JP3786801B2 - 表装用複合タイル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はあらかじめ鉄製部材又は強磁性体面を有する被着面に貼着でき、建造物の壁面、床面等の内外装用の表装材又は工事現場等の仮設鉄製部材の装飾等に使用できる表装用複合タイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築用として頻繁に用いられる磁器タイル等の窯業系タイルは多くの場合、接合材としてモルタルを用い左官作業により張り付け、あるいは、タイル固定のための固定部材を付設した後、挿入部に対応した形状のタイルを挿入する方法も採られている。窯業系タイルの外、木製、合成樹脂製、金属製など種々のタイルがあり、貼着方法もモルタルに限らず、接着剤など他の貼着手段により壁面や床に貼着する場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したいずれの施工方法も、タイルを貼着し目地処理を行うことは時間を要し、良質の仕上げには熟練した職人を必要とし、種々の材料から成るタイルを接着剤で固定する場合でも、一定の目地幅に仕上げ、あるいは多様な色や形のタイルを組み合わせて所定の図柄に仕上げることは熟練者による手間のかかる作業が必要であった。
【0004】
本発明は上記のような従来の欠点を解消し、建造物の鉄製部材の表面又はあらかじめ強磁性体面を形成した被着体に、タイルを簡単に貼ることができ、熟練工を必要とせず、施工場所によってはいわゆる日曜大工でもタイルの模様替えができるタイルを提供し、また、貼り替え作業の困難な高所や貼り替えの必要がなく強固な固定の望まれる場所では、施工中は着脱自在に簡単に施工でき、施工完成後は容易に剥がせず長期の固定に耐える表装用複合タイルを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による表装用複合タイルは、強磁性体製の被着体に磁気吸着にて取り付けることができるものであって、タイルと、その裏面に設けられる可撓性のシート状磁石とで構成され、このシート状磁石は、強磁性体製の被着体と接触する面側に、両端が異極となるように配列された縞状の多極着磁が施されていると共に、その中央部がタイルの裏面の略中央部に接着にて貼り合わされていて強磁性体製の被着体に磁気吸着させて引き離す時に吸盤作用を生じせしめる構成となっている。
この構成によれば、シート状磁石が可撓性となっているため、被着体の表面に若干の凹凸があっても安定した施工ができる。
【0006】
なお、タイル裏面に貼り合わせるシート状磁石には、強磁性体製の被着体側に接着剤層が設けられていると、磁力と接着剤によって長期間にわたって強力に固定することができる。
【0007】
また、シート状磁石をタイル周縁の一辺あるいは任意の複数辺を一定寸法突出させると、均一幅の目地が簡単に形成できるので好適である。
【0008】
タイル裏面に貼り合わせるシート状磁石として、アクリルゴム、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレン非共役ジエン三元重合体エラストマー、エチレン・酢酸ビニル共重合体エラストマー、塩素化ポリエチレン、クロロスルフォン化ポリエチレンの中の一種以上を非架橋で使用した有機高分子粘結材を含有した可撓性ボンド磁石を用いた場合、長期間の固定に耐えるタイルを得ることができる。
【0009】
【作用】
上記のように構成した複合タイルを強磁性体の被着面に並行して施工する場合、タイルのシート状磁石の最初と最後の磁極が異極となるように磁極配置されているので、タイルの向きを変えて貼り付けることにより、異極同士隣接し磁極の異極吸引または同極反発によって、容易に隙間無く目的の位置に貼り付けることができる。
【0010】
なお、磁石に可撓性があるため凹凸のある被着面でも充分沿うことができ、隙間無く吸着することができる。
また、磁力だけでなく吸盤作用も加わるので剥離抵抗を増大させることができる。
一方、複合タイルを貼り替えや不要時に外したい時は、磁石の縁部を剥がすようにするだけの簡単な作業で行うことができる。
【0011】
強磁性体の被着面と接触する磁石表面側に接着剤層を設けたタイルは貼り替える必要が無く強力な固定力の必要な場所に用いると最適であり、また、高所など作業の困難な場所では磁力により被着面に吸着するので作業中のタイル落下のおそれがなく、目的の位置に磁気吸着力で保持した後、接着剤の接着力の発現により剥がれないように貼り付けることができる。
【0012】
タイル裏面に貼り合わせたシート状磁石を縁部から突出し、一定幅の目地用突出部を設けたタイルは、タイル全周縁に目地用突出部を設けたものを隣接して並行することにより幅広の目地になり、隣接するタイル縁部の一方のみ目地用突出部のあるものを用いると幅狭の目地となる。目地用突出部の幅が一定であるため、タイル施工に技術を必要とせずに単にタイルを並列するだけで、作業を完了することができる。タイル面と目地用突出部との段差を無くしたいときは目地用突出部で形成された目地にタイルの厚みと同等の厚さを有する目地材を埋め込むことにより目地を完成する。
【0013】
タイル裏面に貼り合わせるシート状磁石として、アクリルゴム、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレン非共役ジエン三元重合体エラストマー、エチレン・酢酸ビニル共重合体エラストマー、塩素化ポリエチレン、クロロスルフォン化ポリエチレンの中の一種以上を非架橋で使用した有機高分子粘結材を含有した可撓性ボンド磁石を用いることにより、タイル施工時や施工後しばらくの間は貼り替えて修正することができ、施工後の日数経過に伴って強力な接着を得ることができる。
【0014】
特に被着体の塗装がラッカー塗料、アクリル変性ラッカー塗料又はフタール酸塗料を使用している場合、あるいは被着体表面にゴム系接着剤を塗布乾燥している場合は、タイルを磁気吸着したのち日数の経過に従ってブロッキング現象、即ち長時間加圧接触することにより接着する現象が進行し強固な接着を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明ではタイルとシート状磁石とを貼り合わせるが、この場合のタイルとしては窯業系タイル(例えば 陶磁器、ガラス、セメント等)、無機物・有機物複合タイル(例えば 無機物粉と少量の有機粘結材から成るタイル、金属板、木質製、プラスチック製のタイル等)種々の材質のものが使用できる。
【0016】
また、シート状磁石としては、磁石材料粉末と有機高分子粘結材を主成分とするボンド磁石(例えば バリウムフェライト系ゴム磁石、ストロンチウムフェライト系ゴム磁石など)等、市販のものが利用できる。
【0017】
タイルとシート状磁石の貼り合わせ手段としては、接着剤、熱融接、接着又は粘着剤の両面テープなどを用いることができ、タイル又は磁石の材質に応じて使い分けられる。例えば、剛性の大きい材質同士貼り合わすときは衝撃又は熱膨張率の差による応力を生ずるので、弾性エポキシ接着剤など弾性を有する反応型接着剤が適当である。また、可撓性ボンド磁石(ゴム磁石)を使用したときはフェノール変性ニトリルゴム系、フェノール変性クロロプレンゴム系、ウレタン系接着剤が最適である。タイル裏面の表面性が劣る場合、発泡体を基材とする両面粘着テープが好適である。
【0018】
以下、図面にしたがって、本発明の具体的実施例について説明する。なお、下記実施例は、複合タイルの外形が矩形の場合について説明したものである。
【0019】
【実施例1】
図1(A)(B)は第1実施例の使用状態を示したもので、(A)は壁面に吸着した断面図、(B)は複合タイル4枚の施工における磁極配列状態を示した説明図である。
【0020】
1は市販の窯業系タイル(縦・横・厚さ90×90×8mm)である。2は極間9mmピッチで片面多極着磁した厚さ4mmのシート状磁石で、タイル1と同一寸法に形成され、相対する両端が異極となるように着磁されている。このシート状磁石は等方性バリウムフェライト焼結磁石で、市販の未着磁品をワンターンパルス着磁ヨークにより着磁して用いている。タイル1とシート状磁石2とは、弾性エポキシ系接着剤をタイル裏面にハケで塗布した後4辺を重ね合わせ、室温約20℃に放置して接着し貼り合わせを完成する。
【0021】
3は上記の複合タイルを吸着した被着体で、厚さ0.8mmの塗装鋼板から成る外壁面である。被着体3に吸着した複合タイルは両端に位置する磁極が異極であるため、図1(B)に示すように同一構造のタイルの向きを替えて並列するだけで、異極同士を対応することができ隣接するタイルが自然に吸着しあい複数のタイルを隙間なく並列することができる。
【0022】
磁力のみで吸着する上記複合タイルは施工後も簡単に着脱でき、初心者でも簡単に貼り替えて模様替えすることができる。一方、貼り替えの必要がなく、より強力な固定をするためにはシート状磁石の着磁面側に弾性エポキシ接着剤を塗布し、磁力と接着剤とによって固定する。この場合の接着剤はタイルとシート状磁石の接着に使用したものと同一の接着剤を用いても良い。
【0023】
【実施例2】
実施例2は基本的には実施例1と同一構造である。タイル1は市販の窯業系タイル(縦・横・厚さ90×90×5mm)である。シート状磁石2は厚さ1.5mmで極間3mmピッチの片面多極着磁で、タイル1と同一寸法に形成され、相対する両端が異極となるように着磁されている。
【0024】
このシート状磁石は等方性ストロンチウムフェライト系ゴム磁石で、実施例1と同様の方法で着磁して用いている。タイル1とシート状磁石2とは、それぞれの裏面にフェノール変性ニトリルゴム系接着剤を塗布した後、実施例1と同様に処置して貼り合わせを完成する。実施例1と同様の作用を有する。
【0025】
上記の実施例1及び2ではタイルの裏面全面に磁石を設けたが、タイル裏面の一部、例えば額縁状や相対向する辺に沿った縁部、中央部のみに設けるだけでも同様の作用を得ることができる。
【0026】
【実施例3】
図2(A)(B)は第3実施例を示したもので、(A)は断面図、(B)は平面図である。タイル1は市販の窯業系タイル(縦・横・厚さ90×90×5mm)である。タイル1に貼り合わせたシート状磁石2はタイル1の周囲から3mmの幅で突出し、目地用突出部4を形成している。
【0027】
このシート状磁石は厚さ1.5mm、極間3mmピッチの片面多極着磁で、相対する両端が異極となるように着磁されている。タイル1とシート状磁石2との貼り合わせにはフェノール変性ニトリルゴム系接着剤を塗布した後、実施例1と同様に処置して貼り合わせを完成する。
【0028】
この複合タイルを例えば塗装鋼板外壁面に並列して吸着すると、6mm幅の真っすぐな目地を形成することができ、目地部にタイル1と同じ厚みを有する目地材を嵌め込むことによりタイル1の表面との段差をなくすこともできる。また、図3(A)(B)(C)に示したように、目地用突出部4をタイル1周縁の一部に設けたものを形成することにより、利用範囲の拡大を図ることができる。
【0029】
即ち、互いに隣接する辺の一方のみ目地用突出部4を設けたものを用いて施工すると、3mm幅の目地を形成できる。また、床や壁の端部、目地のない方が都合の良い部分など施工場所に応じて図2及び図3に示した各種のものを使い分けて理想通りの施工をすることができる。
【0030】
【実施例4】
図4(A)(B)は第4実施例を示したもので、(A)は断面図、(B)は平面図である。タイル1は市販のステンレススチールSUS430を断裁して作成したもので、(縦・横・厚さ)は(100×100×1mm)である。シート状磁石2は異方性ストロンチウムフェライト系ゴム磁石を用い、2.5mmピッチで実施例1と同様に多極着磁用ヨークによって片面着磁したものである。タイル1と同一形状に切断したシート状磁石2の両端磁極は異極にしている。
【0031】
5はタイル1とシート状磁石2とを貼り合わせた接着剤層で、中央に直径約30mmの円状にウレタン系接着剤を塗布している。その後、実施例1と同様に処置し貼り合わせを完了する。
【0032】
この複合タイルを室内壁面、例えば鉄粉60V%を練り込んだ塩素化ポリエチレンシート(厚さ0.8mm)の被着体に貼り付けると、被着面に若干の凹凸があっても、シート状磁石とタイル1とは中央部のみを固定したので、図4(A)の二点鎖線で示したように固定されていない回りの部分を被着面に沿って吸着することができ、磁気吸着力と吸盤作用により複合タイルを固定することができる。複合タイルの貼り替えなど剥がしたいときはシート状磁石の端部から簡単に剥がすことができる。
【0033】
【実施例5】
第5実施例は実施例1と同様にタイルとシート状磁石とを同一形状にしたもので、図1(A)にしたがって説明する。タイル1はビニルタイルで(縦・横・厚さ)が(100×100×5mm)のビニルタイルである。シート状磁石2は極間2.5mmピッチで片面多極着磁したもので、タイル1と同一形状の磁石2は両端が異極となるように磁極配列されている。
【0034】
このシート状磁石2は等方性ストロンチウムフェライト系ゴム磁石で、粘結材としてエチレン酢酸ビニル共重合体エラストマーを非架橋で使用し、公知の方法でシート状磁石としたものである。タイル1とシート状磁石2とはフェノール変性ニトリルゴム系接着剤をタイル1の裏面に塗布し、実施例1と同様に処置し複合タイルを完成する。
【0035】
この複合タイルを厚さ0.8mmのラッカー塗装鋼板から成る外壁面に吸着すると、施工時や施工後数日間は容易に着脱することができるが、施工後、吸着した状態で長時間放置すると、磁石の吸着力とブロッキング現象の進行によって剥がしにくくなり、2週間程度経過すると全面にブロッキング現象が生じ壁面に強力に固定することができる。
【0036】
実施例5に用いたシート状磁石2は粘結材としてエチレン酢酸ビニル共重合体エラストマーを非架橋で使用しているが、エチレン酢酸ビニル共重合体エラストマーに代わるエラストマーとしてアクリルゴム、エチレンプロピレンゴム、塩素化ポリエチレン、クロロスルフォン化ポリエチレンの中のいずれかを用い実施例5と同様に製造したシート状磁石を貼り付けた複合タイルも実施例5と同様の結果が得られた。
【0037】
即ち、前記複合タイル裏面のエラストマーを非架橋で用いたシート状磁石はブロッキング性について、14日後には全面にブロッキングを生じた。しかし、エチレン酢酸ビニル共重合体エラストマーで架橋したシート状磁石を用いた複合タイルは14日程度ではブロッキングを生じず、強力な固定には非架橋がふさわしいことを示している。
【0038】
【発明の効果】
本発明は上記のような構成及び作用を有するので、複合タイルの施工が簡単で未経験者でも並列するだけで完成度の高い施工をすることができ、しかも施工場所に応じた複合タイルを選択して用いることにより模様替え等着脱の容易な貼着と容易にはがせない強力な固定を行うことができる。
【0039】
即ち、裏面のシート状磁石の最初と最後の磁極が異極となるように磁極配置されているタイルは、タイルの向きを変えて貼り付けることにより、異極同士隣接し磁極の異極吸引または同極反発によって、容易に隙間無く目的の位置に貼り付けることができ、また、施工技術を必要としないので目地用磁石突出部を有する場合も同様に並列するだけで、一定幅の目地ができる。
【0040】
施工場所によって必要なときは磁石突出部で形成された目地にタイルの厚みと同等の厚さを有する目地材を埋め込むことによりタイル面と目地との段差を無くすことができる。その上、磁力によって貼り付けているので貼り替えや不要になったときは簡単に剥がすことができる。
【0041】
高所など作業の困難な場所や貼り替えの必要が無く強力な固定力の必要な場所では、強磁性体の被着面と接触する磁石表面側に接着剤層を設けたタイルを用いると、施工中は磁力により仮止めできタイル落下のおそれがなく、安全である。更に、目的の位置に磁気吸着力で保持した後、接着剤の接着力の発現により剥がれないように貼り付けることができる。
【0042】
タイルと可撓性シート状磁石とを中央部でのみ接着したものは被着面に吸着したときに磁力だけでなく吸盤作用が加わり、剥離抵抗が増大し不測の力が加わっても簡単に外れないが、外したいときは磁石の端縁を剥がすようにすると容易に外すことができる。更に、磁石の可撓性によって被着面の凹凸に対しても十分沿うことができ、隙間無く吸着することができる。
【0043】
タイル裏面に、既に列挙したアクリルゴム等を非架橋で使用した有機高分子粘結材を含有した可撓性ボンド磁石を用いることにより、タイル施工時や施工後しばらくの間は着脱が容易にでき、施工後の日数経過に伴って強力な接着を得ることができる。特に被着体の塗装がラッカー塗料、アクリル変性ラッカー塗料又はフタール酸塗料を使用している場合、あるいは被着体表面にゴム系接着剤を塗布乾燥している場合は、日数の経過に従ってブロッキング現象が進行し複合タイルを強力に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は第1実施例の使用状態を示したもので、(A)は壁面に吸着した断面図、(B)は複合タイル4枚の施工における磁極配列状態を示した説明図。
【図2】(A)(B)は第3実施例を示したもので、(A)は断面図、(B)は平面図。
【図3】(A)(B)(C)は第3実施例において、目地用突出部をタイル周縁の一部に設けた場合の平面図。
【図4】(A)(B)は第4実施例を示したもので、(A)は断面図、(B)は平面図。
【符号の説明】
1 タイル
2 シート状磁石
4 目地用突出部
5 接着剤層
Claims (4)
- 強磁性体製の被着体に磁気吸着にて取り付けることができる表装用複合タイルであって、
タイルと、その裏面に設けられる可撓性のシート状磁石とで構成され、
該シート状磁石は、上記強磁性体製の被着体と接触する面側に、両端が異極となるように配列された縞状の多極着磁が施されていると共に、その中央部が上記タイルの裏面の略中央部に接着にて貼り合わされていて上記強磁性体製の被着体に磁気吸着させて引き離す時に吸盤作用を生じせしめるものであることを特徴とする表装用複合タイル - 上記タイル裏面に貼り合わせるシート状磁石には、上記強磁性体製の被着体側に接着剤層が設けられていることを特徴とする請求項1記載の表装用複合タイル
- 上記タイル裏面に貼り合わせるシート状磁石は、該タイル周縁の少なくとも一辺で一定寸法突出して貼り合わされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の表装用複合タイル
- 上記タイル裏面に貼り合わせるシート状磁石は、アクリルゴム、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレン非共役ジエン三元重合体エラストマー、エチレン・酢酸ビニル共重合体エラストマー、塩素化ポリエチレン、クロロスルフォン化ポリエチレンの中の一種類以上を非架橋で使用した有機高分子粘結材を含有した可撓性ボンド磁石であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表装用複合タイル
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