JP2001347048A - パチスロ機用ユニット島 - Google Patents

パチスロ機用ユニット島

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JP2001347048A JP2000170700A JP2000170700A JP2001347048A JP 2001347048 A JP2001347048 A JP 2001347048A JP 2000170700 A JP2000170700 A JP 2000170700A JP 2000170700 A JP2000170700 A JP 2000170700A JP 2001347048 A JP2001347048 A JP 2001347048A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイン流路から落下したゴミ等の異物がコイ
ン貯留部内に入り難く、しかも保守点検作業の容易化を
図る。 【解決手段】 コイン貯留部29とコイン揚送機25と
を有するコイン貯留ユニット17を設け、上部には揚送
したコインをパチスロ機の設置方向に沿ってコインを移
送するコイン補給レール19を設け、このコイン補給レ
ールからパチスロ機にコインを補給可能としたパチスロ
機用ユニット島1において、揚送レールに設けた研磨ユ
ニット13の下方にフリー空間を設定し、コイン貯留ユ
ニットを上記フリー空間の隣りに配置し、コイン揚送機
をフリー空間に移動可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少数のパチスロ機
を取り付けるとともにコイン循環機構を設けてユニット
化したパチスロ機用ユニット島に関する。
【0002】
【従来の技術】コイン循環機構を備えた従来のパチスロ
機用島においては、その内部下部にコイン貯留部を設け
るとともに、このコイン貯留部内に貯留したコインを送
り出すホッパー等を設け、島の上部には、いわゆるホッ
パーから送り出されたコインを島の長手方向に搬送する
コイン循環流路部材を設け、このコイン循環流路部材に
設けたゲートから各パチスロ機やコイン貸機にコインを
補給する。そして、コインが搬送される上記コイン循環
流路部材には、コイン等に付着したゴミ等の異物が循環
流路内に留まることを防止するために、ゴミ等を外部に
排出して落下させる開口窓を所々設けてある。
【0003】また、従来のホッパー等は、定期的なメン
テナンス作業を行なうことにより正常に作動するかどう
かを確認する必要がある。また、このメンテナンス作業
は、狭い島内で行なうことができないので、心臓部とも
言うべきホッパーは取り外して行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチスロ機用島におけるホッパーの取り外し作業は、ホ
ッパー自体が重く、また、取り外し作業に要するスペー
スに余裕がないので、面倒であった。また、従来のパチ
スロ機用島では、コイン循環流路部材の開口窓から落下
したゴミ等の異物がコイン貯留部内に落下してしまい、
この異物がコインと共にホッパー内に導入され、回転し
ているコイン送出板の隙間等に挟まったりして、作動不
良の原因となることがあった。
【0005】本発明は上記した事情に鑑みなされたもの
で、その目的は、コイン流路から落下したゴミ等の異物
がコイン貯留部内に入り難く、しかもメンテナンス作業
の容易化を図ることができるパチスロ機用ユニット島を
提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、パチスロ機を横並びに設置可能な遊技機設置空間を
形成したフレームを有し、該フレーム内の下部に、コイ
ン貯留部とコイン揚送機とを有するコイン貯留ユニット
を設け、フレームの上部には、揚送レールを介してコイ
ン揚送機により揚送したコインをパチスロ機の設置方向
に沿ってコインを移送するコイン補給レールを設け、こ
のコイン補給レールからパチスロ機にコインを補給可能
としたパチスロ機用ユニット島において、コインが移動
するコイン流路の途中に、ゴミ等の異物を除去する異物
除去部を設け、この異物除去部の下方にフリー空間を設
定し、上記コイン貯留ユニットを上記フリー空間の隣り
に配置し、コイン揚送機をフリー空間に移動可能とした
ことを特徴とするパチスロ機用ユニット島である。
【0007】請求項2に記載のものは、前記揚送レール
をコイン貯留ユニットに対して外側に流路変更して起立
させ、少なくともその途中部分の揚送レールに異物除去
部としての開口部を設け、該開口部の下方にフリー空間
を設定したことを特徴とする請求項1に記載のパチスロ
機用ユニット島である。
【0008】請求項3に記載のものは、前記揚送レール
の上端部分に研磨ユニットを設け、該研磨ユニットをフ
リー空間に重なる位置に配置したことを特徴とする請求
項1または2に記載のパチスロ機用ユニット島である。
【0009】請求項4に記載のものは、揚送レールを介
してコインを上方に揚送する主コイン貯留ユニットと、
該主コイン貯留ユニットにコイン供給レールを介してコ
インを供給する副コイン貯留ユニットとを設け、この副
コイン貯留ユニットの主コイン貯留ユニット側にサブフ
リー空間を設定し、このサブフリー空間に重なる状態で
上記コイン供給レールを配設し、サブフリー空間に重な
る部分のコイン供給レールに異物除去部を設けたことを
特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のパチスロ
機用ユニット島である。
【0010】請求項5に記載のものは、コイン供給レー
ルの異物除去部を横長な開口部により構成し、該開口部
の高さをコインが転動するコイン転動部に合わせて開口
したことを特徴とする請求項4に記載のパチスロ機用ユ
ニット島である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はパチスロ機用ユニット島1
(以下、単にユニット島1という。)の正面図、図2は
ユニット島1の主フレーム2及びこの主フレーム2内に
収納されたコイン循環機構3を説明する正面図である。
【0012】図1及び図2に示す本実施形態におけるユ
ニット島1は、4台のパチスロ機4を2台ずつ背中合わ
せに設置可能な主フレーム2を備え、主フレーム2の内
部にコイン循環機構3等を設置してユニット化してい
る。そして、このユニット島1は、図3,4に示すよう
に、主フレーム2の一側に、パチスロ機4を背中合わせ
に2台設置可能な副フレーム5を接続可能とし、主フレ
ーム2と副フレーム5を接続することでパチスロ機4を
合計6台横設置可能である。また、複数の主フレーム2
を順次接続することもできるように、すなわち設置可能
台数を増やしたユニット島1とすることもできるように
構成している。
【0013】主フレーム2は、アルミニウムや鉄等の金
属製長尺型材を略長方体に組んで構成されている。この
主フレーム2には、一方の面に、高さの中央よりも下方
に板状の台載置部材6を水平方向に架設し、台載置部材
6の上方には台上部止着部材7を水平方向に架設してお
り、これにより2台のパチスロ機4,4を左右横並びの
状態で設置可能な遊技機設置空間9を形成し、他方の面
にも同様にして遊技機設置空間9を形成する。各遊技機
設置空間9における左右中央部分には台間コイン貸機1
0を設置可能とし、遊技機設置空間9よりも上部の前面
には上部幕板11を張って塞ぎ、下部の前面には下部幕
板12を張って塞いである。また、主フレーム2の天井
面は天板によって塞いである。この天板における研磨ユ
ニット13(後述)の上方部には、メンテナンス用の開
口部14を設けてある。この開口部14には開閉可能な
蓋部材を取り付けてあり、開口部14は通常時には塞が
れ、メンテナンス時において開放される。
【0014】そして、主フレーム2だけでユニット島1
を構成した場合、あるいは副フレーム5を接続してユニ
ット島1を構成した場合には、いずれの場合であっても
側面に装飾パネル15が取り付けられ、左右の開口部が
それぞれ閉塞される。このように、側面の開口部が装飾
パネル15で覆われるので、開口部や内部の構造物がユ
ニット島1の外側から見えることがなく体裁が良い。
【0015】また、主フレーム2や副フレーム5の最下
部には固定部(図示せず)を設けてあり、遊技店の床に
敷設した設置レール(図示せず)上にアンカー部材で固
定される。そして、主フレーム2等は、これらの固定
部、アンカー部材、及び、設置レールを通じて電気的に
接地されている。
【0016】次に、フレーム2,5内に配設されるコイ
ン循環機構3について説明する。このコイン循環機構3
は、図2,3に示すように、揚送路部材としての揚送レ
ール16を介してコインを上方に揚送する主コイン貯留
ユニット17と、揚送レール16の上端部からパチスロ
機4の並び方向に沿って下り傾斜した状態で主フレーム
2の上部に架設されたコイン補給レール19と、このコ
イン補給レール19の途中にパチスロ機4及びコイン貸
機10に対応して複数設けられたコイン供給機構(ゲー
ト)20と、コイン補給レール19の傾斜下端から下方
に向けて設けらたオーバーフロー管21と、オーバーフ
ロー管21により回収したコインを貯留しておきコイン
移送路部材である供給レール22を介してコインを主コ
イン貯留ユニット17に供給する副コイン貯留ユニット
23と、これらを制御する制御装置(図示せず)とから
概略構成され、コインが通過する流路がコイン循環流路
(以下、単にコイン流路という)として機能している。
【0017】そして、主コイン貯留ユニット17の一側
に空間を空けてフリー空間24とし、このフリー空間2
4に主コイン貯留ユニット17の一部であるコイン揚送
機25をスライド可能とし、また、主コイン貯留ユニッ
ト17から起立した揚送レール16を途中から主コイン
貯留ユニット17に対して外側に流路変更、すなわち主
コイン貯留ユニット17の横のフリー空間24側に彎曲
させてその途中部分をフリー空間24に重なる状態で起
立させ、このフリー空間24に重なる途中部分に揚送レ
ール16の異物除去部や研磨ユニット13を設ける。な
お、揚送レール16、研磨ユニット13、及び異物除去
部については後で詳しく説明する。
【0018】また、副コイン貯留ユニット23の主コイ
ン貯留ユニット17側に空間を空けてサブフリー空間2
6とし、このサブフリー空間26に副コイン貯留ユニッ
ト23の一部である補給ホッパー27をスライド可能と
し、また、サブフリー空間26に重なる状態で上記供給
レール22を配設し、サブフリー空間26に重なる供給
レール22の途中に異物除去部を設ける。なお、供給レ
ール22については後で詳細に説明する。
【0019】主コイン貯留ユニット17は、コインを貯
留するコイン貯留部29と、コイン貯留部29から供給
されるコインを揚送するコイン揚送機25(ホッパー)
とから構成される。
【0020】コイン貯留部29は、ロート状に形成され
ており、その貯留量はパチスロ機4が稼働するのに十分
な量に設定されている。このコイン貯留部29の底面
は、コインが円滑に流下し得る程度の角度で下り傾斜
し、傾斜下端には下端出口(図示せず)を設け、コイン
貯留部29内に貯留されたコインが、底面の下り傾斜に
よって案内され、下端出口からコイン揚送機25のコイ
ン供給部30内に流入するように構成されている。
【0021】また、図5に示すように、下端出口よりも
少し上流側の前面部にはコイン抜き開口部31を開設す
る。このコイン抜き開口部31は常態においてカバー部
材32で塞がれている。このカバー部材32は上方にス
ライドして取り外し可能に取り付けられている。また、
カバー部材32にはコイン検出センサ33を配設してあ
り、センサ33の高さまでコインが貯留されていると、
コイン検出センサ33はその旨を示す検出信号を出力す
る。
【0022】コイン揚送機25は、図5に示す外観形状
を有し、主フレーム2内の下部の左右一側(フリー空間
24から外れた所定位置)に設置されており、主フレー
ム2の床面上にガイド部材34によって位置決め固定し
ている。このコイン揚送機25には、コインを一枚ずつ
嵌合するコイン嵌合溝を周方向に複数箇所形成したコイ
ン送出板(図示せず)を、支軸を斜めに傾斜した状態で
設け、このコイン送出板の支軸に減速機付き駆動モータ
(図示せず)の出力軸を接続する。コイン送出板には、
ホッパー状のコイン供給部30のコイン供給口が接続
し、この供給口よりも回転前方のコイン送出部の上端出
口に揚送レール16の下端入口が接続している。
【0023】したがって、駆動モータに給電してコイン
揚送機25を作動すると、コイン送出板が回転し、これ
によりコイン供給口から供給されたコインはコイン嵌合
溝内に一枚ずつ順次嵌合され、コインを嵌合したコイン
嵌合溝がコイン送出部の入口に到来すると、嵌合してい
たコインがコイン嵌合溝から外れてこのコインをコイン
送出部内に下方から一枚ずつ順次押し入れる。そして、
コイン送出部を通過したコインは揚送レール16の下端
入口から押し込まれる。
【0024】この様にコイン揚送機25が作動すると、
コイン貯留部29内に貯留していたコインを一枚ずつ揚
送レール16の下端入口から強い力で押し込むことがで
き、この押し込み力によりコインを順次揚送することが
できる。
【0025】本実施形態では、このコイン揚送機25
を、主フレーム2の側面から少なくとも揚送機1台分空
けて配置し、側面とコイン揚送機25との間に前記した
フリー空間24を設定している。このフリー空間24
は、コイン揚送機25のメンテナンス時など、揚送機を
取り外す際の載置空間として使用される空間である。つ
まり、コイン揚送機25は、固定位置からフリー空間2
4へ横方向にスライドさせた後に前方に引き出される。
【0026】以下、揚送機の取り外しについて図6から
図9を参照して説明する。まず、下部幕板12を外し
て、コイン揚送機25やコイン貯留部29を露出させ
る。下部幕板12を外したならば、図6に示すようにカ
バー部材32を取り外して、コイン抜き開口部31を開
口させる。ここで、コイン貯留部29に貯留されている
余剰分のコインがあれば、コイン抜き開口部31から掻
き出してコイン貯留箱等の容器に移す。余剰のコインを
掻き出したならば、固定ねじ35を緩めて、図7に示す
ように貯留部カバー部材36を上方に持ち上げた状態と
し、この状態で固定ねじを締めて貯留部カバー部材36
を固定する。貯留部カバー部材36を上方で固定したな
らば、図8に示すように、コイン送出部の下端入口を接
続している固定ねじ37を外す。また、ロックねじ39
を緩める等により、ガイド部材34による揚送機脚部の
ロック状態も解く。ロック状態を解いたならば、図9に
示すように、コイン揚送機25を横方向にスライドさせ
てフリー空間24に移す。フリー空間24に移したなら
ば、コイン揚送機25を手前に引き出して主フレーム2
内から取り外す。
【0027】揚送レール16は、本実施形態では図2に
示すように、コインを外周同士が当接した状態で一列に
整列して案内できるように構成した偏平レールであり、
コインの厚みよりも僅かに広い幅の凹溝を形成したレー
ル材40を、凹溝同士が向き合って両凹溝内にコインを
保持できる間隔で平行に配置し、両レール材40,40
を接続片41で接続したものである。そして、コイン揚
送機25のコイン送出部に接続する下端部分よりも上方
の途中部分は主コイン貯留ユニット17に対して外側、
具体的にはフリー空間24に重なる方向に向けて彎曲し
て起立し、このフリー空間24に重なる途中部分におい
ては、接続片41を所定間隔空けて接続し、この所定間
隔の開口部42を異物除去部としてある。
【0028】したがって、この揚送レール16において
は、両側の凹溝の間のスペースがコイン流路となり、こ
のコイン流路内をコインが一列に整列されて揚送され、
揚送途中にコインから離脱したゴミ等の異物は開口部4
2から外部に除去されてフリー空間24の底に落下す
る。
【0029】そして、この揚送レール16は、幅方向或
いは厚さ方向に適宜に彎曲させて設けることができる。
そして、本実施形態では、図2に示すように、揚送レー
ル16の上端部分に研磨ユニット13を設け、コインを
揚送しながら研磨できるように構成してある。
【0030】研磨ユニット13は、コイン流路の両側か
らコインを挟み付ける状態で研磨材を配設し、揚送され
るコインに研磨材を摺接して研磨する構成である。本実
施形態では、図10,11に示すように、支持体43の
表面に導電性の不織布44を研磨材として取り付けた研
磨部材45を備える。上記の支持体43は、図10に示
すように、断面が略I字形状の基部43aとこの基部4
3aの両側部に配設した側柱部43b,43bとを有す
る縦に細長い扁平な部材であり、側柱部43bの先端及
び基端は基部43aの先端及び基端よりも少し突出させ
た状態で設ける。不織布44は、その幅がコインの幅よ
りも少し狭い帯状であり、基部43aに巻回した状態に
取り付けられている。そして、この不織布44は、基部
43aよりも突出した側柱部43b,43bの先端部及
び基端部によって支持体43からの脱落が防止される。
【0031】この研磨部材45は、研磨ユニット13内
に上方側から挿入され、不織布44がコイン流路側に向
いた状態で一対配設される。そして、不織布44が汚れ
た場合には研磨部材45を抜き出して不織布44を清掃
したり、あるいは新しいものと交換してから前記と同様
に、研磨ユニット13内に挿入する。この汚れた研磨部
材45を取り出す際に、付着したゴミ等が落下すること
があるが、本実施形態では、異物除去部の一種として機
能する研磨ユニット13がフリー空間24の上方に配置
されているので、ゴミ等はフリー空間24を落下し、コ
イン貯留部29内に入り込むことを防止することができ
る。したがって、コイン揚送機25内にゴミ等の異物が
混入することを防止できる。
【0032】コイン補給レール19は、フレーム2,5
の上部に架設したコイン循環上部流路部材として機能す
る部材であり、コインの厚みよりも僅かに厚いスペーサ
ー用板材50を、コインの直径よりも広い上下間隔でほ
ぼ平行に配置し、両スペーサー板材50の両側面に側板
51を当接して固定し、内部に、コインが起立し状態で
一列に整列して転動できるコイン流路を形成した偏平な
レールであり、下方に配置するスペーサー用板材50は
複数に分断したものを、コイン落下口となる部分にコイ
ンの直径よりも少し大きな間隔を空けて配置してある。
したがって、コイン落下口は、コイン補給レール19の
下部に下向きに開口し、各コイン落下口の上開口縁を挟
んで配置された下方の各スペーサー用板材50の上端縁
がコイン転動部として機能する。そして、上記したコイ
ン落下口に、後述するコイン供給機構20が設けられ
る。
【0033】このような構成からなるコイン補給レール
19は、揚送レール16の上端に接続した一端から他端
に向けてパチスロ機4の並び方向に沿って下り傾斜した
状態で取り付られる。なお、揚送レール16の上端とコ
イン補給レール19の傾斜上端との接続部分は、コイン
が円滑に通過できる曲率で屈曲している。そして、図
2,3に示すように、この屈曲部分の変曲点、すなわち
上昇してきたコインが下降し始める位置よりも下流側で
あって最初のコイン供給機構20よりも上流側には、揚
送コイン計数センサ52を設けている。本実施形態で
は、この揚送コイン計数センサ52を、揚送レール16
とコイン補給レール19を接続するためのレール接続部
とコイン供給機構20の間に配設している。この揚送コ
イン計数センサ52は、コイン補給レール19に揚送さ
れたコインを1枚宛検出する。従って、揚送コイン計数
センサ52からの検出信号を制御装置が計数することに
より、揚送されたコインの枚数を知ることができる。
【0034】コイン補給レール19の側面下部には、図
12に示すように、レールの長手方向に沿って細長いコ
イン視認窓53を開設している。このコイン視認窓53
はコイン流路まで厚さ方向に貫通させてあり、コイン視
認窓53を通じてコイン補給レール19内のコインをレ
ールの外側から視認できる。
【0035】このような構成のコイン補給レール19で
は、上記屈曲部分の変曲点を通過したコインは、コイン
流路内を起立した状態でコイン転動部上を転動しながら
流下し始め、揚送コイン計数センサ52により検出され
てから、コイン供給機構20により開放されたコイン落
下口からパチスロ機4またはコイン貸機10に補給され
る。なお、揚送コイン計数センサ52は、通過するコイ
ンを検出することができればどのような構成でもよく、
例えば近接スイッチ、フォトセンサ、マイクロスイッチ
などでもよい。
【0036】コイン供給機構20は、図12に示すよう
に、コイン補給レール19の側面にレールの厚さ方向を
貫通する貫通窓部54を開設し、この貫通窓部54に供
給部ベース55の案内部55′を挿入してねじ等により
固定し、この案内部55′上に補完部材としてのスライ
ダー56を載置し、供給部ベース55の取付面とは反対
側に断面略L字状の駆動源固定金具57をねじ等により
固定し、該駆動源固定金具57の先端部分下面に駆動源
としてのソレノイド59をねじで固定し、スライダー5
6のプランジャ取付部にソレノイド59のプランジャの
先端部を取り付けて構成され、スライダー56をレール
の側方から進退させることでスライダー56の先端が案
内部55′に設けたコイン落下口を開いたり閉じたりす
る。なお、供給部ベース55をコイン補給レール19に
取り付けると、案内部55′のコイン落下口がレールの
コイン落下口に重なり、コインが1枚ずつ通過するコイ
ン落下口となる。
【0037】上記した構成からなるコイン供給機構20
の開閉動作は、図13(a)に示すように、コイン補給
レール19内をコインが流下していない状態で行う。こ
れは、所定数のコインを確実に補給し、開状態のスライ
ダー56を閉じた際において、スライダー56がコイン
を挟み込んでしまうことを防止するためである。
【0038】具体的に説明すると、常態ではソレノイド
59が消磁しているので、図13(a)に示すように、
スプリング(図示せず)の付勢によりスライダー56が
前進して先端の開閉部がコイン落下口を閉塞した状態で
停止している。そして、この閉状態では、開閉部の上面
がコイン流路の底面、すなわちコイン転動部として機能
し、図13(b)に示すように、コイン流路内をコイン
が転動してきても、このコインをコイン落下口から導入
することはなく、そのままスライダー56上を通過させ
て下流側に送ることができる。
【0039】一方、制御装置からの信号によりソレノイ
ド59が励磁すると、図14(a)に示すように、スラ
イダー56が後退して開閉部がコイン落下口を開き、開
状態に変換する。この様にして開状態に変換すると、変
換してから所定時間経過した後にコイン揚送機25が始
動するので、図14(b)に示すように、コイン流路内
を転動してきたコインがコイン落下口に1枚ずつ落下
し、これにより当該コイン落下口に供給流路として接続
した導入ホースを介して、担当するパチスロ機4やコイ
ン貸機10にコインを補給することができる。そして、
前記した計数センサ52が所定数のコインの通過を検出
すると、コイン揚送機25が停止してから所定時間経過
した後に制御装置がソレノイド59を消磁し、これによ
りソレノイド59に設けられた復帰スプリングの付勢に
よりスライダー56が前進して開閉部がコイン落下口を
閉じる。
【0040】このコイン供給機構20は、流下してきた
コインを担当するパチスロ機4側あるいはコイン貸機1
0側に導入するので、パチスロ機4とコイン貸機10と
の合計した数だけ設けられる。この主フレーム2では4
台のパチスロ機4と2台のコイン貸機10に導入するの
で合計6箇所設けてある。そして、パチスロ機4或いは
コイン貸機10のいずれか一台についてコインが不足す
ると、図14(b)に示すように、該パチスロ機4ある
いはコイン貸機10に対応したコイン供給機構20がコ
イン落下口を開いてコインを補給することができる。
【0041】オーバーフロー管21は、コイン補給レー
ル19の傾斜下端からコイン貯留部29にコインを案内
することができればどのような構成でもよいが、本実施
形態では、内径がコインの直径よりも大きなフレキシブ
ルパイプにより構成してある。そして、オーバーフロー
管21の下端出口から排出されたコインは、本実施形態
では副コイン貯留ユニット23の補給ホッパー27のサ
ブコイン貯留部60に集められる。
【0042】副コイン貯留ユニット23は、コインを貯
留するサブコイン貯留部60と、サブコイン貯留部60
から供給されるコインを揚送して主コイン貯留ユニット
17のコイン貯留部29に供給する補給ホッパー27
(コイン揚送機の一種)とから構成され、補給ホッパー
27とコイン貯留部29との間は、コイン移送路部材と
して設けた供給レール22により接続されている。
【0043】上記のサブコイン貯留部60は、コイン貯
留部29と同様にロート状の部材であり、下端の出口開
口を補給ホッパー27のコイン供給口に連通させてい
る。また、サブコイン貯留部60の前面部であって出口
開口よりも少し上方にはコイン抜き開口部61を開設す
る。このコイン抜き開口部61は常態においてカバー部
材62で塞がれ、コイン抜き開口部61を開口させる際
には、カバー部材62を上方にスライドして取り外す。
このカバー部材62には移送用コイン検出センサを配設
してあり、センサの高さまでコインが貯留されると、こ
のセンサはその旨を示す検出信号を出力する。
【0044】補給ホッパー27は、コイン揚送機25と
概ね同じ構成であり、コイン嵌合溝を周方向に複数箇所
形成したコイン送出板と減速機付き駆動モータとを備
え、支軸を斜めに傾斜した状態でコイン送出板を配設
し、この支軸に減速機付き駆動モータの出力軸を接続し
する(何れも図示せず)。そして、この補給ホッパー2
7は、主コイン貯留ユニット17側に少なくともホッパ
ー1台分のサブフリー空間26を空けて)配置されてい
る。このサブフリー空間26もまた、メンテナンス時な
どにおいて、補給ホッパー27を取り外す際の載置空間
として使用される空間である。
【0045】この補給ホッパー27の取り外しは、コイ
ン揚送機25の取り外し手順と同様である。即ち、ま
ず、カバー部材62を取り外して、余剰分のコインがあ
れば掻き出す。余剰のコインを掻き出したならば、貯留
部カバー部材63を上方に持ち上げた状態で固定し、コ
イン送出部と供給レール22との接続を解くと共に、ガ
イド部材によるホッパー脚部のロック状態を解く。その
後、補給ホッパー27を横方向にスライドさせてサブフ
リー空間26に移し、手前に引き出して取り外す。
【0046】そして、補給ホッパー27のコイン送出部
に一端を接続した供給レール22の他端を前記コイン揚
送機25のコイン貯留部29に接続し、コイン揚送機2
5側のコインが不足した場合に、サブコイン貯留部60
から供給されたコインを補給ホッパー27から供給レー
ル22を介してコイン貯留部29に補給できるように構
成する。
【0047】供給レール22は、揚送レール16やコイ
ン補給レール19と同様に、コインを外周同士が当接し
た起立状態で一列に整列して案内できるように構成した
平たいレールであり、コインの厚みよりも僅かに広い幅
の凹溝を形成したレール材を、凹溝同士が向き合って両
凹溝内にコインを保持できる間隔で平行に配置し、両レ
ール材を接続板で接続したものである。
【0048】この供給レール22は、図15に示すよう
に、補給ホッパー27のコイン送出部に入口側の一端が
接続されており、入口側部分が上方に向けて延設されて
いる。この入口側部分は、コイン貯留部29の上面開口
よりも十分高い位置で、コイン貯留部29側に向けてコ
インが円滑に通過できる曲率で彎曲され、サブフリー空
間26を通ってコイン貯留部29側に向けて下り傾斜し
た状態で延設される。すなわち、副コイン貯留ユニット
23は、サブフリー空間26から外れた位置に配置され
ているが、コインをコイン貯留ユニット17のコイン貯
留部29に移送する供給レール22の途中の部分がサブ
フリー空間26に重なる状態で配設される。そしてに、
この供給レール22の出口側他端は、コイン貯留部29
にコインが円滑に通過できる曲率で下向きに屈曲されて
いる。
【0049】従って、補給ホッパー27が作動するとサ
ブコイン貯留部60に貯留されていたコインが供給レー
ル22によって案内されてコイン貯留部29に補給され
る。これにより、パチスロ機4の並び方向の長さが長く
なったとしてもコインを円滑に循環させることができ
る。
【0050】入口側部分の変曲点よりも下流側には、補
給コイン検出センサ64を設ける。この補給コイン検出
センサ64は通過したコインを1枚宛検出するので、補
給コイン検出センサ64からの検出信号を計数すること
により、コイン貯留部29に補給したコインの枚数を知
ることができる。
【0051】また、サブフリー空間26を通る供給レー
ル22の途中部分の側面下部には、レールの長手方向に
沿って細長いコイン視認窓65を開設している。このコ
イン視認窓65はコイン流路まで厚さ方向に貫通させて
あり、コイン視認窓65を通じてコイン供給レール22
内のコイン下端部を外側から視認できる。また、このコ
イン視認窓65の開口下縁をコイン流路の床面(コイン
転動部)と面一か床面よりも下側に位置させて形成し、
コイン視認窓65をゴミ排出口(異物除去部)としても
機能するように構成している。つまり、コイン供給レー
ル22内のゴミをこのコイン視認窓65からレール外部
のサブフリー空間26に排出している。そして、ゴミ排
出口からゴミ等を排出しても、ゴミ排出口がサブフリー
空間26にゴミ等の異物を排出するので、サブフリー空
間26から外れた位置に配置したサブコイン貯留部60
内にゴミ等の異物が入り込むことを防止することがで
き、これにより補給ホッパー27内にゴミ等が挟まる等
のトラブルを未然に防止することができる。
【0052】この様な構成からなるユニット島1は、小
型化し易いために工場内で組み立て可能であり、組み立
てた状態で遊技店に搬送でき、夜間等の限られた時間で
も設置作業を行え、また複数接続したりレイアウトの自
由度も高い。また、遊技店に設置されたユニット島1
は、ゴミ等の異物を除去する異物除去部、具体的には研
磨ユニット13、ゴミ排出口用開口部42、コイン視認
窓65などの下方にフリー空間24,26を設定し、こ
のフリー空間24,26から外れた位置にコイン貯留ユ
ニット17,23を配置したので、貯留しているコイン
にゴミ等の異物が混入することを防止でき、これにより
ゴミ等の異物に起因するコイン揚送機25や補給ホッパ
ー27のトラブルを未然に防止することができる。ま
た、メンテナンス作業等においては、コイン揚送機25
や補給ホッパー27をフリー空間24,26内に移動す
ることにより作業の容易化を図ることができ、保守、点
検作業に要する時間を短縮することができる。
【0053】ところで、今回開示した実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えるべ
きである。本発明の範囲は、前記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。請求項1の発明によれば、コインが
移動するコイン流路の途中に、ゴミ等の異物を除去する
異物除去部を設け、この異物除去部の下方にフリー空間
を設定し、コイン貯留ユニットを上記フリー空間の隣り
に配置したので、異物除去部から出たゴミ等の異物がコ
イン貯留部やコイン揚送機に入り込むことを防止するこ
とができ、これにより異物混入に起因するコイン揚送機
のトラブルを未然に防止することができる。また、コイ
ン揚送機をフリー空間に移動可能としたので、コイン揚
送機の保守点検、修理作業の際にコイン揚送機に対する
作業性、特に取り外し作業の容易化を図ることができ
る。この様に、本発明におけるフリー空間は、単にゴミ
等の異物が落下するだけの空間ではなく、コイン揚送機
の移動空間としても活用できる複合機能空間である。
【0055】請求項2の発明によれば、前記揚送レール
をコイン貯留ユニットに対して外側に流路変更して起立
させ、少なくともその途中部分の揚送レールに異物除去
部としての開口部を設け、該開口部の下方にフリー空間
を設定したので、コインを揚送する際に揚送レールの開
口部から出たゴミ等の異物がコイン貯留部やコイン揚送
機に混入することを防止することができる。
【0056】請求項3の発明によれば、前記揚送レール
の上端部分に研磨ユニットを設け、該研磨ユニットをフ
リー空間に重なる位置に配置したので、研磨ユニットの
研磨材を交換する際に、研磨材に付着していたゴミ等の
異物が落ちても、この異物がコイン貯留部やコイン揚送
機に混入することを防止することができ、研磨によるゴ
ミ等の混入に起因するトラブルを未然に防止することが
できる。
【0057】請求項4の発明によれば、揚送レールを介
してコインを上方に揚送する主コイン貯留ユニットと、
該主コイン貯留ユニットにコイン供給レールを介してコ
インを供給する副コイン貯留ユニットとを設け、この副
コイン貯留ユニットの主コイン貯留ユニット側にサブフ
リー空間を設定し、このサブフリー空間に重なる状態で
上記コイン供給レールを配設し、サブフリー空間に重な
る部分のコイン供給レールに異物除去部を設けたので、
主コイン貯留ユニットと副コイン貯留ユニットとを設け
たユニット島においても、ゴミ等の混入に起因するトラ
ブルを未然に防止することができ、また、メンテナンス
等の作業も容易に行なうことができる。
【0058】請求項5の発明によれば、コイン供給レー
ルの異物除去部を横長な開口部により構成し、該開口部
の高さをコインが転動するコイン転動部に合わせて開口
したので、コイン供給レール内のゴミ等をレールの外に
排出し易く、また、排出されたゴミ等が挟まるなどのト
ラブルを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチスロ機用ユニット島の正面図である。
【図2】図1に示すパチスロ機用ユニット内に設けたコ
イン循環機構の概略構成を示す説明図である。
【図3】副フレームを接続したパチスロ機用ユニット島
内に設けたコイン循環機構の概略構成を示す説明図であ
る。
【図4】図3に示すコイン循環機構の概略平面図であ
る。
【図5】コイン揚送機の正面図である。
【図6】カバー部材を取り外した状態におけるコイン揚
送機の正面図である。
【図7】貯留部カバー部材を持ち上げた状態におけるコ
イン揚送機の正面図である。
【図8】固定ねじを外した状態におけるコイン揚送機の
正面図である。
【図9】コイン揚送機をフリー空間に移動した状態にお
けるコイン揚送機の正面図である。
【図10】(a)は研磨部材の斜視図、(b)は研磨部
材の一部欠截斜視図、(c)は研磨部材の断面図であ
る。
【図11】(a)は支持体の斜視図、(b)は支持体の
一部欠截斜視図、(c)は支持体の断面図である。
【図12】コイン供給部を設けたコイン補給レールの斜
視図である。
【図13】(a)はスライダーにより閉塞したコイン落
下口の平面図、(b)は(a)に示すコイン落下口上を
コインが転動している状態を示す平面図である。
【図14】(a)はスライダーを後退させて開放したコ
イン落下口の平面図、(b)は(a)に示すコイン落下
口からコインが落下している状態を示す平面図である。
【図15】副コイン貯留ユニットの正面図である。
【符号の説明】
1 パチスロ機用ユニット島 2 主フレーム 3 コイン循環機構 4 パチスロ機 5 副フレーム 6 台載置部材 7 台上部止着部材 9 遊技機設置空間 10 コイン貸機 11 上部幕板 12 下部幕板 13 研磨ユニット 14 開口部 15 装飾パネル 16 揚送レール 17 主コイン貯留ユニット 19 コイン補給レール 20 コイン供給機構 21 オーバーフロー管 22 供給レール 23 副コイン貯留ユニット 24 フリー空間 25 コイン揚送機 26 サブフリー空間 27 補給ホッパー 29 コイン貯留部 30 コイン供給部 31 コイン抜き開口部 32 カバー部材 33 コイン検出センサ 34 ガイド部材 35 固定ねじ 36 貯留部カバー部材 37 固定ねじ 40 レール材 41 接続片 42 開口部 43 支持体 44 不織布 45 研磨部材 50 スペーサー用板材 51 側板 52 揚送コイン計数センサ 53 コイン視認窓 54 貫通窓部 55 供給部ベース 56 スライダー 57 駆動源固定金具 59 ソレノイド 60 サブコイン貯留部 61 コイン抜き開口部 62 カバー部材 63 貯留部カバー部材 64 補給コイン検出センサ 65 コイン視認窓

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチスロ機を横並びに設置可能な遊技機
    設置空間を形成したフレームを有し、該フレーム内の下
    部に、コイン貯留部とコイン揚送機とを有するコイン貯
    留ユニットを設け、フレームの上部には、揚送レールを
    介してコイン揚送機により揚送したコインをパチスロ機
    の設置方向に沿ってコインを移送するコイン補給レール
    を設け、このコイン補給レールからパチスロ機にコイン
    を補給可能としたパチスロ機用ユニット島において、 コインが移動するコイン流路の途中に、ゴミ等の異物を
    除去する異物除去部を設け、 この異物除去部の下方にフリー空間を設定し、 上記コイン貯留ユニットを上記フリー空間の隣りに配置
    し、コイン揚送機をフリー空間に移動可能としたことを
    特徴とするパチスロ機用ユニット島。
  2. 【請求項2】 前記揚送レールをコイン貯留ユニットに
    対して外側に流路変更して起立させ、少なくともその途
    中部分の揚送レールに異物除去部としての開口部を設
    け、該開口部の下方にフリー空間を設定したことを特徴
    とする請求項1に記載のパチスロ機用ユニット島。
  3. 【請求項3】 前記揚送レールの上端部分に研磨ユニッ
    トを設け、該研磨ユニットをフリー空間に重なる位置に
    配置したことを特徴とする請求項1または2に記載のパ
    チスロ機用ユニット島。
  4. 【請求項4】 揚送レールを介してコインを上方に揚送
    する主コイン貯留ユニットと、該主コイン貯留ユニット
    にコイン供給レールを介してコインを供給する副コイン
    貯留ユニットとを設け、この副コイン貯留ユニットの主
    コイン貯留ユニット側にサブフリー空間を設定し、この
    サブフリー空間に重なる状態で上記コイン供給レールを
    配設し、サブフリー空間に重なる部分のコイン供給レー
    ルに異物除去部を設けたことを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載のパチスロ機用ユニット島。
  5. 【請求項5】 コイン供給レールの異物除去部を横長な
    開口部により構成し、該開口部の高さをコインが転動す
    るコイン転動部に合わせて開口したことを特徴とする請
    求項4に記載のパチスロ機用ユニット島。
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JP2016025994A (ja) * 2015-10-21 2016-02-12 株式会社三共 遊技機

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JP2011135942A (ja) * 2009-12-25 2011-07-14 Sankyo Co Ltd 遊技機
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