JP3782604B2 - 地下室ユニットを備えるユニット建物用基礎構造 - Google Patents

地下室ユニットを備えるユニット建物用基礎構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
地下室ユニットを備えるユニット建物の基礎構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
住宅建設の際には、限られた敷地を有効的に活用してより広い居住面積を得ようとする要望が多い。そのため、今日では建築基準法による容積率の算入方法等から有利な扱いがなされる地下室の設計に注目が注がれており、地下室を備えた住宅建物が多く存在している。
【0003】
地下室を備えた建物の基礎構造として、特開平6−287966号公報に示すものが知られている。この基礎構造は、図9,図10に示すように、地下室ユニット1の側壁2から鉄筋等の剛性部材3を突出させ、この剛性部材3を地下室ユニット1とは別に地面に設定された建物用布基礎4における配筋の露出部分に接合させることを特徴としている。このように地下室ユニット1の側壁2と建物用布基礎4とを剛性部材3で接合させることにより、上部建物に荷重が偏っても、上部建物が不等沈下を起こさないように設計されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記建物用基礎構造では、地下室ユニット1とは別に建物用布基礎4を設けると共に、地下室ユニット1と建物用布基礎4とを一側辺全域に渡り剛性部材3で連結させているため施工手順が多くなり、作業効率が悪い。
【0005】
また、このような基礎構造では、施工コストが掛かり、結果として地下室の設置に伴う建物全体のコストの上昇を招くこととなる。
【0006】
そこで、本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、上部建物に建物ユニットを用いることにより、地下室ユニットの上方に設置される建物ユニット用の基礎を地下室ユニットと別に設ける必要をなくし、安価で作業効率の良い地下室ユニットを備えたユニット建物用基礎構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載されたユニット建物用基礎構造では、地中に埋設された地下室ユニットの上部を、該地下室ユニットと同様のユニット構造で構成された建物ユニットを設置するための基礎として用いるユニット建物用基礎構造であって、
前記地下室ユニットを固定する地下室ユニット用基礎の面積を、上面視で、前記地下室ユニットの面積よりも大きく設定することにより、前記地下室ユニットと、地面に設置された基礎とを連結して、下端部が前記地下室ユニット用基礎に固定されると共に、建物ユニットを固定する基礎の一部が、上面部により構成される補助柱を有することを特徴とする地下室ユニットを備えるユニット建物用基礎構造を特徴としている。
【0008】
このような請求項1に記載のユニット建物用基礎構造では、前記地下室ユニットの上部をその上方に設置される建物ユニットの基礎としているので、前記地下室ユニットと別に前記建物ユニット用の布基礎を設ける必要が無い。また、前記地下室ユニットの上部を基礎に用いるため、従来の建物用基礎構造のように地下室と建物用基礎とを前記地下室の側辺の全域に渡り剛性部材等で連結させる工程が不要であり、作業効率・作業コストの低減を図ることが可能となる。
【0009】
さらに、基礎となる地下室ユニットによりユニット建物の基礎位置が決定されるため、敷地を基にした水引作業等の簡略化を図ることも可能となる。
【0010】
また、前記補助柱は、末端部を前記地下室ユニット用基礎に固定されると共に、建物ユニットを固定する基礎の一部が、補助柱の上面部により構成される。
このように、補助柱を有するユニット建物用基礎構造では、前記地下室ユニットの面積よりも大きく設定された地下室ユニット用基礎の部分に、補助柱等の地面に設置される建物ユニット用基礎との連結に用いられる補助柱が、載置、固定される。
このため、地下室ユニット及びこの連結部を、地上のユニット建物の基礎として用いる際に、敷地を基とした水引作業等の簡略化を図ることも可能となる。
請求項に記載のユニット建物用基礎構造では、前記地下室ユニット上面のコーナ部に、前記建物ユニットを設置するための取り付け用ボルトが立設されていることを特徴とする。
【0011】
このような請求項に記載のユニット建物用基礎構造では、請求項1に記載の前記地下室ユニットの上面のコーナ部に、前記建物ユニットを設置するための取り付けボルトが設けられているため、前記建物ユニットを地下室ユニットに載置してボルト締めするだけで据え付けがほぼ完了し、作業手順の簡略化を図ることが可能となる。
【0012】
また、載置された前記建物ユニットの外壁線を、前記地下室ユニットの外壁線と一致させることができるため、隣接地に設けられた建物の外壁部との間隔を小さくすることが可能となる。
【0013】
請求項に記載のユニット建物用基礎構造では、請求項1又は2に記載の前記地下室ユニットの上面を、地面に設置された建物ユニット用基礎の上面と均一の高さとなるように地表面から露出させ、前記地下室ユニットの上面の辺の延長線上に前記建物ユニット用基礎を延設させることを特徴とする。
【0014】
このような請求項に記載のユニット建物用基礎構造では、敷地内に設置された前記建物ユニット用布基礎と同一の高さとなるように前記地下室ユニットの上面部が地表から露出された状態で埋設されているため、前記建物ユニット用布基礎と共に連続した建物ユニット用の基礎として用いることが可能となる。
【0015】
前記建物ユニット用布基礎は従来のように前記地下室ユニットの側壁を剛性部材等で建物ユニット用布基礎と連結させる必要がないため、前記地下室ユニットの上面部の辺に沿って建物ユニット用布基礎を延設させることが可能となる。
【0016】
請求項に記載のユニット建物用基礎構造では、請求項に記載の前記地下室ユニットと前記建物ユニット用基礎との連結部に、前記地下室ユニットの側壁面に沿って埋設されると共に下端部が地下室ユニット用基礎に固定された補助柱が設けられ、該補助柱は前記地下室ユニットの側壁端に接続されると共に、前記建物ユニット用基礎に対して該建物ユニット用基礎に着脱自在に設けられる鉄筋を介して連結されていることを特徴とする。
【0017】
このような請求項に記載のユニット建物用基礎構造では、前記地下室ユニットと前記建物ユニット用布基礎との間には、地下室ユニット用基礎に固定された補助柱が設けられているため、前記地下室ユニットを補強する役割を果たすと共に、前記地下室ユニットに隣接して建てられる建物ユニットに対する強固な基礎としての役割を果たすこととなる。
【0018】
さらに、前記地下室ユニットの妻方向に設けられる補助柱は、現地に搬送された後に前記地下ユニットに取り付けられるため、前記地下室ユニットの搬送時には、妻方向側の補助柱が邪魔とならず、前記地下室ユニットの搬送を容易に行うことが可能となる。
【0019】
また、前記補助柱は前記鉄筋と着脱可能に取り付けられているため、現地に搬送した後に前記鉄筋との接続を行うことが可能となり、補助柱の搬送も容易に行うことが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1〜図8は、本発明に係る地下室ユニットを備えるユニット建物用基礎構造を用いた実施の形態を示した図である。
【0021】
なお、図9,図10と同一ないしは均等な部分に対しては同一の符号を用いて説明する。
【0022】
図1は本発明に係るユニット建物用基礎構造を用いたユニット建物5の概略図を示している。
【0023】
このユニット建物5には地下室ユニット1が設けられており、その地下室ユニット1は上方に設置される建物ユニット6の基礎部分を兼ねている。
【0024】
ユニット建物5の地下室ユニット1が設置されていない敷地には、建物ユニット用布基礎7が設けられており、地下室ユニット1の上部8は、建物ユニット用布基礎7と同じ高さだけ突出した状態で埋設されている。
【0025】
建物ユニット用布基礎7は、地下室ユニット1の上面の辺に沿って延設されており、地下室ユニット1と共に連続した基礎を構成している。
【0026】
図2は、図1の地下室ユニット1部分を示したものであり、地下室ユニット1は地下室ユニット用基礎9にアンカーボルト10により固定されている。
【0027】
図3〜図5は、図1のA部を示したものである。A部における地下室ユニット1と建物ユニット用布基礎7との連結部には、図3,図4に示すように、地下室ユニット1の側壁面11に沿って埋設されると共にその下端部が地下室ユニット用基礎9に固定された補助柱12が設けられている。
【0028】
補助柱12は地下室ユニット1とジョイントボルト13により連結されると共に、地下室ユニット用基礎9に対してもアンカーボルト10により固定されている。
【0029】
補助柱12の建物ユニット用布基礎7との連結部には、図5に示すように、建物ユニット用布基礎7に対して水平に設けられた鉄筋15の上下位置に合わせて、図6に示すようなJ字状のフック付き定着継手16が取り付けられている。フック付き定着継手16はスタッドナット17及びゆるみ止めナット18を介して補助柱12に固定されており、J字状に加工された建物ユニット用布基礎7の鉄筋15aと重なるようにしてコンクリートで固定される。
【0030】
図7、図8は、図1のB部を示したものである。B部においても地下室ユニット1と建物ユニット用布基礎7との連結部に、地下室ユニット1の側壁面20に沿って埋設されると共にその末端部が地下室ユニット用基礎9に固定された補助柱12が設けられている。
【0031】
また、B部における補助柱12は、地下室ユニット1に溶接されており、A部の補助柱12と同様に、地下室ユニット1と共にアンカーボルト10により地下室ユニット用基礎8に固定されている。補助柱12の建物ユニット用布基礎7との連結部には、建物ユニット用布基礎7に対して水平に設けられた鉄筋15の上下位置に合わせて、J字状のフック付き定着継手16が取り付けられており、このフック付き定着継手16も、A部と同様に建物ユニット用布基礎7に設けられたJ字状の主筋15aと重なるようにしてコンクリートで固定される。
【0032】
このように、地下室ユニット1の妻方向で建物ユニット用布基礎7と連結される部分には、A部に示すような補助柱12が設置され、また、地下室ユニット1の桁方向で建物ユニット用布基礎7と連結される部分には、B部に示すような補助柱12が設置される。
【0033】
また、地下室ユニット1の上面のコーナ部及び補助柱の上面には、図2に示すように、上方に設置される建物ユニット6を取り付けるためのスタッドボルト23が立設されている。
【0034】
埋設された地下室ユニット1及び補助柱12の外周はラップルコンクリート24により付き固められており、ユニット建物5の不動沈下の防止が図られている。
【0035】
以下、このような地下室ユニット1を備えたユニット建物用基礎構造の作用・効果について説明する。
【0036】
本発明に係るユニット建物用基礎構造では、地下室ユニット1の上部8をその上方に設置される建物ユニット6の基礎としているので、地下室ユニット1と別に地下室ユニット1の上方に設置される建物ユニット用の布基礎を設ける必要が無くなる。また、地下室ユニット1の上部8を基礎に用いるため、従来の建物用基礎構造のように地下室と建物用基礎とを地下室の側辺全域に渡り剛性部材等で連結させる必要が無くなるため、作業効率・作業コストの低減を図ることが可能となる。
【0037】
さらに、基礎となる地下室ユニット1によりユニット建物5の基礎位置が決定されるため、敷地を基にした水引作業等の簡略化を図ることも可能となる。
【0038】
地下室ユニット1の上面のコーナ部及び補助柱12の上面には、建物ユニット6を設置するためのスタッドボルト23が設けられているため、建物ユニット6を載置してボルト締めするだけで据え付けがほぼ完了し、作業手順の簡略化を図ることが可能となる。
【0039】
また、載置された建物ユニット6の外壁線を、地下ユニット1の外壁線と一致させることができるため、隣接地に設けられた建物の外壁部との間隔を小さくすることが可能となる。
【0040】
地下室ユニット1は、建物ユニット用布基礎7と同一の高さとなるように地下室ユニット1の上部8が地表から露出された状態で埋設されているため、建物ユニット用布基礎7と共に連続した建物ユニット用の基礎として用いることが可能となる。
【0041】
建物ユニット用布基礎7は、従来のように地下室ユニット1の側壁を剛性部材等で連結させる必要がないため、地下室ユニット1の上面の辺に沿って建物ユニット用布基礎7を延設させることが可能となる。
【0042】
地下室ユニット1と建物ユニット用布基礎7との間には、地下室ユニット用基礎9に固定された補助柱12が設けられているため、地下室ユニット1を補強する役割を果たすと共に、地下室ユニット1に隣接して建てられる建物ユニット6に対する強固な基礎としての役割を果たすことが可能となる。
【0043】
さらに、地下室ユニット1の妻方向に設けられる補助柱12は、現地に搬送された後に地下ユニット1に取り付けられるため、地下室ユニット1の搬送時には、妻方向側の補助柱12が邪魔とならず、地下室ユニット1の搬送を容易に行うことが可能となる。
【0044】
また、補助柱12に取り付けられるフック付き定着継手16は着脱可能となっているため、現地に搬送した後に補助柱12に取り付けることが可能となり、補助柱12の搬送も容易に行うことが可能となる。
【0045】
以上、発明に係る実施の形態として説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0046】
例えば、上記実施の形態では補助柱12を地下室ユニット1と建物ユニット用布基礎7と連結部に設けているが、地下室ユニット1の四隅に補助柱12を設けることにより、地下室ユニットをより一層補強することとなると共にユニット建物用基礎としての強度をより一層高めることが可能となる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載のユニット建物用基礎構造では、前記地下室ユニットの上部をその上方に設置される建物ユニットの基礎としているので、前記地下室ユニットと別に前記建物ユニット用の布基礎を設ける必要が無い。 また、前記地下室ユニットの上部を基礎に用いるため、従来の建物用基礎構造のように地下室と建物用基礎とを前記地下室の側辺の全域に渡り剛性部材等で連結させる工程が不要となり、作業効率・作業コストの低減を図ることが可能となる。
【0048】
さらに、基礎となる地下室ユニットによりユニット建物の基礎位置が決定されるため、敷地を基にした水引作業等の簡略化を図ることも可能となる。
また、前記地下室ユニットの面積よりも大きく設定された地下室ユニット用基礎の部分に、地面に設置される建物ユニット用基礎との連結に用いられる補助柱が、載置、固定される。
このため、地下室ユニット及びこの連結部を、地上のユニット建物の基礎として用いる際に、敷地を基とした水引作業等の簡略化を図ることも可能となる。
【0049】
請求項に記載のユニット建物用基礎構造では、前記地下室ユニットの上面のコーナ部に、前記建物ユニットを設置するための取り付けボルトが設けられているため、前記建物ユニットを地下室ユニットに載置してボルト締めするだけで据え付けがほぼ完了し、作業手順の簡略化を図ることが可能となる。
【0050】
また、載置された前記建物ユニットの外壁線を、前記地下室ユニットの外壁線と一致させることができるため、隣接地に設けられた建物の外壁部との間隔を小さくすることが可能となる。
【0051】
請求項に記載のユニット建物用基礎構造では、敷地内に設置された建物ユニット用布基礎と同一の高さとなるように前記地下室ユニットの上面部が地表から露出された状態で埋設されているため、前記建物ユニット用布基礎と共に連続した建物ユニット用の基礎として用いることが可能となる。
【0052】
前記建物ユニット用布基礎は従来のように前記地下室ユニットの側壁を剛性部材等で建物ユニット用布基礎と連結させる必要がないため、前記地下室ユニットの上面部の辺に沿って建物ユニット用布基礎を延設させることが可能となる。
【0053】
請求項に記載のユニット建物用基礎構造では、前記地下室ユニットと前記建物ユニット用布基礎との間には、地下室ユニット用基礎に固定された補助柱が設けられているため、前記地下室ユニットを補強する役割を果たすと共に、前記地下室ユニットに隣接して建てられる建物ユニットに対する強固な基礎としての役割を果たすこととなる。
【0054】
さらに、前記地下室ユニットの妻方向に設けられる補助柱は、現地に搬送された後に前記地下ユニットに取り付けられるため、前記地下室ユニットの搬送時には、妻方向側の補助柱が邪魔とならず、前記地下室ユニットの搬送を容易に行うことが可能となる。
【0055】
また、前記補助柱は前記鉄筋と着脱可能に取り付けられているため、現地に搬送した後に前記鉄筋との接続を行うことが可能となり、前記補助柱の搬送も容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態に係る地下室ユニットを備えるユニット建物用基礎構造を用いたユニット建物を示した概略斜視図である。
【図2】発明の実施の形態に係るユニット建物用基礎を用いたユニット建物の地下室ユニット部分を示した斜視図である。
【図3】図2のD−D線に沿った断面図である。
【図4】図3のF−F線に沿った断面図である。
【図5】図2のC−C線に沿った断面図である。
【図6】発明の実施の形態に係るフック付き定着継手を示した側面図である。
【図7】図2のE−E線に沿った断面図である。
【図8】図7のG−G線に沿った断面図である。
【図9】従来の建物用基礎構造を用いた建物用布基礎と地下室ユニットとを示した平面図である。
【図10】従来の建物用基礎構造を用いた建物用布基礎と地下室ユニットとの剛性部材によるで連結を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 地下室ユニット
5 ユニット建物
6 建物ユニット
7 建物ユニット用布基礎
9 地下室ユニット用基礎
10 アンカーボルト
12 補助柱
13 ジョイントボルト
16 フック付き定着継手

Claims (4)

  1. 地中に埋設された地下室ユニットの上部を、該地下室ユニットと同様のユニット構造で構成された建物ユニットを設置するための基礎として用いるユニット建物用基礎構造であって、
    前記地下室ユニットを固定する地下室ユニット用基礎の面積を、上面視で、前記地下室ユニットの面積よりも大きく設定することにより、前記地下室ユニットと、地面に設置された基礎とを連結して、下端部が前記地下室ユニット用基礎に固定されると共に、建物ユニットを固定する基礎の一部が、上面部により構成される補助柱を有することを特徴とする地下室ユニットを備えるユニット建物用基礎構造。
  2. 前記地下室ユニット上面のコーナ部に、前記建物ユニットを設置するための取り付け用ボルトが立設されていることを特徴とする請求項1に記載のユニット建物用基礎構造。
  3. 前記地下室ユニットの上面を、地面に設置された建物ユニット用基礎の上面と均一の高さとなるように地表面から露出させ、前記地下室ユニットの上面の辺の延長線上に前記建物ユニット用基礎を延設させることを特徴とする請求項1又は2に記載のユニット建物用基礎構造。
  4. 前記地下室ユニットと前記建物ユニット用基礎との連結部に、前記地下室ユニットの側壁面に沿って埋設されると共に下端部が地下室ユニット用基礎に固定された補助柱が設けられ、該補助柱は前記地下室ユニットの側壁端に接続されると共に、前記建物ユニット用基礎に対して該建物ユニット用基礎に着脱自在に設けられる鉄筋を介して連結されていることを特徴とする請求項3に記載のユニット建物用基礎構造。
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