JP3780624B2 - 吸湿性・消臭性織編物 - Google Patents

吸湿性・消臭性織編物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯耐久性に優れた吸湿性、消臭性の複合機能を有するポリエステルフィラメント使いの吸湿性・消臭性織編物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に作業服などワーキングウェアーには、形態安定性、機械強度、耐薬品性、耐熱性、洗濯耐久性などに優れていることから、ポリエステル繊維が中心的に使用されている。しかし、ポリエステル繊維は極めて吸湿率が低いため、作業服などワーキングウェアーのように運動量が多く、かつ長時間にわたる状態で着用される場合には、発汗によるムレやベタツキなどの温熱的不快感や、汗の臭いなど臭気的不快感を生じやすい。
【0003】
このような点で、天然繊維やセルロース系合成繊維よりも劣り、作業服などワーキングウェアー用途への進出は一部で制限されているのが実情である。
【0004】
この欠点を解消するため、たとえば特公昭60−475号公報、実公昭60−40612号公報、あるいは特開昭60−215835号公報に記載されているように、平衡水分率(吸湿率)の高い繊維とポリエステルとの混繊、合撚、引揃えなどにより布帛として吸湿快適性を得んとする試みが提案されている。これらの方法を用いることで確かに快適性は向上するものの、汗の臭いなど臭気的不快感の解消効果は十分とはいえず、また、ポリエステルを染色する際に一般に使用される分散染料によって汚染を生じたり、同色性に劣ったり、ポリエステル本来の物理的特性が失われるという問題点があった。また、ポリエステル/綿混合素材はポリエステル100%素材に比べて、形態安定性や摩耗耐久性に劣る傾向がある。形態安定性については近年、形態安定加工技術が進みかなり改善されているが、複雑な工程を経るため比較的高価な加工技術であり、形態安定加工により綿の吸湿性が一部損なわれているものも見受けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ポリエステルの特性である形態安定性、強度保持性や耐薬品性を具備しながら洗濯耐久性に優れた吸湿性および消臭性を有する着用感の快適なポリエステルフィラメント使いの吸湿性・消臭性織編物を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採用する。すなわち、本発明の吸湿性・消臭性織編物は、ポリスルホン酸を主体とする化合物が1〜20%owf付与されたポリエステルフィラメント織編物において、該織編物が下記(1)または下記(2)を満足する織編構造であり、かつ、該織編物の吸放湿パラメーター(△MR)が1%以上で、アンモニアの消臭率が80%以上であることを特徴とするものである。
(1)該ポリエステルフィラメント織編物が、その経糸および緯糸の織密度が、それぞれ50〜250本/インチであって、かつ、該経糸および緯糸のうち少なくとも一方が、単糸繊度0.1〜10デニール、総繊度75〜350デニールの糸を用いてなる織物である。
(2)該ポリエステルフィラメント織編物が、その密度がウェル方向は18〜40ウェル/インチ、コース方向は30〜70コース/インチであって、フロント糸、ミドル糸およびバック糸のうち少なくとも一つが、単糸繊度0.1〜20デニール、総繊度15〜350デニールの糸を用いてなる経編地で構成された編物である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、前記課題を解決するために鋭意検討したところ、ポリエステルフィラメント織編物にポリスルホン酸系化合物を特定量付与し、かつ、該織編物を特定な条件を満足する織編構造にしてみたところ、意外にも上記課題である耐洗濯性に加え、吸湿性と消臭性を同時に満足する織編物を提供することができ、本発明に到達したものである。
【0008】
本発明の、ポリエステルフィラメント織編物は、ポリスルホン酸を主体とする化合物が1〜20%owf付与されたポリエステル織編物を用いるものである。
本発明において、ポリエステル織編物はポリエステル100%に限定されずポリエステルと天然繊維やセルロース系合成繊維との混繊繊維を使用した織編物や天然繊維やセルロース系合成繊維と交織、交編した物など何等限定されるものではない。
【0009】
本発明において、ポリスルホン酸を主体とする化合物とはビニルスルホン酸を架橋剤を共重合したものをいう。ビニルスルホン酸の具体例として、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−アリオキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸ナトリウム、シソプレンスルホン酸ナトリウム、スルホエチルメタクリレート、アリルスルホン酸ナトリウム、メタリルスルホン酸ナトリウムなどを用いることができる。本発明ではこれらのモノマーを2種類以上用いることも何等差し支えない。特に重合効率と吸湿性の面から、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸を用いるのが好ましい。
【0010】
架橋剤としては、一般式[I]で示されるジビニルモノマーやメチロール基を有するビニルモノマーを用いるのが好ましく、例えば、N−メチロールアクリルアミドやN−メチロールメタクリルアミドなどが好ましく用いられるが、特に限定されるものではない。
【0011】
【化1】
Figure 0003780624
本発明において、ポリスルホン酸を主体とする化合物は優れた風合いと吸湿性を付与する観点から1〜20%owfの範囲で繊維に固着するものである。
【0012】
1%owfに満たないと、十分な吸湿性を付与できないという問題があり、20%owfを越えると風合が粗硬になるという問題がある。より好ましくは3〜10%owfの範囲である。
【0013】
本発明において、ポリスルホン酸を主体とする化合物を繊維に固着させる方法としては、ラジカル重合に用いられるあらゆる手段を用いることができる。例えば、乾熱処理、スチーム処理、浸漬法、コールドバッチ法、マイクロ波処理、紫外線処理などを用いることができる。これらの手段は、単独で適用してもよいし、加熱効率を高めるために、例えば、スチーム処理または乾熱処理時にマイクロ波処理、または紫外線処理を併用するなどしてもよい。なお、空気中の酸素が存在すると重合が進みにくくなるので、乾熱処理、マイクロ波処理、紫外線処理の場合には、不活性ガス雰囲気下で処理するのが好ましく、コールドバッチ法の場合にも、シール剤で密閉するのが好ましい。
【0014】
これらの重合方法の中では、スチーム処理が重合効率および処理の安定性の観点から好適である。スチーム処理は、常圧スチーム、過熱スチーム、高圧スチームのいずれでもよいが、コスト面からは、常圧スチーム、過熱スチームが好ましい。スチーム処理温度は、80〜180℃が好ましく、100〜150℃がより好ましい。スチーム処理時間は、1〜10分程度でよい。
【0015】
なお、本発明においては、モノマーを重合させる前に、風乾あるいは乾燥機などで予備乾燥することも好ましく行われる。
【0016】
本発明に用いる重合開始剤としては、通常のラジカル重合開始剤を使用できる。例えば、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過酸化水素などの無機系重合開始剤や、2,2´−3アゾビス(2−アミディノプロパン)ジハイドロクロライド、2,2´−3アゾビス(N,N´−ジメチレンイソブチラミディン)ジハイドロクロライド、2−(カルバモイラゾ)イソブチルニトリルなどの有機系重合開始剤を用いることができる。また、過酸化ペンゾイル、アゾビスイソブチルニトリルなどの水不溶性重合開始剤をアニオン、ノニオンなどの界面活性剤で乳化させて用いてもよい。コスト、取扱の容易さの点から過硫酸アンモニウムが好ましく用いられる。さらに、重合効率を高めるために、重合開始剤としての過酸化物と還元性物質を併用するいわゆるレドックス系重合開始剤を用いてもよい。
また、本発明においては、ポリスルホン酸を主体とする化合物を固着させる方法として、上述したモノマーの共重合に加えて、バインダー等で固着させることも好ましく行われる。
【0017】
本発明において用いるバインダーは、特に限定されないが、なかでもアクリル酸エステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、ポリエーテルエステルブロックコポリマー、ポリアミド系樹脂、シリコーン系樹脂等が好ましい。シリコーン系樹脂は洗濯耐久性、衣料の柔軟性を向上させるので好ましく、中でも、80℃以下の低温でも造膜性に優れたシリコーン系樹脂、例えば、ヒドロキシオルガノポリシロキサンにアルコキシシランをカップリング剤として添加したものなどは特に好ましい。
【0018】
本発明では、消臭性を向上させる観点からポリスルホン酸のスルホン酸基はZn2+、Cu2+、Ni+ 、Mn2+、Ag+ 、Fe2+からなる群より選ばれた少なくとも1種の金属イオンで置換されていることが好ましい。これら金属イオンに置換する方法としては、例えば、これら金属イオンを含んだ化合物を含有した仕上加工剤に浸漬し、マングルで絞り、乾燥する方法または浴中で50〜80℃の温度で1〜30分程度処理し、水洗、乾燥する方法等を用いることができる。かかる処理時において、風合いを柔らかくするために、柔軟剤を併用することも好ましく行われる。
【0019】
また、本発明においては、これら所定の金属イオンで置換された酸性基以外に、例えばH+ 、K+ 、Ma+ 、Ca2+、Mg2+、Al3+等の金属イオンで置換された酸性基が本発明の目的を阻害しない範囲で一部含まれていても何等差支えない。
【0020】
本発明の吸湿性・消臭性織編物を作業服などワーキングウェアーとして用いる場合には、該織編物の吸放湿パラメーター(△MR=デルタMR)は1%以上とするものである。吸放湿パラメーター(△MR)が1%に満たないと、吸湿率が低いため、肌からの発汗によるムレやベタツキなどを防止することが困難になるという問題がある。さらに、着用時の快適性の観点から、吸放湿パラメーター(△MR)は1.5%以上であることが好ましく、3%以上であることはより好ましい。吸放湿パラメーター(△MR)の上限は特に限定されないが、風合いとの兼ね合いから10%以下であることが好ましく、7%以下であることはより好ましい。
【0021】
また吸湿性に関しては、洗濯耐久性に優れていることが好ましく、30回洗濯後の吸放湿パラメーター(△MR)が洗濯前の50%以内であることが好ましく、80%以内であることはより好ましい。ここで、洗濯1回とは市販の自動渦巻き式電気洗濯機の洗濯槽に40±2℃の0.2%弱アルカリ性合成洗剤25〓を入れ、試験布と追加布の合計重量が約500となる様に調整した後、洗濯5分、脱水30秒、濯ぎ2分、脱水30秒、濯ぎ2分、脱水30秒という手順で行ったものをいう。
【0022】
本発明における吸放湿パラメーター(△MR)とは、30℃×90%RHにおける吸湿率(MR2 )と20℃×65%RHにおける吸湿率(MR1 )との差で表される(△MR(%)=MR2 −MR1 )値のことをいう。ここで、△MRは衣服着用時の衣服内の湿気を外気に放出することにより快適性を得ることのドライビングフォースであり、軽〜中作業あるいは軽〜中運動を行った際の30℃×90%RHに代表される衣服温湿度と20℃×65%RHに代表される外気温湿度との吸湿率差を表す。本発明では吸湿性評価の尺度として、この△MRをパラメーターとして用いる。△MRが大きければ大きいほど吸放湿力が高く、着用時の快適性が良好であることを表わしている。
【0023】
本発明のポリエステルフィラメント織編物はアンモニアの消臭率が80%以上とするものである。本発明のポリエステルフィラメント織編物のアンモニアの消臭率は実質的には80〜100%以内が好ましい。該測定法は後述の実施例の項で述べる。アンモニアの消臭率が80%に満たないと汗の臭いを完全に吸い取る効果に欠ける問題がある。
【0024】
また、本発明の吸湿性・消臭性織編物において、該織編物がポリエステルフィラメント織物である場合は、経糸および緯糸の織密度が、それぞれ50〜180本/インチであって、経糸および緯糸のうち少なくとも一方に、単糸繊度0.1〜10デニール、総繊度75〜350デニールの糸を用いてなる織物であることが重要であり、さらに該織物の引裂き強力が1000g以上であることが好ましい。
【0025】
該織物の経糸および緯糸の織密度が、50本/インチに満たないと、縫目ズレや着用時の目ズレが起きやすくなる傾向がある。他方、経糸および緯糸の織密度が180本/インチを越えると、織物が厚くかつ粗硬となり、軽量感がそこなわれる傾向がある。
【0026】
また、経糸および緯糸のうち少なくとも一方が、単糸繊度が10デニールより太いと織物の風合いが硬くなり、使用することが困難になる。また、製織性や織物強力などの観点から単糸繊度は0.5デニール以上であることが好ましい。経糸および/または緯糸に単糸繊度が異なる異繊度フィラメント糸の混繊糸などを用いてもよく、ソフトでハリのある織物を作製する観点から好ましい。
【0027】
経糸および緯糸のうち少なくともいずれか一方の総繊度が75デニールに満たない場合は、ハリのない薄い織物になる傾向がある。一方、総繊度が350デニールより大きくなると地厚で風合いの硬い織物となり衣料用織物地として使用することが困難になる。また、経糸および緯糸のうち少なくともいずれかにおいて引裂き強力が1000g未満であると、着用時の強度を保つことができなくなる。かかるポリエステルフィラメント織物の組織は平組織、綾組織、朱子組織およびそれらの変化組織など何等限定されるものではない。
【0028】
また、本発明の吸湿性・消臭性織編物において、該織編物が経編組織の編物である場合は、その密度がウェル方向で18〜40ウェル/インチ、コース方向で30〜70コース/インチであり、かつ、フロント糸、ミドル糸およびバック糸のうち少なくとも一つが、単糸繊度0.1〜20デニール総繊度15〜350デニールの糸を用いてなる織物であることが重要であり、さらに該編地の破裂強力が5kg以上であるものが好ましく使用される。
【0029】
該経編地の密度が18ウェル/インチおよび/または30コースに満たないと、生地の破裂強力が低く、地薄となり、編地としては風合いがやわらかくなりすぎる。他方、密度が40ウェル/インチおよび/または70コース/インチを越えると、生地が厚くなり、通気性も悪くなり、軽量感がそこなわれる傾向がある。
【0030】
また、単糸繊度が細くなると、糸割れが起こりやすく、割れた単糸がガイドから外れてしまい、タテスジ等の品位欠点が発生し、そのたびに編機を停止せねばならず編成が困難となり生産性を著しく低下させる。また、編成性や編物の強力等の観点から、単糸繊度は好ましくは0.1デニール以上、さらに好ましくは0.5デニール以上であるものがよい。かかる編糸としては、単糸繊度が異なる異繊度フィラメント糸の混繊糸などを用いてもよく、その場合には、ソフトでハリのある経編地を作成することができるので好ましい。
【0031】
糸の総繊度が15デニールに満たない場合は編成難度が高くなり、糸切れ等の欠点を起こしやすく、また生地の強度が低下する。繊度は20デニール以上であることがさらに好ましい。一方総繊度が350デニールより大きくなると、編成時に針折れが起こりやすく、そのため生機に穴ができる等の欠点ができ、生産性が低下してしまう。また地厚で風合の硬い編地となり使用することが困難になる。また、生地の破裂強力が5kg未満であると、着用時の強度を保つことができなくなる。
【0032】
かかる経編地としては、作業服用としての組織は、ハーフ、逆ハーフ、サテンおよびそれらの変化組織など、またトリコット地、ラッセル地など何等限定されるものではない。さらに、かかる編物と、前記織物を、それぞれ部分的に使用して作業動作、運動動作に合せた合せて衣服の部位を形成することは好ましいことである。
【0033】
【実施例】
以下、実施例を用いて具体的に説明する。なお、本発明における吸湿性については上述した方法により測定した。臭性・風合いについては、以下の方法により測定した。
【0034】
消臭性)消臭性は消臭率によって評価した。試料3gおよび下記表1の濃度の4大悪臭ガスをそれぞれ500mlの洗浄瓶に入れ、下記表1の時間放置後、残留ガス濃度を測定し、消臭率を次式より算出した。
【0035】
消臭率=100−(残留ガス濃度)/(初期ガス濃度)×100
【表1】
Figure 0003780624
(風合い)
生地を掴んだときの感触で、非常に柔らかい、柔らかい、やや硬い、硬い、非常に硬いの5段階で評価した。
【0036】
また、実施例の供試織物には以下の2種類のものを用いた。
【0037】
供試生地A:
ポリエステル100%の150デニール、48フィラメント仮ヨリ加工糸を経糸に2本、緯糸に2本を使用した、織物組織:2/2綾、経密度が99本/インチ、緯密度が56本/インチの生機を精練、乾熱セット、8%減量後、蛍光染料であるミカホワイト−MTN(日本化薬(株)製)を0.2%owf用いて常法で染色し、洗浄、乾燥したもの。
【0038】
供試生地B:
ポリエステル100%の150デニール、48フィラメント仮ヨリ加工糸を経糸2本に、緯糸にポリエステルと綿を1:1の比率で混合紡績した34番手双糸を使用した、織物組織:2/2綾、経密度が99本/インチ、緯密度が56本/インチの生機を精練、乾熱セット、8%減量後、蛍光染料であるミカホワイト−MTN(日本化薬(株)製)を0.2%owf用いて常法で染色し、洗浄、乾燥したもの。
【0039】
実施例1
供試生地Aを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0040】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸 :3wt%
一般式[II]においてX=CH3,n=9のモノマー:0.6wt%
N−メチロールアクリルアミド :0.2wt%
過硫酸アンモニウム :0.06wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表2に示す。
【0041】
【表2】
Figure 0003780624
【0042】
実施例2
供試生地Aを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0043】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:15wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:3wt%
N−メチロールアクリルアミド :1wt%
過硫酸アンモニウム :0.3wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表2に示す。
【0044】
表2より、△MR、消臭性ともに十分な性能を持っていることが分かる。
【0045】
実施例3
供試生地Aを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0046】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:45wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:9wt%
N−メチロールアクリルアミド :3wt%
過硫酸アンモニウム :0.9wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表2に示す。
【0047】
表2より、風合いはやや硬いものの、△MR、消臭性ともに十分な性能を持っていることが分かる。
【0048】
実施例4
供試生地Bを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0049】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:15wt%
苛性ソーダ(有効成分30%) :9.6wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:3wt%
N−メチロールアクリルアミド :1wt%
過硫酸アンモニウム :0.3wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表2に示す。
【0050】
綿混の場合、強酸性の処理液で処理を行うと綿が脆化してしまう。そのため、該処理液を苛性ソーダで中和することにより、綿を脆化させることなく加工ができることが表2より分かる。
【0051】
比較例1
供試生地Aを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0052】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:15wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:3wt%
N−メチロールアクリルアミド :1wt%
過硫酸アンモニウム :0.3wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、湯水洗、乾燥した。次いで、乾燥機で180℃・1分セットし、評価に供した。結果を表2に示す。
【0053】
表2より、ポリスルホン酸のスルホン酸基がZn2+、Cu2+等の金属イオンに置換されていないため、硫化水素、メチルメルカプタンに対する消臭性に欠ける。
【0054】
比較例2
供試生地Aを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0055】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:2.5wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:0.5wt%
N−メチロールアクリルアミド :0.17wt%
過硫酸アンモニウム :0.05wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表2に示す。
【0056】
表2より、ポリスルホン酸の付着量が1%に満たないと、本発明の目的である吸湿性が十分付与できないことが分かる。
【0057】
比較例3
供試生地Aを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0058】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:50wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:10wt%
N−メチロールアクリルアミド :3.3wt%
過硫酸アンモニウム :1wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表2に示す。
【0059】
表2より、ポリスルホン酸の付着量が20%“越えると、風合いが粗硬になり本発明の目的であるポリエステル作業服には使用できない。
【0060】
比較例4
供試生地Aを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0061】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:15wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:3wt%
N−メチロールアクリルアミド :1wt%
過硫酸アンモニウム :0.06wt%
硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表2に示す。
【0062】
表2より、ポリスルホン酸が固着されていないと吸湿性、消臭性ともに洗濯耐久性が低いことが分かる。
【0063】
実施例5
実施例2で作製した本発明の複合機能付与ポリエステル100%織物、未加工の供試生地A(ポリエステル100%織物)、さらに未加工の供試生地B(綿を約20%含むポリエステル/綿織物)を用いてそれぞれワーキングブルゾンを縫製し、男性5名により、30℃×65%RHの恒温恒湿室内で時速6kmの歩行運動を1時間行った後、着用者の官能試験により快適性を評価した。その評価結果を表3に示す。
【0064】
【表3】
Figure 0003780624
表3より、本発明の複合機能付与ポリエステル100%織物は、未加工の供試生地A、供試生地Bに比べあらゆる面で快適であることが実着用でも証明されたことが分かる。
【0065】
さらに、編物の実施例の供試生地には以下の2種類のものを用いた。
【0066】
供試生地C:
32ゲージの3枚オサ仕様のシングルトリコット機で、フロントオサにポリエステル100%の50デニール、36フィラメント仮ヨリ加工糸を総詰め、ミドルオサにポリエステル100%の150デニール、48フィラメント仮ヨリ加工糸を総詰め、バックオサにポリエステル100%75デニール、36フィラメント仮ヨリ加工糸を同じく総詰めで使用し、ランナー速度がフロントオサは138cm/Rc、ミドルオサは44.5cm/Rc、バックオサは164cm/Rcオサの動きがフロント1001、ミドル1210、バック0011の組織である生機を作成した。該生機を精練、乾熱セット、8%減量後、蛍光染料であるミカホワイト−MTN(日本化薬(株)製)を0.2%owf用いて常法で染色し、洗浄、乾燥した経編地。
【0067】
供試生地D:
32ゲージの3枚オサ仕様のシングルトリコット機で、フロントオサにポリエステル100%の50デニール、36フィラメント仮ヨリ加工糸を総詰め、ミドルオサに綿100%の40番手糸を総詰め、バックオサにポリエステル100%75デニール、36フィラメント仮ヨリ加工糸を同じく総詰めで使用し、ランナー速度がフロントオサは138cm/Rc、ミドルオサは44.5cm/Rc、バックオサは164cm/Rc、オサの動きがフロント1001、ミドル1210、バック0011の組織である生機を作成した。該生機を精練、乾熱セット、8%減量後、蛍光染料であるミカホワイト−MTN(日本化薬(株)製)を0.2%owf用いて常法で染色し、洗浄、乾燥した経編地。
【0068】
実施例6
供試生地Cを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0069】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:3wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:0.6wt%
N−メチロールアクリルアミド :0.2wt%
過硫酸アンモニウム :0.06wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表4に示す。
【0070】
【表4】
Figure 0003780624
【0071】
実施例7
供試生地Cを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0072】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:15wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:3wt%
N−メチロールアクリルアミド :1wt%
過硫酸アンモニウム :0.3wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表4に示す。
【0073】
表4より、△MR、消臭性ともに十分な性能を持っていることが分かる。
【0074】
実施例8
供試生地Cを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0075】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:45wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:9wt%
N−メチロールアクリルアミド :3wt%
過硫酸アンモニウム :0.9wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表4に示す。
【0076】
表4より、風合いはやや硬いものの、△MR、消臭性ともに十分な性能を持っていることが分かる。
【0077】
実施例9
供試生地Dを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0078】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:15wt%
苛性ソーダ(有効成分30%) :9.6wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:3wt%
N−メチロールアクリルアミド :1wt%
過硫酸アンモニウム :0.3wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表4に示す。
【0079】
綿混の場合、強酸性の処理液で処理を行うと綿が脆化してしまう。そのため、該処理液を苛性ソーダで中和することにより、綿を脆化させることなく加工ができることが表4より分かる。
【0080】
比較例5
供試生地Cを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0081】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:15wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:3wt%
N−メチロールアクリルアミド :1wt%
過硫酸アンモニウム :0.3wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、湯水洗、乾燥した。次いで、乾燥機で180℃・1分セットし、評価に供した。結果を表4に示す。
【0082】
表4より、ポリスルホン酸のスルホン酸基がZn2+、Cu2+等の金属イオンに置換されていないため、硫化水素、メチルメルカプタンに対する消臭性に欠ける。
【0083】
比較例6
供試生地Cを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0084】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:2.5wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:0.5wt%
N−メチロールアクリルアミド :0.17wt%
過硫酸アンモニウム :0.05wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表4に示す。
【0085】
表4より、ポリスルホン酸の付着量が1%に満たないと、本発明の目的である吸湿性が十分付与できないことが分かる。
【0086】
比較例7
供試生地Cを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0087】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:50wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:10wt%
N−メチロールアクリルアミド :3.3wt%
過硫酸アンモニウム :1wt%
乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20)処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表4に示す。
【0088】
表4より、ポリスルホン酸の付着量が20%“越えると、風合いが粗硬になり本発明の目的であるポリエステル作業服には使用できない。
【0089】
比較例8
供試生地Cを下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率50%なるように絞り、乾燥機で120℃・2分乾燥した。
【0090】
[処理液組成]
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸:15wt%
一般式[I]においてX=CH3,n=9のモノマー:3wt%
N−メチロールアクリルアミド :1wt%
過硫酸アンモニウム :0.06wt%
硫酸亜鉛7水和物5%owfを用いて、浴中で80℃・20分(浴比1:20処理し,湯水洗、乾燥し、評価に供した。結果を表4に示す。
【0091】
表4より、ポリスルホン酸が固着されていないと吸湿性、消臭性ともに洗濯耐久性が低いことが分かる。
【0092】
実施例10
実施例2で作製した本発明の複合機能付与ポリエステル100%経編地、未加工の供試生地C(ポリエステル100%経編地)、さらに未加工の供試生地D (綿を約20%含むポリエステル/綿経編地)を用いてそれぞれ看護白衣を縫製し、女性5名により、30℃×65%RHの恒温恒湿室内で時速6kmの歩行運動を30分行った後、着用者の官能試験により快適性を評価した。その評価結果を表5に示す。
【0093】
【表5】
Figure 0003780624
表5より、本発明の複合機能付与ポリエステル100%経編地は、未加工の供試生地A、供試生地Bに比べあらゆる面で快適であることが実着用でも証明されたことが分かる。
【0094】
【発明の効果】
本発明によれば、作業服用、白衣用、介護衣用などのワーキングウェアとして好適な素材を提供することができる。

Claims (4)

  1. ポリスルホン酸を主体とする化合物が1〜20%owf付与されたポリエステルフィラメント織編物において、該織編物が下記(1)または下記(2)を満足する織編構造であり、かつ、該織編物の吸放湿パラメーター(△MR)が1%以上で、アンモニアの消臭率が80%以上であることを特徴とする吸湿性・消臭性織編物。
    (1)該ポリエステルフィラメント織編物が、その経糸および緯糸の織密度が、それぞれ50〜250本/インチであって、かつ、該経糸および緯糸のうち少なくとも一方が、単糸繊度0.1〜10デニール、総繊度75〜350デニールの糸を用いてなる織物である。
    (2)該ポリエステルフィラメント織編物が、その密度がウェル方向は18〜40ウェル/インチ、コース方向は30〜70コース/インチであって、フロント糸、ミドル糸およびバック糸のうち少なくとも一つが、単糸繊度0.1〜20デニール、総繊度15〜350デニールの糸を用いてなる経編地で構成された編物である。
  2. 該ポリスルホン酸を主体とする化合物が、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸および架橋剤を共重合したポリマーである請求項1記載の吸湿性・消臭性織編物。
  3. 該ポリスルホン酸を主体とする化合物が、スルホン酸基がZn2+、Cu2+、Ni、Mn2+、Ag、Fe2+からなる群より選ばれた少なくとも1種の金属イオンで置換されたものである請求項1または2記載の吸湿性・消臭性織編物。
  4. 該吸湿性・消臭性織編物が、作業服用、白衣用または介護衣用である請求項1〜3のいずれかに記載の吸湿性・消臭性織編物。
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