JP3799805B2 - 車両の乗員保護装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の衝突時等の外力作用時において乗員の膝等を保護する車両の乗員保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
衝突時等においてドライバを保護する手段としてシートベルトやエアバックが使用されている。勿論、これ等の保護具は衝突時においてドライバを有効に保護するものではあるが、特にドライバの膝まわりの保護に対しては不十分である。
【0003】
図12に示すように、フロントガラス等を支持するフロントパネル43の後方にはブレーキマスタバック44及びクラッチマスタバック45がペダルブラケット46に支持されて配置される。ブレーキマスタバック44及びクラッチマスタバック45の後端側にはブレーキマスタシリンダ47及びクラッチマスタシリンダ25が連結される。
【0004】
一方、フロントパネル43側には図10に示すインストルメントパネル41が連結される。インストルメントパネル41の開口部42にはメータクラスタパネル31aが図10に示すように連結される。また、インストルメントパネル31は図9に示すリインフォース27により補強される。
【0005】
メータクラスタパネル31aは図10のようにその中央部に空間部32を形成すると共にこれを挟んで化粧パネル33及び取り付け部34aが形成され、取り付け部34aには例えば図12及び図13に示すようにパネル50が取り付けられている。なお、空間部32はステアリングカウル48やステアリングコラムシャフト等が通過する空間である。
【0006】
図12に示すように、化粧パネル33の前方側にはブレーキマスタシリンダ47の後端面49がほぼ相対向して配置され、パネル50の前方側にはクラッチマスタシリンダ25の後端面26が相対向して配置される。また、図12に示すように、化粧パネル33及びパネル50の後方には乗員38の膝39がほぼ相対向して配置される。
【0007】
衝突時においてはフロントパネル43が後退し、図11に示すようにクラッチマスタシリンダ25等が後方に押圧される。一方、乗員38は慣性力により前進し、その膝39がパネル50を介してクラッチマスタシリンダ25の後端面26に当る。
【0008】
以上のような膝39とクラッチマスタシリンダ25との干渉を防止する保護手段として、従来より各種の工夫がされている。例えば、実開平7−31516号公報や特開平6−183306号公報が挙げられる。実開平7−31516号公報の「自動車のニープロテクター」は、ブレーキマスタシリンダやクラッチマスタシリンダのような硬い干渉部材とドライバの脚部との間にニープロテクターを介在せしめたものである。このニープロテクターは弧状のガイドパネル部とこの内側にこれより変形強度の弱い変形パネル部を固着したものからなる。衝突時には、干渉部材の衝撃力を変形パネル部で吸収すると共に、脚部をガイドパネル部のカーブに沿って外方に移動させて脚部と干渉部材との衝突を防止するようにしたものである。
【0009】
一方、特開平6−183306号公報の「ニーボルスタ」は、乗員の膝と相対向して配置されるプレートと車体側のメンバとの間に一対のエネルギー吸収プラケットを介在せしめたもので、前記エネルギー吸収ブラケットは、前記プレートとメンバとの間に架設される腕部の略中央部に略U字形状に折れ曲げられている折曲部を形成し、外力作用時に折曲部を基点として前記腕を変形させて衝撃エネルギーを吸収するようにしたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図9乃至図13に示す従来技術の場合、衝突時等の外力作用時においては、メータクラスタパネル31aのパネル50の裏面にクラッチマスタシリンダ25の後端面26が当ると共にその裏面には乗員38の膝39が当り、大腿部40にも伝わる。一方、実開平7−31516号公報に示す公知技術の場合は、前記のように脚部が外方にずれて保護されるように思われるが、実際は脚部は外方にずれない。すなわち、ガイドパネル部と変形パネル部とからなるニープロテクターは直接脚部と相対向して配置されるものではなく、その間にはインストルメントパネルが介在する。従って、衝突時に干渉部材によって変形パネル部は変形するが、ガイドパネル部はインストルメントパネルを介して脚部に当る。従って、脚部はガイドパネル部のカーブに沿って外方にずれることはできず、2点鎖線で示すようにインストルメントパネルの表面に沿ってわずかに外方にそのままずれるに過ぎない。従って、脚部の保護は不十分となる。また、特開平6−183306号公報の場合は、ニーボルスタと膝との当接により衝撃エネルギーは吸収されるが、膝が直接硬質のプレートに当り保護が不十分となると共に、ニーボルスタの変形に伴って膝自体の移動方向が不安定となり乗員の姿勢の安定保持が不十分となる問題点がある。また、この技術は乗員の膝等と固形物との干渉を防止するものでなく、本発明と目的においても相異する。
【0011】
本発明は、以上の事情に鑑みて創案されたものであり、衝突時等の外力作用時において乗員の膝や大腿部等を確実に保護すると共に、干渉時における乗員姿勢の安定化が図れる車両の乗員保護装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の目的を達成するために、クラッチマスタシリンダ(25)やブレーキマスタシリンダ等の固形物とほぼ相対向して配置されるメータクラスタパネル(31)等のパネルに着脱可能に保持され、乗員の膝(39)等が前記固形物に干渉するのを防止する乗員保護装置(1)であって、該装置は、膝(39)等が当接する保護カバー(3)と、この裏面側に当接して一体的に組み付けられる硬質保護部材(2)とからなり、保護カバー(3)は膝(39)がその下方側に当接する曲面板部(21)を有するものからなり、硬質保護部材(2)は、保護カバー(3)の裏面に当接する第1の補強部材(4)と、第1の補強部材(4)の裏面に固着されると共に前記固形物と相対向する位置に配置される当接部(13c)と外力の作用方向に沿って配置されその一端側を前記当接部(13c)側に固定され他端側を第1の補強部材(4)に固定される鍔部(11)とを有する第2の補強部材(5)と、第2の補強部材(5)の裏面に固定され、膝(39)が保護カバー(3)に衝突した際には斜め上方に移動してリインフォース(27)等の比較的変位の少ない部材に当接するストッパ面(18)を設ける第3の補強部材(6)とからなり、第3の補強部材(6)のストッパ面(18)がリインフォース(27)に当接した状態でクラッチマスタシリンダ(25)の後端面(26)と第3の補強部材(6)とが当接しないことを特徴とするものである。
【0013】
外力作用時において固形物と膝等とは近接する方向に移動するが、本発明の乗員保護装置により膝等は固形物と直接干渉することはない。膝等はまず、比較的軟質の保護カバーに当り保護されると共に、保護カバーは硬質保護部材により支持され、硬質保護部材の変形により外力による衝撃エネルギーの吸収が行われる。なお、保護カバーと膝等の当接に伴って硬質保護部材の第3の補強部材のストッパ面がリインフォース等の比較的変位の少ない部材に当り、乗員保護装置の上方移動を拘束する。そのため、乗員保護装置と干渉する膝等の上方移動が制限され、乗員の姿勢の安定化が図れる。なお、保護カバーは曲面からなり、膝等との干渉時の衝撃力をやわらげると共に、曲面の下半分に膝等が当接することにより、前記の乗員姿勢の安定化がより確実に行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両の乗員保護装置の実施の形態を図面を参照して詳述する。図1に示すように、メータクラスタパネル31は開口部32を挟んで図の右側に化粧パネル33を配置し左側に取り付け部34を配置するものからなる。なお、化粧パネル33はブレーキマスタシリンダ47(図12)と相対向して配置されるものであり、ブレーキマスタシリンダ47側と膝等との干渉を防止すべく機能するように特別な保護カバーとして形成されているが本例では説明を省略し、取り付け部34側に設けた乗員保護装置1について説明する。なお、この乗員保護装置1をブレーキマスタシリンダ47側に設けても勿論よい。
【0015】
図1に示すように取り付け部34には、乗員保護装置1を着脱自在に装着するための係止部35,36,37等が設けられている。乗員保護装置1は、図1に示すように大別して保護カバー3と硬質保護部材2とからなり、これ等を一体的に組み合わせたものからなる。また、硬質保護部材2は、第1の補強部材4と、第2の補強部材5及び第3の補強部材6等とから構成される。
【0016】
図1に示すように、保護カバー3は外側(膝39側)に向かって膨出する曲面板部21と、その両側に内側に向かって折り曲げ形成されるフランジ部22とを有するものからなる。その上方側には取り付け部34の係止部35に係着する突起片23が固着され、下方側には、係止部37に係合するビス30(図5)の通る取り付け孔23aが穿孔される。なお、保護カバー3は軟質材、例えば、プラスチック材からなる。曲面板部21の軟質度,肉厚,形状等については曲面板部21に膝39が当接した場合に適度に変形し、かつ表面われ等の生じない工夫がされることが望ましい。また、フランジ部22は曲面板部21の補強部材として機能するものであるが、余り高剛性にならない工夫が行われることが望ましい。
【0017】
次に、図2乃至図4により硬質保護部材2の各構成要素の構造を説明する。図2は第1の補強部材4を示し、図3は第2の補強部材5を示し、図4は第3の補強部材6を示す。いずれも鉄材等の硬質材を折り曲げ成形したものからなる。第1の補強部材4は、曲面部7と、その両側にフランジ部8を形成するものからなる。曲面部7は保護カバー3の曲面板部21の裏面に密接する曲面形状を有するものからなり、フランジ部8は曲面部7を補強するものである。曲面部7の上方側には腕部7a,7aが形成され、腕部7aの先端には取り付け孔10が穿孔される。また、曲面部7の下方側には取り付け孔9が穿孔される。
【0018】
図3に示すように、第2の補強部材5は、ほぼコ字形状に折り曲げられた部材からなり、ベース板部13とその両側に折り曲げ形成される鍔部11,12からなる。ベース板部13は図示のように、詳細構造としては上板部13aと段付部13bと当接部13cとを連接したものからなる。また、鍔部11,12の端縁は第1の補強部材4の曲面部7に当接する曲面形状からなる。また、鍔部11にはその上端側に切り欠き孔14が形成され、鍔部12には空隙孔15が穿孔される。なお、空隙孔15は鍔部12に可撓性を加味するための孔であり、鍔部11の切り欠き孔14は空隙孔15と同一形状のものでよいが、他の作業目的のため上方側を開口したものであり、その形状に特徴を有するものではない。また、ベース板部13の上板部13aには切り欠き部16が形成されているがこれは軽量化のためである。
【0019】
図4に示すように、第3の補強部材6はその(a)に示すような枠体状のものからなり、側板17,17と、ストッパ面18を形成する上板18aと、取り付け座板19,20等とからなる。また、取り付け座板20には同図の(b)に示されるように当接板6aが固着される。当接板6aは、クラッチマスタシリンダ25の後端面26(図5)の当接する当接部24と、取り付け板部20aからなる。なお、取り付け座板19は第2の補強部材5の上板部13aに固着され、当接部24は第2の補強部材5の当接部13cに固着され、取り付け板部20aは第1の補強部材4の曲面板部21の下端に当接する。
【0020】
図5は以上に説明した保護カバー3と硬質保護部材2とを組み合わせて図1に示したメータクラスタパネル31の取り付け部34の場所に取り付け状態を示すものである。一体構造体として組み付けられた硬質保護部材2は、その第1の補強部材4の曲面部7を保護カバー3の曲面板部21の裏面に密接して合体する。その上側はビス29及び突起片23を取り付け孔34の係止部36,35に係合せしめて固定され、下側はビス30を保護カバー3の取り付け孔23a及び第1の補強部材4の取り付け孔9を介して取り付け部34の係止部37側に係合せしめることにより固定される。また、図5に示すように、ビス30により第3の補強部材6の当接板6aの取り付け板部20aも取り付け孔9aを介して一体的に固定される。
【0021】
図5に示すように、乗員保護装置1をメータクラスタパネル31の取り付け部34の場所に取り付けた状態で保護カバー3の下半分の位置と相対向する場所に適宜間隔を介して乗員38の膝39(実線で示す)が配置される。また、クラッチマスタシリンダ25の後端面26は当接部24と適宜間隔を介して相対向して配置される。また、ストッパ面18はリインフォース27の下面28と適宜の間隙を保持する位置に配置される。
【0022】
次に、本発明の車両の乗員保護装置の外力作用時における作用を図5乃至図8により説明する。図5に示した外力の作用しない状態から衝突時等に外力が作用すると、例えば図5に示すように慣性力により乗員38が前進し、膝39が保護カバー3の曲面板部21の下半分近傍に当る。この場合、クラッチマスタシリンダ25も後退を始めるが、その後端面26は当接部24には当らない。膝39が曲面板部21に当ると乗員保護装置1の全体が少し上方に持ち上げられて移動するが、図6に示すようにストッパ面18がリインフォース27の下面28に当り、それ以上の上方移動は生じない。そこで、膝39と曲面板部21との当接位置は一定の位置に保持される。
【0023】
次に、クラッチマスタシリンダ25が更に後退し、図7に示すようにその後端面26が当接部24に当る。この状態で、乗員保護装置1は膝39とクラッチマスタシリンダ25の後端面26との間で挟持され押圧力を受ける。そこで保護カバー3が圧縮されて衝撃力を吸収すると共に、硬質保護部材2の各部が変形し、衝撃力に抵抗しながら衝撃エネルギーを吸収する。図8はその変形状態を模式的に示したものである。以上により、膝39はクラッチマスタシリンダ25の後端面26に干渉しない状態に保持され、かつ衝撃エネルギーが吸収され、膝が保護される結果となる。なお、図8に示すように、切り欠き孔14や空隙孔15は適度に変形し、衝撃エネルギーの吸収に機能する。勿論、硬質保護部材2の各構成要素に適宜の空隙部(図略)等を形成することにより、所望の衝撃エネルギー吸収効果を上げることができるが、乗員保護装置1は適度な剛性と衝撃エネルギー吸収性とを保持する必要があり、前記空隙部の形状等は実験的に決めることが望ましい。なお、前記はクラッチマスタシリンダ25の後端面26と膝39との間に乗員保護装置1が挟持された場合について説明したが、オートマチック車のようにクラッチ機能を用いない車両についても乗員保護装置1はニーボルスタとして機能し前記とほぼ同様に衝撃エネルギーを吸収する吸収体になる。
【0024】
以上において説明された乗員保護装置1は、その細部構造においては以上の説明及び図面の内容に限定されるものではない。また、本例では乗員保護装置1をクラッチマスタシリンダ25側に配置したが、これをブレーキマスタシリンダ47側に配置してもよい。
【0025】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の車両の乗員保護装置によれば、衝突時等の外力作用時において、乗員の膝は乗員保護装置に当接するが、乗員保護装置の適度な変形により衝撃エネルギーが吸収されると共に、乗員保護装置の介在により膝が固形物であるクラッチマスタシリンダ等に直接干渉することが確実に防止される。
また、膝は乗員保護装置の保護カバーの下半分近傍に当接して上方側に押されるが、ストッパ面がリインフォース等の比較的変位の少ない部材に当り、上方移動が拘束されるため、膝の当接位置が安定し、乗員の姿勢の安定化が行われる。以上により、外力作用時の乗員保護の確実化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗員保護装置と、これが取り付けられるメータクラスタパネルの形状を示す斜視図。
【図2】本発明の乗員保護装置の硬質保護部材の第1の補強部材を示す斜視図。
【図3】本発明の乗員保護装置の硬質保護部材の第2の補強部材を示す斜視図。
【図4】本発明の乗員保護装置の硬質保護部材の第3の補強部材を示す斜視図。
【図5】本発明の乗員保護装置の取り付け状態と、その状態における乗員の膝及び固形物のクラッチマスタシリンダ及びリインフォースとの関係位置を示す側面図。
【図6】外力作用時における初期の乗員保護装置と膝等との当接状態を示す側面図。
【図7】外力作用中の乗員保護装置の変形状態を示す側面図。
【図8】比較的大きな外力作用時における乗員保護装置の変形状態を示す側面図。
【図9】従来のリインフォースの全体構造を示す斜視図。
【図10】従来のインストルメントパネル及びこれに取り付けられるメータクラスタパネルを示す斜視図。
【図11】従来の外力作用時における乗員やその膝の移動状態や固形物との干渉状態を示す側面図。
【図12】従来のメータクラスタパネルとクラッチマスタシリンダ等と膝等との関係位置を示す平面図。
【図13】従来のメータクラスタパネルとクラッチマスタシリンダとの関係位置を示す斜視図。
【符号の説明】
1 乗員保護装置
2 硬質保護部材
3 保護カバー
4 第1の補強部材
5 第2の補強部材
6 第3の補強部材
6a 当接板
7 曲面部
7a 腕部
8 フランジ部
9 取り付け孔
9a 取り付け孔
10 取り付け孔
11 鍔部
12 鍔部
13 ベース板部
13a 上板部
13b 段付部
13c 当接部
14 切り欠き孔
15 空隙孔
16 切り欠き部
17 側板
18 ストッパ面
18a 上板
19 取り付け座板
20 取り付け座板
20a 取り付け板部
21 曲面板部
22 フランジ部
23 突起片
24 当接部
25 クラッチマスタシリンダ
26 後端面
27 リインフォース
28 下面
29 ビス
30 ビス
31 メータクラスタパネル
32 開口部
33 化粧パネル
34 取り付け部
35 係止部
36 係止部
37 係止部
38 乗員
39 膝
40 大腿部
41 インストルメントパネル
50 パネル

Claims (1)

  1. クラッチマスタシリンダ(25)やブレーキマスタシリンダ等の固形物とほぼ相対向して配置されるメータクラスタパネル(31)等のパネルに着脱可能に保持され、乗員の膝(39)等が前記固形物に干渉するのを防止する乗員保護装置(1)であって、該装置は、膝(39)等が当接する保護カバー(3)と、この裏面側に当接して一体的に組み付けられる硬質保護部材(2)とからなり、保護カバー(3)は膝(39)がその下方側に当接する曲面板部(21)を有するものからなり、硬質保護部材(2)は、保護カバー(3)の裏面に当接する第1の補強部材(4)と、第1の補強部材(4)の裏面に固着されると共に前記固形物と相対向する位置に配置される当接部(13c)と外力の作用方向に沿って配置されその一端側を前記当接部(13c)側に固定され他端側を第1の補強部材(4)に固定される鍔部(11)とを有する第2の補強部材(5)と、第2の補強部材(5)の裏面に固定され、膝(39)が保護カバー(3)に衝突した際には斜め上方に移動してリインフォース(27)等の比較的変位の少ない部材に当接するストッパ面(18)を設ける第3の補強部材(6)とからなり、第3の補強部材(6)のストッパ面(18)がリインフォース(27)に当接した状態でクラッチマスタシリンダ(25)の後端面(26)と第3の補強部材(6)とが当接しないことを特徴とする車両の乗員保護装置。
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