JP2007282706A - 遊技場設備 - Google Patents

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勉 鎌田
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健一 佐俣
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Abstract

【課題】 遊技球の必要貯留容量の多少に伴う合板の加工を必要とせずに遊技島に配設可能であって、在庫管理のし易い親島タンクを備えた遊技場設備を提供する。
【解決手段】 設置される複数の遊技機で使用する遊技球を循環させる島内循環を行う遊技島(親島10a、子島10b,10c)が並列されてなり、各島間に島間樋14,15を接続し、子島で不足した場合には親島から遊技球を供給する一方、子島で過剰となった場合には親島へ遊技球を返還する島間循環を行う遊技場設備において、親島は遊技球を貯留可能な合板製の親島タンク32を備え、この親島タンク32は、貯留された遊技球を島内循環又は島間循環に用いるために放出する球出口32bを有するベース貯留部71と、ベース貯留部71と連通した状態でスライド可能に配設され、当該親島タンク32の貯留容量を調整可能なスライド貯留部72,73と、から構成する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、複数の遊技機(例えば、パチンコ機など)が設置された遊技島内での遊技球の循環(島内循環)、及び遊技島間での遊技球の循環(島間循環)を行う遊技場設備に関する。
遊技場のパチンコ機等の遊技機は、遊技島または遊技機設置島(場合により、単に島という。)と呼ばれる設備の両面又は片面に複数並べて設けられる。また、この遊技島は通常遊技場フロア上に複数並列に設置される。
この種の設備としては、例えば特許文献1に開示された遊技場設備が知られている。これは、親島と呼ばれる供給元島と子島と呼ばれる受給島とで単位ブロック(グループ)を形成し、親島には島単独で必要な程度を超える多量の遊技球を貯留可能な貯留タンク(親島タンク)を設け、子島には島単独で必要な程度の遊技球を貯留可能な貯留タンク(子島タンク)を設けている。そして、各遊技島の揚送装置上部を島間樋により接続し、子島での遊技球の保有量が不足した場合には、親島から子島に遊技球の補給をするようにする一方、子島での遊技球の保有量が過剰になった場合には、子島から親島の島内貯留タンク(親島タンク)に遊技球の回収ができるようにしたものである。このようにすることにより、各遊技島での遊技球の保有量が適正に保たれるようになっている。
特開2005−304993号公報
ところで、遊技島は比較的長い年数使用することができるが消耗品であるために、遊技店からすれば安価であることが求められている。そのため、強度が必要な遊技島の枠組み(骨格)部分は金属を使用する一方で、貯留タンク(親島タンク、子島タンク等)を合板で形成することが考えられるが、遊技店毎に単位ブロック(グループ)の規模が異なるために、親島に配設される親島タンクの遊技球の必要貯留容量も異なり、そのサイズは様々である。ここで、親島の親島タンクのサイズが合板の定尺である1800×900(mm)以内で形成できるサイズであれば特に問題ないが、遊技島の単位ブロック(グループ)の規模が大きく、遊技球の必要貯留容量が増大する場合や、遊技店から親島タンク拡大の要望があった場合には、合板の定尺よりも大きな親島タンクを製造しなければならない。そうなると、定尺の合板に別の合板を組み合わせて親島タンクを増設するしかない。そうなれば、遊技店によって異なるサイズの親島タンクを製造しなければならないので加工に手間がかかる上に、コスト増大を招くことになるし、メーカー側の在庫管理が難しくなってしまうという問題点があった。
そこで本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、遊技球の必要貯留容量の多少に伴う合板の加工を必要とせずに遊技島に配設可能であって、在庫管理のし易い親島タンクを備えた遊技場設備を提供することを目的とする。
本願の遊技場設備は、設置される複数の遊技機で使用する遊技球を循環させる島内循環を行う遊技島が複数並列されてなり、前記複数の遊技島を、島単独で必要な量以上の遊技球を貯留可能な親島と、島単独で必要な量の遊技球を貯留可能な複数の子島とからなる単位グループに分け、各島間に島間樋を接続し、前記子島での遊技球の貯留量が不足した場合には、前記親島から前記子島へ遊技球を供給する一方、前記子島での遊技球の貯留量が過剰となった場合には、前記子島から前記親島へ遊技球を返還する島間循環を行う遊技場設備において、
前記親島は、遊技球を貯留可能な合板製の親島タンクを備え、
該親島タンクは、
貯留された遊技球を前記島内循環又は島間循環に用いるために放出する球出口を有するベース貯留部と、
前記ベース貯留部と連通した状態でスライド可能に配設され、当該親島タンクの貯留容量を調整可能なスライド貯留部と、から構成したことを特徴とする。
次に、本願の好ましい態様としては、請求項2記載のように、前記スライド貯留部は、前記ベース貯留部の左右両側に各々配設されている構成としてもよい。
次に、本願の好ましい別の態様としては、請求項3記載のように、前記ベース貯留部を前記遊技島の枠組みとなるベース部の所定位置に固定し、
前記スライド貯留部に、当該スライド貯留部を所定位置で支持させるための支持部材を取り付け、
前記スライド貯留部のうち、前記ベース貯留部と連通する側を該ベース貯留部に支持させる一方、他側を前記支持部材を介して遊技場の床面で支持するようにした構成であってもよい。
本願の遊技場設備では、合板製の親島タンクを、貯留された遊技球を前記島内循環又は島間循環に用いるために放出する球出口を有するベース貯留部と、ベース貯留部と連通した状態でスライド可能に配設され、当該親島タンクの貯留容量を調整可能なスライド貯留部と、から構成した。このため、定尺の合板を使用して、定尺よりも大きな親島タンクを構成することができるし、親島タンクの貯留容量を増やしたい場合には、スライド貯留部をスライドさせるだけで貯留容量が増えるので、遊技場設備(単位グループ)の規模や遊技店からの貯留容量の要望に応じた親島タンクをその都度合板を加工して製造する必要がなくなる。よって、在庫管理もしやすくなる。さらに、遊技場設備の変更により親島タンクの貯留容量を変更したい場合にも遊技店側でも簡単に調整することができるので便利である。
また、請求項2記載の態様であると、スライド貯留部がベース貯留部の左右両側に各々配設されているので、多段階的に親島タンクの最大貯留容量を調整することができ、遊技店の要望や遊技場設備の規模にも応じやすい。また、遊技島内には様々なスペースの制約があったり、球出口の配置位置が決まっていたりするので、左右一方のみにスライド貯留部を配設したのでは、場合によって島内の設備若しくは遊技機に接触してしまい親島タンクの最大貯留容量を調整できない可能性があるが、ベース貯留部の左右両側にスライド貯留部を配設することにより、左右どちらか一方のスライド貯留部をスライドさせることができなくても、もう一方のスライド貯留部をスライドさせれば親島タンクの最大貯留容量を調整できるので、遊技島内の配置環境に合わせた調整が可能である。
また、請求項3記載の態様であると、スライド貯留部をスライドさせることで親島タンクの貯留容量が増加するが、その分の重量を支持部材を介して遊技場の床面で支持するようにしたので、球の重量が原因で起こる遊技島の歪みや撓みをできる限り抑えることができ、遊技島の歪みや撓みが原因で引き起こされる遊技への悪影響を抑えることができる。また、スライド貯留部全体を遊技場の床面で支持してしまうと、床面が平らであるとは限らないためにスライド貯留部が適切な位置に配置できない虞があるが、ベース貯留部を遊技島の枠組みとなるベース部の所定位置に固定し、スライド貯留部のうち、ベース貯留部と連通する側を該ベース貯留部に支持させることで、スライド貯留部を適切な位置に配置することができて好適である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
A.遊技場の設備全体の概略構成
まず、遊技場の設備全体の概略構成について説明する。図1は設備全体の外観(遊技島の正面を覆う板や遊技機を取り外した状態)を示す斜視図であり、図2は、親島と子島の構成を示すブロック図であり、図3は親島の内部構造(正面を覆う板や遊技機を取り外した状態)を示す正面図である。
図1は、三つの島10a,10b,10cが並列状態に設置されてグループ1を形成している状態を例示している。島10a,10b,10cのうち、島10aが親島、残りの島10b,10cが子島である。なお、このグループ1の隣りには、同一島配列又は異なる島配列の他のグループ(図示省略)が配置されていて、グループ間の遊技球の移動(交流)が行われる。例えば、グループ1と全く同一構成のグループが隣接して配置され、端に位置する子島同士(グループ1では島10c)を介して交流が行われる。
各遊技島には、遊技球を使用して遊技が行われるパチンコ機等の遊技機11(図2に示す)が長手方向に並べて複数設置してある。そして、特定の遊技島(この場合には、両端の親島10aと子島10c)の一端又は両端には、計数器12が設置されている。計数器12は、払い出された遊技球(即ち、景品球)を受入れてその数量を計数し、その数量の情報等を所定の媒体(レシート、カードなど)に記録して出力する周知の機械であり、各計数器12から受入れた遊技球は各計数器12が設置された遊技島内に直接回収される構成となっている。
なお、遊技島の配列や配列数、或いは計数器の配置等は、図1の態様に限られないことはいうまでもない。
各遊技島の中央上面側には、揚送された内部の遊技球が島内循環或いは島間循環のために一時的に貯留される上部タンク13が設けられており、この上部タンク13は、上部主タンク13aと、上部補助タンク13bとよりなる。このうち、上部補助タンク13bが、隣接する遊技島間を連絡する島間樋14,15,16a,16bに接続されている。
ここで、島間樋14,15,16a,16bは、遊技球を流下させる方向において斜め下に傾斜した状態に設けられており、遊技球を自重により流下させることによって、或る遊技島から隣接する遊技島に移動させる樋を構成しており、このうち島間樋14は、グループ1内において親島から子島に(例えば親島10aから子島10bに)向かう方向に遊技球を補給する島間補給樋であり、島間樋15は、グループ1内において子島から親島に(例えば子島10bから親島10aに)向かう方向に遊技球を回収する島間回収樋である。また島間樋16aは、グループ1の特定の島(図1の場合には子島10c、以下交流島という)から、これと隣り合うグループの交流島に遊技球を移動させる交流樋である。また島間樋16bは、グループ1の交流島(子島10c)に、これと隣り合うグループの交流島から遊技球を移動させる交流樋である。
そして、上部タンク13における島間回収樋15や交流樋16aの傾斜上端側の遊技球入口(上部補助タンク13bにおける島間回収樋15や交流樋16aへの入口)には、この入口を開閉するシャッター(図示省略する)が設けられている。
また各島には、島制御装置(図示省略)が設けられ、上記シャッターを含む各島内の機器の制御は、それぞれこれらの島制御装置により行われる。各島の島制御装置は、相互に接続されている。
B.遊技島の概略構成
次に、図1〜図5により、各遊技島の概略構成及び遊技球の流れの概要について説明する。図4は、上部タンクと球貯留タンクと球揚送装置などを示す正面図であり、図4(a)は親島、図4(b)は子島の構成を示す。図5は、親島タンクの外観及びその周辺の斜視図である。
各遊技島は、図1〜図3に示す如く、前述の上部タンク13に加えて、島内の比較的下側に配置されて遊技球を貯留する球貯留タンク(子島では子島タンク31、親島では子島タンク31と親島タンク32)と、島の長手方向(遊技機が並ぶ方向)の略中央に配置される球揚送装置33と、この球揚送装置33を中心として両側に伸びるように各遊技機の下方に配設された遊技球回収樋34と、上部タンク13の下部両側に接続されて上部タンク13の遊技球を各遊技機11に補給する遊技球補給樋40と、上部タンク13内の遊技球を自島内の子島タンク31又は親島タンク32或いは遊技球回収樋34に流下させる降下流路(循環流路35やオーバーフロー流路36、親島の場合には、さらに回収球流路37)とを備える。
ここで、球揚送装置33による揚送経路以外の遊技球の移動経路(各樋及び流路)は、全て遊技球がその自重により移動するものである。
また、図1に示した親島10aは、遊技場の柱H1,H2を挟むように設置された島である。この親島10aは、グループ1と反対側(図1における左斜め上方側)に、例えばグループ1と同様の島グループを構成するものであり、そのために、その上部タンク13や球揚送装置33や球貯留タンク等は、正面側と後面側にそれぞれ設けられ、合計2組設けられている。
なお、親島における親島タンク32は、子島タンク31の上流に接続され、子島タンク31よりも大型なタンクである。なお本明細書では、親島タンク32は、子島タンク31を含まないものとして表記している。そして親島では、子島タンク31の遊技球量が少なくなると、図4(a)や図5に示す球出口32bを介して親島タンク32より遊技球が子島タンク31内に補給される構成となっている。
また、親島タンク32には、図4(a)や図5に示すように、内部の遊技球量を段階的に検出するための複数(例えば4個)のセンサ(親島タンク球量スイッチ32a)が設けられている。なお、この親島タンク球量スイッチ32aによる球量検出の結果は、前述のシャッターの制御に利用される。
また、親島10aの回収球流路37は、上部補助タンク13bに上端が接続され、上部補助タンク13b内の遊技球を親島タンク32に流下させるものである。
また、親島10aや子島10b,10cの循環流路35の下端は、図4や図5に示すように、子島タンク31内に配置され、この循環流路35から排出される遊技球は、子島タンク31内に流下する構成となっている。
また、図4において符号56,57は、上部補助タンク13bにおける島間樋への接続口を示す。
次に、子島タンク31及び遊技球回収樋34の構成について、図5により説明する。
子島タンク31は、球揚送装置33の近傍の遊技球回収樋34の上方の空きスペースを、その設置空間とするタンクである。
図示省略しているが、子島タンク31の底面の奥側中央位置には、遊技球を排出する開口である排出開口が形成され、子島タンク31の底面上の遊技球はこの排出開口に案内されるように、子島タンク31の底面には傾斜がつけられている。
また、上記排出開口から排出された遊技球は、子島タンク31の底面の下側に設けられた斜面の上を順次流れて、遊技球回収樋34を流下する遊技球と合流し、球揚送装置33の入口(整流装置)に送られる構成となっている。
ここで、上記合流部において、子島タンク31内から前記斜面を流下してくる遊技球の圧力(球圧)が、遊技球回収樋34の終端から流下する遊技球の球圧よりも小さくなるように、前記斜面の傾斜角度等が設定されており、これにより、子島タンク31内から球揚送装置33の入口に向けて供給される遊技球と、遊技球回収樋34から球揚送装置33の入口に向けて供給される遊技球とが存在する場合、前者の供給が抑制されて後者の方が多く球揚送装置33の入口に導入されるようになっている。
なお、子島タンク31は、球揚送装置33に対して計数器12と同じ側に配置され、計数器12から投入された遊技球が遊技球回収樋34に貯まらないようにしている。即ち、仮に子島タンク31が計数器12と反対側に配置されていると、子島タンク31内から流下してくる遊技球は、計数器12から投入される遊技球に邪魔されないで球揚送装置33に供給されるため、その分だけ計数器12から投入される遊技球が球揚送装置33に取り込まれる時間当りの球量が減り、この結果として計数器12から投入された遊技球の取り込みが遅れて遊技球回収樋34上に遊技球が滞留し易くなる。しかし、子島タンク31が球揚送装置33に対して計数器12と同じ側に配置されていると、子島タンク31内から流下してくる遊技球は、前述の合流部における球圧の違いにより、計数器12から投入されて遊技球回収樋34の終端から流下する遊技球に邪魔されて球揚送装置33に僅かしか供給されないため、その分だけ計数器12から投入される遊技球が球揚送装置33に取り込まれる時間当りの球量が格段に増加し、この結果として計数器12から投入された遊技球の取り込みが早くなって遊技球回収樋34上に遊技球が滞留し難くなる。
また、図5に示すように、子島タンク31の上面開口には、この上面開口を横断するように架け渡され、一端側(遊技球回収樋34の下流側、図5では右側)から他端側(遊技球回収樋34の上流側、図5では左側)に向けて上面が低くなる方向に傾斜(遊技球回収樋34とは逆方向に傾斜)した板状流路部材60が設けられている。ここで、板状流路部材60の幅は子島タンク31の上面開口よりも狭くなっており、これにより、板状流路部材60の幅方向両側には、板状流路部材60上から遊技球を子島タンク31内に落下させるスペースが形成されている。
なお図5に示すように、板状流路部材60は、子島タンク31の正面側と後面側の壁の上端位置よりも若干低い位置に配置されている。これによって、子島タンク31内に遊技球が満杯になった時、板状流路部材60の幅方向両側に遊技球が盛り上がった状態で存在し、この遊技球が壁となって板状流路部材60上に樋を形成し、後述するオーバーフロー流路36から排出される遊技球が板状流路部材60上を円滑に流れる構成となっている。
そして、子島タンク31の一端側(図5では右側)には、オーバーフロー流路36を構成するホースから排出された遊技球を受け止め、子島タンク31の側に流下させる棚状部61が延設されている。なお、棚状部61の上面は板状流路部材60の上面に接続されており、棚状部61を流下する遊技球の多くが、板状流路部材60の一端側に転がる構成となっている。そして、このように板状流路部材60上に流れた遊技球が、板状流路部材60上を他端側まで転がると、板状流路部材60の他端側から子島タンク31の外側に落下して遊技球回収樋34上(前述の合流部よりも上流側)に供給され、板状流路部材60上を他端側まで転がる前に板状流路部材60の上面から横方向に落下した遊技球は、子島タンク31内に収まる構成となっている。
なお上述したように、板状流路部材60上を他端側まで転がった遊技球が、遊技球回収樋34上における前述の合流部よりも上流側に落下する構成となっていることは、次のような利点をもたらす。即ち、オーバーフロー流路36から流下して子島タンク31に収まらない遊技球があると、この遊技球は、上述したように遊技球回収樋34の上流側に流下して、前述の合流部の作用(球圧によって子島タンク31からの遊技球の流れを抑制して遊技球回収樋34からの遊技球を優先して球揚送装置33に供給する作用)によって、子島タンク31からの遊技球が球揚送装置33に供給されるのを抑制しつつ、優先的に球揚送装置33に供給される。このため、オーバーフロー流路36から流下して子島タンク31に収まらない遊技球と、子島タンク31の底部の排出開口からの遊技球とが、なんらの制限なしに両者ともに球揚送装置33に供給され、球揚送装置33の入口で遊技球が詰まってしまうトラブルが回避される。
そして遊技球は、概略次のように島内を循環する構成となっている。
即ち、各遊技機から排出される遊技球(アウト球等)は、まず島の下部(各遊技機の下側)の左右方向に傾斜した状態に設けられた遊技球回収樋34により回収されて、島の略中央底部の位置に集められる。この位置には、球揚送装置33の下端側の入口が配置されており、この位置に集められた遊技球は図示省略した整列装置により、整然と球揚送装置33に入り、この球揚送装置33で研磨されつつ揚送され、球揚送装置33の上端側の出口から前述の上部タンク13における上部主タンク13a内の上部に排出される。
なお、計数器12が受入れた遊技球も、計数器12の裏面側(島の側壁の内側)に突出する排出口(図示省略)より、上記遊技球回収樋34の始端部に流れ落ちるようになっており、遊技機から排出された遊技球と同様に回収され、球揚送装置33に送られる。
次に、球揚送装置33から上部主タンク13a内の上部に排出された遊技球は、島間樋、遊技球補給樋40、循環流路35、オーバーフロー流路36の順に優先して供給される。ここで、「優先して供給される」とは、満杯になるまで先に供給されることを意味する。即ち、まず島間樋に供給され、島間樋の入り口が満杯になると遊技球補給樋40に供給され、遊技球補給樋40が満杯になると循環流路35に供給され、循環流路35が満杯になるとオーバーフロー流路36に供給される。
なお、遊技球補給樋40に流入した遊技球は、島の上部(各遊技機の上側)の左右方向に傾斜した状態に設けられた各遊技球補給樋40により各遊技機に供給される。遊技球補給樋40には、各遊技機に対応する複数箇所にシュートと呼ばれる遊技球の分配器(図示省略)が設けられており、この分配器の動作により適宜補給が必要な遊技機や遊技機に付設された球貸機に上記遊技球補給樋40から遊技球が補給される。
また子島の場合、島間補給樋14(又は島間補給樋14と上部タンクへの接続関係が同じである交流樋)から流入した遊技球は、遊技球補給樋40、循環流路35の順に優先して供給される。なお、遊技球補給樋40及び循環流路35の入口が遊技球により満杯となっていると、この島間補給樋14からの遊技球の流入が止まる。
また子島の場合、島間回収樋15(又は島間回収樋15と上部タンクへの接続関係が同じである交流樋)から流入した遊技球は、オーバーフロー流路36に供給され、遊技球補給樋40及び循環流路35の入口が遊技球により満杯となっていても、島下部(球貯留タンク側)に流下する。
なお親島の場合、島間回収樋15(又は島間回収樋15と上部タンクへの接続関係が同じである交流樋)から流入した遊技球は、前述した回収球流路37により、親島タンク32内に流下する。
そして、島間樋や遊技球補給樋40に供給されずに上部主タンク13a内で過剰となった遊技球は、通常は循環流路35を経由して、この循環流路35が充満状態の場合には、オーバーフロー流路36を経由して、島下部(球貯留タンク側)に流下する。
なお、球揚送装置33は、例えば、上下方向に配されて周回する搬送ベルト(図示省略)と、この搬送ベルトの片面側に対向配置される研磨布(図示省略)と、遊技球の外径に対応した断面半円状の溝が上下方向に形成され、前記研磨布の裏面側を保持した状態に配置される案内部材(図示省略)と、前記搬送ベルトを駆動するモータ等の駆動機構とを備えるもので、前記搬送ベルトと研磨布の間に遊技球を挟み込んだ状態で、遊技球を整列させたまま上向きに転動させることにより、遊技球を研磨しつつ整然と揚送する装置である。この球揚送装置33は、基本的に常時駆動される。
C.親島タンクの構成
次に、親島タンク32の構成を図5〜図9により説明する。
図6(a)は、親島タンク32の後述するベース貯留部71の斜視図である。図6(b)は、親島タンク32の後述するベース貯留部71を部分的に破断して見た斜視図である。図7(a)は、親島タンク32の後述する左側スライド貯留部72を示す斜視図である。図7(b)は、親島タンク32の後述する右側スライド貯留部73を示す斜視図である。図8(a)は、スライド貯留部72,73が最も内側にスライドした最小貯留容量状態の親島タンク32を示す斜視図である。図8(b)は、スライド貯留部72,73が最も外側にスライドした最大貯留容量状態の親島タンク32を示す斜視図である。図9(a)は、親島タンク32の側断面図であり、図9(b)は、親島タンク32の縦断面図(正面から見た断面図)である。
親島タンク32は、全体が合板製であり、ベース貯留部71と、このベース貯留部71と連通した状態で左右にスライド可能に配設され、当該親島タンク32の貯留容量を調整可能なスライド貯留部72,73(左側スライド貯留部72及び右側スライド貯留部73)と、から構成されている。この場合、このスライド貯留部72,73は、ベース貯留部71の左右両側に各々配設されている。
ベース貯留部71は、図6(a)に示すように、上面と左右の側面が開口した箱型のもので、その正面側の壁における左右中央の最下部には、排出口用開口71aが形成されている。排出口用開口71aは、貯留された遊技球を島内循環(島内における遊技球の移動)又は島間循環(交流樋を含む島間樋による島間の遊技球の移動)に用いるために放出する前述の球出口32bを構成する開口である。また、このベース貯留部71の正面側の壁における排出口用開口71aの上方には、前述した親島タンク球量スイッチ32aを取り付けるためのスイッチ用開口71bが上下方向に所定間隔で複数(図の場合、4個)設けられている。
また図6(b)に示すように、ベース貯留部71の底面における左右方向中央位置には、遊技球を排出口用開口71a(排出口32b)に向けて正面側に流下させる排出斜面71cが形成され、さらにこの排出斜面71cの左右両側には、ベース貯留部71内の遊技球を排出斜面71cに向けて流下させる球寄せ斜面71d,71e(左側球寄せ斜面71d及び右側球寄せ斜面71e)が設けられている。このため、ベース貯留部71内の遊技球は、図6(b)に矢印で示すように排出斜面71c上に流れた後、排出口用開口71a(排出口32b)から子島タンク31内に排出される。但し、子島タンク31内が遊技球で満杯になっていて排出口32bが遊技球で閉塞されている場合には、このベース貯留部71内から子島タンク31への遊技球の流れは止まる。
またベース貯留部71は、前記遊技島の枠組みとなるベース部の所定位置に固定されている。この場合、図8(a)に示すように、上記ベース部を構成する4本の支柱74(遊技場の床面上に立設される柱状部材)が、ベース貯留部71を配置する所定位置の周囲4箇所の位置にそれぞれ配置されている。そして、この支柱74にベース貯留部71がネジ止め等によって固定されることによって、ベース貯留部71が支持固定されている。
左側スライド貯留部72は、図7(a)に示すように、上面と右側面が開口した箱型のもので、その底壁72aは、ベース貯留部71の左側球寄せ斜面71dに沿うように傾斜している。この左側スライド貯留部72の正面側の壁における右端縁の最下部には、ベース貯留部71の前記排出口用開口71aに対応する切欠き72cが形成されている。また、同右端縁における切欠き72cの上方には、ベース貯留部71の前記スイッチ用開口71bに対応する切欠き72dが、上下方向に所定間隔で複数(図の場合、4個)設けられている。
そして、この左側スライド貯留部72は、ベース貯留部71の左側面の開口から、ベース貯留部71内の球寄せ斜面71d上にはめ込まれており、球寄せ斜面71d上を摺動することによって、左右にスライド可能となっている。
一方、右側スライド貯留部73は、左側スライド貯留部72と左右対称のものである。即ち、右側スライド貯留部73は、図7(b)に示すように、上面と左側面が開口した箱型のもので、その底壁73aは、ベース貯留部71の右側球寄せ斜面71eに沿うように傾斜している。この右側スライド貯留部73の正面側の壁における左端縁の最下部には、ベース貯留部71の前記排出口用開口71aに対応する切欠き73cが形成されている。また、同左端縁における切欠き73cの上方には、ベース貯留部71の前記スイッチ用開口71bに対応する切欠き73dが、上下方向に所定間隔で複数(図の場合、4個)設けられている。
そして、この右側スライド貯留部73は、ベース貯留部71の右側面の開口から、ベース貯留部71内の球寄せ斜面71e上にはめ込まれており、球寄せ斜面71e上を摺動することによって、左右にスライド可能となっている。
なお図8(a)に示すように、左側スライド貯留部72と右側スライド貯留部73が最も内側にスライドした最小貯留容量状態では、左側スライド貯留部72と右側スライド貯留部73のほとんどがベース貯留部71内に収まり、親島タンク32の遊技球の貯留容量はベース貯留部71の容量に略等しくなる。またこの最小貯留容量状態では、図9(b)に示すように、左側スライド貯留部72の右端と右側スライド貯留部73の左端とが接合するが、この際、左側スライド貯留部72の切欠き72cと右側スライド貯留部73の切欠き73cとが接合して、全体として前記排出口用開口71aに対応した開口を形成し、前記排出口用開口71aを開放した状態を維持する。またこの際、左側スライド貯留部72の切欠き72dと右側スライド貯留部73の切欠き73dとが接合して、全体として前記スイッチ用開口71bに対応した開口を形成し、前記スイッチ用開口71bを開放した状態(親島タンク球量スイッチ32aに干渉しない状態)を維持する。
また、図8(b)に示すように、左側スライド貯留部72と右側スライド貯留部73が最も外側にスライドした最大貯留容量状態では、左側スライド貯留部72と右側スライド貯留部73のほとんどがベース貯留部71から左右外側に突出し、親島タンク32の遊技球の貯留容量は、ベース貯留部71の容量に左側スライド貯留部72と右側スライド貯留部73の容量を加えた容量に略等しくなる。このように親島タンク32は、左側スライド貯留部72と右側スライド貯留部73のスライド位置の設定によって、当該親島タンク32の貯留容量を容易に調整可能である。
また図8(a)及び図8(b)に示すように、スライド貯留部72,73の左右方向外側の外側面(左側スライド貯留部72の左側の外側面と、右側スライド貯留部73の右側の外側面)には、スライド貯留部72,73を所定位置で床面に支持させるための支持部材75が設けられている。支持部材75は、スライド貯留部72,73に固定される固定フレーム76と、この固定フレーム76の下方に設けられて上下にスライド可能なスライドフレーム77と、固定フレーム76に対するスライドフレーム77の動きを所定位置で止める止め具78,79とを有する。
ここで、支持部材75の固定フレーム76は、前後2本の中空柱状部76a,76bを有する。一方、支持部材75のスライドフレーム77は、下端面が遊技場の床面上に当接する2本の柱状脚部77a,77bを有し、これら柱状脚部77a,77bの上端側が、固定フレーム76の中空柱状部76a,76b内にそれぞれ挿入されて相対的に上下動することによって、固定フレーム76に対して上下にスライド可能となっている。
また止め具78,79は、上記柱状脚部77a,77bを中空柱状部76a,76bに対して任意の位置(予め段階的に設定された複数の位置のうちの一つでもよい)で固定する構成要素であり、例えば、柱状脚部77a,77bに形成された穴と中空柱状部76a,76bに形成された穴に挿入されるピン状の部材、或いは、中空柱状部76a,76bに形成された穴から挿入されて柱状脚部77a,77bにねじ込まれるタッピングネジ等よりなる。
いずれにしろスライドフレーム77は、固定フレーム76と床面の間を突っ張るようにスライド位置を設定され、その位置で止め具78,79によって動き(少なくとも上方へのスライド)を止められる。これによって、このスライドフレーム77を含む支持部材75は、スライド貯留部72,73の左右方向外側の端部を床面に対して支持する構成となっている。
なお、スライド貯留部72,73の左右方向内側(ベース貯留部71と連通する側)は、図8からも分かるように、ベース貯留部71によって(即ち、前述の底壁72a,73aが球寄せ斜面71d,71e上に当接することによって)支持されている。
以上説明した、遊技場設備によれば、各遊技機で使用する遊技球を各遊技島内で循環させる島内循環が行われるとともに、遊技球を必要に応じて遊技島間双方向でやりとりして、各遊技島の遊技球の保有量を適切に保持する島間循環が行われる。
しかも本設備では、合板製の親島タンク32を、貯留された遊技球を島内循環又は島間循環に用いるために放出する球出口32bを有するベース貯留部71と、ベース貯留部71と連通した状態でスライド可能に配設され、当該親島タンクの貯留容量を調整可能なスライド貯留部72,73と、から構成したので、各貯留部71,72,73を定尺の合板により製作しても、合板の定尺寸法よりも格段に大きな親島タンク32を構成することができるし、親島タンク32の貯留容量を増やしたい場合には、スライド貯留部72,73をスライドさせるだけで貯留容量が増えるので、遊技場設備(単位グループ)の規模や遊技店からの貯留容量の要望に応じた親島タンク32をその都度合板を加工して製造する必要がなくなる。よって、在庫管理もしやすくなる。さらに、遊技場設備の変更により親島タンク32の貯留容量を変更したい場合にも遊技店側でも簡単に調整することができるので便利である。
また本例の態様であると、スライド貯留部72,73がベース貯留部71の左右両側に各々配設されているので、片側にのみスライド貯留部が設けられた態様にくらべて多段階的に親島タンクの貯留容量を調整することができ、遊技店の要望や遊技場設備の規模にも応じやすい。また、遊技島内には様々なスペースの制約があったり、球出口32bの配置位置が決まっていたりするので、左右一方のみにスライド貯留部を配設したのでは、場合によって島内の設備若しくは遊技機に接触してしまい親島タンクの貯留容量を調整できない可能性があるが、ベース貯留部71の左右両側にスライド貯留部72,73を配設することにより、左右どちらか一方のスライド貯留部をスライドさせることができなくても、もう一方のスライド貯留部をスライドさせれば親島タンク32の貯留容量を調整できるので、遊技島内の配置環境に合わせた調整が可能である。
また本例の態様であると、スライド貯留部72,73をスライドさせることで親島タンク32の貯留容量が増加するが、その分の重量を支持部材75を介して遊技場の床面で支持するようにしたので、球の重量が原因で起こる遊技島の歪みや撓みをできる限り抑えることができ、遊技島の歪みや撓みが原因で引き起こされる遊技への悪影響を抑えることができる。また、スライド貯留部の全体を遊技場の床面で支持してしまうと、床面が平らであるとは限らないためにスライド貯留部が適切な位置に配置できない虞があるが、ベース貯留部71を遊技島の枠組みとなるベース部を構成する4本の支柱74(遊技場の床面上に立設される柱状部材)の所定位置に固定し、スライド貯留部72,73のうち、ベース貯留部71と連通する側を該ベース貯留部71に支持させることで、スライド貯留部72,73を適切な位置に配置することができて好適である。
また本例では、支持部材75が既述したように上下に伸縮可能な構成であり、スライド貯留部72,73を支持する高さを調節可能であるので、次のような利点もある。即ち、スライド貯留部72,73は、前述の底壁72a,73aが球寄せ斜面71d,71e上を摺動することによって水平に対して若干斜めにスライドするため、そのスライド位置によって、スライド貯留部72,73の左右方向外側の端部の床面からの高さが相当量変化する。しかし本例では、支持部材75のスライドフレーム77の上下位置を調整することによって、支持部材75がスライド貯留部72,73を支持する高さを調整し、この変化を吸収することが容易に可能である。このため、上記支持高さの変化に起因するスライド貯留部72,73の歪み等を回避することができ、スライド貯留部72,73を含む親島タンク32の支持固定状態を常に良好に保持できる。
なお、本発明は上述した形態例に限られず、各種の変形や応用があり得る。
例えば、上記形態例におけるスライド貯留部72,73のうちの何れか一方が削除され、ベース貯留部71のその片側が閉じられた構成(片側にのみスライド貯留部が設けられた態様)であってもよい。
また本発明は、島のグループが単独で設置される設備(グループ間で交流を行わないタイプ)にも適用可能であることはいうまでもない。
また、上記形態例における親島10aのように、正面側と後面側にそれぞれ島グループを構成する親島であって、各グループ用に親島タンクや上部タンク等を合計2組備える親島の場合に、図10に示すような複合型の親島タンク80(正面側と後面側の親島タンクの両方を兼ねるタンク)を設置してもよい。なお図10では、前述の親島タンク32と同様の構成要素には同符号を付している。この親島タンク80は、ベース貯留部71に対して片側のスライド貯留部72のみが設けられたタイプのタンク81,82を、正面と後面の関係が互い違いになるようにして左右に隣接させて設置したものであり、タンク81,82の接合部は相互に固定されていてもよいし、単に接触しているだけでもよい。いずれにしろ、タンク81,82の接合部には、ここを仕切る仕切り壁83が形成され、この仕切り壁83の上部には、タンク81,82の相互で遊技球のタンク間交流が可能な開口(連通部84)が形成されていることが望ましい。
なお図10(a)は、各タンク81,82のスライド貯留部72を最も内側にスライドさせた最小貯留容量状態を示し、図10(b)は、各タンク81,82のスライド貯留部72を最も外側にスライドさせた最大貯留容量状態を示す。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
設備全体の外観(遊技島の正面を覆う板や遊技機を取り外した状態)を示す斜視図である。 親島と子島の構成を示すブロック図である。 親島の内部構造(正面を覆う板や遊技機を取り外した状態)を示す正面図である。 上部タンクと球貯留タンクと球揚送装置などを示す正面図であり、(a)は親島、(b)は子島の構成を示す。 親島タンクの外観及びその周辺の斜視図である。 (a)は親島タンクのベース貯留部の斜視図であり、(b)は同ベース貯留部を部分的に破断して見た斜視図である。 (a)は親島タンクの左側スライド貯留部を示す斜視図であり、(b)は親島タンクの右側スライド貯留部を示す斜視図である。 (a)は最小貯留容量状態の親島タンクを示す斜視図であり、(b)は最大貯留容量状態の親島タンクを示す斜視図である。 (a)は親島タンクの側断面図であり、(b)は親島タンクの縦断面図(正面から見た断面図)である。 親島タンクの別例を示す図であり、(a)は最小貯留容量状態を示し、(b)は最大貯留容量状態を示す。
符号の説明
10a 親島
10b,10c 子島
14 島間補給樋(島間樋)
15 島間回収樋(島間樋)
16a,16b 交流樋(島間樋)
31 子島タンク
32,80 親島タンク
32b 球出口
33 球揚送装置
71 ベース貯留部
72,73 スライド貯留部
74 支柱(ベース部)
75 支持部材

Claims (3)

  1. 設置される複数の遊技機で使用する遊技球を循環させる島内循環を行う遊技島が複数並列されてなり、前記複数の遊技島を、島単独で必要な量以上の遊技球を貯留可能な親島と、島単独で必要な量の遊技球を貯留可能な複数の子島とからなる単位グループに分け、各島間に島間樋を接続し、前記子島での遊技球の貯留量が不足した場合には、前記親島から前記子島へ遊技球を供給する一方、前記子島での遊技球の貯留量が過剰となった場合には、前記子島から前記親島へ遊技球を返還する島間循環を行う遊技場設備において、
    前記親島は、遊技球を貯留可能な合板製の親島タンクを備え、
    該親島タンクは、
    貯留された遊技球を前記島内循環又は島間循環に用いるために放出する球出口を有するベース貯留部と、
    前記ベース貯留部と連通した状態でスライド可能に配設され、当該親島タンクの貯留容量を調整可能なスライド貯留部と、から構成したことを特徴とする遊技場設備。
  2. 前記スライド貯留部は、前記ベース貯留部の左右両側に各々配設されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技場設備。
  3. 前記ベース貯留部を前記遊技島の枠組みとなるベース部の所定位置に固定し、
    前記スライド貯留部に、当該スライド貯留部を所定位置で支持させるための支持部材を取り付け、
    前記スライド貯留部のうち、前記ベース貯留部と連通する側を該ベース貯留部に支持させる一方、他側を前記支持部材を介して遊技場の床面で支持するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場設備。
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