JP3801520B2 - 自動精米装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動精米装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コインや紙幣などの貨幣を投入することにより自動的に精米作業を行わせる自動精米装置は知られている。このような自動精米装置において、屋外に設置するタイプのものとしては、特開平10−272373号公報などに開示されているように、建屋の内部を、仕切壁(隔壁)にて、利用客が自由に行き来できる客室と、管理者や保守点検員などの限定した人しか入ることができない機械室とに仕切り、機械室内に、実際に精米動作を行う精米機や、石などの異物を除去する石抜機を配設したものが一般に知られている。
【0003】
しかし、このように屋外に設置するタイプの自動精米装置として、建屋内に機械室と客室とを設けた構成のものは、その設置面積として多大なスペースを要するため、設置スペースとして広い場所を確保しやすい郊外などの箇所には適している一方、人口が密集した都市などの地域ではその設置スペースを確保できなくなることが多くなる欠点がある。
【0004】
この欠点を解消するものとして、特開平11−5037号公報に開示された自動精米装置がある。この自動精米装置は、概略的にその外観が自動販売機形状とされており、利用する際には、投入口を箱型の本体前面より手前側に引き出して開口させ、この引き出した投入口から玄米を投入するように構成している。また、白米が排出される排出口が本体内部に設けられており、この排出口の手前側部分を手前側に引き出して、白米を収容する袋を予め入れ、この袋を収容した箇所を元に戻しておいた状態で精米動作を開始させるようになっている。
【0005】
この種の自動精米装置によれば、その幅や奥行を最小限に抑えることができるので、少ない設置面積でも設置でき、人口が密集した都市などでも、その設置スペースを確保し易くなる。
【0006】
しかし、前記特開平11−5037号公報に開示された自動精米装置では、内部に石抜機が設けられていないため、利用客が投入する玄米中に石等の異物が混入していた場合には、排出される白米中に前記異物が混入したり、異物により精米機の一部が損傷したりするおそれがある。
【0007】
これに対処すべく、自動精米装置内に石抜機を内蔵することが考えられ、このように石抜機を精米機の上流側に配設すると、排出される白米中に異物が混入したり、異物により精米機の一部が損傷したりすることを防止できる。
【0008】
このように石抜機を内蔵した自動精米装置として、人口が密集した都市などの地域でもその設置スペースを確保しやすい構成とするには、図21に示すように、石抜機151の上方箇所に、利用客が玄米を投入する玄米投入口152および投入ホッパ153を配設することが考えられる。これによれば、平面視して石抜機151と玄米投入口152および投入ホッパ153とが重なった位置となるため、設置スペースが小さくて済む利点がある。
【0009】
この場合に、石抜機151としては、傾斜させて配設したスクリーン154を揺動させながら、スクリーン154の一方側に、石などの異物を排出し、スクリーン154の他方側に、異物が除去された玄米を排出する構造が一般的である。ここで、石抜機151で排出された異物を容易に回収できるようにするために、スクリーン154の異物排出通路154aを自動精米装置の手前側(図21における左側)に配置し、スクリーン154の玄米排出通路154bを奥側(図21における右側)に配置すれば、異物排出通路154aの出口部分などに配置した異物回収箱155を自動精米装置の手前側から回収可能となって便利となる。
【0010】
石抜機151にて異物が除去された玄米は、その後、精米機にて精米処理を行うため、昇降機156により精米機への玄米をためる精米タンク側に向けて上方に送る必要がある。したがって、石抜機151の玄米排出通路154aと、昇降機156の入口部分156aとを接続通路157にて接続することとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように、石抜機151の玄米排出通路154a、および昇降機156、接続通路157を自動精米装置の奥側に配置して、接続通路157の両端部を、玄米排出通路154aの出口部分と昇降機156の入口部分156aとにそれぞれねじ158、159などで固定するような構造を採用すると、石抜機の組み付けなどのために前記ねじ158、159を止める作業や、メンテナンスのためにねじ158、159を取り外して石抜機151を取り出したい場合などに、極めて多くの手間や時間がかかってしまうこととなる。つまり、この石抜機151と昇降機156との接続部分は自動精米装置の奥側の箇所に位置して、そのままでは、人が入り込むことができないため、自動精米装置の側壁面などを全て取り外してしまわなければならない。さらに、自動精米装置の前記側壁面側方箇所が建物や動かせないものが存在する場合には、自動精米装置の側壁面を取り外すことができるような場所まで自動精米装置全体を移動させなければならない。
【0012】
本発明は上記課題を解決するもので、石抜機が設けられているとともにこの石抜機の玄米排出通路や、この玄米排出通路からの玄米を搬送する昇降機が奥側位置に配設されている自動精米装置において、多くの手間や時間をかけることなく、石抜機を外部に引き出すことが可能な自動精米装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、精米機と、玄米から石などの異物を除去する石抜機と、石抜機の玄米排出通路から排出された玄米を精米機側に供給するために上方に搬送する昇降機とを備えた自動精米装置であって、前記玄米排出通路から排出される玄米を受けて集める玄米シュートを昇降機の下部に取り付け、石抜機を手前側より奥側にスライド自在に案内するガイド部を設け、このガイド部に沿って石抜機を押し込むことにより、石抜機の玄米排出通路の少なくとも出口側が、玄米シュート内に突入されるように構成したことを特徴とする。
【0014】
この構成によれば、ガイド部に沿って石抜機を奥側に押し込むことにより、玄米排出通路の少なくとも出口側が玄米シュートに突入され、石抜機と、昇降機に取り付けられた玄米シュートとを、多くの手間や時間をかけることなく接続することができる。また、石抜機のメンテナンスなどを行う際には、石抜機をガイド部に沿って手前側に引き出すことで、石抜機を外部に取り出すことができ、この状態では、自動精米装置内の石抜機配置箇所に人が入ることも可能であるので、昇降機や玄米シュートのメンテナンスや組付け作業も容易に行うことができる。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の自動精米装置において、石抜機の上方箇所に、利用客が玄米を投入する玄米投入口を配設し、石抜機の玄米排出通路を、玄米シュートの途中部分に形成された接続用開口部に突入自在に配置したことを特徴とする。
【0016】
この構成によれば、玄米シュートの上方位置に玄米排出通路が位置するように石抜機を配置した場合と比べて、石抜機の配置位置を下方にすることができるため、石抜機の上方の玄米投入口も低く配置できる。したがって、玄米が入った玄米収容容器の持ち上げ動作も比較的容易に行うことができて、玄米の投入動作を行い易くなる。
【0017】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の自動精米装置において、石抜機の上方箇所に、利用客が玄米を投入する玄米投入口を配設し、石抜機および玄米投入口の手前箇所に、利用客が玄米収容容器を載せることが可能な載せ台を配設し、石抜機および玄米投入口の手前箇所と載せ台との間に手前側に開閉自在の扉体を設け、この扉体と載せ台とが一体的に開閉自在に構成し、前記扉体および載せ台を手前側に回動させた状態で、石抜機をガイド部に沿って手前側に引き出し自在に構成したことを特徴とする。
【0018】
この構成によれば、石抜機および玄米投入口の手前箇所に、利用客が玄米収容容器を載せることが可能な載せ台を配設したので、利用客は、持ち込んだ玄米収容容器を載せ台の上に載せることができ、玄米収容容器を持ち続けなくても済むため便利であるとともに、玄米収容容器を地面や床などに置かずに済むため衛生的である。
【0019】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の自動精米装置において、自動精米装置が屋外に設置可能な屋外型自動精米装置であることを特徴とする。
【0020】
この構成によれば、石抜機を内蔵した自動精米装置として、人口が密集した都市などの地域でもその設置スペースを確保しやすい構成とできる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にかかる自動精米装置を図面に基づき説明する。
図1〜図7に示すように、この自動精米装置の精米装置本体1は建屋を有しておらず、客室を含まない構造とされている。そして、精米機3と異物を除去する石抜機2などが設けられている精米装置本体1自体が屋外に露出した状態で設置可能とされている。なお、図1における100は、精米装置本体1から排出された糠を溜める糠小屋、図2、図3における101は糠を精米装置本体1から糠小屋100に空気とともに送り込むための糠送り管である。
【0022】
精米装置本体1は略長方体形状とされ、精米装置本体1の向かって右側の前面部中央高さには、精米装置本体1の接客部としての前面部1aから、奥側ほど狭くなるように略V字形状に窪む投入用空間部5が設けられている。また、この投入用空間部5の下面箇所に、利用客が玄米を投入するための玄米投入口6が設けられているとともに、この玄米投入口6を開閉する透明な投入口開閉扉7が設けられている。精米装置本体1内部における玄米投入口6の下方には、投入された玄米を受ける投入ホッパ8が配設され、この投入ホッパ8の下方には、玄米から石などの異物を除去する石抜機2が配設されている。石抜機2よりさらに奥側の箇所には、下方ほど通路断面積が小さくなるように正面視して略逆三角形状に形成されて、石などの異物が除去された石抜機2から排出された玄米を集める玄米シュート9が配設されている。
【0023】
また、精米機本体1の接客部としての前面部1aにおける右側下部には、利用客が持参した玄米としての玄米を入れた玄米収容袋Xを載置する載せ台4が、精米機本体1の前面部1aから突出するような姿勢で、密接して取り付けられている。載せ台4の内部には、石抜機2で集めた石などの異物が排出される異物収容箱10が設けられている。
【0024】
玄米シュート9は、玄米シュート9から送られた玄米を上方に送り出すスクリューコンベアからなる昇降機11の下部(昇降機11の導入口11a(図4参照)に臨む箇所)に取り付けられており、昇降機11の上端開口部から排出された玄米は、精米装置本体1内の左側上部に配設された玄米タンク12に排出され、玄米タンク12からの玄米が、玄米タンク12の下方に配設された精米機3で精米されて白米とされた後、精米機3の下方に配設された白米ホッパ13に、精米済みの白米が溜められる。白米ホッパ13の下方には、利用客が持参するなどした白米収容袋Y(玄米収容袋Xを兼用してもよい)を置く白米収容部15が、精米装置本体1の前面部1aより奥側に窪んで外部に露出する状態で設けられており、この白米収容部15に白米収容袋Yを置いた状態で、載せ台4の下端部近傍箇所に配設した白米排出用ペダル40を踏むことで、白米ホッパ13に溜められた白米が白米収容袋Y内に排出されるようになっている。
【0025】
図2に示すように、精米装置本体1の前面部における向かって左側の上部には、複数の白度選択押ボタン16、もち米選択ボタン17、コイン投入口18、表示部14などを有するとともに制御部が内蔵された操作制御盤20が設けられている。また、図5における30、30aは精米機3で発生した糠を糠小屋100側に送るための送風機および送風通路である。
【0026】
以下、精米装置本体1の各部分について詳細に説明する。
図8、図9に示すように、玄米投入口6は、投入用空間部5の下面をなす投入部下傾斜板21に開口されて形成され、この投入部下傾斜板21は手前側が下方となるように傾斜されて配設されている。投入部下傾斜板21の奥部上面両側部には、横軸の回転支持軸22が回転自在に支持され、投入口開閉扉7はこの回転支持軸22を中心として、投入用空間部5において、図8(a)の、実線で示す閉姿勢から、仮想線で示す開姿勢まで開閉自在とされている。
【0027】
また、投入用空間部5の上面をなす投入部上傾斜板23には、投入口開閉扉7が開けられた際に磁着して投入口開閉扉7を開状態に維持する開状態維持用磁石24が取り付けられている。投入口開閉扉7の前面には、投入口開閉扉7を利用客が開けるための取手25が取り付けられ、また、投入口開閉扉7の前面部裏面には、斜め下方に屈曲して延びる係止フック26が取り付けられ、さらに、投入部下傾斜板21における玄米投入口6の前端部よりも手前箇所の下面に、その出退ロッド27aが係止フック26に係合して投入口開閉扉7を閉姿勢にロックするロック手段としてのソレノイド27が取り付けられている(図8(b)参照)。また、投入口開閉扉7が閉じられていることを検知する閉状態検知センサ28が、玄米投入口6の奥端部に臨むように取り付けられており、ソレノイド27で投入口開閉扉7を閉姿勢にロックする際には、この閉状態検知センサ28にて投入口開閉扉7が閉じられていることを検知した状態で、ソレノイド27の出退ロッド27aを突出させて係止フック26に係合させるようになっている。
【0028】
そして、待機状態では、ソレノイド27の出退ロッド27aが突出されて係止フック26に係合したロック状態とされ、投入口開閉扉7は開かない状態に維持され、当然ながら精米動作も行われない。したがって、精米作業を行っていないときには投入口開閉扉7が開けられないため、利用客以外の通行人などにより、投入口6内にごみなどの異物が投げ込まれることを防止している。
【0029】
また、コイン投入口18から硬貨が投入された状態で、ソレノイド27の出退ロッド27aが後退してロックが解除され、この状態で利用客が投入口開閉扉7を開けることが許容される。利用客が投入口開閉扉7を開けて、玄米投入口6に玄米を投入し、この後、投入口開閉扉7を閉じると、この閉動作が閉状態検知センサ28により検知され、このように、投入口開閉扉7が閉じられると、投入口開閉扉7が閉状態にロックされ、白度選択押ボタン16などが利用客によって押されることにより、精米動作が開始されるようになっている。
【0030】
図4に示すように、投入ホッパ8の下端部近傍箇所には、この投入ホッパ8内に玄米があることを検知する張込状態検知用レベル計29が投入ホッパ8の裏面側に取り付けられている。また、投入ホッパ8の下端に設けられている排出口8aの開口面積は手動で昇降可能な調整扉19にて調節可能とされており、石抜機2の処理能力などに合わせて調節できるようになっている。
【0031】
図3、図4、図10、図11に示すように、石抜機2は、手前の石抜口31a側が上方となるように傾斜した状態で揺動され、通気性を有する異物分離用のスクリーン31と、このスクリーン31を揺動させる揺動用駆動モータ32などの駆動機構と、スクリーン31の下方から空気を吹き上げるための風車33や風車箱34などと、これらのスクリーン31や駆動機構、風車33や風車箱34などを覆う下部外枠76などを備えている。また、下部外枠76の上方には、投入ホッパ8の外側下方箇所などを外側から覆う角柱形状の上部外枠75が設けられ、この上部外枠75で囲まれた投入ホッパ8と下部外枠76で囲まれた石抜機2とは手で回すことが可能とされている連結ねじ(図示せず)で一体的に結合されている。
【0032】
また、図3、図12に示すように、下部外枠76の下面両側辺部分には、それぞれ側方に突出する突出脚片部76aが形成されているとともに、この突出脚片部76aは、精米機本体1の床面1b上に設けられた断面略L字形状の一対のガイド部78に沿って手前側にスライド自在とされている。また、この石抜機2が配設されている箇所の底部には、スクリーン31およびその近傍箇所から飛び出した玄米や異物を受ける受け皿79が配設されている。
【0033】
図13(a)、(b)に示すように、石抜機2が取り付けられている箇所の突出脚片部76aにおける前端位置には、この突出脚片部76aの前端に形成されている孔部を貫通して精米機本体1の床面1b上に、手で回すことのできる取付ねじ94により止めされたストッパ体95が取り付けられている。そして、ストッパ体95の後端に形成された傾斜面95aが、突出脚片部76aに設けられた傾斜当接部76bに当接するようになっており、図13(c)に示すような状態から取付ねじ94を締め付けることにより、ストッパ体95が、前部下端95bを支点として、その傾斜面95aが奥側下方に回動して、突出脚片部76aの傾斜当接部76bを下方かつ奥側に押し込んで、石抜機2を正規の位置に良好に位置決めするようになっている。なお、ガイド部78のスライド部分には、滑り性を良好にすべく、フッ素系樹脂板などの滑り板98を貼り付けるとよいが、これに限るものではない。
【0034】
また、図14(a),(b)に示すように、石抜機2が収容された下部外枠76の突出脚片部76aにおける後端部には切欠部76cが形成され、この切欠部76cが、ガイド部78の後端に立設された規制ねじ97に係合されて、下部外枠76の後部側が位置決めされている。
【0035】
図4、図10に示すように、石抜機2は、一方の石抜口31a側を高くし他方の玄米取出口31b側を低くしてなる傾斜姿勢で揺動させたスクリーン31に対して、下方から上方に空気を吹き上げかつ揺動させた状態でスクリーン31上に玄米を供給することで、閉鎖状態の石抜口31a側に玄米に含まれる石などの異物を溜めながら、奥側の玄米取出口31b側から溢れ出る玄米を排出するようになっている。また、石抜口31aに開閉自在に設けた石排出シャッタ35を、玄米供給終了時などに開けることで、石抜口31a側に集まった異物を玄米とともに排出する。
【0036】
ここで、石抜機2は、スクリーン31の石抜口31aが前方になり、スクリーン31の玄米取出口31bが後方になるように配置されている。そして、石排出シャッタ35を開けた際に排出された異物は、石抜口31aの前方に続くように取り付けられた石排出ガイド39により導かれながら異物収容箱10内に送られるようになっている。
【0037】
スクリーン31における片側には、スクリーン31上に残った残米を排出するための残米戻し通路36が仕切板37にて区画形成されており、前述した石排出動作の後に、仕切板37の石抜口31aに近い位置に開閉自在に設けた残米排出シャッタ38を開けることで、スクリーン31上に残った残米が、残米戻し通路36を介して、残米出口36aから排出されるようになっている。
【0038】
また、図10、図15における31cは、玄米取出口31bからの玄米と残米出口36aからの玄米とを合わせて排出する玄米排出通路である。
上述したように、精米装置本体1に向かって右寄り箇所の下部前方(すなわち石抜機2配設箇所の前方)には、図4に示すように、利用客が持参した玄米を入れた玄米収容袋Xを載せる載せ台4が精米装置本体1の前面に密着して配設されている。この載せ台4は、昇降自在の昇降台部4f(図16〜図18参照)を備えており、この昇降台部4fの上面には、玄米収容袋Xを載せる載せ面4aが奥側ほど下方となる傾斜面で構成されている。また、載せ台4の内部に配設されている異物収容箱10には、石抜機2からの石などの異物が石排出ガイド39を通して排出される。
【0039】
図2、図4に示すように、載せ台4は、精米装置本体1を稼動していない状態では、玄米が入った玄米収容袋Xを載せやすい載置用低位置とされているが、精米装置本体1を稼動した状態では、この載置用低位置から、玄米が入った玄米収容袋Xの重心が玄米投入口6よりも高くなる投入用高位置(図11参照)まで上昇させることができるように構成されている。
【0040】
ここで、載せ台4には、床面上に設置される基台82と、基台82の上面部上に取り付けられた昇降手段としてのリニアヘッドモータ83と、リニアヘッドモータ83により昇降される昇降駆動軸84の上端に取り付けられた昇降板部85と、昇降板部85より下方に延設された角柱状の昇降ガイド軸86と、基台82の上面一側部箇所で上下に延びるように固定されているとともに昇降ガイド軸86が挿入されたガイド用角筒部87と、ガイド用角筒部87の側面部に四方からそれぞれ取り付けられて前記昇降ガイド軸86を昇降自在に案内する複数のガイド用ローラ88と、昇降ガイド軸86に設けられて、昇降板部85の昇降上限位置を検出するための上限位置検出用突起89Aと、昇降ガイド軸86に設けられて、昇降板部85の昇降下限位置を検出するための下限位置検出用突起89Bと、昇降板部85が投入用高位置に対応する上死点位置まで上昇された際に、上限位置検出用突起89Aに当接して、昇降板部85が上死点位置まで上昇されたことを検知する上限位置検出センサ90と、昇降板部85が下死点位置まで下降された際に、下限位置検出用突起89Bに当接して、昇降板部85が下死点位置まで下降されたことを検知する下限位置検出センサ91と、昇降板部85の上方から被せられて、昇降板部85および基台82を覆うとともに上面に載せ面4aが形成されたカバー形状の昇降台部4fと、この昇降台部4fが上昇された位置で前方に取り外し可能に基台82に取り付けられている開口部閉鎖蓋42などが備えられている。
【0041】
また、図2に示すように、精米装置本体1の前面部1aにおける中央寄り位置には、載せ台4の昇降台部4f(昇降板部85を含む)を上死点位置(投入用高位置)まで上昇させる上昇指示手段としての上昇用押ボタン93が設けられている。そして、コイン投入口18から硬貨が投入されて稼動可能状態である場合のみ、上昇用押ボタン93が押された際に、載せ台4の昇降台部4fが投入用高位置まで上昇されるよう制御される。したがって、硬貨が投入されていない状態では、上昇用押ボタン93が押されても、載せ台4の昇降台部4fは上昇しない。また、利用客により玄米が玄米投入口6から投入されて投入口開閉扉7が閉じられ、この閉動作が閉状態検知センサ28により検知された時点で、投入動作が終了したと判定して、載せ台4の昇降台部4fを下死点位置(載置用低位置)まで下降させるように制御される。
【0042】
また、図15に示すように、石抜機2で異物が除かれた玄米が排出される玄米排出通路31cは、玄米シュート9の高さ方向途中部分に形成された接続用開口部9aに突入されている。また、接続用開口部9aの周囲部分にはスポンジ材などからなるシール材51が貼り付けられており、石抜機2が通常使用される所定位置にあるときにはこのシール材51が、石抜機2を覆う下部外枠76の背面に密着して、玄米排出通路31cから排出される玄米が外部に洩れないように図られている。
【0043】
また、図2、図3などに示すように、精米装置本体1の向かって右側の前面部、すなわち、石抜機2および玄米投入口6の手前箇所と載せ台4との間には、向かって右側端部において上下に延びる枢支軸心53を中心として手前側に開閉可能な扉体としての前面右扉52が設けられている。そして、この前面右扉52と載せ台4とが一体的に開閉自在に構成され、前面右扉52および載せ台4を手前側にあけた状態で、石抜機2などをガイド部78に沿って手前側に引き出し自在に構成されている。なお、前面右扉52と載せ台4の背面部とは、載せ台4内から手で外すことも可能なノブボルト54により取り付けられている。また、載せ台4の底面部には、前面右扉52をあけた際に、載せ台4が前面右扉52と一体的に容易に右側に回動できるように複数の転動ローラ55が回動自在に設けられている。
【0044】
昇降機11から玄米が供給される玄米タンク12には、この下限レベル位置に配設されて、玄米タンク12への玄米の供給動作が開始したことや玄米が玄米タンク12からなくなったことなどの供給状態を検出する下限レベルセンサ43と、上限レベル位置に配設されて玄米タンク12でのオーバーフロー状態を検知するための上限レベルセンサ44とが取り付けられている。そして、玄米タンク12と玄米シュート9とにわたって、玄米タンク12の上限レベルを超えたオーバーフロー分を玄米シュート9へ戻す戻し通路45が設けられている。
【0045】
精米機3の下方に配設された白米ホッパ13は、精米装置本体1自体をコンパクトにするために、精米装置本体1よりも前方に突出していない、小型のものが用いられている。また、精米装置本体1における左側上部には、側方へ開閉自在のカバーとしての前面左扉50が設けられ、この前面左扉50の下部により、精米機3と白米ホッパ13との間の空間が前方より覆われている。この前面左扉50の下部には、精米機3から排出されている白米を見ることができるように、透明性を有する板材が嵌め込まれた確認用窓部66が設けられている。そして、この確認用窓部66を通して、精米機3から排出されている白米の白度などの確認を行うことができるようになっている。また、白米の白度を確認しながら、精米途中で、白度選択押ボタン16を押し直すことで、その時点からの精米白度の変更調整も行えるようになっている。また、図2に示すように、前面右扉52は上中下の3箇所に取り付けられた取付固定ねじ96によって閉状態に固定されているが、上方と中間位置の取付固定ねじ96の取付箇所は前面左扉50により覆われるようになっており、前面左扉50が開けられていない状態では、前面右扉52を閉状態に固定する前記上方と中間位置の取付固定ねじ96を取り外せないようになっている。
【0046】
なお、図2における67は、前面左扉50に設けられ、玄米タンク12内の玄米の残り状態を確認する視認窓、68は、前面左扉50に設けられたレバー付き施錠装置で、このレバー付き施錠装置68にキー(図示せず)を挿し込んで解錠し、前面左扉50を開けることで、精米機3のメンテナンス作業などを容易に行うことができる。すなわち、図19に示すように、前面左扉50の後方箇所には、表示部14を有する入力表示盤46が配設されており、解錠して前面左扉50を開けると、前記入力表示盤46が露出するようになっている。この入力表示盤46には、各種データ設定や調整、メンテナンスのための入力操作を行い、昇降指示手段としても兼用される複数の入力ボタン47が設けられており、これらの入力ボタン47を用いて所定の入力操作を行うことにより、載せ台4の昇降動作を強制的に行わせることが可能とされている。
【0047】
白米ホッパ13の排出口を開けるための白米排出用ペダル40は、精米装置本体1内を通されたワイヤケーブル71(図2参照)により、白米ホッパ13の排出口に設けられた排出ゲート(図示せず)が連動されて開けられるよう構成されている。
【0048】
上記構成において、石抜機2や投入ホッパ8などのメンテナンスなどを行うときには、前面左扉50に設けられたレバー付き施錠装置68にキーを挿し込んで解錠し、前面左扉50を開け、さらに、3箇所の取付ねじ94を外して前面右扉52も開ける(図3参照)。この際、前面右扉52の開動作に伴って、載せ台4の転動ローラ55が設置面上を転がり、載せ台4も前面右扉52と一体的に回動することとなる。この状態で、精米機本体1の向かって右側箇所に、石抜機2が収容されている下部外枠76と投入ホッパ8が収容されている上部外枠75が露出するため、石抜機2の突出脚片部76aの前端に取付ねじ94で取り付けられたストッパ体95(図3、図13参照)を取り外すことで、石抜機2や投入ホッパ8などを手前側に引き出し可能な状態となる。この状態から、石排出ガイド39などを持ちながら、石抜機2を手前に引き寄せることで、図20に概略的に示すように、投入ホッパ8などが載った石抜機2を、その突出脚片部76aがガイド部78(および)上を滑りながら、手前に引き出すことができる。この後、上部外枠75や下部外枠76などを取り外すなどして、石抜機2や投入ホッパ8などの各部に対して個別にメンテナンスすることができる。
【0049】
このように、石抜機2や投入ホッパ8などに対してメンテナンスする場合でも、石抜機2をガイド部78に沿って手前側に引き出すことで、石抜機2を外部に取り出すことができ、精米機本体1の右側壁などを取り外さなくても済むため、比較的手間や時間をかけることなく、石抜機2や投入ホッパ8などのメンテナンスなどを行うことができる。なお、この際、ガイド部78のスライド部分にフッ素系樹脂板などの滑りが良好となる滑り板98などを貼り付けておくことで、引き出し時の力を軽減させることができる。
【0050】
また、石抜機2を外部に取り出した状態では、精米装置本体1内の石抜機配置箇所に人が入ることも可能であるので、昇降機11や玄米シュート9のメンテナンスなども容易に行うことができる。
【0051】
また、精米機本体1の右側壁を取り外さなくても済むため、右側壁の側方に建物や動かせないものが存在した場合でも、支障なく、石抜機2や投入ホッパ8、昇降機11や玄米シュート9などのメンテナンスを行うことができる。
【0052】
また、メンテナンスが終わって石抜機2などを戻すときや、最初に石抜機2などを組付ける際には、石抜機2の突出脚片部76aをガイド部78に沿わせて石抜機2を押し込むだけで、石抜機2や投入ホッパ8などがガイド部78に沿って奥側に移動し、これらが設けられている下部外枠76の突出脚片部76aに形成された切欠部76cが規制ねじ97に係合して、確実に位置決めされた状態で石抜機2などを、多くの時間や手間をかけることなく装着することができる。この際、石抜機2の奥側には玄米排出通路31cが突出しているが、ガイド部78に沿って石抜機2が押し込まれるため、この玄米排出通路31cの箇所を見たりしなくても、石抜機2を押し込むだけで、玄米排出通路31cは接続用開口部9aに容易かつ良好に挿入されることとなる。
【0053】
なお、この後は、上記石抜機2の取り出し動作とは逆の順序で、ストッパ体95をねじ止めするとともに、前面右扉52を閉めて取付ねじ94をねじつけ、前面左扉50を閉めることで組付け作業を完了する。
【0054】
また、上記構成によれば、石抜機2で異物が取り除かれた玄米を排出する玄米排出通路31cを、玄米シュート9の上方ではなくて、玄米シュート9の途中部分に形成された接続用開口部9aに突入させているので、この高さの差の分だけ、石抜機2を低い位置に配置できる。したがって、玄米が入った玄米収容袋Xの持ち上げ動作も比較的容易に行うことができて、玄米の投入動作を行い易くなる。
【0055】
また、上記構成によれば、石抜機2および玄米投入口6の手前箇所に、利用客が玄米収容袋Xを載せることが可能な載せ台4を配設したので、利用客は、持ち込んだ玄米収容袋Xを載せ台4の上に載せることができ、玄米収容袋Xを持ち続けなくても済むため便利であるとともに、玄米収容袋Xを地面や床などに置かずに済むため衛生的である。
【0056】
さらに上記構成によれば、利用者が、玄米収容袋Xを載置用低位置の載せ台4に載置した後、上昇用押ボタン93押して、載せ台4を投入用高位置に上昇させることで、利用者は玄米収容袋Xを載せ台4に容易に載せることができ、しかも、玄米収容袋Xから玄米を投入する際には、玄米収容袋Xを持ち上げる距離を軽減させることができるので、玄米の投入を容易に行うことができ、これにより、さらに利便性が向上する。
【0057】
なお、上記実施の形態においては、精米機3として、縦型のものを用いた場合を述べたが、横型など、その他の種類の精米機にも適用できることもいうまでもない。また、上記実施の形態においては、前面左扉50の下部に、透明性を有する板材が嵌め込まれた確認用窓部66を設けた場合を述べたが、この確認用窓部66に、透明性を有する開閉自在の扉体を設けて、この扉体を開けて手を差し入れることで、精米機3から排出される白米を手にとって触ったり見たりすることができるように構成してもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、玄米排出通路から排出される玄米を受けて集める玄米シュートを昇降機の下部に取り付け、石抜機を手前側より奥側にスライド自在に案内するガイド部を設け、このガイド部に沿って石抜機を押し込むことにより、石抜機の玄米排出通路の少なくとも出口側が、玄米シュート内に突入されるように構成したことにより、石抜機と、昇降機に取り付けられた玄米シュートとを、多くの手間や時間をかけることなく容易に接続することができる。また、石抜機のメンテナンスなどを行う際には、石抜機をガイド部に沿って手前側に引き出すことで、石抜機を外部に取り出すことができ、この状態では、自動精米装置内の石抜機配置箇所に人が入ることも可能であるので、昇降機や玄米シュートのメンテナンスや組付け作業も容易に行うことができる。また、この場合に、自動精米装置の側面壁などを人が取り外す操作をしなくても済むため、自動精米装置の前記側壁面側方箇所が建物や動かせないものが存在する場合でも、支障をきたすことがなく、従来のように、自動精米装置の側壁面を取り外すことができるような場所まで自動精米装置全体を移動させるなどの動作が不要となる。
【0059】
また、石抜機の上方箇所に、利用客が玄米を投入する玄米投入口を配設し、石抜機の玄米排出通路を、玄米シュートの途中部分に形成された接続用開口部に突入自在に配置したことで、設置スペースが小さくて済み、人口が密集した都市などの地域でもその設置スペースを確保しやすい利点がありながら、玄米投入口を比較的低く配置することができて、玄米が入った玄米収容容器の持ち上げ動作も比較的容易に行うことができ、玄米の投入動作を行い易くなる。
【0060】
また、石抜機および玄米投入口の手前箇所に、利用客が玄米収容容器を載せることが可能な載せ台を配設することで、利用客は、持ち込んだ玄米収容容器を載せ台の上に載せることができ、玄米収容容器を持ち続けなくても済むため便利であるとともに、玄米収容容器を地面や床などに置かずに済むため衛生的であり、さらに、石抜機および玄米投入口の手前箇所と載せ台との間に手前側に開閉自在の扉体を設け、この扉体と載せ台とが一体的に開閉自在に構成し、前記扉体および載せ台を手前側に回動させた状態で、石抜機をガイド部に沿って手前側に引き出し自在に構成したことにより、前記扉体の開閉動作に伴って載せ台も一体的に移動されるので、個別に載せ台の取り外し作業や取付作業を行わなくて済み、作業能率が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる自動精米装置の概略構成を示す側面図である。
【図2】同自動精米装置における精米装置本体の正面図である。
【図3】同精米装置本体の前面左扉および前面右扉を開けた状態を概略的に示す正面図である。
【図4】同精米装置本体の右側面断面図で、載せ台が載置用低位置である状態を示す。
【図5】同精米装置本体の左側面断面図である。
【図6】同精米装置本体の背面部より前方部分を裏面より見た図である。
【図7】同精米装置本体の下部の概略的な平面図である。
【図8】(a)は同精米装置本体の投入用空間部箇所の側面断面図、(b)はその要部拡大側面断面図である。
【図9】同精米装置本体の投入口開閉扉およびその近傍の概略的な平面図である。
【図10】同精米装置本体における石抜機のスクリーンの平面図である。
【図11】同精米装置本体における精米機の断面図である。
【図12】同精米装置本体の突出脚片部近傍箇所を示す拡大正面断面図である。
【図13】(a)および(b)は同精米装置本体のストッパ体、突出脚片部の前端部およびその近傍箇所を示す拡大側面断面図および拡大平面断面図、(c)は同精米装置本体のストッパ体の作用を説明するための拡大側面断面図である。
【図14】(a)および(b)は同精米装置本体の突出脚片部の後端部近傍箇所を示す拡大平面断面図および拡大正面断面図である。
【図15】同精米装置本体の玄米排出通路近傍箇所を示す拡大側面断面図である。
【図16】(a)および(b)は同精米装置本体における載せ台およびその近傍箇所の平面断面図および正面断面図で、載せ台が載置用低位置である状態を示す。
【図17】同精米装置本体における載せ台およびその近傍箇所の側面断面図で、載せ台が載置用低位置である状態を示す。
【図18】同精米装置本体における載せ台およびその近傍箇所の側面断面図で、載せ台が投入用高位置である状態を示す。
【図19】同精米装置本体の入力表示盤の正面図である。
【図20】同精米装置本体から、石抜機および投入ホッパが設けられている下部外枠および上部外枠を引き出した状態を簡略的に示す側面断面図である。
【図21】従来の自動精米装置の石抜機およびその近傍箇所を簡略的に示す側面図である。
【符号の説明】
1 精米装置本体
2 石抜機
3 精米機
4 載せ台
6 玄米投入口
8 投入ホッパ
9 玄米シュート
9a 接続用開口部
31 スクリーン
31c 玄米排出通路
52 前面右扉(扉体)
75 上部外枠
76 下部外枠
76a 突出脚片部
76b 傾斜当接部
76c 切欠部
77 ガイド部
79 受け皿
93 上昇用押ボタン
94 取付ねじ
95 ストッパ体
97 規制ねじ
98 滑り板

Claims (4)

  1. 精米機と、玄米から石などの異物を除去する石抜機と、石抜機の玄米排出通路から排出された玄米を精米機側に供給するために上方に搬送する昇降機とを備えた自動精米装置であって、前記玄米排出通路から排出される玄米を受けて集める玄米シュートを昇降機の下部に取り付け、石抜機を手前側より奥側にスライド自在に案内するガイド部を設け、このガイド部に沿って石抜機を押し込むことにより、石抜機の玄米排出通路の少なくとも出口側が、玄米シュート内に突入されるように構成したことを特徴とする自動精米装置。
  2. 石抜機の上方箇所に、利用客が玄米を投入する玄米投入口を配設し、石抜機の玄米排出通路を、玄米シュートの途中部分に形成された接続用開口部に突入自在に配置したことを特徴とする請求項1記載の自動精米装置。
  3. 石抜機の上方箇所に、利用客が玄米を投入する玄米投入口を配設し、石抜機および玄米投入口の手前箇所に、利用客が玄米収容容器を載せることが可能な載せ台を配設し、石抜機および玄米投入口の手前箇所と載せ台との間に手前側に開閉自在の扉体を設け、この扉体と載せ台とが一体的に開閉自在に構成し、前記扉体および載せ台を手前側に回動させた状態で、石抜機をガイド部に沿って手前側に引き出し自在に構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動精米装置。
  4. 自動精米装置が屋外に設置可能な屋外型自動精米装置であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の自動精米装置。
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