JP2703785B2 - 壁 材 - Google Patents

壁 材

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JP2703785B2
JP2703785B2 JP31063788A JP31063788A JP2703785B2 JP 2703785 B2 JP2703785 B2 JP 2703785B2 JP 31063788 A JP31063788 A JP 31063788A JP 31063788 A JP31063788 A JP 31063788A JP 2703785 B2 JP2703785 B2 JP 2703785B2
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聖一 富田
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株式会社アイジー技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は家屋、小屋等の建築物の内、外装を横張り状
の壁材で形成する際に用いられる壁材に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 従来から使用されているこの種壁材としては、例えば
第2図(a)、(b)に示すような壁材B、Cが一般的
である。すなわち、壁下地αに固定具Eを介して固定す
る際に(a)図の壁材Bは土台部から順に下段の壁材B
の連結部B1に連結部B2を落とし込むようにして施工する
タイプであり、また、(b)図の壁材Cは下段の壁材C
の連結部C1に連結部C2を引っ掛けるようにして係止させ
て施工するタイプで、これら壁材B、Cのどちらか一方
を用いて壁体を形成することが一般的であった。しか
も、壁材Cは固定するまで支持しなければならず、施工
に少なくとも2人が必要となるため、(a)図に示す壁
材Bが広く普及している。しかしながら壁材Bは落とし
込みながら施工するため、例えば第8図に示すように、
軒部において軒天Dと壁材Bとの間に空隙が必ず形成さ
れ、防水性、断熱性の低下を招く欠点があり、かつ、コ
ーキング処理を行う場合は大量にコーキング材が必要と
なり、コスト高となる欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を解決するための壁材であ
り、横長の化粧面の下端縁に落とし込みタイプの壁材の
雌型連結部を有し、また上端縁に引っ掛けタイプの壁材
の係止部を有することにより、落とし込みタイプの壁材
と引っ掛けタイプの壁材の両方を用いて同一壁面を形成
可能とするための壁材を提案するものである。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本発明に係る壁材について詳細に
説明する。第1図は上記壁材Aの代表的一実施例を示す
斜視図であり、は表面材で、例えば、カラー鋼板、フ
ッ素樹脂塗装鋼板、アルミニウム板、アルミニウム合金
板、ステンレス板、銅板、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼
板、亜鉛・ニッケル合金メッキ鋼板、クラッド鋼板、サ
ンドイッチ鋼板等の金属薄板(平板、エンボス加工板を
含む)を屈曲成形したもの、あるいは、金属材料、プラ
スチック材料を押出、射出成形したものである。すなわ
ち、表面材は化粧面2と雌型連結部、係止部とか
ら断面略樋状に形成したものであり、壁材Aの意匠材、
連結材として機能するものである。さらに説明すると、
雌型連結部は化粧面2の下端縁に少なくとも断面略U
字状に形成した嵌合溝4を有するものであり、壁体にお
いて下段の壁材Bの連結部B1と連結するものである。な
お、第1図では、化粧面2の下縁を略直角に屈曲した底
辺5の先端に嵌合溝4を形成し、また嵌合溝4の端部に
はぜ状の舌片6を形成している。また係止部は化粧面
2の上端縁に設けた連結部であり、少なくとも垂直方向
に対し鋭角下方に突出した係止片8と、係止片8の上部
に垂直上方に突出した固定片9とを有し、壁材Cの連結
部C2と係合すると共に、壁材Aを釘等の固定具Eによっ
て壁下地αに固定するためのものである。なお、図では
化粧面2の上端縁を傾斜して屈曲した傾斜片10、傾斜片
10の先端を略垂直上方に屈曲した目地下地片11を有し、
目地下地片11の上端に係止片8、固定片9を設け、か
つ、固定片9の上端をはぜ状に屈曲した舌片12を有する
係止部を記している。13は芯材で、主に断熱材として
機能するものであり、副次的に接着材、不燃材、クッシ
ョン材、防音材などの機能を有する素材の1種以上から
なるものである。具体的には合成樹脂発泡体、ロックウ
ール、グラスウール、シージングボード、石膏ボード、
木毛セメント板、ALC板等からなり、合成樹脂発泡体と
しては例えばポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレ
ートフォーム、フェノールフォーム、エポキシフォー
ム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、パ
ーライトなどの骨材の周囲にフェノールフォーム樹脂を
コーティングし、これを加温、加圧して発泡させるフォ
ーム、およびこれらに難燃剤、難燃助剤(硼砂、メタ硼
酸ソーダ、三酸化アンチモン、炭酸カルシウム、水酸化
アルミニウム、ベントナイト)、パーライト、シラスバ
ルーン、アスベスト、ガラス繊維(長、短繊維)、各種
鉱物繊維の1種以上を添加、あるいは積層したものなど
からなる。この芯材13は、化粧面2、雌型連結部、係
止部からなる樋状の部分に少なくとも充填するもので
ある。14は裏面材で芯材13の背面を被覆して壁材Aをサ
ンドイッチ構造とし、壁材Aの機械強度の向上を図ると
共に、防火材、防水材、吸音材、調湿材、製造時の離型
材などの機能を有するものであり、表面材と同質な素
材、あるいはシート状物からなり、例えばアスベスト
紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔(Al,F
e,Pb,Cu)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、
石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の1種、
または2種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処
理、難燃処理されたシートなどからなるものである。
次に本発明に係る壁材Aの施工例について、第3図を
用いて簡単に説明する。いま、第1図に示すような壁材
A、および第2図(a)、(b)に示すような壁材B、
Cを用いて壁体を形成すると仮定する。そこで土台部か
ら壁材Bを用いて従来のように壁体を形成していく。軒
天部のように壁面の上端近傍に近くなるまで壁材Bで壁
体を形成した後、壁材Aの雌型連結部を壁材Bの連結
部B1に嵌合させ、壁材Aより上段では壁材Cを用いて壁
体を形成する。このように施工することにより、壁体の
大部分を施工の容易な落とし込みタイプの壁材Bで形成
でき、かつ、第3図のように軒天部では引っ掛けタイプ
の壁材Cと軒天Dとの間隙形成を防止することができ、
断熱性、防水性の向上した壁体を形成することができ
る。
以上説明したのは本発明に係る壁材Aの一実施例にす
ぎず、第4図(a)〜(n)〜第7図(a)〜(d)に
示すように形成することもできる。すなわち、第4図
(a)〜(n)は化粧面2の変形例であり、第5図
(a)〜(t)は雌型連結部の変形例、第6図(a)
〜(p)は係止部の変形例、第7図(a)〜(d)は
芯材13の変形例である。もちろん各々を組み合わせた壁
材Aとすることも可能である。なお、第5図(a)〜
(t)、第6図(a)〜(p)では表面材の該当部分
のみを示し、板厚を省略している。このように、化粧面
2、雌型連結部、係止部、芯材13は上、下段の引っ
掛け型の壁材C、落とし込み型の壁材Bの形状によって
変形することが可能である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る壁材によれば、引っ掛
け型の壁材と落とし込み型の壁材を用いて壁体を形成す
ることができる。壁体の上端部での空隙を排除でき、
意匠性、防水性が向上した壁体を形成することができ
る。本発明に係る壁材を境に上下を化粧面の異なる壁
材を用いた壁体とすることができる。等の効果、特徴が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る壁材の代表的一例を示す一部切り
欠き斜視図、第2図(a)、(b)は従来の壁材の例を
示す一部切り欠き斜視図、第3図は施工例を説明する説
明図、第4図(a)〜(n)、第5図(a)〜(t)、
第6図(a)〜(p)、第7図(a)〜(d)はその他
の実施例を示す説明図、第8図は従来の壁材を用いた壁
体構造を説明する説明図である。 ・・・表面材、2・・・化粧面、・・・雌型連結
部、4・・・嵌合溝、・・・係止部、8・・・係止
片、9・・・固定片、13・・・芯材、14・・・裏面材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横長の化粧面の上下端に連結部を有し、断
    面略樋状とした表面材と、該表面材の少なくとも樋状部
    分に充填した芯材と、該芯材の裏面を被覆した裏面材と
    からなる横張り用の壁材において、前記連結部のうち下
    端側を断面略U字状の嵌合溝を有する雌型連結部とし、
    また上端側の連結部を垂直に対し鋭角下方に突出した係
    止片と略垂直上方に突出した固定片とからなる係止部と
    したことを特徴とする壁材。
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