JP3830190B2 - パチンコ玉補給システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ島の各パチンコ台にパチンコ玉を補給するパチンコ玉補給システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パチンコ遊技における遊技態様は多様化しており、その遊技態様中の「大当たり」に関しても、プリペイドカード使用の遊技などでは従来よりその確率を高く設定できる関係で、「大当たり」が出やすくなり、連続して「大当たり」となることもあり、これに伴いパチンコ機に補給すべきパチンコ玉の数量も増大化している。
一方、各パチンコ機へのパチンコ玉の補給は、パチンコ島に設けたパチンコ玉補給システムによって行われるが、従来のパチンコ玉補給システムでは、貯留できるパチンコ玉数に限りがあるため、上記の補給玉数量の増大化に対処できず、パチンコ玉が不足して補給できなくなり、遊技が中断することにより遊技者に不利益を与え、遊技への興趣も半減させるようなことも生じるようになった。
【0003】
そこで、より大量のパチンコ玉を貯留して補給玉の不足を解消するようにしたパチンコ玉補給システムが種々提案されている。例えば特願平6−340067では、パチンコ島の島端に玉貯留タンクを追加して設け、その玉貯留タンク内にパチンコ玉を貯留させるようにし、また特開平5−168764では、島上部の補給樋を途中で分岐させ、補給樋の出発部分からその分岐点までの間をパチンコ玉貯留部として活用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の特願平6−340067のように島端に玉貯留タンクを追加して設けると、その分だけスペースをとるため島端側の通路が狭くなり、それほど余裕の無い遊技店が一層手狭になってしまう。また、スペースの関係で玉貯留タンクの規模にも限界があるため、補給玉の不足は依然として解消していない。
一方、特開平5−168764のように島上部の補給樋を途中で分岐させる構造にすると、構造が複雑であり、しかも島上部での工事となるため施工が困難である。また、上記の場合と同様に、補給樋の出発部分から分岐点までの間に貯留する程度では限界があり、やはり補給玉不足を解消するに至っていない。
【0005】
この発明は上記に鑑み提案されたもので、パチンコ島内の貯留玉量を大幅に増加させ、各パチンコ台に十分にパチンコ玉を補給できるパチンコ玉補給システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のパチンコ玉補給システムは、パチンコ島の各パチンコ台にパチンコ玉を補給するパチンコ玉補給システムであって、上記パチンコ島内の中央に設けた、パチンコ玉を回収樋から上方の上部タンクまで揚送するパチンコ玉揚送装置と、上記パチンコ島の下部に島長さに応じて異なる個数設置し、上記回収樋に貯留玉を給送可能な貯留タンクと、上記上部タンクの両側に上記各パチンコ台の上方にわたって設けた、上記上部タンクからのパチンコ玉を貯留するとともに下流島端側に搬送しつつ各パチンコ台に補給する補給樋と、を有し、上記補給樋からオーバーフローして流入してきたオーバーフロー玉を搬送・貯留するオーバーフロー樋を上記補給樋に沿って設け、そのオーバーフロー樋には、対応する上記貯留タンクに向けてオーバーフロー玉を導く流下通路を設け、上記補給樋から上記オーバーフロー樋に向けてオーバーフロー玉が流入する流入部分に、上記パチンコ島の一端側に設置した景品計数機とは反対サイドのオーバーフロー樋に向けてオーバーフロー玉を優先的に分岐する優先分岐部を設けたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明のパチンコ玉補給システムは、パチンコ島の各パチンコ台にパチンコ玉を補給するパチンコ玉補給システムであって、上記パチンコ島内の中央に設けた、パチンコ玉を回収樋から上方の上部タンクまで揚送するパチンコ玉揚送装置と、上記パチンコ島の下部に島長さに応じて異なる個数設置し、上記回収樋に貯留玉を給送可能な貯留タンクと、上記上部タンクの両側に上記各パチンコ台の上方にわたって設けた、上記上部タンクからのパチンコ玉を貯留するとともに下流島端側に搬送しつつ各パチンコ台に補給する補給樋と、を有し、上記貯留タンクは、上記貯留タンクの回収樋側に配置した、貯留玉を回収樋方向に給送する循環リフトと、上記貯留タンクの内部に設けた、貯留玉が回収樋まで流下可能となるような連通路と、上記連通路に設けた緊急用シャッターと、を有し、上記循環リフトの故障時には上記緊急用シャッターを開放して貯留玉を上記連通路を介して回収樋方向に流下させるようにしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
この発明のパチンコ玉補給システムは、パチンコ玉揚送装置と貯留タンクと補給樋とを有し、パチンコ玉揚送装置はパチンコ玉を回収樋から上方の上部タンクまで揚送し、貯留タンクは、パチンコ島の下部に島長さに応じて異なる個数設置したものであり、回収樋に貯留玉を給送可能である。
【0008】
そして、パチンコ島上方の補給樋は、上部タンクの両側に各パチンコ台の上方にわたって設けたものであり、上部タンクからのパチンコ玉を多段に積載して貯留するとともに下流島端側に搬送しつつ各パチンコ台に補給する。
【0009】
上記のパチンコ玉補給システムにおいて、パチンコ玉揚送装置によって回収樋から上部タンクまで揚上してきたパチンコ玉は、補給樋に入る。この補給樋は、パチンコ玉を多段に積載して貯留できるように構成したものであり、その多段積載状況でパチンコ玉を下流島端側に搬送しつつ各パチンコ台に補給する。
【0010】
すなわち、貯留タンクと、多段積載可能となった補給樋とから成るスペースには大容量の貯留スペースが確保されて圧倒的に多数のパチンコ玉を貯留可能となる。例えば従来の30万個程度の貯留量に対して60万個の貯留量が可能となる。したがって、パチンコ島内の貯留玉量を大幅に増加させることができ、各パチンコ台への補給量が、連続「大当たり」や複数のパチンコ機で同時に「大当たり」となることで極端に増えたとしても、その多数の貯留玉から補充できるので、支障を来すことなく、各パチンコ台に十分にパチンコ玉を補給することができる。
【0011】
【実施例】
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1はこの発明のパチンコ玉補給システムの全体構成を概略的に示す図である。図において、この発明のパチンコ玉補給システムは、パチンコ島1に列設した各パチンコ台7…にパチンコ玉を補給するものであり、下部に設けた貯留部2と、略中央のパチンコ玉揚送装置3と、上部に設けた補給部4とを備えている。なお、各パチンコ台7は、パチンコ機や台間玉貸し機等から成る。
【0012】
貯留部2には、パチンコ玉揚送装置3の図面で左側に2台の貯留タンク21a,21bが、またパチンコ玉揚送装置3の図面で右側に2台の貯留タンク21c,21dが、それぞれ列状に設けてあり、さらにパチンコ玉揚送装置3の両側に回収樋31が設置してある。そして、貯留タンク21a等には、その回収樋31設置側にそれぞれ循環用リフト22a,22b,22c,22dが配置してあり、貯留タンク21a等に貯留したパチンコ玉は、この循環用リフト22a等によって隣接貯留タンクに給送され、回収樋31まで順次送り込まれるようになっている。
【0013】
また、パチンコ島1の一端側には景品計数機9を設け、その景品計数機9に最も近い貯留タンク21dに景品計数機9に投入されたパチンコ玉を流入させるようにしている。
【0014】
パチンコ玉揚送装置3は、回収樋31に回収されたパチンコ玉を、モータ35によって揚上し、パイプ32を介して上方の上部タンク33まで送り込むとともに、その揚上の際には、粒上の研磨材も送り込み、パチンコ玉の研磨をも同時に行えるようになっている。なお、その研磨材は戻りパイプ34を通って上部タンク33から回収樋31に落下し回収され、順次循環している。
【0015】
補給部4は、上記の上部タンク33からパチンコ島1の両側に向けて、各パチンコ台7…上にわたるように傾斜させて対称的に配設してあり、上段補給樋51と下段補給樋52とから成る2段構造の補給樋5、およびその補給樋5の下端側に設けたオーバーフロー樋6から構成されている。詳細は後述するように、上部タンク33まで揚上してきたパチンコ玉は、上段補給樋51に入り貯留・搬送されつつ下段補給樋52に流下し、その下段補給樋52を貯留・搬送されつつ、各パチンコ台7…にパチンコ玉を補給すべく、蛇腹状の補給管11(図2)を介して各パチンコ台7…に向けて流下する。また、補給樋5からオーバーフローしたパチンコ玉(オーバーフロー玉)はオーバーフロー樋6に導かれて搬送され、そのオーバーフロー樋6から伸ばした蛇腹状のオーバーフロー管8…を介して貯留タンク21a等に流下する。
【0016】
なお、上記の貯留部2は、その外周側壁に壁部材20が設けてあり、その壁部材20の内面と貯留タンク21a等との間には、上記の回収樋31に向けて傾斜しているアウト玉搬送路100(図8)が設けてあり、各パチンコ台7a等から流出したアウト玉は、このアウト玉搬送路100に流入し、アウト玉搬送路100を通って回収樋31まで搬送されるようになっている。
【0017】
したがって、補給樋5からオーバーフローしたオーバーフロー玉は、オーバーフロー管8…および貯留タンク21a等を介して回収樋31まで給送され、各パチンコ台7…から出てきたアウト玉は、貯留タンク21a等の外側のアウト玉搬送路100を通って回収樋31まで搬送される。
【0018】
上記のパチンコ玉補給システムでは、図2に示すような島構成ユニットを連結してパチンコ島1の全体を構築している。
図2は島構成ユニットを示す図である。図において、島構成ユニット1aは、所定長さの壁部材ユニット20aをその側壁とする貯留部構成ユニット2aの両端に、支持枠91,91の下端側を固定して支持枠91,91を垂設し、その垂設した支持枠91,91の上端側に所定長さの補給樋ユニット5aを固定したものであり、この島構成ユニット1aを連結することでパチンコ島1が構築される。補給樋ユニット5aの取り付けに際しては、連結して構築した補給樋5が全体で連続して所定角度だけ傾斜するように、支持枠91,91の上端に高さ調整して取り付けられる。以下に、先ず補給樋ユニット5aの構成および作用について説明し、続いて貯留部構成ユニット2aの構成および作用について説明する。
【0019】
図3および図4は補給樋ユニットの構成を示す図である。補給樋ユニット5aは、上段樋部材51a、下段樋部材52aおよびオーバーフロー樋部材6aから構成される。
【0020】
上段樋部材51aは、板材の両側端を折り曲げ垂立させることで形成した側板部512,512と、その両側板部512,512間に形成される底板部511とから成る。
【0021】
底板部511は、樋幅方向の中央で広角に折り曲げて中央上方に凸状となるように形成してあり、その底板部511には樋幅方向中央部分で長手方向沿って、矩状に形成したパチンコ玉の流下口515...が、一定間隔で穿設してある。また、側板部512,512が垂立するその折曲部分には、その側板部512,512に沿って、同様にパチンコ玉の流下口514が、一定間隔で穿設してある。さらに、側板部512,512の各上端縁には外側方向に折曲したフランジ部513,513が形成してある。
【0022】
下段樋部材52aは、上記の上段樋部材51aより幅広の板材で形成してあり、その板材の両側端を同様に折り曲げ垂立させることで形成した側板部522,522、その両側板部522,522間に形成される底板部521、および側板部522,522から底板部521にかけて設けた圧力防止部材53aとから構成されている。
【0023】
底板部521は、上記の上段樋部材51aの場合と同様に、樋幅方向の中央で広角に折り曲げて中央上方に凸状となるように形成してある。また、側板部522,522が垂立するその折曲部分には、その側板部522,522に沿って、パチンコ玉の補給口524が一定間隔で、上記の上段樋部材51aの流下口514とは交互の位置関係で穿設してある。この補給口524…には、上記の補給管11…が取り付けてある。さらに、側板部522,522の各上端縁には内側方向に折曲したフランジ部523,523が形成してある。
【0024】
また、圧力防止部材53aは、板材を折り曲げて上面部分531と側面部分532とを形成し、それを側板部522,522と底板部521との間に固定したものであり、その際に、上面部分531はパチンコ玉が底板部521の方向に流下するように少しだけ傾斜が付けてあり、また側面部分532が底板部521に接する部分には、側面部分532に沿ってパチンコ玉の流入口534が一定間隔で形成してある。
【0025】
補給樋ユニット5aの2段構造は、下段樋部材52aのフランジ部523,523に、上段樋部材51aのフランジ部513,513を載置し、そのフランジ部を互いにネジ等で固定することにより形成される。このように、上段樋部材51aと下段樋部材52aとを別体として形成したので、パチンコ島1を組み立てる際には、上段樋部材5a無しで軽くなっている下段樋部材52aを最初に取り付け、その後上段樋部材51aを乗せて組み付ければよく、困難な高所での作業を容易に行えるようになる。
【0026】
オーバーフロー樋部材6aは、下段樋部材52aの下端面に取り付けられた、断面形状が長方形の樋であり、その底板には貯留タンク21a等に対応するように所定間隔で玉流下口61…が穿設してあり、この玉流下口61…にオーバーフロー管8…が取り付けてある。
なお、上記では、オーバーフロー樋部材6aを下段樋部材52aの下端面に接して取り付けるようにしたが、下段樋部材52aから離した位置に設けるようにしてもよく、取り付けスペースに見合って配置すればよい。
【0027】
島構成ユニット1aを連結し、また中央にパチンコ玉揚送装置3を接続してパチンコ島1を構築したとき、補給樋ユニット5a…は補給樋5を構成し、上段樋部材51a…は上段補給樋51を、下段樋部材52a…は下段補給樋52を、圧力防止部材53aは圧力防止部53を、またオーバーフロー樋部材6a…はオーバーフロー樋6をそれぞれ構成する。
【0028】
補給樋5およびオーバーフロー樋6の各終端側は終端壁で閉じており、パチンコ玉の流れはその終端壁で行き止まりとなり堰き止められる。
【0029】
また、パチンコ島1中央の上部タンク33が上段補給樋51に続く部分には、上段補給樋51への樋入口(図示せず)が設けてあり、また上部タンク33の下端側には、上段補給樋51および下段補給樋52でオーバーフローしたため上部タンク33から流下してきたオーバーフロー玉を、左右のオーバーフロー樋6L、6R(図1)に振り分ける優先分岐部60(図7)が設けてある。この優先分岐部60については、詳細に後述する。
【0030】
上記のように、補給樋5の上段補給樋51には、上部タンク33からのパチンコ玉がその樋入口から流入してくるが、そのときのパチンコ玉の流れを図5および図6を用いて説明する。
【0031】
図5は補給部(補給樋とオーバーフロー樋)の縦断面を示す図、図6は補給樋でのパチンコ玉流れの説明図である。補給樋5の上段補給樋51には、上部タンク33からのパチンコ玉が流入しその底板部511に沿って補給樋5の下流方向に搬送される。その際に、底板部511は外側に傾斜しているため、パチンコ玉は側板部512の方へ流下し、流下口514から下段補給樋52に向けて落下する。
【0032】
下段補給樋52に落下したパチンコ玉は、圧力防止部53の上面部分531に当たり、その斜面に沿って下段補給樋52の底板部521に向けて流下し、底板部521に落下する。底板部521に落下したパチンコ玉は、その底板部521に沿って再度補給樋5の下流方向に搬送される。その際に、底板部521は上記の底板部511と同様に外側に傾斜しているため、パチンコ玉は圧力防止部53の側面部分532の方へ流下し、流入口534から補給口524に入って補給管11を介して各パチンコ台7…に向けて流下する。
そして、この実施例では、補給樋5をオーバーフロー状態にして稼働させるので、上段補給樋51は、図5に示すように、断面1列のパチンコ玉を貯留した状態で下流側に搬送し、また下段補給樋52は、断面で多段に積載した状態で多数のパチンコ玉を搬送する。
【0033】
このオーバーフロー状態において、下段補給樋52では補給口524に向けて多数のパチンコ玉が集中することになるが、この実施例では、上述したように、補給口524の周囲に圧力防止部53を設けたので、下段補給樋52のパチンコ玉は一旦流入口534を通過した後、この補給口524に到達することとなり、補給口524の手前では整然と流れるようにしたので、補給口524や補給管11の中で多数のパチンコ玉がブリッジして補給路を塞ぐようになることを確実に防止することができる。
【0034】
上述したように、オーバーフロー樋6L,6Rには、上部タンク33からのオーバーフロー玉がその優先分岐部60を介して流入してくるが、次にこの優先分岐部60の構成および作用を図7を用いて説明する。
【0035】
図7は優先分岐部の構成を示す図であり、(A)はその平面図、(B)は側面図である。図において、優先分岐部60はボックス状のものであり、その上面68中央に設けた取付用プレート66で、上部タンク33下端側のオーバーフロー玉出口(図示せず)の部分に取り付けられている。優先分岐部60の上面68側にはオーバーフロー玉の玉流入口67が、また底面69にはその玉流入口67から流下してきたオーバーフロー玉を左右に振り分ける優先分岐部材64が、それぞれ設けてある。優先分岐部材64は、優先分岐部60の底面69から斜立した分岐板64aと、その分岐板64の先端側で分岐板64に対してほぼ直角に取り付けた分岐板64bとから成っている。さらに、優先分岐部60は、そのボックス状の両端部分でオーバーフロー樋6L,6Rに接続してある。
【0036】
上部タンク33から玉流入口67を通って落下してきたオーバーフロー玉は、その大部分が分岐板64aに当たり、分岐板64aの斜面に沿って、図の左方向に転動し、そのままオーバーフロー樋6Lに流入する。そして、オーバーフロー樋6L側がオーバーフロー玉で一杯になり、分岐板64aの斜面もそのオーバーフロー玉で満たされると、玉流入口67から落下してきたオーバーフロー玉は、分岐板64bの斜面に沿って、図の右方向に転動するようになり、そのままオーバーフロー樋6Rに流入する。オーバーフロー樋6R側もオーバーフロー玉で一杯になると、行き場がなくなるため、優先分岐部材64の下方に穿設した玉流下口65に入るようになり、玉流下口65から戻りパイプ34を介して回収樋31に回収される。
【0037】
このように、上部タンク33とオーバーフロー樋6L,6Rとの間に優先分岐部60を設けたので、オーバーフロー玉は先ず、オーバーフロー樋6L側に優先的に搬送され、したがって、図1でパチンコ玉揚送装置3の左側に位置しかつ回収樋31に近い方の貯留タンク21aから順に貯留されていく。そして、左側の貯留タンク21a,21bが一杯になると、パチンコ玉揚送装置3の右側に位置しかつ回収樋31に近い方の貯留タンク21cから順に貯留されていく。
【0038】
また、上記の補給樋5は、パチンコ玉のパチンコ台7…への補給という機能だけでなく、この補給樋5にパチンコ玉をオーバーフローさせた状態で補給可能となるので、多数のパチンコ玉を積載して貯留する貯留機能をも果たすことになり、しかも2段構造としたため、スペースを十分有効に活用でき、特別な貯留スペースを取ることなく、多数の貯留を行うことができる。
【0039】
次に貯留部構成ユニット2aの構成を図8および図9を用いて説明する。
図8は貯留部構成ユニットを示す図、図9は貯留部構成ユニットを結合させた場合を示す図であり、(A)はその平面図、(B)はその側面図である。
貯留部構成ユニット2aは、側壁としての壁部材ユニット20a,20a、およびその壁部材ユニット20a,20aの間に配置され一端側(回収樋31側)に循環用リフト22を有する貯留タンク21から構成されている。そして、上述したように、壁部材ユニット20a,20aの内面と、貯留タンク21の側壁210,210の外面との間には、回収樋31に向けて傾斜している通路101,102から成るアウト玉搬送路100が設けてあり、各パチンコ台7…からのアウト玉は、このアウト玉搬送路100を通って回収樋31に回収される。
【0040】
このように、貯留タンク21の外側をアウト玉が流れるようにしたので、循環用リフト22が故障して、回収樋31への貯留玉の回収ができなくなっても、アウト玉の循環には影響を及ぼしたりせず、パチンコ台7へのパチンコ玉の補給は、通常通り行えることになる。
【0041】
貯留タンク21には、オーバーフロー管8を介して流下してきたオーバーフロー玉(貯留玉)を搬送するための貯留玉搬送路211が一端側に向けて傾斜して形成してある。この貯留玉搬送路211は貯留タンク21の側壁210,210との間に空隙を有しており、貯留玉搬送路211上を流下する貯留玉は、図10に示すように、その空隙から落下してより下段に設けた貯留玉搬送路212,213に入り、最終段としての循環用リフト22まで導かれる。循環用リフト22に達した貯留玉は、循環用リフト22によって揚げられて貯留玉通路215に送り込まれ、そのまま隣接する貯留タンク21の貯留玉搬送路211、または回収樋31に流入する。
【0042】
貯留玉搬送路211には、循環用リフト22の手前に緊急用シャッター2が設けてあり、この緊急用シャッター2まで流下してきたパチンコ玉は、ここで側方の空隙に落下し、下段の貯留玉搬送路212に落下することになる。
【0043】
貯留タンク21には、図9に示すように、貯留玉搬送路211の下方に上限スイッチ28が、また下段側の貯留玉搬送路213の少し上方に下限スイッチ29が、それぞれ配置してある。これらのスイッチ28,29はリミットスイッチであり、貯留タンク21に貯まったパチンコ玉の高さを検出している。そして、このパチンコ玉補給システムでは、上限スイッチ28が作動すると、貯留タンク21に貯留玉が一杯になったとして循環用リフト22による揚送を開始して貯留玉を搬出し、下限スイッチ29が作動すると、貯留玉が少なくなったとして循環用リフト22を停止して搬出を止め、貯留タンク21内の貯留玉を常時適正な量に保つように制御している。
【0044】
循環用リフト22が故障しても、オーバーフロー管8からパチンコ玉は依然として流下してくるので、貯留玉は上限スイッチ28の高さを超えてしまい、上記の緊急用シャッター2によって側壁210,210と貯留玉搬送路211との間に形成される傾斜したスペースにまで貯留玉が溢れるようになる。このパチンコ玉補給システムでは、このような非常時には緊急用シャッター2を上方に上げて貯留玉搬送路211を開放するようにしている。緊急用シャッター2の開放により緊急用シャッター2を通過した貯留玉は、図11に示すように、搬送分岐領域230で左右に振り分けられた後、循環用リフト2を迂回するようにその両サイドに設けた緊急用搬送路(連通路)231,231を通り、そのまま回収樋31に入るか、または隣接貯留タンク外側の通路102(アウト玉搬送路100)を経由して回収樋31に入る。
【0045】
このように、緊急用シャッター2を上げて貯留タンク21に貯留するパチンコ玉を回収樋31やアウト玉搬送路100に流せるようにしたので、循環用リフト22が故障しても、貯留タンク21の貯留玉を回収樋3に回収することができ、パチンコ台7...に補給するパチンコ玉を確保することができる。
【0046】
次に、上記のパチンコ玉補給システムの全体でのパチンコ玉の流れを、図1に戻って説明する。各パチンコ台7...への補給管11がパチンコ玉で一杯になると、補給樋5の上段補給樋51および下段補給樋52にもパチンコ玉が貯留するようになり、その上下段補給樋51,52も一杯になると、上部タンク33がオーバーフローしてオーバーフロー樋6にオーバーフロー玉が流下するようになる。
【0047】
その上部タンク33からオーバーフロー樋6へ流下する部分には、優先分岐部60を設けたので、上記のように、オーバーフロー玉は、オーバーフロー樋6L側に優先的に搬送され、パチンコ玉揚送装置3の左側に位置しかつ回収樋31に近い方の貯留タンク21aから順に貯留されていく。そして、左側の貯留タンク21a,21bが一杯になり、左側のオーバーフロー管8が一杯になると、今度はオーバーフロー樋6R側に流下するようになり、パチンコ玉揚送装置3の右側に位置しかつ回収樋31に近い方の貯留タンク21cから順にオーバーフロー玉が貯留されていく。
【0048】
次に、貯留玉の回収について説明する。なお、この実施例では、上部タンク33に、補給樋5がオーバーフロー状態のときオフとなり、オーバーフロー状態でないときオンとなるリミットスイッチタイプのオーバーフロー検出スイッチ37を設け、このオーバーフロー検出スイッチ37がオンとなり、上部タンク33へのパチンコ玉給送の要求が出力されると、パチンコ玉揚送装置3が作動するとともに、貯留タンク21a等から回収樋31への貯留玉の回収も行うようにしている。
【0049】
上部タンク33からパチンコ玉給送の要求が出力されると、先ず回収樋31の右側の貯留タンク21cから回収すべく、当該貯留タンク21cの循環用リフト22cが貯留玉を揚送し回収樋31に回収する。この循環用リフト22cは、貯留玉を上限スイッチ28と下限スイッチ29との間の高さに制御すべく間欠的に作動する。そして、当該貯留タンク21cにおいて、上限スイッチ28がオフのときは、貯留スペースが空いているとして、さらにその右側に隣接する貯留タンク21dから貯留玉を回収すべく、当該貯留タンク21dの循環用リフト22dが揚送を開始する。なお、この循環用リフト22dは、隣の貯留タンク21cの上限スイッチ28がオンになるまで連続的に作動する。
【0050】
このようにして、貯留タンク21cは、右側に隣接する貯留タンク21dから貯留玉の供給を受ける。したがって、パチンコ玉給送の要求が出力されて回収を開始しても、貯留タンク21cの上限スイッチ28がオンにならないときは、先ず最も回収樋3から遠い貯留タンク21dの方から順に、すなわち、パチンコ島1の一端(右端)側に位置する景品計数機9側の貯留タンク21dの方から順に、貯留玉が下限スイッチの高さ以下となるまで給送することになる。
【0051】
そして、貯留タンク21cへ給送しても、貯留玉不足等により給送が間に合わず、貯留タンク21cの下限スイッチ29がオフになってしまうと、当該貯留タンク21cの循環用リフト22cはその作動を停止する。
【0052】
その後、次回のパチンコ玉給送の要求が出力されると、今度は回収樋31の左側の貯留タンク21aから貯留玉を回収すべく、貯留タンク21a,21bは、上記の右側の貯留タンク21c,21d…と同じ手順で動作する。
【0053】
上記のように、このパチンコ玉補給システムでは、オーバーフロー玉を貯留タンク21a等に貯留するときは、回収樋31の左側の貯留タンク21aそして21bという順位で優先的に貯留するようにし、右側端の景品計数機9側に位置する貯留タンク21dには、最も最後に貯留するように優先順位を付け、また、貯留タンク21a等から回収樋31に給送するときは、先ず最初に景品計数機9側の貯留タンク21dの貯留玉が下限以下となるように優先的に排出するので、品計数機9側の貯留タンク21dは多くの場合に、貯留スペースを確保している状態となっており、景品計数機9が、景品玉投入口を閉鎖して受け入れ中止となるようなことは滅多に発生せず、したがって、遊技者に対して便宜が図られて使用しやすい景品計数機を提供することができる。
【0054】
また、補給樋5に圧力防止53を設けることで、パチンコ玉を多段に積載可能とするとともに、さらに上下2段構造とし、上段補給樋51と下段補給樋52の双方の領域にパチンコ玉を貯留できるようにし、しかもパチンコ島1の下部には貯留タンク21a等を列設して大容量の貯留スペースを確保したので、オーバーフロー樋6等のその他のスペースも含めて、圧倒的に多数の貯留玉を確保することができ、パチンコ島1内の貯留数量を大幅に増加させることができる。
【0055】
したがって、各パチンコ台7…への補給量が、連続「大当たり」や複数のパチンコ機で同時に「大当たり」となることで極端に増えたとしても、その多数の貯留玉から補充できるので、支障を来すことなく、各パチンコ台7…に十分にパチンコ玉を補給することができ、遊技者に快適な遊技環境を与えることができる。また、遊技店側にとっても、パチンコ玉補充の業務をほとんど行う必要がなく、仕事の能率を向上させることができる。
【0056】
さらに、同一形状の島構成ユニット1aを連結してパチンコ島1を構築するようにしたので、パチンコ島1の長さを、遊技店のスペースや必要な貯留量に応じて自在に調整することができ、遊技店の実状にあった設置を行うことができる。
【0057】
また、貯留タンク21や上段補給樋51、下段補給樋52はそれぞれすべて同一形状なので、量産が可能であり、低コストのパチンコ島1とすることができる。
【0058】
さらに、パチンコ島1の島端に貯留用のタンクを追加して設けなくてもよいので、島端をスッキリと構成することができ、また島端側の通路スペースも確保することができる。
【0059】
上記の説明では、補給樋を2段構造のものとして説明したが、圧力防止を備えた1段構造のものとして構成するようにしてもよい。また、逆に3段以上の構造としてスペースの有効利用を図るようにしてもよい。
【0060】
また、貯留タンク21として4台の貯留タンク21a,21b,21c,21dを設置するようにしたが、これは設置スペースに応じて適宜1台でもよいし、複数台を設置するようにしてもよい。
【0061】
さらに、オーバーフロー樋6の終端側を終端壁で閉じるようにしたが、この終端壁をシャッターにし、かつそのシャッターの後段に貯留タンクまたはアウト玉搬送路につながる流下路を設ける構成にしてもよい。このシャッターは通常は閉じておき、予測できないほどの速さで貯留玉が不足し、補給が間に合わなくなりそうなときに、緊急にこのシャッターを開くことで、当該シャッター側のオーバーフロー樋6Lまたは6Rに貯まっている多数の貯留玉を、急速に貯留タンクまたはアウト玉搬送路に導くことができ、これにより、貯留玉不足を速やかに解消し、補給を円滑に継続することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のパチンコ玉補給システムによれば、パチンコ島の長さに応じて異なる個数設置した貯留タンクと補給樋とを備えたので、システム全体として大容量の貯留スペースを確保できるようになり、そのすべての貯留スペースに圧倒的に多数のパチンコ玉を満たした状態で稼働するので、パチンコ島内の貯留玉量を大幅に増加させることができる。したがって、各パチンコ台への補給量が、連続「大当たり」や複数のパチンコ機で同時に「大当たり」となることで極端に増えたとしても、その多数の貯留玉から補充できるので、支障を来すことなく、各パチンコ台に十分にパチンコ玉を補給することができ、遊技者に快適な遊技環境を与えることができる。また、遊技店側にとっても、パチンコ玉補充の業務をほとんど行う必要がなく、仕事の能率を向上させることができる。
【0063】
また、貯留タンクへの貯留は、パチンコ島の一端側に設置した景品計数機とは反対サイドにある貯留タンクへの貯留を優先させて行い、回収樋への給送は、景品計数機に隣接した貯留タンクからの給送を優先させて行うようにしたので、景品計数機に隣接した貯留タンクは多くの場合に、貯留スペースを確保している状態となっており、景品計数機が、景品玉投入口を閉鎖して受け入れ中止となるようなことは滅多に発生せず、したがって、遊技者に対して便宜が図られて使用しやすい景品計数機を提供することができる。
【0064】
さらに、同一形状の島構成ユニットを連結してパチンコ島を構築するようにしたので、パチンコ島の長さを、遊技店のスペースや必要な貯留量に応じて自在に調整することができ、遊技店の実状にあった設置を行うことができる。
【0065】
また、貯留タンクや補給樋はそれぞれすべて同一形状なので、量産が可能であり、低コストのパチンコ島とすることができる。
【0066】
さらに、パチンコ島の島端に貯留用のタンクを追加して設けなくてもよいので、島端をスッキリと構成することができ、また島端側の通路スペースも確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のパチンコ玉補給システムの全体構成を概略的に示す図である。
【図2】島構成ユニットを示す図である。
【図3】補給樋ユニットの構成を示す図である。
【図4】補給樋ユニットの構成を示す図である。
【図5】補給部の縦断面を示す図である。
【図6】補給樋でのパチンコ玉流れの説明図である。
【図7】優先分岐部の構成を示す図である。
【図8】貯留部構成ユニットを示す図である。
【図9】貯留部構成ユニットを結合させた場合を示す図である。
【図10】貯留タンクでのパチンコ玉流れの説明図である。
【図11】緊急用シャッターを開けたときのパチンコ玉流れの説明図である。
【符号の説明】
1 パチンコ島
1a パチンコ島ユニット
2 貯留タンク
2a 貯留部構成ユニット
3 パチンコ玉揚送装置
4 補給部
5 補給樋
5a 補給樋ユニット
6 オーバーフロー樋
6a オーバーフロー樋部材
7 パチンコ台
8 オーバーフロー管
9 景品計数機
20 壁部材
21,21a,21b,21c,21d 貯留タンク
22 循環用リフト
23 緊急用シャッター
31 回収樋
33 上部タンク
51 上段補給樋
51a 上段樋部材
52 下段補給樋
52a 下段樋部材
53 圧力防止部
60 優先分岐部
64 優先分岐部材
91 支持枠
100 アウト玉搬送路
211,211,212 貯留玉搬送路

Claims (3)

  1. パチンコ島の各パチンコ台にパチンコ玉を補給するパチンコ玉補給システムにおいて、
    上記パチンコ島内の中央に設けた、パチンコ玉を回収樋から上方の上部タンクまで揚送するパチンコ玉揚送装置と、
    上記パチンコ島の下部に島長さに応じて異なる個数設置し、上記回収樋に貯留玉を給送可能な貯留タンクと、
    上記上部タンクの両側に上記各パチンコ台の上方にわたって設けた、上記上部タンクからのパチンコ玉を貯留するとともに下流島端側に搬送しつつ各パチンコ台に補給する補給樋と、
    を有し、
    上記補給樋からオーバーフローして流入してきたオーバーフロー玉を搬送・貯留するオーバーフロー樋を上記補給樋に沿って設け、そのオーバーフロー樋には、対応する上記貯留タンクに向けてオーバーフロー玉を導く流下通路を設け、上記補給樋から上記オーバーフロー樋に向けてオーバーフロー玉が流入する流入部分に、上記パチンコ島の一端側に設置した景品計数機とは反対サイドのオーバーフロー樋に向けてオーバーフロー玉を優先的に分岐する優先分岐部を設けたことを特徴とするパチンコ玉補給システム。
  2. 上記パチンコ玉揚送装置の両側にそれぞれ2以上の貯留タンクを設けたときにおいては、上記オーバーフロー樋を搬送されるオーバーフロー玉は、上記パチンコ玉揚送装置に近い方の貯留タンクに優先的に導かれることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ玉補給システム。
  3. パチンコ島の各パチンコ台にパチンコ玉を補給するパチンコ玉補給システムにおいて、
    上記パチンコ島内の中央に設けた、パチンコ玉を回収樋から上方の上部タンクまで揚送するパチンコ玉揚送装置と、
    上記パチンコ島の下部に島長さに応じて異なる個数設置し、上記回収樋に貯留玉を給送可能な貯留タンクと、
    上記上部タンクの両側に上記各パチンコ台の上方にわたって設けた、上記上部タンクからのパチンコ玉を貯留するとともに下流島端側に搬送しつつ各パチンコ台に補給する補給樋と、
    を有し、
    上記貯留タンクは、上記貯留タンクの回収樋側に配置した、貯留玉を回収樋方向に給送する循環リフトと、上記貯留タンクの内部に設けた、貯留玉が回収樋まで流下可能となるような連通路と、上記連通路に設けた緊急用シャッターと、を有し、上記循環リフトの故障時には上記緊急用シャッターを開放して貯留玉を上記連通路を介して回収樋方向に流下させるようにしたことを特徴とするパチンコ玉補給システム。
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