JP2017176768A - 遊技機島 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に開示された遊技機島は、遊技機の上側に配された島上タンクと、遊技機の上側で遊技機の並び方向に沿って延びる補給レールと、遊技機の下側で遊技機の並び方向に沿って延びるアウトレールと、遊技球を研磨するための研磨装置と、下側から上側へ向かって遊技球を搬送するための揚送装置及び揚送流路を備えた構造となっている。
つまり、遊技球は、島上タンク、遊技機、研磨装置、揚送装置を通過しつつ、循環流路を流れ、遊技機島の内部で循環することとなる。そして、島上タンクが、遊技球を一時的に貯留するための貯留タンクとして機能するものとなっている。
このような構造物の周辺の領域は、通常、遊技機島の設置には利用できないものの、フロア内の空間を有効活用するという観点から、このような領域に構築可能な遊技機島が望まれていた。つまり、遊技場の構造物の周辺の領域に構築可能な新たな構造の遊技機島が望まれていた。
このように、上部貯留タンクから各搬送路(流路)に遊技媒体を供給する構造によると、各搬送路に供給できない余剰の遊技媒体を上流側に位置する上部貯留タンクに一時貯留することが可能となる。つまり、貯留タンクを介さずに各搬送路に遊技媒体を流入させる構造に比べ、各流路からの遊技媒体の溢れ出しをより確実に防止できるという効果がある。
また、かかる構成では、第1小島部に属する供給用搬送路と、第1小島部とは異なる小島部へ遊技媒体を搬送する小島間搬送路のいずれかに対して優先的に遊技媒体を供給可能となっている。つまり、第1小島部の供給用搬送路に対して優先的に遊技媒体を供給可能な状態と、小島間搬送路に対して優先的に遊技媒体を供給可能な状態とを切替え可能となっている。
すなわち、新台(新たに発売された機種)のような、多くの稼動が見込まれる遊技機を第1小島部に設置した場合には、第1小島部の供給用搬送路に優先的に遊技媒体を供給し、多くの稼動が見込まれる遊技機を他の小島部に設置した場合には、小島間搬送路に優先的に遊技媒体を供給するといった運用が可能となる。このように、多くの稼動が見込まれる遊技機が設置された小島部に対して優先的に遊技媒体を供給することが可能な構造によると、より円滑に遊技機島内で遊技媒体を循環させることができる。
また、2つの妻板2の間に形成される空間であり、且つ、2つの小島部3の間に形成される空間である構造物配置空間4には、遊技場(建屋)に付属する構造物である遊技場の柱5(構造物)が位置した状態となっている。言い換えると、2つの妻板2と2つの小島部3によって囲繞された構造物配置空間4に柱5が位置した状態となっている。
なお、本実施形態の構造物配置空間4には、遊技機島1の長手方向で離間した位置に2つの柱5がそれぞれ配置された状態となっている。
この遊技機取付部17には、遊技機15と遊技媒体貸出機16からなる組を小島部3の長手方向に沿うように並列配置している。つまり、遊技機15と、これに対として設けられる遊技媒体貸出機16を1組の機器群とすると、この機器群が小島部3の長手方向で並列するように取付けられている。
なお、図面の遊技機15、遊技媒体貸出機16、遊技機取付部17、データランプ18の符号は、一部にのみ符号を付し、他への符号を省略している。
このように遊技媒体貸出機16が遊技者に対して遊技球を払い出すことにより、遊技媒体貸出機16に対応する遊技機15において、払い出された遊技球を使用した遊技が可能となる。
この幕板7は、天板6の縁部分と連続しており、遊技機取付部17の上側部分に位置している。すなわち、幕板7は、遊技機取付部17が設けられる側面壁の上端近傍を形成する部材である。
このランプ板8のうち、下方で並列する遊技機15のそれぞれの上方となる部分には、データランプ18が取り付けられている。すなわち、それぞれの遊技機15の上方に個別のデータランプ18が位置した状態となっている。それぞれのデータランプ18は、下方に位置する遊技機15と対となっており、対となる遊技機15の稼動状況に関する情報を表示する遊技情報表示装置として機能する。
第1小島部3aの内部には、図2で示されるように、島上タンク20(貯留タンク,上部貯留タンク)、補給レール21(供給用搬送路)、オーバーフローレール22、球抜きホース23、オーバーフローホース24、島中タンク25(貯留タンク)、アウトレール26(回収用搬送路)、研磨装置27、揚送装置28、揚送流路29がそれぞれ設けられている。
これに対し、第2小島部3bの内部には、図3で示されるように、上側貯留箱30、補給レール21、球抜きホース23、アウトレール26、下側貯留箱31がそれぞれ設けられている。
このように、本実施形態の遊技機島1は、複数(2つ)の小島部3を備えており、全体で研磨装置27と揚送装置28を1台ずつ備えた構造となっている。
また、本実施形態の遊技機島1では、多数の遊技球を一時貯留可能な島上タンク20、島中タンク25もまた第1小島部3aにのみ内蔵させている。すなわち、第2小島部3bにこれらの部材を配さないことで、遊技機島1の製造コストを低減させている。
つまり、島上タンク20、研磨装置27、揚送装置28、島中タンク25のような主要機器によって構成させる主要機器群を第1小島部3aのみに配し、第2小島部3bには配さない構造としている。
この連結板片54bは、取付板片54aの左右方向における内側端部を前方へ折り曲げることで形成される部分であり、取付板片54aから前方(側壁部48から外側に離れる方向)に向かって突出する部分であるともいえる。つまり、連結板片54bは、押さえ板部53と取付板片54aの間に位置しており、その基端側が取付板片54aの左右方向における内側端部と連続し、その突出端側が押さえ板部53の左右方向における外側端部と連続した状態となっている。
そして、内部貯留部42とタンク外流路接続部43とを上下方向で重ねた状態で連結させることでさらに長い一連の筒状体(角筒状体)を形成している。また、この筒状体の下端部分は、第1小島部3aの内部壁面から突出する木製の板状体44(図6参照)の上に載置された状態となっている。すなわち、この筒状体の底側に位置する開口部分であり、筒状体の内部空間に連通する開口部分は、この遊技機島1の内部壁面から突出する板状体44によって閉塞された状態となっている。
この速度制限板68は、離間対向する2つの側壁部65のうち、一方の側壁部65の内側面から他方の側壁部65へ向かう方向に突出するものであり、より詳細には、他方の側壁部65へ向かう方向であって、且つ、下方側へ突出するものとなっている。言い換えると、この速度制限板68は側壁部65の内側面からさらに内側に突出するものであり、内側面の基端部分から斜め下側に突出した状態となっている。
このことから、速度制限板68の上面は、突出基端となる側壁部65の内側面から離れるにつれ高さの低くなる傾斜面を形成している。つまり、速度制限板68の突出基端は、突出端(突出先端)よりも高位置となっている。
本実施形態では、図8(c)の左側よりの部分に速度調整領域が形成され、図8(c)の右側よりの部分に自由落下領域が形成されている。すなわち、内部空間66の投影面のうち、幅方向における中心よりも片側端部寄りの部分に速度調整領域が形成され、他方端部よりの部分に自由落下領域が形成されている。そして、内部空間66の投影面のうち、速度調整領域に対応する部分の面積が、自由落下領域に対応する部分の投影面積よりも小さくなっている。言い換えると、内部空間66の平面視における投影面積のうち、半分以上の部分が自由落下領域に対応する部分となっている。
基準となる側壁部65では、その下端側部分が幅方向(上下方向及び厚さ方向の直交する方向)の全域に亘って欠落した状態となっている。このことから、第2無底箱部材61を側面視したとき(第2無底箱部材61を基準となる側壁部65の側からみたとき)、基準となる側壁部65の下方側部分に横長四角形状となる開口部分が形成された状態となっている。
2つの側壁部65にそれぞれ形成される欠落部分の形状は、いずれも四隅の1つが丸みを帯びた略縦長長方形状となっている。より具体的には、側壁部65の厚さ方向外側からみたとき、速度制限板68と連続する側壁部65よりであり、上端側に位置する角部分が丸みを帯びた略縦長長方形状となっている。
そして、他の2つの側壁部65のうち、一方の側壁部65の欠落部分と、もう一方の側壁部65の欠落部分とが同一の形状となっている。このことから、これら欠落部分を1方の側壁部65の外側からみたとき(例えば、図9(a)の手前側からみたとき)、略丁度重なった状態となる。つまり、これら2つの側壁部65と平行な面を投影面として、それぞれの欠落部分を投影させた場合、その投影形状が略丁度重なることとなる。
すなわち、速度制限板68と連結部70は、離間対向する位置にそれぞれ配置されており、速度制限板68から、水平方向であり、且つ、速度制限板68と連続する側壁部65の内側面と直交する方向で離れた位置に、連結部70が位置した状態となっている。
すなわち、3つの第1無底箱部材60は、いずれも手前側の側壁部65、右側の側壁部65、奥側の側壁部65、左側の側壁部65を有している。そして、3つの手前側の側壁部65が上下方向で重なった状態となり、且つ、その外側面同士が同一面を形成した状態となっている。同様に、3つの右側の側壁部65、3つの奥側の側壁部65、3つの左前側の側壁部65もまた、上下方向で重なった状態となり、且つ、その外側面同士が同一面を形成している。
このことから、3つの第1無底箱部材60があたかも1つの容積の大きな無底箱であり、1つの大きな筒状体を形成した状態となっている。すなわち、上下方向で並列する3つの側壁部65が組となり、内部貯留部42の1つの側壁を形成している。
すなわち、内部貯留部42の内部側でもまた、上下方向で重なる側壁部65の内側面同士が同一面を形成した状態となっている。
具体的に説明すると、第1無底箱部材60は、いずれも手前側の側壁部65、右側の側壁部65、奥側の側壁部65、左側の側壁部65を有しており、これらが周方向で連続した状態となっている。
そして、最も上方に位置する第1無底箱部材60は、右側に位置する側壁部65の内側面から速度制限板68が突出した状態となっており、上方から2番目に位置する第1無底箱部材60は、奥側に位置する側壁部65の内側面から速度制限板68が突出した状態となっている。また、最も下方に位置する第1無底箱部材60は、左側に位置する側壁部65から速度制限板68が突出した状態となっている。
このように、内部貯留部42では、上方の第1無底箱部材60に対し、その直下に位置する第1無底箱部材60を速度制限板68の位置が周方向にずれた状態となるように重ねて配置している。さらにいうと、複数の第1無底箱部材60を上下方向に重ねて配置するとき、速度制限板68と連続する側壁部65の位置が、下方に向かうにつれて平面視で反時計回りに90度ずつずれていくように、これらを配置している。この結果、下方に向かうにつれて速度制限板68の位置が周方向にずれていくこととなる。
すなわち、3つの第2無底箱部材61は、いずれも手前側の側壁部65、右側の側壁部65、奥側の側壁部65、左側の側壁部65を有している。そして、3つの手前側の側壁部65が上下方向で重なった状態となり、且つ、その外側面同士が同一面を形成した状態となっている。さらに、3つの右側の側壁部65、3つの奥側の側壁部65、3つの左前側の側壁部65もまた、平面視で重なる位置(上下方向に重なる位置)に配されており、且つ、上下方向で連続する外側面同士が同一面を形成している。
このことから、3つの第2無底箱部材61があたかも1つの容積の大きな無底箱であり、1つの大きな筒状体を形成した状態となっている。すなわち、上下方向で並列する3つの側壁部65が組となり、タンク外流路接続部43の1つの側壁を形成している。
具体的に説明すると、第2無底箱部材61は、いずれも手前側の側壁部65、右側の側壁部65、奥側の側壁部65、左側の側壁部65を有しており、これらが周方向で連続した状態となっている。
そして、最も上方に位置する第2無底箱部材61は、手前側に位置する側壁部65の内側面から速度制限板68が突出した状態となっており、奥側に位置する側壁部65に連結部70の大半が形成された状態となっている。
また、上方から2番目に位置する第2無底箱部材61では、右側に位置する側壁部65の内側面から速度制限板68が突出した状態となっており、左側に位置する側壁部65に連結部70の大半が形成された状態となっている。
そして、上方から3番目に位置する第2無底箱部材61では、左側に位置する側壁部65の内側面から速度制限板68が突出した状態となっており、右側に位置する側壁部65に連結部70の大半が形成された状態となっている。
そして、最も上方に位置する第2無底箱部材61と、上方から3番目に位置する第2無底箱部材61では、速度制限板68と連続する側壁部65との位置が時計回りに90度ずれている。同様に、連結部70の大半が形成されている側壁部65の位置もまた、時計回りに90度ずれている。
また、タンク外流路接続部43では、高さの異なる位置にある3つの連結部70がそれぞれ異なる方向に向かって開口した状態となっている。すなわち、最も上方に位置する連結部70は、後方に向かって開放しており、上方から2番目に位置する連結部70は、左方に向かって開放しており、最も下方に位置する連結部70は、右方に向かって開口した状態となっている。
すなわち、揚送流路29の上端部分を導入口部50の外側に位置させ、そのさらに外側に流路固定部材41を位置させる。このとき、流路固定部材41の取付板部54を側壁部48に密着させた状態で一体に固定し、流路固定部材41の押さえ板部53と2つの取付板部54に囲まれた空間に、揚送流路29の上端部分を位置させる。より詳細には、揚送流路29の上端部分が押さえ板部53の上端部分よりも低位置となるように、揚送流路29の上端部分を位置させる。
このようにすることで、揚送流路29が流路固定部材41により外箱部40の側壁部48に固定された状態となる。
そして、外箱部40の他の1つの側壁部48の内側面と、内部貯留部42の他の1つの側壁部分の外側面とが間隔を空けて配されて、離間対向した状態となっている。そして、この離間対向する外箱部40の側壁部48と、内部貯留部42の側壁部分の間に溢出球貯留空間74が形成されている。
つまり、外箱部40の内側部分は、内部貯留部42が位置する部分と、溢出球貯留空間74が位置する部分に区画されている。
そして、外箱部40の側壁部48のうち、この傾斜面の下端近傍に位置する部分には、溢出球貯留空間74と外部を連通する流通孔が設けられている。この流通孔又は、流通孔とその周辺部分が、外部のレール部材(遊技球の搬送路を形成する部材)を連結するための搬送路連結部として機能する。すなわち、オーバーフローレール22の上流端を接続するためのオーバーフローレール連結部として機能する。
言い換えると、本実施形態では、タンク外流路接続部43に形成された3つの連結部70に対し、異なる3方に延びる流路(上側小島間流路35、2つの補給レール21)が連結された状態となっている。
すなわち、一方の補給レール21の上端部分は、タンク外流路接続部43の3つの連結部70のうちの一つであり、左側に向かって開口した連結部70と連結された状態となっている。これに対して、もう一方の補給レール21の上端部分は、タンク外流路接続部43の連結部70のうちの他の一つであり、右側に向かって開口した連結部70と連結された状態となっている。
つまり、2つの補給レール21の上端部分のそれぞれは、左右方向のそれぞれに向かって別途開口した2つの異なる連結部70のそれぞれと、別途連結された状態となっている。
このことから、一方の補給レール21(図2における左側)の上端部分が、他方(図2における右側)の補給レール21の上端部分よりも上方に位置した状態となっている。
より詳細には、第2小島部3bでは、2つの補給レール21が設けられており、一方が第2小島部3bの長手方向における一方端側へ向かって延びており、他方が第2小島部3bの長手方向における他方端側へ向かって延びている。このとき、2つの補給レール21の上端部分は、いずれも上側貯留箱30の流出側レール連結部84(詳しくは後述する)に連結されており、同じ高さとなるように配置されている。言い換えると、第2小島部3bでは、2つの補給レール21の上端部分の高さ、搬送方向の長さ、傾斜角度が同一(略同一)となっている。
このオーバーフローレール22は、図2で示されるように、第1小島部3aに設けられた2つの補給レール21のうち、一方の補給レール21から上方に離れた位置に設けられている。そして、その上端部分が島上タンク20の溢出球貯留空間74に連結されており、下方に位置する補給レール21と同様に、島上タンク20が位置する部分から遊技機島1の長手方向の端部に向かって下り勾配となっている。
本実施形態の遊技機島1では、2つの小島部3のうちの一方である第1小島部3aにのみ、1つのオーバーフローレール22を設ける構造となっている。すなわち、第1小島部3aの長手方向における略中心となる部分と片側端部の間にのみオーバーフローレール22が設けられ、長手方向における略中心となる部分と他方側端部の間には、オーバーフローレール22を設けない構造となっている。
なお、球抜きホース23によって形成される搬送路は、補給レール21上に滞留した球を強制的に排出するための搬送路であり、通常、この球抜きホース23の内部を遊技球が流れることはない。
このオーバーフローホース24は、第1小島部3aの長手方向の端部よりの位置に配されており、その上流端部分がオーバーフローレール22の下流端近傍に連結され、オーバーフローレール22から垂下された状態となっている。そして、下流端部分が島中タンク25に接続された状態となっている。すなわち、オーバーフローレール22の下流側部分と島中タンク25の間で上下方向(高さ方向)に延びる搬送路を形成している。
なお、本実施形態の遊技機島1では、2つの小島部3のうちの一方である第1小島部3aにのみ、1つのオーバーフローホース24を設ける構造となっている。
本実施形態では、2つの小島部3のうちの一方である第1小島部3aにのみ設けられている(図2参照)。具体的には、第1小島部3aにおいて、遊技機15よりも下方側に位置する下端側の部分であって、第1小島部3aの長手方向における片側端部と隣接する位置と、他方側端部と隣接する位置のそれぞれに島中タンク25が配置された状態となっている。
ここで、第1小島部3aの2つのアウトレール26のそれぞれの上流端側部分は、いずれも島中タンク25に連結された状態となっており、島中タンク25に一時的に貯留された遊技球を上流端側から流入させることが可能となっている。また、これに加え、上方に位置する遊技機15から排出された遊技球を受け止め、下流側へと流すことも可能となっている。
ここで、第2小島部3bの2つのアウトレール26のそれぞれの下流端側部分は、いずれも下側貯留箱31の流入側レール連結部83(詳しくは後述する)に連結されており、アウトレール26の下端側部分から下側貯留箱31の内部に遊技球を直接流入させることが可能となっている。
この揚送装置28は、2つの小島部3のうちの一方である第1小島部3aにのみ設けられており、研磨装置27と隣接する位置に配されている(図2参照)。
ここで、上記した簡易揚送装置が所定の流路(又は部材)に取り付けられ、取り付けた流路内(又は部材内)における低位置から高位置へと遊技球を揚送するのに対し、この揚送装置28は、研磨装置27(所定の部材)の外部であり、且つ、隣接する位置に設けられ、研磨装置27から流出した遊技球を上方に位置する外部の部材(島上タンク20)へ遊技球を揚送する装置となっている。つまり、揚送装置28は、遊技球を上方に向かって搬送するための流路(揚送流路29)を介し、遊技球を上方に位置する外部の部材へ搬送するための装置となっている。
具体的には、図12で示されるように、上方が開放された有底箱状の部材であり、四角環状に連続する4つの側壁部81と、4つの側壁部81によって囲まれた空間の下方側部分を閉塞する底板形成部82とを備えた構造となっている。
4つの側壁部81のうち、一の側壁部81には、その幅方向(上下方向及び厚さ方向と直交する方向)の中心となる部分(中心側)であり、上端部分に流入側レール連結部83が設けられている。
なお、本実施形態では、流入側レール連結部83を上端から下方に延びる切欠き部分を有する構造としたが、側壁部81の上端よりやや下方に貫通孔を形成してもよい。
そして、この他の2つの側壁部81、すなわち、左右方向で離間対向する2つの側壁部81の下端部分には、流出側レール連結部84がそれぞれ形成されている。
なお、本実施形態では、流出側レール連結部84を下端から上方に延びる切欠き部分を有する構造としたが、側壁部81の下端よりやや上方に貫通孔を形成してもよい。
具体的に説明すると、この2つの傾斜面は、流入側レール連結部83が形成された側壁部81と、これと離間対向する他の一の側壁部81の対向方向に延びた稜線から傾斜する傾斜面となっている。そして、この2つの傾斜面は、いずれも左右方向の端部側に向かって下り勾配となる傾斜面であり、その下端部分が流出側レール連結部84と連続した状態となっている。
具体的には、図13で示されるように、上方が開放された有底箱状の部材であり、4つの側壁部91と、4つの側壁部91によって囲まれた空間の下方側部分を閉塞する底板形成部92とを備えた構造となっている。
なお、本実施形態の流出側レール連結部93は、側壁部91aを貫通する貫通孔を有する構造としたが、これに替わって下端から上方に延びる切欠き部分を有する構造としてもよい。
ここで、この他の2つの側壁部91bのそれぞれには、幅方向(上下方向及び)における略中心となる部分(中心側)であり、上端側に位置する部分に、流入側レール連結部94が設けられている。
より具体的には、上側小島間流路35の上流端部分は、タンク外流路接続部43の3つの連結部70(図11等参照)のうち、構造物配置空間4が位置する方向(遊技機島1の短手方向における内側)に向かって開口する連結部70、すなわち、最も上方に位置する連結部70と連結された状態となっている。そして、上側小島間流路35の下流端部分は、上側貯留箱30の流入側レール連結部83と連結された状態となっている。
より具体的には、下側小島間流路36の上流端部分は、下側貯留箱31の流出側レール連結部93と連結された状態となっている。そして、下側小島間流路36は、第1小島部3aに内蔵された研磨装置27(図4では図示しない、図2等参照)に向かって延びている。
以上のように、第1小島部3aと第2小島部3bのそれぞれに配置された遊技機15から排出された遊技球は、いずれも第1小島部3aに内蔵された研磨装置27に流入することとなる。言い換えると、2つの小島部3のそれぞれに属する遊技機15から排出された遊技球は、全て片側の小島部3(第1小島部3a)の内部となる研磨装置27が位置する部分へと集められることとなる。
このとき、上記したように、導入口部50が形成された外箱部40の側壁部48の内周面と、内部貯留部42の側壁部分の外周面が密着されていることから、導入口部50よりもやや内側に位置する部分の下方に、内部貯留部42の上端開口部が位置した状態となっている。このことから、導入口部50から外箱部40の内側に落下した遊技球がそのまま内部貯留部42の内部へと流入していくこととなる。
このように、平面視したときに速度制限板68が位置しない領域を少なくする構造とすると、筒状体の上端から流入する遊技球が速度制限板68に衝突させ易くすることができる。すなわち、遊技球が内部空間の中心側を除くいずれの部分で下方に落下したとしても、遊技球が速度制限板68に衝突する構造となっている。
すなわち、補給レール21に遊技球が流入し続けると、この補給レール21の上(又は内部)に多くの遊技球が待機した状態となり、この補給レール21に対して新たな遊技球が流入できない状態となる。
すなわち、筒状体の内部に貯留されて積み重なった遊技球の高さが上方に位置する連結部70の高さまで到達すると、この連結部70と連続する上側の補給レール21に遊技球が流入していく。
このように、上側貯留箱30には、遊技球が自重によって下方側へと流れる流路である上側小島間流路35が連結された状態となっている。そして、側小島間流路35を流れた遊技球が流入するものとなっている。つまり、上記した島上タンク20が、揚送装置28によって揚送された遊技球が上方に向かって流れる流路(揚送流路29)が連結され、上方へ揚送された遊技球が流入するのに対し、上側貯留箱30は、遊技球が自重によって下方側へと流れる流路が連結され、下方側へ向かって流れた遊技球が流入することとなる。
すなわち、上側小島間流路35から上側貯留箱30を経て、第2小島部3bの補給レール21に遊技球が供給され続けると、やがて、上側貯留箱30から補給レール21へ遊技球が流入できない状態となる。この状態で、上側小島間流路35から上側貯留箱30へと遊技球が流入し続けると、遊技球が上側貯留箱30の内部で溜まっていくこととなる。そして、一定量の遊技球が上側貯留箱30の内部に溜まった状態となると、上側小島間流路35から上側貯留箱30へと遊技球が流入できない状態となる。さらに、この状態でタンク外流路接続部43から遊技球が上側小島間流路35に流入し続けると、上側貯留箱30に流入できない遊技球が上側小島間流路35の上に待機していくので、最終的に上側小島間流路35に新たな遊技球が流入できない状態となる。
そして、タンク外流路接続部43の内部に遊技球が満たされた状態で、さらに筒状体に遊技球が流入し続けると、図19で示されるように、内部貯留部42の内部もまた遊技球で満たされていく。すなわち、最も下端側に位置する第1無底箱部材60の内部、下から2番目に位置する第1無底箱部材60の内部、下から3番目に位置する第1無底箱部材60の順に遊技球が貯留されていく。つまり、内部貯留部42でもまた、タンク外流路接続部43と同様に、下方側に位置する無底箱部材の内部から順に遊技球が貯留されていくこととなる。
その一方で、上記したように、第1小島部3aに属する遊技機15から排出された遊技球を第1小島部3aに属するアウトレール26を介して研磨装置27へ流入させることが可能となっている。加えて、第2小島部3bに属する遊技機15から排出された遊技球を第2小島部3bに属するアウトレール26、下側貯留箱31、下側小島間流路36を介して研磨装置27へ流入させることが可能となっている。言い換えると、第1小島部3aに属する遊技機15から排出された遊技球と、第2小島部3bに属する遊技機15から排出された遊技球とを回収し、研磨装置27へ流入させることが可能となっている。そして、研磨装置27へ流入させた遊技球は、揚送装置28、揚送流路29を経て島上タンク20のタンク本体39に流入させることが可能となっている。
例えば、中心側凹部92aの底部分の上面が、流出側レール連結部93に向かって下り勾配となるように傾斜面としてもよい。すなわち、下端部分が流出側レール連結部93と連続する傾斜面となるように形成してもよい。
しかしながら、一時的に多量の遊技球が流れ込んでしまった場合において溢れ出しを防止するという観点から、一時的に一定量の遊技球を貯留可能な箱状のものがより好ましい。
例えば、配置する遊技機15の数を少なくした場合(小島部3を遊技機15の並列方向で短くした場合)や、2つの小島部3の離間距離を長くする必要がある場合(遊技場の構造物の同方向の寸法が長いものである場合)等、妻板2の幅方向の長さが、遊技機島1の遊技機15の並列方向の長さよりも長くなってもよい。すなわち、妻板2が遊技機島1の短手方向の端部に位置し、長寸の側面を形成する構造であっても構わない
構造物配置空間4に位置させる遊技場の構造物は、柱5だけではなく、例えば、遊技場の壁面の一部が内側に向かって突出したような壁面の隆起部分であってもよい。この場合、例えば、2つの妻板2の一方を設けず、一の側端部分を外部に開放させた状態とし、この外部に開放された側端部分を壁面に密着させ、構造物配置空間に壁面の隆起部分を位置させてもよい。
すなわち、構造物配置空間4に位置させる遊技場の構造物は、柱5に限らず、遊技場の建築構造上移動させることができない他の構造物であってもよい。
小島部3を3つ以上備えた遊技機島であってもよく、小島部3を1つのみ設けた備えた遊技機島であってもよい。なお、小島部3を2以上備えた遊技機島の場合、少なくとも1つの小島部3が第1小島部3aであればよい。すなわち、1つの第1小島部3aと複数の第2小島部3bを備えた遊技機島であってもよく、複数の第1小島部3aと1つの第2小島部3bを備えた遊技機島であってもよく、複数の第1小島部3aと複数の第2小島部3bを備えた遊技機島であってもよい。
すなわち、構造物配置空間4に位置する遊技場の構造物は、単数であってもよく、複数であってもよい。
例えば、構造物配置空間4のうち、2つの柱5の並列方向において、一方の柱5の外側に位置する部分に、上側小島間流路35、下側小島間流路36を配する構成としてもよい。
具体的には、島上タンク20を第1小島部3aの長手方向における端部側に配し、それに伴い、研磨装置27、揚送装置28、揚送流路29もまた、第1小島3部aの長手方向における端部側に配する。このとき、第2小島部3bの上側貯留箱30、下側貯留箱31もまた、第2小島部3bの長手方向における端部側に配した状態とし、一方の柱5の外側(2つの柱5の並列方向における外側)に位置する部分に、上側小島間流路35、下側小島間流路36を配する。なお、この場合、補給レール21、オーバーフローレール22は、それぞれ1つずつ配するものとし、小島部3の長手方向における他端側から一端側に向かって延びた状態に配するものとしてもよい。そして、アウトレール26もまた、1つのみ配するものとし、小島部3の長手方向における他端側から一端側に向かって延びた状態に配してもよい。
具体的に説明すると、上記した実施形態では、3つの第1無底箱部材60を上下方向で重ね合わせ、一体に連結させることで内部貯留部42を形成したが、例えば、4つ以上の第1無底箱部材60を上下方向で重ね合わせて形成する場合、上記した内部貯留部42よりも貯留可能な遊技球の量を増加させることができる。また、反対に2つ以下の第1無底箱部材60を上下方向で重ね合わせて形成すると、上記した内部貯留部42よりも貯留可能な遊技球の量を減少させることができる。
すなわち、内部貯留部42を1個以上の無底箱部材によって構成し、内部貯留部42を構成する無底箱部材の数を可変可能とすることで、内部貯留部42が貯留可能である遊技球の量(内部貯留部42の最大貯留量)を増減させることが可能となる。
このように、タンク外流路接続部を構成する無底箱部材の数を可変させることにより、連結部70の高さを可変させることが可能となる。例えば、上記したタンク外流路接続部43の最も上側に第1無底箱部材60を連結させ、4つの無底箱部材によってタンク外流路接続部を形成すると、それぞれの連結部70の位置を上記したタンク外流路接続部43よりも低位置とすることができる。
例えば、内部貯留部42の4つの側壁部分のそれぞれの外側面のうち、前後方向で対向する2つの側壁部分と、外箱部40の前後方向で対向する2つの側壁部分のそれぞれの内側面とを接触させてもよい。すなわち、内部貯留部42の左右方向における一方の外側のみでなく、内部貯留部42の左右方向における双方にそれぞれ溢出球貯留空間74を形成してもよい。また、内部貯留部42の前方に位置する側壁部分と、外箱部40の前方に位置する側壁部分のみを接触させ、内部貯留部42の3方を囲むように延びる溢出球貯留空間を形成してもよい。
例えば、上記した実施形態と同様にタンク外流路接続部43を形成し、その下端部分に別途形成した板状部材を一体に固定することで、下端開口を塞いでもよい。この場合、タンク外流路接続部43の下端開口の全域の下方に、第1小島部3aの内部壁面から突出する板状体44を位置させなくてもよい。タンク外流路接続部43の底側部分(下端側に位置する面)の少なくとも一部と第1小島部3aの内部壁面から突出する板状体44が接触することで、タンク外流路接続部43が支持されればよい。
さらに、タンク外流路接続部43の下端開口を板状部材等で塞いだ場合、タンク外流路接続部43の側面等に一体に固定したL字金具の一部が、タンク外流路接続部43の下方に位置する構造であってもよい。すなわち、L字金具の直線状に延びた部分をタンク外流路接続部43の側壁部分の外側に固定し、屈曲して延びる部分をタンク外流路接続部43の底側部分の下側に固定する構造であってもよい。この場合には、金具の上にタンク外流路接続部43の底側部分の少なくとも一部が載置されていればよい。
例えば、図20で示されるように、速度制限板68を設けない第3無底箱部材62によって内部貯留部42の一部又は全てを構成したり、タンク外流路接続部43の一部を構成したりしてもよい。この第3無底箱部材62は、速度制限板68が形成されていない点を除いて、第1無底箱部材60と同一の構造となっている。
同様に、速度制限板68を設けない点を除いて、第2無底箱部材61と同一の構造となる第4無底箱部材(図示しない)により、タンク外流路接続部43の一部又は全てを構成してもよい。言い換えると、第3無底箱部材62に対して連結部70を形成した無底箱部材により、タンク外流路接続部43の一部又は全てを構成してもよい。
このような第3無底箱部材62、第4無底箱部材(図示しない)は、速度制限板68が形成されていないことから、第1無底箱部材60、第2無底箱部材61に比べて内部に貯留可能な遊技球の量を多くできるという利点がある。しかしながら、上記したように、落下する遊技球の速度を低減させるという観点から、速度制限板68を備えた第1無底箱部材60や第2無底箱部材61を使用して、内部貯留部42やタンク外流路接続部43を形成することが好ましい。
無底箱部材(箱状体)と有底箱部材(箱状体)を組み合わせてタンク外流路接続部を形成する構造であってもかまわない。すなわち、上記した各無底箱部材(第1無底箱部材60、第2無底箱部材61、第3無底箱部材62、第4無底箱部材)に対して底板部分を一体に形成した有底箱部材により、タンク外流路接続部の下端部分の一部又は全てを構成してもよい。
例えば、2つの第2無底箱部材61を含む2以上の無底箱部材を組み合わせてタンク外流路接続部を形成し、2つのみの連結部70を備える構造としてもよい。すなわち、タンク外流路接続部に1つのみの補給レール21と、上側小島間流路35を連続させる構造であっても構わない。
速度制限板68の3つの側面部分がそれぞれ異なる3つの側壁部65と一体に連続していてもよい。また、2つの側面部分がそれぞれ異なる2つの側壁部65と一体に連続し、他の1つの側面部分が、この2つの側壁部65とは異なるとなる他の側壁部65と密着していてもよい。すなわち、1以上の側面部分が側壁部65と一体に連続していればよい。
例えば、1つの無底箱部材(又は箱部材)に速度制限板68を2つ以上設けてもよい。具体的には、2以上の側壁部65のそれぞれと別途連続する2以上の速度制限板68を設けてもよい。このとき、速度制限板の突出長さや幅方向(上下方向及び突出方向と直交する方向)の長さを短くして同じ高さに配置してもよく、それぞれの配置高さが異なるように2以上の速度制限板68を設けてもよい。
また、1つの無底箱部材(又は箱部材)に対して2以上の連結部70を設けてもよい。例えば、離間対向する2つの側壁部65の一方にその中心が位置するように1つの連結部70を設け、側壁部65の他方にその中心が位置するようにもう1つの連結部70を設けてもよい。すなわち、左右方向(又は前後方向)で離間対向するように2つの連結部70を設けてもよい。
このとき、連結部70は、3つの側壁部65(2以上の側壁部65)に跨って延びるものでなく、1つのみの側壁部65に形成されるものであってよい。すなわち、側壁部65の一部に切欠き又は貫通孔を形成し、それを遊技球が流れる搬送路と連続させるための連結部としてもよい。したがって、連結部の配置高さもまた、下端近傍に限るものではなく、連結部を下端から上方に離れた位置に形成してもよい。当然のことながら、複数の側壁部65にそれぞれ別途連結部を設ける場合、すなわち、複数の連結部を設ける場合には、それぞれの連結部の配置高さを同一の高さとしてもよく、それぞれの連結部の配置高さが異なるようにしてもよい。
例えば、側壁部が円環状に連続する部材(丸箱状であり略円筒状の部材)や、三角環状に連続する部材(三角箱状であり略三角筒状の部材)、多角環状に連続する部材(多角箱状であり略多角筒状の部材)であってもよい。
この場合、内周面のいずれかの一部から速度制限板を内側に突出させてもよく、外周面のいずれかの一部に内外を連通する切欠き又は貫通孔を形成することで連結部を設けてもよい。
さらに、1個のみの無底箱部材又は有底箱部材、複数個の無底箱部材、1個以上の無底箱部材と1個の有底箱部材の組み合わせからなる構造群から選択される1の構造によりタンク外流路接続部43が形成されている。そして、タンク外流路接続部43を構成する無底箱部材の数や、連結部70の配置高さ、連結部70の開口の向きを適宜可変可能となっている。
そして、内部貯留部42とタンク外流路接続部43が複数の部材によって形成される場合には、これらを構成する部材を上下方向に複数個重ねて配置し、図示しない連結金具等で一体化することで形成している。
このことにより、上記したように、遊技球の貯留量を可変可能となり、連結部70と連続する搬送路の傾斜角度等を調整可能となっている。
すなわち、最も上方に位置する第2無底箱部材61の連結部70に上側小島間流路35を連結し、下方に位置する第2無底箱部材61の連結部70に第1小島部3aの補給レール21を連結することで、上側小島間流路35よりも第1小島部3aの補給レール21に対して優先的に遊技球を流出させる例について説明した。しかしながら、本発明の遊技機島1で採用可能な島上タンクは、これに限るものではない。
2 妻板
3 小島部
3a 第1小島部
3b 第2小島部
4 構造物配置空間
5 柱(構造物)
15 遊技機
20 島上タンク(貯留タンク,上部貯留タンク)
21 補給レール(供給用搬送路)
25 島中タンク(貯留タンク)
26 アウトレール(回収用搬送路)
27 研磨装置
28 揚送装置
35 上側小島間流路(小島間搬送路)
36 下側小島間流路(小島間搬送路)
70 連結部(流出口)
Claims (4)
- 建屋の内部に形成され、遊技機が設置される遊技機島であって、
端部に位置して外壁面を形成する妻板と、前記遊技機が設置されることで外壁面の一部が形成される小島部を有しており、
前記妻板及び前記小島部の内側に形成される空間である構造物配置空間をさらに有し、
前記構造物配置空間には、前記建屋に付属する構造物が位置することを特徴とする遊技機島。 - 前記小島部を複数有し、
それぞれの前記小島部は、前記遊技機に供給する遊技媒体を搬送する供給用搬送路と、前記遊技機から排出された前記遊技媒体を搬送する回収用搬送路とを備えており、
一の前記小島部と他の前記小島部との間で前記遊技媒体を搬送する小島間搬送路をさらに備え、
複数の前記小島部には、第1小島部と第2小島部とが含まれており、
前記第1小島部には、前記遊技媒体を研磨する研磨装置と、前記遊技媒体を上方へ揚送させる揚送装置によって揚送された前記遊技媒体が流入する上部貯留タンクと、前記揚送装置の少なくとも1つを含む主要機器群が内蔵されており、
前記第2小島部には、前記主要機器群が内蔵されていないことを特徴とする請求項1に記載の遊技機島。 - 前記小島部を複数有し、
一の前記小島部と他の前記小島部との間で遊技媒体を搬送する小島間搬送路をさらに備え、
前記小島間搬送路は、前記小島部の内部及び前記構造物配置空間に配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機島。 - 前記第1小島部の上部に設けられ、前記遊技媒体を一時貯留可能な上部貯留タンクを有し、
前記上部貯留タンクには、複数の流出口が設けられており、少なくとも一の前記流出口には、前記第1小島部に属する前記供給用搬送路が連結され、他の少なくとも一の前記流出口に前記小島間搬送路が連結されており、
前記上部貯留タンクは、前記第1小島部に属する前記供給用搬送路が連結された前記流出口と、前記小島間搬送路が連結された前記流出口のうちの一方の他方に対する相対高さを変更可能であり、前記相対高さを変更することで、前記第1小島部に属する前記供給用搬送路と、前記小島間搬送路のいずれか一方に優先的に前記遊技媒体を流出させることが可能であることを特徴とする請求項2に記載の遊技機島。
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