JP2018019966A - 台間機 - Google Patents

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Abstract

【課題】球通路内に進入した異物に起因する遊技球の払い出し処理の停止が発生し難く、メンテナンス性も高い台間機を提供する。【解決手段】台間機(1)は、遊技球(25)を払い出すディスペンサ(16)と、遊技球(25)を流下させてディスペンサ(16)へ導く台間球通路(15)とを備える。台間球通路(15)には、台間球通路(15)内に進入した異物を排除すると共に排除された異物を貯留する第1異物排除貯留部(41)および第2異物排除貯留部(42)が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は遊技台の間に配置された台間機に関する。
パチンコ店などの遊技店では、遊技者が遊技台を離れることなく遊技球の貸し出しを受けられるように、遊技球の貸し出しを行う台間機が各遊技台に隣接配置されている。台間機は、隣接する遊技台に対して現金やプリペイドカードの投入に応じて球貸しを行う。台間機の球貸し方式には、遊技球を台間機から直接に貸し出す方式や、台間機から出力される球貸し指令に応じて遊技台から遊技球を貸し出す方などがある。
このような台間機は、遊技島に固定された台間機ホルダに台間機本体を抜き差し自在に装着した構成のものが一般的であり、台間機本体を手前に引き出すことにより、メンテナンスなどの作業が簡単にできるようになっている。
台間機が遊技台と共に複数列設される遊技島には、島の設備として台間機に遊技球を供給する球通路が、島の上部に配設されている。遊技島の球通路は、遊技球供給装置から供給される遊技球を流下させる主流球通路と、主流球通路から各台間機あるいは各遊技台へ遊技球を流下させる支流球通路とを含む。主流球通路を流下する遊技球は、支流球通路を介して台間機あるいは遊技台内に取り込まれる。台間機内に取り込まれた遊技球は、台間機内の球通路を流下して指示された数の払い出しを行うディスペンサ(球払出装置)へ送り込まれ、ディスペンサから遊技台へと供給される。
ところで、流下される遊技球の中には、ゴミや遊技球の帯電を防止するためのペレット等の異物が混入している。このような異物が台間機や遊技台の内部に入り込むと、台間機や遊技台に備えられた遊技球を払い出すスプロケット等の回転を阻害して球詰まりを発生させる恐れがある。そのため、遊技島の球通路や遊技台の球通路には、球通路内に進入した異物を落下させて排除するための異物排除用の開口が形成されたものがある(例えば、特許文献1、2)。
特開2007−6989号公報 特開平8−103558号公報
しかしながら、従来、台間機において、球通路に進入した異物を排除するための機構を有するものはなく、球通路内に進入した異物により、遊技球の払い出し処理が停止することがあった。
例えば、図11に示すように、台間機の球通路102内において、異物101が球通路102の壁と遊技球103との間に詰まると球詰まりが発生し、遊技球103の払い出し処理が停止する。あるいは、図11に示すように、ディスペンサ(球払出装置)100が遊技球103を検出するセンサ100aを備えた構成である場合、センサ100aの検出領域に異物101が詰まるとセンサ100aが遊技球103を検出できず、ディスペンサ100の動作不良が発生し、この場合も、遊技球103の払い出し処理が停止する。
遊技球103の払い出し処理が停止すると、遊技場の係員が遊技島に固定された台間機ホルダから台間機本体を引き抜いて対処することになるが、台間機の球通路102は、ネジ等で固定されており、簡単には分解することができないようになっている。そのため、係員は、台間機本体を逆さまに向けて異物101を逆流させることで排除しており、メンテナンス性が低い。しかも、そのような作業を行っても排除できない場合は、台間機本体をメーカに返却して修理する必要がある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、球通路内に進入した異物に起因する遊技球の払い出し処理の停止が発生し難く、メンテナンス性も高い台間機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の台間機は、遊技台用の台間機であって、遊技球を払い出す球払出装置と、遊技球を流下させて前記球払出装置へ導く球通路と、を備え、前記球通路に、該球通路内に進入した異物を排除すると共に排除された異物を貯留する異物排除貯留部が設けられていることを特徴としている。
上記構成によれば、台間機の球通路内に異物が侵入した場合でも、その異物が球通路内を流下する際に異物排除貯留部で排除することができる。しかも、排除された異物は、異物排除貯留部で貯留されるので、台間機に備えられる他の部材、例えば、制御基板等の上に落下して、ショート等の不具合を発生させる恐れもない。
これにより、台間機の球通路内に侵入した異物を自然に排除することができ、異物による球詰まりや異物による球払出装置の動作不良を未然に防止して、球通路内に進入した異物に起因する遊技球の払い出し処理の停止を発生し難くできる。
そして、台間機を引き抜いて異物を逆流させて排除するといった手間の掛かる排除作業は、異物排除貯留部で異物が排除できなかった場合にのみ行えばよいので、手間のかかる排除作業の回数を格段に少なくでき、メンテナンス性が向上する。
本発明の台間機は、さらに、前記異物排除貯留部は、前記異物を該球通路外へ排出するための、前記球通路の底壁を含む通路壁面に形成された異物排出口と、前記異物排出口を覆うと共に排出された前記異物を貯留する異物収容部と、を有する構成とすることもできる。
上記構成のように、異物排出口から球通路内に侵入した異物を球通路外へ排出し、排出された異物を、異物排出口を覆う異物収容部にて貯留する構成とすることで、球通路内に進入した異物を排除すると共に排除された異物を貯留する異物排除貯留部を容易に実現することができる。
本発明の台間機は、さらに、前記異物収容部が、前記球通路に対して着脱可能に設けられている構成とすることもできる。
上記構成によれば、異物収容部を外して異物収容部に溜まった異物を取り除くことができるので、異物収容部に溜まった異物の排除が容易に行え、メンテナンス性がさらに向上する。
しかも、異物収容部を外すことで異物排出口が露出するので、異物排出口から球通路内にアクセスすることも可能となる。したがって、たとえ異物排除貯留部で排除できなかった異物により球詰まり等が発生した場合でも、露出した異物排出口から球通路内にアクセスして、原因となっている異物を排除することができる。これにより、台間機を短時間で復旧させることができる。
本発明の台間機は、さらに、前記球通路は、鉛直方向に延びる縦通路部と、該縦通路部の終端から水平方向に対して緩やかに傾斜して延びる横通路部と、前記縦通路部と前記横通路部とを接続する湾曲通路部とを有し、該湾曲通路部の底壁に、前記異物排除貯留部が設けられている構成とすることもできる。
上記構成によれば、鉛直方向に延びる縦通路部から水平方向に対して緩やかに傾斜した横通路部へ切り換わる湾曲通路部の底壁に異物排除貯留部が設けられているので、縦通路部を流下する異物は、直進して異物排除貯留部に入ることとなる。これにより、異物を効果的に異物排除貯留部に取り込んで排除することができる。
本発明の台間機は、さらに、前記球通路は、水平方向に対して緩やかに傾斜した横通路部を備え、該横通路部が傾斜の面に沿って湾曲されると共に、該湾曲箇所における、湾曲直前の上流側の通路の延長方向に、前記異物排除貯留部が設けられている構成とすることもできる。
上記構成によれば、水平方向に対して緩やかに傾斜した横通路部が傾斜の面に沿って湾曲され、異物排除貯留部が、この湾曲箇所における湾曲前の通路の延長方向に設けられているので、異物は、慣性力により直進して異物排除貯留部に入ることとなる。これにより、水平方向に対して緩やかに傾斜した横通路部であっても、異物を効果的に異物排除貯留部に取り込んで排除することができる。
本発明の台間機は、さらに、前記異物排除貯留部に対応する位置における前記球通路の上壁を含む通路壁面に、メンテナンス用の開口が形成されている構成とすることもできる。
上記構成によれば、球通路における異物排除貯留部に対応する位置にメンテナンス用の開口が設けられているので、たとえ異物排除貯留部で排除できなかった異物により球詰まり等が発生した場合でも、このメンテナンス用の開口から球通路内にアクセスして、原因となっている異物を積極的に異物排除貯留部に移動させて排除することができる。これにより、台間機を短時間で復旧させることができる。
本発明は、球通路内に進入した異物に起因する遊技球の払い出し処理の停止が発生し難く、メンテナンス性も高い台間機を提供できるといった効果を奏する。
本発明の実施の一形態を示すもので、台間機と遊技台とが複数設置された遊技島を前方から見た斜視図である。 図1の遊技島に配設された台間機の斜視図であり、台間機ホルダから台間機本体を引き出した状態を示している内部の構成を示す斜視図である。 図1の遊技島に配設された島球通路の支流球通路の要部を示す図であり、(a)は、支流球通路を横から見た図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図である。 図2の台間機本体における、異物排除貯留部が設けられた台間球通路およびその周辺の要部を示す図であり、(a)は、台間球通路を横から見たディスペンサおよび球払出通路を一緒に示す図、(b)は(a)のB−B線矢視断面図、(c)は(a)のC−C線矢視断面図である。 異物排除貯留部の変形例を示す図であり、図5の(a)は、図4の(b)に対応し、図5の(b)は、図4の(c)に対応している。 本実施のその他の実施の形態を示すもので、異物排除貯留部が設けられた台間球通路の要部を示す図であり、(a)は、台間球通路を横から見た図、(b)は台間球通路を上から見た図、(c)は(a)のD−D線矢視断面図、(d)は(b)のE−E線矢視断面図、(e)は(b)のF−F線矢視断面図である。 図6の台間球通路に設けられた異物排除貯留部の形状を示す斜視図であり、(a)は図6の(d)の異物排除貯留部に対応し、(b)は、図6の(e)の異物排除貯留部に対応している。 本実施のさらに他の実施の形態を示すもので、異物収容部が着脱自在に設けられた台間球通路の要部を示す図である。 異物収容部が着脱自在に設けられた別の台間球通路の要部を示す図である。 本実施のさらに他の実施の形態を示すもので、異物排除貯留部に対応してメンテナンス用の開口を形成した構成を示す図である。 従来の台間機における、球通路内に異物が侵入した場合の課題を説明する図である。
〔第1の実施の形態〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る台間機1が複数設置された遊技島2を前方から見た斜視図である。図1に示すように、遊技島2においては、台間機1と遊技台3とが複数列設されている。遊技島2の上部には、遊技球を各台間機1に供給する島球通路4が配設されている。
島球通路4は、主流球通路5と支流球通路6と備える。主流球通路5は、遊技球を貯留した遊技球供給装置7に一端が接続され、他端側が下方に傾斜するように配設されており、遊技球供給装置7から遊技球が主流球通路5に流入して流下する。主流球通路5における流下方向に沿った側板には、流下する遊技球を各台間機1に供給するための支流球通路6が、流下方向に向かって所定間隔おきに複数配設されている。支流球通路6の下端は、台間機1の後部に設けられた球取込口11に接続されており、支流球通路6を流下する遊技球が球取込口11から台間機1内に取り込まれる。
図2は、図1の遊技島2に配設された台間機1の斜視図であり、台間機ホルダ12から台間機本体13を引き出した状態を示している。図2に示すように、台間機1は、遊技島2に取り付けられる台間機ホルダ12と、この台間機ホルダ12に対して前方から抜き差し自在の状態で装着されている台間機本体13から構成されている。上述した球取込口11は台間機ホルダ12に形成されている。台間機本体13における台間機ホルダ12に装着された状態で球取込口11と対応する位置には、球取込口14が形成されている。支流球通路6から台間機1へと導かれた遊技球は、球取込口11および球取込口14を介して台間機本体13内に取り込まれる。
台間機本体13は、上下に細長い扁平な直方体形状のケースに、ディスペンサ(球払出装置)16、ビルバリ18、電源19、制御基板20、ICカードユニット21、計数モジュール22、および通信機器等が組み込まれ予めユニット化されたものである。
球取込口14から台間機本体13内に取り込まれた遊技球は、上端側が球取込口14と連通し、下端側がディスペンサ16に接続された台間球通路(球通路)15を介してディスペンサ16に送られる。ディスペンサ16は、指定された数の遊技球を払い出すものであり、図4の(a)に示すように、遊技球25を検出するセンサ16a・16aが備えられている。ディスペンサ16から払い出された遊技球25は、球払出通路17を介してノズル23に送られ、ノズル23から遊技台3(図1参照)に供給される。
次に、遊技球供給装置7から遊技台3へと遊技球25を流下させる間に、遊技球25に混じって流下する異物を排除する機構について説明する。
先ずは、図3を用いて、遊技島2の島球通路4に設けられている異物排除開口31について説明する。異物排除開口31は、異物を通路外に排除するものである。図3は、図1の遊技島2に配設された島球通路4の支流球通路6の要部を示す図である。図3の(a)は、支流球通路6を横から見た図であり、(b)は(a)のA−A線矢視断面図である。
図3の(a)(b)に示すように、異物排除開口31は、支流球通路6における傾斜の緩やかな横通路部6aの下部に設けられている。支流球通路6は、遊技球25を一列に流下させる構成であり、横通路部6aにおける遊技球25の進行方向と直交する方向の通路断面の形状は、遊技球25のサイズに応じた矩形である。横通路部6a底面における遊技球25が接触する通路の幅方向の中央部を残して、遊技球25が接触しない通路の幅方向の両端部の角部を遊技球25の進行方向に沿って切り欠くことで、異物排除開口31が形成されている。異物排除開口31の大きさは、遊技球25を通過させない大きさである。
支流球通路6に、このような異物排除開口31を設けることで、遊技球25の流下を妨げることなく、異物だけを異物排除開口31から落下させて排除することができる。
また、横通路部6aにおける上面6bは開放されており、開放された上面6bより支流球通路6内にアクセスできるようになっている。支流球通路6において球詰まりが発生した場合には、横通路部6aの上面6bおよび異物排除開口31から球詰まりの要因となっている異物を排除することができる。
次に、図4を用いて、台間機1の台間球通路15に設けられている第1,第2の異物排除貯留部41・42について説明する。第1,第2の異物排除貯留部41・42は何れも、通路内に進入した異物を排除すると共に排除された異物を貯留するものである。
図4は、台間機1における、第1,第2の異物排除貯留部41・42が設けられた台間球通路15およびその周辺の要部を示す図であり、(a)は、台間球通路15を横から見たディスペンサ16および球払出通路17を一緒に示す図、(b)は(a)のB−B線矢視断面図、(c)は(a)のC−C線矢視断面図である。
図4の(a)に示すように、台間球通路15は、球取込口14(図2参照)から下に向かって鉛直方向に延びる第1縦通路部15aと、第1縦通路部15aと連通され、水平方向に対して緩やかに傾斜して延びる横通路部15bと、横通路部15bと連結され、ディスペンサ16に向かって鉛直方向に延びる第2縦通路部15cとを備える。これら第1縦通路部15aと横通路部15b、および横通路部15bと第2縦通路部15cの各接続部分は、第1,第2の湾曲通路部15d・15eによって滑らかに湾曲(屈曲)して接続されている。
図4の(b)、(c)に示すように、台間球通路15においても支流球通路6と同様に、遊技球25を一列に流下させる構成であり、第1,第2の縦通路部15a・15c、横通路部15b、および第1,第2の湾曲通路部15d・15eにおける遊技球25の進行方向と直交する方向の通路断面の形状は、遊技球25のサイズに応じた矩形である。
このような台間球通路15において、第1縦通路部15aと横通路部15bとを接続する第1湾曲通路部15dの底壁に第1異物排除貯留部41が設けられ、横通路部15bの底壁に第2異物排除貯留部42が形成されている。
第1,第2の異物排除貯留部41・42は、台間球通路15内に侵入した異物を通路外へ排出する異物排出口41a・42aと、異物排出口41a・42aを覆い、排出された異物を貯留する異物収容部41b・42bと、を有する。異物を効果的に排除するために、異物排出口41a・42aは、台間球通路15の底壁を含む下部側の壁に形成されていることが好ましい。
第1異物排除貯留部41は、詳細には、図4の(c)に示すように、第1湾曲通路部15dの底壁における通路の幅方向の一端部側に設けられており、該一端部側の底壁に異物排出口41aが形成されている。遊技球25の案内面となる、第1湾曲通路部15dの底壁における、遊技球25と接触する中央部分を残すことで、遊技球25の流下に支障を来すことはない。
第1縦通路部15aを流下してきた遊技球25は、第1湾曲通路部15dを通過することで横通路部15bに進み、第1縦通路部15aを流下してきた異物だけが、異物排出口41aを通って異物収容部41bに入り込み、第1異物排除貯留部41内に収容される。特に、この場合、第1縦通路部15aを流下してきた異物は第1異物排除貯留部41内に直進して入り込むため、効果的に異物を取り込むことができる。
第2異物排除貯留部42は、詳細には、図4の(b)に示すように、横通路部15bの一部における、通路の幅方向の一端部側に設けられており、該一端部側の底壁に異物排出口42aが形成されている。第1湾曲通路部15dと同様に、遊技球25の案内面となる、横通路部15bの底壁における、遊技球25と接触する中央部分を残すことで、遊技球25の流下に支障を来すことはない。
横通路部15bを流下してきた遊技球25は、異物排出口42aを通過し、横通路部15bを流下してきた異物だけが、異物排出口42aを通って異物収容部42bに入り込み、第2異物排除貯留部42内に収容される。
このように、本実施の形態においては、台間球通路15に、台間球通路15内に進入した異物を排除すると共に排除された異物を貯留する第1,第2の異物排除貯留部41・42が設けられているので、台間球通路15内に異物が侵入した場合でも、その異物が台間球通路15内を流下する際に第1,第2の異物排除貯留部41・42で排除することができる。しかも、排除された異物は、第1,第2の異物排除貯留部41・42で貯留されるので、台間機1内部の制御基板20等の上に落下して、ショート等の不具合を発生させる恐れもない。
このように、台間球通路15内に侵入した異物を自然に排除することで、異物による球詰まりや異物によるディスペンサ16の動作不良を未然に防止することができ、台間球通路15内に進入した異物に起因する遊技球25の払い出し処理の停止を発生し難くできる。
また、台間機本体13を台間機ホルダ12から取り外し、逆さまに向けて異物を逆流させて排除する排除作業は、第1,第2の異物排除貯留部41・42で異物が排除できなかった場合にのみ行えばよいので、手間の掛かる排除作業の回数を格段に少なくでき、メンテナンス性を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、台間球通路15に、第1,第2の異物排除貯留部41・42を設ける構成としたが、第1,第2の異物排除貯留部41・42の何れか一方のみを設ける構成であってもよい。
また、図4の例では、第1,第2の異物排除貯留部41・42は、通路の幅方向の一端部側にのみ形成したが、図5に示すように、遊技球25の案内面となる、第1湾曲通路部15dあるいは横通路部15bの底壁の、遊技球25と接触する中央部分のみを残して異物排出口41a・42aを形成し、このような異物排出口41a・42aを覆うように異物収容部41b・42bを設けた構成としてもよい。図5は、第1,第2の異物排除貯留部41・42の変形例を示す図であり、図5の(a)は、図4の(b)に対応し、図5の(b)は、図4の(c)に対応している。
また、図4の例では、第2異物排除貯留部42を横通路部15bの一部に1つだけ設けたが、横通路部15bの長手方向に沿って複数の第2異物排除貯留部42を設けてもよいし、横通路部15bの全域に渡る長さの第2異物排除貯留部42を1つ設けてもよい。
第1,第2の異物排除貯留部41・42を設ける個数や、第1,第2の異物排除貯留部41・42の何れか一方を設けるか両方設けるかは、台間球通路15の形状や、台間球通路15の下方の空スペースの位置および形状等に応じて設定すればよい。
〔第2の実施の形態〕
本発明のその他の実施の一形態について、図6〜図8を参照して説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
第1の実施の形態においては、水平方向に対して緩やかに傾斜して延びる横通路部15bの底壁に異物排出口42aを形成し、その下方に異物収容部42bが配置された第2異物排除貯留部42を設けていた。
これに対し、本実施の形態においては、図6に示すように、台間球通路55における水平方向に対して緩やかに傾斜した横通路部55bが、その傾斜の面に沿って湾曲(蛇行・屈曲)されており、湾曲箇所55b1・55b2に、第3,第4の異物排除貯留部57・58が設けられている。
図6は、本実施の形態における、第3,第4の異物排除貯留部57・58が設けられた台間球通路55の要部を示す図であり、(a)は、台間球通路55を横から見た図、(b)は台間球通路55を上から見た図、(c)は(a)のD−D線矢視断面図、(d)は(b)のE−E線矢視断面図、(e)は(b)のF−F線矢視断面図である。また、図7は、第3,第4の異物排除貯留部57・58の形状を示す斜視図であり、(a)は第3異物排除貯留部57、(b)は第4異物排除貯留部58である。なお、図7においては、第3,第4の異物排除貯留部57・58が形成されている側壁側のみを示している。
図6の(a)〜(c)に示すように、台間球通路55の場合、水平方向に対して緩やかに傾斜して延びる横通路部55bが、その傾斜の面に沿って湾曲されている。通路の形状としては、この点が台間球通路15と異なる。そして、横通路部55bにおける湾曲箇所55b1・55b2に、第3,第4の異物排除貯留部57・58が設けられている。第3,第4の異物排除貯留部57・58は、湾曲箇所55b1・55b2における湾曲前の通路の延長方向に形成されている。
第3異物排除貯留部57は、詳細には、図6の(d)および図7の(a)に示すように、湾曲箇所55b1における湾曲前の通路の延長方向の側壁の下部に形成されており、該側壁の下部に異物排出口57aが形成されている。遊技球25の案内面となる、湾曲箇所55b1の側壁における、遊技球25と接触する部分を残すことで、遊技球25の流下に支障を来すことはない。異物収容部57bは、側壁に形成された異物排出口57aを覆うように、側壁より突出して設けられている。
湾曲箇所55b1の上流より流下してきた遊技球25は、湾曲箇所55b1の側壁に沿って進み、異物だけが異物排出口57aを通って異物収容部57bに入り込み、第3異物排除貯留部57内に収容される。この場合、流下してきた異物は第3異物排除貯留部57内に直進して入り込むため、効果的に異物を取り込むことができる。
湾曲箇所55b1に設けられている第4異物排除貯留部58も、基本的には第3異物排除貯留部57と同様の構成を有している。図6の(e)および図7の(b)に示すように異なるのは、側壁に形成された異物排出口58aを覆うように設けられる異物収容部57bが、側壁より突出し、かつ、底壁よりも突出して設けられ、異物を貯留する容積が大きくなっている点である。
水平方向に対して緩やかに傾斜した横通路部であっても、台間球通路55のように横通路部55bを湾曲させ、湾曲箇所55b1・55b2に第3,第4の異物排除貯留部57・58を設けることで、異物を効果的に第3,第4の異物排除貯留部57・58に取り込んで排除することができる。
なお、本実施の形態に係る台間機においては、台間球通路55を4カ所湾曲させて、そのうちの2箇所の湾曲箇所55b1・55b2に第1,第2の異物排除貯留部41・42を設ける構成としたが、少なくとも1か所湾曲させて、第3,第4の異物排除貯留部57・58の何れか一方のみを設ける構成であってもよい。
第1の実施の形態に係る台間機1の台間球通路15に設けていた第2異物排除貯留部42は、横通路部15bの下方に突出する構成であるため、横通路部15bの下方に空スペースが存在しない場合、設置が困難である。しかしながら、第3異物排除貯留部57の構成であれば、横通路部55bの下方に突出することはないので、図6の(a)に示すように、他の部材60が近接して配置されていても問題なく設置できる。
特に、台間機の幅に対して、台間球通路の通路幅は細く、台間機内に設けられる他の部材の幅(厚み)に比べても十分に小さいため、台間球通路を蛇行させるスペースは確保しやすく、台間球通路を蛇行させたことで、他の部材の設置に影響を及ぼす恐れはない。
〔第3の実施の形態〕
本発明のその他の実施の一形態について、図8、図9を参照して説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施の形態では、第1,第2の実施の形態における第1〜第4の異物排除貯留部41・42・57・58の異物収容部41b・42b・57b・58bが、台間球通路15・55に対して着脱自在に構成されている。図8、図9は、第2異物排除貯留部42の異物収容部42bを台間球通路15に対して着脱自在に構成した例である。
図8は、台間球通路15における異物排出口42aの両側に溝部62を設けられ、異物収容部42bにおける溝部62に対応する両辺にツバ63が設けられている構成である。台間球通路15の横方向から、溝部62に異物収容部42bのツバ63を沿わせて抜き差しすることで、異物収容部42bの脱着が可能となる。
図9は、台間球通路15における異物排出口42aの両側にスナップフィットの爪部64を設けられ、該爪部64にて異物収容部42bをスナップフィット係合する構成である。台間球通路15の爪部64に異物収容部42bを下方から抜き差しすることで、異物収容部42bの脱着が可能となる。
このような構成とすることで、異物収容部42bを外して溜まった異物を取り除くことができるので、異物収容部42bに溜まった異物の排除が容易に行うことができる。また、台間機本体13内部に異物を落下させても問題ない場合は、異物収容部42bを取り付けずに使用するといった使い方も可能となる。
しかも、異物収容部42bを外すことで異物排出口42aが露出するので、異物排出口42aから台間球通路15内にアクセスすることも可能となる。したがって、たとえ第2異物排除貯留部42で排除できなかった異物により球詰まり等が発生した場合でも、露出した異物排出口42aから台間球通路15内にアクセスして、原因となっている異物を排除することができ、台間機を短時間で復旧させることができる。
なお、台間球通路の下に異物を落としても問題ない場合は、異物収容部を取付けなくても良いので、このような構成は、異物収容部の取り付けを選択的に行えるといったメリットもある。
〔第4の実施の形態〕
本発明のその他の実施の一形態について、図10を参照して説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施の形態では、第1〜第3の実施の形態における台間球通路15・55における、第1〜第4の異物排除貯留部41・42・57・58の対応する位置に、メンテナンス用の開口が形成されている。図10は、第3異物排除貯留部57に対応してメンテナンス用の開口70を形成した例を示す。
台間球通路55における第3異物排除貯留部57に対応する位置にメンテナンス用の開口70を設けることで、たとえ第3異物排除貯留部57で排除できなかった異物により球詰まり等が発生した場合でも、このメンテナンス用の開口70から球通路内にアクセスして、原因となっている異物を第3異物排除貯留部57に積極的に移動させて排除することができる。これにより、台間機を短時間で復旧させることができる。
メンテナンス開口70は、台間球通路15・55における上壁を含む上部側の壁に設けることが好ましい。これにより、メンテナンス開口70から異物が台間機本体13の内部に落下することを効果的に抑制できる。
また、メンテナンス用の開口70から球通路内にアクセスして行う上記排除作業は、台間機本体13における台間球通路55が露出している側から行なわれるので、メンテナンス開口70は台間球通路55が露出している側に設けることが好ましい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 台間機
2 遊技島
3 遊技台
4 島球通路
5 主流球通路
6 支流球通路
6a、15b、55b 横通路部
6b 上面
7 遊技球供給装置
11、14 球取込口
12 台間機ホルダ
13 台間機本体
15、55 台間球通路
15a 第1縦通路部
15c 第2縦通路部
15d 第1湾曲通路部
16 ディスペンサ(球払出装置)
20 制御基板
21 ICカードユニット
25 遊技球
31 異物排除開口
41 第1異物排除貯留部
42 第2異物排除貯留部
41a、42a、57a、58a 異物排出口
41b、42b、57b、58b 異物収容部
55b1・55b2 湾曲箇所
57 第3異物排除貯留部
58 第4異物排除貯留部
62 溝部
63 ツバ
64 該爪部
64 爪部
70 開口

Claims (6)

  1. 遊技台用の台間機であって、
    遊技球を払い出す球払出装置と、
    遊技球を流下させて前記球払出装置へ導く球通路と、を備え、
    前記球通路に、該球通路内に進入した異物を排除すると共に排除された異物を貯留する異物排除貯留部が設けられていることを特徴とする台間機。
  2. 前記異物排除貯留部は、
    前記異物を該球通路外へ排出するための、前記球通路の底壁を含む通路壁面に形成された異物排出口と、
    前記異物排出口を覆い、排出された前記異物を貯留する異物収容部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の台間機。
  3. 前記異物収容部が、前記球通路に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の台間機。
  4. 前記球通路は、鉛直方向に延びる縦通路部と、該縦通路部の終端から水平方向に対して緩やかに傾斜して延びる横通路部と、前記縦通路部と前記横通路部とを接続する湾曲通路部とを有し、
    該湾曲通路部の底壁に、前記異物排除貯留部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の台間機。
  5. 前記球通路は、水平方向に対して緩やかに傾斜して延びる横通路部を備え、
    該横通路部が傾斜の面に沿って湾曲されると共に、該湾曲箇所における、湾曲直前の上流側の通路の延長方向に、前記異物排除貯留部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の台間機。
  6. 前記異物排除貯留部に対応する位置における前記球通路の上壁を含む通路壁面に、メンテナンス用の開口が形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の台間機。
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