JP4212223B2 - パチスロ機用ユニット島 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、少数のパチスロ機を取り付けるとともにコイン循環機構を設けてユニット化したパチスロ機用ユニット島に関する。
【0002】
【従来の技術】
コイン循環機構を備えた従来のパチスロ機用島においては、その内部下部にコイン貯留部を設けるとともに、このコイン貯留部内に貯留したコインを送り出すホッパー等を設け、島の上部には、いわゆるホッパーから送り出されたコインを島の長手方向に搬送するコイン循環流路部材を設け、このコイン循環流路部材に設けたゲートから各パチスロ機やコイン貸機にコインを補給する。そして、コインが搬送される上記コイン循環流路部材には、コイン等に付着したゴミ等の異物が循環流路内に留まることを防止するために、ゴミ等を外部に排出して落下させる開口窓を所々設けてある。
【0003】
また、従来のホッパー等は、定期的なメンテナンス作業を行なうことにより正常に作動するかどうかを確認する必要がある。また、このメンテナンス作業は、狭い島内で行なうことができないので、心臓部とも言うべきホッパーは取り外して行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のパチスロ機用島におけるホッパーの取り外し作業は、ホッパー自体が重く、また、取り外し作業に要するスペースに余裕がないので、面倒であった。また、従来のパチスロ機用島では、コイン循環流路部材の開口窓から落下したゴミ等の異物がコイン貯留部内に落下してしまい、この異物がコインと共にホッパー内に導入され、回転しているコイン送出板の隙間等に挟まったりして、作動不良の原因となることがあった。
【0005】
本発明は上記した事情に鑑みなされたもので、その目的は、コイン流路から落下したゴミ等の異物がコイン貯留部内に入り難く、しかもメンテナンス作業の容易化を図ることができるパチスロ機用ユニット島を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案されたもので、請求項1に記載のものは、パチスロ機を横並びに設置可能な遊技機設置空間を形成したフレームを有し、該フレーム内にはコイン循環機構を設け、該コイン循環機構には、フレーム内の下部に配置され、コイン貯留部とコイン揚送機とを有するコイン貯留ユニットと、フレーム内の上部に配置され、コイン揚送機により揚送したコインをパチスロ機の設置方向に沿ってコインを移送するコイン補給レールと、を設け、このコイン補給レールからパチスロ機にコインを補給可能としたパチスロ機用ユニット島において、
前記コイン循環機構は、コイン揚送機とコイン補給レールとを接続する縦長な揚送レールを備え、該揚送レールをフレーム内のうちコイン揚送機とコイン補給レールとの間に配置し、該揚送レールの下端入口をコイン揚送機の上端出口へ固定ねじにより接続し、
前記揚送レールは、
途中部分を前記コイン貯留ユニットに対して外側に彎曲させて起立するとともに、当該途中部分に異物除去部としての開口部を設けて、フレーム内のうち前記開口部の下方にはフリー空間を設定し、
前記コイン揚送機は、
床面上に設けられたガイド部材に位置決め固定され、該ガイド部材によるロック状態を解くとともに前記固定ねじを外して横方向の前記フリー空間にスライドするようにしたことを特徴とするパチスロ機用ユニット島である。
【0007】
請求項2に記載のものは、前記揚送レールの上端部分に研磨ユニットを設け、該研磨ユニットを前記フリー空間の上方に配置したことを特徴とする請求項1に記載のパチスロ機用ユニット島である。
【0008】
請求項3に記載のものは、前記揚送レールは、
凹溝が形成されたレール材を凹溝同士が向かい合うように平行に配置して、両凹溝内にコインを外周同士が当接した状態で一列に整列するように両レール材を接続片により接続する構成とし、
前記接続片を所定間隔空けて配設することで前記異物除去部としての開口部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のパチスロ機用ユニット島である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はパチスロ機用ユニット島1(以下、単にユニット島1という。)の正面図、図2はユニット島1の主フレーム2及びこの主フレーム2内に収納されたコイン循環機構3を説明する正面図である。
【0010】
図1及び図2に示す本実施形態におけるユニット島1は、4台のパチスロ機4を2台ずつ背中合わせに設置可能な主フレーム2を備え、主フレーム2の内部にコイン循環機構3等を設置してユニット化している。そして、このユニット島1は、図3,4に示すように、主フレーム2の一側に、パチスロ機4を背中合わせに2台設置可能な副フレーム5を接続可能とし、主フレーム2と副フレーム5を接続することでパチスロ機4を合計6台横設置可能である。また、複数の主フレーム2を順次接続することもできるように、すなわち設置可能台数を増やしたユニット島1とすることもできるように構成している。
【0011】
主フレーム2は、アルミニウムや鉄等の金属製長尺型材を略長方体に組んで構成されている。この主フレーム2には、一方の面に、高さの中央よりも下方に板状の台載置部材6を水平方向に架設し、台載置部材6の上方には台上部止着部材7を水平方向に架設しており、これにより2台のパチスロ機4,4を左右横並びの状態で設置可能な遊技機設置空間9を形成し、他方の面にも同様にして遊技機設置空間9を形成する。各遊技機設置空間9における左右中央部分には台間コイン貸機10を設置可能とし、遊技機設置空間9よりも上部の前面には上部幕板11を張って塞ぎ、下部の前面には下部幕板12を張って塞いである。また、主フレーム2の天井面は天板によって塞いである。この天板における研磨ユニット13(後述)の上方部には、メンテナンス用の開口部14を設けてある。この開口部14には開閉可能な蓋部材を取り付けてあり、開口部14は通常時には塞がれ、メンテナンス時において開放される。
【0012】
そして、主フレーム2だけでユニット島1を構成した場合、あるいは副フレーム5を接続してユニット島1を構成した場合には、いずれの場合であっても側面に装飾パネル15が取り付けられ、左右の開口部がそれぞれ閉塞される。このように、側面の開口部が装飾パネル15で覆われるので、開口部や内部の構造物がユニット島1の外側から見えることがなく体裁が良い。
【0013】
また、主フレーム2や副フレーム5の最下部には固定部(図示せず)を設けてあり、遊技店の床に敷設した設置レール(図示せず)上にアンカー部材で固定される。そして、主フレーム2等は、これらの固定部、アンカー部材、及び、設置レールを通じて電気的に接地されている。
【0014】
次に、フレーム2,5内に配設されるコイン循環機構3について説明する。
このコイン循環機構3は、図2,3に示すように、揚送路部材としての揚送レール16を介してコインを上方に揚送する主コイン貯留ユニット17と、揚送レール16の上端部からパチスロ機4の並び方向に沿って下り傾斜した状態で主フレーム2の上部に架設されたコイン補給レール19と、このコイン補給レール19の途中にパチスロ機4及びコイン貸機10に対応して複数設けられたコイン供給機構(ゲート)20と、コイン補給レール19の傾斜下端から下方に向けて設けらたオーバーフロー管21と、オーバーフロー管21により回収したコインを貯留しておきコイン移送路部材である供給レール22を介してコインを主コイン貯留ユニット17に供給する副コイン貯留ユニット23と、これらを制御する制御装置(図示せず)とから概略構成され、コインが通過する流路がコイン循環流路(以下、単にコイン流路という)として機能している。
【0015】
そして、主コイン貯留ユニット17の一側に空間を空けてフリー空間24とし、このフリー空間24に主コイン貯留ユニット17の一部であるコイン揚送機25をスライド可能とし、また、主コイン貯留ユニット17から起立した揚送レール16を途中から主コイン貯留ユニット17に対して外側に流路変更、すなわち主コイン貯留ユニット17の横のフリー空間24側に彎曲させてその途中部分をフリー空間24に重なる状態で起立させ、このフリー空間24に重なる途中部分に揚送レール16の異物除去部や研磨ユニット13を設ける。なお、揚送レール16、研磨ユニット13、及び異物除去部については後で詳しく説明する。
【0016】
また、副コイン貯留ユニット23の主コイン貯留ユニット17側に空間を空けてサブフリー空間26とし、このサブフリー空間26に副コイン貯留ユニット23の一部である補給ホッパー27をスライド可能とし、また、サブフリー空間26に重なる状態で上記供給レール22を配設し、サブフリー空間26に重なる供給レール22の途中に異物除去部を設ける。なお、供給レール22については後で詳細に説明する。
【0017】
主コイン貯留ユニット17は、コインを貯留するコイン貯留部29と、コイン貯留部29から供給されるコインを揚送するコイン揚送機25(ホッパー)とから構成される。
【0018】
コイン貯留部29は、ロート状に形成されており、その貯留量はパチスロ機4が稼働するのに十分な量に設定されている。このコイン貯留部29の底面は、コインが円滑に流下し得る程度の角度で下り傾斜し、傾斜下端には下端出口(図示せず)を設け、コイン貯留部29内に貯留されたコインが、底面の下り傾斜によって案内され、下端出口からコイン揚送機25のコイン供給部30内に流入するように構成されている。
【0019】
また、図5に示すように、下端出口よりも少し上流側の前面部にはコイン抜き開口部31を開設する。このコイン抜き開口部31は常態においてカバー部材32で塞がれている。このカバー部材32は上方にスライドして取り外し可能に取り付けられている。また、カバー部材32にはコイン検出センサ33を配設してあり、センサ33の高さまでコインが貯留されていると、コイン検出センサ33はその旨を示す検出信号を出力する。
【0020】
コイン揚送機25は、図5に示す外観形状を有し、主フレーム2内の下部の左右一側(フリー空間24から外れた所定位置)に設置されており、主フレーム2の床面上にガイド部材34によって位置決め固定している。このコイン揚送機25には、コインを一枚ずつ嵌合するコイン嵌合溝を周方向に複数箇所形成したコイン送出板(図示せず)を、支軸を斜めに傾斜した状態で設け、このコイン送出板の支軸に減速機付き駆動モータ(図示せず)の出力軸を接続する。コイン送出板には、ホッパー状のコイン供給部30のコイン供給口が接続し、この供給口よりも回転前方のコイン送出部の上端出口に揚送レール16の下端入口が接続している。
【0021】
したがって、駆動モータに給電してコイン揚送機25を作動すると、コイン送出板が回転し、これによりコイン供給口から供給されたコインはコイン嵌合溝内に一枚ずつ順次嵌合され、コインを嵌合したコイン嵌合溝がコイン送出部の入口に到来すると、嵌合していたコインがコイン嵌合溝から外れてこのコインをコイン送出部内に下方から一枚ずつ順次押し入れる。そして、コイン送出部を通過したコインは揚送レール16の下端入口から押し込まれる。
【0022】
この様にコイン揚送機25が作動すると、コイン貯留部29内に貯留していたコインを一枚ずつ揚送レール16の下端入口から強い力で押し込むことができ、この押し込み力によりコインを順次揚送することができる。
【0023】
本実施形態では、このコイン揚送機25を、主フレーム2の側面から少なくとも揚送機1台分空けて配置し、側面とコイン揚送機25との間に前記したフリー空間24を設定している。このフリー空間24は、コイン揚送機25のメンテナンス時など、揚送機を取り外す際の載置空間として使用される空間である。つまり、コイン揚送機25は、固定位置からフリー空間24へ横方向にスライドさせた後に前方に引き出される。
【0024】
以下、揚送機の取り外しについて図6から図9を参照して説明する。まず、下部幕板12を外して、コイン揚送機25やコイン貯留部29を露出させる。下部幕板12を外したならば、図6に示すようにカバー部材32を取り外して、コイン抜き開口部31を開口させる。ここで、コイン貯留部29に貯留されている余剰分のコインがあれば、コイン抜き開口部31から掻き出してコイン貯留箱等の容器に移す。余剰のコインを掻き出したならば、固定ねじ35を緩めて、図7に示すように貯留部カバー部材36を上方に持ち上げた状態とし、この状態で固定ねじを締めて貯留部カバー部材36を固定する。貯留部カバー部材36を上方で固定したならば、図8に示すように、コイン送出部の下端入口を接続している固定ねじ37を外す。また、ロックねじ39を緩める等により、ガイド部材34による揚送機脚部のロック状態も解く。ロック状態を解いたならば、図9に示すように、コイン揚送機25を横方向にスライドさせてフリー空間24に移す。フリー空間24に移したならば、コイン揚送機25を手前に引き出して主フレーム2内から取り外す。
【0025】
揚送レール16は、本実施形態では図2に示すように、コインを外周同士が当接した状態で一列に整列して案内できるように構成した偏平レールであり、コインの厚みよりも僅かに広い幅の凹溝を形成したレール材40を、凹溝同士が向き合って両凹溝内にコインを保持できる間隔で平行に配置し、両レール材40,40を接続片41で接続したものである。そして、コイン揚送機25のコイン送出部に接続する下端部分よりも上方の途中部分は主コイン貯留ユニット17に対して外側、具体的にはフリー空間24に重なる方向に向けて彎曲して起立し、このフリー空間24に重なる途中部分においては、接続片41を所定間隔空けて接続し、この所定間隔の開口部42を異物除去部としてある。
【0026】
したがって、この揚送レール16においては、両側の凹溝の間のスペースがコイン流路となり、このコイン流路内をコインが一列に整列されて揚送され、揚送途中にコインから離脱したゴミ等の異物は開口部42から外部に除去されてフリー空間24の底に落下する。
【0027】
そして、この揚送レール16は、幅方向或いは厚さ方向に適宜に彎曲させて設けることができる。そして、本実施形態では、図2に示すように、揚送レール16の上端部分に研磨ユニット13を設け、コインを揚送しながら研磨できるように構成してある。
【0028】
研磨ユニット13は、コイン流路の両側からコインを挟み付ける状態で研磨材を配設し、揚送されるコインに研磨材を摺接して研磨する構成である。本実施形態では、図10,11に示すように、支持体43の表面に導電性の不織布44を研磨材として取り付けた研磨部材45を備える。上記の支持体43は、図10に示すように、断面が略I字形状の基部43aとこの基部43aの両側部に配設した側柱部43b,43bとを有する縦に細長い扁平な部材であり、側柱部43bの先端及び基端は基部43aの先端及び基端よりも少し突出させた状態で設ける。不織布44は、その幅がコインの幅よりも少し狭い帯状であり、基部43aに巻回した状態に取り付けられている。そして、この不織布44は、基部43aよりも突出した側柱部43b,43bの先端部及び基端部によって支持体43からの脱落が防止される。
【0029】
この研磨部材45は、研磨ユニット13内に上方側から挿入され、不織布44がコイン流路側に向いた状態で一対配設される。そして、不織布44が汚れた場合には研磨部材45を抜き出して不織布44を清掃したり、あるいは新しいものと交換してから前記と同様に、研磨ユニット13内に挿入する。この汚れた研磨部材45を取り出す際に、付着したゴミ等が落下することがあるが、本実施形態では、異物除去部の一種として機能する研磨ユニット13がフリー空間24の上方に配置されているので、ゴミ等はフリー空間24を落下し、コイン貯留部29内に入り込むことを防止することができる。したがって、コイン揚送機25内にゴミ等の異物が混入することを防止できる。
【0030】
コイン補給レール19は、フレーム2,5の上部に架設したコイン循環上部流路部材として機能する部材であり、コインの厚みよりも僅かに厚いスペーサー用板材50を、コインの直径よりも広い上下間隔でほぼ平行に配置し、両スペーサー板材50の両側面に側板51を当接して固定し、内部に、コインが起立した状態で一列に整列して転動できるコイン流路を形成した偏平なレールであり、下方に配置するスペーサー用板材50は複数に分断したものを、コイン落下口となる部分にコインの直径よりも少し大きな間隔を空けて配置してある。したがって、コイン落下口は、コイン補給レール19の下部に下向きに開口し、各コイン落下口の上開口縁を挟んで配置された下方の各スペーサー用板材50の上端縁がコイン転動部として機能する。そして、上記したコイン落下口に、後述するコイン供給機構20が設けられる。
【0031】
このような構成からなるコイン補給レール19は、揚送レール16の上端に接続した一端から他端に向けてパチスロ機4の並び方向に沿って下り傾斜した状態で取り付られる。なお、揚送レール16の上端とコイン補給レール19の傾斜上端との接続部分は、コインが円滑に通過できる曲率で屈曲している。
そして、図2,3に示すように、この屈曲部分の変曲点、すなわち上昇してきたコインが下降し始める位置よりも下流側であって最初のコイン供給機構20よりも上流側には、揚送コイン計数センサ52を設けている。本実施形態では、この揚送コイン計数センサ52を、揚送レール16とコイン補給レール19を接続するためのレール接続部とコイン供給機構20の間に配設している。この揚送コイン計数センサ52は、コイン補給レール19に揚送されたコインを1枚宛検出する。従って、揚送コイン計数センサ52からの検出信号を制御装置が計数することにより、揚送されたコインの枚数を知ることができる。
【0032】
コイン補給レール19の側面下部には、図12に示すように、レールの長手方向に沿って細長いコイン視認窓53を開設している。このコイン視認窓53はコイン流路まで厚さ方向に貫通させてあり、コイン視認窓53を通じてコイン補給レール19内のコインをレールの外側から視認できる。
【0033】
このような構成のコイン補給レール19では、上記屈曲部分の変曲点を通過したコインは、コイン流路内を起立した状態でコイン転動部上を転動しながら流下し始め、揚送コイン計数センサ52により検出されてから、コイン供給機構20により開放されたコイン落下口からパチスロ機4またはコイン貸機10に補給される。なお、揚送コイン計数センサ52は、通過するコインを検出することができればどのような構成でもよく、例えば近接スイッチ、フォトセンサ、マイクロスイッチなどでもよい。
【0034】
コイン供給機構20は、図12に示すように、コイン補給レール19の側面にレールの厚さ方向を貫通する貫通窓部54を開設し、この貫通窓部54に供給部ベース55の案内部55′を挿入してねじ等により固定し、この案内部55′上に補完部材としてのスライダー56を載置し、供給部ベース55の取付面とは反対側に断面略L字状の駆動源固定金具57をねじ等により固定し、該駆動源固定金具57の先端部分下面に駆動源としてのソレノイド59をねじで固定し、スライダー56のプランジャ取付部にソレノイド59のプランジャの先端部を取り付けて構成され、スライダー56をレールの側方から進退させることでスライダー56の先端が案内部55′に設けたコイン落下口を開いたり閉じたりする。なお、供給部ベース55をコイン補給レール19に取り付けると、案内部55′のコイン落下口がレールのコイン落下口に重なり、コインが1枚ずつ通過するコイン落下口となる。
【0035】
上記した構成からなるコイン供給機構20の開閉動作は、図13(a)に示すように、コイン補給レール19内をコインが流下していない状態で行う。これは、所定数のコインを確実に補給し、開状態のスライダー56を閉じた際において、スライダー56がコインを挟み込んでしまうことを防止するためである。
【0036】
具体的に説明すると、常態ではソレノイド59が消磁しているので、図13(a)に示すように、スプリング(図示せず)の付勢によりスライダー56が前進して先端の開閉部がコイン落下口を閉塞した状態で停止している。そして、この閉状態では、開閉部の上面がコイン流路の底面、すなわちコイン転動部として機能し、図13(b)に示すように、コイン流路内をコインが転動してきても、このコインをコイン落下口から導入することはなく、そのままスライダー56上を通過させて下流側に送ることができる。
【0037】
一方、制御装置からの信号によりソレノイド59が励磁すると、図14(a)に示すように、スライダー56が後退して開閉部がコイン落下口を開き、開状態に変換する。この様にして開状態に変換すると、変換してから所定時間経過した後にコイン揚送機25が始動するので、図14(b)に示すように、コイン流路内を転動してきたコインがコイン落下口に1枚ずつ落下し、これにより当該コイン落下口に供給流路として接続した導入ホースを介して、担当するパチスロ機4やコイン貸機10にコインを補給することができる。そして、前記した計数センサ52が所定数のコインの通過を検出すると、コイン揚送機25が停止してから所定時間経過した後に制御装置がソレノイド59を消磁し、これによりソレノイド59に設けられた復帰スプリングの付勢によりスライダー56が前進して開閉部がコイン落下口を閉じる。
【0038】
このコイン供給機構20は、流下してきたコインを担当するパチスロ機4側あるいはコイン貸機10側に導入するので、パチスロ機4とコイン貸機10との合計した数だけ設けられる。この主フレーム2では4台のパチスロ機4と2台のコイン貸機10に導入するので合計6箇所設けてある。そして、パチスロ機4或いはコイン貸機10のいずれか一台についてコインが不足すると、図14(b)に示すように、該パチスロ機4あるいはコイン貸機10に対応したコイン供給機構20がコイン落下口を開いてコインを補給することができる。
【0039】
オーバーフロー管21は、コイン補給レール19の傾斜下端からコイン貯留部29にコインを案内することができればどのような構成でもよいが、本実施形態では、内径がコインの直径よりも大きなフレキシブルパイプにより構成してある。そして、オーバーフロー管21の下端出口から排出されたコインは、本実施形態では副コイン貯留ユニット23の補給ホッパー27のサブコイン貯留部60に集められる。
【0040】
副コイン貯留ユニット23は、コインを貯留するサブコイン貯留部60と、サブコイン貯留部60から供給されるコインを揚送して主コイン貯留ユニット17のコイン貯留部29に供給する補給ホッパー27(コイン揚送機の一種)とから構成され、補給ホッパー27とコイン貯留部29との間は、コイン移送路部材として設けた供給レール22により接続されている。
【0041】
上記のサブコイン貯留部60は、コイン貯留部29と同様にロート状の部材であり、下端の出口開口を補給ホッパー27のコイン供給口に連通させている。また、サブコイン貯留部60の前面部であって出口開口よりも少し上方にはコイン抜き開口部61を開設する。このコイン抜き開口部61は常態においてカバー部材62で塞がれ、コイン抜き開口部61を開口させる際には、カバー部材62を上方にスライドして取り外す。このカバー部材62には移送用コイン検出センサを配設してあり、センサの高さまでコインが貯留されると、このセンサはその旨を示す検出信号を出力する。
【0042】
補給ホッパー27は、コイン揚送機25と概ね同じ構成であり、コイン嵌合溝を周方向に複数箇所形成したコイン送出板と減速機付き駆動モータとを備え、支軸を斜めに傾斜した状態でコイン送出板を配設し、この支軸に減速機付き駆動モータの出力軸を接続しする(何れも図示せず)。そして、この補給ホッパー27は、主コイン貯留ユニット17側に少なくともホッパー1台分のサブフリー空間26を空けて配置されている。このサブフリー空間26もまた、メンテナンス時などにおいて、補給ホッパー27を取り外す際の載置空間として使用される空間である。
【0043】
この補給ホッパー27の取り外しは、コイン揚送機25の取り外し手順と同様である。即ち、まず、カバー部材62を取り外して、余剰分のコインがあれば掻き出す。余剰のコインを掻き出したならば、貯留部カバー部材63を上方に持ち上げた状態で固定し、コイン送出部と供給レール22との接続を解くと共に、ガイド部材によるホッパー脚部のロック状態を解く。その後、補給ホッパー27を横方向にスライドさせてサブフリー空間26に移し、手前に引き出して取り外す。
【0044】
そして、補給ホッパー27のコイン送出部に一端を接続した供給レール22の他端を前記コイン揚送機25のコイン貯留部29に接続し、コイン揚送機25側のコインが不足した場合に、サブコイン貯留部60から供給されたコインを補給ホッパー27から供給レール22を介してコイン貯留部29に補給できるように構成する。
【0045】
供給レール22は、揚送レール16やコイン補給レール19と同様に、コインを外周同士が当接した起立状態で一列に整列して案内できるように構成した平たいレールであり、コインの厚みよりも僅かに広い幅の凹溝を形成したレール材を、凹溝同士が向き合って両凹溝内にコインを保持できる間隔で平行に配置し、両レール材を接続板で接続したものである。
【0046】
この供給レール22は、図15に示すように、補給ホッパー27のコイン送出部に入口側の一端が接続されており、入口側部分が上方に向けて延設されている。この入口側部分は、コイン貯留部29の上面開口よりも十分高い位置で、コイン貯留部29側に向けてコインが円滑に通過できる曲率で彎曲され、サブフリー空間26を通ってコイン貯留部29側に向けて下り傾斜した状態で延設される。すなわち、副コイン貯留ユニット23は、サブフリー空間26から外れた位置に配置されているが、コインをコイン貯留ユニット17のコイン貯留部29に移送する供給レール22の途中の部分がサブフリー空間26に重なる状態で配設される。そして、この供給レール22の出口側他端は、コイン貯留部29にコインが円滑に通過できる曲率で下向きに屈曲されている。
【0047】
従って、補給ホッパー27が作動するとサブコイン貯留部60に貯留されていたコインが供給レール22によって案内されてコイン貯留部29に補給される。これにより、パチスロ機4の並び方向の長さが長くなったとしてもコインを円滑に循環させることができる。
【0048】
入口側部分の変曲点よりも下流側には、補給コイン検出センサ64を設ける。この補給コイン検出センサ64は通過したコインを1枚宛検出するので、補給コイン検出センサ64からの検出信号を計数することにより、コイン貯留部29に補給したコインの枚数を知ることができる。
【0049】
また、サブフリー空間26を通る供給レール22の途中部分の側面下部には、レールの長手方向に沿って細長いコイン視認窓65を開設している。このコイン視認窓65はコイン流路まで厚さ方向に貫通させてあり、コイン視認窓65を通じてコイン供給レール22内のコイン下端部を外側から視認できる。また、このコイン視認窓65の開口下縁をコイン流路の床面(コイン転動部)と面一か床面よりも下側に位置させて形成し、コイン視認窓65をゴミ排出口(異物除去部)としても機能するように構成している。つまり、コイン供給レール22内のゴミをこのコイン視認窓65からレール外部のサブフリー空間26に排出している。そして、ゴミ排出口からゴミ等を排出しても、ゴミ排出口がサブフリー空間26にゴミ等の異物を排出するので、サブフリー空間26から外れた位置に配置したサブコイン貯留部60内にゴミ等の異物が入り込むことを防止することができ、これにより補給ホッパー27内にゴミ等が挟まる等のトラブルを未然に防止することができる。
【0050】
この様な構成からなるユニット島1は、小型化し易いために工場内で組み立て可能であり、組み立てた状態で遊技店に搬送でき、夜間等の限られた時間でも設置作業を行え、また複数接続したりレイアウトの自由度も高い。また、遊技店に設置されたユニット島1は、ゴミ等の異物を除去する異物除去部、具体的には研磨ユニット13、ゴミ排出口用開口部42、コイン視認窓65などの下方にフリー空間24,26を設定し、このフリー空間24,26から外れた位置にコイン貯留ユニット17,23を配置したので、貯留しているコインにゴミ等の異物が混入することを防止でき、これによりゴミ等の異物に起因するコイン揚送機25や補給ホッパー27のトラブルを未然に防止することができる。また、メンテナンス作業等においては、コイン揚送機25や補給ホッパー27をフリー空間24,26内に移動することにより作業の容易化を図ることができ、保守、点検作業に要する時間を短縮することができる。
【0051】
ところで、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えるべきである。本発明の範囲は、前記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、揚送レールの途中部分をコイン貯留ユニットに対して外側に彎曲させるとともに、当該途中部分にゴミ等の異物を除去する異物除去部を設け、この異物除去部の下方にフリー空間を設定したので、異物除去部から出たゴミ等の異物がコイン貯留部やコイン揚送機に入り込むことを防止することができ、これにより異物混入に起因するコイン揚送機のトラブルを未然に防止することができる。
また、コイン揚送機をフリー空間にスライドするようにしたので、コイン揚送機の保守点検、修理作業の際にコイン揚送機に対する作業性、特に取り外し作業の容易化を図ることができる。
この様に、本発明におけるフリー空間は、単にゴミ等の異物が落下するだけの空間ではなく、コイン揚送機の移動空間としても活用できる複合機能空間である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチスロ機用ユニット島の正面図である。
【図2】 図1に示すパチスロ機用ユニット内に設けたコイン循環機構の概略構成を示す説明図である。
【図3】 副フレームを接続したパチスロ機用ユニット島内に設けたコイン循環機構の概略構成を示す説明図である。
【図4】 図3に示すコイン循環機構の概略平面図である。
【図5】 コイン揚送機の正面図である。
【図6】 カバー部材を取り外した状態におけるコイン揚送機の正面図である。
【図7】 貯留部カバー部材を持ち上げた状態におけるコイン揚送機の正面図である。
【図8】 固定ねじを外した状態におけるコイン揚送機の正面図である。
【図9】 コイン揚送機をフリー空間に移動した状態におけるコイン揚送機の正面図である。
【図10】 (a)は研磨部材の斜視図、(b)は研磨部材の一部欠截斜視図、(c)は研磨部材の断面図である。
【図11】 (a)は支持体の斜視図、(b)は支持体の一部欠截斜視図、(c)は支持体の断面図である。
【図12】 コイン供給部を設けたコイン補給レールの斜視図である。
【図13】 (a)はスライダーにより閉塞したコイン落下口の平面図、(b)は(a)に示すコイン落下口上をコインが転動している状態を示す平面図である。
【図14】 (a)はスライダーを後退させて開放したコイン落下口の平面図、(b)は(a)に示すコイン落下口からコインが落下している状態を示す平面図である。
【図15】 副コイン貯留ユニットの正面図である。
【符号の説明】
1 パチスロ機用ユニット島
2 主フレーム
3 コイン循環機構
4 パチスロ機
5 副フレーム
6 台載置部材
7 台上部止着部材
9 遊技機設置空間
10 コイン貸機
11 上部幕板
12 下部幕板
13 研磨ユニット
14 開口部
15 装飾パネル
16 揚送レール
17 主コイン貯留ユニット
19 コイン補給レール
20 コイン供給機構
21 オーバーフロー管
22 供給レール
23 副コイン貯留ユニット
24 フリー空間
25 コイン揚送機
26 サブフリー空間
27 補給ホッパー
29 コイン貯留部
30 コイン供給部
31 コイン抜き開口部
32 カバー部材
33 コイン検出センサ
34 ガイド部材
35 固定ねじ
36 貯留部カバー部材
37 固定ねじ
40 レール材
41 接続片
42 開口部
43 支持体
44 不織布
45 研磨部材
50 スペーサー用板材
51 側板
52 揚送コイン計数センサ
53 コイン視認窓
54 貫通窓部
55 供給部ベース
56 スライダー
57 駆動源固定金具
59 ソレノイド
60 サブコイン貯留部
61 コイン抜き開口部
62 カバー部材
63 貯留部カバー部材
64 補給コイン検出センサ
65 コイン視認窓
Claims (3)
- パチスロ機を横並びに設置可能な遊技機設置空間を形成したフレームを有し、該フレーム内にはコイン循環機構を設け、該コイン循環機構には、フレーム内の下部に配置され、コイン貯留部とコイン揚送機とを有するコイン貯留ユニットと、フレーム内の上部に配置され、コイン揚送機により揚送したコインをパチスロ機の設置方向に沿ってコインを移送するコイン補給レールと、を設け、このコイン補給レールからパチスロ機にコインを補給可能としたパチスロ機用ユニット島において、
前記コイン循環機構は、コイン揚送機とコイン補給レールとを接続する縦長な揚送レールを備え、該揚送レールをフレーム内のうちコイン揚送機とコイン補給レールとの間に配置し、該揚送レールの下端入口をコイン揚送機の上端出口へ固定ねじにより接続し、
前記揚送レールは、
途中部分を前記コイン貯留ユニットに対して外側に彎曲させて起立するとともに、当該途中部分に異物除去部としての開口部を設けて、フレーム内のうち前記開口部の下方にはフリー空間を設定し、
前記コイン揚送機は、
床面上に設けられたガイド部材に位置決め固定され、該ガイド部材によるロック状態を解くとともに前記固定ねじを外して横方向の前記フリー空間にスライドするようにしたことを特徴とするパチスロ機用ユニット島。 - 前記揚送レールの上端部分に研磨ユニットを設け、該研磨ユニットを前記フリー空間の上方に配置したことを特徴とする請求項1に記載のパチスロ機用ユニット島。
- 前記揚送レールは、
凹溝が形成されたレール材を凹溝同士が向かい合うように平行に配置して、両凹溝内にコインを外周同士が当接した状態で一列に整列するように両レール材を接続片により接続する構成とし、
前記接続片を所定間隔空けて配設することで前記異物除去部としての開口部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のパチスロ機用ユニット島。
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