JP3518148B2 - 吸湿性繊維構造物 - Google Patents

吸湿性繊維構造物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐久性のある優れ
た吸放湿性を有し、しかも風合いの柔軟な吸湿性繊維構
造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルやナイロンなどの合成繊維
は、優れた物理的および化学的特性を有しているため広
く利用されているが、その反面、吸湿性が低いために着
用時に蒸れやすく、帯電しやすいという欠点があり、改
善が望まれている。
【0003】このため、例えば、後加工面からは合成繊
維にアクリル酸やメタクリル酸をグラフト重合させたり
(特公昭60−34979号公報)、セルロース微粉末
や特定のポリアミノ酸系樹脂などの吸湿性物質を合成繊
維に付与させたりする方法(特開平2−84565号公
報、特開平2−145872号公報)が提案されてい
る。
【0004】また、ポリアルキレングリコールセグメン
トを有する共重合体を浸漬処理でポリエステル繊維に付
着させたり(特公昭53−46960号公報)、ラジカ
ル重合可能な親水性モノマーを付与した後、ポリエステ
ル繊維上で重合させる方法(特公昭58−46589号
公報)も提案されている。
【0005】原糸面からは、紡糸前に特定のシュウ酸塩
を配合し、紡糸後の工程で一部溶出させ、毛細凝縮孔を
形成させたり(特公昭62−7285号公報)、金属ス
ルホネート化合物を含むポリエステル繊維をアルカリ処
理することによって毛細凝縮孔を形成させたり(特開昭
60−155770号公報)して吸湿性を付与する方法
が提案されている。
【0006】また、耐久性のある吸放湿性を有し、しか
も風合いの柔軟な繊維材料を得る方法として特開平6−
280165号公報が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法では、綿、絹、レーヨンでは脆化あるいは変色が
発生するという問題が惹起したり、性能や耐久性が不十
分であったり、風合いが粗硬になる欠点があった。
【0008】本発明は、綿、絹、レーヨンであっても脆
化あるいは変色が発生することなく、あらゆる素材に対
して耐久性のある優れた吸放湿性を有し、しかも風合い
の柔軟な吸湿性繊維構造物を提供せんとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、掛かる課題を
解決するために次の手段を採用する。すなわち、本発明
の吸湿性繊維構造物は、2−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸ナトリウムを重合してなるポリマ
ーまたは/および共重合体が繊維表面に固着されている
ことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、綿、絹、レーヨンなど
の天然繊維の脆化や変色を発生させずに、柔軟な風合い
のまま耐久性のある優れた吸放湿性を各種繊維に付与す
ることについて鋭意検討したところ、特定な化合物を用
いることにより、見事にかかる課題を解決することを究
明したものである。
【0011】本発明においては、2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウムを重合してな
るポリマーとしては、スチレンスルホン酸ナトリウム、
イソプレンスルホン酸ナトリウム、アリルスルホン酸ナ
トリウム、メタクリルスルホン酸ナトリウムなどのビニ
ルスルホン酸ナトリウム系モノマーとの共重合体、さら
に2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
ナトリウムからなるモノマーと架橋剤との共重合体など
を使用することができる。
【0012】また、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸、2−アリルオキシ−2−ヒドロキシ
プロパンスルホン酸、スルホエチルメタクリレートなど
スルホン酸基の末端がナトリウムでないものであって
も、調液時に苛性ソーダ、ソーダ灰、重曹等のアルカリ
性化合物を添加することにより容易にナトリウムに置換
することができる。その際のpHは、綿、絹、レーヨン
の脆化あるいは変色を防ぐという観点から5〜12の範
囲で調整するのが好ましい。
【0013】かかるポリマーのうち、重合効率と吸湿性
の点から、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸ナトリウムおよびスチレンスルホン酸ナトリウ
ムから選ばれた少なくとも1種からなるポリマーが好ま
しい。
【0014】また、本発明においては、より高い耐久性
を得るため、架橋剤を併用することが好ましい。架橋剤
としては、生成されるポリマーを3次元化させるために
多官能のビニルモノマーが好ましく、その例として下記
一般式[1]で示されるものを用いることができる。
【0015】
【化1】 また、架橋促進のために、風合いをあまり粗硬にしない
程度に、メチロール基を有するビニルモノマー、例え
ば、N−メチロールアクリルアミドやN−メチロールメ
タクリルアミドなどを併用してもよい。ビニルスルホン
酸ナトリウムと同様に、架橋剤についても2種以上用い
ることは何ら差し支えない。
【0016】前記のモノマーを共重合させるための重合
開始剤としては、通常のラジカル重合開始剤を使用でき
る。例えば、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過
酸化水素などの無機系重合開始剤や、2,2´−アゾビ
ス(2−アミディノプロパン)ジハイドロクロライド、
2,2´−アゾビス(N,N´−ジメチレンイソブチラ
ミディン)ジハイドロクロライド、2−(カルバモイラ
ゾ)イソブチロニトリルなどの有機系重合開始剤を用い
ることができる。また、過酸化ベンゾイル、アゾビスイ
ソブチロニトリルなどの水不溶性重合開始剤をアニオ
ン、ノニオンなどの界面活性剤で乳化させて用いてもよ
い。コスト、取扱の容易さの観点から過硫酸アンモニウ
ムが好ましく用いられる。さらに、重合効率を高めるた
めに、重合開始剤としての過酸化物と還元性物質を併用
するいわゆるレドックス系重合開始剤を用いてもよい。
【0017】本発明の2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸ナトリウムを重合してなるポリマー
または/および共重合体は、仕上げ加工剤、例えば、撥
水剤、柔軟剤、難燃剤、抗菌防臭剤、帯電防止剤などを
必要に応じて処理液に添加することができ、しかも、こ
れらの薬剤機能をそれぞれ発揮せしめ得るという特徴を
有する。特にシリコーン系撥水剤、フッ素系撥水剤など
の撥水剤や、第4級アンモニウム塩化合物、亜鉛化合
物、銅化合物、キチン、キトサンなどの抗菌防臭剤、さ
らにポリアルキレングリコール含有化合物、有機金属塩
含有化合物、イミダゾール系化合物などの帯電防止剤な
どの仕上げ加工剤との組み合わせが好ましく使用され
る。これらの仕上げ加工剤は、好ましくは3〜20重量
%の範囲で処理液中に配合されて使用される。
【0018】処理液を布帛に付与する方法としては、通
常用いられる手段を利用することができる。例えば、パ
ディング法、スプレー法、キスロールコーター、スリッ
トコーターなどを用いることができる。
【0019】本発明において、2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸ナトリウムを共重合させる
方法としては、ラジカル重合に用いられるあらゆる手段
を利用することができる。例えば、乾熱処理、スチーム
処理、浸漬法、コールドバッチ法、マイクロ波処理、紫
外線処理などを用いることができる。これらの手段は、
単独で適用してもよいし、加熱効率を高めるために、例
えば、スチーム処理または乾熱処理時にマイクロ波処理
または紫外線処理を併用するなどしてもよい。なお、空
気中の酸素が存在すると重合が進みにくくなるので、乾
熱処理、マイクロ波処理、紫外線処理の場合には、不活
性ガス雰囲気下で処理するのが好ましく、コールドバッ
チ法の場合にも、シール材で密閉するのが好ましい。
【0020】これらの重合方法の中では、スチーム処理
が重合効率および処理の安定性の観点から好適である。
スチーム処理は、常圧スチーム、過熱スチーム、高圧ス
チームのいずれでもよいが、コスト面からは、常圧スチ
ームまたは過熱スチームが好ましい。スチーム処理温度
は、80〜180℃が好ましく、100〜150℃がよ
り好ましい。スチーム処理時間は、1〜10分程度でよ
い。
【0021】なお、本発明においては、モノマーを重合
させる前に、風乾あるいは乾燥機などで予備乾燥するこ
とも好ましく行われる。
【0022】本発明において、2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸ナトリウムを重合してなる
ポリマーまたは/および共重合体の固着量は、吸湿性能
の耐久性と風合いの観点1〜20%owfであることが
好ましく、3〜10%owfであることはより好まし
い。2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸ナトリウムを重合してなるポリマーまたは/および共
重合体の固着量が1%owfに満たないと吸湿性能が劣
る傾向がでてくるし、20%owfを越えると風合いが
粗硬になる傾向がある。
【0023】本発明に用いる繊維材料としては、ポリエ
ステル、ナイロン、アクリル、綿、絹、ウール、レーヨ
ン、ビニロン、アセテートなどあらゆる繊維材料を用い
ることができ、これらを混紡、混繊、交織、交編した混
用素材を用いることもできる。また、繊維の形態として
は、フィラメント、ステープル、織編物、不織布などい
かなる形態であってもよい。
【0024】
【実施例】以下、実施例および比較例を用いて本発明を
詳細に説明する。なお、実施例中に記載した各種性能の
評価は以下の方法による。 [洗濯]自動反転渦巻き式電気洗濯機(東芝(株)製;
VH−1150と同性能のもの)に、45cm×45cmの
試験布500gと、40±2℃の0.2%弱アルカリ性
合成洗剤(JIS K−3371弱アルカリ性・第1
種)液25■とを入れ、強条件で25分間洗濯した。次
いで、遠心脱水機で30秒間脱水後、常温水をオーバー
フローさせながら10分感すすぎを行なった。その後、
再度30秒間脱水し、同条件で10分間すすいだ前記方
法を洗濯5回とする。本発明では、これを4回繰り返し
洗濯20回とした。
【0025】[樹脂付着量] 樹脂付着量[%]=[(A−B)/B]×100 ここで、A:加工後の生地重量 B:加工前の生地重量 ここで、生地重量とは20℃×65%RH雰囲気下に2
4時間放置したときの重量をいう。
【0026】[吸湿性] △MR(%)=MR2 −MR1 ここで、MR1 とは絶乾状態から20℃×65%RH雰
囲気下に24時間放置したときの吸湿率(%)をいい、
洋服タンスの中に入っている状態、すなわち着用前の環
境に相当する。また、MR2 とは絶乾状態から30℃×
90%RH雰囲気下に24時間放置したときの吸湿率
(%)をいい、運動状態における衣服内の環境にほぼ相
当する。
【0027】△MRは、MR2 からMR1 の値を差し引
いた値で表されるものであり、衣服を着用してから運動
したときに、衣服内のムレをどれだけ吸収するかに相当
し、△MR値が高いほど快適であるといえる。一般に、
ポリエステルの△MRは0%、ナイロンで2%、綿で4
%、ウールで6%と言われている。
【0028】[風合い]生地を掴んだときの感触を、非
常に柔らかい、柔らかい、やや硬い、硬い、非常に硬い
の5段階で評価した。
【0029】実施例1 ポリエステル、ナイロン、綿、絹、レーヨンの各平織物
を下記組成の処理液に浸漬後、マングルで絞り率40%
になるように絞り、乾燥機で120℃×2分乾燥した。
【0030】 2-アクリルアミド−2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウム 160g/l N-メチロールアクリルアミド 10g/l 過硫酸アンモニウム 3g/l 下記式においてX=メチル、n=9のモノマーA 30g/l
【化2】 乾燥後、100℃の過熱スチーマーで3分間処理し、湯
水洗、乾燥した。次いで、乾燥機で180℃・1分間セ
ットし、評価に供した。結果を表1に示す。
【0031】表1より、どの素材も脆化、変色すること
なく、洗濯耐久性に優れた吸湿性および実用風合いを有
する吸湿性繊維が得られることが分かる。
【0032】実施例2 処理液を下記組成とした以外は、実施例1と全く同じ処
理を施して試料を作製した。結果を併せて表1に示し
た。
【0033】 2-アクリルアミド−2-メチルプロパンスルホン酸 160g/l 苛性ソーダ(有効成分30%) 100g/l 前記モノマーA 30g/l N-メチロールアクリルアミド 10g/l 過硫酸アンモニウム 3g/l 表1より、調液時に苛性ソーダでナトリウム置換したも
のであっても、実施例1と同様の吸湿性繊維が得られる
ことが分かる。
【0034】比較例1 処理液を下記組成とした以外は、実施例1と全く同じ処
理を施して試料を作製した。結果を併せて表1に示す。
【0035】 2-アクリルアミド−2-メチルプロパンスルホン酸 160g/l 前記モノマーA 30g/l N-メチロールアクリルアミド 10g/l 過硫酸アンモニウム 3g/l 表1より、ナトリウム置換されていない場合、ポリエス
テルは何等問題ないが、ナイロン、絹では変色、綿、レ
ーヨンに至っては脆化して形態を失ってしまうことが分
かる。
【0036】実施例3 処理液を下記組成とした以外は、実施例1と全く同じ処
理を施して試料を作製した。結果を併せて表1に示す。
【0037】 2-アクリルアミド−2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウム 16g/l 前記モノマーA 3g/l N-メチロールアクリルアミド 1g/l 過硫酸アンモニウム 0.3g/l 表1より、ビニルスルホン酸ナトリウムの付着量が1%
owfに満たないと、吸湿性能が劣る傾向を示す。
【0038】実施例4 処理液を下記組成とした以外は、実施例1と全く同じ処
理を施して試料を作製した。結果を併せて表1に示す。
【0039】 2-アクリルアミド−2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウム 480g/l 前記モノマーA 90g/l N-メチロールアクリルアミド 30g/l 過硫酸アンモニウム 9g/l 表1より、ビニルスルホン酸ナトリウムの付着量が20
%owfを越えると、風合いが粗硬になる傾向を示す。
【0040】
【表1】 実施例5、6 実施例1、2のそれぞれにおいて、処理液組成液中に次
の仕上げ加工剤を配合した以外は、実施例1と同一条件
で処理した。
【0041】 実施例1:シリコーン系撥水剤5重量%(実施例5) 実施例2:第4級アンモニウム塩化合物3重量% ポリエチレングリコール含有化合物5重量%(実施例
6) その結果、撥水剤を配合した実施例5の処理品では撥水
性が付与されていたし、抗菌防臭剤と帯電防止剤が配合
された実施例6の処理品では抗菌防臭性と帯電防止性が
付与されていた。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、綿、絹、レーヨンであ
っても脆化あるいは変色が発生することなく、あらゆる
素材に対して耐久性のある優れた吸放湿性を有し、しか
も風合いの柔軟な吸湿性繊維構造物を得ることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−280164(JP,A) 特開 昭64−11675(JP,A) 特開 平5−132867(JP,A) 特開 平7−119042(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 15/21 D06M 15/285

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
    スルホン酸ナトリウムを重合してなるポリマーまたは/
    および共重合体が繊維表面に固着されていることを特徴
    とする吸湿性繊維構造物。
  2. 【請求項2】前記2−アクリルアミド−2−メチルプロ
    パンスルホン酸ナトリウムを重合してなるポリマーまた
    は/および共重合体が1〜20%owfの範囲で固着さ
    れている請求項1記載の吸湿性繊維構造物。
  3. 【請求項3】前記2−アクリルアミド−2−メチルプロ
    パンスルホン酸ナトリウムを重合してなる共重合体が、
    架橋されているものである請求項1記載の吸湿性繊維構
    造物。
  4. 【請求項4】前記繊維が、ポリエステル/ナイロン混繊
    維、ポリエステル/綿混繊維、ポリエステル/レーヨン
    混繊維、ポリエステル/絹混繊維、ナイロン繊維および
    ナイロン/綿混繊維から選ばれた少なくとも1種である
    請求項1記載の吸湿性繊維構造物。
  5. 【請求項5】前記2−アクリルアミド−2−メチルプロ
    パンスルホン酸ナトリウムを重合してなるポリマーまた
    は/および共重合体が、撥水材、帯電防止剤および抗菌
    防臭剤から選ばれた少なくとも1種を含有する請求項1
    記載の吸湿性繊維構造物。
  6. 【請求項6】2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
    スルホン酸ナトリウムからなるポリマーまたは/および
    その共重合体を繊維表面に固着するにあたって、2−ア
    クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウ
    ムおよび重合開始剤を含有し、かつpH5〜12に調整
    された処理液を用いることを特徴とする吸湿性繊維構造
    物の製造方法。
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