JP2920966B2 - 衣料用織物 - Google Patents

衣料用織物

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、良好な吸湿特性と放湿特性を兼ね備えた快
適なポリエステル系合成繊維からなる衣料用織物に関す
る。
[従来の技術] 従来、合成繊維に吸放湿性能を付加することで快適性
を付与しようとする試みが、たとえば、特開昭63−2278
72号公報に開示されている。
これは、グラフト重合によりポリアミドからなる布帛
にカルボキシル基,スルホン基やアミド基を繊維内部に
導入することにより吸放湿性能を改善しようとするもの
である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記技術の場合には、吸放湿性能を付
与することはできても、得られた布帛の風合いは、剛
く、粗硬感があり、また、ストレッチ性が不足するなど
の問題があった。
本発明は、かかる問題点を解決せんとするものであ
り、機能面、風合い面ともに優れた衣料用織物を提供す
るものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、次の構成を有
する。すなわち、 親水性モノマーをグラフト重合して得られるポリエス
テル系合成繊維からなる衣料用織物であって、20℃,65
%RHから30℃,90%RHへ変化させたときの15分後の吸湿
率(以下、A値)が0.5%以上4.0%以下、30℃,90%RH
から20℃,65%RHへ変化させたときの15分後の吸湿率
(以下、B値)が0.7%以上4.5%以下、織クリンプ率/
{繊度1/2×密度}がタテ糸,ヨコ糸ともに0.8×10-2
3.3×10-2であり、厚さT(mm)と目付W(g/m2)が下
記(I)式を満足することを特徴とする衣料用織物であ
る。
200T+30<W<200T+130 (I) ここで、織クリンプ率の単位は%,繊度の単位はデニ
ール(以下、d),密度の単位は本/inである。
また、上記A値,B値は、以下のとおり測定した値をい
う。
ガラス秤量びんに約1gの布帛試料を入れ、開放状態で
110℃に設定した乾燥機(ベーキングマシン)中で2時
間絶乾し、その後、秤量びんを密封状態にしてシリカゲ
ルのデシケータ中で30分間放冷した後、正確に重量(ス
タート時重量)を測定する。次に、20℃,65%RHの温湿
度条件に保った恒温恒湿槽内に開放状態にした上記試料
入り秤量びんを入れて24時間放置し、その後、再び秤量
びんを密封状態としてシリカゲル入りデシケータ中で30
分間放置した後、正確に重量を測定する。引き続き、30
℃,90%RHの温湿度条件に保った恒温恒槽内に開放状態
にした秤量びんを入れ、吸湿させた15分後の重量(15分
後重量)を測定する。これらのデータから、A値を次式
により求める。
なお、第1図に示したUの線図を描くには、引続き30
℃,90%RHの温湿度条件下に置いたときの、5分,10分,1
5分,30分,60分,24時間後における吸湿させた重量を測定
すればよい。
さらに、上記の24時間後の重量(24時間後重量)を測
定した後、20℃,65%RHの温湿度条件に保った恒温恒湿
槽内に、秤量びんを開放状態で入れ、放湿された15分後
の重量(15分後重量)を測定する。これらのデータか
ら、B値を次式により求める。
なお、第1図に示したDの線図を描くには、引続き20
℃,65%RHの温湿度条件下に置いたときの、5分,10分,1
5分,30分,60分,24時間後における放湿させた重量を測定
すればよい。
以下、図面に基づいて、本発明の衣料用織物について
説明する。
第1図は、本発明の快適性に優れた衣料用織物をもつ
吸放湿特性の一例を説明する線図であり、曲線Uは、該
素材を20℃,65%RH下に置き平衡状態に達せしめた後、3
0℃,90%RH状態下に置いてから平衡状態になるまでの吸
湿の様子を示し、横軸に経過時間、縦軸に吸湿率を示
す。
そして、第1図において示すA値は、その際の15分後
における吸湿率を意味し、吸湿特性のパラメータとなる
値である。また、曲線Dは、逆に30℃,90%RH下での平
衡状態から、20℃,65%RH状態下に置いた際に平衡状態
になるまでの放湿の様子を示すものであり、同図におい
て示すB値は、その際の15分後における放湿率を意味
し、放湿特性のパラメータとなる値である。
第2図は、比較のために、従来の通常のポリエステル
系合成繊維100%からなる編物の吸放湿特性を説明する
線図であり、曲線Uと曲線Dは、第1図の曲線と同じ
く、20℃,65%RH下においたときの平衡に至るまでの状
態と30℃,90%RH下においたときの平衡に至るまでの状
態のヒステリシス曲線を示す。そして、従来の通常のポ
リエステル系合成繊維100%からなる編物ではA値、B
値とも、あまりにも小さいレベルのものである。
本発明の衣料用織物は、吸湿スピードの指標であるA
値を0.5%以上4.0%以下とするものであり、さらには1.
0%以上3.8%以下とするのが好ましい。A値が0.5%よ
り小さければ、衣服内にムレ感を感じ、一方、A値が4.
0%より大きい場合には、強度低下が著しくなる。
また、本発明の衣料用織物は、放湿スピードの指標で
あるB値を0.7%以上4.5%以下とするものであり、さら
には1.8%以上4.0%以下とするのが好ましい。B値が0.
7%より小さければ、衣服にべとつきを感じる。一方、
B値が4.0%より大きい場合には、強度の低下が著しく
なる。
また、吸放湿能力が大きい方が衣服内湿度の調整をす
みやかに行なえるという観点から、第1図に示したU、
Dの吸放湿スピード曲線すなわちヒステリシス曲線で囲
まれた面積がより大きいことが望ましい。
A値,B値を上記の範囲内とするには、たとえば、ポリ
エステル系合成繊維もしくは該繊維からなる織物に親水
性モノマーをグラフト重合すれば良い。
親水性モノマーとしては、アクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸、マレイン酸、ブテントリカルボン酸な
どのビニルカルボン酸系化合物、アリルスルホン酸、メ
タクリルスルホン酸、スチレンスルホン酸などのビニル
スルホン酸系化合物、またはアクリルアミド、メタクリ
ルアミド、N−メチロールメタクリルアミドなどのアミ
ド系ビニルモノマーなどが用いられる。
グラフト重合方法としては、予めベンゾイルパーオキ
サイドなどの有機過酸化物で前処理しておき、次いで前
述のモノマーの水溶液を用いて加熱処理を施しグラフト
重合を行なう方法や、あるいは重合開始剤とモノマーを
同時に処理する方法などがある。また、繊維に対するモ
ノマーの処理方法としては、液中加熱法、パッドシール
加熱法、スプレーシール加熱法、コーティングシール加
熱法などがある。
さらに、本発明の衣料用織物を得るには、グラフト重
合などにより、多量のカルボキシル基や、スルホン酸基
あるいはアミド基を繊維内部に導入することが有効であ
り、そのためには、グラフト重合効率の高いポリエステ
ル系合成繊維材料を用いることが望ましい。具体的に
は、繊維中に第二、第三成分として、ポリエチレングリ
コール系化合物、ポリブチレングリコール系化合物、あ
るいはイソフタル酸や5−スルホ−イソフタル酸、アジ
ピン酸などを共重合したものはグラフト重合効率を向上
することができ好ましいものであり、繊維物性を大幅に
低下させることなくグラフト重合効率を大幅に向上でき
る点から、アジピン酸が特に好ましい。
また、繊維中にシリカゲルや炭酸カルシウムあるい
は、アルキルスルホン酸やアルキルベンゼンスルホン酸
などの水溶性化合物を添加しておき、後で熱水処理やア
ルカリ減量処理を施すことなどにより、該化合物を除去
せしめて繊維表面に多数の凹凸を与えてグラフト重合を
しやすくする方法も好ましく採用され、さらには、これ
と同様の手段を用いて繊維断面形状を異形化せしめてグ
ラフト重合をしやすくするという方法なども好ましい。
これらの手段、換言すれば、繊維の表面積を大きくす
るという手段が前述の如くグラフト重合による改質を容
易とするとともに、吸湿、放湿スピードを高くする上で
も好ましいものである。
ただし、一般に、合成繊維もしくは該繊維からなる織
物にグラフト重合を行なう場合、グラフト重合を施さな
い場合に比べ、剛く、粗硬感の著しいものとなる。これ
は、グラフト重合により繊度が増大し、糸糸間の自由度
が減少するためである。
そこで、本発明の衣料用織物においては、織クリンプ
率/{繊度1/2×密度}をタテ糸,ヨコ糸ともに0.8×10
-2〜3.3×10-2とするものである。
ここで、織クリンプ率とは、織物状態で10cmであった
織糸が、0.1g/デニールの荷重をかけて伸ばされた部分
の長さ(cm)の10cmに対する割合を意味し、{繊度1/2
×密度}は、ストレッチ阻害因子、すなわち、織物の目
のつまり具合を表す指標を意味する。
織クリンプ率/{繊度1/2×密度}が0.8×10-2に満た
ない場合には、ストレッチ性に欠ける問題があり、一
方、織クリンプ率/{繊度1/2×密度}が3.3×10-2を越
える場合には、ストレッチ性が過大となるために用途が
限られるという問題がある。
密度を低くする手段として、最終仕上げセットの際に
幅出し率を通常の2〜3%より大きく、たとえば10%程
度として、布幅を拡げるように加工することも考えられ
るが、単にこのような手段をとるのみでは、織クランプ
率が小さくなりすぎて上記に規定する織クリンプ率/
{繊度1/2×密度}の範囲内とすることはできない。
すなわち、糸使いおよび織設計が重要なのであって、
単に仕上げ工程条件の変更のみでは本発明の目的を達成
することはできないのである。
また、本発明の衣料用織物においては、厚さT(mm)
と目付W(g/m2)が、下式(I)を満足するものであ
る。
200T+30<W<200T+130 (I) ここで、厚さTは、50g/cm2荷重時で測定した値(m
m)ををいう。
目付Wが、(200T+30)以下の場合には、ストレッチ
性に欠け、硬い風合いとなる問題があり、一方、目付W
が(200T+130)以上の場合には、手持ち感が重く、さ
らには、身体にまとわりつく問題がある。
このようにして得られる衣料用織物の、目付と厚さの
関係をみたのが第3図であり、横軸は厚さ、縦軸は目付
を表わす。
グラフト重合により繊度が増大することで、糸糸間の
自由度が減少するために、粗硬感が大きくなることは前
述した通りである。
[実施例] 以下、実施例により本発明の具体的構成・効果につい
て説明する。
(実施例1) タテ・ヨコ糸に繊度75d、36フィラメントの仮撚り加
工糸を3本合撚した通常のポリエステル系合成繊維から
なるフィラメント糸を用い、タテ・ヨコの織密度が各々
59本/inになるようなブッチャー組織に織布した。
得られた生機をソーダ灰と界面活性剤を入れた水溶液
で精練、乾燥後、下記組成のパッド液に浸漬し、マング
ル圧2kg/cm2で絞り、ロール状に巻き上げ、ポリプロピ
レンフィルムでシールを行ない、100℃の飽和スチーム
導入中でマイクロ波を照射し、60分間加熱処理した。
<パッド液組成> メタクリル酸 35% ベンゾイルパーオキサイド 2% オクチルピリジニュームクロライド 20% 水 43% この処理により、ポリエステル系合成繊維には、カル
ボキシル基が2.15×10-3g当量/g導入された。
かかる織物を、通常のソーピィング、乾燥の後、180
℃,30秒間中間セットを行ない、次いで通常の方法で分
散染料を用い、130℃,60分間染色を行なった。次いで炭
酸ナトリウム8g/水溶液で液比1:20の条件で60℃,30分
間加熱処理を行ない、カルボキシル基末端をナトリウム
置換処理をした。その後、湯洗い、水洗、乾燥をした
後、170℃,30秒間仕上げセットを施した(実施例1)。
この織物の20℃,65%RHから30℃,90%RHへ変化させた
ときの15分後吸湿率(A値)は3.04%であり、また、30
℃,90%RHから20℃,65%RHへ変化させたときの15分後放
湿率(B値)は3.48%であった。
また、この織物の厚さは0.6mm、目付は226g/m2であ
り、(I)式を満たしていた。さらにタテ糸の織クリン
プ率は20.6%,ヨコ糸の{繊度1/2×密度}は1020、ヨ
コ糸の織クリンプ率は27.6%、タテ糸の{繊度1/2×密
度}は1050であるから、織クリンプ率/{繊度1/2×密
度}はタテ糸,ヨコ糸とも0.8〜10-2〜3.3×102の範囲
内であった。
この織物の諸特性を表1に示した。
(比較例1〜3) 次に比較として本実施例1と同一の生機を、グラフト
重合改質することなく、他は実施例1と同様の方法で加
工を行った(比較例1)。
この織物の諸特性を表1に合わせて記載した。
さらに比較として本実施例と同様のポリエステル系合
成繊維を、本実施例1よりも、タテ・ヨコ密度とも約10
%増大し、65本/inの従来設計の織物を織布した。かか
る生機を実施例1と同様に加工した(比較例2)。
この織物の諸特性を表1に合わせて示した。
次に本実施例1と同一の生機を本実施例のグラフト条
件のうち、メタクリル酸の使用量のみを55%に増加し、
他は本実施例と同様の条件で加工を施した(比較例
3)。
この織物の諸特性は表1に記載したとおりであるが、
糸強力が弱くなり手で引き裂けるほどであるので実用的
ではなかった。
(実施例2) 繊度が225d、フィラメント数が96本である通常のポリ
エステル合成繊維からなる加工糸を、タテ・ヨコ密度が
それぞれ、53本/in、52本/inであるマットウース組織に
織布した。この織物は、比較例2の密度設計よりも約15
%低くしたものである。
この織物を実施例1と同様の条件でグラフト重合改質
ならびに染色仕上げを施した(実施例2)。
この織物の20℃,65%RHから30℃,90%RHへ変化させた
ときの15分後の吸湿率(A値)は2.58%であり、また30
℃,90%RHから20℃,65%RHへ変化させたときの15分後の
放湿率(B値)は3.26%であった。
また、この織物の厚さは0.55mm、目付は222g/m2であ
り(I)式を満たしていた。さらに、タテ糸の織クリン
プ率は11.4%、ヨコ糸の{繊度1/2×密度}は1258、ヨ
コ糸の織クリンプ率は13.2%、タテ糸の{繊度1/2×密
度}は1319であり、タテ糸の織クリンプ率/{繊度1/2
×密度}は0.9×10-2、ヨコ糸の織クリンプ率/{繊度
1/2×密度}は1.0×10-2であった。この織物の諸特性を
表1に併せて記載した。
(比較例4,5) 次に比較としてタテ・ヨコ密度をタテ62本/in、ヨコ6
1本/inとした以外は実施例2と同様の織物を織成した。
かかる織物をグラフト重合改質することなく、他は本
実施例2と同様の条件で加工したところ、ストレッチ性
と手持ち感のバランスがとれた風合いの良い織物となっ
たが、20℃,65%RHから30℃,90%RHへ変化させたときの
15分後の吸湿率(A値)ならびに、30℃,90%RHから20
℃,65%RHへ変化させたときの15分後の放湿率(B値)
はいずれも、0.4%以下であり、むれ感の大きな、快適
性に乏しい織物であった(比較例4)。
この織物の諸特性を表1に併せて示した。
次に、比較例4と同様の生機を本実施例2と同様の条
件でグラフト重合改質ならびに染色仕上げ加工を施した
(比較例5)。
この織物の諸特性を表1に併せて示した。吸放湿性能
は優れているが、ストレッチ性が乏しく粗硬感の強い着
心地感の悪い織物であった。
(実施例3) 繊度を56d,フィラメント数36本の仮ヨリ3本合撚糸を
タテ・ヨコ糸に用いた以外は比較例1と同様にブッチャ
ー組織に織製した。
かかる織物を実施例1と同様の条件でグラフト重合改
質ならびに染色仕上げ加工を施したところ、極めてスト
レッチ性が豊かで、手待ち感が良く、しかも吸放湿性能
を伴なう着用快適感に優れた織を得た(実施例3)。
この織物の諸特性を表1に併せて示す。
[発明の効果] 本発明により、吸湿性能を有し、風合いにも優れた衣
料用織物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の衣料用織物のもつ吸放湿特性の一例
を説明する線図である。 第2図は、比較のための、従来の通常のポリエステル系
合成繊維100%からなる織物の吸放湿特性を説明する線
図である。 第3図は、本発明の衣料用織物の目付と厚さの関係を示
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−227871(JP,A) 特開 昭63−227840(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D03D 15/00 D06M 14/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親水性モノマーをグラフト重合して得られ
    るポリエステル系合成繊維からなる衣料用織物であっ
    て、20℃、65%RHから30℃、90%RHへ変化させたときの
    15分後の吸湿率が0.5%以上4.0%以下、30℃、90%RHか
    ら20℃、65%RHへ変化させたときの15分後の吸湿率が0.
    7%以上4.5%以下、織クリンプ率/{繊度1/2×密度}
    がタテ糸、ヨコ糸ともに0.8×10-2〜3.3×10-2であり、
    厚さT(mm)と目付W(g/m2)が下記(I)式を満足す
    ることを特徴とする衣料用織物。 200T+30<W<200T+130 (I)
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