JP3804678B2 - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3804678B2 JP3804678B2 JP2004360211A JP2004360211A JP3804678B2 JP 3804678 B2 JP3804678 B2 JP 3804678B2 JP 2004360211 A JP2004360211 A JP 2004360211A JP 2004360211 A JP2004360211 A JP 2004360211A JP 3804678 B2 JP3804678 B2 JP 3804678B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- substituted
- general formula
- alkyl group
- aryl group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
(請求項1)
導電性基体上に感光層を設けてなる電子写真感光体において、前記感光層が少なくとも下記一般式〔1−1〕で示される繰り返し構造単位と、下記一般式〔1−5〕で示される繰り返し構造単位とを有する共重合体を含有することを特徴とする電子写真感光体。
前記感光層が下記一般式〔1−8〕で表される電荷輸送物質を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
(請求項3)
導電性基体上に感光層を設けてなる電子写真感光体において、前記感光層がさらに下記一般式〔1−9〕で示される繰り返し単位を有する三元共重合体を含有することを特徴とする請求項1又は2記載の電子写真感光体。
(請求項4)
前記一般式〔1−9〕が下記一般式〔1−10〕で表されることを特徴とする請求項3記載の電子写真感光体。
(請求項5)
前記感光層に前記一般式〔1−9〕で表されるポリカーボネートを含有することを特徴とする請求項1,2,3,又は4記載の電子写真感光体。
一般式〔1−2〕′,〔1−4〕′、〔1−5〕′又は〔1−7〕′で示されるケイ素原子含有2価フェノールとをホスゲン、炭酸エステル、或いはクロロホーメートとを共重合させて、前記一般式〔1−1〕と〔1−2〕、〔1−1〕と〔1−4〕、〔1−1〕と〔1−5〕或いは〔1−1〕と〔1−7〕等のポリカーボネート共重合体を得るものである。
これらモノマーの合成法については、特開平2-236555号、同4-268369号、同5-158249号等に詳しく述べられている。
ポリエステル
メタクリル酸
アクリル樹脂
ポリ塩化ビニル
ポリ塩化ビニリデン
ポリスチレン
ポリビニルアセテート
スチレン-ブタジエン共重合体
塩化ビニリデン-アクリロニトリル共重合体
塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体
塩化ビニル-酢酸ビニル-無水マレイン酸共重合体
シリコン樹脂
シリコン-アルキッド樹脂
フェノールホルムアルデヒド樹脂
スチレン-アルキッド樹脂
ポリ-N-ビニルカルバゾール
ポリアミド
ポリウレタン
ポリケトン
エポキシ樹脂
ポリビニルブチラール
ポリビニルホルマール
本発明のポリカーボネート共重合体は必要に応じて、物性や塗工性を微少調整する為に、他のポリカーボネートとを混合して用いてもよい。他のポリカーボネートの混入率はケイ素原子含有モノマー単位長やポリシロキサンの鎖長、含有量によって異なるが0〜95%がよく、好ましくは5〜80%がよい。
(1)モノアゾ顔料、ビスアゾ顔料、トリアゾ顔料、金属錯塩アゾ顔料等のアゾ顔料
(2)ペリレン酸無水物、ペリレン酸イミド等のペリレン顔料
(3)アントラキン誘導体、アンスアンスロン誘導体、ジベンズピレンキノン誘導体、ピラントロン誘導体、ビオラントロン誘導体及びイソビオラントロン誘導体等多環キノン顔料
(4)インジゴ誘導体及びチオインジゴ誘導体等のインジゴイド顔料
(5)金属フタロシアニン及び無金属フタロシアニン等のフタロシアニン顔料
更に好ましくは電荷発生物質は、ジブロムアンスアンスロン顔料、ビスイミダゾピリドノペリレン系、特願昭62-173640号記載のY型チタニルフタロシアニンが挙げられる。
積層感光体試料1−1
ポリアミド樹脂CM−8000(東レ社製)30gをメタノール900ml、1-ブタノール100mlの混合液中に投入し、50℃で加熱溶解した。この液を用いて外径80mm、355.5mmのアルミニウムドラム基体上に浸漬塗布し、0.3μmの中間層を形成した。
積層感光体試料1−2及び1−3
感光体試料1−1において、表1に示すCTLバインダーを用いた以外は同様にしてそれぞれ積層感光体試料1−2及び1−3を得た。(実施例1−2及び1−3用)
積層感光体試料1−4
ポリアミド樹脂ラッカマイド5003(大日本インキ社製)15gをメタノール800ml、1-ブタノール200mlの混合溶液中に投入し、50℃で加熱溶解した。この液を用いて外径80mm、355.5mmのアルミニウムドラム基体上に浸漬塗布し、0.5μmの中間層を形成した。
積層感光体試料1−5〜1−9
積層感光体試料1−4において表1に示す電荷輸送層バインダーを用いた以外は同様にしてそれぞれ積層感光体試料1−5〜1−9を得た。(実施例1−5〜1−9用)
積層感光体試料1−10
中間層の形成までは感光体試料1−1と同様に行った。
積層感光体1−11〜1−13
積層感光体試料1−9において、表1に示す電荷輸送層バインダーを用いた以外は同様にしてそれぞれ積層感光体試料1−11〜13を得た。(実施例1−11〜13用)
積層感光体試料1−14
積層感光体試料1−1においてCTLバインダーをC−1−1に変えた以外は同様にして積層感光体試料1−14を得た。(比較例1−1用)
積層感光体試料1−15及び1−16
積層感光体試料1−4においてCTLバインダーをそれぞれC−1−2及びC−1−3に変えた以外は同様にして積層感光体試料1−15及び16を得た。(比較例1−2及び1−3用)
積層感光体試料1−17
積層感光体試料1−10においてCTLバインダーをC−1−4に変えた以外は同様にして積層感光体試料1−17を得た。(比較例1−4用)
積層感光体試料1−18
積層感光体試料1−2においてCTLバインダーをC−1−2とBPZ各々75gづつ用いた以外は同様にして積層感光体試料1−18を得た。(比較例1−5用)
実施例1−1〜1−13及び比較例1−1〜1−5
−感光体の評価−
積層感光体試料1−1〜1−18を「U−Bix4045」(コニカ社製)に搭載し、10万コピーの実写テストを行った。初期画像の観察と10万コピー後の膜厚減耗量について調べた。
−塗布液の評価−
用いたCTL液各々を20℃下、1ケ月放置した時の濁りを観察した。濁りがある場合を×、ない場合を○とした。又、調整直後の粘度と1週間放置後の粘度をB型粘度計を用いて測定した。(23℃下)
Vis比 = 1週間後の粘度/調液直後の粘度
得られた感光体各々について感光体表面の目視観察を行った。
△ 泡故障1本当たり 3〜10
× 泡故障1本当たり 11以上
実用レベルは○クラスである。実写テストによると画像欠陥は泡故障によるものが多いことがわかる。
2 キャリア発生層
3 キャリア輸送層
4 感光層
5 中間層
Claims (5)
- 導電性基体上に感光層を設けてなる電子写真感光体において、前記感光層が少なくとも下記一般式〔1−1〕で示される繰り返し構造単位と、下記一般式〔1−5〕で示される繰り返し構造単位とを有する共重合体を含有することを特徴とする電子写真感光体。
- 前記感光層が下記一般式〔1−8〕で表される電荷輸送物質を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
Ar1,Ar2は置換若しくは無置換のアリール基を表し、置換基としてはアルキル基、アルコキシ基、置換アミノ基、水酸基、ハロゲン原子、アリール基を用いる。
R42,R43は置換若しくは無置換のアリール基、水素原子を表し、置換基としてはアルキル基、アルコキシ基、置換アミノ基、水酸基、ハロゲン原子、アリール基を用いる。) - 前記感光層に前記一般式〔1−9〕で表されるポリカーボネートを含有することを特徴とする請求項1,2,3,又は4記載の電子写真感光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004360211A JP3804678B2 (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004360211A JP3804678B2 (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 電子写真感光体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11875294A Division JP3674961B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電子写真感光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005099864A JP2005099864A (ja) | 2005-04-14 |
JP3804678B2 true JP3804678B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=34464470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004360211A Expired - Fee Related JP3804678B2 (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3804678B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02236560A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体 |
JPH0572753A (ja) * | 1991-09-12 | 1993-03-26 | Mitsubishi Kasei Corp | 電子写真感光体 |
JP3084861B2 (ja) * | 1991-12-06 | 2000-09-04 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体 |
JP3160772B2 (ja) * | 1992-03-13 | 2001-04-25 | コニカ株式会社 | 電子写真感光体 |
JP3179219B2 (ja) * | 1992-10-22 | 2001-06-25 | 出光興産株式会社 | ポリカーボネートとその製法及びこれを用いた電子写真感光体 |
JP3254029B2 (ja) * | 1993-01-26 | 2002-02-04 | 出光興産株式会社 | ポリカーボネート共重合体を用いた電子写真感光体 |
-
2004
- 2004-12-13 JP JP2004360211A patent/JP3804678B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005099864A (ja) | 2005-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3879294B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成方法、画像形成装置及び装置ユニット | |
US20080286673A1 (en) | Single layer type electrophotographic photoconductor and image forming device | |
JP3674961B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP6681229B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP3849704B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP3133548B2 (ja) | 電子写真感光体および該電子写真感光体を備えた電子写真装置 | |
JP3804678B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP3804679B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP3160772B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH07128872A (ja) | 電子写真感光体とその製造法 | |
JP3804658B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2004093802A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JPH0895264A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2001142241A (ja) | 電子写真感光体、これを用いた画像形成装置および画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
JP3021230B2 (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ | |
JP2005099867A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2005099868A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2000231213A (ja) | 電子写真用感光体およびその製造方法 | |
JP2004021265A (ja) | 電子写真感光体,電子写真画像形成装置,電子写真カートリッジ,及び電子写真ドラム | |
JP2017116841A (ja) | 電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ、及び電子写真装置 | |
JP3077921B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH0887119A (ja) | 電子写真感光体及びその製造方法 | |
JP3559663B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP3725989B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
JP2004101546A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060501 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |