JP2000110330A - 床敷材 - Google Patents

床敷材

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JP2000110330A
JP2000110330A JP10286748A JP28674898A JP2000110330A JP 2000110330 A JP2000110330 A JP 2000110330A JP 10286748 A JP10286748 A JP 10286748A JP 28674898 A JP28674898 A JP 28674898A JP 2000110330 A JP2000110330 A JP 2000110330A
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
double
adhesive tape
decorative
base panel
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Pending
Application number
JP10286748A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kitagawa
陽一 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】床版上に敷設したベースパネルに化粧パネルを
載せて化粧床面を構成する床敷材において、接着剤を用
いずに簡易な作業で化粧パネルをベースパネルに固定
し、移送中も安定的に固定状態を維持できるようにす
る。 【解決手段】ベースパネル1のパネル面に両面粘着テー
プ3を貼着し、その上に化粧パネル2を重ねて止着す
る。両面粘着テープ3を介して接合する両パネルの接触
部位の面積を大きくとれば大きな接着強度が得られ、接
触部位の面積を少なくすれば接着強度は小さくなり、両
面粘着テープ3の幅及び長さ、使用本数などを変えて調
節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モルタル床や路
面、庭先などの屋内外の床版上に敷設して化粧床面を形
成する床敷材に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は床敷材の一例を示し、これは周縁
に継手部91aを有して成形された合成樹脂製のベース
パネル91上に、表面に装飾が施された複数枚の化粧パ
ネル92を敷設し、接着剤により止着一体化させてなる
ものである。そして、一体化された状態で施工現場に持
ち運び、上記継手部91aを介して互いに連結させなが
ら複数枚を床版上に敷きつめ、さらに敷きつめられたパ
ネル表面に目地加工を施して、化粧床面が形成されるよ
うになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ベースパネル91と化
粧パネル92の固着に接着剤を用いたのでは、接着剤が
硬化するまでに時間を要し、また、運搬中に化粧パネル
が割れたり破損したりしたときに化粧パネルの取り替え
が難しく、廃棄する際の分別も困難であるといった問題
があった。
【0004】一方、両パネルが接着剤により止着されて
いると否とを問わず、床版上に敷設した後に行う目地加
工によって両パネルは強固に固定されるので、両パネル
が搬送され敷設されるまでの間に分離しないのであれ
ば、接着剤以外の手段で両パネルを固定することは何ら
差し支えがない。
【0005】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑み、床版上に敷設したベースパネル上に、装飾
された化粧パネルを敷設して化粧床面を構成する床敷材
において、接着剤を用いずに簡易な作業で化粧パネルを
ベースパネルに固定し、移送中も安定的に固定状態を維
持できるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の床敷材は、床版上に敷設される合成樹脂製のベ
ースパネルと、ベースパネル上に敷設される化粧パネル
からなり、上記化粧パネルが両面粘着テープによりベー
スパネルに止着されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は第1実施形態の床敷材の要
部断面図、図2はベースパネルと化粧パネルの接着状態
を示した断面図、図3及び図4は第2実施形態の床敷材
の上面図及びそのベースパネルの上面図、図5は第3実
施形態のベースパネルに両面粘着テープを貼着した状態
の上面図、図6は第4実施形態の床敷材の構造を示す上
面図及び側面図、図7及び図8は接着剤を併用するとき
に用いる容器の外観図及び各部材を接着した状態の拡大
断面図である。
【0008】本発明の床敷材は、図1に断面で示されて
いるように、ベースパネル1と化粧パネル2を、両面粘
着テープ3を介して互いに止着したものである。
【0009】ベースパネル1は、合成樹脂その他適宜な
材料を用い、適宜な形状及び寸法に形成されたものを用
いることができる。ベースパネル1の形状や寸法は、床
敷材の利用場所や用途によって選定されるが、少なくと
も上面の化粧パネル2が敷設される部位は、両面粘着テ
ープ3を介して化粧パネル2の底面と接触するように設
けることが好ましい。接触部位の面積を大きくとれば大
きな接着強度が得られ、接触部位の面積を少なくすれば
接着強度は小さくなる。同一パネル内に複数枚の化粧パ
ネル2を敷設する場合に、全ての化粧パネルが均等な接
着強度で止着されるように接触部位を設けること、敷設
される位置によって接着強度が異なるように接触部位を
面積を異ならせて設けることは任意である。
【0010】化粧パネル2は、ベースパネル1上に複数
枚を並べて敷設し得る適宜な形状及び寸法に形成されて
おり、タイルなどの陶磁器製や合成樹脂製、木製その他
適宜な材質のもの、より好ましくは表面に化粧が施され
た外観のものを用いることができる。比較的重量があ
り、ベースパネル1に接着剤で固定されることの多かっ
た陶磁器タイルへの本発明の適用は特に効果的である。
【0011】両面粘着テープ3は、テープ両面に感圧接
着剤が塗布されたものを用いることができる。タイルの
ように化粧パネル2の裏面に凹凸がある場合、図2
(B)に示す如く、ベースパネル1に敷設した状態で接
触面積が小さくなり、十分な接着強度が得られなくな
る。よって、同図(A)に示す如く、このような凹凸を
両面粘着テープ3で吸収し、平滑な面としてベースパネ
ル1と接触するよう、両面粘着テープ3は、弾性を有す
る厚み大きいもの、例えばブチルゴム系の組成のテープ
で1〜2mm程度の厚さのものを用いることが好まし
い。両面粘着テープ3は、上記ベースパネル1の上面に
形成された化粧パネル2との接触部位に、適宜な大きさ
に切断したものを貼着して用いることができる。
【0012】第2実施形態の床敷材は、図3及び図4に
示されているように、ベースパネル1を、上面に化粧パ
ネル2が縦横三列に並べて設置することのできる平面視
略正方形の枠状に設けると共に、そのパネル面1aに中
心部を通るように縦横及び対角斜めに伸びるリブ12,
12,・・・を設け、各リブの化粧パネル2が載る部位
に、各化粧パネルの裏面と二箇所で接合する、両面粘着
テープ3を貼着可能な大きさの円形の接合面部13,1
3を設けて形成したものである。
【0013】ベースパネル1の周辺縁には、継手部とし
て係合可能な対応形状とした係合突起14aと係合受部
14bとが、隣接二辺及びこれと対向する二辺にそれぞ
れ位置対応させて設けてあり、ベースパネル1を隣合わ
せに並設した際に、対応位置の係合突起14aと係合受
部14bとを互いに係合させてパネル同士を連結できる
ようにしてある。化粧パネル2は、平面視正方形の板状
をなし、表面を装飾外観とした磁器タイルなどの適宜な
材質のパネルを用いてある。
【0014】本形態の床敷材によれば、各接合面部13
の上面に両面粘着テープ3を貼付け、その上から化粧パ
ネル2を重ね合わせ、適宜に押圧して裏面を両面粘着テ
ープ3の上面に貼着させることにより、両パネルを止着
することができる。ベースパネル1上に止着された各化
粧パネル2は、その裏面二箇所が接合面部13,13で
両面粘着テープ3に貼着するので、剥がれたり位置をず
らしたりし難くなり、当初の貼付け位置に安定的に保持
される。上記接合面部13を大面積に形成すれば、より
大きな接着強度を得ることができる。
【0015】第3実施形態の床敷材は、図5に示されて
いるように、平板状に形成されたベースパネル1を用
い、そのパネル面内に、帯状に切断された複数本の両面
粘着テープ3を互い適宜な間隔を開けて列状に貼付け、
その上から化粧パネル2を貼付けて構成するものであ
る。この場合、化粧パネル2が大重量であっても、その
裏面に貼着する複数本の帯状の両面粘着テープ3によっ
て安定的に止着させることができる。また、両面粘着テ
ープ3の幅や長さ、本数などを適宜に選定して、ベース
パネル1に対する化粧パネル2の接着強度を適宜に調節
可能である。
【0016】第4実施形態の床敷材は、図6に示されて
いるように、ベースパネル1を、単位パネル11を縦横
三列に並べ、隣接する各単位パネルの継手部11b同士
を接合して一体に設けると共に、各単位パネル11のパ
ネル面11aに両面粘着テープ3を貼着する五つの円環
状のリブ15を配置して成形し、この円環状のリブ15
に両面粘着テープ3を貼着して、化粧パネル2が止着さ
れるように構成したものである。図中、符号16はパネ
ル下面に突設させた脚体である。
【0017】この形態によれば、パネル面に形成された
円環状のリブ15の上面に両面粘着テープ3を貼付け、
その上に化粧パネル2を貼着させて両パネルを止着する
ことができる。上記円環状のリブ15はパネル面11a
内に五つ設けられており、両面粘着テープ3を貼付ける
箇所及び個数を選定して、パネルの接着強度を適宜に調
節可能である。例えば、大きな接着強度とするときは、
五つ全部のリブ15に両面粘着テープ3を貼付け、小さ
な接着強度とするときは、二つ又は三つのリブ15に両
面粘着テープ3を貼付けるようにすればよい。
【0018】本発明は、接着剤を用いて化粧パネル2を
固定することを妨げるものではなく、両面粘着テープ3
の接着強度では足りず、さらに接着強度を大きくする必
要がある場合など、事情に応じ、両面粘着テープ3と併
用することができる。図7及び図8は、かかる接着剤に
よる止着を併用する形態を示しており、これは、ベース
パネル1のパネル面1a内に、交差部に嵌合孔17aを
有する格子状のリブ17を設け、このリブに裏面側から
接着剤キャップ18を嵌着し、当該キャップ内に充填さ
れた接着剤4により、ベースパネル1に化粧パネル2を
接着するようにしたものである。
【0019】図示された接着剤キャップ18は、上面を
開口した円形皿型容器の周縁にリブ17に嵌合可能な凹
部18aを、中央部に嵌合孔17aに嵌合可能な突起1
8bをそれぞれ設けて形成してあるが、適量の接着剤4
を充填可能であり、且つベースパネル1のパネル面1a
内に嵌着可能であれば、他の任意の形状およぼ及び寸法
とすることができる。接着剤は硬化するまでにある程度
の時間を要するため、接着剤のみにより上記両パネルの
止着を行ったのでは接着剤が完全に固まるまで持ち運ぶ
ことができないが、上述したように両面粘着テープ3で
ベースパネル1と化粧パネル2を互いに剥がれない程度
に止着しておけば、接着剤が固まる前に両パネルを持ち
運んで施工場所に据え付けることができ、その後、接着
剤が硬化することで、より大きな接着強度を得ることが
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明の床敷材によれば、両面粘着テー
プを用いて、ベースパネルに化粧パネルを止着するよう
にしているから、簡易な作業で両パネルを固定し、且つ
持ち運ぶことができ、また、必要に応じ、両パネル間の
接着強度を簡便に調節して、固定状態を維持することが
できる。また、両面粘着テープを用いているので、化粧
パネルの取り替えや廃棄する際の分別も容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の床敷材の接着構造を示
した要部断面図である。
【図2】ベースパネルと化粧パネルの接着状態を示し、
(A)は厚い粘着テープを用いた場合、(B)は薄い粘
着テープを用いた場合のそれぞれ要部断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態の床敷材の上面図であ
る。
【図4】図3の床敷材に用いられるベースパネルの上面
図である。
【図5】本発明の第3実施形態の床敷材に用いられるベ
ースパネルに両面粘着テープを貼着した状態の上面図で
ある。
【図6】本発明の第4実施形態の床敷材の構造を示す上
面図及び側面図である。
【図7】接着剤キャップをベースパネルに取り付ける状
態を示す外観図である。
【図8】図7の容器を用いて各部材を接着した状態の拡
大断面図である。
【図9】従来の床敷材を示し、(A)は要部平面図、
(B)は設置状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ベースパネル 2 化粧パネル 3 両面粘着テープ 4 接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床版上に敷設される合成樹脂製のベース
    パネルと、ベースパネル上に敷設される化粧パネルから
    なる床敷材において、上記化粧パネルが両面粘着テープ
    によりベースパネルに止着されていることを特徴とする
    床敷材。
JP10286748A 1998-10-08 1998-10-08 床敷材 Pending JP2000110330A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10286748A JP2000110330A (ja) 1998-10-08 1998-10-08 床敷材

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JP10286748A JP2000110330A (ja) 1998-10-08 1998-10-08 床敷材

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ID=17708534

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JP10286748A Pending JP2000110330A (ja) 1998-10-08 1998-10-08 床敷材

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JP (1) JP2000110330A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010064378A1 (ja) 2008-12-03 2010-06-10 日東電工株式会社 化粧パネル固定用両面粘着テープ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010064378A1 (ja) 2008-12-03 2010-06-10 日東電工株式会社 化粧パネル固定用両面粘着テープ

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