JP4756551B2 - 球供給装置 - Google Patents
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Description
また、パチンコ遊技店には上記の設置島が間隔を空けて併設され、上部タンクに含まれる交流タンク同士を相互に樋で連結し、この連結部に開閉シャッターを設けて設置島間で球を交流できるようにし、パチンコ遊技機が大量の賞球を排出することにより下部タンクが球不足状態になると隣島から球を受け入れて下部タンクを球で充足できるような島間補給システムが設けられている。
そこで本発明は、上述した設置島における下部タンクの球検出センサの設置位置を調整するといった煩雑な作業を省いて各設置島内の球の貯留量を簡単に調整できるようにすることを目的とする。
前記タンクは、タンクの底部の上方に球貯留空間を空けた状態でタンクの側壁から突出し、球を側壁に沿って流下させる傾斜樋と、該傾斜樋に沿って流下する球を傾斜樋の突出先端側からタンクの底部へ落下させるように誘導する誘導部材と、前記タンクの側壁に設けられ前記誘導部材が着脱可能に係合する係合部と、を有し、
前記係合部は、前記傾斜樋の傾斜方向に沿って複数個所に設けられていることを特徴とする。
前記傾斜樋の上流に、前記樋を介して供給された球を両側方いずれかの傾斜樋に分別誘導する分別誘導部を設け、一側の傾斜樋に形成された前記球落下防止壁間の間隔は、他側の傾斜樋に形成された球落下防止壁間の間隔に対して非対向状態に設けられたことを特徴とする。
A.遊技場の設備全体の概略構成
まず、球供給装置を含む遊技場の設備全体の概略構成について説明する。図1は、後述する遊技島10cの内部構造(正面を覆う板や遊技機を取り外した状態)を示す正面図である。また図2は、同遊技島10cの側面図である。
本例の設備は、複数の島よりなるグループが複数設置されて構成される。例えば、三つの島10a,10b,10c(島10cのみを図1に示す、他は図示省略)が並列状態に設置されてグループ1が形成されている。そして、このグループ1の隣りには、同一島配列又は異なる島配列の他のグループ(図示省略)が配置されていて、グループ間の遊技球の移動(交流)が行われる。例えば、グループ1と全く同一構成のグループが隣接して配置され、端に位置する子島同士(グループ1では例えば島10c)を介して交流が行われる。
なお、遊技島の配列や配列数、或いは計数器の配置等は、上述の態様に限られないことはいうまでもない。
ここで、島間樋は、遊技球を流下させる方向において斜め下に傾斜した状態に設けられており、遊技球を自重により流下させることによって、或る遊技島から隣接する遊技島(同グループ内又は他グループ内の他の島)に移動させる樋である。この島間樋は、本発明の球供給装置における樋(隣接する設置島間に架け渡した樋)に相当する。
なお、図1における符号14や15は、上部補助タンク13bにおける島間樋の接続口を示し、このうち符号14は他島から自島へ向かう島間樋の接続口、符号15は自島から他島へ向かう島間樋の接続口を示す。
また各島には、島制御装置(図示省略)が設けられ、上記上部シャッターを含む各島内の機器の制御は、それぞれこれらの島制御装置により行われる。各島の島制御装置は、相互に接続されている。
次に、各遊技島の概略構成及び遊技球の流れの概要について説明する。
各遊技島は、図1に示す如く、前述の上部タンク13に加えて、島内の比較的下側に配置されて遊技球を貯留する下部タンク31と、島の長手方向(遊技機が並ぶ左右方向)の略中央に配置される球揚送装置33と、この球揚送装置33を中心として両側に伸びるように各遊技機の下方に配設された遊技球回収樋34と、上部タンク13の下部両側に接続されて上部タンク13の遊技球を各遊技機に補給する遊技球補給樋35と、上部タンク13内の遊技球を自島内の下部タンク31に向けて流下させる降下流路(図1に示す移送球流路36や図示省略したオーバーフロー流路)と、下部タンク31の底部であって球揚送装置33の近傍(遊技球回収樋34の下流側)に設けられた下部シャッター37とを備える。なお、球揚送装置33による揚送経路以外の遊技球の移動経路(各樋及び流路)は、全て遊技球がその自重により移動するものである。
また移送球流路36は、上部補助タンク13bに上端が接続されて下方に伸びる管状の流路であり、島間樋から流入した遊技球を左右の下部タンク31に向けて流下させるものである。この移送球流路36の下端は、後述する図4のならし樋61の始端部(後述する球落下部36a)に向けて配置され、このならし樋61の始端部に上部タンク13からの球を落下させる。
またオーバーフロー流路は、上部タンク13に接続されて、左右何れかの下部タンク31内に遊技球を流下させるものである。
また下部シャッター37は、前記島制御装置によって制御され、例えば自島の球貯留量(下部タンク31内の球貯留量)が少ないときに、下部タンク31内から球揚送装置33の入口に向かう遊技球の流路を遮断して、他島への遊技球の供給を停止するためのものである。このように球揚送装置33の入口への遊技球の流入を適宜停止することによって、球揚送装置33の負荷が減る利点がある。
なお、下部タンク31やその周辺構成の詳細については、後述する。
即ち、各遊技機から排出される遊技球(アウト球等)は、まず島の下部(各遊技機の下側)の左右方向に傾斜した状態に設けられた遊技球回収樋34(或いは、後述するならし樋61)により回収されて、下部シャッター37によって開閉される流路を経由して島の略中央底部の位置に集められる。この位置には、球揚送装置33の下端側の入口が配置されており、この位置に集められた遊技球は図示省略した整列装置により、整然と球揚送装置33に入り、この球揚送装置33で研磨されつつ揚送され、球揚送装置33の上端側の出口から前述の上部タンク13における上部主タンク13a内の上部に排出される。
次に、球揚送装置33から上部主タンク13a内の上部に排出された遊技球は、例えば、島間樋、遊技球補給樋35、オーバーフロー流路の順に優先して供給される。即ち、まず他島へ球を送る島間樋に供給され、この島間樋の入口が遊技球により満杯となっていると遊技球補給樋35に供給され、遊技球補給樋35の入口が遊技球により満杯となっているとオーバーフロー流路に供給される。
なお、遊技球補給樋35に流入した遊技球は、島の上部(各遊技機の上側)の左右方向に傾斜した状態に設けられた各遊技球補給樋35により各遊技機に供給される。遊技球補給樋35には、各遊技機に対応する複数箇所にシュートと呼ばれる遊技球の分配器(図示省略)が設けられており、この分配器の動作により適宜補給が必要な遊技機や遊技機に付設された球貸機に上記遊技球補給樋35から遊技球が補給される。
次に、計数器12が設置された島10cにおける下部タンク31とその周辺構成について、図3〜図10により説明する。
ここで図3は、右側の下部タンク31や遊技球回収樋34等を示す斜視図(球揚送装置33の側から斜めに見た図)である。図4及び図5は、右側の下部タンク31等を上面側から見た図であり、図4は後述する誘導部材81,82を上流側に取り付けた場合の遊技球の流れを矢印で示し、図5は後述する誘導部材81,82を下流側に取り付けた場合の遊技球の流れを矢印で示すものである。図6は、後述する誘導部材82を上流側から斜めに見た斜視図である。図7は、後述する誘導部材82を下流側から斜めに見た斜視図である。図8は、後述する誘導部材81の取り付け作業を説明するための斜視図である。また図9及び図10は、右側の下部タンク31等を上面側から見た図であり、図9は後述する傾斜樋65,66に遊技球が充満していない場合の遊技球の流れを矢印で示し、図10は後述する傾斜樋65,66に遊技球Kが充満している場合の遊技球の流れを矢印で示すものである。
また図3等に示すように、上記側壁41の外面側には、計数器設置台42が配置され、この計数器設置台42の上に計数器12が載置される。
そして、計数器12の背面に設けられた球の排出口12aは、上記開口部41aに挿入されて、側壁41より内面側(遊技球回収樋34の始端部上方)に突出し、計数器12で投入された遊技球は、その排出口12aから島の遊技球回収樋34の始端部(詳しくは、後述する蓋部材49の上面)に落下する構成となっている。
この第1検出部44は、遊技球が遊技球回収樋34の始端側(側壁41の付近)に所定量以上滞留したことを検出して検出信号を出力する第1検出器45と、この第1検出器45を取り付けた壁状部材46と、この壁状部材46の両縁部を上方から挿通する溝部(図示省略)と、この溝部に挿通された壁状部材46を上方から覆う蓋部材49と、から構成されている。
ここで、第1検出器45が出力する前記検出信号は、例えば次のように利用される。即ち、この信号を受けた当該遊技島の島制御装置は、当該遊技島の下部シャッター37を開くと共に、隣接する他の島の島制御装置に、当該遊技島の遊技球回収樋34の始端側に遊技球が所定量以上滞留していることを示す信号を送信する。そして、この信号を受けた隣接する島は、上部シャッターを開いて遊技球を受け入れ、当該遊技島において遊技球が過剰となることを阻止する。
そして蓋部材49は、上面側と下面側に衝撃吸収性材を備え、上面に計数器12からの計数球が衝接する衝接部を形成し、計数器12からの遊技球を遊技球回収樋34へ静かに落下させる構成となっている。
なお、このならし樋61の終端は、遊技球回収樋34の始端位置(第1検出部44)よりも少し手前の位置(島の中央側)に位置している。これにより、ならし樋61上をその終端まで流れた遊技球は、遊技球回収樋34の始端位置に円滑に流れ落ち、遊技球が充満していない限り、今度は逆に遊技球回収樋34の底面上を島中央側に向かって流れる構成となっている。
また図3に示すように、ならし樋61の始端部の若干上方位置には、移送球流路36の下端開口が下向きに配置され、このならし樋61の始端部が、移送球流路36からの遊技球が落下する球落下部36a(図4に示す)となっている。この球落下部36aに落下した遊技球は、島の左右に配置されたならし樋61の何れか一方に流れる。そして、まずならし樋61の始端部から切り欠き62のある終端側(島端側)に向かってならし樋61の上を流れる構成となっている。
この傾斜樋65,66の夫々には、図4等に示すように、下部タンク31の側壁からの突出先端側に球落下防止のための球落下防止壁67,68が、間隔を空けて複数形成されている。なお、各球落下防止壁67の間隔に相当する部分(本例では2箇所)には、球が落下可能な間隙67aが形成され、また各球落下防止壁68の間隔に相当する部分(本例では3箇所)には、球が落下可能な間隙68aが形成されている。そして、これら間隙67a,68aは、互いに非対向状態となるように(即ち、互い違いの位置となるように)配置されている。即ち、一側の傾斜樋65に形成された球落下防止壁67間の間隔は、他側の傾斜樋66に形成された球落下防止壁68間の間隔に対して非対向状態に設けられている。
誘導部材81は、一側の傾斜樋65に沿って流下する球をこの傾斜樋65の突出先端側(即ち、何れかの間隙67a)から下部タンク31の底部へ落下させるように誘導する部材であり、誘導部材82は、他側の傾斜樋66に沿って流下する球をこの傾斜樋66の突出先端側(即ち、何れかの間隙68a)から下部タンク31の底部へ落下させるように誘導する部材である。なお、誘導部材81と誘導部材82は、例えば金属性の薄板をプレス加工してなるものであり、互いに左右対称の形状のものである。以下、主に一方の誘導部材81の構成について詳細に説明する。
ここで誘導板部81aは、取り付け状態において、上面から見て一側(前面壁34bから離れた側)に向かって傾斜樋65の下流側に傾斜する板状部であり、傾斜樋65上を流下する遊技球に当接することによって、この遊技球を傾斜樋65の突出先端側(即ち間隙67a)から下部タンク31の底部へ落下させるように誘導する部分である。また一側係合部81bは、取り付け状態において、球落下防止壁67の傾斜上流側の端面と側面に接合するように、球落下防止壁67に対して傾斜上流側から係合する部分である。また下面側板部81cは、取り付け状態において、球落下防止壁67の傾斜上流側の下面に接合するように、球落下防止壁67に対して傾斜上流側から係合する部分であり、この下面側板部81cが球落下防止壁67の下面に当接することによって、誘導部材81の一側の浮き上がりが防止される。また上面側板部81dは、取り付け時に傾斜樋65の上面に接合し、誘導部材81の取り付け作業を容易にする。また側板部81eは、取り付け状態において、係合部83内に挿入された状態に係合し、誘導部材81を所定位置に保持する部分である。
このような構成であるから、誘導部材81は、図8に示すように、球落下防止壁67の上流側端部やこれに対応する係合部83に対して上流側からスライドさせて係合させるだけで、極めて容易に取り付け可能であり、また逆に上流側にスライドさせることで、極めて容易に取外し可能である。そしてこのように脱着することで、誘導部材81の取り付け位置を、極めて容易に変更可能である。本例の場合、図4に示す上流側の位置又は図5に示す下流側の位置の何れかに取付可能であり、2箇所の位置の何れかに容易に取り付け位置を変更できる。
なお本例の誘導部材81に関しては、上記係合部構成部材83aよりなる係合部83と、球落下防止壁67の上流側端部が、本発明の係合部(タンクの側壁に設けられ誘導部材を傾斜樋の傾斜方向に沿って複数段階に係合させる係合部)に相当する。
ここで誘導板部82aは、取り付け状態において、上面から見て一側(後面壁34cから離れた側)に向かって傾斜樋66の下流側に傾斜する板状部であり、傾斜樋66上を流下する遊技球に当接することによって、この遊技球を傾斜樋66の突出先端側(即ち間隙68a)から下部タンク31の底部へ落下させるように誘導する部分である。また一側係合部82bは、取り付け状態において、球落下防止壁68の傾斜上流側の端面と側面に接合するように、球落下防止壁68に対して傾斜上流側から係合する部分である。また下面側板部82cは、取り付け状態において、球落下防止壁68の傾斜上流側の下面に接合するように、球落下防止壁68に対して傾斜上流側から係合する部分であり、この下面側板部82cが球落下防止壁68の下面に当接することによって、誘導部材82の一側の浮き上がりが防止される。また上面側板部82dは、取り付け時に傾斜樋66の上面に接合し、誘導部材82の取り付け作業を容易にする。また側板部82eは、取り付け状態において、係合部84内に挿入された状態に係合し、誘導部材82を所定位置に保持する部分である。
このような構成であるから、誘導部材82も、前述の誘導部材81と同様に、極めて容易に脱着可能である。そしてこのように脱着することで、誘導部材82の取り付け位置も、極めて容易に変更可能である。本例の場合、図4に示す上流側の位置又は図5に示す下流側の位置の何れかに取付可能であり、2箇所の位置の何れかに容易に取り付け位置を変更できる。
なお本例の誘導部材82に関しては、上記係合部84と、球落下防止壁68の上流側端部が、本発明の係合部(タンクの側壁に設けられ誘導部材を傾斜樋の傾斜方向に沿って複数段階に係合させる係合部)に相当する。
また、図3において符号72,73で示すものは、夫々第2検出器と第3検出器である。これら第2検出器72と第3検出器73は、下部タンク31内の球貯留量を段階的に検知するためのセンサである。従来では、各島のタンク31の貯留状態のバラツキを是正するために、例えばこの第2検出器72又は第3検出器73の位置を変更するという極めてめんどうな調整作業が必要であった。
なお以上の説明では、図3等によって右側の下部タンク31やその周辺構成について説明したが、本例の場合、計数器12に関係する構成を除いて、島の左側にも同様の構成の下部タンク31等が設けられている。
即ち、傾斜樋65,66に沿って流下する球を傾斜樋65,66の突出先端側からタンク31の底部へ落下させるように誘導する誘導部材81,82を設けたので、誘導部材81,82により他の設置島に比べて貯留量が多くなる傾向の設置島の貯留量を制限でき、夫々の設置島のタンク31における球の貯留状態のバラツキ(下部タンク31の一部に山積状態で球が貯留されたり、下部タンク31の全域に亘ってほぼフラットに球が貯留されたりする)の度合いを小さくできる。また、タンク31の側壁に、誘導部材81,82を傾斜樋65,66の傾斜方向に沿って複数段階に係合させる係合部(係合部83,84や球落下防止壁67,68の上流側端部)を設けたので、下部タンク31の球検出センサ(例えば、第2検出器72又は第3検出器73)の設置位置を調整するといった煩雑な作業に比べて、各設置島内の球の貯留量を簡単に調整できる。
即ち、一方の傾斜樋65における球落下防止壁67の間隙67aから落下して下部タンク31(遊技球回収樋34上)に形成される遊技球による山同士の隙間が、他方の傾斜樋66における球落下防止壁68の間隙68aから落下した球により埋められるように貯留されるので、効果的に球の貯留状態を均等化することができる。というのは、下部タンク31の球貯留量が少ない状態(少なくとも傾斜樋65,66に遊技球が充満していない状態)で、球落下部36aに落下した遊技球は、図9において矢印により示すように、分別誘導部63で分別誘導されて傾斜樋65,66の何れか一方を流れ、傾斜樋65,66の終端から遊技球回収樋34上に流れ落ちるか、或いは何れかの間隙67a,68aから遊技球回収樋34上に流れ落ちる。この際、各間隙67a,68aが互い違いの位置に形成されていることによって、例えば一方の傾斜樋65における球落下防止壁67の間隙67aから落下して遊技球回収樋34上に形成される遊技球による山同士の隙間が、他方の傾斜樋66における球落下防止壁68の間隙68aから落下した遊技球により埋められるように貯留されるので、効果的に遊技球の貯留状態を均等化することができる。
例えば、誘導部材81,82を取り付ける係合部を3箇所以上設けてもよい。また、傾斜樋がタンクの一方の側壁にのみ設けられた態様でもよい。
また、分別誘導部63の末細り部63bは必ずしも必要ではない、上記形態例において末細り部63bが無い構成(分別誘導部63が末広がり部63aのみからなる構成)もあり得る。また、分別誘導部63の形状は菱形に限らず、例えば、楕円形でも良い。
なお、島の構成も上記形態例に限られないことは当然である。例えば、上記形態例では島の中央において遊技球を落下させているが、島端において遊技球をタンクに向かって落下させる構成において、本発明を実施することも可能である。この場合、球揚送装置が島中央にあることを前提とすれば、ならし樋(傾斜樋を含む)と遊技球回収樋が略平行(どちらも島中央に向かって下り傾斜した構成)となり、このような島構成に対しても本発明は適用可能である。
12 計数器
31 下部タンク(タンク)
33 球揚送装置
34 遊技球回収樋
61 ならし樋
62 切り欠き(ならし樋の切り欠き)
63 分別誘導部
65,66 傾斜樋
67,68 球落下防止壁
67a,68a 間隙(球落下防止壁の間隔)
81,82 誘導部材
83,84 係合部
Claims (3)
- 隣接する設置島間に樋を架け渡し、一方の設置島に設けられたタンクに貯留された球を他方の設置島に設けられたタンクに前記樋を介して供給するようにした球供給装置において、
前記タンクは、タンクの底部の上方に球貯留空間を空けた状態でタンクの側壁から突出し、球を側壁に沿って流下させる傾斜樋と、該傾斜樋に沿って流下する球を傾斜樋の突出先端側からタンクの底部へ落下させるように誘導する誘導部材と、前記タンクの側壁に設けられ前記誘導部材が着脱可能に係合する係合部と、を有し、
前記係合部は、前記傾斜樋の傾斜方向に沿って複数個所に設けられていることを特徴とする球供給装置。 - 前記傾斜樋の突出先端側に間隔を空けて複数の球落下防止壁を設け、
前記誘導部材は、前記球落下防止壁に対して傾斜上流側から係合することを特徴とする請求項1に記載の球供給装置。 - 前記傾斜樋は、タンクの両側壁から突出し、
前記傾斜樋の上流に、前記樋を介して供給された球を両側方いずれかの傾斜樋に分別誘導する分別誘導部を設け、一側の傾斜樋に形成された前記球落下防止壁間の間隔は、他側の傾斜樋に形成された球落下防止壁間の間隔に対して非対向状態に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の球供給装置。
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