JP2956756B2 - パチンコ島台 - Google Patents

パチンコ島台

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JP2956756B2 JP7645697A JP7645697A JP2956756B2 JP 2956756 B2 JP2956756 B2 JP 2956756B2 JP 7645697 A JP7645697 A JP 7645697A JP 7645697 A JP7645697 A JP 7645697A JP 2956756 B2 JP2956756 B2 JP 2956756B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機で使用
されるパチンコ玉を貯蔵する貯蔵タンクと、そのほぼ中
央部に立設されてパチンコ玉を研磨しながら下部から上
部に揚送する玉揚送装置と、を備えたパチンコ島台に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技客が獲得した景品球は、該景
品球と景品とを交換する景品交換場に設けられる玉返却
装置に返却されるものが一般的であった。この場合に
は、返却された景品球を再度パチンコ島台に還元するた
めに、返却された景品球を一時的に貯蔵する大型の玉タ
ンクと、該玉タンクと遊技場に複数列設置されるパチン
コ島台のうち特定のパチンコ島台とを結んで玉タンクに
貯蔵された玉を搬送する還元装置と、該還元装置で還元
された玉を特定のパチンコ島台から他のパチンコ島台に
搬送して各パチンコ島台に内蔵される玉量を均等化する
均等装置と、を設ける必要があった。このため、返却さ
れた景品球を各パチンコ島台に還元するために時間がか
かるだけでなく、それらの装置を施行する時間や経費も
かかり、また、それらの装置が設置される遊技場の天井
等の構造が複雑となり、更にそれらの装置の維持管理に
手間がかかるという問題があった。このような問題の一
部を解決するために、僅かではあるが、玉返却装置をパ
チンコ島台に設け、玉タンク及び還元装置を省略したも
のが提案されている。しかして、玉返却装置が設けられ
るパチンコ島台は、その内部に当該パチンコ島台に列設
されるパチンコ機で使用される大量のパチンコ玉を貯蔵
する貯蔵タンクを設け、その貯蔵タンクに貯蔵されるパ
チンコ玉を玉揚送装置に供給するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したパ
チンコ島台における貯蔵タンクから玉揚送装置へのパチ
ンコ玉の供給構造は、貯蔵タンクの下流端に形成される
流出口に玉揚送装置の下部に接続される導入樋が接続さ
れているだけであるため、貯蔵タンクに貯蔵されるパチ
ンコ玉が下流側から順番に流出する構造であるため、貯
蔵部の上流側に貯蔵されるパチンコ玉が長期間に亘って
滞留して湿気等によって錆び付いてしまうという欠点が
あった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、貯蔵タンクに貯蔵される
パチンコ玉が長期間に亘って一カ所で滞留することのな
いパチンコ島台を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明が採用した具体的な解決手段を図面を参
照して説明すると、図1,図6,図7 ,及び図8
に示すように、パチンコ機2で使用されるパチンコ玉を
貯蔵する貯蔵タンク30と、該貯蔵タンク30 パチン
コ玉を研磨しながら下部から上部に揚送する玉揚送装置
15と、を備えたパチンコ島台1において、前記貯蔵タ
ンク30には、前記玉揚送装置15に向けてパチンコ玉
を供給する玉通路32を貯蔵部34と区画して貯蔵タン
ク30の長手方向に沿って形成すると共に、前記玉通路
2に前記貯蔵部34と連通する流入口35を形成し
前記貯留部34から前記流入口35に流入しようとする
玉に対してその上方に位置する玉の圧力を受けないよう
に保護する保護板36bを設けたことを特徴とするもの
である。このように構成することにより、貯蔵部34に
貯蔵されている玉を流入口35から確実に玉通路32に
導き入れることができるため、一カ所で長期間に亘って
滞留するパチンコ玉がほとんどなくなり、貯蔵された玉
が湿気によって錆び付いてしまうことがないことに加
え、流入口35に流入しようとする玉に対してその上方
に位置する玉の圧力を受けないように保護する保護板3
6bを設けたことにより、貯蔵されているパチンコ玉を
玉通路32に効率よく導くことができる。
【0005】また、図6及び図7に示すように、前記玉
通路32は、前記貯蔵タンク30のほぼ中央に形成され
てその両側を前記貯蔵部34とすると共に、前記玉通路
32の両側の側壁に前記流入口35を交互に形成するこ
とにより、貯留部34から玉通路32へのパチンコ玉の
流入効率を高めることができる。
【0006】更に、図1に示すように、前記パチンコ島
台1は、前記玉揚送装置15で揚送した玉であって溢れ
た玉を前記貯蔵タンク30に還流させる還流径路20,
21を備え、該還流径路20,21の末端を前記貯蔵タ
ンク30の下流側から上流側に下り傾斜して設けられる
流下板33に臨ませることにより、貯蔵タンク30に返
却貯蔵されるパチンコ玉を貯蔵部34のほぼ全域に亘っ
て均等に貯蔵させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1を参照して、実
施形態に係るパチンコ島台1の構成について説明する。
図1は、パチンコ島台1の内部構造を示す正面図であ
る。
【0008】図において、パチンコ島台1には、多数の
パチンコ機2と玉貸機8とが交互に横方向に列設されて
おり、その中央に本実施形態の要部を構成する玉揚送装
置15が立設されている。そして、玉揚送装置15の上
部からは、揚送された玉が流下するように左右方向に分
配径路3が傾斜して設けられ、該分配径路3の途中に
は、各パチンコ機2に対応するように所定間隔をおいて
分配シュート4が取り付けられている。分配シュート4
の流下端には、パチンコ機2の裏面上部に設けられる景
品球タンクに補給される景品球を計数するための補給玉
計数器5が設けられ、補給玉計数器5を通過する玉が所
定個(例えば、10個)に達する毎に遊技場に設置して
ある管理コンピュータ(図示しない)に補給信号を送る
ようになっている。
【0009】一方、各パチンコ機2の下部に対応する位
置のパチンコ島台1には、各パチンコ機2から排出され
るアウト玉を受け止めるアウト玉箱6が設置されてい
る。このアウト玉箱6にもアウト玉計数器7が設けられ
ており、アウト玉計数器7を通過する玉が所定個(例え
ば、10個)に達する毎に前記管理コンピュータに打込
玉信号を送るようになっている。また、アウト玉計数器
7を通過した玉は、パチンコ島台1の下部空間のほぼ全
域を占める貯蔵タンク30にそのまま落下する。なお、
上記した玉揚送装置15と貯蔵タンク30の構成につい
ては、後に詳述する。
【0010】また、パチンコ島台1の前面側には、図3
及び図4に示すように、各パチンコ機2に対応するよう
に玉返却装置9が設けられている。この玉返却装置9
は、図4に拡大して示されるようにパチンコ機2の下皿
14の下方に位置し、遊技客が獲得した景品球を下皿1
4から直接落下させて返却できるようになっている。こ
のため、従来のように獲得した景品球を玉皿に移動さ
せ、重い玉皿を運ぶ不便から遊技者を開放することがで
きる。ところで、図示の玉返却装置9には、返却される
景品球を受け入れる玉投入口10と、該玉投入口10か
ら投入されて計数された景品球数を表示する景品球数表
示器11と、計数開始に際して操作する操作スイッチ1
2(例えば、すべての返却玉数を印字するのか、あるい
は景品個数と余り玉を印字するかの選択)と、該操作ス
イッチ12で選択した数値を印字したレシートを発行す
るレシート発行口13とが設けられている。なお、レシ
ート発行口13の裏面には、当然のことながら印字装置
が内蔵されている。また、玉返却装置9に返却された玉
は、図示しない返却通路を介して前記貯蔵タンク30に
回収されるようになっている。また、玉返却装置9は、
パチンコ島台1に対して着脱自在としてもよい。
【0011】ところで、前記玉揚送装置15は、図4に
示されるように、長さの長い第1の玉揚送装置16と長
さの短い第2の玉揚送装置17とから構成されている。
第1の玉揚送装置16の上部は、パチンコ島台1の最上
部に設けられる分配タンク18に臨んでおり、第2の玉
揚送装置17の上部は、パチンコ島台1の中程に設けら
れる中継タンク19に臨んでいる。
【0012】分配タンク18は、その左右で前記分配径
路3と連通しており、第1の玉揚送装置16で揚送され
た玉が一旦分配タンク18に貯留された後、分配径路3
を流下する。また、分配タンク18には、中継タンク1
9に接続される還流パイプ20が接続され、分配タンク
18内に貯留される玉が所定量以上となったときに還流
パイプ20から玉が溢れ出て中継タンク19に還流され
る。また、分配タンク18の高さ位置は、従来に比較し
て低い位置でよい。これは、従来、パチンコ島台1間の
玉量を均等化する均等装置が隣り合う分配タンク18の
間で行われるために、分配タンク18全体をパチンコ島
台1の上部に載置する必要があったからである。これに
対し、本実施形態においては、均等装置を設ける必要が
ないため、図1に示されるように分配タンク18のほぼ
全体をパチンコ島台1内部に収納して高さ位置を低くす
ることができ、これにより、第1の玉揚送装置16の長
さを多少でも短くでき、この点からも第1の玉揚送装置
16の玉揚送効率を向上させ、第1の玉揚送装置16の
負担が軽減される。
【0013】また、中継タンク19は、貯蔵タンク30
の上部に位置すると共に、その下方から還流樋21が延
設されている。この還流樋21の流下端は、図1に示す
ように、貯蔵タンク30の中央に傾斜して設けられる後
述する流下板33上に臨み、中継タンク19から流出す
る玉を貯蔵タンク30に還流するようにしている。ま
た、第1の玉揚送装置16及び第2の玉揚送装置17
は、その下部に配置された1つのモータプーリ22の外
周に揚送ベルトが掛け渡されて構成されている。したが
って、第1の玉揚送装置16と第2の玉揚送装置17と
は、同じ駆動源によって駆動され、貯蔵タンク30の後
述する流出樋37から供給される玉を上方に向って揚送
するすることになる。また、第1の玉揚送装置16と第
2の玉揚送装置17とは、図示の実施形態においては、
共に玉磨き部材を有する構造となっている。しかして、
第2の玉揚送装置17が貯蔵タンク30のほぼ上部まで
しか揚送しないため、第2の玉揚送装置17によって研
磨揚送される玉の循環速度が速く研磨処理が効率的に行
われる。したがって、長さの長い第1の玉揚送装置16
で分配径路3に揚送される玉のほとんどは、長さの短い
第2の玉揚送装置17によって玉磨き処理済みのもので
あり、第1の玉揚送装置16においては、玉磨き能力よ
りも揚送能力だけでよいため、貯蔵タンク30に多量の
玉が貯蔵されていても従来のように高回転で稼動させる
必要はなく、負担が軽減され故障が少なくなる。
【0014】また、第1の玉揚送装置16において玉磨
き部材が併用されている場合において、第1の玉揚送装
置16の長さが長いので玉磨き部材の交換作業に手間が
かかるが、第1の玉揚送装置16の玉磨き部材の汚れが
少ないため、玉磨き部材の交換頻度が少なくて済む。一
方、長さが短かくて交換し易い第2の玉揚送装置17の
玉磨き部材を繁雑に交換すればよいので、全体として維
持管理が容易である。つまり、本実施形態においては、
第1の玉揚送装置16を図3に示すように、主として必
要な玉を分配径路3に揚送する用途にし、第2の玉揚送
装置17を図2に示すように主として玉磨きをする用途
に分化して使用している。これにより、従来に比較して
多量の玉を効率よくパチンコ島台1内部で循環させるこ
とができる。
【0015】上記した玉揚送装置15に玉を供給する貯
蔵タンク30の構成について図5乃至図9を参照して説
明する。パチンコ島台1の内部下方空間のほぼ全域に
は、図1に示すように貯蔵タンク30とされている。そ
して、この貯蔵タンク30は、玉揚送装置15の両側の
パチンコ島台1に設けられるものである。しかして、1
つのパチンコ島台1に内蔵される2つの貯蔵タンク30
に貯留される玉量は、遊技場で使用される全玉量を当該
遊技場に設置されるパチンコ島台1の数で除した数量で
あり、通常10万個前後である。
【0016】ところで、貯蔵タンク30は、図5及び図
6に示されるように、その内部が3つに区画されてい
る。すなわち、貯蔵タンク30のほぼ中央に所定間隔を
おいて一対の仕切壁31が立設され、該仕切壁31の内
側が前記玉揚送装置15に供給される玉が通る玉供給通
路32とされ、仕切壁31の外側が前記アウト玉箱6及
び玉返却装置9等から落下又は返却される玉が貯蔵され
る貯蔵部34とされる。また、仕切壁31の上部は、前
記玉揚送装置15側からその反対側に向って傾斜する流
下板33によって閉塞されている。しかして、流下板3
3の上流側には、前記したように還流樋21の末端が臨
んでいるので、還流樋21から流出する玉が流下板33
の上面を流れながら両側の貯蔵部34の全域に亘って落
下する。ただし、貯蔵部34の全域といっても還流樋2
1から流出する時点では、流下する玉の勢いがよいた
め、流下板33の上流側であまり落下しない。しかし、
流下板33の中程から下流にかけて流下する玉の勢いも
弱まるため多数落下する。なお、貯蔵タンク30の底面
は、玉供給通路32及び貯蔵部34のいずれも玉揚送装
置15側に向けて下り傾斜している。
【0017】ところで、仕切壁31の下端には、上流か
ら下流にかけて流入口35が左右交互に開成され、該流
入口35には、図7に示すように誘導シュート36が設
けられている。誘導シュート36は、貯蔵部34の底面
を流下する玉を流入口35に向けて誘導するように立設
される誘導片36aと該誘導片36aの上端から後方に
向って延び且つ貯蔵部34の底面と玉の直径以上の間隔
を保持する保護板36bとから構成されている。しかし
て、保護板36bは、図8及び図9に示すように流入口
35に流入しようとする玉に対してその上方に位置する
玉の圧力を受けないように保護するものであり、誘導片
36aと協動して貯蔵部34の玉を玉供給通路32にス
ムーズに導くものである。
【0018】玉供給通路32の流下端は、図5に示すよ
うに玉揚送装置15に玉を誘導する流出樋37に連通し
ており、このため、玉供給通路32を流下した玉は、第
1の玉揚送装置16と第2の玉揚送装置17とからなる
玉揚送装置15に導かれる。玉揚送装置15の玉入口
は、一方の貯蔵タンク30方向に向いているので、パチ
ンコ島台1の他方の貯蔵タンク30の玉供給通路32か
らは、迂回樋38が延設されて、該迂回樋38の流下端
が一方の貯蔵タンク30の玉供給通路32又は貯蔵部3
4に接続されている。これによりパチンコ島台1に内蔵
される2つの貯蔵タンク30に貯蔵されるすべての玉が
玉揚送装置15に供給されてパチンコ島台1内部を循環
する。
【0019】上記のように構成される貯蔵タンク30お
いては、その中央に玉揚送装置15に玉を供給する玉供
給通路32が形成されているので、貯蔵される玉がスム
ーズに玉揚送装置15に供給されると共に、貯蔵部34
から玉供給通路32への玉の移動が上流から下流にかけ
て多数形成された流入口35によって行われているの
で、貯蔵タンク30のいずれの位置に貯蔵されていた玉
も確実に玉供給通路32に流入して玉揚送装置15によ
って玉磨きされ、常にパチンコ島台1内部を循環してい
る。つまり、貯蔵タンク30内の一ケ所で長期間に亘っ
て滞留する玉がほとんどなくなるので、貯蔵された玉が
湿気によって錆付いてしまうという欠点がない。また、
貯蔵タンク30がパチンコ機2から放出される使用済玉
を直接受け入れる構造であるため、従来のように玉揚送
装置15に向って傾斜するアウト玉回収径路を敷設する
手間と経費を省略できるという利点がある。
【0020】以上、実施形態について説明してきたが、
上記実施形態では、第1の玉揚送装置16と第2の玉揚
送装置17とを同一の駆動源によって駆動するものを示
したが、異なる駆動源によって駆動されるものでも良
い。また、玉揚送装置として揚送ベルトを使用するもの
を示したが、顆粒の玉磨き材と玉とを混合して揚送する
玉揚送装置であってもよい。更に、玉返却装置9を各パ
チンコ機2に対応して設けたものを示したが、必ずしも
各パチンコ機2に対応させる必要はなく、要は、遊技者
が獲得した景品球を当該パチンコ島台に返却できるよう
な位置関係で玉返却装置が設置してあればよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、パチンコ機で使用されるパチン
コ玉を貯蔵する貯蔵タンクと、該貯蔵タンクのパチンコ
玉を研磨しながら下部から上部に揚送する玉揚送装置
と、を備えたパチンコ島台において、前記貯蔵タンクに
は、前記玉揚送装置に向けてパチンコ玉を供給する玉通
路を貯蔵部と区画して貯蔵タンクの長手方向に沿って形
成すると共に、前記玉通路に前記貯蔵部と連通する流
を形成し、前記貯留部から前記流入口に流入しようと
する玉に対してその上方に位置する玉の圧力を受けない
ように保護する保護板を設けたので、貯蔵部に貯蔵され
ている玉を流入口から確実に玉通路に導き入れることが
できるため、一カ所で長期間に亘って滞留するパチンコ
玉がほとんどなくなり、貯蔵された玉が湿気によって錆
び付いてしまうことがないことに加え、流入口に流入し
ようとする玉に対してその上方に位置する玉の圧力を受
けないように保護する保護板を設けたことにより、貯蔵
されているパチンコ玉を玉通路に効率よく導くことがで
きる。
【0022】また、前記玉通路は、前記貯蔵タンクのほ
ぼ中央に形成されてその両側を前記貯蔵部とすると共
に、前記玉通路の両側の側壁に前記流入口を交互に形成
することにより、貯留部から玉通路へのパチンコ玉の流
入効率を高めることができる。
【0023】更に、前記パチンコ島台は、前記玉揚送装
置で揚送した玉であって溢れた玉を前記貯蔵タンクに還
流させる還流径路を備え、該還流径路の末端を前記貯蔵
タンクの下流側から上流側に下り傾斜して設けられる流
下板に臨ませることにより、貯蔵タンクに返却貯蔵され
るパチンコ玉を貯蔵部のほぼ全域に亘って均等に貯蔵さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るパチンコ島台の内部構造を示す
正面図である。
【図2】第2の玉揚送装置及び第1の玉揚送装置の機能
を説明するためのパチンコ島台の説明図である。
【図3】同じく、第2の玉揚送装置及び第1の玉揚送装
置の機能を説明するためのパチンコ島台の説明図であ
る。
【図4】玉揚送装置部分のパチンコ島台の構造を示す斜
視図である。
【図5】貯蔵タンクと玉揚送装置の関係を示す斜視図で
ある。
【図6】貯蔵タンクの平面図である。
【図7】貯蔵タンクの部分拡大平面図である。
【図8】図6A−A線での断面図である。
【図9】図6B−B線での断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ島台 2 パチンコ機 9 玉返却装置 15 玉揚送装置 20 還流パイプ(還流径路) 21 還流樋(還流径路) 30 貯蔵タンク 31 仕切壁 32 玉供給通路(玉通路) 33 流下板 34 貯蔵部 35 流入口 36 誘導シュート 36a 誘導片 36b 保護板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機で使用されるパチンコ玉を貯
    蔵する貯蔵タンクと、該貯蔵タンクのパチンコ玉を研磨
    しながら下部から上部に揚送する玉揚送装置と、を備え
    たパチンコ島台において、 前記貯蔵タンクには、前記玉揚送装置に向けてパチンコ
    玉を供給する玉通路を貯蔵部と区画して貯蔵タンクの長
    手方向に沿って形成すると共に、前記玉通路に前記貯蔵
    部と連通する流入口を形成し、前記貯留部から前記流入
    口に流入しようとする玉に対してその上方に位置する玉
    の圧力を受けないように保護する保護板を設けたことを
    特徴とするパチンコ島台。
  2. 【請求項2】 前記玉通路は、前記貯蔵タンクのほぼ中
    央に形成されてその両側を前記貯蔵部とすると共に、前
    記玉通路の両側の側壁に前記流入口を交互に形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のパチンコ島台。
  3. 【請求項3】 前記パチンコ島台は、前記玉揚送装置で
    揚送した玉であって溢れた玉を前記貯蔵タンクに還流さ
    せる還流径路を備え、 該還流径路の末端を前記貯蔵タンクの下流側から上流側
    に下り傾斜して設けられる流下板に臨ませたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のパチンコ島台。
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