JP4046199B2 - 遊技島台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の遊技機が列設されてなる遊技島台に係わり、特に各遊技機や遊技用装置に供給する遊技玉の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の遊技機が列設されてなる遊技島台としては、例えば図20に示されるような遊技機としてのパチンコ機が列設されたパチンコ島台01等がある。このパチンコ島台01におけるパチンコ玉の循環経路を簡単に説明すると、パチンコ島台01内上部には、各パチンコ機022や、その間に介装された台間玉貸機03にパチンコ玉を配給するための供給樋094が設けられており、パチンコ玉は該供給樋094に形成された遊技機用供給口033、玉貸機用供給口034を介して前記各パチンコ機02や台間玉貸機03等に配給されるようになっている。尚、014は上皿、015は下皿、016はハンドルをそれぞれ示している。
【0003】
パチンコ島台01内の一端側下部には、各パチンコ機02から排出されるパチンコ玉を回収する回収樋095の傾斜下位側に連通する揚送装置024が配設されており、該揚送装置024の上部には、上端が前記供給樋094に連通する揚送樋022が立設されている。こうしてパチンコ機02より排出されるパチンコ玉は、回収樋095により揚送装置024に回収された後、該揚送装置024の駆動により揚送樋022を介して揚送され、供給樋094に還元されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような遊技島台にあっては、前記パチンコ機用供給口033、玉貸機用供給口034を介して前記各パチンコ機02や台間玉貸機03等にパチンコ玉をスムーズに供給するには、各供給口近傍に十分な整流スペースを確保する必要があり、このスペースを確保しようとすると供給樋の側面左右方向に配設できる供給口の数が限られてしまうといった問題があった。
【0005】
また、1台のパチンコ機に必要な供給口を複数必要とする場合、複数の供給口が左右方向に広がって各供給口より延設される供給管等をより長くしななければ届かなくなるため、パチンコ島台内のメンテナンスが煩雑になる恐れがあった。
【0006】
さらに一本の供給樋に形成された多数の供給口から多量のパチンコ玉を流下させると、所定の供給口への玉の流れに不足が生じる可能性もある。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、遊技島台内に配設される複数の遊技機や遊技用装置に対して、供給樋よりそれぞれの供給口を介してパチンコ玉を確実に供給することが出来る遊技島台を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明の遊技島台は、
複数の遊技機と、該複数の遊技機に対応する遊技用装置と、が列設される遊技島台であって、
前記遊技島台内には、
各遊技機に遊技玉を供給するための供給樋と、
前記各遊技機より排出された遊技玉を回収する回収樋と、
前記回収した遊技玉を揚送するとともに、揚送した遊技玉を前記供給樋に排出する揚送玉排出口を有する揚送装置と、
を備え、
前記供給樋は、
前記揚送装置側を傾斜上位側とし、反対方向に向かって下方に傾斜するように配置され、前記傾斜上位側に前記揚送玉排出口が設けられるとともに、遊技玉が流下する底面の長手方向に沿って、遊技玉を前記底面から鉛直下方に落下させるための複数の開口が形成された上部供給樋と、
前記上部供給樋の鉛直下方に該上部供給樋と重なるように配置され、前記揚送装置側を傾斜上位側とし、反対方向に向かって下方に傾斜する中間供給樋と、
前記中間供給樋の下方に配置され、前記上部供給樋及び前記中間供給樋の傾斜下位側を傾斜上位側とし、前記上部供給樋及び前記中間供給樋の傾斜下位側からの遊技玉を前記揚送装置側に向かって流下させるように下方に傾斜する下部供給樋と、
により略「く」の字状に形成され、
前記遊技機に連通する供給口及び前記遊技用装置に連通する供給口が、前記上部供給樋と前記下部供給樋とに振り分けて配設され、前記中間供給樋には配設されていないことを特徴としている。
この特徴によれば、供給樋に各遊技機や遊技用装置(例えば玉貸機、払出装置等)に連通する供給口を必要に応じて多数設けられるとともに、多くの遊技機や遊技用装置に十分な玉の供給が可能となる。また、左右方向同位置において供給口を複数設けることが出来るため、個々の供給口近傍に必要な整流スペースを左右方向に十分にとることが出来るようになり、各遊技機や遊技用装置にスムーズに遊技玉を供給出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明していくと、まず図1には本発明の適用された遊技島台としてのパチンコ島台1が示されている。前記パチンコ島台1の前後面(後面は図示せず)は該パチンコ台1内下部を覆う腰板7と、該腰板7上に列設される遊技機としてのパチンコ機2、及びパチンコ機2の隣に設けられる玉貸機3と、パチンコ島台1内の上部を覆う幕板6a、6b等とから構成され、側面は、前面に後述する供給樋21に連通するあふれ玉通路10が固設される支持板9により構成されている。
【0012】
本実施の形態におけるパチンコ島台1は、前後面にそれぞれ2機ずつのパチンコ機2と玉貸機3が列設され、内部にはこれらパチンコ機2を稼動させるべく必要なパチンコ玉や適宜装置等が全て収容されている1つの独立したパチンコ島台を構成しており、これら個々のパチンコ島台1を左右方向に複数連結し、長いパチンコ島台を形成することが出来るようになっている。この時、各パチンコ島台1内の配線は、支持板9上部に形成された開口13を介して容易に接続出来るようになっている。
【0013】
前記パチンコ機2の下部前面には、図1〜図3に示すように、遊技者に対して払い出されるパチンコ玉を一時的に貯留し、ハンドル16の操作により作動する打球発射装置(図示略)にパチンコ玉を導く上皿14と、該上皿14よりオーバーフローするパチンコ玉を貯留出来る下皿15とが突設されている。
【0014】
前記下皿15の下方には、玉計数装置4の一部を構成する玉受皿5が、該下皿15に設けられた排出口(図示せず)を下から覆うように固設されている。玉受皿5は上面が開口する箱体であり、該玉受皿5内より排出されるパチンコ玉は図10に示されるようにパチンコ島台1の下部に左右方向に配設される第1回収樋41に導かれるようになっている。そしてこの玉受皿5から第1回収樋41の途中適宜箇所には、返却されるパチンコ玉数を計数するための計数器(図示略)が設けられている。
【0015】
図1の前記玉計数装置4の前面に形成される103は、各パチンコ機2に対応して腰板7に形成される玉受収納部11内に載置される玉受用コップ12内に遊技者が所望するパチンコ玉を払出させるための払出ボタンであり、104は前記払出可能なパチンコ玉が存在する時に点灯表示するLEDランプである。なお、前記玉計数装置4は、1台のパチンコ機2に対して1台設けられているが、これに限らず例えば2台のパチンコ機2に対して1台というように複数台のパチンコ機2に対して1台が設けられるようにしてもよい。
【0016】
前記幕板6a、6bは、特に図2に示されるように前方に開放可能に設けられており、幕板を開放することにより、後述する供給樋部21内、及びこの供給樋部21の側部に形成される供給口27、33、34より連結される配送管28、供給管29、30内において発生する玉詰りや、内部の適宜制御装置等のメンテナンスを外部より行えるようになっている。
【0017】
幕板6b前面には、適宜情報の表示が可能な情報表示装置8と、該情報表示装置8の下方に位置し、主に前記玉計数装置4より返却される玉数等を含め、遊技者の獲得玉数等を表示する計数玉数表示器18とが設けられている。また、前記計数玉数表示器18の隣には、離席ボタン100、精算ボタン101、精算端玉ボタン102がそれぞれ設けられているとともに、2機のパチンコ機2の中間位置にカード挿入排出口17が形成されている。尚、前記カード挿入排出口17裏面には、適宜情報記録媒体としての磁気カードへの情報の記録が可能なカードリードライタ19が配設されている。
【0018】
ここで、本実施の形態におけるパチンコ島台1における遊技方法を簡単に説明する。まず遊技者は現金又はカード等を用いて玉貸機3よりパチンコ玉を購入し、遊技が出来るようになっている。遊技中、大当り等の発生により払い出されたパチンコ玉は一時的に玉計数装置4の玉受皿5等に貯留出来、さらに多くの払出があれば、玉受皿5内のパチンコ玉を一時的に島台内に返却できるようになっている。ここで返却されたパチンコ玉数は計数玉数表示器18及び情報表示装置8等に表示されるようになっており、遊技中にパチンコ玉がなくなり、一度返却したパチンコ玉、即ち計数玉数表示器18に表示されている数値分のパチンコ玉を再びパチンコ玉に変換する場合、払出ボタン103を押圧すれば、払出装置50により玉受用コップ12内に適宜量のパチンコ玉が払出されるようになっている。
【0019】
次に、遊技を一時的に中断する際に、計数玉数表示器18に適宜玉数が表示されている場合、遊技者は自分の磁気カードをカード挿入排出口17に挿入し、離席ボタン101を押圧すれば、表示された玉数がカードリードライタ19により記録されるとともに、再び同一の(自分の)磁気カードが挿入されるまでその玉数が保持されるようになっている。よって他人に持ち玉を奪われることがない。また、磁気カードがない時には、新規の磁気カードがカードリードライタ19内より供給される。
【0020】
そして遊技を終了する場合は、精算ボタン101及び精算端玉ボタン102を押圧し、表示された玉数磁気カードに記録させ、その磁気カードを景品カウンタに持っていき、景品に換えればよい。尚、精算端玉ボタン102を選択した場合、端玉は玉受用コップ12内に自動的に払出されるようになっている。
【0021】
次に、図4、図5に示されるように、パチンコ島台1の上部には、左右方向に延びる供給樋部21が配設されており、各パチンコ機2、玉貸機3及び玉受用コップ12にパチンコ玉を配給するためのパチンコ玉が貯留されるようになっている。パチンコ島台1の下部には、各パチンコ機2の裏面下部より排出されるアウト玉をアウト玉タンク31、及びアウト玉誘導管32を介して排出されるアウト玉、及び玉計数装置4より返却される返却玉を回収する回収樋部23が配設されている。
【0022】
前記回収樋部23の傾斜下位側には、該回収樋部23により回収されたパチンコ玉を内部の第1揚送モータ25を介して上方に揚送する揚送装置24が設けられており、該揚送装置24の上方からは、上端が図8(A)(B)に示されるように揚送玉排出口62を介して供給樋部21内に連通する揚送樋22が延設されている。前記揚送樋22は特に図14に示されるように、内部に複数本、例えば4本の中空路の形成された外面部材82と、該中空路内周面に嵌装されたテフロン又はナイロン製等、潤滑性を有する内面部材83とから構成されている。この構造は、前記中空路内を通過するパチンコ玉の通りを滑らかにし、玉詰り等の発生を防止する役目をなしている。
【0023】
前記揚送樋22の途中には、図12に示されるような玉磨装置26が設けられている。玉磨装置26には、リールに巻回された研磨紙71を揚送樋22に取付けられた取付板79に着脱自在に設けられる玉磨ユニット69と、前記第1揚送モータ25に連動する第2揚送モータ36と、前記第2揚送モータ36の駆動により回転し、パチンコ玉を送り出すスプロケット70とから構成される。前記取付板22内には、略S字状の玉誘導部77、78が形成され、前記スプロケット70のギヤ間に介在するパチンコ玉に対して前記研磨紙71を押圧してパチンコ玉が研磨されるようになっている。
【0024】
前記研磨紙71は、ガイド用のローラ73を介して一定区間パチンコ玉に押圧されるようになっており、送り出し用のローラ72、74を介して送り出されるようになっている。このローラ72、74は、前記スプロケット70と適宜減速機構を介して連動されており、研磨紙71はパチンコ玉の進行速度よりも極めて低速でリールに巻回され、研磨紙71とパチンコ玉とが適宜摩擦されつつ、パチンコ玉は順次新しい研磨紙71により自動的に研磨されるようになっている。
【0025】
尚、57は玉磨ユニット69の着脱を検知するマイクロスイッチで、58は送りリールに巻回された研磨紙71の量を検知するマイクロスイッチである。このマイクロスイッチ57は、玉磨ユニット69がはずされた時OFFとなり、マイクロスイッチ58は研磨紙71の残量がある場合はONとなり、残量が少なくなるか、あるいは玉磨ユニット69がはずされた時OFFとなる。このマイクロスイッチがOFFの時、揚送モータ36は作動しないようになっている。また、これに限らずマイクロスイッチ58のみとしてもよい。また、検出器自体はフォトスイッチなどなんでもよい。ただし本実施形態においては、2つの検出器が付けられているので、いずれか一方の検出器が故障して誤検知した場合に、誤検知かどうか他方が正常に検知するので分かりやすい。なお、75は玉がみを防止するローラ、76は停止時のパチンコ玉の逆流を防止するストッパーである。
【0026】
供給樋部21は、特に図8(A)(B)に示されるように、側面略「く」の字状に形成され、揚送樋22側を傾斜上位側とし、反対方向に向って互いに平行を保ちながら下方に傾斜する第1、第2供給樋37、38と、該第1、第2供給樋37、38の傾斜下位側を傾斜上位側とし、上下に階層状態に設けられる第3供給樋39とからなる。前記第1供給樋37の傾斜上位側には、前述したように揚送樋22の上端と連通する揚送玉排出口62が設けられており、揚送樋22よりパチンコ玉が補給されるようになっている。
【0027】
前記揚送玉排出口62より補給されるパチンコ玉は、図8(A)(B)及び図9に示されるように、誘導板65及び傾斜板64を介して一旦あふれ玉通路10に連通するあふれ玉入口63方向に向うようになっている。このようにすることで、第1供給樋37の傾斜上位側にまでパチンコ玉が充満されている時、揚送樋22によりパチンコ玉が供給されて詰っても、余分なパチンコ玉がスムーズにオーバーフローされ、第1、第2揚送モーター25、36に負担がかからないようになっている。
【0028】
前記第1供給樋37の両側部には、図4及び図5に示されるように、配送管28、払出装置50及び玉誘導路51を介して玉受収納部11に連通する供給口27が形成されている。前記配送管28内は、図15に示されるように、内部に螺旋状に凸条84が形成された透明な合成樹脂材からなるパイプ85からなり、玉詰りを外部から容易に確認できるようになっている。また、第1供給樋37底面には、特に図9に示されるように、複数の開口40が形成されており、適宜量のパチンコ玉が流下途中で下方にある第2供給樋38に落下されるようになっている。尚、53、54はそれぞれの供給樋37、38内のパチンコ玉量を検出する検出器である。
【0029】
第3供給樋39の両側部には、供給管29及びその下端に設けられる供給玉数検出器35を介して各パチンコ機2に連通する供給口33と、供給管30を介して各玉貸機3に連通する供給口34とが形成されている。この第3供給樋39の傾斜下位側は前記あふれ玉入口63の下方位置に形成される開口66を介してあふれ玉通路10に連通されているが、通常は仕切板67により連通が遮断されている。
【0030】
回収樋部23は、図10、図11に示されるように、各アウト玉タンク31及び玉計数装置4から排出されるパチンコ玉を直接受ける第1回収樋41と、第1回収樋41の傾斜下位側より逆方向に下方に傾斜し、開口68により第1回収樋41と連通する第2回収樋42と、該第2回収樋42の下方において、同方向に傾斜し、第2回収樋42に形成される開口46より下方に落下されるパチンコ玉、又は第4回収樋からのパチンコ玉を受ける第5回収樋45と、玉排出口48を介してあふれ玉通路10に連設する第3回収樋43と、該第3回収樋43より連設され、第2回収樋42と第3回収樋43を転がり落ちるパチンコ玉を受ける第4回収樋44とから構成される。尚、55、56は玉量検出器である。
【0031】
前記玉排出口48には、図13(A)(B)に示されるように、自動又は手動による操作可能な流下切換部材80が回転軸81により枢着されており、あふれ玉通路10内を落下するパチンコ玉を前記第3回収樋43又は外部に連通する適宜箇所(例えば腰板7の下方)に形成される玉抜用玉排出口49に振り分けることができるようになっている。
【0032】
このように、本実施の形態におけるパチンコ島台1においては、パチンコ機2、又は玉計数装置4より排出されるパチンコ玉は、回収樋部23を介して揚送装置24などにより、供給樋部21内の第1供給樋37内に再び還元されるようになっている。そして前述のように回収樋部23、供給樋部21は、それぞれ上下に階層される複数の樋により構成されるため、供給樋に各遊技機や遊技用装置(玉貸機、払出装置等)に連通する供給口を複数設けることが出来、より多くの遊技用装置の設置が可能となる。また、左右方向同位置において供給口を上下に複数設けることが出来るため、個々の供給口近傍に必要な整流スペースを左右方向に十分にとることが出来るようになり、各遊技機や遊技用装置にスムーズに遊技玉を供給出来る。
【0033】
さらに、パチンコ機2のように特により多くのパチンコ玉を要する遊技機の供給口を、各樋の下流側かつ最下段にある樋に設けることで、パチンコ玉が不足することなくより確実に供給されるようになる。尚、これら供給口は、複数のいずれの供給樋の所望の箇所に複数設けることが可能である。
【0034】
また、供給樋を複数設けることでパチンコ島台1の内部にタンク等で別途設けることなく、より多くのパチンコ玉を貯留させることができる。特に、各パチンコ機2、玉貸機3、玉受用コップ12へのパチンコ玉の供給が必要な供給樋部21内により多くのパチンコ玉をその傾斜により流動的に貯留させておくことが可能となるため、揚送速度を早めることなく確実にパチンコ玉を各遊技機や遊技装置に供給できる。
【0035】
また、図8(B)に示されるように、供給時において、通常パチンコ玉は第3供給樋39内のパチンコ玉のように単層で傾斜下位側より貯留されていくが、上方の樋に開口40を設けることで1つの樋上にパチンコ玉を何層にも重ねて各樋毎の貯留量を増加させることができる。また、前記開口40は、各樋の流下方向に複数穿設され、パチンコ玉が平均的に各樋内に落下されるため、所定箇所のみに集中して玉詰りが発生するといった事態が回避される。
【0036】
尚、図6に示されるように前記各樋に設けられた検出器53〜58により検出された情報は、検出回路59を介して揚送玉磨制御マイクロコンピュータ60に集められるようになっており、通信回路62を介して種々の稼動状況等がホールコンピュータ等に送信されるとともに、駆動回路61により第1、第2揚送モータ25、36等を自動制御出来るようになっている。これらの回路またはマイクロコンピュータを含む揚送装置制御基板52は、揚送装置24に設けられている。
【0037】
また、前記揚送玉磨制御マイクロコンピュータの制御は、図7に示されるフローチャート図のようになっており、各樋部21、22内の玉量又は玉磨装置26内の研磨紙71等の残量等、種々の情報に応じて揚送装置24を作動、停止させるようになっている。
【0038】
次に、図16には、本発明の第2の実施形態としての供給樋部21が示されている。このように本発明においては、第1供給樋86の下方に同方向に傾斜する供給樋を設けずに、逆方向に傾斜する第2供給樋87のみが配設されていてもよい。
【0039】
図17には、本発明の第3の実施形態としての供給樋部21が示されている。このように第1供給樋88の下方に、該第1供給樋88に平行な第2供給樋89が配設されていてもよい。この場合、揚送玉排出口62の近傍に、開口90が設けられ、第2供給樋89の傾斜上位側に適宜量のパチンコ玉が落下されるようになっており、第2供給樋89の傾斜上位側の供給口33から確実にパチンコ玉が流出されるようになっている。
【0040】
図18には、本発明の第4の実施形態としての供給樋部21が示されている。この供給樋部21は、前述の第2の実施形態のものと同様であるが、第2供給樋87にはパチンコ機2の供給口33のみ配設され、他の玉貸機3、玉受収納部11(払出装置50)用の供給口34、27は第1供給樋86に配設されている。揚送樋22より供給樋部21内に補給されるパチンコ玉は、通常第2供給樋87の傾斜下位側より貯留されていくため、多くのパチンコ玉を必要とする遊技機としての例えばパチンコ機2の供給口33を第2供給樋87に設置することが好ましい。
【0041】
図19には、本発明の第5の実施形態としての供給樋部21が示されている。この供給樋21は、前述の第1の実施形態のものと同様であるが、第3供給樋93により多くのパチンコ玉が貯留されるように第2供給樋92にも開口94が形成されている。この開口94は、上段の第1供給樋91に形成される開口94の下方から若干上流方向にずらして設けられているため、第3供給樋93にパチンコ玉が溜まらなくても、第2供給樋92にも適宜量のパチンコ玉が流れ、各供給樋91、92、93により平均的にパチンコ玉が流れるようになる。
【0042】
このように、本発明の実施形態としての供給樋部21は、パチンコ島台1の上部に階層的に複数設けられることが好ましい。そして各供給樋は前述の実施形態において示されたレイアウトに限られるものでなく、3段以上の供給樋が階層的に配設されてもよく、また、樋としての機能である玉の流下機能を有していれば各々の樋の傾斜方向、その角度等は任意である。ここで特に、発明の説明上使用している「階層的」なる意味は、上下方向に所定の距離をおいて鉛直方向に重なることのみを表現しているのではなく、玉の流れを有する層としての樋が、正面から見て上下方向または一部クロスするように形成された別々の層であるということであり、鉛直方向に樋が重ならないものも含んでいる。
【0043】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0044】
例えば、各供給口は、複数の供給樋のうちいずれの供給樋に設けられていてもよく、特に位置が限定されることはない。
【0045】
また、遊技用装置は前述の実施形態に示されたものに限られず、種々の装置が含まれる。
【0046】
【発明の効果】
本発明の方法及び装置によれば、次のような効果が得られる。
【0047】
(a)請求項1の発明によれば、供給樋に各遊技機や遊技用装置(例えば玉貸機、払出装置等)に連通する供給口を必要に応じて多数設けられるとともに、多くの遊技機や遊技用装置に十分な玉の供給が可能となる。また、左右方向同位置において供給口を複数設けることが出来るため、個々の供給口近傍に必要な整流スペースを左右方向に十分にとることが出来るようになり、各遊技機や遊技用装置にスムーズに遊技玉を供給出来る。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態としてのパチンコ島台を示す斜視図である。
【図2】同じく第1の実施形態としてのパチンコ島台を示す斜視図である。
【図3】第1の実施形態としてのパチンコ島台を示す側面図である。
【図4】図1のパチンコ島台の内部構造図である。
【図5】同じく図1のパチンコ島台の内部構造図である。
【図6】揚送装置の制御部の構造を示す図である。
【図7】揚送玉磨制御マイクロコンピュータの制御方法を示すフローチャート図である。
【図8】(A)は図1のパチンコ島台の供給樋部の断面図であり、(B)は(A)に対応する作用を示す断面図である。
【図9】図8の供給樋部の平面図である。
【図10】図11のA−A断面図である。
【図11】回収樋部の側方断面図である。
【図12】玉磨装置の拡大断面図である。
【図13】(A)は図11における玉排出口の要部拡大断面図であり、(B)は(A)に対応する作用を示す断面図である
【図14】揚送樋の断面図である。
【図15】玉返却用配送管の一部断面図である。
【図16】本発明の第2の実施形態を示す断面図である。
【図17】本発明の第3の実施形態を示す断面図である。
【図18】本発明の第4の実施形態を示す断面図である。
【図19】本発明の第5の実施形態を示す断面図である。
【図20】従来例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 パチンコ島台(遊技島台)
2 パチンコ機(遊技機)
3 玉貸機
4 玉計数装置
5 玉受皿
6a、6b 幕板
7 腰板
8 情報表示装置
9 支持板
10 あふれ玉通路
11 玉受収納部
12 玉受用コップ
14 上皿
15 下皿
16 ハンドル
17 カード挿入排出口
18 計数玉数表示器
19 カードリーダライタ
21 供給樋部
22 揚送樋
23 回収樋部
24 揚送装置
25 第1揚送モータ
26 玉磨装置
27 供給口
28 配送管
29 供給管
30 供給管
31 アウト玉タンク
33 供給口
34 供給口
36 第2揚送モータ
37 第1供給樋
38 第2供給樋
39 第3供給樋
40 開口
41 第1回収樋
42 第2回収樋
43 第3回収樋
44 第4回収樋
45 第5回収樋
46 開口
47 開口
50 払出装置
62 揚送玉排出口
63 あふれ玉入口
68 開口
69 玉磨ユニット
100 離席ボタン
101 精算ボタン
102 精算端玉ボタン
103 LEDランプ

Claims (1)

  1. 複数の遊技機と、該複数の遊技機に対応する遊技用装置と、が列設される遊技島台であって、
    前記遊技島台内には、
    各遊技機に遊技玉を供給するための供給樋と、
    前記各遊技機より排出された遊技玉を回収する回収樋と、
    前記回収した遊技玉を揚送するとともに、揚送した遊技玉を前記供給樋に排出する揚送玉排出口を有する揚送装置と、
    を備え、
    前記供給樋は、
    前記揚送装置側を傾斜上位側とし、反対方向に向かって下方に傾斜するように配置され、前記傾斜上位側に前記揚送玉排出口が設けられるとともに、遊技玉が流下する底面の長手方向に沿って、遊技玉を前記底面から鉛直下方に落下させるための複数の開口が形成された上部供給樋と、
    前記上部供給樋の鉛直下方に該上部供給樋と重なるように配置され、前記揚送装置側を傾斜上位側とし、反対方向に向かって下方に傾斜する中間供給樋と、
    前記中間供給樋の下方に配置され、前記上部供給樋及び前記中間供給樋の傾斜下位側を傾斜上位側とし、前記上部供給樋及び前記中間供給樋の傾斜下位側からの遊技玉を前記揚送装置側に向かって流下させるように下方に傾斜する下部供給樋と、
    により略「く」の字状に形成され、
    前記遊技機に連通する供給口及び前記遊技用装置に連通する供給口が、前記上部供給樋と前記下部供給樋とに振り分けて配設され、前記中間供給樋には配設されていないことを特徴とする遊技島台。
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