JP4982402B2 - 球貯留タンク - Google Patents

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Description

本発明は、複数の遊技機(例えば、パチンコ機など)が設置される遊技場の遊技機設置島(場合により、設置島、遊技島又は島という。)における球貯留タンクに関する。
従来の遊技店における遊技島の遊技球循環機構は、下部タンクに貯留された球を揚送装置(球研磨装置としても機能するもの)により島の上部に揚送し、該揚送された球が供給樋を通じて各パチンコ機に供給され、供給樋が満杯になると揚送球がオーバーフロー樋に流入し、パチンコ機からの排出球及びオーバーフロー球が下部タンクに貯留される。下部タンクは、特許文献1に開示されているように、両側壁間に支持アーム32が架け渡され、支持アーム32の上に分配樋31を配置して分配樋31により下部タンク内に球を均等に貯留させている。ここで、下部タンクは複数の球貯留タンク41,21を連結した構造となっており、その連結部に小型の揚送装置17を設置している。この揚送装置17は、島中央の揚送装置(パチンコ玉研磨装置5)から遠い貯留タンク21の球を、島中央の揚送装置に近い貯留タンク41へ移送させるものであり、貯留タンク21の底面が貯留タンク41の底面よりも低く、上記連結部で球を揚送する必要があるために設けられている。
特開2002−355434号公報
ところで、上述したように下部タンクの連結部に揚送装置を設ける従来の構成であると、コスト高になる。このため、揚送装置を介在させずに、下部タンクを構成する複数の樋状部材を、底面の傾斜を連続させて連結し、球の自重だけで島中央の揚送装置まで球を移動させる構成とすることが望まれる。しかしこの場合、連結する樋状部材間の底面の境界段差が必要なため、タンク内に配置される樋(特許文献1では分配樋31)の支持部材(特許文献1では支持アーム32)の配置場所を工夫しないと、タンクの深さを深くする必要が生じるか、さもないと前記支持部材とタンク底部との間の間隔が狭くなって球詰まりの虞がある。
そこで本発明は、複数の樋状部材をその底面の傾斜を連続させて連結してなる球貯留タンクであって、連結部で球詰まりが発生し難い球貯留タンクを提供することを目的とする。
本願発明は、請求項1に記載のように、
一対の起立壁の間に起立壁に沿って傾斜する傾斜底部を設けた樋状部材を、前記傾斜底部が連続するように複数連結して形成された球貯留タンクにおいて、
前記傾斜底部の上方に間隔を空けた状態で前記一対の起立壁の間に架け渡された架設部材と、前記複数の樋状部材に跨った状態で前記架設部材に載置される樋と、を有し、
前記樋状部材は、
前記傾斜方向における上流側端部の上側の隅に配置され、前記傾斜底部の上方に間隔を空けた状態で前記一対の起立壁の間に架け渡された上流側梁状部材と、
前記傾斜方向における下流側端部の上側の隅に配置され、前記傾斜底部の上方に間隔を空けた状態で前記一対の起立壁の間に架け渡された下流側梁状部材と、を有し、
隣り合う前記樋状部材は、上流側樋状部材の下流側梁状部材と下流側樋状部材の上流側梁状部材とを固定することで連結され、上流側樋状部材の傾斜底部の下流端を下流側樋状部材の傾斜底部の上流端より高い位置に配置し、
前記架設部材は、隣り合う前記樋状部材の連結部から前記傾斜底部の傾斜方向における下流側にずれた位置に設けたことを特徴とする。
ここで「傾斜方向」とは、樋状部材の傾斜底部が傾斜する方向、いいかえると、前記傾斜底部上の球が自重で流下する方向を意味する。
本願発明の好ましい態様としては、例えば請求項2に記載のように、
前記樋は、複数の分割樋を連結してなる構成とし、該分割樋は、上面を球が流下する上底部と、該上底部の下面から間を隔てて形成される下底部と、を有し、
隣り合う前記分割樋における上流側分割樋は、下底部の下流端に下底部より一段上方となるように段部を設け、この段部から下流側に延びる突出片を下流側分割樋の上底部と下底部との間に挿通して該突出片を下底部に載置してなり、
前記複数の分割樋の連結部を前記架設部材から上流側にずらして配置してもよい。
本願請求項1に記載の球貯留タンクによれば、隣り合う樋状部材の連結部から傾斜底部の傾斜方向における下流側にずれた位置に架設部材を設けたから、上流側樋状部材の傾斜底部の下流端と下流側樋状部材の傾斜底部の上流端との間に境界段差があっても、架設部材を隣り合う樋状部材の連結部に設ける場合に比較して、傾斜底部と架設部材との間の間隔が充分形成され、球詰まりが起こりにくくなる。なお、上記境界段差では、上流側樋状部材の傾斜底部の下流端を下流側樋状部材の傾斜底部の上流端より高い位置に配置しているので、この段差で球の流れを阻害することがない。このため、連続する各傾斜底部を球が自重によって円滑に流れるようになり、連結部に揚送装置が介在しない良好な球貯留タンクが実現できる。
また、隣り合う樋状部材が上流側樋状部材の下流側梁部材と下流側樋状部材の上流側梁部材とを固定することで連結されるので、上流側樋状部材と下流側樋状部材とが相互に固定される。
また、請求項2に記載の球貯留タンクによれば、樋は、複数の分割樋に分割された構成であるので、取付作業性が良い。また、下流側分割樋の上底部と下底部との間に上流側分割樋の段部から延びる突出片を挿通して、下底部に載置するので、分割樋同士の位置決めが容易かつ確実に行われる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
A.遊技場の設備全体の概略構成
まず、遊技場の設備全体の概略構成について説明する。図1は、後述する遊技島10cの内部構造(正面を覆う板や遊技機を取り外した状態)を示す正面図である。
本例の設備は、例えば、三つの島10a,10b,10c(島10cのみを図1に示す、他は図示省略)が並列状態に設置されてなる。
なお本例では便宜上、図1における手前側を島の正面側、図1における向こう側を島の裏面側としている。また、図1の紙面に直交する方向を前後方向という。
各遊技島には、その筐体内に、遊技球を使用して遊技が行われるパチンコ機等の遊技機(図示省略)が長手方向(図1における左右方向)に並べて設置してある。そして、特定の遊技島(例えば、両端の島10aと島10c)の一端又は両端には、カウンタ載置台12aが設けられ、このカウンタ載置台12aの上にカウンタ12が設置されている。カウンタ12は、払い出された遊技球(即ち、景品球)を受入れてその数量を計数し、その数量の情報等を所定の媒体(レシート、カードなど)に記録して出力する周知の機械である。
なお、遊技島の配列や配列数、或いはカウンタの配置等は、上述の態様に限られないことはいうまでもない。
各遊技島の中央上面側には、揚送された内部の遊技球が島内循環或いは島間循環のために一時的に貯留される上部タンク13が設けられており、この上部タンク13は、上部主タンク13aと、上部補助タンク13bとよりなる。このうち、上部補助タンク13bには、隣接する遊技島間を連絡する島間樋(図示省略)が接続されている。
ここで、島間樋は、遊技球を流下させる方向において斜め下に傾斜した状態に設けられており、遊技球を自重により流下させることによって、或る遊技島から隣接する遊技島に移動させる樋である。
なお、図1における符号14や15は、上部補助タンク13bにおける島間樋の接続口を示し、このうち符号14は他島から自島へ向かう島間樋の接続口、符号15は自島から他島へ向かう島間樋の接続口を示す。
B.遊技島の概略構成
次に、各遊技島の概略構成及び遊技球の流れの概要について説明する。
各遊技島は、図1に示す如く、前述の上部タンク13に加えて、島内の比較的下側に配置されて遊技球を貯留する下部タンク31と、島の長手方向の略中央に配置される球揚送装置33(球磨き装置としても機能するもの)と、この球揚送装置33を中心として両側に伸びるように各遊技機の下方に配設された遊技球回収樋34と、上部タンク13の下部両側に接続されて上部タンク13の遊技球を各遊技機に補給する遊技球補給樋35と、上部タンク13内の遊技球を自島内の下部タンク31に向けて流下させる降下流路36と、下部タンク31の底部であって球揚送装置33の近傍(遊技球回収樋34の下流側)に設けられた下部シャッター37とを備える。なお、球揚送装置33による揚送経路以外の遊技球の移動経路(各樋及び流路)は、全て遊技球がその自重により移動するものである。また、上述した上部タンク13、下部タンク31、球揚送装置33、及び降下流路等は、遊技島の球循環機構を構成する。また、遊技球回収樋34は、下部タンク31の底部を構成する。
ここで、下部タンク31は、遊技球回収樋34の上方の空きスペースを、遊技球貯留空間とするタンクである。この下部タンク31(遊技球回収樋34を含む)や下部シャッター37は、球揚送装置33の左右両側に1個ずつ設けられている。なお下部タンク31は、図2に示すように複数の樋状部材40a,40b,40cを連結してなる(詳細後述する)。
また降下流路36は、上部タンク13に上端が接続されて下方に伸びる管状の流路であり、島間樋から流入した遊技球や上部タンク13でオーバーフローした遊技球を左右の下部タンク31に向けて流下させるものである。この降下流路36の下端は、後述する落下球誘導部61(図1及び図2に示す)の始端部に向けて配置され、この落下球誘導部61の始端部に上部タンク13からの球を落下させる。
また下部シャッター37は、各島に設けられた島制御装置(図示省略)によって制御され、例えば自島の球貯留量(下部タンク31内の球貯留量)が少ないときに、下部タンク31内から球揚送装置33の入口に向かう遊技球の流路を遮断して、他島への遊技球の供給を停止するためのものである。
なお、下部タンク31やその周辺構成の詳細については、後述する。
そして遊技球は、概略次のように島内を循環する構成となっている。
即ち、各遊技機から排出される遊技球(アウト球等)は、図示省略したアウト球回収箱を経由して、まず島の下部(各遊技機の下側)の左右方向に傾斜した状態に設けられた遊技球回収樋34(或いは、後述する均し樋60やバイパス用の傾斜樋81)により回収されて、下部シャッター37によって開閉される流路を経由して島の略中央底部の位置に集められる。この位置には、球揚送装置33の下端側の入口が配置されており、この位置に集められた遊技球は図示省略した整列装置により、整然と球揚送装置33に入り、この球揚送装置33で研磨されつつ揚送され、球揚送装置33の上端側の出口から前述の上部タンク13における上部主タンク13a内の上部に排出される。
なお、カウンタ12が受入れた遊技球も、カウンタ12の背面側(島の側壁の内側)に突出する排出口(図示省略)より、遊技球回収樋34の始端部(或いは、後述する傾斜樋81)に流れ落ちるようになっており、遊技機から排出された遊技球と同様に回収され、球揚送装置33に送られる。
次に、球揚送装置33から上部主タンク13a内の上部に排出された遊技球は、例えば、島間樋、遊技球補給樋35の順に優先して供給される。即ち、まず他島へ球を送る島間樋に供給され、この島間樋の入口が遊技球により満杯となっていると遊技球補給樋35に供給され、遊技球補給樋35の入口が遊技球により満杯になるとオーバーフローして降下流路36に流入し、この降下流路36から下部タンク31に向けて落下する。
なお、遊技球補給樋35は島の上部(各遊技機の上側)に左右方向に傾斜した状態に設けられ、この遊技球補給樋35に流入した遊技球が各遊技機に供給される。遊技球補給樋35には、各遊技機に対応する複数箇所にシュートと呼ばれる遊技球の分配器(図示省略)が設けられており、この分配器の動作により適宜補給が必要な遊技機や遊技機に付設された球貸機に遊技球補給樋35から遊技球が補給される。
また、島間樋から流入した遊技球(他島から供給された遊技球)は、降下流路36に流入し、この降下流路36から下部タンク31に向けて落下する。
C.下部タンク等の構成
次に、カウンタ12が設置された島10cにおける下部タンク31とその周辺構成について、図2〜図7により説明する。
ここで図2〜図7は、正面から見て右側の下部タンク31を説明するための図である。このうち図2は、下部タンク31等を示す斜視図である。また図3は、下部タンク31を構成する樋状部材の一つ(後述する樋状部材40b)を示す斜視図である。また図4は、前記樋状部材40bと隣り合う樋状部材40cの連結部周辺を示す側断面図である。また図5は、下部タンク31に設けられる傾斜樋81を構成する分割樋81c示す斜視図である。また図6は、前記樋状部材40bの縦断面図(図4におけるX1断面図)である。また図7は、前記樋状部材40bと隣り合う樋状部材40cの連結部周辺を示す斜視図である。
図2において符号40a,40b,40cで示すのは、それぞれ、下部タンク31を構成する樋状部材である。これら樋状部材40a,40b,40cは、基本構成が同じであるため、同様の構成要素には同符号を用いる。図3では、各樋状部材の代表として、中央の樋状部材40bの基本構成を図示している。
樋状部材40bは、図3に示すように、一対の起立壁41,42の間にこれら起立壁41,42に沿って傾斜する傾斜底部43を設けてなる。本例の下部タンク31は、各樋状部材40a,40b,40cの傾斜底部43が連続するように、これら三つの樋状部材40a,40b,40cを連結して構成されている。ここで、各樋状部材40a,40b,40cの傾斜底部43は、全体として前述した遊技球回収樋34(下部タンク31の底部)を構成している。また、各樋状部材40a,40b,40cの起立壁41,42は、例えば木製の板材よりなり、全体として下部タンク31の両側壁を構成している。
なお、樋状部材40a,40b,40cのうち、隣り合う樋状部材における上流側樋状部材の傾斜底部43の下流端は、下流側樋状部材の傾斜底部43の上流端より高い位置に配置されている。例えば図4において、樋状部材40c(上流側樋状部材)の傾斜底部43の下流端と、樋状部材40b(下流側樋状部材)の傾斜底部43の上流端との境界(接合部)には、境界段差43aが設けられている。そしてこの境界段差43aでは、樋状部材40c(上流側樋状部材)の傾斜底部43の下流端の方が、樋状部材40b(下流側樋状部材)の傾斜底部43の上流端よりも、上面が高い位置に配置されている。これは、この境界段差43aにおいて遊技球が停滞しないで円滑に下流側(島の中央側)に流れるようにするためである。
また傾斜底部43は、図3や図6に示すように、起立壁41,42の間に帯板材(例えば木製のもの)を架け渡すように設けて構成されている。図3及び図6において、符号43b,43cで示すものは、起立壁41,42の内面に沿って固定された底部支持部材(例えば木製の角材)であり、これら底部支持部材43b,43cの上に傾斜底部43を構成する帯板材の両端を載置することによって、傾斜底部43が支持されている。なお各傾斜底部43は、前述の遊技球回収樋34の一部として、島中央に向かって下り傾斜していることはいうまでもない。
また各樋状部材40a,40b,40cは、起立壁41,42の間に複数の梁状部材(例えば木製の角材)が架け渡されるように固定され、遊技球の圧力で起立壁41,42が膨らまないように強度が確保されている。この梁状部材は、各樋状部材を正面から見た場合、上下左右の四隅の位置と、左右方向中央位置の上下に設けられており、各樋状部材にそれぞれ合計6本ずつ設けられている。なお図3では、これら6本の梁状部材のうち、上側の3本の梁状部材44,45,46と、下側の1本の梁状部材47(下流端側のもの)が見えている。そして、上側で下流端側の隅に配置された梁状部材44が、本発明の下流側梁状部材に相当し、上側で上流端側の隅に配置された梁状部材46が、本発明の上流側梁上部材に相当する。
なお、上記梁状部材や前記底部支持部材43b,43cは、起立壁41,42に対して、例えばネジ止め、釘打ち或いは接着等によって固定されている。また、樋状部材40a,40b,40cのうち隣り合う樋状部材は、例えば連結部において隣り合う互いの梁状部材(例えば梁状部材46と梁状部材44)をネジ止め、釘打ち或いは接着等によって固定することによって、相互に固定される。
次に、図2において符号39で示すのは、下部タンク31の島端側に連結されるカウンタ接続部材である。カウンタ接続部材39は、図1では図示省略している。実際には、下部タンク31とカウンタ載置台12aの間に、このカウンタ接続部材39が配置されている。このカウンタ接続部材39の上面には、カウンタ12の背面に設けられた排出口から流出した遊技球を受け止めて下部タンク31に流下させるためのカウンタ排出球誘導樋39aが設けられている。カウンタ12で投入された遊技球は、カウンタ12の排出口からカウンタ排出球誘導樋39aを経由して、遊技球回収樋34(下部タンク31の底部)或いは後述する傾斜樋81の始端部に落下する構成となっている。なお、カウンタ12が無い場合は、このカウンタ接続部材39は当然設けられない。
また、図2において符号38で示すのは、下部タンク31と球揚送装置33とを接続する揚送装置側接続部材である。揚送装置側接続部材38は、内部に前述した下部シャッター37が設けられる部分を構成する部材である。
次に、図1や図2において符号60で示すのは、均し樋である。均し樋60は、遊技球回収樋34の上方(即ち、下部タンク31の上部)に配置された樋であり、遊技球回収樋34の前後方向の幅(下部タンク31の内幅)と略同寸法の幅を持つ落下球誘導部61と、遊技球回収樋34よりも格段に幅が小さい傾斜突条62とよりなる。
落下球誘導部61は、揚送装置側接続部材38の上面から降下流路36の下端が臨む遊技球の落下位置まで延びており、この落下位置から下部タンク31に向かって上面が下り傾斜した板状部材によって構成されている。なお図2では、この落下球誘導部61の一部(揚送装置側接続部材38の上面に位置する部分)のみを図示しているが、実際には上記落下位置まで延びている。
傾斜突条62は、下部タンク31の底部の上方に球貯留空間を空けた状態で下部タンク31の各側壁(即ち、前述した起立壁41,42よりなる壁)から前後方向に突出する。即ち、傾斜突条62は、下部タンク31内の前後両側に内側面から突出するように設けられ、落下球誘導部61と連続するように島端に向かって下り傾斜している。なお図2の場合、傾斜突条62は、下部タンク31を構成する中央の樋状部材40bの途中まで延びており、島端側の樋状部材40cには設けられていない。
上述の落下球誘導部61と傾斜突条62よりなる均し樋60は、降下流路36の下端が臨む遊技球の落下位置から島端に向けて延びるように島の両側にそれぞれ設けられており、遊技球回収樋34とは逆向きに傾斜している。即ち、遊技球回収樋34が、島の中央側(球揚送装置33の近傍位置)から島端に向かって上り傾斜しているのに対して、均し樋60は、島の中央から島端に向かって下り傾斜している(図1参照)。いいかえると、遊技球回収樋34の始端(遊技球の流れ方向の上流側の端)は島端側に位置するのに対して、均し樋60の始端は島の中央(遊技球回収樋34の終端側)に位置する。このため、均し樋60上の遊技球は、遊技球回収樋34とは逆に、基本的に島の中央から島端に向かって流れる。
なお、この均し樋60の終端(即ち傾斜突条62の終端)は、既述したように、遊技球回収樋34の始端位置よりも手前の位置(島の中央側)に位置している。これにより、均し樋60(傾斜突条62)上をその終端まで流れた遊技球は、遊技球回収樋34に円滑に流れ落ち、遊技球が充満していない限り、今度は逆に遊技球回収樋34の底面上を島中央側に向かって流れる構成となっている。
なお、降下流路36から落下した遊技球は、島の左右に配置された均し樋60の何れか一方に流れる。そして、まず均し樋60の始端部から終端側(島端側)に向かって均し樋60の上を流れる構成となっている。
また図2に示すように、前後両側にある傾斜突条62の間には空間が形成されているため、例えば降下流路36から落下して落下球誘導部61を流れる遊技球は、場合によっては、均し樋60の終端(即ち傾斜突条62の終端)に到達する前に、落下球誘導部61の下流側端縁や傾斜突条62の側縁(後述する間隙)を介して遊技球回収樋34の底面(即ち、下部タンク31の底部)に向けて流れ落ちる構成となっている。
また、図示省略した遊技機からの排出球は、図示省略したアウト球回収箱を経由して、上記傾斜突条62と後述する傾斜樋81の間の位置に落下する構成となっている。
また図2に示すように、落下球誘導部61の下流側(終端側)には、分別誘導部63が形成されている。分別誘導部63は、この場合、落下球誘導部61の上面から上方に所定高さ(遊技球の外径に対応する寸法)だけ突出した部分である。この分別誘導部63は、落下球誘導部61の幅方向においては、略中央に形成されている。また分別誘導部63は、その側面(落下球誘導部61の上面から略直角に起立する壁面)において遊技球と接触して、遊技球の流れ方向に影響して遊技球を誘導するものである。また分別誘導部63は、上面から見たときに下流に向かって末広がりとなる形状となっており、これにより前記球落下部に落下して流下した遊技球を傾斜突条62の方(下部タンク31の両側壁の方)に誘導する機能を有する。少なくとも下部タンク31内の球貯留量が少ない場合に、落下球誘導部61を流下する遊技球が後述する傾斜樋81内に流入するのを、この分別誘導部63が阻止する構成となっている。また、前述の傾斜突条62は、分別誘導部63により分別誘導された遊技球を、下部タンク31の側壁に沿って島端に向けて転動させる。
なお図示省略しているが、傾斜突条62には、下部タンク31の側壁からの突出先端側に球落下防止のための起立部が各々形成され、これら起立部の各々には、非対向状態となるように(即ち、互い違いの位置となるように)、球が落下可能な間隙が複数設けられている。傾斜突条62を流れ落ちる遊技球は、場合によっては、何れかの上記間隙から落下する。これにより、下部タンク31内の遊技球の貯留状態が均等化される。
次に、下部タンク31内における前後方向中央位置には、各樋状部材40a,40b,40cに跨った状態で傾斜樋81(本願発明の樋に相当)が設けられている。
傾斜樋81は、複数の分割樋81a,81b,81cを連結してなる構成である。これら分割樋81a,81b,81cは、基本構成が同じであるため、同様の構成要素には同符号を用いる。図5では、各樋状部材の代表として、正面から見て右端の樋状部材81cを図示している。
各分割樋81a,81b,81cは、例えば鋼材から製作されたものであり、上面を球が流下する上底部82と、この上底部82の下面から間を隔てて形成される下底部83と、この下底部83の両側から略鉛直方向に起立するように形成された起立壁84,85と、を有する。
これら分割樋のうち、少なくとも下流端側が他の分割樋に連結される分割樋81b,81cの下流端には、図5に示すように下底部83と略同じ厚さの突出片86が設けられている。この突出片86は、図4に示す段部87から下流側に延びるように形成されている。即ち図4に示すように、隣り合う上記分割樋における上流側分割樋(図4では分割樋81c)には、下底部83の下流端に、下底部83より一段上方となるように段部87が設けられ、さらにこの段部87から下流側に延びるように突出片86が設けられている。このため突出片86は、下底部83と平行に下流側に延びているが、下底部83の厚さ程度の寸法だけ下底部83の延長線上よりも上方に位置している。
そして上記分割樋を連結した組立状態において、上記突出片86は、下流側分割樋(図4では分割樋81b)の上底部82と下底部83との間に挿通されている。
また、上記分割樋を連結した組立状態においては、上流側分割樋(図4では分割樋81c)の上底部82と下流側分割樋(図4では分割樋81b)の上底部82の接合部には、境界段差88が形成されている。この境界段差88でも、遊技球を円滑に流すために、前述の境界段差43aと同様に、下流側の上底部82の上流端よりも上流側の上底部82の下流端の方が高い位置になる構成とされている。
以上説明した分割樋81a,81b,81cよりなる傾斜樋81は、前述した傾斜突条62の間に、夫々の傾斜突条62の突端から所定距離離隔させた状態で形成され、その上底部82及び下底部83が球揚送装置側(即ち、遊技球回収樋34と同方向)に下り傾斜している。この傾斜樋81は、既述した如く両側に起立壁84,85が略鉛直方向に起立するように形成されているが、上底部82の上方は開口している。
なお図2に示すように、傾斜樋81の始端(分割樋81cの始端)は、前述のカウンタ排出球誘導樋39aの下流端の下方位置まで延びており、カウンタ排出球誘導樋39aから流下した遊技球が場合によってはこの傾斜樋81の始端部内に流れ落ちる構成(即ち、カウンタ12から排出された遊技球の一部がカウンタ排出球誘導樋39aによって傾斜樋81の上部開口に誘導される構成)となっている。
また傾斜樋81の終端(分割樋81aの終端)は、図1や図2に示すように後述する端壁70の上部開口(図示省略)に接続されている。また傾斜樋81の起立壁84,85は、その終端が後述する端壁70に接合しており、またその終端側の上縁が傾斜突条62と略同じ高さまで延びている。これにより、遊技球の貯留量が少なくて下部タンク31内に遊技球が山積みになっていない状態では、均し樋60や各遊技機から流下する遊技球のほとんどが、起立壁84,85によって傾斜樋81内への流入を阻止され、遊技球回収樋34上(傾斜樋81の外側)に落下する。
次に、図1において符号70で示すものは、下部タンク31の島中央側の端壁である。この端壁70は、樋状部材40aと揚送装置側接続部材38の間を仕切るように遊技球回収樋34の終端の上面に縦に配置されたもので、その下端部には、遊技球を少しずつ島中央側(球揚送装置33)に送るための底部開口(図示省略)が形成されている。また、端壁70の上部の前後方向中央位置(傾斜樋81の終端に連通する位置)には、上部開口(図示省略)が形成されている。
これにより、下部タンク31内の遊技球は、これら底部開口又は上部開口を通過して前述した下部シャッター37によって開閉される流路に流れ、さらにこの流路を経由して球揚送装置33の入口へと流れる構成となっている。詳しく説明すると、下部タンク31内の遊技球の貯留量が少ない通常状態では、降下流路36から落下して下部タンク31内に流れた遊技球や各遊技機からアウト球回収箱を経由して落下した遊技球は、主に前記端壁70の底部開口を経由するメイン流路を経て底部に位置する遊技球から順に球揚送装置33の入口に流れる。ところが、下部タンク31内の遊技球の貯留量が多くなり、均し樋60付近の高さに遊技球が山積になっているような多量球貯留状態になると、降下流路36から落下した遊技球や各アウト球回収箱から落下した遊技球の多くは、山積み状態の球に誘導されて傾斜樋81内に流れ込み、傾斜樋81と前記端壁70の上部開口を経由するバイパス流路(上記メイン流路を迂回する流路)を経て球揚送装置33の入口に短絡的に流れる。これにより、上記多量球貯留状態でも、アウト球回収箱の球出口が遊技球で塞がれてしまう不具合が回避される。
次に、傾斜樋81の支持構造について説明する。
傾斜樋81は、図4及び図6等に示す架設部材90に載置された状態で設けられている。架設部材90は、例えば鋼材よりなり、断面形状が四角形の管状のものである。この架設部材90は、本例の場合、各樋状部材40a,40b,40cに少なくともそれぞれ1本ずつ設けられている。また架設部材90は、図6や図7に示すように、各傾斜底部43の上方に間隔を空けた状態で前記一対の起立壁41,42の間に架け渡された状態に配設され、両端が載置部材91によって起立壁41,42にそれぞれ固定されている。
ここで、載置部材91は、例えば帯板状の鋼材をL字形に曲げ加工してなり、水平に配置される横板状部(符号省略)と、この横板状部の一端から上方に直角に延びる縦板状部(符号省略)を有する。この載置部材91の横板状部は、架設部材90の上面に載置され、止着具92(例えば、下穴不要のドリルネジ)をこの横板状部の上面から架設部材90までねじ込むことによって架設部材90に固定されている。また、載置部材91の縦板状部は、起立壁41又は起立壁42の内面に接合させた状態に配置され、止着具92をこの縦板状部の内面から起立壁41又は起立壁42までねじ込むことによって、起立壁41又は起立壁42に固定されている。こうして、載置部材91が架設部材90と起立壁41又は起立壁42に固定されることによって、架設部材90の両端が起立壁41,42にそれぞれ固定されている。
そして傾斜樋81は、図6等に示すように、架設部材90の上面側に載置部材93によって固定されている。載置部材93は、前述の載置部材91と同じ構成の部材であり、一つの架設部材90に対して傾斜樋81の前後両側に合計二つ設けられる。各載置部材93の横板状部は、傾斜樋81の前後両側位置において架設部材90の上面に載置され、止着具92をこの横板状部の上面から架設部材90までねじ込むことによって架設部材90に固定されている。また、載置部材93の縦板状部は、傾斜樋81の側面に接合させた状態に配置され、止着具92をこの縦板状部の内面から傾斜樋81までねじ込むことによって、傾斜樋81に固定されている。こうして、各載置部材93が架設部材90と傾斜樋81に固定されることによって、傾斜樋81の前後両側部が架設部材90にそれぞれ固定されている。
なお、図4及び図6に示すように、止着具92の先端は、傾斜樋81の上底部82と下底部83との間に収容される。
また架設部材90は、傾斜樋81に所定の傾斜を持たせるために、下流側にゆくにつれて固定される位置が低くなっている。但し、傾斜底部43によって構成される遊技球回収樋34も傾斜樋81と略平行になるように傾斜しているため、遊技球回収樋34(傾斜底部43)と架設部材90の間の間隔は、どの位置の架設部材90についても略同じとなっている。
そして図4に示すように、架設部材90は、隣り合う樋状部材(樋状部材40aと樋状部材40b、或いは樋状部材40bと樋状部材40c)の連結部から、傾斜底部43の傾斜方向(即ち、遊技球回収樋34が傾斜する島の左右方向)における下流側に、距離L1(L1>0)だけずれた位置に設けられている。さらにこの場合、架設部材90は、前記傾斜方向において前記上流側梁状部材46よりも下流側で、且つ、前記下流側梁状部材44よりも上流側に設けられており、上流側梁状部材46に対しては距離L2(L2>0)だけ下流側にずれた位置に配置されている。
なお、図2において符号73で示すものは、この場合樋状部材40aの4箇所に設けられた遊技球の検出器である。これら検出器73は、下部タンク31内の球貯留量を段階的に検知するためのセンサである。
また以上の説明では、正面から見て右側の下部タンク31やその周辺構成について説明したが、本例の場合、カウンタ12に関係する構成を除いて、島の左側にも同様の構成の下部タンク31等が略左右対称の位置関係で設けられている。
以上説明した島設備における下部タンク31の構成であると、次のような効果が奏される。
即ち、隣り合う樋状部材の連結部(図4では樋状部材40bと樋状部材40cの連結部)から距離L1ずらした位置に架設部材90を配置したため、上流側樋状部材(図4では樋状部材40c)の傾斜底部43の下流端と下流側樋状部材(図4では樋状部材40b)の傾斜底部43の上流端との間に境界段差43aがあるにもかかわらず、架設部材90を上記連結部に設ける場合に比較して、傾斜底部43と架設部材90との間の間隔が充分形成され、球詰まりが起こりにくくなる。
図8は、上記効果を説明するための比較例(図4の変形)であり、架設部材90と上記連結部の距離L1(図4に示す)をゼロとした場合(即ち、架設部材90を上記連結部に設けた場合)を図示したものである。このような構成とした場合、図8に符号Kで示すような狭い部分が、傾斜底部43の境界段差43aの部分と架設部材90との間に形成されてしまい、この狭い部分Kに遊技球が詰まり易くなる。しかし、本発明を適用した上記形態例の構成であれば、このような球詰まりは起こり難い。
なお、上記境界段差43aでは、上流側樋状部材の傾斜底部43の下流端を下流側樋状部材の傾斜底部43の上流端より高い位置に配置しているので、この段差43aで球の流れを阻害することがない。このため、連続する各傾斜底部43を球が自重によって円滑に流れるようになり、連結部に揚送装置が介在しない良好な球貯留タンク(この場合、下部タンク31)が実現できる。
また、梁状部材(例えば、図3に示す梁状部材44〜47)により貯留球の重みで起立壁41,42が変形するのを防止できる。また本例では、架設部材90が梁状部材44,46等の直下からずれた位置に配置されている。このため、架設部材90を梁状部材46等の直下に設ける場合(例えば図8に示す構成の場合)に比較して、架設部材90の取付作業の際に梁状部材46が邪魔にならない。したがって、梁状部材44,46の取付作業の後に行う架設部材90の取付作業が楽になる。
また、傾斜樋81の底部が間を隔てた2層構造となっており、貯留球の重量が作用しても変形しにくい。よって、傾斜樋81での球の流下がスムーズである。また、止着具92の先端が上底部82と下底部83との間に収容されるので、止着具92の先端が傾斜樋81での球の流下に支障をきたすことがない。
また傾斜樋81は、複数の分割樋81a,81b,81cに分割された構成であるので、取付作業性が良い。また、下流側分割樋(図4では分割樋81b)の上底部82と下底部83との間に上流側分割樋(図4では分割樋81c)の段部87から延びる突出片86を挿通したので、分割樋同士の位置決めが容易かつ確実に行われるという効果もある。
なお、本発明は上述した形態例に限られず、各種の変形や応用があり得る。
例えば、本発明の樋は、上記形態例のようなタンク内のバイパス流路としての傾斜樋81に限定されず、タンクの両側壁に架設される部材に支持される樋であれば、いかなる樋でもよい。また本発明の球貯留タンクは、上記形態例のように島の左右下部に設けられる下部タンクに限定されるものでないことはいうまでもない。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
遊技島の内部構造を示す正面図である。 下部タンク等を示す斜視図である。 下部タンクを構成する樋状部材を示す斜視図である。 樋状部材の連結部周辺を示す側断面図である。 分割樋を示す斜視図である。 図4におけるX1断面図である。 樋状部材の連結部周辺を示す斜視図である。 比較例(図4の変形)を示す図である。
符号の説明
10c 遊技島
12 カウンタ
13 上部タンク
31 下部タンク(球貯留タンク)
33 球揚送装置
34 遊技球回収樋
40a,40b,40c 樋状部材
41,42 起立壁
43 傾斜底部
43a 境界段差
44 梁状部材(下流側梁状部材)
46 梁状部材(上流側梁状部材)
60 均し樋
62 傾斜突条
81 傾斜樋(樋)
82 上底部
83 下底部
86 突出片
87 段部
90 架設部材
92 止着具
93 載置部材

Claims (2)

  1. 一対の起立壁の間に起立壁に沿って傾斜する傾斜底部を設けた樋状部材を、前記傾斜底部が連続するように複数連結して構成した球貯留タンクにおいて、
    前記傾斜底部の上方に間隔を空けた状態で前記一対の起立壁の間に架け渡された架設部材と、前記複数の樋状部材に跨った状態で前記架設部材に載置される樋と、を有し、
    前記樋状部材は、
    前記傾斜方向における上流側端部の上側の隅に配置され、前記傾斜底部の上方に間隔を空けた状態で前記一対の起立壁の間に架け渡された上流側梁状部材と、
    前記傾斜方向における下流側端部の上側の隅に配置され、前記傾斜底部の上方に間隔を空けた状態で前記一対の起立壁の間に架け渡された下流側梁状部材と、を有し、
    隣り合う前記樋状部材は、上流側樋状部材の下流側梁状部材と下流側樋状部材の上流側梁状部材とを固定することで連結され、上流側樋状部材の傾斜底部の下流端を下流側樋状部材の傾斜底部の上流端より高い位置に配置し、
    前記架設部材は、隣り合う前記樋状部材の連結部から前記傾斜底部の傾斜方向における下流側にずれた位置に設けたことを特徴とする球貯留タンク。
  2. 前記樋は、複数の分割樋を連結してなる構成とし、該分割樋は、上面を球が流下する上底部と、該上底部の下面から間を隔てて形成される下底部と、を有し、
    隣り合う前記分割樋における上流側分割樋は、下底部の下流端に下底部より一段上方となるように段部を設け、この段部から下流側に延びる突出片を下流側分割樋の上底部と下底部との間に挿通して該突出片を下底部に載置してなり、
    前記複数の分割樋の連結部を前記架設部材から上流側にずらして配置したことを特徴とする請求項1に記載の球貯留タンク。
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