JP4204563B2 - 遊技島 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技媒体としてコインを使用する複数の遊技機や、各遊技機へコインを供給するコイン循環機構を備えた遊技島に関する。
遊技店において、遊技媒体としてコインを使用するスロットマシンは、遊技島(あるいは遊技機島設備)と呼ばれる島本体(筐体)の両面または片面に複数並べて設けられている。
従来の遊技島は、スロットマシンからオーバーフローするコインを受けるコイン貯留部を当該遊技島の下部に設け、コイン貯留部に貯留されたコインをスロットマシンからの補給要求に基づいて揚送して補給する揚送装置を備えている。
このようなスロットマシンは、賞が発生するまでの間に遊技者が投入するコインを大量に取り込み、賞が発生すると、取り込んだコインを賞特典として所定数払い出すように設定されている。したがって、スロットマシンに投入されるコインの数と、スロットマシンから遊技者に払い出されるコインの数の差が少なく、遊技島内のコインの数量が安定している場合は特に問題はない。ところが、遊技状態の変化により、遊技島内のコインの数量が極端に多くなるような場合には、遊技島内のコイン貯留部に流れ込むコインの量が許容貯留量を超えることになり、コイン貯留部でコインがコインが溢れて詰まる虞がある。例えば、スロットマシンで賞(当り)が集中して発生することにより遊技島内のコインが不足すると、遊技店の係員が遊技島内にコインを補給するが、コイン補給後の遊技で賞の発生が極端に減少した場合、遊技者に払い出してあった大量のコインが遊技島内に戻ってくることになるので、遊技島内のコインの数量が極端に多くなってしまう。また、遊技者が他の遊技島のスロットマシンで獲得したコインを、当該遊技島のスロットマシンに大量に投入したような場合にも、当該遊技島内のコインの数量が極端に多くなってしまう。そこで、オーバーフローする前にコイン貯留部からコインを回収するコイン回収口(貯留タンクを開放するための開口部)を備えた遊技島が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−321548号公報
従来の遊技島では、コイン貯留部や揚送装置の下部にコインが詰まるなどの異常が発生すると、筐体から揚送装置を取り外して復旧作業を行っているが、コイン貯留部内にコインが残っている状態で揚送装置を取り外すと、遊技島の床面にコインが散乱してしまう。したがって、揚送装置の取り外し作業を行う際には、コイン貯留部からコインを除去する必要があり、復旧作業に時間が掛かってしまう。
さらに、異常原因を除去して、揚送装置を筐体に取り付ける際にも、その位置合わせが必要となり、位置合わせに時間を要して復旧作業に時間が掛かってしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みて創案されたものであり、その目的は、コイン貯留部を備えた揚送ユニットの復旧作業におけるコインの散乱を防ぐことができ、揚送ユニットの位置決めが容易で、復旧作業を大幅に短縮することができる遊技島を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために提案されたもので、請求項1に記載のものは、遊技媒体としてコインを使用する遊技機が設置される筐体と、遊技機からオーバーフローするコインを回収して下方へ流下させるコイン回収路と、該コイン回収路により回収されたコインを受けて一時貯留し、補給要求に応じて遊技機へコインを供給するコイン循環機構と、を備えた遊技島において、
前記コイン循環機構は、
前記コイン回収路の下端の下方に設けられ、コイン回収路からコインを受けるとともに該コインを揚送する揚送ユニットと、
前記筐体に取り付けられ、前記揚送ユニットを収納可能な収納ケース部と、
を備え、
該収納ケース部は、
当該収納ケース部の内部に区画形成され、揚送ユニットが挿脱可能な状態で収納される収納空間部と、
該収納空間部の側方のうち、少なくともコイン回収路の下端部が配置された側に設けられたコイン落下空間部と、
該コイン落下空間部と収納空間部とを区画する区画壁と、
を備え、
前記揚送ユニットは、側壁を囲繞して形成されてコイン回収路からのコインを受け入れるコイン貯留部を有し、
前記収納ケース部に揚送ユニットを収納すると、該揚送ユニットのコイン貯留部の前記側壁が収納ケース部の区画壁に近接乃至接触して、該揚送ユニットが収納空間部の側方へずれて配置されないように規制されるとともに、側壁の上端が区画壁の上端よりも高く位置するように設定され、
前記側壁の上端は、区画壁上に向けてボックス状に折り曲げられた折返し部が形成され、該折返し部によって前記揚送ユニットと区画壁との間隔を塞いでコインが入り込まないように構成されていることを特徴とする遊技島である。
請求項2に記載のものは、前記収納ケース部は、前記筐体に着脱可能な状態で設けられ、
当該収納ケース部に揚送ユニットを挿脱可能な挿脱開口を開設し、該挿脱開口と前記収納空間部とを連通し、
前記収納空間部の底部に、揚送ユニットを載置する載置部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技島である。
請求項3に記載のものは、前記収納ケース部は、前記収納空間部内のうち挿脱開口とは反対側に傾斜部を、挿脱開口へ向けて下り傾斜した状態で備え、前記傾斜部の下端に前記揚送ユニットと当接可能な当接部を形成し、
該当接部に前記揚送ユニットを当接すると、該揚送ユニットが、挿入方向への移動を規制されて前記コイン回収路の下流端の下方に配置されることを特徴とする請求項2に記載の遊技島である。
本発明の遊技機によれば、以下のような優れた効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明によれば、収納ケース部の内部に区画形成された収納空間部の側方のうち、少なくともコイン回収路の下端部が配置された側にコイン落下空間部が設けられているので、コイン詰まりなどの異常が発生して収納ケース部から揚送ユニットを取り外す際に、コインは収納空間部内か、あるいはコイン落下空間部内へと落下することになり、これにより、コインが遊技島の床に散乱するのを防止することができる。また、収納空間部に揚送ユニットを収納すると、該揚送ユニットと区画壁との間隔がコインの厚さよりも狭い幅で形成されるとともに、該揚送ユニットが収納空間部の側方へずれて配置されないように規制されるので、揚送ユニットが収納空間部の区画壁によって容易に位置決めされる。したがって、揚送ユニットの復旧作業を大幅に短縮することができる。
また、前記揚送ユニットは、側壁を囲繞して形成されてコイン回収路からのコインを受け入れるコイン貯留部を有し、前記収納ケース部に揚送ユニットを収納すると、該揚送ユニットのコイン貯留部の前記側壁が収納ケース部の区画壁に近接乃至接触して、該揚送ユニットが収納空間部の側方へずれて配置されないように規制されるとともに、側壁の上端が区画壁の上端よりも高く位置するように設定され、前記側壁の上端は、区画壁上に向けてボックス状に折り曲げられた折返し部が形成されているので、該折返し部によって側壁と区画壁との間にできる隙間の上部を覆うことができ、これにより前記揚送ユニットと区画壁との間隔を塞いでコインが入り込まないし、また、折返し部に手を掛けてコイン貯留部を引き出したりすることができ、操作し易く、また、側壁をステンレス板等の金属板で作製してあっても操作時に手を怪我しない。
請求項2に記載の発明によれば、収納ケース部から揚送ユニットを取り外し、さらに収納ケース部を筐体から取り外すことにより、収納ケース部に残留したコインを除去することができる。また、遊技島の筐体へ収納ケース部と揚送ユニットとを設置した場合には、該揚送ユニットを固定することにより収納ケース部の横方向および上下方向位置が規制されることになるので、取り付け作業を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、揚送ユニットが当接部によって位置規制されるだけでなく、収納ケース部から揚送ユニットを取り外した際に、収納空間部内に落下したコインが傾斜部を伝って挿脱開口側へ流下してくるので、収納空間部内に落下したコインを除去し易い。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1はスロットマシンを設置した遊技島の概略正面図、図2は遊技島の内部の概略正面図、図3は遊技島の内部の概略側面図である。なお、以下の説明では、便宜上、図1および図2における正面側、図3における左側、を遊技島の前面側とする。
これらの図面に示すように、本実施形態の遊技島1は、島本体である筐体2に遊技媒体としてコインを使用する遊技機、例えば、スロットマシン(パチスロ機)3を前後両側に2台ずつ左右に並べた状態で合計4台設置した島設備であり、筐体2の内部の下側には、複数のスロットマシン3の下部からオーバーフローしたコインを受けるコイン貯留部4をを設け、このコイン貯留部4は、該コイン貯留部4に受けたコインを循環させてスロットマシン3やコイン貸機5の補給要求に応じて供給する後述のコイン循環機構21における下部揚送ユニット30の一部を構成している。
筐体2は、図2に示すように、その前後各面にスロットマシン3およびコイン貸機5を左右横並びに設置可能な矩形状の空間から成る設置部11を開設し、該設置部11の下端部に板状の台載置部材12を、設置部11の上端部に台上部止着部13を、それぞれ水平方向に架設しており、各設置部11内には、スロットマシン3および該スロットマシン3の右側方に配置された縦長のコイン貸機5を、左右に2組並べて設置している。また、前側に開設された設置部11のうち左右方向の中央部分、言い換えると、設置部11の右側に配置されたスロットマシン3と、左側に配置されたコイン貸機5との間には、後述するコイン循環機構21の上部揚送ユニット50を収納している。さらに、上記台載置部材12には、各スロットマシン3のホッパー装置のホッパー部からシュートを介してオーバーフローするコインが通過可能な開口部14を開設し(図2参照)、該開口部14とコイン受部4との間には、開口部14を通過したコインをコイン貯留部4へ回収するコイン回収路15が、筐体2の左右方向の中央部分に配置されたコイン貯留部4へ向けて左右から下り傾斜した状態で設けられている。
コイン循環機構21は、コイン貯留部4に受けたコインを筐体2の上下方向の中間部分まで揚送する下部揚送ユニット30(本発明の揚送ユニットに相当)と、該下部揚送ユニット30から揚送されたコインを一時貯留し、貯留したコインを筐体2の上部まで揚送する上部揚送ユニット50と、該上部揚送ユニット50により揚送されたコインを各スロットマシン3およびコイン貸機5へ誘導して搬送する搬送レール91と、該搬送レール91に取り付けられた開閉ゲート121と、下部搬送ユニット30、上部揚送ユニット50および開閉ゲート121を制御する制御装置120とから概ね構成されている。そして、図1に示すように、上部揚送ユニット50の前面を縦長な長方形状の化粧板19で覆い、該化粧板19の上下方向の中間部分には、外部からコイン循環機構21へコインを供給(投入)するためのコイン投入口16を開閉可能な状態で備えている。
下部揚送ユニット30は、図3に示すように、上記コイン貯留部4と、該コイン貯留部4内の下方に配設された下部揚送装置31と、から概ね構成され、下部揚送装置31から上部揚送ユニット50へコインを案内する案内レール41と接続している。下部揚送装置31は、コイン貯留部4からコインを一枚ずつ嵌合する不図示のコイン嵌合溝を環状に複数箇配設したコイン送出円板32を備えたリボルバー式の回転装置であって、支軸33を斜めに傾斜した状態で設け、このコイン送出円板32の支軸33に減速機付き駆動モータ34の出力軸を接続して構成されている。そして、コイン送出円板32の上方にコイン貯留部4の下端出口35を配置し、コイン送出円板32の側方にコイン送出口36を開設し、該コイン送出口36に案内レール41の下端入口42を接続している。したがって、駆動モータ34に給電して下部揚送装置31を作動すると、コイン送出円板32が回転し、これによりコイン貯留部4内のコインをコイン嵌合溝内に一枚ずつ順次嵌合するとともに、コインを嵌合したコイン嵌合溝がコイン送出口36に到来すると、嵌合していたコインがコイン嵌合溝から外れてこのコインをコイン送出口36から案内レール41内に下方から順次押し入れることになる。
案内レール41は、上部揚送ユニット50の前方に設けられた縦長なレールであり、その内部には、コインの外径よりも若干大きな空間幅を有し、コインの厚みよりも若干大きな空間厚みを有するコイン流路が形成され、該コイン流路内に下部揚送装置31から順次押し入れられるコインがその外周同士を当接した状態で一列に整列して通過しうるように構成されている。また、図2に示すように、案内レール41の上端には、逆U字状の折り返し部43が形成され、案内レール41の上端まで揚送されたコインを側方(図2中側方)へ移動しながら下降するように構成されている。そして、この折り返し部43の下流側の先端部、すなわち案内レール41のコイン排出口45を上部揚送ユニット50の後述する貯留タンク51のコイン受入口となる導入口55に連通させている。
以上のように構成された下部揚送ユニット30は、上記筐体2の下方部分に取り付けられた後述する収納ケース部161に収納可能と成っており、その詳細構造については後述する。
上部揚送ユニット50は、上記コイン貸機5と略同じ幅を有する縦長のユニットであり、図3に示すように、下部揚送装置31により案内レール41を通って揚送されたコインを一時貯留可能な貯留タンク51と、該貯留タンク51内に入りきれなかったコインを受け入れるオーバーフロータンク61と、上記貯留タンク51に貯留されたコインをさらに上方へ揚送する上部揚送装置81と、を備えている。
貯留タンク51は、案内レール41の上部部分の後方に、即ち、上部揚送ユニット50の下部に設けられた箱体状の容器であって、上端にはコイン投入口16から投入されたコインを受け入れる上端開口部52を有し、その底部53は前方へ向けて下り傾斜するように形成されており、該底部53の前方側には下端出口54が開設されている。
そして、上記貯留タンク51の導入口55の下縁部には、オーバーフロータンク61のコイン受入口62に臨ませて、金属板を屈曲させて前方へ下り傾斜したスロープ部材71をオーバーフローガイドとして取り付けており、貯留タンク51の内部には、コインの貯留高さを検出するための検出センサ56,57を上下2箇所に備えている。
オーバーフロータンク61は、上記化粧板19の裏面側の下半部分に配設された縦長の箱体状の容器であって、その上端部の貯留タンク側にコイン受入口62を開口している。このオーバーフロータンク61は、上部揚送ユニット50から着脱自在に構成され、上記化粧板19の下半部分18を開閉自在に形成して、該オーバーフロータンク61を取り外すことができるように成っており、貯留タンク51内に入りきれなかったコインを容易に回収することができる。
上部揚送装置81は、貯留タンク51の下端出口54の下部に設けられ、前述した下部揚送装置31と同様に、上記下端出口54からコインを一枚ずつ嵌合する不図示のコイン嵌合溝を周方向に複数箇形成したコイン送出円板82を備えたリボルバー式の回転装置であって、支軸83を斜めに傾斜した状態で設け、このコイン送出円板82の支軸83に減速機付き駆動モータ84の出力軸を接続して構成されている。そして、コイン送出円板82の上方に下端出口54を配置し、コイン送出円板82の側方にコイン送出口86を開設し、該コイン送出口86に搬送レール91の下端入口を接続している。したがって、駆動モータ84に給電して上部揚送装置81を作動すると、コイン送出円板82が回転し、これにより貯留タンク51内のコインをコイン嵌合溝内に一枚ずつ順次嵌合するとともに、コインを嵌合したコイン嵌合溝がコイン送出口86に到来すると、嵌合していたコインがコイン嵌合溝から外れてこのコインをコイン送出口86から搬送レール91内に下方から順次押し入れることになる。
搬送レール91は、上部揚送ユニット50の後方に設けられ、前述した案内レール41と同様に、その内部には、コインの外径よりも若干大きな空間幅を有し、コインの厚みよりも若干大きな空間厚みを有するコイン流路が形成され、コイン流路内に上部揚送装置81から順次押し入れられるコインがその外周同士を当接した状態で一列に整列して揚送される揚送部92を備え、該揚送部92の上端に上部揚送ユニット50の左右両側方に配置されたスロットマシン3へコインを誘導する分岐部100を接続している。
この分岐部100は、図2に示すように、揚送部92の上端から一側方へ下り傾斜した状態まで屈曲し、コインを起立させた状態で一側方に配置された開閉ゲート121へ向けて転動させる第1転動部101と、該第1転動部101の中間の底部に接続されるとともに、該第1転動部101とは反対の他側方へ下り傾斜し、コインを起立させた状態で他側方に配置された開閉ゲート121へ向けて転動させる第2転動部111と、から構成されており、各転動部101,111にはそれぞれ4基ずつ開閉ゲート121が取り付けられ、左右合計4台のスロットマシン3およびコイン貸機5にコインを補給しうるように成っている。これら第1転動部101と第2転動部111との接続部には、コインを第1転動部101から第2転動部111へ誘導可能な開状態と、コインを第1転動部101から第2転動部111へ誘導不可とする閉状態と、に変換可能な開閉部材110が介設されている。また、揚送部92の基端部は、上部揚送装置81のコイン送出口86から後方上部へ向けて湾曲形成されて上方へと延出され、分岐部100における第1転動部101のうち第2転動部111との接続部分よりも上流側に一側方へL字状に屈曲した屈曲部103が形成されている。また、屈曲部103から第2転動部111との接続部分までの間で、第1転動部101に湾曲部を設け、第1転動部101と第2転動部111との接続部分および第2転動部111を揚送部92から前後方向へずれた位置に配置して、第2転動部111と揚送部92との干渉を防止している。
次に、下部揚送ユニット30のコイン貯留部4、および下部揚送ユニット30を収納する収納ケース部161の具体的な構成について説明する。図4は下部揚送ユニットのコイン貯留部、収納ケース部、および筐体の下方部分の分解斜視図、図5は下部揚送ユニットの概略側面図、図6は収納ケース部に下部揚送ユニットを収納した状態を正面から見た概略断面図である。
前述したように、左側のコイン貸機5と右側のスロットマシン3との間には上部揚送ユニット50が設けられており、その下方に配される下部揚送ユニット30は、図4に示すような筐体2の下部構造体131に取り付けられる。この下部構造体131は、遊技島1の左右方向に掛け渡された板状の台載置部材12から垂下され、該台載置部材12とともに門型形状を成す一対の縦フレーム132,133と、各縦フレーム132,133の下部を支持するL字状の前方基台フレーム134,135と、その後方に設けられたコ字状の後方基台フレーム136と、前方基台フレーム134,135と後方基台フレーム136との間に前後方向に沿って掛け渡され、収納ケース部161を載置する一対のケース部載置部材137とから成っている。このケース部載置部材137には、後述する収納ケース部161のコイン落下空間部181,182の底部183を載置するように成っており、収納ケース部161の前後移動を規制する前堰部141と後堰部142、および横移動を規制する側方堰部143が備えられている。
下部揚送ユニット30のコイン貯留部4は、上面が開口されて左右の側壁201,202などの壁を囲繞して形成された箱体状の容器であって、その後方側に延出した底部6は前方へ向けて下り傾斜しており、各スロットマシン3から開口部14およびコイン回収路15を介して回収したコインが該コイン貯留部4の前方側に集まり易いように形成されている。そして、このコイン貯留部4内の前方側部分に上記下部揚送装置31が前方へ向けて上り傾斜した状態で設けられ、該下部揚送装置31のコイン送出口36には上記案内レール41の下端が接続され、該案内レール41の下端部分にはその一部として分割部47が形成されている。この分割部47は案内レール41の上方部分の下端接続部48と接続され、この下端接続部48は上記台載置部材12を貫通して上記縦フレーム132,133間の上方に設けた固定板150に固定されている。そして、例えば、上記分割部47にネジ等の止着部材151を挿通して上記固定板150に形成した止着孔152に止着固定することにより、上記分割部47が案内レール41の上方部分と下端接続部48で連通されるように成っている。また、下部揚送ユニット30の下部には基台155が設けられており、この基台155上には下部揚送装置31が設けられ、基台155内にはモータ34が収納されている。この基台155の下端部の前後には、張出し部156,157が前後方向外方へ向けて延出されている。
収納ケース部161の内部の左右方向中央には、図4に示すように、下部揚送ユニット30が挿脱可能な状態で収納される収納空間部162が区画形成されている。この収納空間部162は、前方が開放された箱体状の空間部であって、上下方向に沿って起立した左右の区画壁165,166、後部壁167、および底部168によって区画形成されており、前面側には下部揚送ユニット30を挿脱するための挿脱開口171が開設され、該挿脱開口171と収納空間部162とが連通されている。図5に示すように、上記収納空間部162の底部168の前方部分には、上記下部揚送ユニット30の基台155を載置する載置部172が形成されており、その後方部分、すなわち、上記収納空間部162内のうち挿脱開口171とは反対側の部分には、挿脱開口171へ向けて下り傾斜した傾斜部173が設けられている。そして、この傾斜部173の傾斜下端には、上記基台155の後方張出し部157と当接可能な当接部174が上記載置部172と段差をもたせて形成されている。上記収納空間部162内に上記下部揚送ユニット30を収納し、基台155の後方張出し部157が当接部174に当接すると、下部揚送ユニット30が挿入方向への移動が規制されて所定位置で停止し、上記コイン回収路15の下流端の下方にコイン受入口196,197が配置されることになる。また、所定位置で停止すると、下部揚送ユニット30に設けられている案内レール41の下端の分割部47が、筐体2側に設けられている案内レール41の下端接続部48と接続して両者のコイン流路が連通する。そして、下部揚送ユニット30側の止着部材151を筐体2側の止着孔152に固着すると、下部揚送ユニット30が収納空間部162内に固定され、同時に収納ケース部161も筐体2に固定される。
この収納空間部162の側方のうち、少なくともコイン回収路15の下端部が配置された側、本実施形態では両側方に、コイン落下空間部181,182が設けられている。これらコイン落下空間部181,182は、収納空間部162を区画する区画壁165,166の上下方向中間部から左右方向外方へ張り出した空間部であり、上方が開放され、区画壁165,166を介して収納空間部162を挟むように設けられており、上下方向に沿って起立した左右側壁185,186、前部壁187、共通の上記後部壁167および上記ケース部載置部材137に載置する底部183によって区画形成されている。図6に示すように、コイン落下空間部181,182を区画する左右側壁185,186の上端部は、上記区画壁165,166の上端部よりも上方に位置されており、左右側壁185,186の上端部は上記コイン回収路15の近傍まで上方に延出されている。そして、上記収納空間部162に下部揚送ユニット30を収納すると、該コイン貯留部4と区画壁165,166との間隔Sがコインの厚さよりも狭い幅で形成され、該コイン貯留部4が収納空間部162の側方へずれて配置されないように規制されるように成っている。
本実施形態では、上記コイン回収路15は前後に2組ずつ配置され、図6に示すように、左右のコイン回収路15は左右から前後2組の統合回収路191に連通され、統合回収路191のコイン出口192は前後に配置されることになる。なお、コイン回収路15は、遊技店の係員が清掃等のメンテナンス作業を容易に行えるように、筐体2から着脱可能な構成となっている。そして、図4に示すように、コイン貯留部4の上部開口部の前後方向中間部には、内部を視認可能な透明部材により形成された防塵用の蓋体195が設けられ、その前後に開口されたコイン受入れ口196,197に、上記統合回収路191のコイン出口192が臨んでおり、コイン貯留部4の左右の側壁201,202は該コイン出口192よりも外側に配置される(図6)。このコイン貯留部4の側壁201,202の上端であって、上記コイン受入れ口196,197の部分には、前記区画壁165,166側に延出する形状に形成された延出部が上記統合回収路191のコイン出口192を左右から挟むように設けられている。図4に示す延出部は、断面略倒U字状取付基部の上面に棒状歯を列設した櫛歯状の跳ね返り防護柵205として構成され、上記取付基部の下面の溝内に側壁201,202の上端が嵌合されて装着される。この様にして統合回収路191のコイン出口192の左右両側に跳ね返り防護柵205を設けると、コイン出口192から受け入れるコインが跳ねてコイン貯留部4外に飛び出そうとしても、コインを確実にコイン貯留部4内へと受け入れることができる。また、前述したように、コイン貯留部4の側壁201と、収納ケース部161の区画壁165との間に、設計上では間隔Sの幅を有する隙間が形成され、側壁202と区画壁166との間にも同様の隙間が形成されることになるが、実際には間隔Sの幅がコインの厚みよりも狭いのでコイン貯留部4の側壁201,202が区画壁165,166に近接又は接触した状態となる。また、図6に示すように、コイン貯留部4の側壁201,202の上端が前記区画壁165,166の上端よりも高い位置にあり、前記隙間の入口(隙間の上側開口部)を跳ね返り防護柵205によって上方から覆って殆ど塞ぐ構成となっている。このため、コイン回収路15を筐体2から着脱する際に、コイン回収路15に停留していたコインが落下してきても、このコインが間隔Sの隙間に入り込むことを防止できる。したがって、コイン回収路15から落下するコインを確実にコイン落下部181,182へ落下させることができる。
図7は、コイン貯留部の側壁構造の他の形態を正面から見た要部断面図である。図示するように、この形態では、コイン貯留部4の側壁201,202の上端に跳ね返り防護柵205を設けることなく、上記側壁201,202の上端を上記統合回収路191のコイン出口192近傍まで上方へ延出させるとともに、該コイン貯留部4を収納する収納ケース部161の区画壁165,166上に向けて折り曲げて折返し部210を形成している。この折返し部210は、上記跳ね返り防護柵205,206と同様に区画壁165,166側に向けて延出した状態で形成されており、本願発明の延出部の作用効果を得ることができる。このため、コイン出口192から受け入れるコインが跳ねてコイン貯留部4外に飛び出そうとした場合、折返し部210の存在により、コイン出口192との間をコインが通過し難いので、コインを確実にコイン貯留部4内へと受け入れることができ、また、側壁201,202と区画壁165,166との間の隙間の上端入口を折返し部210が塞ぐ状態となるので、コインが隙間に入り込むことを確実に防止できる。また、収納ケース部161の収納空間部162にコイン貯留部4を収納する際に、上記区画壁165,166上に折返し部210を滑らして収納ガイド部材として機能させることもできる。さらに、本実施形態ではコイン貯留部4の側壁201,202の上端を外側にボックス状に折り曲げて折返し部210を形成するので、この折返し部210に手を掛けてコイン貯留部4を引き出したりすることができ、操作し易く、また、側壁201,202をステンレス板等の金属板で作製してあっても操作時に手を怪我しない。
以上の如く構成された本実施形態の遊技島1によれば、収納ケース部161の収納空間部162に下部揚送ユニット30を収納する際、コイン貯留部4と区画壁165,166との間隔Sがコインの厚さよりも狭い幅で形成されるとともに、該コイン貯留部4が収納空間部162の側方へずれて配置されないように規制されるので、コイン貯留部4を収納空間部162を区画する区画壁165,166によって容易に位置決めすることができる。
一方、コイン貯留部4にコイン詰まりなどの異常が発生して、収納空間部162の挿脱開口部171から下部揚送ユニット30を抜き出して取り外す場合には、コイン貯留部4のコイン受入れ口196,197からコインが溢れても、収納空間部162の両側方にはコイン落下空間部181,182が設けられているので、コインは必ず中央の収納空間部162内か、あるいはその両側のコイン落下空間部181,182内へと落下することになり、コインが遊技島1の床に散乱するのを防止することができる。収納空間部162内に落下したコインは、上記傾斜部173が前方へ向けて下り傾斜しているので、該傾斜部173を伝って前方の挿脱開口側171へ流下してくることになり、収納空間部162内に落下したコインを除去し易い。
また、収納ケース部161は下部構造体131のケース部載置部材137に載置されているだけであるので、上記案内レール41の分割部47をその上方部分の下端接続部48から脱離させて、下部揚送ユニット30を取り外し、さらに収納ケース部161を筐体から取り外すことにより、収納ケース部161に残留したコインを容易に除去することができる。このように下部構造体131から収納ケース部161を取り外した場合でも、収納ケース部161を下部構造体131のケース部載置部材137に載置し、その収納空間部162内に下部揚送ユニット30を収納した上で上記分割部47を固定するだけの簡単な作業により収納ケース部161の横方向および上下方向位置が規制されることになるので、取り付け作業を容易に行うことができ、下部揚送ユニット30の復旧作業を大幅に短縮することができるものである。
なお、上記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
スロットマシンを設置した遊技島の概略正面図である。 遊技島の内部の概略正面図である。 遊技島の内部の概略側面図である。 下部揚送ユニットのコイン貯留部、収納ケース部、および筐体の下方部分の分解斜視図である。 下部揚送ユニットの概略側面図である。 収納ケース部に下部揚送ユニットを収納した状態を正面から見た概略断面図である。 コイン貯留部の側壁構造の他の形態を正面から見た要部断面図である。
符号の説明
1 遊技島
2 筐体
3 遊技機(スロットマシン)
4 コイン貯留部
12 台載置部材
15 コイン回収路
21 コイン循環機構
30 下部揚送ユニット
31 下部揚送装置
41 案内レール
50 上部揚送ユニット
81 上部揚送装置
91 搬送レール
92 揚送部
100 分岐部
137 ケース部載置部材
141 前堰部
142 後堰部
143 側方堰部
155 基台
156,157 張出し部
161 収納ケース部
162 収納空間部
165,166 区画壁
167 後部壁
168 底部
171 挿脱開口
172 載置部
173 傾斜部
174 当接部
181,182 コイン落下空間部
183 底部
185,186 左右側壁
187 前部壁
191 統合回収路
196,197 コイン受入れ口
201,202 側壁
205 跳ね返り防護柵
210 折返し部

Claims (3)

  1. 遊技媒体としてコインを使用する遊技機が設置される筐体と、遊技機からオーバーフローするコインを回収して下方へ流下させるコイン回収路と、該コイン回収路により回収されたコインを受けて一時貯留し、補給要求に応じて遊技機へコインを供給するコイン循環機構と、を備えた遊技島において、
    前記コイン循環機構は、
    前記コイン回収路の下端の下方に設けられ、コイン回収路からコインを受けるとともに該コインを揚送する揚送ユニットと、
    前記筐体に取り付けられ、前記揚送ユニットを収納可能な収納ケース部と、
    を備え、
    該収納ケース部は、
    当該収納ケース部の内部に区画形成され、揚送ユニットが挿脱可能な状態で収納される収納空間部と、
    該収納空間部の側方のうち、少なくともコイン回収路の下端部が配置された側に設けられたコイン落下空間部と、
    該コイン落下空間部と収納空間部とを区画する区画壁と、
    を備え、
    前記揚送ユニットは、側壁を囲繞して形成されてコイン回収路からのコインを受け入れるコイン貯留部を有し、
    前記収納ケース部に揚送ユニットを収納すると、該揚送ユニットのコイン貯留部の前記側壁が収納ケース部の区画壁に近接乃至接触して、該揚送ユニットが収納空間部の側方へずれて配置されないように規制されるとともに、側壁の上端が区画壁の上端よりも高く位置するように設定され、
    前記側壁の上端は、区画壁上に向けてボックス状に折り曲げられた折返し部が形成され、該折返し部によって前記揚送ユニットと区画壁との間隔を塞いでコインが入り込まないように構成されていることを特徴とする遊技島。
  2. 前記収納ケース部は、前記筐体に着脱可能な状態で設けられ、
    当該収納ケース部に揚送ユニットを挿脱可能な挿脱開口を開設し、該挿脱開口と前記収納空間部とを連通し、
    前記収納空間部の底部に、揚送ユニットを載置する載置部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技島。
  3. 前記収納ケース部は、前記収納空間部内のうち挿脱開口とは反対側に傾斜部を、挿脱開口へ向けて下り傾斜した状態で備え、前記傾斜部の下端に前記揚送ユニットと当接可能な当接部を形成し、
    該当接部に前記揚送ユニットを当接すると、該揚送ユニットが、挿入方向への移動を規制されて前記コイン回収路の下流端の下方に配置されることを特徴とする請求項2に記載の遊技島。
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