JP3781629B2 - 通話料金表示機能付き電話機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、利用者がダイヤルした電話番号に基づいて通話料金を表示する通話料金表示機能付き電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、より安価な電話回線を利用するために電話会社を選択する場合、利用者は使用する電話会社の識別番号を電話番号の前に付加してダイヤルする必要がある。このため、従来の通話料金表示機能付き電話機では、利用者がダイヤルした識別番号だけに基づいて使用する電話会社が判断され、あらかじめ記憶されている各電話会社の料金テーブルと通話時間に基づいて算出した通話料金を表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
平成13年5月1日から「電話会社選択サービス(マイライン)」、「電話会社固定サービス(マイラインプラス)」の開始が予定されている。これらのサービスが適用されると、あらかじめ市内通話や国際電話等の通話種別に電話会社と契約しておくことによって、利用者は使用する電話会社の識別番号をその都度ダイヤルしなくても、指定した電話会社を使用することができるようになる。
しかしながら、従来の通話料金表示機能付き電話機では、ダイヤルされた電話番号に基づいて電話会社が判断されるので、実際に使用する電話会社を正しく認識することはできない。その結果、通話料金を正しく表示することができないといった問題が生じてしまう。
【0004】
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、電話会社選択サービス、電話会社固定サービスが開始された後でも、使用する電話会社を正しく認識し、通話料金を正確に表示することができる通話料金表示機能付き電話機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電話回線との接続を制御する網制御部と、市内通話と、県内市外通話と、県外通話と、国際電話とを含む通話種別の各々に関する契約相手である電話会社に関する情報を有する契約情報を記憶する記憶部と、自局の番号を記憶する自局番号記憶部と、前記電話会社の料金情報を記憶する料金テーブルと、入力された電話番号と前記自局番号記憶部から読み出した自局の番号とから通話種別を判定する通話種別判定手段と、前記通話種別判定手段の判定結果に対応する一の電話会社を前記契約情報に基づいて決定する電話会社決定手段と、前記電話会社決定手段が決定した電話会社に対応する前記料金テーブル中の料金情報と通話時間とに基づいて通話料金を算出する通話料金算出手段とを具備する制御部と、前記通話料金を表示する表示部と、を備える通話料金表示機能付き電話機であって、前記契約情報は、通話種別毎に前記電話会社が”固定”のものであるか、”選択”可能であるかの情報を含み、前記通話種別判定手段は、電話番号が入力された時、前記契約情報を参照して前記電話番号に該当する通話種別に対応する電話会社が”固定”のものであるか、”選択”可能であるかをチェックし、前記電話会社決定手段は、前記チェック手段が”固定”であるか、あるいは”選択”かつ前記電話番号が電話会社の識別情報を含まないことを検知した時、前記契約情報に基づいて一の電話会社を決定し、前記チェック手段が”選択”かつ前記電話番号が電話会社の識別情報を含むことを検知した時、前記識別情報に対応する一の電話会社を決定することを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記網制御部は、前記電話回線を捕捉あるいは開放し、入力された電話番号に基づいて前記電話回線にダイヤル送出し、通話相手からの応答を検出することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態による通話料金表示機能付き電話機の構成を示すブロック図である。図1において、8は電話回線、1は電話回線8の捕捉あるいは開放、入力された電話番号に基づいた電話回線8へのダイヤル送出、通話相手からの応答の検出を行う網制御部である。3はテンキーであり、利用者が通話相手の電話番号を入力する部分である。4は通話料金表示部であり、通話料金を表示するモニターやディスプレイ等である。5は自局番号記憶部であり、電話局(自局)の市外局番を記憶する部分である。
【0009】
6は契約電話会社記憶部であり、この実施形態において使用する電話会社との通話に関する契約情報を記憶するための部分である。図2に、契約電話会社記憶部6に記憶されている契約情報の一例を示す。図2に示すように、契約情報には、市内通話、県内市外通話、県外通話、国際電話といった通話種別毎に契約する電話会社に関する情報と、通話種別に電話会社を固定して使用するか選択できるようにするかといった電話会社への接続方法に関する情報がある。7は電話会社別料金テーブルであり、料金情報として各電話会社別の料金テーブルが記憶されている。また、2は制御部であり、網制御部1、テンキー3、通話料金表示部4、自局番号記憶部5、契約電話会社記憶部6および電話会社別料金テーブル7が接続されている。
【0010】
次に、図3を参照して、上述した実施形態における通話料金表示機能付き電話機の動作について説明する。図3は、同実施形態の動作手順を説明するためのフローチャートである。
まず、利用者はテンキー3及び図示しない送受話器を操作して電話回線8を捕捉するとともに通話相手の電話番号を入力する。図4は、同実施形態において利用者がダイヤルする電話番号の一例である。図4に示すように、利用者がダイヤルする電話番号は、サービス解除番号、電話会社の識別番号、市外局番、市内局番および加入者番号に分けられる。但し、サービス解除番号、電話会社の識別番号および市外局番は利用者がダイヤルしない場合もある。
【0011】
テンキー3から入力された通話相手の電話番号は制御部2を通じて網制御部1に出力される。そして網制御部1は、この電話番号をダイヤル信号(DP、PB等)として電話回線8に送出する(ステップS1)。
さらに制御部2は、テンキー3から入力された電話番号にサービス解除番号が含まれているか否かの判定を行う(ステップS2)。この結果、入力された電話番号にサービス解除番号が含まれている場合(YES)、入力された電話番号に含まれる電話会社の識別番号に基づいて使用する電話会社を決定する(ステップS6)。
【0012】
また、ステップS2において入力された電話番号にサービス解除番号が含まれていない場合(NO)、ステップS3に進む。ステップS3では、入力された電話番号に含まれる市外局番と、自局番号記憶部5に記憶されている自局の市外局番とを比較して、当該通話が市内通話、県内市外通話、県外通話、国際電話のどの通話であるかの通話種別を決定する。次いで、契約電話会社記憶部6に記憶されている契約情報を参照して、ステップS3で決定された通話種別に基づいてその通話が「電話会社選択サービス」または「電話会社固定サービス」で契約されているかを判断する(ステップS4)。
この結果、「電話会社固定サービス」で契約されている場合(固定)、契約電話会社記憶部6に記憶されている当該通話種別に対応した電話会社を使用する電話会社として決定する(ステップS7)。
【0013】
一方、ステップS4において「電話会社選択サービス」で契約されている場合(選択)、入力された電話番号に電話会社の識別番号が含まれているか否かの判定を行う(ステップS5)。
この結果、電話会社の識別番号が含まれている場合(YES)、その電話会社の識別番号に基づいて使用する電話会社を決定する(ステップS6)。
また、電話会社の識別番号を含んでいない場合(NO)、契約電話会社記憶部6に記憶されている当該通話種別に対応した電話会社を使用する電話会社として決定する(ステップS7)。
上記の処理によって利用者が発信の際に使用する電話会社を決定することができる。
【0014】
一方、網制御部1は通話相手(着信者)が応答したことを示す信号を電話回線8から検出し、検出した時刻以降の時間を通話時間として算出する(ステップS8)。また、利用者が通話相手と通話すると同時に、制御部2は電話会社別料金テーブル7を参照して、使用する電話会社の料金テーブルと通話時間に基づいて通話料金を算出し通話料金表示部4に表示させる(ステップS9)。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、電話会社との契約情報を記憶する記憶部と、電話会社の料金情報を記憶する料金テーブルと、入力された電話番号および契約情報に基づいて一の電話会社を決定し、電話会社の料金情報と通話時間に基づいて通話料金を算出する制御部と、通話料金を表示する表示部とを備えるので、電話会社選択サービス、電話会社固定サービスが開始された後でも、使用する電話会社を正しく認識し、通話料金を正確に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による通話料金表示機能付き電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】 契約電話会社記憶部6に記憶されている契約情報の一例を示す図である。
【図3】 同実施形態の動作手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】 同実施形態において利用者がダイヤルする電話番号の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 網制御部
2 制御部
3 テンキー
4 通話料金表示部
5 自局番号記憶部
6 契約電話会社記憶部
7 電話会社別料金テーブル
8 電話回線
Claims (2)
- 電話回線との接続を制御する網制御部と、市内通話と、県内市外通話と、県外通話と、国際電話とを含む通話種別の各々に関する契約相手である電話会社に関する情報を有する契約情報を記憶する記憶部と、自局の番号を記憶する自局番号記憶部と、前記電話会社の料金情報を記憶する料金テーブルと、入力された電話番号と前記自局番号記憶部から読み出した自局の番号とから通話種別を判定する通話種別判定手段と、前記通話種別判定手段の判定結果に対応する一の電話会社を前記契約情報に基づいて決定する電話会社決定手段と、前記電話会社決定手段が決定した電話会社に対応する前記料金テーブル中の料金情報と通話時間とに基づいて通話料金を算出する通話料金算出手段とを具備する制御部と、前記通話料金を表示する表示部と、を備える通話料金表示機能付き電話機であって、
前記契約情報は、
通話種別毎に前記電話会社が”固定”のものであるか、”選択”可能であるかの情報を
含み、
前記通話種別判定手段は、
電話番号が入力された時、前記契約情報を参照して前記電話番号に該当する通話種別に
対応する電話会社が”固定”のものであるか、”選択”可能であるかをチェックし、
前記電話会社決定手段は、
前記チェック手段が”固定”であるか、あるいは”選択”かつ前記電話番号が電話会社の識別情報を含まないことを検知した時、前記契約情報に基づいて一の電話会社を決定し、前記チェック手段が”選択”かつ前記電話番号が電話会社の識別情報を含むことを検知
した時、前記識別情報に対応する一の電話会社を決定する
ことを特徴とする通話料金表示機能付き電話機。 - 前記網制御部は、前記電話回線を捕捉あるいは開放し、入力された電
話番号に基づいて前記電話回線にダイヤル送出し、通話相手からの応答を検出することを
特徴とする請求項1に記載の通話料金表示機能付き電話機。
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