JP3797110B2 - 筒状防振ブッシュ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のスタビライザーバーの外周に嵌合固定される弾性体製の筒状弾性体部を有し、弾性体部の外周側に装着されたブラケットにより下側から車体側部材に対して固定されて、スタビライザーバーを車両上下方向に弾性支持する筒状防振ブッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の筒状防振ブッシュの軸孔に挿通固定されたスタビライザーバーは、車輪側に繋がっているため、車輪の上下動に応じて筒状防振ブッシュに対して上下方向及び回転方向に力が動くようになっている。そのため、筒状防振ブッシュは、スタビライザーバーに接着されることなく、ゴム製等の弾性体部に十分な圧縮量を与えることによりスタビライザーバーに緊密に固定されている。しかし、筒状防振ブッシュは十分に圧縮されて緊密にスタビライザーバーに固定されてはいるが非接着であるため、例えばスタビライザーバーと筒状防振ブッシュ間に水が侵入したときや、気温が−30℃程度のような非常な低温に下がったようなとき、スタビライザーバーが筒状防振ブッシュとの間でスティクスリップを起こし、そのために異音を発生するという問題があった。
【0003】
これに対して、従来の筒状防振ブッシュは、弾性体部の軸孔内周面全体に、摺動性の良好な例えばポリテトラフロロエチレン(以下、テフロン(デュポン社の登録商標)と記す)繊維で編んだ円筒形の摺動層とその外周側に重ね合せたポリエステル繊維で編んだ補強層とからなる筒状のテフロンライナーを一体で設けている。このテフロンライナーを設けることにより、筒状防振ブッシュの摩擦係数を低下させ、ゴムブッシュをスタビライザーバーに対して滑らせることにより、異音の発生を抑えるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、テフロンライナーの形成においては、テフロン繊維で編んだ素材にポリエステル繊維で編んだ素材を重ね合せた1又は2枚の布状素材を用い、これらを湾曲させて円筒形に形成するかあるいは2つの半円筒形を合せて円筒形に形成するかのいずれかが採用される。このいずれの場合にも、必ず周方向の1ないし2箇所に軸方向に延びた合せ部が生じるが、この部分はテフロン繊維の糸で縫い合せて繋げられるのであり、このテフロンライナーにおける繋ぎ合せ部分が耳部と言われる。このように、テフロンライナーには必ず1又は2本の耳部が存在するが、耳部は、テフロン繊維で縫い合わされているのみで上記補強層が無いため、テフロンライナーの他の部分に比べて強度が低くなっている。
【0005】
そのため、スタビライザーブッシュの耳部位置が車両振動入力の方向と一致すると、耳部に大きな車両振動入力が繰返し加えられることになる。これにより、ゴムと共にテフロンライナーの耳部が変形し、強度の弱い耳部が損傷を受けやすくなる。このような耳部の損傷により、耳部の内周面に外側のゴムが露出する結果になる。その結果、露出したゴムとスタビライザーバーとが接触することにより異音を発生し、車両の乗員に不快感を与えるという問題があった。
【0006】
本発明は上記した問題を解決しようとするもので、弾性体部の軸孔の内周面全面に固着されてなるライナーの周方向の1又は2箇所に軸方向に沿って延設された耳部の、車両振動入力による損傷の発生を防止できる筒状防振ブッシュを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、上記請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、軸孔を有する筒状の弾性体部と、摺動性の良好な繊維により編まれて布状素材に形成されると共に、布状素材を円筒形にしたときに形成される円筒形の周方向の1箇所又は2箇所にて軸方向に沿って延びた端部を合わせて、合わせ部分を糸で縫い合わせて繋ぎ合わせ部分とした耳部を有し、軸孔の内周面全面に固着されたライナーとを備えてなり、車両のスタビライザーバーの外周に嵌合固定されて、弾性体部の外周に装着されたブラケットにより下側から車体側部材に対して固定される筒状防振ブッシュにおいて、車体側部材への固定時に、ライナーの耳部が、スタビライザーバーの軸線位置における水平面方向に配置されていることにある
【0008】
上記のように構成した請求項1の発明においては、筒状防振ブッシュの車体側部材への固定時に、ライナーの耳部が、スタビライザーバーの軸線位置における水平面方向に配置されているため、スタビライザーバーから筒状防振ブッシュの弾性体部へ伝播する上下方向の車両振動入力が、強度の低い耳部に直接加わることがない。したがって、車両振動入力により耳部が損傷を受けるという不具合を避けることができ、耳部内周面からの弾性体の露出を防止できる。
【0009】
上記筒状防振ブッシュの製造方法は、以下に示すとおりである。型合せ面にて合わされる上型及び下型とからなり、弾性体部の外形に相当する空洞部を有する主金型と、上型及び下型の間に挟まれると共に主金型の両側面間を貫通して配置されるライナーの内径とほぼ同一の外径である円柱形の中型とを用い、中型の外周部にライナーを嵌着し、ライナーの嵌着された中型を主金型に装着し、その後、主金型の空洞部内に弾性体材料を注入して加硫成形を行こなうようにした製造方法において、中型のライナー装着部分の軸方向外側に、軸方向に延びる位置合せマークを設け、中型へのライナー装着の際に、ライナーの耳部を位置合せマークに対して略直角位置になるように配置し、さらに中型を主金型に装着する際に、中型の位置合せマークを主金型の型合せ面に対して略垂直方向位置となるように配置することにある。これにより、各位置合せに多少バラツキが生じても、筒状防振ブッシュの車体側部材への固定時に、ライナーの耳部を、スタビライザーバーの軸線位置における水平面方向に配置させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明すると、図1,図2は、同実施形態である自動車のサスペンション装置に設けたスタビライザーバーに装着された筒状防振ブッシュであるスタビライザーブッシュ10(以下、ゴムブッシュと記す)を側面図及び正面図により示したものである。なお、図において、上下方向をスタビライザーブッシュの車両への取付方向とする。
【0011】
ゴムブッシュ10は、ゴム弾性体製で軸直角断面形状がそれぞれ長方形と半円形である上下に配列された直方体部分11aと半円筒部分11bとが一体的に組み合わされた本体(弾性体部)11を有している。なお、直方体部分11aの高さ寸法は、ゴムブッシュ10の車体側部材への組付け時の寸法よりわずかに大きめに形成されている。本体11の直方体部分11aと半円筒部分11bの境界において、半円筒部分11bの中心を中心とする所定半径の円形で軸方向両端間を貫通する円柱形の軸孔12を備えている。また、本体11の軸方向両端側には、直方体部分11aの対向する両側縁及びこれに続く半円筒部分11bの外周縁から外方に突出すると共に所定の軸方向厚さを有するU字状の一対のフランジ部13が一体で設けられている。本体11の両フランジ部13に挟まれた凹んだ部分は、後述するブラケット34が装着される装着部11cとなる。
【0012】
本体11の軸孔12の内周面全面には、薄肉円筒形のライナー15が一体で設けられている。ライナー15は、図4に示すように、内層側のテフロン繊維で編まれた摺動性の良好な布状の摺動層16と、外層側のポリエステル繊維で編まれた強度の高い、摺動層16を補強する布状の補強層17とを重ね合せて構成されている。
【0013】
ライナー15は、別個に形成された摺動層16と補強層17とを重ね合せた長方形の2枚の素材を摺動層16が内側になるように丸めて半円筒形にし、両半円筒形の端部を合せて円筒形にされたものである。両半円筒形の合せ部分についてはテフロン繊維の糸で縫い合せて繋げられる。この繋ぎ合せ部は、耳部16aといわれ、摺動層16表面からわずかに突出した状態になっている。耳部16aは、テフロン繊維で縫い合わされているのみで補強層が無いため、テフロンライナーの他の部分に比べて強度が低くなっている。そして、耳部16aは、ライナー15がゴムブッシュ10の上下方向に対して軸孔12の軸線位置での水平面と交叉する位置に配置されている。ただし、ライナー15の耳部16aの位置については、この水平面との交叉位置に対して上下にそれぞれ中心角度50°以内の範囲内に配置されていればよい。なお、ライナーの形成については、長方形の2枚の素材の代わりに1枚の素材を用い、これを丸めて円筒形にし、円筒形の端部をテフロン繊維の糸で縫い合せて繋げるようにしてもよく、この場合は、耳部は1箇所となる。
【0014】
ゴムブッシュ10については、図1に示すように、長方形部11aの一側面から軸孔12の直方体部分11aと半円筒部分11bの境界位置に向けてかつ軸方向に平行に本体11及びライナー15を切断した切断部18が設けられている。
【0015】
つぎに、ゴムブッシュ10の製造工程について説明する。ゴムブッシュ10の成形には、図5及び図6に示すように、主金型21と中型31とからなる成形金型が用いられる。主金型21は、互いに重ね合された上型22及び下型25を備えている。上型22は、型合せ面22aの中央に上記直方体部分11aに対応する凹部である上凹部23を設けると共に、上凹部23の両端面から上型22の両側面に延びるライナー15の上半分に対応する半円柱形の一対の支持凹部24を設けている。また、上型22の型合せ面22aには、支持凹部24に対して直交した位置に位置決めピン22bが突出して設けられている。下型25は、型合せ面25aの中央に上記半円筒部分11bに対応する凹部である下凹部26を設けると共に、下凹部26の両端面から下型25の両側面に延びるライナー15の上半分に対応する半円柱形の支持凹部27を設けている。また、下型25の型合せ面25aには、上記位置決めピン22bに対応した位置に位置決め孔25bが設けられている。上型22の位置決めピン22bを下型25の位置決め孔25bに嵌め合せて型合せ面22a,25aで重ね合せることにより、上凹部23と下凹部26が合され、上下の支持凹部24、27がそれぞれ合せられる。
【0016】
中型31は、主金型21の支持凹部24,27が開口する両側面間の長さにほぼ等しい長さで、かつライナー15の内径と略同一外径の円柱形の巻付け部32と、巻付け部32の両端に同軸的に設けた巻付け部32より径の小さい一対の把持部33とを一体で設けている。把持部33の外周の軸心に対し対角位置には、軸方向に伸びた位置合せマーク33aが設けられている。また、巻付け部32の外周面には、位置合せマーク33aと直角の位置に軸方向に延びる位置合せマーク32aが設けられている。ただし、巻付け部32の位置合せマーク32aについては必要に応じて省略することができる。
【0017】
まず、図7(a)に示すように、中型31の巻付け部32に円筒形のライナー素材15Aが挿嵌される。このとき、ライナー素材15Aの耳部16aが、巻付け部32の外周面に設けた位置合せマーク32aに合うように、すなわち把持部33の外周に設けた位置合せマーク33aに対して直角に位置するように配置される。なお、巻付け部32に位置合せマーク32aを設けない場合は、耳部16aを位置合せマーク33aに対して略直角になるように配置させればよい。
【0018】
次に、ライナー素材15Aが装着された中型31が、下型25の両支持凹部27に挿嵌される。その際、中型31の把持部33の位置合せマーク33aが、型合せ面25aに対して垂直方向に向くように配置される。これにより、ライナー素材15Aの耳部16aが、型合せ面25a位置に配置されるようになる。つぎに、ライナー素材15Aが取り付けられた下型25の位置合せ孔25bに上型22の位置合せピン22bを嵌め合せ、上型22を下型25に重ね合せて型合せすることにより、図7(b)に示すように、ライナー素材15Aが位置決めされた状態で主金型21にセットされる。
【0019】
その後、主金型21の上凹部23及び下凹部26内の中型31が配置された空洞部内にゴム素材が注入され加硫成形が行われる。加硫成形後は、中型31が成形品Mから抜き取られ、図7(c)に示すように、成形品Mが主金型21から取出される。その後、本体両側から突出したライナー素材15Aが切断除去され、さらに成形品Mに切断部18を加えることにより、ゴムブッシュ10が得られる。このゴムブッシュ10は、ライナー15の耳部16aが、軸孔12の軸線位置における略水平面方向すなわち、上下方向に対して直角方向に配置されている。
【0020】
ゴムブッシュ10は、切断部18を開くことにより、車両のサスペンション装置側(図示しない)に固定されたスタビライザーバー41の所定位置に嵌め合わされる。さらに、スタビライザーバー41に固定されたゴムブッシュ10は、図3に示すように、ブラケット34を用いて、車体側部材42に固定される。ブラケット34は、金属厚板を曲げ加工することにより形成され、その内側面が本体11の装着部11c外周面と略同一形状である断面U字状の嵌合部35と、嵌合部35の両端部から直角に外方に延びた一対の取付部36を一体で設けている。取付部36には、取付孔(図示しない)が設けられている。
【0021】
ゴムブッシュ10の車体側部材42への固定は、ブラケット34の嵌合部35をゴムブッシュ10の装着部11cに嵌め合せて、さらに取付部36を車体側部材42に押付けてゴムブッシュ10を圧縮した状態で、取付部36の取付孔にボルト37を挿入し、ボルト37に車体側部材42の反対側からナット38を螺合して締め付けることにより行われる。このようにスタビライザーバー41と車体側部材42間に組付けられたゴムブッシュ10により、サスペンション装置側からの振動の車体側への伝播を抑えることができる。
【0022】
車体側部材42に固定されたゴムブッシュ10については、ライナー15の耳部16aが、スタビライザーバー41の軸線位置での水平面に対して上下にそれぞれ中心角度50°の範囲内に配置されている。そのため、スタビライザーバー41からゴムブッシュ10のゴム弾性体の本体11へ伝播する上下方向の車両振動入力が、ライナー15の他の部分に比べて強度が低い耳部16aに直接加わることがない。したがって、車両振動入力により耳部16aが損傷を受けるという不具合を避けることができ、耳部16aからのゴム弾性体の露出を防止できる。その結果、本実施形態によれば、耳部16aから露出したゴム弾性体とスタビライザーバー41との接触による異音の発生を長期にわたって確実に防止することができ、車両乗員に不快感を与えることを避けることができる。
【0023】
なお、上記実施形態において、耳部16aの巻付け部32の位置合せマーク32aへの位置合せ、及び中型31の位置合せマーク33aの型合せ面25aに対する垂直方向への位置合せについては、多少の位置ずれは許容され、結果として、ライナー15の耳部16aが、型合せ面25aに対してほぼ水平面方向に配置されていればよい。位置ズレの程度については、予め規定しておくことが必要であり、例えば位置合せマーク32a,33aに許容範囲を設けておくことが望ましい。
【0024】
また、上記実施形態においては、ゴムブッシュ10の材質として、ゴム以外の弾性体である弾性体エラストマー等を用いることも可能である。その他、上記実施形態に示したスタビライザーブッシュについては、一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
【0025】
【発明の効果】
上記請求項1の発明によれば、スタビライザーバーからの車体側部材に対する上下方向の車両振動入力が、ライナーの他の部分に比べて強度が低い耳部に直接加わることがなく、車両振動入力により耳部が損傷を受けるという不具合を避けることができる。その結果、耳部から露出した弾性体とスタビライザーブッシュの接触による異音の発生を長期にわたって確実に防止することができ、車両の乗員に異音による不快感を与えることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるスタビライザーブッシュを示す側面図である。
【図2】スタビライザーブッシュを示す正面図である。
【図3】スタビライザーブッシュ(本体の前側フランジ部を除く)の車両への組付け状態を示す一部断面図である。
【図4】スタビライザーブッシュのライナー素材を示す斜視図である。
【図5】スタビライザーブッシュの製造に用いる主金型の上金型及び下金型を示す斜視図である。
【図6】金型の中型を示す斜視図である。
【図7】スタビライザーブッシュの製造過程を説明する斜視図である。
【符号の説明】
10…スタビライザーブッシュ(ゴムブッシュ)、11…本体、12…軸孔、13…フランジ部、15…ライナー、16…摺動層、16a…耳部、17…補強層、21…主金型、22…上型、22a…型合せ面、23…上凹部、24…支持凹部、25…下型、25a…型合せ面、26…下凹部、27…支持凹部、31…中型、32…巻付け部、32a…位置合せマーク、33…把持部、33a…位置合せマーク、34…ブラケット、41…スタビライザーバー、42…車体側部材。

Claims (1)

  1. 軸孔を有する筒状の弾性体部と、摺動性の良好な繊維により編まれて布状素材に形成されると共に、該布状素材を円筒形にしたときに形成される該円筒形の周方向の1箇所又は2箇所にて軸方向に沿って延びた端部を合わせて、合わせ部分を糸で縫い合わせて繋ぎ合わせ部分とした耳部を有し、前記軸孔の内周面全面に固着されたライナーとを備えてなり、車両のスタビライザーバーの外周に嵌合固定されて、前記弾性体部の外周に装着されたブラケットにより下側から車体側部材に対して固定される筒状防振ブッシュにおいて、
    前記車体側部材への固定時に、前記ライナーの耳部が、前記スタビライザーバーの軸線位置における水平面方向に配置されている
    ことを特徴とする筒状防振ブッシュ。
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