JP6250386B2 - 遊技機島 - Google Patents

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Description

本発明は、ぱちんこ機やスロット機といった遊技機を設置するための遊技機島に関する。
ぱちんこ機やスロット機等の遊技機が設置される遊技場では、一般的に、遊技機島と称される建造物が設けられている。そして、この遊技機島には、遊技機が設置されると共に、設置された遊技機への遊技媒体の供給や、遊技機からの遊技媒体の回収を可能とするための各種装置が内蔵されている。
この遊技機島の下端近傍には、一般に幅木と称される部材が取り付けられる場合がある。例えば、幅木を取り付けた遊技機島として、特許文献1に開示された遊技機島が知られている。
一方で、ぱちんこ機を並列する遊技機島の内部には、一般的に、遊技球を循環させるための経路が設けられている。このような遊技機島として、特許文献2に開示されたものがある。
この遊技機島では、ぱちんこ機よりも高位置に、島上タンクと、ぱちんこ機に遊技球を供給するための上側搬送路が配されている。また、ぱちんこ機よりも低位置に、島中タンクと、ぱちんこ機から排出された遊技球を回収するための下側搬送路と、遊技球を研磨するための研磨装置と、遊技球を上方へと搬送するための揚送装置が配されている。さらに、島上タンクと揚送装置の間と、上側搬送路と島中タンクの間には、縦方向に延びる縦搬送路が設けられている。
そして、島上タンクに貯留された遊技球は、上側搬送路を経て各ぱちんこ機に供給可能となっている。そして、ぱちんこ機から排出された遊技球は、下側搬送路を介して研磨装置に導入可能となっている。さらに、研磨装置で研磨された遊技球は、揚送装置を介して上方に揚送し、島上タンクに導入することができる。つまり、遊技機島の内部では、遊技球が循環するための循環経路が形成され、遊技球が遊技機を経由して循環可能となっている。
この循環経路は、上記したように、島中タンクを経由して延びる構造となっている。そのため、循環経路を流れる遊技球の一部を島中タンクに一時的に貯留することができる。また、島中タンクに貯留された遊技球は、循環流路の一部を形成する下側搬送路に排出可能となっている。
このことから、循環経路を流れる遊技球の量が多すぎる場合には、流れる遊技球の一部を島中タンクに貯留することができる。さらに、循環経路を流れる遊技球の量が少なすぎる場合には、島中タンク内に貯留した遊技球を排出し、循環流路を流れる遊技球の量を増加させることができる。つまり、上記した遊技機島は、循環流路を流れる遊技球の量を適量に保つことが可能となっている。
また、この島中タンクは、底部分に脚部が固定されており、タンク本体部分が床面から離れた高位置に固定されている。このことにより、島中タンクを所定角度だけ傾斜して延びる下側搬送路の高端側の部分に連結するだけで、島中タンクから下側搬送路に遊技球を円滑に排出することが可能となっている。
特開2012−115402号公報 特開2013−132469号公報
ところで、近年、遊技場運営における経費を削減すべく、遊技機島の新設に伴うコストの削減が望まれている。
そこで本発明は、従来技術の問題点に鑑み、製造コストを削減可能な遊技機島を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、1又は複数台の遊技機を配設するための遊技機島であって、下端近傍に配設される幅木部材を有し、内部空間には、遊技媒体を貯留可能な貯留部が配設されるものであり、前記幅木部材は、一部が外部に露出すると共に、一部が前記内部空間に位置しており、前記貯留部の下側部分と接触する接触面を備え、前記貯留部を下方側から支持するものであり、前記接触面は、前記遊技機島の長手方向に所定角度で傾斜していることを特徴とする遊技機島である。
本発明の遊技機島では、遊技機島の下端近傍で外壁面を形成する幅木部材が、遊技媒体を貯留するための貯留部を下方側から支持している。そして、貯留部は、床から離れた高位置に支持されることとなる。
すなわち、貯留部の脚部を設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができるので、製造コストの削減を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、前記接触面は、前記貯留部の長手方向に沿って延びる面であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機島である。
かかる構成によると、貯留部と、この貯留部を支持する幅木部材の接触面が広範囲に亘って接触するので、貯留部を安定した状態で固定することが可能となる。
本発明では、前記接触面は、前記遊技機島の長手方向に所定角度で傾斜している。
かかる構成によると、貯留部を幅木部材の上側に取り付けるだけで、貯留部を所定角度に傾斜した状態とすることができる。
本発明によると、部品点数の削減が可能となり、製造コストを削減できる。
本発明の第1実施形態に係る遊技機島を示す斜視図である。 図1の遊技機島を示す一部破断斜視図である。 図2の幅木部材を示す斜視図である。 図1の遊技機島の内部構造を示す説明図である。 図1の遊技機島を示すA−A断面図である。 本発明の第2実施形態に係る遊技機島を示す一部破断斜視図である。 図6の幅木部材を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機島を示す一部破断斜視図である。 図6の幅木部材を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機島に対し、化粧板を取り付ける様子を示す説明図である。 本発明の参考例に係る遊技機島を示す一部破断斜視図である。 図11の遊技機島を示す断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る遊技機島1について詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。また、以下の説明において、上下左右の位置関係については特に断りのない限り通常の設置状態を基準として説明する。
遊技機島1は、支柱や梁といった骨格部材(図示せず)に対し、少なくとも天板2、妻板3、幕板4、ランプ板5、台間板6、膳板7といった外壁面を形成する部材を組み付けて形成されている。さらに、この遊技機島1は、膳板7の下方に位置する部分の壁面を形成する腰板部8と、腰板部8のさらに下方に位置する部分の壁面を形成する幅木部材10を備えている。そして、この遊技機島1は、全体の外形が略直方体状となっている
この遊技機島1の長寸の側面には、ぱちんこ機12(遊技機)や球貸機13を配するための遊技機取付部14が設けられている。
この遊技機取付部14は、遊技機島1の高さ方向の略中央となる位置に形成される空間であり、遊技機島1の内外を連通している。この遊技機取付部14には、ぱちんこ機12と球貸機13からなる組を遊技機島1の長手方向に沿うように並列配置している。つまり、ぱちんこ機12と、これに対として設けられる球貸機13を1組の機器群とすると、この機器群が遊技機島1の長手方向で並列するように取付けられている。
天板2は、遊技機島1の天井壁を形成する部材である。
妻板3は、遊技機島1の側壁のうち、遊技機島1の長手方向の両端部にそれぞれ位置する短寸の側壁(以下、短側壁とも称す)を形成する部材である。
幕板4は、遊技機島1の側壁のうち、遊技機島1の短手方向の両端部にそれぞれ位置する長寸の側壁(以下、長側壁とも称す)の一部を形成する部材である。この幕板4は、天板2の縁部分と連続しており、遊技機取付部14の上側部分に位置している。すなわち、幕板4は、遊技機取付部14が設けられる長側壁の上端近傍を形成する部材である。
ランプ板5は、上端からやや下方側に離れた部分を覆う略長方形平板状の部材であり、遊技機島1の長側壁の一部を形成している。ここで、ランプ板5の上端部分は、幕板4の下端部分と連続した状態となっている。つまり、ランプ板5は、長側壁のうち、幕板4の下方に位置する部分を形成している。
このランプ板5には、データランプ17を取り付けるためのランプ取付部18が設けられている。このランプ取付部18は、複数設けられており、ランプ板5の長手方向に沿って間隔を空けて並列した状態となっている。
データランプ17は、公知のそれと同様のものであり、「コールランプ」、「呼出ランプ」等とも称される装置である。このデータランプ17は、下方に位置するぱちんこ機12と対となっており、対となるぱちんこ機12の稼働状況に係る情報を液晶表示画面に表示可能となっている。また、このデータランプ17には、遊技客が遊技場従業員を呼び出す際に押下する呼び出しボタンが一体に形成されている。この呼び出しボタンが押下されると、データランプ17と一体に形成されたランプ部分が所定のパターンで点滅動作を実施する。このことにより、呼び出しボタンを押下されたことが遊技場従業員に報知される。
台間板6は、ぱちんこ機12や球貸機13と水平方向(遊技機島1の長手方向)で隣接する部分に配され、この部分を覆うことにより、遊技機島1の長側壁の一部を形成する部材である。つまり、台間板6は、遊技機島1の高さ方向の略中央となる位置において、ぱちんこ機12又は球貸機13が配置されていない部分を覆っている。
膳板7は、平面視した形状が略四角形状となる平板状の部材であり、遊技機取付部14の下方部分から外側へ張り出した状態となっている。
より詳細には、膳板7は、遊技客の着座側(図1において椅子のある側)へ突出しつつ、遊技機島1の長手方向に沿って延設されるものであり、遊技機島1の長手方向の一端部から他端部まで延びている。この膳板7は、大別して遊技機島1の内部側に位置する部分と、遊技機島1の外部に露出した部分とに区分されるものである。そして、内部側に位置する部分は、ぱちんこ機12を載置するための土台として機能し、外部側に位置する部分は、遊技球(遊技媒体)を収容する収容箱(図示せず)等を載置するための載置棚として機能する。
腰板部8は、図2で示されるように、上下方向に沿って延びる角柱状の支柱部21と、内壁面を形成する内側板部22と、外壁面を形成する外側板部23を備えた壁状の部分である。
より詳細には、遊技機島1の長手方向に沿って並列する複数の支柱部21(1つのみ図示し、他を省略する)に対し、内部側から内側板部22を、外側から外側板部23をそれぞれ取り付けて形成されている。
内側板部22には、その内側面に溝部25が設けられている。この溝部25は、外側面に向かって窪んだ溝であり、遊技機島1の長手方向に沿って延びている。
なお、この溝部25は、長手方向の一端側が他端側が比べて高位置となっている。つまり、この溝部25は、斜め方向に延びる溝となっている。
幅木部材10は、本実施形態の特徴的な部分であり、遊技機島1を設置する設置場所の床面、すなわち、遊技場等の床面上に配設される部材となっている。
この幅木部材10は、図3で示されるように、長尺状の木製部材であり、略直方体状の基台部30と、基台部30の上面から上方に突出するタンク支持部31とを備えた構成となっている。
タンク支持部31は、基台部30の上面のうち、幅方向の一端側よりの部分に形成された立板状の部分である。すなわち、幅木部材10は、断面形状が略「L」字状となる部材であるといえる。
また、このタンク支持部31は、幅木部材10の長手方向の側方からみた形状が略三角形となっている。すなわち、タンク支持部31の上面(接触面)は、幅木部材10の長手方向の一端側から他端側に向かって下り勾配となる傾斜面となっている。つまり、タンク支持部31もまた、基台部30の長手方向に沿って延びており、一方端側が他方端側に比べて高くなっており、他方端側に向かって徐々に低くなっていく。
ここで、本実施形態の遊技機島1の内部構造について、詳細に説明する。
遊技機島1の内部には、図4で示されるように、島上タンク36、補給レール37、オーバーフローレール38、球抜きホース39、オーバーフローホース40、貯留部41、アウトレール42、研磨装置43、揚送装置44がそれぞれ設けられている。
このうち、島上タンク36と貯留部41には、遊技機島1の内部で循環する遊技球を一時的に貯留することが可能となっている。また、補給レール37、オーバーフローレール38、球抜きホース39、オーバーフローホース40、アウトレール42はそれぞれ所定の方向へ向かって遊技球を搬送するための搬送経路を形成している。
島上タンク36は、遊技機島1の長手方向の中心近傍であって、ぱちんこ機12よりも上側に取り付けられた部材であり、揚送装置44から揚送された遊技球を一時的に貯留する貯留手段として機能する。
この島上タンク36は、内部に貯留した遊技球を必要に応じてぱちんこ機12に送り出す機能や、内部に一定以上の遊技球が流入した場合に遊技球を外部へ排出する機能を備えている。なお、貯留した遊技球をぱちんこ機12に送り出す際には、補給レール37を介してぱちんこ機12に遊技球を供給している。そして、内部の遊技球が一定量以上となった場合には、主にオーバーフローレール38を介して遊技球を外部へ排出している。
補給レール37は、各ぱちんこ機12に向かって遊技球を搬送する経路を形成するための部材であり、島上タンク36が位置する部分から遊技機島1の長手方向の端部に向かって下り勾配となるように設けられている。より詳細には、本実施形態の遊技機島1には2つの補給レール37設けられており、一方が遊技機島1の長手方向における一方端側へ向かって延びており、他方が遊技機島1の長手方向における他方端側へ向かって延びている。
この補給レール37には、延び方向の中途部分に補給シュート(図示しない)が設けられている。この補給シュートは、補給レール37から枝分かれして延びる経路、すなわち、それぞれのぱちんこ機12や球貸機13(図1参照)に遊技球を供給するための経路を形成する部材である。
オーバーフローレール38は、補給レール37よりもやや下方側に設けられており、補給レール37と同様に、島上タンク36が位置する部分から遊技機島1の長手方向の端部に向かって下り勾配となっている。このオーバーフローレール38は、島上タンク36の内部で一定量以上となった遊技球や、補給レール37から溢れた遊技球を搬送する経路を形成するための部材である。
このように、補給レール37とオーバーフローレール38は、ぱちんこ機12よりも上方で遊技球を水平方向(横方向)に搬送するための経路を形成している。
球抜きホース39は、遊技機島1の長手方向の端部よりの位置に配されており、遊技球を下方へ向かって搬送するための経路を形成している。より具体的には、補給レール37の下流端近傍に連結されると共に、補給レール37から垂下された状態となっており、高さ方向(上下方向)に延びる経路を形成している。
なお、この球抜きホース39によって形成される経路は、補給レール37上に滞留した球を強制的に排出するための経路であり、通常、この球抜きホース39の内部を遊技球が流れることはない。
オーバーフローホース40もまた、遊技機島1の長手方向の端部よりの位置に配されており、遊技球を下方へ向かって搬送するための流通路を形成している。このオーバーフローホース40は、オーバーフローレール38の下流端近傍に連結され、オーバーフローレール38から垂下された状態となっており、高さ方向(上下方向)に延びる流通路を形成している。
貯留部41は、遊技機島1の内部で循環する遊技球を一時的に貯留するための部分であり、ぱちんこ機12(図1参照)の下方側に形成されている。
すなわち、遊技機島1の内部空間の下方側には、図2で示されるように、腰板部8と底板形成部45に囲まれた空間である収容空間47が形成されており、この収容空間47に遊技球を貯留可能となっている。
底板形成部45は、略長方形平板状の部材であり、貯留部41の底部分を形成する部材である。この底板形成部45は、短手方向の端部が腰板部8の溝部25に嵌め込まれて固定されている。
つまり、底板形成部45は、上面が傾斜した状態で取り付けられることとなる。言い換えると、底板形成部45は、遊技機島1の長手方向に対して傾斜している。
アウトレール42は、ぱちんこ機12から排出される遊技球(所謂アウト球)を搬送する流通路を形成するための部材である。
このアウトレール42は、図2で示されるように、長尺状のレール本体部50と、このレール本体部50を支持するレール脚部51を備えた部材となっている。
レール脚部51は、腰板部8の内側壁面とレール本体部50の間に介在する部材であり、その一部が腰板部8内側壁面と一体に固定され、他の一部がレール本体部50と一体に固定されている。
つまり、アウトレール42は収容空間47の内部に配されており、遊技機島1の長手方向に沿って延びている。より詳細には、このアウトレール42は研磨装置43に向かって下り勾配となるように取り付けられている。
研磨装置43は、公知のそれと同様のものであり、遊技球を研磨し、付着した汚れを除去する装置である。この研磨装置43は、遊技機島1の長手方向の略中央となる部分の下部に配されており、研磨した遊技球を近接する揚送装置44に搬送する機能を有している。
揚送装置44は、公知のそれと同様のものであり、遊技球を上方へ向けて揚送するための装置である。
これらの構成を備えることにより、遊技機島1では、ぱちんこ機12への遊技球の供給と、ぱちんこ機12からの遊技球の回収が可能となっている。
すなわち、島上タンク36に貯留された遊技球は、補給レール37を介して、それぞれのぱちんこ機12や球貸機13に供給されることが可能となっている。また、ぱちんこ機12から排出された遊技球は、アウトレール42を介して研磨装置43に導入されることが可能となっている。そして、研磨装置43で研磨された遊技球は、揚送装置44によって上側へ搬送され、島上タンク36へと導入される。すなわち、遊技機島1の内部には、ぱちんこ機12を経て遊技球が循環するための循環経路が形成されている。
また、その一方、島上タンク36の貯留量が一定以上となった場合、過剰分の遊技球がオーバーフローレール38、オーバーフローホース40を介して貯留部41の内部に導入される構造となっている。また、ぱちんこ機12から排出された遊技球もまた、必要に応じて貯留部41の内部に導入される構造となっている。
さらに、貯留部41に一時的に貯留された遊技球は、研磨装置43へ導入可能となっている。つまり、循環経路を流れる遊技球が不足した場合、具体的には、循環経路を流れる遊技球が賞球として払い出された場合等において、貯留された遊技球を研磨装置43に導入することにより、循環経路を流れる遊技球の量を増加させることができる。
つまり、遊技機島1では、遊技球を一時的に貯留可能な貯留部41を設けることにより、上記した循環経路を流れる遊技球の量を調整可能となっている。
ここで、本実施形態の遊技機島1では、図2、図5で示されるように、基台部30のうち、幅方向の一端側に位置する側面10aが外部に露出している。その一方で、幅方向の他端側、詳細には、タンク支持部31が形成されている端部側が底板形成部45の下方側に位置している。
そして、基台部30の底板形成部45の下方側に位置する部分から、タンク支持部31が上方に突出し、タンク支持部31の上面が底板形成部45の下面と広く面接触した状態となっている。
つまり、幅木部材10は、底板形成部45を下方側から支持している。このことにより、貯留部41に遊技球が貯留されたとき、底板形成部45が貯留した遊技球から受ける荷重を幅木部材10で受けることができる。このため、遊技球から受ける荷重に起因する底板形成部45や腰板部8の撓みを抑制できる。つまり、幅木部材10で荷重を受けることで、底板形成部45や腰板部8に過度な負荷がかからない構造となっている。
本実施形態では、外表面の下端近傍部分を形成するための幅木部材10が底板形成部45を支持する構造となっている。このため、底板形成部45を支持する脚部をわざわざ設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
続いて、本発明の第2実施形態の遊技機島101について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、上記した第1実施形態と同様の部分については、同じ符号を付して説明を省略する。
図6で示される遊技機島101は、上記した実施形態の幅木部材10とは異なる形状の幅木部材110を備えた構造となっている。
本実施形態の幅木部材110は、図7で示されるように、基台部30の上面のうち、幅方向の一端側よりの部分にタンク支持部131が設けられている。
このタンク支持部131は、複数設けられており、基台部30の長手方向に沿ってそれぞれ所定の間隔を空けて並列するように形成されている。
複数のタンク支持部131は、それぞれ高さが異なる突起状の部分である。このタンク支持部131のうち、基台部30の長手方向における片側端部に最も近接するタンク支持部131aが最も高くなっており、他方端部に最も近接するタンク支持部131cが最も低くなっている。
つまり、複数のタンク支持部131は、片側端部から他方端部に向かうにつれ、高さの高いものから降順となるように並列している。
さらに、各々のタンク支持部131の上面(接触面)は、いずれも片側端部から他方端部に向かって下り勾配となるように傾斜している。そして、これらの傾斜角度は同一(又は略同一)となっている。このとき、並列するタンク支持部131のそれぞれの上面は、同一平面上(又は略同一平面上)に位置した状態となる。言い換えると、タンク支持部131の上面の全ては、仮想傾斜面、すなわち、基台部30の長手方向の片側端部から他方端部に向かって下り勾配となる仮想傾斜面と重なる(又は略重なる)こととなる。
この幅木部材110もまた、図6で示されるように、基台部30のうち、幅方向の一端側に位置する側面110aが外部に露出している。その一方で、幅方向の他端側、詳細には、タンク支持部131が形成されている端部側が底板形成部45の下方側に位置している。
そして、基台部30から上方に突出する全てのタンク支持部131の上面が、底板形成部45の下面に下方側から接触した状態となっている。すなわち、この幅木部材110もまた、底板形成部45を下方側から支持した状態となっている。
上記した実施形態では、いずれも遊技機島1(又は遊技機島101)の長手方向に沿って延びる幅木部材10(又は幅木部材110)を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではない。
例えば、図8に示される第3実施形態の遊技機島201のように、遊技機島201の短手方向に延びる幅木部材210を採用してもよい。以下、第3実施形態の遊技機島201について詳細に説明する。
本実施形態では、図8で示されるように、複数の幅木部材210が遊技機島201の長手方向に沿って並列しており、それぞれが遊技機島201の短手方向に沿って延びている。
幅木部材210は、図9で示されるように、略長方形平板状の基台部230と、基台部230から上方に突出する略直方体状のタンク支持部231とを備えた構成となっている。
基台部230とタンク支持部231は、その長手方向が同一の方向であって、遊技機島201の短手方向と同じ方向となっている。
そして、タンク支持部231は、基台部230よりも長手方向の長さが短くなっており、タンク支持部231と基台部230の長手方向における中心は、略同じ位置となっている。つまり、タンク支持部231は、基台部230の長手方向の中心側の位置から、上方に突出している。
ここで、複数の幅木部材210は、それぞれ高さが異なる構造となっており、より具体的には、タンク支持部231の高さが異なる構造となっている。すなわち、並列する幅木部材210のうち、遊技機島201の長手方向の一端側に最も近接する幅木部材210aは、タンク支持部231の高さが最も高くなっている。対して、他端側に最も近接する幅木部材210cは、タンク支持部231の高さが最も低くなっている。つまり、複数の幅木部材210は、遊技機島201の一方端側から他方端側に向かって、タンク支持部231の高さが高いものから降順となるように並列している。
本実施形態においても、各々のタンク支持部231の上面(接触面)は、いずれも遊技機島201の一方端側から他方端側に向かって下り勾配となるように傾斜している。そして、これらの傾斜角度は同一(又は略同一)となっている。このとき、並列するタンク支持部231のそれぞれの上面は、同一平面上(又は略同一平面上)に位置した状態となる。言い換えると、タンク支持部231の上面の全ては、仮想傾斜面、すなわち、遊技機島201の長手方向の片側端部から他方端部に向かって下り勾配となる仮想傾斜面と重なる(又は略重なる)こととなる。
この幅木部材210もまた、図8で示されるように、基台部230のうち、長手方向の両端側にそれぞれ位置する側面211が、外部に露出した状態となっている(一方側のみ図示し、図8の奥側に位置する他方側については図示しない)。
より詳細には、基台部230うち、タンク支持部231が形成されていない部分の上方に腰板部8が位置しており、タンク支持部231の上部に底板形成部45が位置している。
そして、全ての幅木部材210のタンク支持部231が、下方側から底板形成部45に接触した状態となっている。すなわち、それぞれのタンク支持部231の上面が底板形成部45の下面と面接触した状態となっている。すなわち、この複数の幅木部材210もまた、底板形成部45を下方側から支持した状態となっている。
ここで、本実施形態の遊技機島201では、図10で示されるように、幅木部材210の間に化粧板220を取り付けている。言い換えると、この遊技機島201は、幅木部材210と化粧板220によって、下端近傍における外壁面を形成している(図8参照)。
化粧板220は、略長方形平板状の木製部材であり、図示しない取り付け用の金具を介して直立した姿勢で固定されている。この化粧板220は、幅木部材210の間に形成される隙間を塞ぐように配設され、外側側面が幅木部材210の側面211と略同一の平面を形成している。
上記した各実施形態では、腰板部8の内側に遊技球を直接貯留する構造の遊技機島1(遊技機島101、遊技機島201)の例を示したが、本発明はこれに限るものではない。また、本発明の参考例として、図11、図12で示されるように、島中タンク341(貯留部)を内蔵させた遊技機島301が考えられる。以下、この参考例の遊技機島301について詳細に説明する。
島中タンク341は、遊技機島301の内部空間のうち、ぱちんこ機12の下方側に位置する空間に配される箱状の部材である。この島中タンク341は、外形が略直方体となる上方が開放された箱型の部材であり、内部に遊技球を貯留するための収容空間347が形成されている。
この島中タンク341の底部分は、傾斜面となっており、遊技機島301の長手方向の片側端部から他方端部に向かって下り勾配となっている。このように底部分を傾斜させることにより、収容空間347に貯留した遊技球を所定の方向へ流すことが可能となっている。より具体的には、島中タンク341の遊技球の排出口と連結されたアウトレール(図示しない)に向かって遊技球をながすことが可能となっている。
この参考例の幅木部材310は、図11で示されるように、略長方形平板状の木製部材となっており、遊技機島301の長手方向に沿って延びている。そして、2つの幅木部材310が遊技機島301の幅方向に所定間隔を空けて並列配置されている。
そして、幅木部材310のうち、幅方向の一端側に位置する側面310aが外部に露出した状態となってる。そして、図12で示されるように、幅木部材310の上面(接触面)のうち、外側よりの部分の上方には、腰板部8が位置している。また、内側よりの部分には、島中タンク341が載置されている。
つまり、並列配置された2つの幅木部材310は、いずれも上面の内側よりの部分に、島中タンク341の幅方向における端部側の部分が載置された状態となっている。そして、並列配置された2つの幅木部材310の上に島中タンク341が載置されることにより、島中タンク341は、床面から上方に離れた位置に支持された状態となっている。言い換えると、2つの幅木部材310それぞれの一部分が、島中タンク341を支持する脚部として機能した状態となっている。
上記した参考例では、2つの幅木部材310を並列配置したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、遊技機島310の幅方向の片側端部側から他方端部側まで広がり、且つ、遊技機島301に沿って延びる幅木部材を一つのみ配設してもよい。本発明の遊技機島で採用される幅木部材は、1つであってもよく、複数であってもよい。
1,101,201,301 遊技機島
10,110,210,310 幅木部材
31,131,231 タンク支持部
41 貯留部
45 底板形成部
341 島中タンク(貯留部)

Claims (2)

  1. 1又は複数台の遊技機を配設するための遊技機島であって、
    下端近傍に配設される幅木部材を有し、内部空間には、遊技媒体を貯留可能な貯留部が配設されるものであり、
    前記幅木部材は、一部が外部に露出すると共に、一部が前記内部空間に位置しており、前記貯留部の下側部分と接触する接触面を備え、前記貯留部を下方側から支持するものであり、前記接触面は、前記遊技機島の長手方向に所定角度で傾斜していることを特徴とする遊技機島。
  2. 前記接触面は、前記貯留部の長手方向に沿って延びる面であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機島。
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