに設けられたプーリと、該プーリに前記軸CLを挟んで当接するプレッシャローラと、前記プーリの前記第1の搬送路と反対側の前記第2のシャフトに設けられ、前記プーリと連動するフィードローラと、該フィードローラに前記第1の搬送路と反対側で当接するプレッシャローラと、該フィードローラに前記軸CLを挟んで当接するプレッシャローラとを有する媒体排出部と、
    前記第2の搬送路側の第1のシャフトおよび前記第1の搬送路側の第2のシャフトにそれぞれ設けられたプーリ間に捻られた状態で掛け渡され、前記それぞれのプーリに設けられたプレッシャローラを当接させた無端ベルトと、
    前記それぞれのプーリに設けられたプレッシャローラの間に配置され、前記無端ベルトの前記プレシャローラと同じ面に当接するプレッシャローラとを有することを特徴とする媒体搬送装置。
  4. 媒体を搬送する第1の搬送路と、
    前記第1の搬送路の媒体搬送方向と交差する方向を軸CLとして所定の角度回転させた媒体搬送方向を有する第2の搬送路と、
    前記第1と第2の搬送路の間に配置され、前記軸CLを中心にして媒体を捻りながら前記所定の角度に向きを変えて搬送するツイスト搬送路と
    前記ツイスト搬送路により搬送される媒体にそれぞれ対向し、該媒体を前記軸CLを中心にして捻りながら所定の角度に向きを変えて案内する対向配置された一対のガイド板とを備え、
    該一対のガイド板は、対向するそれぞれの面にそれぞれ凸状のビードを有し、
    前記ツイスト搬送路は
    前記第1の搬送路の媒体搬送方向と直交し、かつ媒体搬送面に平行に、前記軸CLに沿う方向に並べて配置した2本の第1のシャフトと、前記第2の搬送路側の前記第1のシャフトに設けられたローラと、該ローラに前記軸CLを挟んで当接するプレッシャローラと、前記ローラの前記第2の搬送路と反対側の前記第1のシャフトに設けられ、前記ローラと連動するフィードローラと、該フィードローラに前記第2の搬送路と反対側で当接するプレッシャローラと、該フィードローラに前記軸CLを挟んで当接するプレッシャローラと、前記ローラの前記第2の搬送路側に配置され、前記ローラと連動する中間ローラと、該中間ローラに前記軸CLを挟んで当接するプレッシャローラとを有する媒体受取部と、
    前記第2の搬送路の媒体搬送方向と直交し、かつ媒体搬送面に平行に、前記軸CLに沿う方向に並べて配置した2本の第2のシャフトと、前記第1の搬送路側の前記第2のシャフトに設けられたローラと、該ローラに前記軸CLを挟んで当接するプレッシャローラと、前記ローラの前記第1の搬送路と反対側の前記第2のシャフトに設けられ、前記ローラと連動するフィードローラと、該フィードローラに前記第1の搬送路と反対側で当接するプレッシャローラと、該フィードローラに前記軸CLを挟んで当接するプレッシャローラと、前記ローラの前記第1の搬送路側に配置され、前記ローラと連動する中間ローラと、該中間ローラに前記軸CLを挟んで当接するプレッシャローラとを有する媒体排出部とを有し、
    記媒体受取部および媒体排出部に設けられた中間ローラを、前記軸CLを中心にして捻られながら搬送される媒体の角度の向きにして、前記媒体受取部および媒体排出部に設けられたローラの間に配置したことを特徴とする媒体搬送装置。
  5. 媒体を搬送する第1の搬送路と、
    前記第1の搬送路の媒体搬送方向と交差する方向を軸CLとして所定の角度回転させた媒体搬送方向を有する第2の搬送路と、
    前記第1と第2の搬送路の間に配置され、媒体を捻りながら前記所定の角度に向きを変えて搬送するツイスト搬送路と
    前記ツイスト搬送路により搬送される媒体にそれぞれ対向し、該媒体を捻りながら所定の角度に向きを変えて案内する対向配置された一対のガイド板とを備え、
    該一対のガイド板は、対向するそれぞれの面にそれぞれ凸状のビードを有し、
    前記ツイスト搬送路は
    前記第1の搬送路の媒体搬送方向と直交し、かつ媒体搬送面に平行に、前記軸CLに沿う方向に並べて配置した2本の第1のシャフトと、前記第2の搬送路側の前記第1のシャフトに設けられたローラと、該ローラと前記軸CLの直交方向に当接するプレッシャローラと、前記ローラの前記第2の搬送路と反対側の前記第1のシャフトに設けられ、前記ローラと連動するフィードローラと、該フィードローラに前記第2の搬送路と反対側で当接するプレッシャローラと、該フィードローラと前記軸CLの直交方向に当接するプレッシャローラと、前記ローラの前記第2の搬送路側に前記軸CLに沿って平行に配置され、前記ローラと連動するシャフトと、該シャフトに設けられた中間ローラと、該中間ローラと前記軸CLの直交方向に当接するプレッシャローラとを有する媒体受取部と、
    前記第2の搬送路の媒体搬送方向と直交し、かつ媒体搬送面に平行に、前記軸CLに沿う方向に並べて配置した2本の第2のシャフトと、前記第1の搬送路側の前記第2のシャフトに設けられたローラと、該ローラと前記軸CLの直交方向に当接するプレッシャローラと、前記ローラの前記第1の搬送路と反対側の前記第2のシャフトに設けられ、前記ローラと連動するフィードローラと、該フィードローラに前記第1の搬送路と反対側で当接するプレッシャローラと、該フィードローラと前記軸CLの直交方向に当接するプレッシャローラと、前記ローラの前記第1の搬送路側に前記軸CLに沿って平行に配置され、前記ローラと連動するシャフトと、該シャフトに設けられた中間ローラと、該中間ローラと前記軸CLの直交方向に当接するプレッシャローラとを有する媒体排出部とを有し、
    記媒体受取部は媒体の搬送方向と直交する方向の長さを2等分した長さ以下の片側を挟持して搬送し、前記媒体の他の片側を挟持して搬送する前記媒体排出部に前記媒体を受け渡すことを特徴とする媒体搬送装置。
  6. 請求項3ないし請求項5のいずれか一項において、
    前記ツイスト搬送路の途中に切替ブレードを設け、搬送途中の媒体を別に設けた搬送路に排出可能とすることを特徴とする媒体搬送装置。
  7. 請求項2ないし請求項6のいずれか一項において、
    前記一対のガイド板の対向面の間隔が、ガイド板の捻られた部分で拡大することを特徴とする媒体搬送装置。
  8. 請求項2ないし請求項7のいずれか一項において、
    前記ガイド板の媒体搬送方向と直交する方向の幅が、該ガイド板の捻られた部分の中央部で、媒体の媒体搬送方向と直交する方向の幅より縮小されていることを特徴とする媒体搬送装置。
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