JP3806776B2 - 耐火パネルの取付構造 - Google Patents

耐火パネルの取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は建築、構築物の内壁材、外壁材、屋根材、天井材、床材、間仕切り材、あるいは防火戸等として使用でき、かつ、製造後に膨れ、反り等の変形がなく、しかも防火性、耐火性、機械強度に優れた耐火パネルの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、薄板状の表面材と裏面材にてフェノール樹脂発泡体(フェノールフォーム)からなる芯材をサンドイッチした耐火パネルは数多く発明、考案されて上市されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような耐火パネルにおいては、▲1▼連結部構造は複雑で、かつ横張り構造が主であったために、窓廻り等の施工性が非常に悪かった。▲2▼軽く、縦張りで、施工性が良く、JIS−A−1304の耐火構造試験に合格できる耐火パネルの取付構造はなかった。▲3▼大型の建物に対する施工性が悪かった。等の欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような欠点を除去するため、断面略逆T字状で不燃シートを形成した長尺状の耐火敷目板と、両端の化粧面に溝部を形成し相决り構造に形成した表面材と、水平面状の裏面化粧面と裏面化粧面の両端を上方に屈曲した補強片を有する裏面材間に芯材を形成した長尺状の耐火パネルと、目地間に形成される耐火目地材と、溝部内に配される溝部カバー材とを有し、耐火敷目板を一定ピッチで複数本躯体に固定し、耐火パネルを耐火敷目板間に挿入すると共に、耐火パネルを溝部にて固定具により躯体に固定したことにより、連結部構造が簡素で窓廻りや張り始め等の施工性が良く、大型の建物に対する施工性に優れ、また軽く、縦張りで、JIS−A−1304の耐火構造試験に合格できる耐火パネルの取付構造を提案するものである。
【0005】
【実施例】
以下に図面を用いて本発明に係る耐火パネルの取付構造の一実施例について詳細に説明する。すなわち、図1は上記耐火パネルの取付構造を示す断面図であり、αは躯体、βは釘、ビス等からなり躯体αへの打設に用いる固定具、Aは耐火敷目板、Bは耐火パネル、Cは耐火目地材、Dはコーキング材、Eは溝部カバー材、Fは目地部である。
【0006】
さらに詳説すると、耐火敷目板Aは図2に示すように、水平面状の固定片1と、固定片1の略中央を上方に突出した立ち上がり片2とから断面略逆T字状に形成した金属製の敷目板3と、図では敷目板3の表面側に形成した不燃シート4とからなる長尺状のものであり、金属製板材をロール成形により、あるいは押出成形により成形した敷目板3に不燃シート4を接着剤等で一体化したものである。また、1aは防水性の強化、危険防止用の舌片であり不燃シート4の端部を挟持させることもできる。
【0007】
この耐火敷目板Aは、図1に示すように耐火パネルBの目地部Fの裏面に形成し、耐火パネルB間からの躯体α側への雨水、火炎等の浸入防止、耐火パネルB固定の際のガイド等として機能するものである。
【0008】
不燃シート4は無機繊維をシート状にしたもので、例えばロックウールフェルト、セラミックウール、グラスウール等からなり、敷目板3の形状に沿って敷設するものであり、図1に示すように目地部F形成後には耐火パネルBの端部に密着することにより、目地部Fの耐火性能の向上に有効である。
【0009】
耐火パネルBは、例えば図3に示すような形状で、かつ、長尺体とした表面材5と、表面材5の裏面に形成した芯材20と、芯材20の裏面を被覆した裏面材17とからサンドイッチ構造に形成したものである。
【0010】
表面材5は、水平面状の化粧面6と化粧面6の一方の端部に形成した雄型固定片7ともう一方の端部に形成した雌型固定片8とから形成されるものであり、雄型固定片7は化粧面6の端部近傍を窪ませた溝部9と化粧面6の端部を下方に屈曲した側壁10と側壁10の下端を外方に突出した突出片11と突出片11の外方端部を下方に折り返した補強片12とから構成される。
【0011】
溝部9は耐火パネルBの雄型固定片7側を固定する固定具βを打設する箇所であり、底部に化粧面6と平行の面を有するもので、その深さは固定具βの頭部の高さ以上である。溝部9の断面形状は、溝部カバー材Eを取り付け、係止する都合上、底辺が長い台形状に形成することが好ましい。
【0012】
側壁10は化粧面6の端部を下方に屈曲するもので、化粧面6と突出片11を接続するものである。突出片11は側壁10の下端部を外方に屈曲するするものであり、雌型固定片8の折り返し片15と略平行に形成される。
【0013】
雌型固定片8は、化粧面6の雄型固定片7とは他方の端部近傍を窪ませた溝部13と化粧面6の端部を下方に屈曲した側壁14と側壁14の下端を内方に延長した折り返し片15と折り返し片15の端部を下方に屈曲した補強片16とから構成されるものである。
【0014】
溝部13は耐火パネルBの雌型固定片8側を固定する固定具βを打設する箇所であり、形状、機能共に溝部9と同様である。側壁14は化粧面6の端部を下方に屈曲するもので、化粧面6と折り返し片15を接続するものである。折り返し片15は側壁14の下端部を内方に屈曲するするものであり、雄型固定片7の突出片11と略平行に形成される。
【0015】
裏面材17は図3に示すように主に芯材20の裏面を被覆し、補強材、防水材、防湿材、防火材の機能を有すると共に、芯材20が躯体αに直接接触するのを防止する隔離材として役立つものである。
【0016】
また、裏面材17の形状としては、水平面状の裏面化粧面18と、裏面化粧面18の両端を内方にコ字状に屈曲した補強片19よりなるものである。
【0017】
補強片12、補強片16、補強片19は芯材20の原料となるプラスチックフォーム21を充填する際、プラスチックフォーム21が補強片12、補強片16の表面側に漏れないようにすると共に、耐火パネルBの側縁を直線状にし、耐火パネルBの寸法精度を向上することにより、働き幅の寸法精度を向上させ、かつ、目地部Fの間隙をなくし断熱性、気密性等を向上するためのものである。
【0018】
表面材5、裏面材17は金属薄板、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、および塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生成形等して各種任意形状に形成したもの、さらには、裏面材17としてアルミニウム蒸着紙、アスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布、等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート状物からなるものである。
【0019】
また、芯材20はプラスチックフォーム21からなり、プラスチックフォーム21はポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォーム等の合成樹脂発泡体からなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材5、もしくは裏面材17の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬化させて形成したものである。また、プラスチックフォーム21中には各種難燃材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、カーボン繊維、グラファイト等)を混在させ、耐火性、防火性を向上させることもできる。
【0020】
プラスチックフォーム21の具体例としてはレゾール型のフェノールフォームに、発泡剤、水酸化アルミニウム(Al(OH)3 )、ポリリン酸アンモニウム、グラファイト、硬化剤、等を混入し、発泡、硬化させ、仕上がり密度で50〜300Kg/m3 位に形成したものである。このプラスチックフォーム21を使用した耐火パネルBを使用して壁を形成した場合には、JIS−A−1304(耐火性能別に耐火30分、耐火1時間、耐火2時間の試験がある)の耐火構造1時間試験に合格できる耐火性能を有する構造となる。
【0021】
耐火目地材Cは突出片11と折り返し片15の間に配されるものであり、例えばロックウールフェルト、セラミックウール、グラスウール、もしくは耐火性を有するガスケット等よりなり、JIS−A−1304の耐火構造試験の耐火構造1時間試験時に目地部Fに間隙が形成されるのを防止して火炎の浸入を遮断し、主に耐火材、気密材等の機能として有用なものである。耐火目地材Cは、突出片11と折り返し片15にて圧縮を加えつつ挟持すれば、密度を増しかつ隙間無く形成されることになり、目地部Fの耐火性の向上に有効である。
【0022】
コーキング材Dは、耐火目地材C上でかつ耐火パネルB間に配されるもので、防水性を向上するためのものであり、その素材としてシリコン系、変性シリコン系のコーキング材、PVC、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、EPDM、アスファルトフェルト、発泡ゴム、ポリウレタン等の合成樹脂、または、これらの発泡体、もしくは無機耐火コーキング材等の一種以上から形成したものであり、少なくとも弾性、防水性を有するものである。その貼着、形成は自己接着性、あるいは接着剤を介して、もしくは弾性変形を利用して一体に形成するものである。勿論、これら充填材内に難燃材等を混入し、耐火性を向上させることもできる。
【0023】
溝部カバー材Eは、例えば図4に示すように形成される長尺体であり、EPM(エチレンプロピレンゴム)、EPDM(エチレンプロピレンターポリマー)(別名EPR、EPT)等からなり、天然ゴム、合成ゴムの中で比重が最小で、酸化、熱、化学薬品に対する耐性に優れ、電気的特性が良く、耐候性、耐熱性(耐熱老化性)、耐オゾン性、耐薬品性等に優れているものである。溝部カバー材Eは、溝部9にほぼ合致するような形状に形成し、施工時の凹部22内に存在する固定具βの頭部を隠蔽して防水性、防火性を向上させると共に、意匠性の向上を図るものである。
【0024】
次に、本発明に係る耐火パネルの取付構造を形成するための代表的な施工法につき説明する。いま図1に示すような目地部Fを形成するために、図2に示すような金属薄板材よりなる敷目板3上にロックウールフェルトよりなる不燃シート4を形成した耐火敷目板A、耐火パネルBとしては図3に示すようなものであり、表面材5、裏面材17としては、0.5mm厚のカラー鋼板を使用し、プラスチックフォーム21としてはフェノールフォームからなる原料を表面材5と裏面材17間に充填し、反応、発泡させ次にキュアして150Kg/m3 に形成したもの、耐火目地材Cとしてはロックウールフェルト、コーキング材Dとしてはポリウレタン形変性シリコン系のもの、溝部カバー材Eは図4に示すようなEPDMよりなるものを使用する。また、耐火敷目板Aの立ち上がり片2間の幅をT、耐火パネルBの全幅をWとすると耐火敷目板Aの取付ピッチ≧T+Wとする。勿論、取付ピッチ=T+W が好ましいピッチである。
【0025】
そこで、C型鋼よりなる躯体αに図2に示すような耐火敷目板Aを縦に、耐火パネルBの全幅595mmに耐火敷目板Aの立ち上がり片2の幅5mmをプラスした600mmのピッチで複数本、固定具βにより固定する。
【0026】
耐火敷目板Aの取り付け(割り付け)が完了したら、耐火敷目板Aの立ち上がり片2間に耐火パネルB1 を挿入し、その溝部9を固定具βにより躯体αに固定し、しかる後に隣接する耐火パネルB2 の折り返し片15と耐火パネルB1 の突出片11の間に耐火目地材Cを挟持するように耐火パネルB2 を配し、溝部13を固定具βにより躯体αに固定する。
【0027】
このようにして、耐火パネルB間の目地部Fが形成されたら、耐火パネルB同士の目地間隙にコーキング材Dを連続状に化粧面6の表面を越えないように植設する。最後に溝部カバー材Eを溝部9と溝部13に合致するように配設し、施工を完了するものである。
【0028】
以上説明したのは本発明に係る耐火パネルの取付構造の一実施例にすぎず、図5(a)〜(d)〜図10(a)〜(d)に示すような部材を使用したり、目地部Fを形成することができる。
【0029】
すなわち、図5(a)〜(d)は耐火敷目板Aのその他の実施例を示すものであり、(a)、(b)図は立ち上がり片2に不燃材23を配して耐火性を強化した例、(c)図は立ち上がり片2の裏面側にも不燃シート4を配して耐火性を強化した例、(d)図は立ち上がり片2を耐火パネルBを取り付ける際にガイドとして機能する最小限の大きさに形成した例である。
【0030】
図6(a)〜(d)は溝部カバー材Eのその他の実施例を示すものであり、特に(a)図は空洞24を設けて形状の変化を生じ易くすることにより取り付けを容易にした例、(d)図は表面側に耐火材25を取り付け、固定具βが熱橋となるのを防止する例である。
【0031】
図7(a)〜(c)、図8(a)〜(c)は本発明に係る耐火パネルの取付構造のその他の実施例を示すものである。
【0032】
すなわち、図7(a)は耐火パネルBの端部の全域に不燃ボード26を配して目地部Fの強度と耐火性、および取り付け強度の向上を図った例、図7(b)は耐火パネル雄型固定片7、雌型固定片8の端部に不燃ボード26を配して目地部Fの耐火性の向上を図った例、図7(c)は耐火パネルBの化粧面6の端部に段差27を設け、意匠性の向上を図った例である。
【0033】
また、図7(a)、(b)に示される不燃ボード26は、例えば耐火パネルBの端部に必要に応じて任意範囲に配するもので、目地部Fの防火性の強化のため用いられ、JIS−A−1304の耐火構造試験の耐火構造1時間試験に合格するためのものであり、例えばケイ酸カルシウム板、炭酸カルシウム板、石膏ボード、パーライトセメント板、ロックウール板、スレート板、ALC板、PC板、その他の無機質軽量体、無機質軽量発泡体、あるいはこれらの複合板の1種以上、もしくは超高密度樹脂(高密度のフェノールフォーム等)からなるものである。
【0034】
図8(a)は、突出片11および折り返し片15をそれぞれ化粧面6と平行に形成し、また化粧面6の両端部を切り欠いた切り欠き28を設けてコーキング材28を施す際のガイドとした例、図8(b)は突出片11および折り返し片15をそれぞれ逆へ字状に屈曲し耐火目地材Cの挟持を強力にした例、図8(c)は側壁10、突出片11、側壁14、折り返し片15にそれぞれ窪みを設け目地材止め29、コーキング材止め30を設けてそれぞれ耐火目地材C、コーキング材Dを配する際のガイドおよび配設後のズレを防止する機能を備えた例である。
【0035】
図9(a)は、(b)図、(c)図にそれぞれ示すようなカバー材31と下地材32の2部材からなる溝部カバー材Eを使用した例である。すなわち、下地材32は固定具αの取り付けと併せて溝部9と溝部13内に固定され、それぞれの係止爪31a、32aを係合させて目地カバー材Eを取り付けるもので、カバー材31の表面に表れる部分を任意の外観にすることで意匠性を向上させることができる。勿論、カバー材31は長尺材、下地材32は短尺材(施工時は複数個使用)か長尺材である。
【0036】
図10(a)〜(d)はカバー材31、下地材32を用いて溝部カバー材Eを形成するその他の例であり、特に(d)図はカバー材31と合致する形状の耐火材33を用いて耐火性を高めた例である。
【0037】
【発明の効果】
上述したように本発明に係る耐火耐火パネルの取付構造によれば、▲1▼単体で耐火構造試験の耐火構造1時間試験(JIS−A−1304)に合格できる。▲2▼耐火パネル単体で耐火構造試験の耐火構造1時間試験(JIS−A−1304)に合格できる窯業系、セメント系の耐火パネルに比較して軽量であり、施工性が飛躍的に向上する。▲3▼耐火敷目板をガイドとして耐火パネルを取り付けていくので、目地部の耐火性が大幅に向上するのみならず、施工が容易でかつ正確な目地幅を形成でき、外観にも優れた構造となる。▲4▼縦方向に長い耐火パネルを使用できるので、大型の建物に対する施工性が良い。▲5▼耐火パネルの両端を固定する構造であるために、施工強度が向上する。▲6▼溝部カバー材が固定具の頭部を隠蔽し、外部に露出するのを防止する。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る耐火パネルの取付構造を示す断面図である。
【図2】耐火敷目板の一例を示す説明図である。
【図3】耐火パネルの一例を示す説明図である。
【図4】溝部カバー材の一例を示す説明図である。
【図5】耐火敷目板のその他の実施例を示す説明図である。
【図6】溝部カバー材のその他の実施例を示す説明図である。
【図7】本発明に係る耐火パネルの取付構造のその他の実施例を示す断面図である。
【図8】本発明に係る耐火パネルの取付構造のその他の実施例を示す断面図である。
【図9】本発明に係る耐火パネルの取付構造のその他の実施例を示す断面図である。
【図10】本発明に係る耐火パネルの取付構造のその他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
α 躯体
β 固定具
A 耐火敷目板
B 耐火パネル
C 耐火目地材
D コーキング材
E 溝部カバー材
F 目地部
1 固定片
1a 舌片
2 立ち上がり片
3 敷目板
4 不燃シート
5 表面材
6 化粧面
7 雄型固定片
8 雌型固定片
9 溝部
10 側壁
11 突出片
12 補強片
13 溝部
14 側壁
15 折り返し片
16 補強片
17 裏面材
18 裏面化粧面
19 補強片
20 芯材
21 プラスチックフォーム
22 凹部
23 不燃材
24 空洞
25 耐火材
26 不燃ボード
27 段差
28 切り欠き
29 目地材止め
30 コーキング材止め
31 カバー材
31a 係止爪
32 下地材
32a 係止爪
33 耐火材

Claims (1)

  1. 水平面状の固定片と該固定片の略中央部分を上方に突出した立ち上がり片を有する敷目板と該敷目板の表面あるいは裏面に形成した不燃シートとからなる耐火敷目板と、水平面状の化粧面と該化粧面の一方端部近傍を窪ませた溝部と化粧面の端部を下方に屈曲した側壁と該側壁の下端を略外方に突出した突出片と該突出片の外方端部を下方に折り返した補強片とからなる雄型固定片と化粧面の他方端部近傍を窪ませた溝部と化粧面の端部を下方に屈曲した側壁と該側壁の下端を略内方に折り返した折り返し片と該折り返し片の内方端部を下方に折り返した補強片とからなる雌型固定片とから構成される表面材と、水平面状の裏面化粧面と該裏面化粧面の両端を上方に屈曲した補強片を有する裏面材と、該表面材と裏面材間にサンドイッチされた芯材とから構成される長尺状の耐火パネルと、突出片と折り返し片の間に配される耐火目地材と、溝部内に配される溝部カバー材とを有し、耐火敷目板を一定ピッチで複数本躯体に固定し、耐火パネルを耐火敷目板間に挿入すると共に、耐火パネル溝部を固定具により躯体に固定したことを特徴とする耐火パネルの取付構造。
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