JP3794423B2 - 多翼送風機の羽根車及びそれを備えた多翼送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、多翼送風機の羽根車及びそれを備えた多翼送風機、特に、主板から延びる複数の翼の端部が環状の側板により結ばれた多翼送風機の羽根車及びそれを備えた多翼送風機に関する。
空気清浄機やエアコン等においては、送風を行うために、多翼送風機が用いられている。従来例として、図1及び図2に、片吸込タイプの多翼送風機の一例を示す。ここで、図1は、従来例の片吸込タイプの多翼送風機の側面図(具体的には、図2のA−A断面図)を示し、図2は、従来例の片吸込タイプの多翼送風機の平面図を示している。
多翼送風機10は、羽根車13、羽根車13を格納するケーシング11、羽根車13を回転駆動するためのモータ14等から構成されている。ここで、図1及び図2中の軸O−Oは、羽根車13及びモータ14の回転軸線である。
羽根車13は、円板状の主板31の片面の外周部に多数枚の翼33(図2では、多数枚の翼33の一部のみを図示)の一端が固定され、それらの翼33の他端の外周縁が環状の側板32で結ばれている。
ケーシング11は、回転軸O方向の一方から気体を吸入する吸入口11aと、回転軸Oに交差する方向に気体を吹き出す吹出口11bとを有している。吸入口11aの周囲は、羽根車13に案内するベルマウス12によって囲まれている。そして、吸入口11aは、側板32に対向するように設けられている。また、吹出口11bは、回転軸Oに交差する方向に気体を吹き出すように設けられている。
モータ14を駆動して多翼送風機10を作動させると、羽根車13が、ケーシング11に対して、図2の回転方向Rの向きに回転する。これにより、羽根車13の各翼33が内周側の空間から外周側の空間へと気体を昇圧して吹き出し、吸入口11aから羽根車13の内周側の空間に気体が吸入されるとともに、羽根車13の外周側に吹き出された気体が吹出口11bに集められて吹き出される(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−209994号公報
上記従来の多翼送風機10では、羽根車13の内周側の空間に吸入される気体の大部分は、主として回転軸O方向から吸入口11aを通じて気体を吸入する流れ(以下、吸入主流Wとする、図1及び図2に示される矢印W参照)であるが、図1に示される矢印Xのように、ケーシング11内において、羽根車13の外周側に吹き出された気体の一部が、ケーシング11の吸入口11aの周囲部分の内面と側板32との間から羽根車13の内周側の空間に再度吸入される流れ(以下、旋回流れXとする)も含まれている。この旋回流れXは、ケーシング11の吸入口11aから吸入される吸入主流Wと合流するように羽根車13の内周側の空間に流入するが、このとき、吸入主流Wの流れのベクトルと旋回流れXの流れのベクトルとが合致しないと、気体の流れの乱れが生じるため、騒音の増大及び送風性能の低下の原因の一つとなっている。
また、図1に示される矢印Yのように、ケーシング11内において、側板32の近傍には、羽根車13の外周側から内周側に向かって逆流する流れが生じやすい(以下、逆方向流れYとする)。この逆方向流れYの発生も、騒音の増大及び送風性能の低下の原因の一つとなっている。
本発明の課題は、騒音の低減や送風性能の向上を図ることが可能な多翼送風機の羽根車及びそれを備えた多翼送風機を提供することにある。
第1の発明にかかる多翼送風機は、多翼送風機の羽根車と、駆動機構と、ケーシングとを備えている。多翼送風機の羽根車は、回転軸を中心として回転する円板状の主板と、複数の翼と、1つ又は2つの側板とを含んでいる。複数の翼は、主板の片面又は両面に回転軸を中心として環状に配置されており、各一端が主板の外周部に固定されている。側板は、複数の翼の他端の外周縁を結ぶ環状の側板本体部と、側板本体部の反主板側端から翼の反主板側端よりも回転軸方向反主板側に向かって延びる軸方向延出部と、側板本体部の外周端から軸方向延出部の径方向外周端よりも外周側に向かって延びる径方向延出部とを有している。駆動機構は、主板を回転駆動する。ケーシングは、回転軸方向から気体を吸入できるように側板に対向して形成された1つ又は2つの吸入口と、回転軸に交差する方向に気体を吹き出す吹出口とを有する。ケーシングは、吸入口の周囲の内面が反羽根車側に突出する環状の凸部をさらに有している。軸方向延出部の反主板側端は、凸部に対応して配置されている。 前記径方向延出部の径方向外周端は、回転軸方向から見た際に、前記凸部の径方向外周端から径方向外周側にはみ出さないように配置されている。
この多翼送風機を構成する多翼送風機の羽根車では、側板に軸方向延出部が設けられているため、旋回流れの流れのベクトルが、吸入主流の流れのベクトルと合致し、旋回流れが吸入主流に合流する際の気体の流れの乱れを小さくすることができる。また、側板に径方向延出部が設けられているため、逆方向流れの発生を抑えるとともに、旋回流れを促進させることができる。このように、この多翼送風機の羽根車では、側板に軸方向延出部及び径方向延出部が設けられているため、逆方向流れの抑制と、吸入主流の流れのベクトルに合致した旋回流れの促進とを図ることができるようになり、騒音の低減や送風性能の向上を図ることが可能となる。
ここで、主板の片面に複数の翼が設けられており、かつ、翼の他端の外周縁を結ぶ1つの側板を有する羽根車は、片吸込タイプの多翼送風機の羽根車である。また、主板の両面に複数の翼が設けられており、かつ、主板の一方の面に設けられた翼の他端の外周縁を結ぶ側板と主板の他方の面に設けられた翼の他端の外周縁を結ぶ側板、すなわち2つの側板を有する羽根車は、いわゆる両吸込タイプの多翼送風機の羽根車である。
しかも、この多翼送風機では、ケーシングの吸入口の周囲の内面と軸方向延出部との間の空間に旋回流れをスムーズに流すことができるようになるため、旋回流れを促進させることができる。
第2の発明にかかる多翼送風機、第1の発明にかかる多翼送風機おいて、側板は、反主板側から見た際に、複数の翼に重ならないように形成されている。
この多翼送風機を構成する多翼送風機では、反主板側から見た際に、複数の翼と側板とが重ならないように配置されているため、型を用いて一体成形される場合に、側板の部分の型抜きと複数の翼の部分の型抜きとが干渉することなく、一体成形を行うことができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1発明では、側板に軸方向延出部及び径方向延出部が設けられているため、逆方向流れの抑制と、吸入主流の流れのベクトルに合致した旋回流れの促進とを図ることができるようになり、騒音の低減や送風性能の向上を図ることが可能となる。しかも、ケーシングの吸入口の周囲の内面と軸方向延出部との間の空間に旋回流れをスムーズに流すことができるようになるため、旋回流れを促進させることができる。
第2発明では、反主板側から見た際に、複数の翼と側板とが重ならないように配置されているため、型を用いて一体成形される場合に、側板の部分の型抜きと複数の翼の部分の型抜きとが干渉することなく、一体成形を行うことができる。
以下、図面に基づいて、本発明にかかる多翼送風機の羽根車及びそれを備えた多翼送風機の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
(1)多翼送風機の構成
図3及び図4に、本発明の第1実施形態にかかる多翼送風機110を示す。ここで、図3は、本発明の第1実施形態にかかる多翼送風機110の側面図を示している。図4は、図3の拡大図であって、多翼送風機110の羽根車113の側板132近傍を示す図である。
多翼送風機110は、従来例の多翼送風機10(図1及び図2参照)と同様に、片吸込タイプの多翼送風機であり、羽根車113、羽根車113を格納するケーシング111、羽根車113を回転させるためのモータ114等から構成されている。ここで、図3中のO−Oは、羽根車113及びモータ114の回転軸線である。
ケーシング111は、従来の多翼送風機10と同様に、その平面視がスクロール形状の箱体であり(図2参照)、回転軸O方向の一方から気体を吸入する吸入口111aと、回転軸Oに交差する方向に気体を吹き出す吹出口111bとを有している。吸入口111aは、羽根車113の側板132(後述)に対向するように設けられている。吸入口111aの周囲は、羽根車113に案内するベルマウス112によって囲まれている。ベルマウス112は、吸入口111aの内周縁部において、羽根車113側に向かってベル形状に湾曲した部分である。
羽根車113は、従来例の多翼送風機10の羽根車13と同様に、円板状の主板131の片面の外周部に多数枚の翼133の一端が固定され、それらの翼133の他端の外周縁が環状の側板132で結ばれている。また、羽根車113は、後述のように、金型を用いて一体成形される樹脂製品である。
主板131は、円板状の部分であり、図3に示されるように、中心孔131aが形成されている。中心孔131aには、モータ114のシャフトが連結される。
翼133は、回転軸Oを中心として環状に配置されており、一端が主板131の外周部に固定され、そこから回転軸Oに沿ってねじれ無く延びている。そして、翼133の他端の外周縁は、環状の側板132により結ばれている。そして、翼133の形状は、主板131とつながっている一端における翼弦長に対して、側板132とつながっている他端における翼弦長が若干小さくなるような形状である。
側板132は、翼133の他端の外周側に配置されており、環状の側板本体部132aと、軸方向延出部132bと、径方向延出部132cとを有している。
側板本体部132aは、従来例の羽根車13の側板32と同様に、翼133の他端の外周縁を結ぶ環状の部分であり、羽根車113を反主板側(すなわち、吸入口111a側)から見た際に、各翼133の他端に重ならないように形成されている。
軸方向延出部132bは、側板本体部132aの反主板側端から翼133の反主板側端よりも回転軸O方向反主板側に向かって延びる環状の部分である。そして、軸方向延出部132bの形状は、羽根車113を反主板側から見た際に、軸方向延出部132bの反主板側端面が側板本体部132aとつながっている端面に含まれるような形状である。また、軸方向延出部132bの径方向内周縁は、側板本体部132aと同様に、羽根車113を反主板側から見た際に、各翼133の他端に重ならないように形成されている。さらに、本実施形態において、軸方向延出部132bの反主板側端は、ベルマウス112の羽根車側端と回転軸O方向に重なる位置まで延びている。そして、軸方向延出部132bの反主板側端とケーシング111の内面との間には、後述の旋回流れX1を積極的に流すための隙間が設けられている。
径方向延出部132cは、側板本体部132aの外周端から軸方向延出部132bの径方向外周端よりも外周側に向かって延びる環状の部分である。そして、径方向延出部132cの形状は、羽根車113を径方向から見た際に、径方向延出部132cの径方向内周側端面が側板本体部132aとつながっている端面に含まれるような形状である。
このように、側板132は、全体が、羽根車113を反主板側(すなわち、吸入口111a側)から見た際に、各翼133の他端に重ならないように形成されている。
(2)多翼送風機の動作
次に、多翼送風機110の動作について、図3及び図4を用いて説明する。
モータ114を駆動して多翼送風機110を作動させると、羽根車113がケーシング111内で回転する。これにより、羽根車113の各翼133が内周側の空間から外周側の空間へと気体を昇圧して吹き出し、吸入口111aから羽根車113の内周側の空間に気体が吸入されるとともに、羽根車113の外周側に吹き出された気体が吹出口111bに集められて吹き出される。
ここで、本実施形態の多翼送風機110においても、従来例の多翼送風機10と同様に、回転軸O方向から吸入口111aを通じて気体を吸入する流れである吸入主流W1と、羽根車113の外周側に吹き出された気体の一部が、ケーシング111の吸入口111aの周囲部分の内面と側板132との間から羽根車113の内周側の空間に再度吸入される流れである旋回流れX1とが生じている。
しかし、本実施形態の多翼送風機110においては、側板132に軸方向延出部132bが設けられているため、旋回流れX1が、図4に示されるように、従来例の多翼送風機10における旋回流れX(図4に破線で図示)よりも、ケーシング111の吸入口111aの周囲の内面側を通過して、羽根車113の内周側の空間に吸入されるようになるため、旋回流れX1の流れのベクトルが、吸入主流W1の流れのベクトルと合致し易くなっている。しかも、本実施形態の多翼送風機110では、軸方向延出部132bの反主板側端が、ベルマウス112の羽根車側端と回転軸O方向に重なる位置まで延びているため、旋回流れX1の流れのベクトルが、吸入主流W1の流れのベクトルとさらに合致し易くなっている。このように、旋回流れX1の流れのベクトルが、吸入主流W1の流れのベクトルと合致することによって、旋回流れX1が吸入主流W1に合流する際の気体の流れの乱れが小さくすることができる。
また、本実施形態の多翼送風機110においては、従来例の多翼送風機10において生じていた逆方向流れY(図4に破線で図示)が側板132に設けられた径方向延出部132cによってせき止められて、さらに、径方向延出部132cの反主板側面に沿った流れに変化させられることになる。このように、従来例の多翼送風機10において生じていた逆方向流れYが、径方向延出部132cによってせき止められて、さらに、径方向延出部132cの反主板側面に沿った流れに変化させられることによって、逆方向流れYの発生が抑えられるとともに、旋回流れX1の促進を図ることができる。
以上のように、本実施形態の多翼送風機110の羽根車113では、側板132に軸方向延出部132b及び径方向延出部132cが設けられているため、逆方向流れの抑制と、吸入主流の流れのベクトルに合致した旋回流れの促進とを図ることができるようになり、騒音の低減や送風性能の向上を図ることが可能になっている。
(3)多翼送風機の羽根車の成形
次に、多翼送風機110の羽根車113の成形について、図5及び図6を用いて説明する。ここで、図5は、多翼送風機110の羽根車113の側面断面図と、この断面図に対応する部分の金型151、161の形状を示す図である。図6は、図5の拡大図であって、羽根車113及び金型151、161の側板132近傍を示す図である。
本実施形態の多翼送風機110の羽根車113は、1対の金型151、161を用いて樹脂を一体成形して形作るものである。
金型151、161は、図5及び図6に示されるように、回転軸O方向に合わさった際に、金型151の主板形成部152及び金型161の主板形成部162が中心孔131aを含む主板131を形作り、金型151の翼形成部153及び金型161の翼形成部163が翼133を形作り、金型151の側板形成部154及び金型161の側板形成部164が側板132を形作る。
より具体的には、翼形成部153の第1部分153a及び翼形成部163によって翼133の回転方向前面及び回転方向後面が形成され、翼形成部153の第2部分153bによって翼133の反主板側の端面が形成される。ここで、翼133の形状は、主板131とつながっている一端における翼弦長に対して、側板132とつながっている他端における翼弦長が若干小さくなるような形状であるため、金型151を回転軸O方向に抜くことが可能である。
また、側板形成部154の第1部分154aによって側板132の径方向内周縁面(すなわち、側板本体部132a及び軸方向延出部132bの径方向内周縁)が形成され、側板形成部154の第2部分154b及び第3部分154cによって軸方向延出部132bの反主板側端面及び径方向外周縁面が形成され、側板形成部154の第4部分154d及び第5部分154eによって径方向延出部132cの反主板側端面及び径方向外周縁面が形成され、側板形成部164によって側板132の主板側面(すなわち、側板本体部132a及び径方向延出部132cの主板側面)が形成される。ここで、側板132全体が、羽根車113を反主板側から見た際に各翼133の他端に重ならないように形成されており、軸方向延出部132bの形状が、羽根車113を反主板側から見た際に軸方向延出部132bの反主板側端面が側板本体部132aとつながっている端面に含まれるような形状であり、径方向延出部132cの形状が、羽根車113を径方向から見た際に径方向延出部132cの径方向内周側端面が側板本体部132aとつながっている端面に含まれるような形状であるため、金型151を回転軸O方向に抜くことが可能である。
このように、本実施形態の多翼送風機110の羽根車113は、回転軸O方向に金型151、161を抜くことによって樹脂一体成形することが可能である。
(4)変形例1
上記の多翼送風機110の羽根車113では、側板132の軸方向延出部132bの径方向外周縁面と径方向延出部132cの反主板側面とがほぼ直交するようにつながっているが、図7に示される羽根車143のように、側板132の軸方向延出部142bの径方向外周縁面と径方向延出部142cの反主板側面とが滑らかにつながっていてもよい。これにより、羽根車143の外周側から内周側に向かって流れる旋回流れ(図4の旋回流れX1参照)をスムーズに反主板側に案内することができる。
(5)変形例2
上記の多翼送風機110では、ケーシング111の吸入口111aの周囲の内面が回転軸Oにほぼ直交する面であるが、図8に示されるケーシング191のように、ケーシング191の吸入口191aの周囲の内面が反羽根車側に突出する環状の凸部193を有し、かつ、羽根車113の軸方向延出部132bの反主板側端が凸部193に対応して配置されていてもよい。これにより、ケーシング191の吸入口191aの周囲の内面と軸方向延出部132bとの間の空間に旋回流れ(図4の旋回流れX1参照)をスムーズに流すことができるようになるため、旋回流れを促進させることができる。また、本変形例のケーシング191を変形例1にかかる羽根車143を備えた多翼送風機に適用してもよい。
[第2実施形態]
(1)多翼送風機の構成
図9に、本発明の第2実施形態にかかる多翼送風機210を示す。ここで、図3は、本発明の第2実施形態にかかる多翼送風機210の側面図を示している。
多翼送風機210は、本発明を両吸込タイプの多翼送風機に適用した例であり、羽根車213、羽根車213を格納するケーシング211、羽根車213を回転させるためのモータ214等から構成されている。ここで、図9中のO−Oは、羽根車213及びモータ214の回転軸線である。
ケーシング211は、従来の多翼送風機10と同様に、その平面視がスクロール形状の箱体であるが(図2参照)、片吸込タイプの多翼送風機110と異なり、回転軸O方向の両方から気体を吸入する吸入口211a、211cと、回転軸Oに交差する方向に気体を吹き出す吹出口211bとを有している。吸入口211a、211cは、羽根車213の側板232、234(後述)に対向するように設けられている。吸入口211a、211cの周囲は、羽根車213に案内するベルマウス212a、212bによって囲まれている。ベルマウス212a、212bは、吸入口211a、211cの内周縁部において、羽根車213側に向かってベル形状に湾曲した部分である。
羽根車213は、片吸込タイプの多翼送風機110の羽根車113と異なり、主板231の吸入口211a側の面の外周部に多数枚の翼233の一端が固定され、それらの翼233の他端の外周縁が吸入口211aに対向するように設けられた環状の側板232で結ばれており、かつ、主板231の吸入口211c側の面の外周部に多数枚の翼235の一端が固定され、それらの翼235の他端の外周縁が吸入口211cに対向するように設けられた環状の側板234で結ばれている。すなわち、羽根車213は、円板状の主板231の両面の外周部に多数枚の翼233、235の一端が固定され、それらの翼233、235の他端の外周縁が環状の側板232、234で結ばれた構造を有している。また、羽根車213は、後述のように、金型を用いて一体成形される樹脂製品である。
主板231は、円板状の部分であり、図9に示されるように、中心孔231aが形成されている。中心孔231aには、モータ214のシャフトが連結される。
翼233は、第1実施形態の羽根車113の翼133と同様であり、第1実施形態の翼133の説明において、符号を読み替えた内容と同様であるため、ここでは説明を省略する。また、翼235についても、翼233と同様に説明を省略する。
側板232は、第1実施形態の羽根車113の側板132と同様に、環状の側板本体部232aと、軸方向延出部232bと、径方向延出部232cとを有しているが、第1実施形態の側板132の説明において、符号を読み替えた内容と同様であるため、ここでは説明を省略する。また、側板235についても、側板232と同様に、環状の側板本体部235aと、軸方向延出部235bと、径方向延出部235cとを有しているが、側板232と同様に説明を省略する。
(2)多翼送風機の動作
次に、多翼送風機210の動作について、図9を用いて説明する。
モータ214を駆動して多翼送風機210を作動させると、羽根車213がケーシング211内で回転する。これにより、羽根車213の各翼233、235が内周側の空間から外周側の空間へと気体を昇圧して吹き出し、2つの吸入口211a、211cから羽根車213の内周側の空間に気体が吸入されるとともに、羽根車213の外周側に吹き出された気体が吹出口211bに集められて吹き出される。
ここで、本実施形態の多翼送風機210においても、第1実施形態の多翼送風機110と同様に、各側板232、234に軸方向延出部232b、234bが設けられており、しかも、軸方向延出部232b、234bの反主板側端がベルマウス212a、212bの羽根車側端と回転軸O方向に重なる位置まで延びているため、旋回流れ(図4の旋回流れX1参照)の流れのベクトルが、吸入主流(図4の吸入主流W1参照)の流れのベクトルと合致し易くなっている。このように、旋回流れの流れのベクトルが、吸入主流の流れのベクトルと合致することによって、旋回流れが吸入主流に合流する際の気体の流れの乱れが小さくすることができる。
また、本実施形態の多翼送風機210においては、第1実施形態の多翼送風機110と同様に、逆方向流れ(図4に破線で図示)が、各側板232、234に設けられた径方向延出部232c、234cによってせき止められて、さらに、径方向延出部232c、234cの反主板側面に沿った流れに変化させられることになるため、逆方向流れの発生が抑えられるとともに、旋回流れの促進を図ることができる。
以上のように、本実施形態の多翼送風機210の羽根車213においても、各側板232、234に軸方向延出部232b、234b及び径方向延出部232c、234cが設けられているため、逆方向流れの抑制と、吸入主流の流れのベクトルに合致した旋回流れの促進とを図ることができるようになり、騒音の低減や送風性能の向上を図ることが可能になっている。
(3)多翼送風機の羽根車の成形
次に、本実施形態の多翼送風機210の羽根車213の成形について、図10、図11及び図12を用いて説明する。ここで、図10は、多翼送風機210の羽根車213の側面断面図と、この断面図に対応する部分の金型251、261、271、281の形状を示す図である。図11は、多翼送風機210の羽根車213の平面図と、この平面図に対応する部分の金型251、271、281の形状を示す図である。図12は、図10の拡大図であって、羽根車213及び金型251、261、281の側板232近傍を示す図である。
本実施形態の多翼送風機210の羽根車213は、2対の金型251、261及び金型271、281を用いて樹脂を一体成形して形作るものである。
金型251、261は、図10、図11及び図12に示されるように、回転軸O方向に合わさった際に、金型251の主板形成部252及び金型261の主板形成部262が中心孔231aを含む主板231(但し、径方向外周縁を除く)を形作り、金型251の翼形成部253が翼233(但し、径方向外周縁を除く)を形作り、金型261の翼形成部263が翼235(但し、径方向外周縁を除く)を形作り、金型251の側板形成部254が側板232の径方向内周縁面(すなわち、側板本体部232a及び軸方向延出部232bの径方向内周縁)を形作り、金型261の側板形成部264が側板234の径方向内周縁面(すなわち、側板本体部234a及び軸方向延出部234bの径方向内周縁)を形作る。
より具体的には、翼233については、翼形成部253の第1部分253a及び翼形成部263によって翼233の回転方向前面及び回転方向後面が形成され、翼形成部253の第2部分253bによって翼233の反主板側の端面が形成される。ここで、翼233の形状は、主板231とつながっている一端における翼弦長に対して、側板232とつながっている他端における翼弦長が若干小さくなるような形状であるため、金型251を回転軸O方向に抜くことが可能である。また、翼235についても、金型261の翼形成部263に形成された第1部分及び翼形成部(図示せず)によって、翼235の回転方向前面及び回転方向後面が形成される。
また、金型271、281は、図10、図11及び図12に示されるように、回転軸Oに直交する方向(すなわち、径方向)に合わさった際に、外周縁形成部272、282が主板231の径方向外周縁、翼233、235の径方向外周縁を形作り、側板形成部273、283が側板232、234(但し、側板232、234の径方向内周縁面を除く)を形作る。
より具体的には、側板232の金型281側の部分については、側板形成部283の第1部分283a及び第2部分283bによって軸方向延出部232bの反主板側端面及び径方向外周縁面が形成され、側板形成部283の第3部分283c及び第4部分283dによって径方向延出部232cの反主板側端面及び径方向外周縁面が形成され、側板形成部283の第5部分283eによって側板232の主板側面(すなわち、側板本体部232a及び径方向延出部232cの主板側面)が形成される。また、側板232の金型271側の部分についても、側板形成部283と同様に、金型271の側板形成部273に形成された第1〜第5部分(図示せず)によって形成される。さらに、側板234についても、金型271の側板形成部274に形成された第1〜第5部分(図示せず)及び金型281の側板形成部284に形成された第1〜第5部分(図示せず)によって形成される。ここで、側板232、234全体が、羽根車213を反主板側から見た際に各翼233、235の他端に重ならないように形成されており、軸方向延出部232b、234bの形状が、羽根車213を反主板側から見た際に軸方向延出部232b、234bの反主板側端面が側板本体部232a、234aとつながっている端面に含まれるような形状であり、径方向延出部232c、234cの形状が、羽根車213を径方向から見た際に径方向延出部232c、234cの径方向内周側端面が側板本体部232a、234aとつながっている端面に含まれるような形状であるため、金型、271、281を径方向に抜くことが可能である。
このように、本実施形態の多翼送風機210の羽根車213は、回転軸O方向に金型251、261を抜き、径方向に金型271、281を抜くことによって樹脂一体成形することが可能である。
(4)変形例1
上記の多翼送風機210の羽根車213では、各側板232、234の軸方向延出部232b、234bの径方向外周縁面と径方向延出部232c、234cの反主板側面とがほぼ直交するようにつながっているが、図13に示される羽根車243のように、側板232、234の軸方向延出部242b、244bの径方向外周縁面と径方向延出部242c、244cの反主板側面とが滑らかにつながっていてもよい。これにより、羽根車243の外周側から内周側に向かって流れる旋回流れ(図4の旋回流れX1参照)をスムーズに反主板側に案内することができる。
(5)変形例2
上記の多翼送風機210では、ケーシング211の吸入口211a、211cの周囲の内面が回転軸Oにほぼ直交する面であるが、図14に示されるケーシング291のように、ケーシング291の各吸入口291a、291cの周囲の内面が反羽根車側に突出する環状の凸部293、294を有し、かつ、羽根車213の各軸方向延出部232b、234bの反主板側端が凸部193、294に対応して配置されていてもよい。これにより、ケーシング291の吸入口291a、291cの周囲の内面と軸方向延出部232b、234bとの間の空間に旋回流れ(図4の旋回流れX1参照)をスムーズに流すことができるようになるため、旋回流れを促進させることができる。また、本変形例のケーシング291を変形例1にかかる羽根車243を備えた多翼送風機に適用してもよい。
本発明を利用すれば、騒音の低減や送風性能の向上を図ることが可能な多翼送風機の羽根車及びそれを備えた多翼送風機を提供することができる。
従来例の多翼送風機の側面図(図2のA−A断面図)である。 従来例の多翼送風機の平面図である。 本発明の第1実施形態にかかる多翼送風機の側面図である。 図3の拡大図であって、多翼送風機の羽根車の側板近傍を示す図である。 第1実施形態にかかる多翼送風機の羽根車の側面断面図と、この断面図に対応する部分の金型の形状を示す図である。 図5の拡大図であって、羽根車及び金型の側板近傍を示す図である。 第1実施形態の変形例1にかかる多翼送風機の羽根車の側板近傍を示す図であって、図4に相当する図である。 第1実施形態の変形例2にかかる多翼送風機の側面図である。 本発明の第2実施形態にかかる多翼送風機の側面図である。 第2実施形態にかかる多翼送風機の羽根車の側面断面図と、この断面図に対応する部分の金型の形状を示す図である。 第2実施形態にかかる多翼送風機の羽根車の平面図と、この平面図に対応する部分の金型の形状を示す図である。 図10の拡大図であって、羽根車及び金型の側板近傍を示す図である。 第2実施形態の変形例1にかかる多翼送風機の羽根車の側板近傍を示す図であって、図4に相当する図である。 第2実施形態の変形例2にかかる多翼送風機の側面図である。
符号の説明
110、210 多翼送風機
111、191、211、291 ケーシング
111a、191a、211a、211c、291a、291c 吸入口
111b、191b、211b、291b 吹出口
113、143、213、243 羽根車
114、214 モータ(駆動機構)
132、232 主板
132、142、232、242、234、244 側板
132a、142a、232a、242a、234a、244a 側板本体部
132b、142b、232b、242b、234b、244b 軸方向延出部
132c、142c、232c、242c、234c、244c 径方向延出部
133、233、235 翼
193、293、294 凸部

Claims (2)

  1. 回転軸(O)を中心として回転する円板状の主板(132、232)と、前記主板の片面又は両面に前記回転軸を中心として環状に配置されており各一端が前記主板の外周部に固定されている複数の翼(133、233、235)と、前記複数の翼の他端の外周縁を結ぶ環状の側板本体部(132a、142a、232a、242a、234a、244a)と、前記側板本体部の反主板側端から前記翼の反主板側端よりも回転軸方向反主板側に向かって延びる軸方向延出部(132b、142b、232b、242b、234b、244b)と、前記側板本体部の外周端から前記軸方向延出部の径方向外周端よりも外周側に向かって延びる径方向延出部(132c、142c、232c、242c、234c、244c)とを有する1つ又は2つの側板(132、142、232、242、234、244)とを含む多翼送風機の羽根車(113、143、213、243)と、
    前記主板を回転駆動する駆動機構(114、214)と、
    回転軸方向から気体を吸入できるように前記側板(132、142、232、242、234、244)に対向して形成された1つ又は2つの吸入口(111a、191a、211a、211c、291a、291c)と、前記回転軸(O)に交差する方向に気体を吹き出す吹出口(111b、191b、211b、291b)とを有するケーシング(111、191、211、291)とを備え、
    前記ケーシングは、前記吸入口の周囲の内面が反羽根車側に突出する環状の凸部(193、293、294)をさらに有しており、
    前記軸方向延出部の反主板側端は、前記凸部に対応して配置されており、
    前記径方向延出部の径方向外周端は、回転軸方向から見た際に、前記凸部の径方向外周端から径方向外周側にはみ出さないように配置されている、
    多翼送風機(110、210)。
  2. 前記側板(132、142、232、242、234、244)は、反主板側から見た際に、前記複数の翼(133、233、235)に重ならないように形成されている、請求項1に記載の多翼送風機(110、210)
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