JP3791937B2 - ワードプロセッサ装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、情報処理装置、特にワードプロセッサ装置の表示画面における画面分割処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ワードプロセッサの機能の向上は、辞書の充実による変換機能の向上のみならず、文書編集時の操作性の面においても顕著である。その中で、特に、文書編集時の画面分割は、他文書の参照、部分複写等において有効である。
【0003】
図11(a)は、従来のワードプロセッサの文書作成画面を示す図であり、図11(b)は、従来のワードプロセッサのキーボードを示す図である。操作者がキーボード403上のキーを押すことによって、表示画面401にはキーに対応した文字、図形等が表示される。操作者がキーボード403上の文字、或いは図形等に対応するキーを押すことによって、現在あるカーソル402の位置に文字、図形等が表示され、カーソル402が順次移動する。この操作を繰り返すことによって、操作者は文字、図形等の編集が可能になる。
【0004】
図12は、従来のワードプロセッサにおける画面分割の処理フローチャートを示している。以下に、図11(a)、(b)を参照しながら、ワードプロセッサにおける画面分割の処理について説明する。
【0005】
操作者が文書の編集時に、他文書を参照したり、或いは自文書/他文書の一部を複写/移動等をしたい場合に、画面を分割してその一方の分割画面に現在編集している文書を表示させ、他方の分割画面に参照等を行いたい文書を表示させる必要がある。その場合、先ず操作者は表示画面401を縦に分割するか、或いは横に分割するかを指定する。指定方法としては、キーボード403上の予め縦軸分割/横軸分割の機能が割り付けられた機能キー404を押すことによって行われる。或いは、マウス等のポインティングデバイスで画面上の縦軸分割/横軸分割を示す所定の領域をクリックすることによって、表示画面401を縦軸分割するか或いは横軸分割するかを指定する(ステップS501)。
【0006】
次に、前ステップS501で縦軸分割が指定された場合には表示画面401に縦軸を表示する。また、横軸分割が指定された場合には表示画面401に横軸を表示する(ステップS502)。
【0007】
最後に、分割軸の位置を指定する。画面を縦に分割した場合には、キーボード403上の移動キー405を操作することによって、横軸を上下に移動する。横軸の移動後に、実行キー406を押して横軸の位置を確定する。或いは、マウスを上下に移動することによって横軸を上下に移動し、マウスでクリックすることによって横軸の位置を確定する。
【0008】
また、画面を横に分割した場合には、キーボード403上の移動キー405を操作することによって、縦軸を左右に移動する。縦軸の移動後に、所定のキーを押して縦軸の位置を確定する。或いは、マウスを左右に移動することによって横軸を左右に移動し、マウスでクリックすることによって横軸の位置を確定する(ステップS503)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のワードプロセッサで画面分割する場合、縦軸分割/横軸分割の指定をした後に、分割したい位置にキーボード403上の移動キー405を操作することによって分割軸を移動させ、所定のキーを押すことによって画面分割をおこなっていた。
【0010】
また、ポインティングディバイスとしてマウスをサポートしている場合には、縦軸分割/横軸分割の指定をした後に、分割したい位置に分割軸を移動させ、マウス上のボタンをクリックすることによって分割位置を指定して、画面分割を行っていた。
【0011】
従って、縦軸分割/横軸分割を指定してから実際に画面分割が行われるまでに、分割軸の移動と分割位置の確定という操作が必要であった。
また、既に表示画面401が分割されていて分割位置を変更する場合に、上述した操作を最初から行う必要があった。
【0012】
更には、分割された画面間での文書の部分複写、部分移動等を行う場合も同様に、複写元或いは移動元の文書の一部を範囲指定するためのカーソルの移動と、複写先或いは移動先の位置を指定するためのカーソルの移動、及び確定のための所定の操作が必要であった。
【0013】
本発明は、ワードプロセッサで画面分割する場合の操作を容易にし、分割された画面間での文書の部分移動、部分複写等を行う場合の操作を容易にすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の原理ブロック図を示している。
位置検出手段101は、表示画面上のタッチされた位置を検出するものであり、実施例ではタッチされた位置座標をCPU201に通知する画面タッチインタフェース206がこれに相当する。
【0015】
画面分割手段102は、位置検出手段101で検出された位置に基づいて表示画面を分割する。例えば、位置検出手段101で検出された位置を通過するように縦軸、或いは横軸で表示画面を分割するように構成する。また、画面分割手段102は、位置検出手段101で検出された位置が表示画面の上端、下端、左端、右端のいづれに最も近いかを判定して、該判定結果が上端、下端の場合には表示画面を縦軸で分割し、判定結果が左端、右端の場合には表示画面を横軸で分割するように構成しても良い。
【0016】
また、位置検出手段101は、表示画面上のタッチされた位置が表示画面上に表示されている分割軸上であれば、次にタッチされる該表示画面上の位置を検出し、画面分割手段102が、該次にタッチされた表示画面上の位置に基づいて表示画面を分割するように構成しても良い。
【0017】
編集手段103は、画面分割手段102によって分割された画面間での要素の編集を行うものであり、例えば要素の複写、移動を行う。編集手段103は、画面分割手段102で分割された第1の分割画面内の要素の内、位置検出手段101で検出された第1の位置と第2の位置で定まる矩形領域内の要素を、画面分割手段102で分割された第2の分割画面内の該位置検出手段101で検出された第3の位置に該矩形領域内の要素を複写、移動するように構成しても良い。
【0018】
【作用】
ワードプロセッサにおいて表示画面に表示された要素、例えば文書の編集を行う際、他文書を参照したり複写したりする場合に、表示画面を分割する必要が生じる。操作者は、画面の分割(縦軸分割/横軸分割)を指定して、表示画面上の分割したい位置をタッチする。位置検出手段101は、タッチされた位置を検出し、画面分割手段102へタッチされた座標情報を通知する。画面分割手段102は、通知された座標情報を参照してタッチされた位置を通過するように縦軸、或いは横軸を表示して表示画面を分割する。
【0019】
既に表示されている分割軸を再設定する場合、操作者は表示画面上の分割軸をタッチする。位置検出手段101は、タッチされた位置を検出し、既に表示されている分割軸が縦軸であれば、画面分割手段102はタッチされた位置を通過するように縦軸を再表示して表示画面を縦軸分割する。また、既に表示されている分割軸が横軸であれば、画面分割手段102はタッチされた位置を通過するように横軸を再表示して表示画面を横軸分割する。
【0020】
また、分割された表示画面間で文書の複写、移動等を行う場合、複写元の複写対象、或いは移動元の移動対象の範囲を指定する。指定方法としては、位置検出手段101で検出された2点の位置で形成される矩形領域内の要素を複写範囲、或いは移動範囲とする。次に、位置検出手段101は他の分割画面内がタッチされるのを検出し、タッチされた位置を複写先、或いは移動先と判定して複写範囲、或いは移動範囲内の要素をタッチされた位置に挿入する。
【0021】
【実施例】
図2は、本実施例のワードプロセッサの全体構成を示す図である。中央演算装置(以下、CPUと略す)201は、メモリ202に書かれたプログラムを順次処理することによって装置全体の制御を行う。メモリ202には編集処理等のプログラムの他に、画面に文字を表示する際に使用される文字フォント、編集時の変換に使用される辞書等が格納されており、必要に応じて順次読み出される。また、メモリ202は、操作者が作成した文書等を一時的に記憶するのにも使用される。作成された文書は、外部記憶インタフェース209を介して外部記憶装置210に格納され、必要に応じて外部記憶装置210に格納された文書がメモリ202に読み出され、操作者による編集作業が行われる。
【0022】
操作者は、表示画面203上に表示された文書を見ながら、キーボード・インタフェース208を介して接続されるキーボード207を使用して編集作業を行う。文書の表示は、CPU201がメモリ202に記憶されている文書を参照し、メモリ202に格納されている文字フォントを不図示のVRAMの所定の位置に転送することによって行われる。VRAMに格納された文字等のイメージは、画面インタフェース204によって読み出され表示画面203に表示される。
【0023】
また、作成された文書データは印刷インタフェース211を介してプリンタ装置212に転送され、プリンタ装置212で文書の印刷が行われる。
表示画面203には、表示画面203上に重ねてタッチパネルからなる画面タッチ機構205が設けられている。表示画面203がタッチされると、画面タッチ機構205から画面タッチインタフェース206に制御信号が送出される。画面タッチインタフェース206は表示画面203上のタッチされた位置座標をCPU201に通知する。
【0024】
図3は、画面分割の処理のフローチャートを示している。以下に、図2の全体構成図を参照しながら画面分割の処理を説明する。
先ず、縦軸分割/横軸分割の指定を行う。指定方法としては、キーボード207上の縦軸分割/横軸分割の機能が割り付けられたキーを押すか、或いは、表示画面203を見ながら表示画面203上の縦軸分割/横軸分割を示す所定の位置をタッチすることにより行う(ステップS101)。
【0025】
次に、表示画面203上がタッチされるのを待つ。表示画面203上がタッチされると、画面タッチインタフェース206はCPU201にタッチされた位置座標を通知する(ステップS102)。
【0026】
通知された位置座標が、表示画面203内の画面分割可能な位置か否かを判定する。例えば、縦軸分割が指定されてタッチされた位置が表示画面203内の右端或いは左端に近い位置であれば、画面分割が不可能であると判定して前ステップS102に戻る。また、タッチされた位置が右端或いは左端に近くない位置であれば画面分割が可能であるとして次のステップへ進む(ステップS103)。
【0027】
ステップS101で縦軸分割が指定されていれば、前ステップS103でタッチされた位置を通過するように縦軸を表示して、表示画面203を分割する。また、横軸分割が指定されていれば、タッチされた位置を通過するように横軸を表示して、表示画面203を分割する(ステップS104)。
【0028】
以上の処理により、画面分割が行われる。図4(a)、(b)は、実際の画面上での操作を示した図であり、図4(a)は画面分割されていない状態の編集画面を示している。例えば、横軸分割を指定した後に表示画面203上のA点301をタッチしたとする。表示画面203は、A点301を通過するように横軸が表示され、図4(b)に示すように横軸302によって画面は2つに分割される。
【0029】
図5は、他の画面分割の処理のフローチャートを示している。図3を用いて説明した処理と異なる点は、縦軸分割であるか横軸分割であるかを自動的に判定する点である。
【0030】
先ず、画面分割の指定を行う。指定方法としては、キーボード207上の画面分割の機能が割り付けられたキーを押すか、或いは、表示画面203を見ながら表示画面203上の画面分割を示す所定の位置をタッチすることにより行う(ステップS201)。
【0031】
次に、表示画面203上がタッチされるのを待つ。表示画面203上がタッチされると、画面タッチインタフェース206はCPU201にタッチされた位置座標を通知する(ステップS202)。
【0032】
前ステップS202で通知された位置座標から、縦軸分割であるか横軸分割であるかを判定する。判定方法として、先ず、タッチされた位置が右端、左端のいずれに近いかを判定する。例えば、図6(a)に示すように表示画面上のB点303がタッチされた場合に、左端に近いので左端からの座標xを求める。次に、タッチされた位置が上端、下端のいずれに近いかを判定する。B点303は上端に近いので上端からの座標yを求める。求められた座標xとyを比較し、x<y(タッチされた位置が上端、下端、左端、右端のうち最も左端に近い場合)であれば横軸分割であると判定し、x>y(タッチされた位置が上端、下端、左端、右端のうち最も上端に近い場合)であれば縦軸分割であると判定する。
【0033】
図6(b)に示すように表示画面上のC点304がタッチされた場合には、左端に比べて右端に近いので右端からの座標x’を求める。次に、タッチされた位置が上端に比べて下端に近いので下端からの座標y’を求める。求められた座標x’とy’を比較し、x’>y’(タッチされた位置が上端、下端、左端、右端のうち最も下端に近い場合)であれば縦軸分割であると判定し、x’<y’(タッチされた位置が上端、下端、左端、右端のうち最も右端に近い場合)であれば横軸分割であると判定する。
【0034】
図6(a)は左端と上端に近い場合、図6(b)は右端と下端に近い場合を示しているが、タッチした位置が左端と下端に近い場合、或いは右端と上端に近い場合にも同様にして縦軸分割/横軸分割の判定が可能である(ステップS203)。
【0035】
ここで、本実施例では、縦軸分割/横軸分割の判定の際に、左端または右端からの絶対座標値と、上端または下端からの絶対座標値を比較したが、横方向の画面サイズ(最大座標値)と左端または右端からの絶対座標値で求められる比率と、縦方向の画面サイズ(最大座標値)と上端または下端からの絶対座標値で求められる比率を比較して縦軸分割/横軸分割の判定を行ってもよい。
【0036】
前ステップS203で縦軸分割であると判定されていれば、ステップS202でタッチされた位置を通過するように縦軸を表示して、表示画面203を分割する。また、横軸分割であると判定されていれば、タッチされた位置を通過するように横軸を表示して、表示画面203を分割する(ステップS204)。
【0037】
図7は、画面の再分割の処理のフローチャートを示している。
先ず、表示画面203上がタッチされるのを待つ。表示画面203上がタッチされると、画面タッチインタフェース206はCPU201にタッチされた位置座標を通知する(ステップS301)。
【0038】
次に、前ステップS301でタッチされた位置が表示画面203に表示された分割軸上にあるか否かを判定する。分割軸上にあれば次のステップS303へ進み、分割軸上になければ前ステップS301に戻る(ステップS302)。
【0039】
タッチされた位置が分割軸上にあれば、再び表示画面203上がタッチされるのを待つ。表示画面203上がタッチされれば、画面タッチインタフェース206はタッチされた位置座標を通知する(ステップS303)。
【0040】
通知された位置座標が、表示画面203内の画面分割可能な位置か否かを判定する。例えば、縦軸分割が指定されてタッチされた位置が表示画面203内の右端或いは左端に近い位置であれば、画面分割が不可能であると判定して前ステップS303に戻る。また、タッチされた位置が右端或いは左端に近くない位置であれば画面分割が可能であるとして次のステップS305へ進む(ステップS304)。
【0041】
最初に表示されていた分割軸が縦軸であれば、前ステップS304でタッチされた位置を通過するように縦軸を表示して、表示画面203を分割する。また、最初に表示されていた分割軸が横軸であれば、タッチされた位置を通過するように横軸を表示して、表示画面203を分割する(ステップS305)。
【0042】
以上の処理により、画面の再分割が行われる。図8(a)、(b)は、実際の画面上での操作を示した図であり、図8(a)は既に画面分割されている状態の編集画面を示している。例えば、表示画面203に表示された横軸上のD点305をタッチしたとする。続いて、D点305から数行下のE点306をタッチすると、E点306を通過するように横軸が再表示され、図8(b)に示すように画面は2つに再分割される。
【0043】
図9は、表示画面203が既に分割されていて、それぞれの分割された画面に表示された文書間での移動/複写等の編集処理について示したものである。既に分割されている画面をそれぞれ分割画面1、分割画面2とする。
【0044】
先ず、移動/複写等の指定を行う。指定方法としては、キーボード207上の移動或いは複写の機能が割り付けられたキーを押すか、或いは、表示画面203を見ながら表示画面203上の移動/複写を示す所定の位置をタッチすることにより行う(ステップS401)。
【0045】
次に、移動対象、或いは複写対象の範囲指定を行う。範囲指定の方法として、例えば分割画面1に表示された文書の内容を移動する場合には、分割画面1に表示された文書の移動範囲を始点と終点の位置をタッチすることによって行う。即ち、タッチされた始点と終点によって形成される矩形領域内の文書を移動対象、複写対象とする(ステップS402)。
【0046】
続いて、表示画面203上がタッチされるのを待つ。表示画面203上がタッチされると、画面タッチインタフェース206はCPU201にタッチされた位置座標を通知する(ステップS403)。
【0047】
前ステップS403でタッチされた位置が、分割画面1上であるか分割画面2上であるかを判定する。分割画面1であれば、同じ分割画面内での移動/複写であるので通常の移動/複写処理を行うためにステップS409へ進む。また、タッチされた位置が分割画面2内であれば、分割画面間での移動/複写として次のステップS405へ進む(ステップS404)。
【0048】
次に、分割画面1内に表示されている文書が分割画面2に表示されている文書と同一の文書であるか否かを判定する。同一文書であればステップS407へ進み、他文書であればステップS406へ進む(ステップS405)。
【0049】
分割画面1内に表示されている文書と、分割画面2内に表示されている文書とが他文書の場合には、文書の制御を切り換える。これは、2つの文書が別々の文書であるため、メモリ202に格納された文書メモリ領域、管理領域が別々に存在する。例えば、桁数や、書式等のデータがそれぞれ文書固有にあるため、自文書から他文書へ制御を移す場合には、これらのデータを他文書のデータに切り換える必要がある。このデータの切り換えによって、分割画面1内に表示された自文書から、分割画面2内に表示された他文書の環境と文書領域に切り換えることが可能になる(ステップS406)。
【0050】
ステップS402で範囲指定された移動対象、或いは複写対象を、ステップS403で指定された移動先/複写先へ移動、或いは複写して処理を終了する(ステップS407)。
【0051】
以上の処理により、分割された画面間での移動/複写等が行われる。図10(a)、(b)、(c)は、実際の画面上での複写の操作を示した図であり、図10(a)は既に画面が分割された状態を示している。分割画面1(上の分割画面)には、2つの表が表示されている。図10(b)は複写対象が範囲指定された状態を示しており、操作者によってタッチされた表示画面203上の2点(F点307とG点308)によって形成される矩形領域内が複写対象となる。図10(c)は複写対象が複写先に複写された状態を示している。操作者は移動先である分割画面2(下の分割画面)内のH点309をタッチすることによって、範囲指定された複写対象がH点に複写される。
【0052】
以上の説明では、編集対象として文書を用いて説明したが、図形等の要素であっても良いことは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】
本発明によると、表示画面を分割する際、縦軸分割/横軸分割の指定をした後に表示画面上をタッチするという唯一の操作で可能になり、操作手順が大幅に削減された。
【0054】
また、画面分割を指定した後に表示画面上をタッチするという唯一の操作で自動的に縦軸分割か横軸分割かを判定して分割するため、縦軸分割/横軸分割を指定する手順を省くことが可能になった。
【0055】
更には、分割された画面間での文書の部分複写、部分移動等を行う場合、複写元或いは移動元の文書の一部を範囲指定するための操作が表示画面上の2回のタッチによって可能となり、複写先或いは移動先の位置を指定するための操作が表示画面上の1回のタッチによって可能となったために、部分複写、部分移動をする際の操作手順が大幅に削減された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示すブロック図である。
【図2】本発明のワードプロセッサの全体構成を示す図である。
【図3】画面分割の処理を示すフローチャートである。
【図4】(a)は画面が分割される前の状態を示す図であり、(b)は画面が分割され後の状態を示す図である。
【図5】他の画面分割の処理を示すフローチャートである。
【図6】横軸分割/縦軸分割を自動的に判定する方法を示す図である。
【図7】画面の再分割の処理を示すフローチャートである。
【図8】(a)は既に画面分割されている状態を示す図であり、(b)は画面が再分割れた状態を示す図である。
【図9】分割された画面間での移動/複写の処理を示すフローチャートである。
【図10】(a)は既に画面が分割されている状態を示す図であり、(b)は複写対象が範囲指定された状態を示す図であり、(c)は複写対象が複写先に複写された状態を示す図である。
【図11】(a)は従来のワードプロセッサの文書作成画面を示す図であり、(b)は従来のワードプロセッサのキーボードを示す図である。
【図12】従来の画面分割の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 位置検出手段
102 画面分割手段
103 編集手段
201 中央演算装置(CPU)
202 メモリ
203 表示画面
204 画面インタフェース
205 画面タッチ機構
206 画面タッチインタフェース
207 キーボード
208 キーボード・インタフェース
209 外部記憶インタフェース
210 外部記憶装置
211 印刷インタフェース
212 プリンタ装置
Claims (4)
- 表示画面上のタッチされた位置を検出する位置検出手段と、
該位置検出手段で検出された位置に基づいて前記表示画面を分割する画面分割手段と、
を有し、
前記画面分割手段は、前記位置検出手段で検出された位置が前記表示画面の上端、下端、左端、右端のいづれに最も近いかを判定し、該判定結果が上端、下端の場合には前記表示画面を縦軸で分割し、前記判定結果が左端、右端の場合には前記表示画面を横軸で分割する、
ことを特徴とするワードプロセッサ装置。 - 表示画面上のタッチされた位置を検出する位置検出手段と、
該位置検出手段で検出された位置を通過するように縦軸又は横軸の分割軸を表示して前記表示画面を分割する画面分割手段と、
を有し、
前記位置検出手段は、前記表示画面上のタッチされた位置が該表示画面上に表示されている分割軸上であれば、次にタッチされる前記表示画面上の位置を検出し、
前記画面分割手段は、前記次にタッチされた表示画面上の位置に基づいて該表示画面を分割する新たな分割軸を表示すると共に前記次にタッチされる前の表示画面上に表示されていた前記分割軸を消去し、前記新たな分割軸で前記画面を分割するに際しては、前記位置検出手段で検出された位置が前記表示画面の上端、下端、左端、右端のいづれに最も近いかを判定し、該判定結果が上端、下端の場合には前記表示画面を縦軸で分割し、前記判定結果が左端、右端の場合には前記表示画面を横軸で分割する、
ことを特徴とするワードプロセッサ装置。 - 表示画面上のタッチされた位置を検出する位置検出工程と、
該位置検出工程で検出された位置に基づいて前記表示画面を分割する画面分割工程と、
を含み、
前記画面分割工程は、前記位置検出工程で検出された位置が前記表示画面の上端、下端、左端、右端のいづれに最も近いかを判定し、該判定結果が上端、下端の場合には前記表示画面を縦軸で分割し、前記判定結果が左端、右端の場合には前記表示画面を横軸で分割する、
ことを特徴とするワード処理方法。 - 表示画面上のタッチされた位置を検出する位置検出工程と、
該位置検出工程で検出された位置を通過するように縦軸又は横軸の分割軸を表示して前記表示画面を分割する画面分割工程と、
を含み、
前記位置検出工程は、前記表示画面上のタッチされた位置が該表示画面上に表示されている分割軸上であれば、次にタッチされる前記表示画面上の位置を検出し、
前記画面分割工程は、前記次にタッチされた表示画面上の位置に基づいて該表示画面を分割する新たな分割軸を表示すると共に前記次にタッチされる前の表示画面上に表示されていた前記分割軸を消去し、前記新たな分割軸で前記画面を分割するに際しては、前記位置検出手段で検出された位置が前記表示画面の上端、下端、左端、右端のいづれに最も近いかを判定し、該判定結果が上端、下端の場合には前記表示画面を縦軸で分割し、前記判定結果が左端、右端の場合には前記表示画面を横軸で分割する、
ことを特徴とするワード処理方法。
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