JP2011067322A - 遊技機島 - Google Patents

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Abstract

【課題】計数機から排出される大量の遊技球を、動力式の回収路に過大な負荷をかけることなく円滑に合流させることのできる遊技機島を提供する。
【解決手段】遊技機から排出された遊技球を受け入れて遊技機島の長手方向に沿って搬送する動力駆動されるベルトコンベア式の搬送路33に対向して遊技球の直径約1.5個分を空けて天井部37aを配置する。天井部37aの上方には計数機からの遊技球を受け入れて貯留する第1貯留部50が設けられ、その底部には直径が遊技球の1.5倍の球落下口41があり、球落下口41から落下した遊技球は天井部37aの端縁から案内路44へ流入し、搬送路33の路面との間へ搬送路の側方から排出されて搬送路33上の遊技球と合流する。
【選択図】図8

Description

本発明は、遊技球を使用した遊技が行われる複数の遊技機および遊技者が保有する遊技球が投入されてこれを計数する計数機が設置された遊技機島に関する。
パチンコ機などの遊技機を複数併設収容する遊技機島では、各遊技機から排出されるアウト球を回収し、揚送研磨して再び遊技機や球貸機に供給することで、遊技球を遊技機島の中で循環させて繰り返し使用するようになっている。各遊技機の下部背面から排出されるアウト球は、通常、遊技機島の下部に該遊技機島の長手方向に沿って設置された回収路によって受け止められ、該回収路を通じて揚送研磨装置等へ搬送される。
さらに遊技機島には、遊技者が保有する景品球などの遊技球が投入されてその数を計数する計数機が設置されている。計数機は、遊技機島の端部や中央などに設置されていたが、近年は、計数機まで遊技球を運ぶ手間を無くすべく、遊技機毎に計数機を設けた遊技機島がある。かかる遊技機島では一般に、各計数機から排出された遊技球を上記の回収路に合流されて回収している。
計数機からは一度に大量の遊技球が排出されることが多いので、大量の遊技球の合流により回収路上の遊技球の流れが妨げられたり、遊技球同士の衝突によって大きな騒音が発生したりするなどの問題が生じる。そこで、たとえば、計数機から排出されるパチンコ球の流下方向をアウト球回収樋上のパチンコ球の流下方向と略同一方向に変換する変流機構を設け、該変流機構によって流下方向を変換させてからアウト球回収樋上のパチンコ球に合流させることで、上方から真下へ落下等させる合流方式に比べて、合流の円滑化や騒音の低減を図るようにした遊技機島がある(たとえば、特許文献1参照。)。
また、計数機から大量の遊技球が一度に回収樋に合流することによる騒音や球詰まりなどの弊害を防止すべく、計数機の排出口とアウト球回収樋との間に、計数機の排出口から排出されたパチンコ球が貯留される球排出空間を形成した遊技機島がある(特許文献2参照。)。この遊技機島では、球排出空間に貯留されたパチンコ球をアウト球回収樋に排出するための排出開口部を設け、該排出開口部からのパチンコ球の排出量を、計数機の排出口からのパチンコ球の排出量より少なくなるように制限している(特許文献2参照。)。
また、遊技機を遊技機島の表面側と裏面側に互いの背面を対向させて配置する形式の遊技機島では、通常、これら背向する遊技機の間の下方に回収路を設け、該1つの回収路によって表裏の遊技機から排出されたアウト球を回収するように構成される。かかる遊技機島において各遊技機に計数機を設けた場合、計数機の計数排出口から排出される遊技球は回収路の両側方から流入することになり、それら遊技球が互いに衝突して騒音の原因になる。そこで、背向する計数機の計数排出口同士が対面し合わない位置で回収路に臨むようにすることで、衝突による騒音の低減や合流の円滑化を図るようにした遊技機島がある(たとえば、特許文献3参照。)。
特開2002−913号公報 特開2002−914号公報 特開2002−58857号公報
従来の回収路の多くは、傾斜により遊技球を自然流下させる方式の回収樋であったが、近年は、モータでベルトコンベア等を駆動して遊技球を搬送する動力式のものがある。動力式の回収路の場合、モータの能力などから搬送可能な遊技球の量に限界がある。このため、計数機から大量の遊技球が回収路上に排出されると、搬送能力を超える過大な負荷が加わり、搬送が停止する、あるいは、モータが損傷するといった問題が生じ得る。
計数機の計数排出口から排出されるパチンコ球を変流機構で流下方向を変換させてから回収路上のパチンコ球に合流させる特許文献1に開示の方式、あるいは、背向する計数機の計数排出口同士が対面し合わない位置で回収路に臨むようにした特許文献3に開示の方式では、複数の計数機からパチンコ球が大量に排出された場合には、結局、回収路上に大量のパチンコ球が積載されることになり、動力式の回収路においては、上記した搬送停止やモータ損傷といった問題が生じる。また、回収路上を搬送されるパチンコ球と計数機から排出されるパチンコ球とが合流地点で勢い良く衝突して騒音が発生してしまう。
また、計数機の計数排出口とアウト球回収樋との間に、計数排出口から排出されたパチンコ球が貯留される球排出空間を形成して、球排出空間の排出開口部から排出されるパチンコ球の排出量を、計数排出口から排出されるパチンコ球の排出量よりも少なくする特許文献2に開示の方式では、計数機からパチンコ球が大量に排出された場合には、球排出空間内にパチンコ球を貯留しきれなくなり、球排出空間内に空きができるまでパチンコ球を計数することができず、計数が完了するまでに時間がかかり、遊技者を待たせてしまう。また。計数機のパチンコ球受入口から溢れ出たり計数機内部で球詰まりが生じたりする要因にもなる。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、計数機から排出される大量の遊技球を、動力式の回収路に過大な負荷をかけることなく円滑に合流させることのできる遊技機島を提供することを目的としている。また、計数機から排出される大量の遊技球を、動力式の回収路に過大な負荷をかけることなく貯留できかつその貯留している遊技球を回収路に円滑に合流させることのできる遊技機島を提供することを第2の目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]遊技球を使用した遊技が行われる複数の遊技機を併設収容すると共に遊技者が保有する遊技球が投入されて該遊技球を計数する計数機が設置された遊技機島において、
前記遊技機から排出された遊技球を受け入れて該遊技機島の長手方向に沿って搬送する動力式の搬送路と、
前記搬送路の路面に対向配置された天井部と、
前記計数機から排出された遊技球を前記搬送路の側方から前記路面と前記天井部との間へ排出する球排出口を備えた案内路と、
を有する
ことを特徴とする遊技機島。
上記発明では、搬送路上での遊技球の積載量は、搬送路の路面と天井部との間の空間サイズによって規制され、案内路は、計数機から排出された遊技球を搬送路の側方から路面と天井部との間へ排出する。搬送中の遊技球が多量で搬送路上に遊技球を受け入れる空間的余裕がない場合には、搬送中の遊技球が優先され、路面と天井部との間へ案内路から遊技球は流出できない。一方、搬送路上に遊技球を受け入れる空間的余裕がある場合は、路面と天井部との間へ案内路から遊技球が流出して合流する。案内路から排出して合流しようとする遊技球から搬送路上の遊技球に対して加わる圧力は搬送路の側方から加わるので、上方から圧力を受ける場合に比べて、搬送路に過大な負荷が加わることがなく、大量の遊技球が計数機から排出されても、円滑な搬送および合流が確保される。
[2]前記案内路は、前記搬送路の側方に設けられた縦経路を有し、
前記球排出口は前記縦経路の下端の側部に設けられている
ことを特徴とする[1]に記載の遊技機島。
上記発明では、遊技球は搬送路の側方に設けられた縦経路を通じて上方から下方へ落下した後、縦経路の下端で向きを変え、該縦経路の下端側部に設けられた球排出口から路面と天井部との間へ搬送路の側方から排出される。これにより、計数機から排出された遊技球の加重の大半は縦経路の下端に加わるようになり、球排出口から流出する遊技球が搬送路上の遊技球に加える圧力が軽減される。
[3]前記計数機が遊技球を排出する計数機排出口と前記案内路との間に、前記計数機排出口から排出された遊技球を受け入れて貯留する貯留部を設けた
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の遊技機島。
上記発明では、計数機排出口と案内路との間に遊技球の貯留部が設けられる。貯留部に貯留されている遊技球は、遊技球からの圧力を軽減させる機能を備えた案内路を通じて搬送路上に合流されるので、大量の遊技球が貯留されてもその荷重によって搬送路に過大な力が加わることはない。特に天井部の上方を貯留部とすれば、搬送路の上方のスペースを有効利用することができる。
[4]前記貯留部は、前記搬送路の上方に設けられた第1貯留部と、前記遊技機が載置される天板の下方に配置され、前記第1貯留部と連通した第2貯留部とを備える
ことを特徴とする[3]に記載の遊技機島。
上記発明では、搬送路の上方の空間が第1貯留部として利用されると共に、天板の下方の空間が、第1貯留部に連通した第2貯留部として利用される。また、計数機が遊技機毎に遊技機の下部前方に配置されているような場合には、計数機から排出される遊技球を天板を通して第2貯留部で受け止めることができる。
[5]前記案内路と前記貯留部との間に、遊技球を1個は通すが2個は同時に通り得ない形状の球落下口が複数形成されたフィルタ部材を配置した
ことを特徴とする[3]または[4]に記載の遊技機島。
上記発明では、球落下口を通らない大きさのゴミなどがフィルタ部材によって排除されるので、大きなゴミ(たとえば、会員カードなど)が搬送路へ流入して故障を引き起こすといった事態が防止される。
[6]前記貯留部は、前記搬送路の上方に設けられて前記天井部の上に遊技球を排出し、
前記案内路は、前記天井部の側縁から遊技球を受け入れる
ことを特徴とする[3]乃至[5]のいずれか一項に記載の遊技機島。
上記発明では、貯留部から落下排出された遊技球は、天井部の上面で一旦受け止められた後、天井部の側縁まで天井部の上面を転動した後、案内路に流入する。したがって、案内路へ流入する時点では、貯留部から落下する遊技球の勢いや荷重による圧力は、天井部の上面で受け止め、および側縁への進行方向の転換によって、弱められる。
[7]前記貯留部の底部は、遊技球を1個は通すが2個は同時に通り得ない形状の球落下口が複数形成されたフィルタ部材により構成され、
前記貯留部は、前記搬送路の上方に設けられて前記天井部の上に前記球落下口を通じて遊技球を排出し、
前記案内路は、前記天井部の側縁から遊技球を受け入れ、
前記球落下口は、搬送方向に沿った近接する2列でかつ交互に並ぶように配列されている
ことを特徴とする[3]または[4]に記載の遊技機島。
上記発明では、球落下口を通らない大きさのゴミなどがフィルタ部材によって排除されるので、大きなゴミ(たとえば、会員カードなど)が搬送路へ流入して故障を引き起こすといった事態が防止される。また、球落下口は搬送方向に沿った近接する2列でかつ交互に並ぶように配列される。これにより、一方の列において隣り合う球落下口と球落下口の間を落下せずに通り過ぎた遊技球は他方の列の球落下口に入り、確実で円滑な落下が確保される。
[8]前記底部は、前記2列の中央に向けて下り勾配を有する
ことを特徴とする[7]に記載の遊技機島。
上記発明では、貯留部の底部の遊技球は、2列に配列された球落下口の該2列の中央に向けて流下し、いずれかの列の球落下口へ入るように案内される。
[9]底面と両側壁を有して上部が開放され且つ前記遊技機島の長手方向に沿って延びる回収樋の内側底部に前記搬送路の路面は設けられており、
前記回数樋の上端部に該回収樋の上面を覆う樋カバーを載置し、
前記樋カバーは、前記貯留部の底部をなして前記球落下口が形成された前記フィルタ部材であり、
前記天井部は、載置された前記樋カバーと前記路面との間に前記路面と対向して設けられており、
前記案内路は、前記天井部の側縁と前記回収樋の側壁との間から前記回収樋の側壁に沿って遊技球を下方に案内した後、前記路面の側方から該路面上へ遊技球を排出するように形成されている
ことを特徴とする[5]を引用する[6]、または[7]、[8]のいずれか一項に記載の遊技機島。
上記発明では、動力式の搬送路は回収樋の中に設けられ、回収樋の上面は樋カバーによって覆われる。樋カバーは貯留部の底部を成しており、該樋カバーには球落下口が設けられてフィルタ部材として機能する。樋カバーと回収樋底部にある搬送路の路面との間には、該路面に対向する天井部が設けられる。搬送路の路面および天井部の幅は回収樋の幅より狭くされており、天井部の側縁と回収樋の側壁内側との間には空間がある。案内路は、天井部の側縁と回収樋の側壁との間から流入する遊技球を該回収樋の側壁に沿って下方に案内した後、搬送路の路面の側方から該路面上へ遊技球を排出する。すなわち、天井部の側縁と回収樋の側壁内側との間から回収樋の側壁内側に沿って遊技球が流下する空間は案内路の縦経路を成しており、回収樋の底面のうち搬送路より外側の端部は、該縦経路の下端の突き当り部を成し、さらに搬送路の端縁と天井部との間の空間は、縦経路の下端に開設された球排出口として機能する。
[10]前記樋カバーは、前記回収樋の長手方向に複数枚並べて載置されると共に、その上面と下面の少なくとも一方に突起部を有し、前記突起部は、樋カバーが浮き上がり位置ずれして樋カバー同士が重なった場合に該重なった一方の樋カバーの球落下口と他方の樋カバーの突起部とが係合するようにされている
ことを特徴とする[9]に記載の遊技機島。
上記発明では、球落下口から落下した球が天井部に滞留して樋カバーが浮き上がる状態となり、該浮き上がった樋カバーが遊技球の搬送方向に流されそうになって重なった場合には、一方の樋カバーの球落下口と他方の樋カバーの突起部とが係合するので、それ以上樋カバーが流されて位置ずれすることが防止される。
[11]前記天井部が前記貯留部の底部を成しており、
前記案内路は、前記天井部の側縁に設けられた開口から排出される遊技球を受け入れる
ことを特徴とする[3]または[4]に記載の遊技機島。
上記発明では、搬送路の路面に対向配置された天井部は貯留部の底部を成しており、貯留部に貯留されている遊技球は天井部の側縁に設けられた開口から排出される。案内路は、天井部の側縁の開口から排出される遊技球を受け入れ、これを天井部と搬送路との間の空間へ搬送路の側方から案内して合流させる。
[12]前記計数機は、遊技機毎に設けられており、
前記案内路および前記天井部は、前記搬送路に沿って延設されている
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の遊技機島。
上記発明では、計数機は遊技機島の長手方向に沿って遊技機毎に配置される。搬送路は遊技機島の長手方向に沿って設けられており、該搬送路の路面に対向配置された天井部および、路面と天井部との間に搬送路の側方から遊技球を排出する案内路も、搬送路に沿って延設されている。
[13]前記計数機は、遊技機毎に設けられており、
前記案内路および前記天井部および前記貯留部は、前記搬送路に沿って延設されている
ことを特徴とする[3]乃至[11]のいずれか一項に記載の遊技機島。
上記発明では、計数機は遊技機島の長手方向に沿って遊技機毎に配置される。搬送路は遊技機島の長手方向に沿って設けられており、該搬送路の路面に対向配置された天井部および、路面と天井部との間に搬送路の側方から遊技球を排出する案内路、さらに遊技球の貯留部も、搬送路に沿って延設されている。
[14]前記案内路は、前記搬送路の搬送方向と直交する断面において遊技球を一列に整列させて前記球排出口から排出する
ことを特徴とする[1]乃至[13]のいずれか一項に記載の遊技機島。
上記発明では、案内路は、搬送路の幅方向の断面において、遊技球を一列に整列させる。すなわち、搬送路の幅方向の断面において案内路の通路幅は遊技球が一列にのみ並び得る幅に設定されている。
[15]前記球排出口の下縁が、前記搬送路の路面に対して段差を付けて高くされている
ことを特徴とする[1]乃至[14]のいずれか一項に記載の遊技機島。
上記発明では、遊技球は、案内路の球排出口から段差を降下して搬送路の路面に排出される。該段差を設けることで、搬送路に遊技球を受け入れ可能な余裕がない場合に球排出口で待機する遊技球が搬送路の端部に接触して搬送路を劣化損傷させることや、球排出口から流出する遊技球が搬送路の端部に接触して搬送路を劣化損傷させることが防止される。
本発明の遊技機島によれば、計数機から排出される大量の遊技球を、動力式の回収路に過大な負荷をかけることなく円滑に合流させることができる。
本発明の実施の形態に係る遊技機島の概観を示す正面図である。 遊技機島の幅方向(厚み方向)断面を示す説明図である。 回収部が有する動力式の搬送路の構成を示す説明図である。 遊技機およびその正面下部前方に設けられた遊技球計数機の外観を示す斜視図である。 回収部および第1貯留部の、遊技機島の長手方向の一部分を示す斜視図である。 図5に示す回収部および第1貯留部の幅方向の断面図である。 隣接する2枚の樋カバー(同図a)および浮き上がって重なった状態の樋カバー(同図b)および樋カバー正面(同図c)を示す説明図である。 第1貯留部および回収樋における遊技球の流下経路を示す説明図である。 第1の変形例に係る遊技機島の断面図である。 第1の変形例に係る遊技球計数機を示す斜視図である。 第2の変形例における回収部を示す断面図である。 第3の変形例における回収部を示す断面図である。 第4の変形例における回収部を示す断面図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る遊技機島2の概観を示し、図2は遊技機島2の幅方向(厚み方向)断面を示している。遊技機島2は、表裏面に遊技機10を背中合わせにした状態で(図2参照)多数並設収容している。また、これらの遊技機10で遊技に使用される遊技球を遊技機島2の中で循環させて繰り返し使用するための各種設備機器を収容している。ここでは、遊技機10はパチンコ機であり、遊技球はパチンコ球である。また、各遊技機10の一方側に隣接して、その遊技機10で遊技を行うための遊技球を遊技者に貸し出す遊技球貸機11が設置されている。さらにそれぞれの遊技機10の下部前方には、その遊技機で遊技を行う遊技者が保有している遊技球が投入されてこれを計数する遊技球計数機20が設置されている。
遊技機島2は、所定間隔で床面に立設された複数の島柱3と、遊技機島2の長手方向に架け渡されてこれらの島柱3(3分の1程度の高さの位置)に支持された天板4や図示省略の島枠を備え、これらに各種の設備機器を取り付けて構成される。島柱3と島柱3の間に表裏2台ずつ遊技機10(および対応する遊技球貸機11、遊技球計数機20)が配設されている。遊技機島2は島柱3の間隔を単位として、島の長さを増減可能に構成されている。
遊技機島2の一方の端部には、遊技球を貯留する貯留タンクや遊技球を揚上して研磨する揚上研磨装置を収容した島端設備部5が設けてある。また、遊技機島2の表裏に併設収容された遊技機10の下方には、遊技機島2の長手方向に沿って延設された回収部30が設置されている。回収部30は、遊技機島2の島端設備部5と反対側の端部から島端設備部5内に掛けて延設設置され、各遊技機10や遊技球計数機20から排出された遊技球を回収して島端設備部5内の揚上研磨装置(あるいは貯留タンク)へ搬送する機能を果たす。
回収部30は、図3に模式的に示すように、モータによって回転駆動される駆動プーリ31と、従動プーリ32と、これらに張架された環状の搬送ベルト33とを備え、モータの動力によって駆動プーリ31を駆動することで搬送ベルト33を周回させて、該搬送ベルト33上の遊技球を搬送する動力式の搬送路を含んで構成される。本例の搬送ベルト33は、遊技球の直径の6倍程度の幅を有する平ベルの両端を接合して環状(無端)にしたものである。なお、回収部30は、動力式なので、自然流下式のように傾斜させる必要はなく、遊技機島2の長手方向に沿って水平に延設されている。
図1に示すように、回収部30の下方であって島柱3と島柱3の間は、設備等のない空間として開放されており、遊技者のレッグスペースを広く確保して、楽な姿勢で遊技を楽しむことができるように構成されている。
遊技機島2の上部(各遊技機10の上方)には、島端設備部5の揚上研磨装置によって揚上研磨された遊技球を、各遊技機10および遊技球貸機11に向けて搬送して供給する補給樋17(図2参照)が、島端設備部5から他端にかけて架け渡されている。補給樋17は、回収部30のように動力式の搬送路であってもよいし、下り勾配を利用して遊技球を搬送する自然流下式のものでもかなわない。
遊技機島2においては、各遊技機10から排出された遊技球(アウト球)は、回収部30によって回収され、揚上研磨装置で研磨されながら揚上され、揚上研磨装置から排出された研磨後の遊技球は補給樋17を通じて再び各遊技機10や遊技球貸機11に補給される、といった循環経路を通じて繰り返し利用される。島端設備部5内の貯留タンクは上記循環経路で余剰となった遊技球を貯留し、また不足した場合に循環経路へ補給する役割を果たす。
各遊技機10は、図2に示すように、遊技機島2の約3分の1の高さにあって遊技機島2の長手方向に延設された水平な天板4の上に載置されている。天板4は遊技機10の正面よりさらに前方へ突出しており、遊技球計数機20は、遊技機の正面下部前方の天板4上に取り付けられている。
図4は、遊技機10および遊技機10の正面下部前方に設けられた遊技球計数機20の外観を示している。遊技機10は、遊技者の発射操作によって打ち出された遊技球が移動しながら流下する遊技領域としての遊技盤12を備えている。遊技盤12の下方には、貸出球や賞球などの遊技球を貯留する上受け皿13が遊技盤12の正面から前方へ突出設置され、さらにその下方には上受け皿13から溢れた遊技球を貯留する下受け皿14が遊技盤12の正面から前方へ突出設置されている。下受け皿14の右横には、遊技球の発射操作を行うためのハンドル15が設けてある。
下受け皿14には、その底面にある落下口を開放するための操作レバー14aがある。該落下口はばねなどの弾性部材によって付勢されて常時は閉じている。操作レバー14aの操作により落下口が開放されると下受け皿14内の遊技球は、該下受け皿14の下方の遊技球計数機20の遊技球投入口21へ落下するようになっている。遊技球投入口21は上面が開放された箱状を成している。
遊技球計数機20の正面下部には、遊技球投入口21内の遊技球を計数する際に操作される計数レバー22が設けてある。遊技球投入口21の底部には計数レバー22の操作に応じて開閉する取り込み口が設けてある。取り組み口は天板4を下方へ貫通する排出路に連通しており、計数レバー22が開放側に操作されると取り込み口が開き、該取り込み口から取り込まれた遊技球は排出路を通じて下方へ排出される。該排出路は、ここを通る遊技球を検出するセンサ24を有し、排出路の下端(計数球排出口23(図2参照))から下方へ排出される遊技球の個数を該センサ24の出力信号に基づいて計数する遊技球計数部24として機能する。
図2に示すように、回収部30は、遊技機島2の幅方向の中心において遊技機島2の長手方向に沿って水平に延設されている。回収部30の上には、遊技球を貯留する、上面が開放され、回収部30の幅方向断面が逆ハの字型の第1貯留部50が設置されている。回収部30は第1貯留部50から遊技球を受け入れて搬送するようになっている。天板4の下方には、遊技球計数機20の計数機排出口23から排出された遊技球を受け止めて貯留する第2貯留部60が設けてある。第2貯留部60は、計数機排出口23より遊技機島2の幅方向外側において天板4の裏面から略鉛直に下方へ延びる側壁と該側壁下端から遊技機島2の幅方向中心側に向けて下り傾斜して延びる底部とを有し、該底部の遊技機島2の幅方向中心側の端部は開放されている。
第1貯留部50は第2貯留部60の傾斜した底部の下端から流出する遊技球を受け止めて貯留するように、逆ハの字型の上端部が第2貯留部60の底部下端と繋がるように配置されている。これにより、第2貯留部60と第1貯留部50は連通する。第1貯留部50および第2貯留部60は、回収部30と同様に、図2に示す断面形状で遊技機島2の長手方向に延設され、長手方向の両端においては端部の開口を覆う壁部を有して遊技球が流出しないようにされている。
遊技機10の背面には、アウト球を排出するためのアウト球排出管16が設けてある。アウト球排出管16は遊技機10の下部背面から遊技機島2の幅方向中心に向けて突出した後、屈曲して下方に伸びており、その下端の排出口は、上面が開放された第1貯留部50を上方から臨む位置にされている。遊技機10から排出された遊技球(アウト球)はアウト球排出管16を通じてその下端から第1貯留部50内へ落下するようになっている。
次に、回収部30および第1貯留部50の構成についてより詳細に説明する。図5は、回収部30および回収部30上に設置された第1貯留部50の、遊技機島2の長手方向における一部分(ユニット)を抜き出して示す斜視図であり、図6は、図5に示す回収部30および第1貯留部50における幅方向断面を示している。
回収部30は、水平面部34とその幅方向両端からそれぞれ鉛直下方および上方(下方より長く上方)へ延びた側壁部35とを有して上部が開放された断面略H形状をなし且つ遊技機島2の長手方向に沿って延びる回収樋36を有している。
回収樋36の水平面部34は、搬送ベルト33と同幅であって搬送ベルト33がその上面および裏面に沿って張架されるベルト支持部34aと、ベルト支持部34aの両側方にあってベルト支持部34aに対して段差をつけて高くされた球待機部34bとを備えている。球待機部34bの幅は遊技球が1個載る程度にされている。遊技球は、ベルト支持部34aの上面側に張架された搬送ベルト33上に載置されて搬送され、ベルト支持部34aは該搬送ベルト33をその裏面から支持する。ベルト支持部34aの上面側に張架された搬送ベルト33の上面(遊技球を載せる面)を、以後、路面33aとも呼ぶ。球待機部34bは路面33aより遊技球の半径程度に段差をつけて高くされており、路面33a側の縁部は路面33a側に向けて僅かに傾斜するようにされている。
また回収部30は、路面33aと略同幅であって路面33aに対して平行に対向配置された天井部37aと、該天井部37aの幅方向両縁から鉛直上方に延設された側壁部37bと、両側壁部37bの上端から外側へ水平に延びる係合腕部37cとを備えて構成され、両係合腕部37cの端部を回収樋36の両側壁部35の上端に引っ掛けて載置される整列部材37を有している。天井部37aは路面33aから遊技球1個の直径より長く2個より短い距離を隔てて路面33aに対向配置される。ここでは、路面33aと天井部37aとの間隔h1が遊技球の直径の約1.5倍となるように設定されている。天井部37aの上面側には、弾性を有する衝撃吸収部材38(たとえば、シリコンゴム板など)が、天井部37aの幅方向中央から端縁に向けて下り斜面を構成するように貼り付けされている。
整列部材37の側壁部37bには、遊技球を通すための開口部39が設けてある。図5に示すように、開口部39は回収樋36の長手方向に長い矩形をなしており、回収樋36の長手方向の全長に渡って所定間隔で複数開設されている。
さらに、回収樋36の両側壁部35の上端(詳細には、整列部材37の係合腕部37cの上)には、回収樋36の上面を覆うようにして樋カバー40が載置されている。
載置された樋カバー40の下面と整列部材37の天井部37aの上面側の衝撃吸収部材38との間隔h2は、遊技球1個の直径より長く2個分より短い距離にされている。ここでは、遊技球の直径の約1.5倍となるように設定されている。
樋カバー40は、断面が逆ハの字型の第1貯留部50の底部をなしている。なお、第1貯留部50のうち逆ハの字型の斜面の部分にも、弾性を有する衝撃吸収部材52(たとえば、シリコンゴム板など)が貼り付けされている。
第1貯留部50の底部をなす樋カバー40には、遊技球を1個は通すが2個は同時に通り得ない形状の球落下口41が複数形成されている。ここでは、球落下口41は遊技球の約1.5倍の直径の円形の開口になっている。球落下口41は、回収樋36の長手方向(回収部30による遊技球の搬送方向)に沿って、近接した2列でかつ交互に並ぶように配列されている。各球落下口41は、上記2列の中心より他方の列側へ少し進出している。また、樋カバー40の上面は、該2列の中心に向けて僅かに下り傾斜している。樋カバー40は、回収樋36の長手方向の長さが約40cmの長方形の板状をなしており、これを、回収樋36の長手方向に隣接させて複数枚並べることで(図7(a)参照)、回収樋36の長手方向の全長をカバーする。
各樋カバー40の両端部の下面には突起部42が設けてある。突起部42は、樋カバー40が浮き上がって位置ずれし、隣り合う樋カバー40同士が重なった場合に該重なった一方の樋カバー40の球落下口41と他方の樋カバー40の突起部42とが係合するようにその配置および形状が設定されている。ここでは、突起部42は、下向きの直角三角形状をなしており(図7(c)参照)、各列において球落下口41の円の中心を結ぶ線分上にあり、直角な頂点が樋カバー40の下面の長手方向の端部に位置しかつ斜辺が樋カバー40の長手方向内側を向くように配置されている。
図6、図8に示すように、回収樋36の側壁部35の内側に沿う空間は、整列部材37の側壁部37bの開口部39から流入する遊技球を搬送ベルト(搬送路)33の側方から路面33aと天井部37aとの間へ案内して排出する案内路44になっている。また、回収樋36の側壁部35の内面側と整列部材37の側壁部37bとの間を通路幅として回収樋36の側壁部35の内側に沿って下方に延びる空間は、遊技球を下方に案内する案内路の縦経路になっている。球待機部34bは該縦経路の下端の底部(突き当り)をなし、球待機部34bの路面33a側の縁部と天井部37aの端縁部との間は、該縦経路の下端の側部に設けられた球排出口となっている。整列部材37および案内路44は、回収部30の幅方向の断面においては、遊技球を一列に整列して搬送する通路幅になっている。この断面形状が回収部30の長手方向に延設されている。
次に、遊技機10や遊技球計数機20から排出されて回収部30へ流入し搬送されるまでの遊技球の流れについて説明する。
図2に示すように、遊技機10の下部背面から突出したアウト球排出管16から排出された遊技球は、アウト球排出管16の下端から第1貯留部50に落下して貯留される。なお、第1貯留部50の斜面部に貼り付けられた衝撃吸収部材52は、アウト球排出管16から排出された遊技球を受け止め、その落下の衝撃を吸収し、騒音の発生や第1貯留部50の底部の損傷を防止する。
遊技球計数機20の計数機排出口23から下方に排出された遊技球は、第2貯留部60に受け止められ、該第2貯留部60の傾斜した底面に沿って流下し、該底面の端部から第1貯留部50に流入して貯留される。
図8に示すように、第1貯留部50内の遊技球は、その斜面に沿って該第1貯留部50の底部をなす樋カバー40上へと流下し、さらに樋カバー40上面の傾斜に沿って転動し、球落下口41から樋カバー40の下方へ落下する(P1)。
球落下口41から落下した遊技球は、整列部材37の天井部37aの上面の衝撃吸収部材38に受け止められる。衝撃吸収部材38は落下の衝撃を吸収し、騒音の発生や天井部37a上面の損傷を防止する。天井部37aの上面と樋カバー40の下面との間隔h2に規制されることで、遊技球は、天井部37aの上面と樋カバー40下面との間において積み重なることなく一層に整列される。
天井部37aの上面の衝撃吸収部材38は、天井部37aの幅方向中央から天井部37aの端縁にむけて僅かの下り斜面になっているので、球落下口41から落下した遊技球はこの斜面に沿って天井部37a上面をその端縁に向けて転動し、整列部材37の側壁部37bの開口部39を通じて案内路44に流れ込む(P2)。
案内路44は、回収樋36の側壁部35の内側に沿って下方に延びる空間を縦経路としており、開口部39から案内路44に流入した遊技球は該縦経路に沿って下方に流下し、下方の球待機部34bに当接する(P3)。球待機部34bに到達した遊技球は、進路を路面33a側に向かうように変更し、搬送ベルト33の側方から路面33a上へ段差を降りるようにして合流する(P4)。
搬送ベルト33における遊技球の搬送・合流においては、既に搬送ベルト33上を搬送されている遊技球が優先的に搬送され、搬送ベルト33上の遊技球を受け入れる空間的余裕があるときのみ案内路44から遊技球が合流する。
すなわち、搬送ベルト33の路面33aに対向して天井部37aが配設されているので、搬送ベルト33上に載置される遊技球は路面33aと天井部37aとの間の空間に入り得る個数に制限される。ここでは、路面33aと天井部37aとの間隔h1は遊技球の直径の1.5倍程度にされているため、遊技球は搬送ベルト33上に積み重なることなく一層に整列されて搬送される。
また、案内路44は、路面33aと天井部37aとの間に搬送ベルト33の側方から遊技球を流出して合流させるので、既に搬送ベルト33上に遊技球が隙間なく存在する場合には、球待機部34bにある遊技球は搬送ベルト33上へ流出することはできない。したがって、搬送ベルト33上の遊技球が優先的に搬送される。
一方、搬送ベルト33上に空間的余裕がある場合は、球待機部34bにある遊技球が搬送ベルト33上へ流出して合流する。また、球待機部34bは段差をつけて路面33aより僅かに高くされ、しかも端部が路面33a側へ僅かに傾斜しているので、搬送ベルト33上に余裕が生じた場合は球待機部34bから路面33aへ遊技球がスムースに流出して合流する。
遊技球計数機20から大量の遊技球が流入した場合には、やがて搬送ベルト33上は満杯になってそれ以上遊技球が合流できなくなり、案内路44内や整列部材37上(天井部37aの上面と樋カバー40の下面との間)、さらには第1貯留部50や第2貯留部60に遊技球が停留するようになる。このような場合でも、その大量の遊技球によって過大な負荷が搬送ベルト33に加わることはなく、搬送ベルト33は遊技球の搬送を継続することができる。
すなわち、樋カバー40の球落下口41を通じて遊技球を落下させるため、第1貯留部50や第2貯留部60にある大量の遊技球の荷重のうち球落下口41より下流側に加わる荷重は、該球落下口41を通じて加わる荷重のみに制限される。たとえば、球落下口41の上に3個の遊技球が積み重なっている場合、その3個の荷重のみが球落下口41を通じて下方へ加わることになる。球落下口41を通じて加わる荷重は、天井部37aの上面の衝撃吸収部材38の傾斜に応じて、下向きの力と開口部39の方向へ向かう力に分散される。球落下口41を通じて加わる荷重の大半は天井部37aの上面の衝撃吸収部材38に加わる下向きの力であり、開口部39へ向かう力は少ない。
さらに、遊技球の進路は開口部39を通った後に案内路44の縦経路に沿って下方となるため、縦経路の底部をなす球待機部34bに上方から加わる荷重は、案内路44内において縦方向に積み重なった数個の遊技球の荷重にほぼ等しくなり、第1貯留部50や第2貯留部60にあった遊技球の荷重による圧力はほとんど受けない。さらに案内路44の縦経路に積み重なる遊技球の荷重の大半は球待機部34bが受け止めており、路面33aへ進出する方向に作用する力は僅かである。したがって、大量の遊技球が第1貯留部50や第2貯留部60に貯留されている状態であっても搬送ベルト33は円滑な搬送を継続することができる。
換言すれば、貯留されている遊技球による圧力等の負荷が、搬送ベルト33や搬送ベルト33上を搬送される遊技球に対してほとんど作用しないため、計数機排出口23と案内路44との間に遊技球を大量に貯留する第1貯留部50や第2貯留部60を設けることができる。その結果、遊技球計数機20から遊技球が大量に排出されても、遊技球を貯留しきれなくなることがなくなり、遊技球計数機20による遊技球の円滑な計数・排出が確保される。これにより、排出が停滞することによって遊技球計数機20での遊技球の計数に長い時間を要してしまう、といった事態が防止される。また、遊技球計数機20の遊技球投入口21から遊技球が溢れることや遊技球計数機20内での遊技球の詰まりを防ぐことができる。
また、搬送ベルト33上に空間的余裕が生じれば、次々と案内路44の球待機部34bから搬送ベルト33上に遊技球が流出して合流するので、最大能力での搬送が継続される。さらに、遊技球計数機20等から排出された遊技球の勢いは、上記した樋カバー40や整列部材37、案内路44などを経ることにより、搬送ベルト33によって搬送される遊技球との合流地点においては十分に弱化されるので、合流地点で勢い良く遊技球が衝突して騒音が発生することも防止される。
本実施の形態では、第1貯留部50や第2貯留部60、回収部30は、図2や図8に示す断面形状にて回収部30の長手方向に延設されているので、第1貯留部50、第2貯留部60は大容量の貯留タンクとなっている。また、第1貯留部50、第2貯留部60は遊技機島2の長手方向に沿って回収部30のほぼ全長にわたって延設されているので、遊技機島の長手方向のどの位置に配置された遊技機10や遊技球計数機20からでも、排出される遊技球をその排出箇所の直近で受け止めて回収することができる。
また、球待機部34bは、路面33aよりも段差を設けて高くされているので、遊技球を搬送ベルト33の端部に接触させないで球待機部34bにて待機させることができる。さらに、遊技球が段差を降りる際に、該段差のすぐ横の下方にある搬送ベルト33の端部を飛び越えて落下するので、搬送ベルト33の端部に遊技球を接触させないで合流させることができ、搬送ベルト33端部の劣化損傷を防ぐことができる。また、球待機部34bは路面33a側の端部が僅かに下り傾斜しているので、球待機部34bから路面33aへ遊技球がスムースに流出し、合流時の遊技球の詰まり等を防ぐことができる。
また、図5、図8などに示すように、樋カバー40は、遊技球1個は通すが2個は通さない球落下口41を有し、この球落下口41を通じて天井部37aの上面へ遊技球を落下させるので、球落下口41よりおおきなゴミ等を除去するフィルタ部材としての機能を果たす。たとえば、遊技球より大きい会員カードなどが、樋カバー40より下流側に混入することが防止される。
また、一方の列において隣り合う球落下口41同士の間を遊技球が通過して遊技球が落下しなかった場合でも、その遊技球の進路上の対面側に他方の列の球落下口41が設けてあるので、遊技球を確実に落下させることができる。特に、2列で交互に並べて球落下口41を配置する際に、該2列の中央を越えるように各球落下口41を配置してあるので、2列の中央に向けて下り傾斜した樋カバー40の上面に沿って一方の列の球落下口41と球落下口41との間を通過した遊技球はその勢いを失う前に他方の列の球落下口41に到達して落下するようになり、より円滑な落下が確保される。
樋カバー40の球落下口41を、樋カバー40の幅方向の中心近傍に設けているので、遊技球が落下しない部分(第1貯留部50の底部として遊技球を保持する部分)を広くとることができ、遊技球をより多く貯留することができる。
ところで、天井部37aの上面と樋カバー40との間に大量の遊技球が入り込むことによって、樋カバー40が上方に持ち上がり、搬送ベルト33の搬送方向に沿ってこの持ち上がった樋カバー40が搬送方向に運ばれてしまうといった現象が発生し得る。このような現象が発生した場合でも、樋カバー40の端部裏面に突起部42を設けてあるので、図7(b)に示すように、該突起部42が隣の樋カバー40の球落下口41に嵌り込むようになり、該浮き上がった樋カバー40が隣の樋カバー40に引っ掛かる。これにより、浮き上がった樋カバー40がそのままさらに姿勢を崩して整列部材37の中に落ちてしまう、あるいは搬送方向にそのまま運ばれてしまう、といった事態が防止され、ひいては樋カバー40の不在による遊技球の詰まりを防ぐことができる。
また、整列部材37は、係合腕部37cを備え、両係合腕部37cの端部を回収樋36の両側壁部35の上端に引っ掛けるだけで載置され、樋カバー40は、回収樋36の長手方向に複数並べて載置され、突起部42と球落下口41により、球の滞留で樋カバー40が流されて位置ずれすることが防止される。このように、整列部材37や樋カバー40は、施工時にネジ止め等の面倒な作業が必要ないし、搬送ベルト33や回収樋36の点検/破損時の交換が容易になるので、施工/メンテナンス時の効率が向上する。
<第1の変形例>
上述の例は、遊技球計数機20で計数された遊技球を、天板4を通じて下方に排出し、第2貯留部60で受け止めるタイプの遊技機島2であったが、遊技球計数機20から排出された遊技球を別の経路で回収部30へ導く構成でもよい。図9は、その一例として第1の変形例に係る遊技機島2Bを示している。図10は、遊技機島2Bに設置された遊技機10の下部および遊技球計数機20Bを示している。
図9の遊技機島2Bはおいては、遊技球計数機20Bの側面から遊技機10の前面下部に沿って天板4上を遊技球貸機11側へ延出され(図10参照)、遊技球貸機11の前で屈曲して該遊技球貸機11の下部を通り抜けて背面へ突出し、その先端部に下向きの排出口を有する計数機排出管71が設置されている。該計数機排出管71は、ここを通る遊技球を検出するセンサ24を有し、該計数機排出管71から下方へ排出される遊技球の個数を該センサ24の出力信号に基づいて計数する遊技球計数部24として機能する。遊技機島2Bでは、図9に示すように、第2貯留部60は設けない。その分、第1貯留部50および回収部30の設置位置は高められ、第1貯留部50の上端が天板4の上面とほぼ同一高さとなるようにされている。計数機排出管71およびアウト球排出管16から排出される遊技球は第1貯留部50の上に落下するようになっている。その他の構成は図1から図8に示すものと同一である。
遊技機島2Bにおいては、第2貯留部60を設けない分だけ、回収部30を高く設置でき、回収部30より下方の空間を増やして、遊技者のレッグスペースをより広くすることができる。
<第2の変形例>
図11は、図6、図7に示す回収部30の第2の変形例としての回収部30Cを示している。図6、図7に示すものでは、回収樋36の側壁部35の内側に沿った空間を案内路44としていたが、図11に示す第2の変形例に係る回収部30Cでは、回収樋36の側壁部35の外側に沿って案内路44Cを設けてある。天井部37aは回収樋36の全幅にわたって設けられ、回収樋36の側壁部35に開口部39が開口され、開口部39から遊技球が案内路44Cへ流入するようになっている。
案内路44Cは回収樋36の側壁部35の外側に沿った縦経路をなしている。路面33aと天井部37aとの間を臨むように回収樋36の側壁部35に開口が設けてあり、該開口は縦経路を成す案内路44Cの球排出口となっている。このように案内路44Cは回収樋36の外側に設けられる構成にされてもよい。
<第3の変形例>
図12は、図6、図7に示す回収部30の第3の変形例に係る回収部30Dを示している。図12に示すように、回収樋36の側壁を利用することなく、回収樋36とは別に案内路44Dが設けられる構成でもかまわない。すなわち、路面33aと天井部37aとの間に搬送ベルト33の側方から遊技球を排出すれば、図12に示すような構成の案内路44Dであってもかまわない。図12では、案内路44Dの上流側に貯留部や球落下口41などが配置される。上流の貯留部に大量の遊技球が貯留されていても、その荷重は搬送ベルト33に対して上方から加わることなく、搬送されている遊技球に対して側方から加わる。また、搬送ベルト33に対向する天井部37aの存在により、搬送ベルト33上に載置される遊技球の個数は制限される。したがって、側方からの力が加わっても、搬送ベルト33に既に遊技球があってこれ以上遊技球を受け入れる空間的余裕がない場合には、案内路44Dから遊技球が合流することはない。また、合流する遊技球からの力は搬送ベルト33に載置されている遊技球に対して側方から加わるので、搬送ベルト33に加わる負荷は小さく、搬送を妨げない。
<第4の変形例>
図13は、図6、図7に示す回収部30の第4の変形例に係る回収部30Eを示している。回収部30Eは、回収部30に比べて、樋カバー40が存在しない構成となっている。天井部37aの上面は、第1貯留部50の底部をなし、天井部37aの端部に開口部39が設けられている。案内路44は該開口部39から遊技球を受け入れ、搬送ベルト33と天井部37aとの間の搬送空間に搬送ベルト33の側方から遊技球を排出する。このように球落下口41を有する樋カバー40を設けない構成においても、遊技球は案内路44を通じて搬送ベルト33の側方から路面33a上へ合流されるので、第1貯留部50に大量の遊技球が貯留されても、その荷重によって過大な負荷が搬送ベルト33に加わることはなく、搬送ベルト33による遊技球の搬送動作が確保される。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、樋カバー40の突起部42は実施の形態で示した形状に限定されず、球落下口41に係合可能な形状であればよい。また突起部42は、樋カバー40の下面に設ける場合に限られるものではなく、樋カバー40の上面側に上方へ突起するように設けられてもよいし、上下の双方に設けられてもよい。
実施の形態では、路面33aの両側方から遊技球を合流させる構成を示したが、一方側からのみ合流させる構成でもかまわない。この場合、路面33aの合流のない側には、遊技球が側方へ流出しないように側壁が設けられる。たとえば、図6、図8の構成に対して、一方側の開口部39を設けず、また開口部39を設けない側の側壁部37bを水平面部34まで下方に延設するような構成でもよい。さらに、貯留部50、60や案内路44を回収樋36の長手方向の全長に設けるようにしたが、一部の区間のみに設けるようにされてもよい。この場合、路面33aの両側に上記のように側壁を設け、案内路44の球排出口となる部分において該側壁に開口を設けるように構成すればよい。
実施の形態では、遊技球計数機20を各遊技機10に設ける構成を示したが、遊技機島2の所定箇所にのみ設けられる構成にされてもよい。たとえば、遊技機島2において島端設備部5と反対側の端部あるいは、長手方向の途中の所定箇所に設けられてもかまわない。
第1貯留部50や第2貯留部60の設置箇所は、遊技球計数機20の排出口から案内路44の入口までの間のいずれかの箇所に設けられればよく、実施の形態で示した配置に限定されるものではない。
回収部30は、動力により遊技球を搬送する方式の搬送路を用いたものであればよく、搬送ベルト33を周回させるベルトコンベア方式に限定されるものではない。たとえば、回収部30の幅方向に回転軸を有して回転駆動される多数ローラを回収部30の長手方向に併設して路面を構成するような搬送路であってもかまわない。また、回収部30の搬送路は水平に設置されるものに限定されない。動力式であれば、その動力による搬送を補助する等のために、搬送方向側へ下り傾斜したものでもかまわない。
実施の形態では、図6、図8等の断面において一列に遊技球が整列されるように、樋カバー40と天井部37aの上面との間隔、天井部37aの下面と路面33aとの間隔、天井部37aの端縁から回収樋36の側壁部35までの間隔(案内路44の通路幅)などを設定してあるが、これらの間隔のうちの少なくとも1つを、たとえば、遊技球を2列等の複数列に整列させる間隔にしてもよい。
実施の形態では、遊技機10をパチンコ機、遊技球をパチンコ球としたが、遊技球を使用する遊技機であれば、他の種類の遊技機であってもかまわない。
実施の形態では整列部材37や樋カバー40を回収樋36の両側壁部35の上端に載置するようにしたが、螺子や係合ピンなどで回収樋36に固定するように構成してもよい。樋カバー40を固定的に取り付ける場合には突起部42は設けなくてもよい。
実施の形態では樋カバー40に球落下口41を2列かつ交互に配列するようにしたが、球落下口41の配列はこれに限定されるものではない。たとえば、樋カバー40の幅方向の中央などに1列のみ配置するようにしてもよい。また、樋カバー40の上面を、その幅方向中央から端部側に向けてかけて下り傾斜するようにし、樋カバー40の幅方向の端部近傍に球落下口41を配列するように構成してもよい。
2、2B…遊技機島
3…島柱
4…天板
5…島端設備部
10…遊技機
11…遊技球貸機
12…遊技盤
13…上受け皿
14…下受け皿
14a…操作レバー
15…ハンドル
16…アウト球排出管
17…補給樋
20、20B…遊技球計数機
21…遊技球投入口
22…計数レバー
23…計数機排出口
24…遊技球計数部(センサ)
30、30C、30D、30E…回収部
31…駆動プーリ
32…従動プーリ
33…搬送ベルト
33a…路面
34…水平面部
34a…ベルト支持部
34b…球待機部
35…側壁部
36…回収樋
37…整列部材
37a…天井部
37b…側壁部
37c…係合腕部
38…衝撃吸収部材
39…開口部
40…樋カバー
41…球落下口
42…突起部
44、44C、44D…案内路
50…第1貯留部
52…衝撃吸収部材
60…第2貯留部
71…計数機排出管

Claims (15)

  1. 遊技球を使用した遊技が行われる複数の遊技機を併設収容すると共に遊技者が保有する遊技球が投入されて該遊技球を計数する計数機が設置された遊技機島において、
    前記遊技機から排出された遊技球を受け入れて該遊技機島の長手方向に沿って搬送する動力式の搬送路と、
    前記搬送路の路面に対向配置された天井部と、
    前記計数機から排出された遊技球を前記搬送路の側方から前記路面と前記天井部との間へ排出する球排出口を備えた案内路と、
    を有する
    ことを特徴とする遊技機島。
  2. 前記案内路は、前記搬送路の側方に設けられた縦経路を有し、
    前記球排出口は前記縦経路の下端の側部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機島。
  3. 前記計数機が遊技球を排出する計数機排出口と前記案内路との間に、前記計数機排出口から排出された遊技球を受け入れて貯留する貯留部を設けた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機島。
  4. 前記貯留部は、前記搬送路の上方に設けられた第1貯留部と、前記遊技機が載置される天板の下方に配置され、前記第1貯留部と連通した第2貯留部とを備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機島。
  5. 前記案内路と前記貯留部との間に、遊技球を1個は通すが2個は同時に通り得ない形状の球落下口が複数形成されたフィルタ部材を配置した
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の遊技機島。
  6. 前記貯留部は、前記搬送路の上方に設けられて前記天井部の上に遊技球を排出し、
    前記案内路は、前記天井部の側縁から遊技球を受け入れる
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の遊技機島。
  7. 前記貯留部の底部は、遊技球を1個は通すが2個は同時に通り得ない形状の球落下口が複数形成されたフィルタ部材により構成され、
    前記貯留部は、前記搬送路の上方に設けられて前記天井部の上に前記球落下口を通じて遊技球を排出し、
    前記案内路は、前記天井部の側縁から遊技球を受け入れ、
    前記球落下口は、搬送方向に沿った近接する2列でかつ交互に並ぶように配列されている
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の遊技機島。
  8. 前記底部は、前記2列の中央に向けて下り勾配を有する
    ことを特徴とする請求項7に記載の遊技機島。
  9. 底面と両側壁を有して上部が開放され且つ前記遊技機島の長手方向に沿って延びる回収樋の内側底部に前記搬送路の路面は設けられており、
    前記回収樋の上端部に該回収樋の上面を覆う樋カバーを載置し、
    前記樋カバーは、前記貯留部の底部をなして前記球落下口が形成された前記フィルタ部材であり、
    前記天井部は、載置された前記樋カバーと前記路面との間に前記路面と対向して設けられており、
    前記案内路は、前記天井部の側縁と前記回収樋の側壁との間から前記回収樋の側壁に沿って遊技球を下方に案内した後、前記路面の側方から該路面上へ遊技球を排出するように形成されている
    ことを特徴とする請求項5を引用する請求項6、または請求項7、8のいずれか一項に記載の遊技機島。
  10. 前記樋カバーは、前記回収樋の長手方向に複数枚並べて載置されると共に、その上面と下面の少なくとも一方に突起部を有し、前記突起部は、樋カバーが浮き上がり位置ずれして樋カバー同士が重なった場合に該重なった一方の樋カバーの球落下口と他方の樋カバーの突起部とが係合するようにされている
    ことを特徴とする請求項9に記載の遊技機島。
  11. 前記天井部が前記貯留部の底部を成しており、
    前記案内路は、前記天井部の側縁に設けられた開口から排出される遊技球を受け入れる
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の遊技機島。
  12. 前記計数機は、遊技機毎に設けられており、
    前記案内路および前記天井部は、前記搬送路に沿って延設されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機島。
  13. 前記計数機は、遊技機毎に設けられており、
    前記案内路および前記天井部および前記貯留部は、前記搬送路に沿って延設されている
    ことを特徴とする請求項3乃至11のいずれか一項に記載の遊技機島。
  14. 前記案内路は、前記搬送路の搬送方向と直交する断面において遊技球を一列に整列させて前記球排出口から排出する
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の遊技機島。
  15. 前記球排出口の下縁が、前記搬送路の路面に対して段差を付けて高くされている
    ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の遊技機島。
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